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JP3009553B2 - 駐車設備 - Google Patents

駐車設備

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Publication number
JP3009553B2
JP3009553B2 JP4332378A JP33237892A JP3009553B2 JP 3009553 B2 JP3009553 B2 JP 3009553B2 JP 4332378 A JP4332378 A JP 4332378A JP 33237892 A JP33237892 A JP 33237892A JP 3009553 B2 JP3009553 B2 JP 3009553B2
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JP
Japan
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pallet
entrance
space
storage
vehicle
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JP4332378A
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JPH06158904A (ja
Inventor
隆文 近藤
真一 神田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06158904A publication Critical patent/JPH06158904A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットを利用して車
両の入出庫を行う駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パレットを利用して車両の入出庫
を行う駐車設備としては、図18平面図に示すようなも
のがある。これは、横長の建屋101の長手方向中央の
レール104に沿ってパレット搬送台車106を移動可
能に設け、端部の対向出入口102,103から出庫車
と入庫車を出し入れすると共に、台車106によって車
両載置パレット107に車両108を載置して格納スペ
ース105と出入口102,103間を搬送するように
しており、台車106には、パレット107の固定装置
や格納スペース105に対するパレット107受授用牽
引装置が設けられている。
【0003】しかして車両108の入出庫の基本的な操
作方式は、出庫車両があるとそれをパレット107ごと
台車106によって出口102まで移動して、そこで台
車106上のパレット107から直に車両108を出
し、その後に入庫車両があれば空になった台車106上
のパレット107に直に乗せて先の出庫した空き格納ス
ペース105へ搬送する。待機中は、入庫車を優先に空
きパレット107を乗せた台車106を出入口部に止め
ている。そこで出庫要望が先に来ると、空きパレット1
07を空き格納スペース105に置いてから台車106
は出庫車を取りに行くことになる。また出庫が続いて行
われる場合、出庫後の空きパレット107を元のスペー
ス105に戻してから次の出庫移動を行う。入庫が続い
て行われる場合、先ず待機中のパレット107で入庫し
た後,近くの空きスペース105のパレット107を取
りに行き、それから入口103へ台車106は移動す
る。このように従来の駐車設備では、特に出庫や入庫が
続いた場合に、出庫後の空きパレット107を元に戻す
作業や、入庫後の次の空きパレット107を取りに行く
作業が入り、待ち時間が長くなり余り良い評価が得られ
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、入庫作業も出庫作業も
極く短い時間で行い得て、入庫だけや出庫だけが続いて
も入出庫希望者にほとんど待ち時間をとらせない駐車設
備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、長
方形状の床面を有する建屋内の長手方向床面の略中心線
沿いに敷設されたレールと、同レールの両側にレール方
向と直交して配設された格納区画スペースと、同格納区
画スペースと隣接して建屋の一部に配設された格納車両
の出入口と、同出入口と格納区画スペースとの間の移動
のために格納車両を載置するパレットとからなる駐車設
備において、上記出入口と格納区画スペース間のレール
上をパレットを載置して走行し格納区画スペース又は出
入口との間でパレットを受授する搬送主台車と、パレッ
トの受授を行う格納区画スペースとレールを挟み対向す
る格納区画スペースのパレットを載置しレール上を走行
待避する仮置副台車と、上記各台車の上部に設けられ格
納区画スペース又は出入口と各台車との間でパレットを
受授する牽引装置と、上記出入口に隣接する区画に形成
され搬送主台車から渡されたパレットを出入口を経由し
て搬送主台車に戻す循環経路と、同循環経路に設置され
到来したパレットを横方向又は縦方向に移動させる牽引
装置とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明駐車設備では、出入口部にパレット循環
経路を設けているので、出口側で出庫し終わった空きパ
レットをその経路の入口側へ循環させることができ、従
って出庫が続く場合、出庫で空いたパレットを循環経路
上に置いて次の出庫予定スペースに行くときに、搬送主
台車は入口側のパレットを乗せて行く。それまでに別の
仮置副台車で次の出庫予定の格納区画スペースと対向し
た側のパレット(車両載置済みであるかどうかは問わな
い)を出して待避していられるので、主台車が搬送して
来た車両載置又は空のパレットをその対向空きスペース
に収めて、すぐに又は同時にその場で次の出庫車パレッ
トを主台車は受けることができる。
【0007】入庫が連続する場合も同様で、出入口部の
パレット循環経路に到達した搬送主台車が運んで来たパ
レットを出口側に搬出すると同時に,入口側の入庫車パ
レットをその主台車上に乗せて格納区画スペースの空き
パレットのある位置まで行く。それまでに副台車によっ
て格納区画スペースの空きパレットと対向した側のパレ
ット(車両載置済みであるかどうかは問わない)を出し
て待避していられるので、主台車が搬送して来た入庫車
パレットを即座にその空きスペースに収めると同時に格
納区画スペースの空きパレットを主台車に引き込むこと
ができる。その後に出入口部に戻り、主台車上の空きパ
レットを出口側に搬出して同時に入口側の入庫車パレッ
トを受入れることができ、スムーズな入庫連続運転がで
きる。
【0008】入出庫同時の場合は、上記の組合わせで一
番効率良く運転される。すなわち、パレット循環経路の
入口側の入庫車パレットを主台車は引き込み、格納区画
スペースの出庫車パレットのある位置まで行く。それま
で副台車は出庫車パレットの対向側のパレットを待避さ
せているので、主台車は入庫車パレットを即座にその空
きスペースに収めて、同時に出庫車パレットを引き込ん
で戻ることができる。出入口部に戻った主台車は出庫車
パレットを循環経路の出口側に搬出し、次の入庫車パレ
ットを入口側から乗せることができる。このように入出
庫を同時に続行できる。なお副台車にて待避させたパレ
ットは主台車が運び出した空きスペースに戻すようにし
ている。
【0009】
【実施例】本発明駐車設備の実施例を図面について説明
すると、図1〜図10は第1実施例を示し、図1は本駐
車設備の平面図、図2〜図6は図1の状態に続く車両入
出作動工程を 順次示す平面図、図はパレット循環作
動要領を示す平面図、図はパレット支持ローラの側面
図、図はパレット縦牽引装置の斜視図、図10はパレ
ット横牽引装置の斜視図、図1117は本駐車設備を
地下多層階用とした第2実施例を示し、図11は地下駐
車専用階の平面図、図12は出入口専用階の平面図、図
13〜図16は駐車専用階の車両入出作動工程を 順次
示す平面図、図17は出入口専用階の車両入出作動工程
を(I)→(V)と順次示す平面図である。
【0010】第1実施例の図1において、駐車設備1
は、長方形状の床面の建屋10内に、横長手方向略中心
線沿いに敷設された2本のレール11,11に移動可能
に搬送用主台車20と仮置用副台車25を設け、レール
11,11の両外側にレール11と直交する方向に長い
車両載置パレット30を受入れる格納区画スペース1
5,・・・を対向状に多数並設し、それらスペース1
5,・・・の内左端から2番目の対向対に入口16と出
口17を設けている。これら入口16と出口17を有し
たスペース15′,15′と最左端スペース15,15
とにかけて右回り及び左回りも可能なパレット水平循環
経路40が設けられている。レール11は右端部におい
て副台車25の待避用突出部10′まで延びている。主
台車20と副台車25は、共に同じ構造と機能を有して
おり、絶縁トロリー給電を受ける電動モータによって自
走するもので、前者は入出庫搬送を、後者は効率的な入
出庫作業の補助と格納区画スペース15,・・・の納車
整理を主務としている。両台車20,25共、それら上
面に図8(A)に示すようなパレット支持ローラ27
と、図に示すパレット縦牽引装置44を備えている。
格納区画スペース15は、車両載置パレット30を受授
し支持する上記同様な従方向転動用ローラ27を備えて
いる。なお図1において、車両載置パレット総称を30
とし、30Aを空きパレット、30Bを入庫車パレッ
ト、30Cを出庫車パレット、30Dを仮置パレットと
する。
【0011】パレット水平循環経路40は、出入口部に
おいて主台車20から出口側に搬出される出庫車パレッ
ト30Cと出庫後の空きパレット30Aと入庫したばか
りの車両を載置した入庫車パレット30Bとを待機させ
ておくものである。このパレット水平循環経路40にお
けるパレット移動装置を図について説明すると、パレ
ット移動装置は、主台車20に設けられたパレット縦牽
引装置44−1と、入口16及び出口17に配置された
パレット横牽引装置42−1,42−2と、最左端のパ
レットを縦移動させるためのパレット縦牽引装置44−
2と、パレットガイドレール29及びパレット支持ロー
ラ27,28から構成される。パレット支持ローラ27
は図8(A)に示すような一方向に転動可能なローラで
あり、パレット支持ローラ28は図8(B)に示すよう
なボールベアリングタイプで全方向に転動可能なローラ
である。パレット支持ローラ28はパレットが縦,横移
動する入口16,出口17及びそれらに隣接するスペー
ス41に配置される。
【0012】パレット縦牽引装置44は、図に示すよ
うな構造で、パレット30の下面前後端の係合穴に係合
する2組の係止ピン44aを電気シリンダ44bの伸縮
で上下動させ、また可逆転ギャードモータ44dによっ
て上記係止手段44a,44bの担持体44cを移動さ
せるようになっており、パレット支持ローラ27又は2
8に支持された2組のパレット30を同時に縦移動させ
る。またパレット横牽引装置42は、図10に示すよう
にパレット縦牽引装置44とほぼ同じ構造で、係止ピン
42a及び電気シリンダ42bが1組のものである。パ
レット下面側縁部の係合穴に係止ピン42aを係合させ
ることによりパレット30を横移動させる。
【0013】以上のような構成と機能を有する駐車設備
1の作動状況を、図1及び図2〜図6について工程順に
説明する。図1において、既に主台車20に乗せて出口
側スペース15′に搬出させようとする出庫車パレット
30Cと、入庫したばかりの車両を載置した入庫車パレ
ット30Bと、出庫後の空きパレット30Aが、循環経
路40に待機列を成している。副台車25は次の出庫車
パレット30Cの対向側パレット30Dを乗せようとし
ている。次に図2 において、出庫車パレット30Cを
出庫側スペース15′に搬出すると同時に入庫車パレッ
ト30Bを主台車20に引き込んで乗せている。空きパ
レット30Aは最左端に対向した経路スペース41,4
1間でシフトさせる。この間に副台車25は次の出庫車
パレット30Cの対向側パレット30Dを乗せている。
【0014】次いで図において、主台車20は入庫車
パレット30Bを乗せて、待避した副台車25が空けて
くれた格納区間スペース15の位置に到達する。他方循
環経路40では、待機中の空きパレット30Aが入口側
右横へ1スペース循環シフトして入庫車を待機する。続
いて図において、主台車20は入庫車パレット30B
を格納区画スペース15に格納すると同時に、次の出庫
車パレット30Cを引き込んで乗せている。この間出口
側の空きパレット30Aは左横へ1スペース循環シフト
させる。他方入口側では入庫車パレット30Bが入庫車
を乗せて待機している。
【0015】次に図において、出庫車パレット30C
を乗せた主台車20は循環経路40の所定位置へ到達す
る。この間副台車25は出庫した空きスペースの位置に
停止して、パレット30Dを空きスペースとなった格納
区画スペース15に格納させようとしている。続いて図
において、副台車25はパレット30Dを格納区画ス
ペース15に格納させて、次の出庫要請に応じ待機す
る。循環経路40の所定の位置に停止している主台車2
0は、図1の運転に戻る。
【0016】以上の作動工程を基準に適宜入出庫要請に
応じ運転される。従来同様出庫の後に直ぐ入庫がある
と、無駄な移動無しに効率的に操作されることは勿論で
あるが、入庫が続く場合、主台車20が移動中でも、循
環経路40に滞留させておいた空きパレット30Aで即
座に対応して入庫作業を先行させられる。入庫したばか
りの車両を載置したパレット30Bは主台車20に入口
側から乗せられて、空きパレット30Aに対向した格納
区画スペース15のパレットをあらかじめ副台車25に
よって移動させ、空きスペースとなった格納区画スペー
ス15に格納移動される。主台車20は循環経路40に
戻る際に、空きパレット30Aを運んで出口側に搬出す
ることで入庫運転を継続する。出庫だけが続いても、次
の出庫予定車が対向側パレット30を副台車25であら
かじめ出して移しておくと、出庫を終え空きパレット3
0Aを乗せて戻って来た主台車20は、そのパレット3
0Aを事前あけておいた格納区画スペース15に納める
と同時に、対向側の出庫用パレット30を引き受けるこ
とができ、最短移動距離で出庫できるようになり、搭乗
者の待ち時間を大幅に短縮できる。
【0017】次に第2実施例の図11,図12におい
て、この駐車設備2は、第1実施例におけるパレット水
平循環経路40中に、地上の出入口専用階から各地下駐
車専用階に渡ってパレット30を昇降させるエレベータ
50を付加したパレット水平循環経路60を有している
点に特色があり、他の構造については第1実施例のもの
と同じである。
【0018】この第2実施例における駐車専用階のパレ
ット水平循環経路60は、前側において3つの経路スペ
ース61を設けると共に、後側において3つの経路スペ
ース61の内中央のスペースをエレベータ用開口61′
とし、そこにエレベータ50を設けている。地上の出入
口専用階は、地下階のエレベータ用開口61′と連通し
たエレベータ開口51と、その左右のパレット支持スペ
ース52,53と、各スペース52,53の前側の入口
52a,53a及び後側の出口52b,53bとから構
成されている。エレベータ50は、地上階から地下階の
エレベータ開口51,61′の4隅において垂直案内レ
ールによって案内され、巻き上げワイヤロープで昇降さ
れる通常のエレベータで、上述のようなパレット横牽引
装置42を上面に備えている。パレット縦牽引装置44
は、第1実施例と同様に水平循環経路60の最左端の対
向した前後の経路スペース61,61間に設けられてい
る。パレット横牽引装置42は、循環経路60の前側の
3つの経路スペース61の内の中央スペース61に設け
られており、パレットの横送り出しと引き込みが同時に
できるようになっている。
【0019】地下の駐車専用階における作動状況を、図
13〜図16について工程順に説明する。図13におい
て、エレベータ50によって既に搬入された入庫車パレ
ット30Bはエレベータ50の左側に搬出された循環経
路60に待機列を成している。エレベータ開口61′の
左右のスペース61,61はパレットの無い空き状態と
なっている。この段階では、主台車20は出庫車パレッ
ト30Cを乗せて循環経路60の右所定位置に到達し
て、乗せて来た出庫車パレット30Cを搬出しかつ同時
に入庫車パレット30Bを乗せる。エレベータ50は入
庫車パレット30Bを乗せてこの地下駐車階に到達しつ
つあり、副台車25は次の出庫車パレット30Cの位置
に停止してその対向側パレット30Dを乗せようとして
いる。
【0020】次に図14において、エレベータ50から
入庫車パレット30Bを左へ降ろすと同時に右から出庫
車パレット30Cを乗せている。主台車20は、待避し
た副台車25が以前にいた次の出庫車パレット30C位
置で、循環経路60からの入庫車パレット30Bを副台
車25が空けてくれたスペース15に搬出すると同時
に、次の出庫車パレット30Cを引き込んでいる。他方
循環経路60では、前側でパレット横牽引装置42によ
って右側へ待機中の入庫車パレット30B,30Bを1
スペースずつ横へ循環シフトさせる。続いて図15にお
いて、入庫車パレット30Bを格納し終えた主台車20
は、出庫車パレット30Cを乗せて循環経路60の上記
所定位置へ戻る。また循環経路60では、パレット縦牽
引装置44によってエレベータ開口61′の左横の入庫
車パレット30Bと、同装置44上の待機中の入庫車パ
レット30Bを1スペースずつ循環シフトさせる。エレ
ベータ開口61′の左に空きスペース61を用意してお
く。
【0021】次いで図16において、副台車25は先に
乗せたパレット30Dを、主台車20が運んで行った出
庫車パレット30Cの跡の空きスペース15に収める。
この間に主台車20は、出庫車パレット30Cを乗せて
循環経路60の上記所定位置に到達する。図13のよう
にエレベータ50の到達の有無に関係なく、即座に主台
車20は出庫車パレット30Cの搬出と入庫車パレット
30Bの引き込みとを同時に行い得る。以上の工程を基
準に適宜入出庫要請に応じて応用運転される。
【0022】なお地上の出入口専用階では、エレベータ
50より出庫車パレット30Cがエレベータ開口51の
左右に交互に搬出され、車が出庫した後の空きパレット
に車が入庫するので、入庫及び出庫も左右の入口52
a,53aと出口52b,53bとにおいて交互に行わ
れることになる。図17にてその動作を説明する。すな
わち図17(I)において、エレベータ50内に出庫車
がおり、エレベータ右側には入庫車がいる。次いで図
(II)において、エレベータ50に設けたパレット
横牽引装置42により横移動させ、出庫車パレットを搬
出すると共に入庫車パレットを搬入する。次に図17
(III)において、エレベータ50は入庫車パレット
を乗せ駐車階へ、エレベータ左側の出庫車パレットは車
が出庫する。続いて図17(IV)において、車が出庫
して空きパレットになったところへ入庫車が入る。最後
に図17(V)において、入庫車が入庫すると共にエレ
ベータ50が次の出庫車パレットを運んで来る。エレベ
ータ50内に出庫車がおり、エレベータ左側には入庫車
がいる。パレットの位置は反対であるが、図17(I)
の状態に戻り同様の動作を行う。
【0023】
【発明の効果】要するに本発明によれば、長方形状の床
面を有する建屋内の長手方向床面の略中心線沿いに敷設
されたレールと、同レールの両側にレール方向と直交し
て配設された格納区画スペースと、同格納区画スペース
と隣接して建屋の一部に配設された格納車両の出入口
と、同出入口と格納区画スペースとの間の移動のために
格納車両を載置するパレットとからなる駐車設備におい
て、上記出入口と格納区画スペース間のレール上をパレ
ットを載置して走行し格納区画スペース又は出入口との
間でパレットを受授する搬送主台車と、パレットの受授
を行う格納区画スペースとレールを挟み対向する格納区
画スペースのパレットを載置しレール上を走行待避する
仮置副台車と、上記各台車の上部に設けられ格納区画ス
ペース又は出入口と各台車との間でパレットを受授する
牽引装置と、上記出入口に隣接する区画に形成され搬送
主台車から渡されたパレットを出入口を経由して搬送主
台車に戻す循環経路と、同循環経路に設置され到来した
パレットを横方向又は縦方向に移動させる牽引装置とを
具えたことにより、入庫作業も出庫作業も極く短い時間
で行い得て、入庫だけや出庫だけが続いても入出庫希望
者にほとんど待ち時間をとらせない駐車設備を得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明駐車設備の第1実施例の平面図である。
【図2】図1の状態に続く車両入出作動工程を 示す平
面図である。
【図3】車両入出作動工程を示す平面図である。
【図4】車両入出作動工程を示す平面図である。
【図5】車両入出作動工程を示す平面図である。
【図6】車両入出作動工程を示す平面図である。
【図7】パレット循環作動要領を示す平面図である。
【図8】パレット支持ローラの側面図である。
【図9】パレット縦牽引装置の斜視図である。
【図10】パレット横牽引装置の斜視図である。
【図11】第2実施例における地下駐車専用階の平面図
である。
【図12】出入口専用階の平面図である。
【図13】駐車専用階の車両入出作動工程を 示す平面
図である。
【図14】車両入出作動工程を示す平面図である。
【図15】 車両入出作動工程を示す平面図である。
【図16】 車両入出作動工程を示す平面図である。
【図17】出入口専用階の車両入出作動工程を(I)→
(V)と順次示す平面図である。
【図18】従来の駐車設備の平面図である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の床面を有する建屋内の長手方
    向床面の略中心線沿いに敷設されたレールと、同レール
    の両側にレール方向と直交して配設された格納区画スペ
    ースと、同格納区画スペースと隣接して建屋の一部に配
    設された格納車両の出入口と、同出入口と格納区画スペ
    ースとの間の移動のために格納車両を載置するパレット
    とからなる駐車設備において、上記出入口と格納区画ス
    ペース間のレール上をパレットを載置して走行し格納区
    画スペース又は出入口との間でパレットを受授する搬送
    主台車と、パレットの受授を行う格納区画スペースとレ
    ールを挟み対向する格納区画スペースのパレットを載置
    しレール上を走行待避する仮置副台車と、上記各台車の
    上部に設けられ格納区画スペース又は出入口と各台車と
    の間でパレットを受授する牽引装置と、上記出入口に隣
    接する区画に形成され搬送主台車から渡されたパレット
    を出入口を経由して搬送主台車に戻す循環経路と、同循
    環経路に設置され到来したパレットを横方向又は縦方向
    に移動させる牽引装置とを具えたことを特徴とする駐車
    設備。
  2. 【請求項2】 循環経路が出入口に隣接する建屋の端部
    区画と同区画の搬送台車移動スペースに配置された中央
    区画で構成され、端部区画には横牽引装置が具えられる
    と共に床面にパレットの全方向移動を許容するローラが
    配設され、中央区画に縦牽引装置が具えられると共に床
    面にパレットのレールと直交する方向の移動を許容する
    ローラが配設されていることを特徴とする請求項1記載
    の駐車設備。
  3. 【請求項3】 格納区画スペースから外れた位置までレ
    ールを延長し仮置副台車の待避場を設けたことを特徴と
    する請求項1,2記載の駐車設備。
  4. 【請求項4】 循環経路の1部にエレベータを設け格納
    車両の出入口と格納区画スペースとを異なる高さに設け
    たことを特徴とする請求項1,2,3記載の駐車設備。
JP4332378A 1992-11-18 1992-11-18 駐車設備 Expired - Fee Related JP3009553B2 (ja)

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