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JP3009546U - 吃水可変船 - Google Patents

吃水可変船

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Publication number
JP3009546U
JP3009546U JP1994012007U JP1200794U JP3009546U JP 3009546 U JP3009546 U JP 3009546U JP 1994012007 U JP1994012007 U JP 1994012007U JP 1200794 U JP1200794 U JP 1200794U JP 3009546 U JP3009546 U JP 3009546U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
float
cylinder
main hull
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994012007U
Other languages
English (en)
Inventor
長博 浅原
Original Assignee
横浜ヨット株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 横浜ヨット株式会社 filed Critical 横浜ヨット株式会社
Priority to JP1994012007U priority Critical patent/JP3009546U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009546U publication Critical patent/JP3009546U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B1/00Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
    • B63B1/02Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement
    • B63B1/10Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with multiple hulls
    • B63B1/14Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with multiple hulls the hulls being interconnected resiliently or having means for actively varying hull shape or configuration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
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    • B63B1/10Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with multiple hulls
    • B63B1/14Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with multiple hulls the hulls being interconnected resiliently or having means for actively varying hull shape or configuration
    • B63B2001/145Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils deriving lift mainly from water displacement with multiple hulls the hulls being interconnected resiliently or having means for actively varying hull shape or configuration having means for actively varying hull shape or configuration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 浅い水深域での航行が可能であることに加え
て深い水深域では高速航行が可能であり、波による船体
の揺れが少なく、かつ橋等の通過に際しては船体高を強
制的に低下させうる吃水可変船を提供する。 【構成】 主船体とその両側に配置された1対のフロー
トよりなり、主船体と各フロートとは、いずれも両端が
枢着されていて船体長方向と直角方向に回動可能なアー
ムとシリンダーよりなる、少なくとも2組の連結体で連
結されていて、該シリンダーの伸縮により各フロートを
上下させうるように構成されており、各フロートにはい
ずれも船を推進させる主機関が内設されていることを特
徴とする吃水可変船。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浅い水深域を容易に航行でき、かつ深い親水域では高速で快適に航 行できる吃水可変船に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
河川、湖沼、湾等には水深の極めて浅いところや深いところがある。このよう なところを航行させるためには、船形を偏平にするとともに船底を平底にすれば 浅吃水が得られるが、このような船は推進抵抗が大きいため高速航行ができない ばかりでなく燃料消費が大きいという問題もある。
【0003】 これらの問題点を解決する手段として、中央部艇体と、この中央部艇体の両側 に添って左右一対に位置し、前後端上部を前端連結部と、後端連結部とで連結し た外部艇体とを持ち、この外部艇体は、ほぼ四角形に中央部艇体の周りを囲み、 この中央部艇体の左右両端の2個所づつ計4個所に、互いに係合する昇降ガイド と油圧シリンダとからなる上下動手段を設けて、中央部艇体に対して外部艇体を 上下動自在に支持した可変吃水船が知られている(特開平1−289793号公 報)。
【0004】 この可変吃水船は、浅い水深の水域を航行する場合には外部艇体を最上昇させ てその船底を中央部艇体の船底と一致させており、深い水深の水域では外部艇体 を下降させて中央艇体を持ち上げるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
船が外海に出ると種々の波により船体が揺れるようになるが上記の従来の可変 吃水船は船体が揺れやすいものであった。また、橋等で水面上の空間が狭い場合 には船の上部に邪魔されてそこを通過できないこともあった。
【0006】 本考案は上記問題点を解決して、浅い水深域での航行が可能であることに加え て深い水深域では高速航行が可能であり、波による船体の揺れが少なく、かつ橋 等の通過に際しては船体高を強制的に低下させうる吃水可変船を提供することを 目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するべくなされたものであり、主船体とその両側に配 置された1対のフロートよりなり、主船体と各フロートとは、いずれも両端が枢 着されていて船体長方向と直角方向に回動可能なアームとシリンダーよりなる、 少なくとも2組の連結体で連結されていて、該シリンダーの伸縮により各フロー トを上下させうるように構成されており、各フロートにはいずれも船を推進させ る主機関が内設されていることを特徴とする吃水可変船によりかかる目的を達成 したものである。
【0008】 上記の吃水可変船においては、フロートは主船体と略同長あるいはそれよりや や短い程度とするのがよく、連結体の1組は主船体の船首近傍にもう1組は船尾 近傍に取り付けるのが好ましい。
【0009】 シリンダーは正、負圧いずれにもしうるものを用いる。このシリンダーは油圧 、水圧等の流体圧で作動させるもののほか電動式のものであってもよい。各シリ ンダーは一斉に作動するようにしてもよいが各舷側ごとに独立して作動するよう にすることが好ましく、さらに個別に独立して作動するようにすることもできる 。各シリンダーにはその負荷を検知する機構と負荷を指定し、この負荷を維持で きる機構を設けておくことが好ましい。
【0010】
【作用】
シリンダーを伸長させるとフロートが主船体から離れる方向に押されて主船体 は上昇し、収縮させるとフロートが主船体側に引き寄せられて主船体は下降する 。吃水を浅くする際には、船の設計等によって異なるが、例えばシリンダーの負 荷が最小になるように制御する。シリンダーを各舷側ごとに独立に作動させてシ リンダーの負荷が一定になるように制御することによって、船の横揺れを軽減す ることができる。シリンダーを個別に作動させてそれぞれのシリンダーの負荷を 一定になるように制御すれば、船の各種の揺れを軽減することができる。
【0011】 船を推進させる主機関をフロートに内設することによって主船体を水上に位置 させても推力を確保できるようにしている。
【0012】
【実施例】
本考案の一実施例である吃水可変船を図1、2に示す。この船は通常船体形状 の主船体1とその両側に配置された1対のフロート2からなっている。
【0013】 主船体1の船首には操舵室3が設けられ、中央部は客室4になっている。この 客室4の天井5は昇降可能になっており、橋等を通過する際には必要により一時 的に下降させることができる。客室の前後の甲板にも客席6が設けられている。 船にはマスト7が立設されているが各マストは折曲可能になっており、橋等を通 過する際には必要により前後方向あるいは左右方向に倒す。
【0014】 各フロート2には船を推進させる主機関8が内設されており、フロート2の尾 部にはこの主機関8によって回転するプロペラ9と舵10がそれぞれ取り付けら れている。各フロート2は全体が水密構造になっている。
【0015】 主船体1と各フロート2とはアーム11と油圧シリンダー12を1組とする3 組の連結体で連結されている。各アーム11とシリンダー12は、いずれも1端 は主船体1に他端はフロート2にそれぞれ枢着されており、船体長方向と直角方 向に回動可能になっている。各シリンダー12には油圧を検知する機構および任 意の油圧に維持する制御機構が取り付けられている。さらに主船体1の船首部と 船尾部には通路板13が枢着されている。
【0016】 この船を橋下等を通過させる場合には、図3に示すように、シリンダー12を 最収縮させる。そうするとアーム11は上方に回動してフロート2を吊り上げ、 フロート2の重力により主船体1が水中に押し下げられる。こうして主機関の内 蔵部であるフロート2の最上部が最下位置に下降させた客室4の天井5の外面と 略一致している。その際、全てのマストは前後方向あるいは左右方向に倒され、 この天井の外面が主船体1の最上部になっている。
【0017】 次に、河川等の水深の浅いところを航行させる場合には、図4に示すように、 主船体1の船底の下端とフロート2下面の下端を略一致させる。
【0018】 港湾等の水深の深いところを航行させる場合には、図5に示すように、シリン ダー12を伸長させるとアーム11が下方に回動して主船体1を水上に押し上げ 、推進抵抗を減少させることができる。必要によりシリンダー12をさらに伸長 させて主船体1を完全に水上に出るよう押し上げることも可能である。その際は フロート2はほぼ完全に水没する。
【0019】
【考案の効果】
本考案の吃水可変船は浅い水深域では吃水を最小にして航行し、深い水深域で は主船体を水上に位置せしめて推進抵抗を軽減し高速航行を可能にしている。フ ロートを複数のアームで支持させてその位置をシリンダーで調整することにより 波による船体の揺れを軽減しまた橋等の通過に際してはフロートの重量を利用し て主船体を押し下げ水上の船高を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例である吃水可変船の平面図
である。
【図2】 上記吃水可変船の側面図である。
【図3】 上記吃水可変船の水上高さを最低にした状態
の正面図である。
【図4】 上記吃水可変船の吃水を最も浅くした状態の
正面図である。
【図5】 上記吃水可変船のフロートを押し下げて主船
体を略水上に持ち上げた状態の正面図である。
【符号の説明】
1…主船体 2…フロート 8…主機関 11…アーム 12…シリンダー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主船体とその両側に配置された1対のフ
    ロートよりなり、主船体と各フロートとは、いずれも両
    端が枢着されていて船体長方向と直角方向に回動可能な
    アームとシリンダーよりなる、少なくとも2組の連結体
    で連結されていて、該シリンダーの伸縮により各フロー
    トを上下させうるように構成されており、各フロートに
    はいずれも船を推進させる主機関が内設されていること
    を特徴とする吃水可変船
  2. 【請求項2】 各舷側のシリンダーが独立して作動する
    ように構成されている請求項1記載の吃水可変船
  3. 【請求項3】 各シリンダーが独立して作動するように
    構成されている請求項1記載の吃水可変船
  4. 【請求項4】 シリンダーの最収縮時には、フロートの
    重力により主船体を押し下げうるように構成されている
    請求項1又は3の吃水可変船
  5. 【請求項5】 シリンダーの最収縮時には、フロートの
    最上部が、可動部を最低位置にした主船体の最上部と略
    一致する請求項4の吃水可変船
JP1994012007U 1994-09-28 1994-09-28 吃水可変船 Expired - Lifetime JP3009546U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013526448A (ja) * 2010-05-16 2013-06-24 ノウティ−クラフト ピーティーワイ リミテッド 懸架装置を含む多胴船
JP2013529155A (ja) * 2010-05-16 2013-07-18 ノウティ−クラフト ピーティーワイ リミテッド 多胴船の制御
WO2016200051A1 (ko) * 2015-06-12 2016-12-15 송태복 선박전복방지장치
JP2018103951A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社三井E&Sホールディングス 三胴船及び三胴船の横揺低減方法
CN114560048A (zh) * 2022-03-14 2022-05-31 武汉理工大学 一种基于智能吸口的溢油回收变体船

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