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JP3004258B2 - 押圧プレートユニット - Google Patents

押圧プレートユニット

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Publication number
JP3004258B2
JP3004258B2 JP10251575A JP25157598A JP3004258B2 JP 3004258 B2 JP3004258 B2 JP 3004258B2 JP 10251575 A JP10251575 A JP 10251575A JP 25157598 A JP25157598 A JP 25157598A JP 3004258 B2 JP3004258 B2 JP 3004258B2
Authority
JP
Japan
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wear
engagement
lock
pressing plate
engagement component
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10251575A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11141569A (ja
Inventor
ヴァイディンガー ラインホルト
ヴァイス ミヒャエル
Original Assignee
マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト filed Critical マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JPH11141569A publication Critical patent/JPH11141569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3004258B2 publication Critical patent/JP3004258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • F16D13/757Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters the adjusting device being located on or inside the clutch cover, e.g. acting on the diaphragm or on the pressure plate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動式の損耗補償
機能を有する、特に動力車摩擦クラッチのための押圧プ
レートユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動式の損耗補償能力を有する動力車摩
擦クラッチのための押圧プレートユニットは、一般に、
押し付けプレートがダイアフラムスプリングによっては
ずみ車の方へ押され且つそれによって押し付けプレート
とはずみ車との間のクラッチディスクの摩擦ライニング
がはさんで締め付けられるように組み立てられている。
ダイアフラムスプリングは、押し付けプレートに、互い
に関して捻られ得る(すなわち相対回転させられ得る)
且つ損耗調整方向にプレストレスを与えられている二つ
の調整リングの形での損耗調整装置を介して支持されて
いる。シャフト部分によって押し付けプレートにおける
通過開口部を貫通し、且つ損耗の発生の際にはずみ車に
接触する損耗センサー(あそび検知装置)が設けられて
いる。損耗(摩損)がないときに連結を解除された状態
において損耗調整装置の調整(調整し直し)を妨げるた
めに、シャフト部分と、調整リングの一つに当接するレ
バー部分が結合させられている。損耗が発生し、その際
シャフト部分がはずみ車に接触すると、対応する調整リ
ングへのレバー部分の当接力が損耗に相当する量だけ低
下させられる。次の連動解除過程で、損耗調整装置が両
方の調整リングの相対的な捻り(相対回転)によって、
再び調整リングのブロックが発生するまで、この力の差
を補償できる。
【0003】損耗センサーは、例えば圧縮コイルばねに
よって押し付けプレートの付属の通過開口部内において
傾けられる。その結果、シャフト部分が通過開口部にお
いて摩擦プレスフィットによって保持されている。摩擦
プレスフィットは、先に述べた損耗検知過程で一時的に
解消される。その結果、シャフトが押し付けプレートの
通過開口部内において移動させられ得る。
【0004】しかしながら、摩擦プレスフィットによる
押圧プレートへの損耗センサーの固定は、しばしば、比
較的厳密でなく定められ得る固定力があり、その結果バ
イブレーションあるいは揺動刺激が摩擦プレスフィット
の一時的な解消をも導く可能性があり、その際損耗セン
サーが意図せずに移動させられる恐れがあるという問題
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
な構造で高い作動安定性(信頼度)を与える、自動式の
損耗補償能力をもつ押圧プレートユニット、特に動力車
摩擦クラッチのための押圧プレートユニットを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により、この課題
は、以下のような押圧プレートユニットによって解決さ
れる。すなわち、当該押圧プレートユニットは、一つの
回転軸心に関しての共通の回転のためにはずみ車に固定
され得るあるいは固定されている一つのハウジングと、
当該ハウジング内に回転固定に(すなわち、相対回転し
ないように)配置されて且つ軸方向に変位させられ得る
一つの押し付けプレートと、一方で前記ハウジングに支
持されており且つ他方で前記押し付けプレートに支持さ
れており且つ前記押し付けプレートを前記はずみ車の方
へ押す一つのエネルギーアキュムレータ(力蓄積装
置)、このましくはダイアフラム状弾性体と、係合構成
部(係合するためにつくられた部分)を備えていて且つ
損耗調整のために変位可能で且つ損耗調整方向において
プレストレスを与えられている少なくとも一つの調整エ
レメントを有する、当該エネルギーアキュムレータの支
持経路内に配置された一つの損耗調整装置と、前記押し
付けプレートと前記はずみ車との間ではさんで締め付け
られ得るあるいははさんで締め付けられているクラッチ
ディスクの、摩擦ライニングの作動中に発生させられる
損耗の検出のための及び前記損耗調整装置と協働して当
該検知された損耗を調整するための少なくとも一つの損
耗センサー装置(あそびトランスファー装置)とをもっ
ている自動式の損耗補償能力をもつ押圧プレートユニッ
ト、特に動力車摩擦クラッチのための押圧プレートユニ
ットであって、その際、前記少なくとも一つの損耗セン
サー装置が前記係合構成部と係合している対応係合構成
部及びロック係合構成部(係合してロックするためにつ
くられた部分)を備えるロックエレメントを有し、前記
損耗調整方向における運動に対して前記少なくとも一つ
の調整エレメントをブロックするために、前記ロック係
合構成部が好ましくは前記押し付けプレートに対して固
定されている対応ロック係合構成部と解除可能に係合し
ている、あるいは係合させられ得る、その際、さらに前
記少なくとも一つの損耗センサー装置が損耗検知エレメ
ントを備えており、当該損耗検知エレメントによって、
損耗の発生の際に対応係合構成部が前記係合構成部と係
合したままである場合に前記ロックエレメントが運動可
能であり、且つその際前記ロック係合構成部が前記対応
ロック係合構成部との係合を外され得る。
【0007】従って、本発明では、損耗調整装置が、す
なわちそれの少なくとも一つの調整エレメントが、一方
で前記少なくとも一つの調整エレメントと他方で別の構
成要素としっかりと係合している(すなわち形状拘束的
にかみ合っている)損耗センサー装置によって調整運動
を妨げられる。それゆえ、従来技術の場合に且つそこで
使用される摩擦プレスフィットの場合にはあり得るが、
ほんの少しだけの揺動運動、例えばロックエレメントの
揺動運動がこの係合状態の解消につながることがほとん
どない。従って、本発明に係る押圧プレートユニットの
場合には作動中に損耗調整装置の意図しない調整(調整
し直し)に対する高い防護性が与えられている。
【0008】
【発明の実施の形態】その際、有利には、前記係合構成
部と前記対応係合構成部あるいは(及び)前記ロック係
合構成部と前記対応ロック係合構成部が、かみ合わせ部
(歯切り部)、刻み部等をもっている。
【0009】特に簡単な且つ作動安定な構造では、前記
少なくとも一つの調整エレメントが損耗調整(損耗に応
じた調整し直し)のために周方向に変位可能な調整エレ
メント、好ましくは調整リングであること、及び、前記
ロックエレメントが、回転軸心に対して好ましくは平行
に且つ前記押し付けプレートあるいは前記ハウジングに
対して周方向におよび半径の方向に移動できないロック
エレメントキャリアに担持されるラチェットホイールを
もっていることが考慮にいれられているとよい。そのと
き、このような配置では、前記ロックエレメントが前記
ロックエレメントキャリアのための受容開口部を有する
とよく、また前記ロック係合構成部が前記受容開口部の
内周面に形成されているとよく、且つ前記対応ロック係
合構成部が前記ロックエレメントキャリアの外周面に形
成されているとよい。
【0010】損耗の発生の際にロック係合構成部と対応
ロック係合構成部との係合を簡単に解くことができるよ
うに、受容開口部とロックエレメントキャリアとが互い
にほぼ同心に保持されている場合に前記ロック係合構成
部が前記対応ロック係合構成部との係合を外されている
ように、前記受容開口部と前記ロックエレメントキャリ
アとがそれらの内周または外周に関して互いに調整され
ていることが提案される。
【0011】前記ロックエレメントが、損耗調整方向に
プレストレスを与えられた少なくとも一つの調整エレメ
ントによって、前記係合構成部と係合状態にある対応係
合構成部を介して、そのロック係合構成部によって前記
対応ロック係合構成部と係合させられ得る、あるいは係
合させられていると、作動中に、特に連結されて(かみ
合わされて)作動している際に、前記ロックエレメント
が常に、設定された最小限の力(Minimalkraft)によって
そのロック係合構成部によって前記対応ロック係合構成
部との係合状態へ押されていることが保障されている。
【0012】前記ロック係合構成部と前記対応ロック係
合構成部との間の係合状態を解くことができるように、
前記損耗検知エレメントが、損耗状態に依存して前記ロ
ックエレメントに対して変位可能であり、且つ前記ロッ
クエレメントにおける連動解除面へのその連動解除部分
の係合によって前記ロックエレメントを前記対応ロック
係合構成部との前記ロック係合構成部の係合の解除のた
めに移動させることが提案される。その際、前記連動解
除面は、前記損耗検知エレメントの移動方向に対して傾
斜しているとよい。
【0013】損耗が増大することによって前記のリング
状にあるいはホイール状に構成されたロックエレメント
が連続的に前記ロックエレメントキャリアのまわりをま
わって動くので、前記ロックエレメントが、前記受容開
口部を少なくとも領域的に取り巻く凹部を有すること、
及び当該凹部を画成する面がテーパー状に構成されてお
り且つ少なくとも領域的に前記連動解除面を形成するこ
とが提案される。それによって、前記ロックエレメント
をそのロック係合構成部による前記対応ロック係合構成
部との係合を外した状態に動かすために、ロックエレメ
ントとロックエレメントキャリアとの間の相対回転状態
に依存せずに前記損耗検知エレメントが常に適当に前記
ロックエレメントに作用し得ることが保障される。
【0014】損耗の増大の際に、前記損耗検知エレメン
トが前記押し付けプレートに対して移動するので、前記
凹部の深さが前記受容開口部のまわりで周方向において
変化すること、及び、前記連動解除面がうずまき形(螺
旋形)に形成されていることが提案される。それによっ
て、損耗の増大とともに、前記損耗検知エレメントがく
り返しロックエレメントにおける凹部内へはいり込み得
る。
【0015】一方では、前記係合構成部と前記対応係合
構成部とが常に互いに係合していることを保障するため
に、それによって前記の少なくとも一つの調整エレメン
トの所定のコントロールあるいは運動を得るために、ま
た他方では、ロック係合構成部と対応ロック係合構成部
との間の係合の解除を可能にするために、最小の係合深
度の場合に前記ロック係合構成部が前記対応ロック係合
構成部との係合状態にあるように、また係合構成部と対
応係合構成部との間の係合深度閾値を越えて大きくなっ
た場合に前記ロック係合構成部が前記対応ロック係合構
成部とのその係合を解くように、前記対応係合構成部と
の前記係合構成部の係合深度が変化し得ることが提案さ
れる。
【0016】前記対応ロック係合構成部との係合におけ
る前記ロック係合構成部の「プレストレス」をさらに補
助するために、このような配置が提案される。その配置
では、前記ロックエレメントが、作動中に発生する遠心
力によってそのロック係合構成部によって前記対応ロッ
ク係合構成部との係合状態に押されており、且つ前記損
耗検知エレメントが前記ロックエレメントを損耗の発生
の際に前記遠心力作用に抗してそのロック係合構成部に
よって前記対応ロック係合構成部との係合を解かれた状
態に動かす。
【0017】本発明は、さらに、以下のような押圧プレ
ートユニット、特に動力車摩擦クラッチのための押圧プ
レートユニットに関する。すなわち、当該押圧プレート
ユニットは、一つの回転軸心のまわりでの共通の回転の
ためにはずみ車に固定され得る、あるいは固定されてい
るハウジングと、当該ハウジング内に回転固定に(すな
わち相対回転しないように)配置されており且つ軸方向
には変位させられ得る押し付けプレートと、一方で前記
ハウジングに支持されており且つ他方で前記押し付けプ
レートに支持されており且つ前記押し付けプレートを前
記はずみ車の方へ押すエネルギーアキュムレータ、好ま
しくはダイアフラム状弾性体と、当該エネルギーアキュ
ムレータの支持経路に配置された損耗調整装置であっ
て、損耗調整のために変位可能で且つ損耗調整方向にお
いてプレストレスを与えられている少なくとも一つの調
整エレメントを有する損耗調整装置と、係止機構を備え
る少なくとも一つの損耗センサー装置とをもっている押
圧プレートユニット、特に動力車摩擦クラッチのための
押圧プレートであって、その際、当該少なくとも一つの
損耗センサー装置が前記少なくとも一つの調整エレメン
トを損耗調整方向における変位に対してブロックし且つ
損耗の発生の際に前記損耗調整方向における前記少なく
とも一つの調整エレメントの変位を許し、その際、前記
係止機構が、作動中に発生する遠心力によって、前記損
耗調整方向における前記少なくとも一つの調整エレメン
トの変位をブロックする係止位置へ押されており、ま
た、損耗の発生の際に、前記係止機構がその係止位置か
ら外れて前記損耗調整方向における前記少なくとも一つ
の調整エレメントの変位を許す解放位置へもたらされ得
る。
【0018】前記係止機構の所定のコントロールによっ
て、すなわち係止状態を解消することあるいは係止状態
にすることによって、確実に、実際に損耗が発生してい
るときにだけ損耗調整が行われるために、及び、意図し
ない揺動運動がほとんど損耗調整をもたらし得ないため
に配慮され得る。
【0019】その際、例えば少なくとも一つの損耗セン
サー装置が、前記係止機構が一方では前記少なくとも一
つの調整エレメントと且つ他方ではロックエレメントキ
ャリアと係合状態にあるロックエレメントをもっている
ように、且つ前記ロックエレメントが損耗検知エレメン
トによって損耗の発生の際に調整伝動装置によって係止
位置を形成するロックエレメントキャリアとの係合状態
から前記ロックエレメントキャリアと係合していない且
つ前記係止機構の解放位置を形成する位置へ運動させら
れ得るように組み立てられているとよい。
【0020】
【実施例】以下に、本発明を添付の図面に関して有利な
実施形態をもとにして説明する。図1および図2は、全
般に符号10で示された押圧プレートユニット(押圧プ
レート部分組立品、Druckplattenbaugruppe)を示す。
当該押圧プレートユニットは、図1では図式的に暗示さ
れているだけのはずみ車(フライホイール)12にハウ
ジング14によってそれの半径方向外側の領域でスタッ
ド(スクリューボルト、Schraubbolzen)等によって固
定可能である。ケーシング14内には押し付けプレート
16が配置されている。当該押し付けプレートは、回転
軸心Aの方向においてハウジング14に関して(すなわ
ち、当該ハウジングに対して相対的に)移動可能に、し
かしケーシング14とともに、従ってはずみ車12とと
もに回転軸心Aのまわりで回転可能にケーシング14内
に保持されている。このために、例えば図では識別でき
ない接線板ばね(タンジェンシャル・プレートスプリン
グ、Tangentialblattfedern:これは、クラッチハウジ
ングへの押し付けプレートの相対回転しない結合をもた
らすが、しかし、軸方向の運動は可能にし、押し付けプ
レートへの軸方向力を及ぼして、連動解除を補助するば
ねである。)が用いられる。当該接線板ばねは、半径方
向外側で押し付けプレート16に係合し且つハウジング
14に固定されている。
【0021】エネルギーアキュムレータ(エネルギー蓄
積装置、Kraftspeicher)、例えばダイアフラムスプリ
ング18等は、それ自体周知の方法で、半径方向中央領
域にて複数の支持ボルト(支持ピン、Traegerbolzen)
20によってワイヤーリング(Drahtringen)22、24
の介在(中間支持)のもとで軸方向における両方向にお
いてケーシング14に支持されている。ダイアフラムス
プリング18は、それが半径方向外側で、全体として符
号26を付された損耗調整装置(損耗に応じて調整し直
す損耗追調整装置、Verschleissnachstellvorrichtun
g)を押し、且つそれによって押し付けプレート16を
はずみ車12の方へ押すようにプレストレスを与えられ
ている。その際、図では識別できないクラッチディスク
の摩擦ライニングが押し付けプレート16の摩擦面28
とはずみ車12との間ではさんで締め付けられる。連動
解除のために(つまりクラッチを切るために)、ダイア
フラムスプリング18がその半径方向内側の領域におい
てはずみ車12の方へ押される。その結果、その半径方
向外側の領域が、はずみ車12から離れるように回動
し、それによって押し付けプレート16が接線板ばねの
プレストレス力によってはずみ車から離れるように移動
させられて、クラッチディスクが解放される。
【0022】損耗調整装置26は、二つの調整リング
(追調整リング、Nachstellringe)30、32をもって
いる。調整リング32は、押し付けプレート16に当接
し、これに関して回転可能である。調整リング30は、
調整リング32にのっており、且つダイアフラムスプリ
ング18の半径方向外側の部分のための作用領域(係合
領域)を形成する。調整リング30は、ダイアフラムス
プリング18に関して、従って押し付けプレート16に
関して回転可能でなく保持されている。両方の調整リン
グ30、32の相互の接触領域に、これらは、それぞれ
鋸歯状に形成された相補的な傾斜面を有する。これらの
傾斜面にて、両方の調整リング30、32は、これらの
間での相対回転の発生の際に互いに離れるようにスライ
ドする(abgleiten)。その結果、その際、調整リング3
0、32をもっている損耗調整装置26の全体の軸方向
の広がりが拡大される。両方の調整リング30、32の
間では、両方の損耗調整リング30、32に互いに関し
て一方の方向、すなわちこれらがそれらの傾斜面によっ
て互いにスライドし且つその際前記軸方向広がりが拡大
する方向にプレストレスを与える少なくとも一つのプレ
ストレス装置、例えば引張コイルばねが作用する。この
相対捻り方向(相対回転方向)は、本明細書では、損耗
調整方向と呼ばれる。
【0023】さらに、押し付けプレート16には、少な
くとも一つの損耗センサー装置(あそび検出装置、あそ
びトランスファー装置、Spielgeberanordnung)34が
配置されている。当該損耗センサー装置34は、ピン
(ボルト)38によって押し付けプレート16に保持さ
れているラチェットホイール(ratchet wheel、Sperra
d)36をもっている。ピン38は、ラチェットホイー
ルキャリア(ラチェットホイール担持体、Sperradtraeg
er)を形成し、且つ調整リング30、32の半径方向外
側に配置されている。ラチェットホイール36は、その
外周40にかみ合わせ部(歯切り部、Verzahnung)42
を有する。図1及び図2においてわかるように、かみ合
わせ部42は、調整リング32におけるかみ合わせ部分
44とかみ合い係合(Kaemmeingriff)状態にある。それ
によって、かみ合わせ部分44とかみ合わせ部42と
は、係合構成部ないし対応係合構成部を形成する。それ
らによって、ラチェットホイール36及び調整リング3
2が互いと恒常的なかみ合い係合状態にある。
【0024】特に図2においてわかるように、ラチェッ
トホイール36は、ラチェットホイールキャリア38の
ための貫通開口部46の領域に内側かみ合わせ部(内歯
部、Innenverzahnung)48を有する。相補的に、ラチ
ェットホイールキャリア38は、その外周に外側かみ合
わせ部(外歯部、Aussenverzahnung)50を有する。開
口部46の内径とラチェットホイールキャリア38の外
径とは、開口部46が縦方向中心軸線(長手方向中心軸
線)Aによってラチェットホイール38の縦方向中心
軸線(長手方向中心軸線)Aと合わされている(すな
わち、一直線にそろえられている)とき、すなわち両方
の構成要素が互いに同軸に配置されているときに、内側
かみ合わせ部48が外側かみ合わせ部50とかみ合わな
いように、互いに調和させられている。内側かみ合わせ
部48及び外側かみ合わせ部50は、それぞれ、損耗セ
ンサー装置34でのロック係合構成部ないし対応ロック
係合構成部を形成する。
【0025】さらに、損耗センサー装置34は、軸方向
に移動可能なピン(Stift)52の形での損耗検知エレメ
ント(Verschleisserfassungselement)を有する。ピン
52は、押し付けプレート16における貫通開口部54
を回転軸線Aに近似的に平行に貫通し、この開口部にお
いておおよそ摩擦なしに案内されている。必ずしもピン
52のこの軸方向の延在が考慮にいれられねばならない
わけではないことを指摘しておく。このピンは、回転軸
線Aに対して角度をなして延在していてもよい。ピン5
2は、損耗検知端部56を有し、当該損耗検知端部によ
って、以下に述べるように、損耗(摩損)の発生の際に
はずみ車12に接触する。さらに、ピン52はその反対
側の端部に連動解除部分58を有する。当該連動解除部
分は、ラチェットホイール36における周凹部60に食
い込む。周凹部60は、ラチェットホイール36に開口
部46のまわりに円弧状に延在しており、且つ押し付け
プレート16に向かって開いている。周凹部60は、開
口部46の中心軸線Aに関して半径方向内側へテーパ
ー状(円錐形)に形成された連動解除面(Ausrueckflaec
he)62によって画成されている。当該連動解除面に、
ピン52の連動解除部分58が接触した状態になり得
る。さらに、周凹部60は、図2の図の下側に示された
その端部から始まってますます深くなるように構成され
ている。このことは図1において破線によって暗示され
ている。周凹部60の深さの増大とともに、テーパー状
の連動解除面62もさらに内側へ移動する。すなわち、
周凹部60の底部についていく。このことは、図1に符
号62′で暗示されている。それによって、連動解除面
62は、渦巻き形(螺旋形)の構造を採用する。
【0026】次に、自動式の損耗補償の場合の本発明に
係る押圧プレートユニット10の機能方法を述べる。ま
ず第一に、このような押圧プレートユニット10を備え
付けられた動力車摩擦クラッチが図1に示された連動さ
せられた状態(すなわちクラッチがつながれた状態)に
あると仮定する。すなわち、ダイアフラムスプリング1
8が損耗調整装置26に負荷をかけ、それによって押し
付けプレート16をクラッチディスクの摩擦ライニング
の介在(中間支持)のもとにはずみ車12へ押しつけ
る。両方の調整リング30、32の間で作用する弾性体
のプレストレス力によって、すでに、その前の連動解除
過程(クラッチを切る過程、Ausrueckvorgang)の際の
図2における矢印Pの方向へ捻る(回る)ことの調整リ
ング32の試行(Versuch)によって、ラチェットホイー
ル36が図1および図2においてわかるロック位置ある
いは係止位置(Sperr- oder Raststellung)へ半径方向外
側へ、すなわち矢印Vの方向と反対の方向に移動させら
れている。当該移動作用は、かみ合わせ部44のそれぞ
れの傾斜面を有して構成された歯とかみ合わせ部42の
対応して構成された歯とによって引き起こされる。さら
に、ラチェットホイール36に、これを同様に矢印Vの
方向と反対の方向に半径方向外側へ移動させる遠心力が
作用する。その結果、内側かみ合わせ部48がその調整
リング32の近くにある領域で外側かみ合わせ部50と
の係合状態(かみ合う状態)に押しやられる。調整リン
グ30、32の間のプレストレス作用によってリング3
2が矢印Pの方向へ押すこの状態では、ラチェットホイ
ール36が外側かみ合わせ部50との内側かみ合わせ部
48の係合によってさらに捻られ得ない(回転させられ
得ない)。なぜならば、その際には、内側かみ合わせ部
48と外側かみ合わせ部50との間の係合領域が図2の
図示においてラチェットホイールキャリア38のまわり
で時計回りに回転して運動せねばならないだろうからで
ある。このことは結果としてラチェットホイール36の
それに応じる偏心的な運動を伴うであろう。この偏心的
な運動の際には、ラチェットホイール36は、図2の図
示においてラチェットホイールキャリア38の左に位置
する部分によってさらに調整リング32の方へ動かねば
ならないだろう。しかしながら、このことは、かみ合わ
せ部44とのかみ合わせ部42の限定された係合深度
(かみ合いの深さ)に基づいて可能でない。従って、こ
の状態では、ラチェットホイールキャリア38、ラチェ
ットホイール36、および調整リング32から形成され
たこの伝動装置(歯車装置)のセルフロッキング(Selbs
tsperrung)が生じる。
【0027】運転中にクラッチディスクの摩擦ライニン
グの損耗が発生し、その際、損耗検知エレメントとして
働くピン52がその端部56によってはずみ車12に接
触すると、発生する損耗(摩耗)および押し付けプレー
ト16とはずみ車12との間の減少させられる間隔に基
づいて、ピン52がしだいにさらに周凹部60内へ押し
込まれる。その際、ピン52はその連動解除部分58に
よってラチェットホイール36における連動解除面62
を押し、それによってこれを図2における矢印Vの方向
にて移動させる。所定の損耗の大きさを越えると、内側
かみ合わせ部48がラチェットホイールキャリア38に
おける外側かみ合わせ部50とのその係合を解くほどに
V方向における変位が大きくなる。V方向における半径
方向内側へのこの変位が可能である。なぜならば、図2
に示すように、一方では内側かみ合わせ部48と外側か
み合わせ部50とが、他方ではかみ合わせ部42とかみ
合わせ部44とが、それぞれ、図2に示されているロッ
ク状態あるいは係止状態にて内側かみ合わせ部48と外
側かみ合わせ部50とがかみ合っている場合にかみ合わ
せ部42がかみ合わせ部44と係合状態にあるように互
いに調和させられているからであり、しかしながら、他
方では、かみ合わせ部44へのかみ合わせ部42のこの
最小の係合深度から出発して、V方向におけるラチェッ
トホイール36の半径方向に内部へ向けられた移動が可
能であるからである。そのとき、かみ合わせ部42とか
み合わせ部44との間の係合深度閾値を越えると内側か
み合わせ部48と外側かみ合わせ部50との間の係合が
解かれる。
【0028】次にクラッチが、損耗が生じていて、ラチ
ェットホイール36がテーパー状の連動解除面62との
連動解除部分58の協働によってそのロック位置から半
径方向内側へ解放位置へ移動させられた状態において連
動解除されると、すなわちダイアフラムスプリング18
が損耗調整装置26を解放すると、リング30、32の
間で作用する弾性体のプレストレス力によってリング3
2がいまや図2における矢印Pの方向にラチェットホイ
ール36を連行して回転することができる。その際、ラ
チェットホイール36は図2の図示において時計回りに
回転する。当該回転運動(捻り運動、Verdrehbewegun
g)は、内側かみ合わせ部48がさらに外側かみ合わせ
部50との係合をもたらされること、および、連動解除
面62がピン52の連動解除部分58上を移動すること
を導く。すでに述べたように、連動解除面62は渦巻き
形に構成されているので、この移動は、結果として、ピ
ン52の領域でのラチェットホイール36の回転に従っ
ていまやより深く位置する連動解除面62に基づいてラ
チェットホイール36が調整リング32によるすでに述
べた力作用のもとで及び遠心力作用のもとで再び半径方
向外側へ移動させられ得ることを伴う。すなわち、損耗
調整装置26がダイアフラムスプリング18によって付
勢されていない場合にも調整リング32の新たな回転が
ラチェットホイール36によってブロックされているこ
とによって、図2において認識できるロック状態あるい
は係止状態が再び達成される。
【0029】それゆえ、本発明に係る押圧プレートユニ
ット10の場合には、段階的な損耗調整が行われる。そ
の際、段の高さは、内側かみ合わせ部48および外側か
み合わせ部50が調整しなおす過程(損耗調整過程)で
互いに関しておよそいくつの歯だけ回転するかに依存す
る。それゆえ、本発明に係る押圧プレートユニット10
では、調整リング30、32に形成された傾斜面の傾斜
勾配(Rampenneigung)と、内側かみ合わせ部48および
外側かみ合わせ部50の寸法(ディメンジョニング)
と、渦巻き形に構成された連動解除面62のピッチ(リ
ード、Ganghoehe)とが、損耗によってひきおこされる
ピン52の所定の移動の際にこの損耗に厳密に対応する
ラチェットホイール36の回転、従って同様に定められ
た損耗調整装置26の軸方向調整(軸方向調整し直し)
を伴う調整リング32の回転が生じさせられるように互
いに調和させられる。
【0030】それゆえ、本発明に係る押圧プレートユニ
ット10では、損耗センサー装置34が次のような係止
機構(ロッキング機構、キャッチ機構、Rastmechanismu
s)を形成する。すなわち、当該係止機構は、損耗状態に
依存してピン52ないしその連動解除部分58およびテ
ーパー状の連動解除面62によって形成された調整伝動
装置(コントロールギア、Stellgetriebe)によってロ
ック位置あるいは係止位置から解放位置へ動かされ、且
つ損耗調整の行われる際にあるいはその後に、再び係止
位置へ戻される。係止位置の方へプレストレスを与える
ことあるいは係止位置への戻り運動は、一方では互いに
かみ合っているかみ合わせ部42、44による力作用の
もとで、他方ではラチェットホイール36への遠心力作
用によって行われる。しかしながら、かみ合わせ部4
2、44の構成に応じて、遠心力作用による係止位置へ
の戻り運動作用が優先される。係止位置から解放位置へ
の運動は、先に言及された調整伝動装置によって遠心力
作用に抗して行われる。
【0031】本発明に係る押圧プレートユニット10で
は、従来技術の場合のように意図しない運動により比較
的容易に解消され得る摩擦プレスフィット(摩擦締りば
め、摩擦圧力ばめ、Reibungsklemmsitz)が損耗に対応す
る目下の状態における損耗センサー装置の定められた保
持のために使用されることはなく、損耗センサー装置の
係止機構状の構成が損耗センサー装置のないし損耗調整
装置のそれぞれの位置を定めるので、本発明に係る押圧
プレートユニットの場合には、比較的簡単な構造で係止
位置から解放位置への係止機構の意図しない運動に対す
る高い保護性(Sicherheit)が考慮に入れられている。
【0032】本発明に係る押圧プレートユニット10で
は、さまざまの部分的な変更が可能である。例えば、ラ
チェットホイールキャリアが押し付けプレートにではな
く、ハウジングに固定されていてもよい。そのとき、そ
れは同様に押し付けプレートに関して(すなわちそれに
対して相対的に)周方向において及び半径の方向におい
て移動可能でない。しかしながら、そのとき、かみ合わ
せ部42およびかみ合わせ部44は、押し付けプレート
16とハウジング14との間で発生する軸方向運動がこ
れらのかみ合わせ部の係合を解くことを導かないような
軸方向広がりを有さねばならない。さらに、唯一つのこ
のような損耗センサー装置だけでなく複数の損耗センサ
ー装置が周方向に分散させられて配置されていてもよい
ことは、いうまでもない。また、損耗調整装置に複数の
調整リングが設けられることは強制的ではない。むし
ろ、一つの調整リングが、あるいは個別的なくさび形の
エレメントが設けられてもよい。そのとき、当該個別的
なくさび形のエレメントは、それぞれラチェットホイー
ルと協働する。これらの個別的なくさび形のエレメント
は、必ずしも周方向に延在する必要はなく、例えば半径
方向の延在を有してもよい。その結果、そのとき、損耗
の発生の際に調整エレメント(追調整エレメント)のう
ちの少なくとも一つが回転軸線Aに関して半径の方向に
おいてあるいは少なくとも半径方向成分を含む方向によ
って移動させられる。係合構成部(Eingriffsformatio
n)、対応係合構成部(Gegen-Eingriffsformation)、ロッ
ク係合構成部(Sperreingriffsformation)、および対応
ロック係合構成部(Gegen-Sperreingriffsformation)が
必ずしもかみ合わせ部によって形成されている必要がな
いことも指摘しておく。刻み部(ローレット、Raendelu
ngen)あるいは別の形状拘束的に作用する構成部が用い
られてもよい。また、歯形状の形成は、そのときどきの
要件に応じて適合させられ得る。例えば、鋸歯状の歯の
使用が可能である。
【0033】また、ラチェットホイールキャリア38、
及びそれに伴ってラチェットホイール36が調整リング
30、32の半径方向内側に配置されている配置が可能
である。さらに、この場合には、調整リングのうちの一
つ、例えば調整リング32が、かみ合わせ部44に対応
する内側かみ合わせ部分を有する。そのとき、通常の連
動させられた(かみ合わされた)状態では、ラチェット
ホイール36が再び遠心力作用によって半径方向外側へ
押される。その結果、それは半径方向内側の領域でその
内側かみ合わせ部によってラチェットホイールキャリア
における外側かみ合わせ部と係合状態にある(すなわ
ち、かみ合っている)。そのとき、このことは、調整リ
ング32における内側かみ合わせ部分とのラチェットホ
イール36の外周面40におけるかみ合わせ部42の最
大の係合深度の状態も定める。そのとき、連動解除のた
めに、すなわち、内側かみ合わせ部48と外側かみ合わ
せ部50との間の係合を解くために、ラチェットホイー
ル36が、再びピン52あるいは相応の構成要素によっ
て半径方向内側へ移動させられる。その際、かみ合わせ
部42と調整リング32における対応するかみ合わせ部
とが最小の係合深度の状態にもたらされる。そのほか
に、原理的な機能方法は、先に述べた機能方法に合致す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押圧プレートユニットの部分縦断
面図である。
【図2】図1に示された押圧プレートユニットの図1に
おける線II―IIによる部分横断面図である。
【符号の説明】
10 押圧プレートユニット 12 はずみ車 14 ハウジング 16 押し付けプレート 18 ダイアフラムスプリング 20 支持ボルト 22 ワイヤーリング 24 ワイヤーリング 26 損耗調整装置 28 摩擦面 30 調整リング 32 調整リング 34 損耗センサー装置 36 ラチェットホイール 38 ラチェットホイールキャリア 40 外周 42 かみ合わせ部 44 かみ合わせ部分 46 貫通開口部 48 内側かみ合わせ部 50 外側かみ合わせ部 52 ピン 54 貫通開口部 56 損耗検知端部 58 連動解除部分 60 周凹部 62 連動解除面 A 回転軸心 A ラチェットホイール38の縦方向中心軸線 A 開口部46の縦方向中心軸線 P 損耗調整方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル ヴァイス ドイツ連邦共和国 デー・97456 ディ ッテルブルン タニッヒヴェーク 7 (56)参考文献 特開 平3−117128(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 13/75

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸心(A)のまわりでの共通の回転
    のためにはずみ車(12)に固定され得る、あるいは固
    定されているハウジング(14)と、 当該ハウジング(14)に回転固定に配置されており且
    つ軸方向に移動させられ得る押し付けプレート(16)
    と、 一方で前記ハウジング(14)に支持されており且つ他
    方で前記押し付けプレート(16)に支持されており且
    つ前記押し付けプレート(16)をはずみ車(12)の
    方へ押すエネルギーアキュムレータ(18)と、 当該エネルギーアキュムレータ(18)の支持経路に配
    置された損耗調整装置(26)であって、係合構成部
    (44)を備えていて且つ損耗調整のために動くことが
    可能で且つ損耗調整方向(P)にてプレストレスを与え
    られている少なくとも一つの調整エレメント(32)を
    有する損耗調整装置と、 前記押し付けプレート(16)とはずみ車(12)との
    間ではさんで締め付け可能なあるいははさんで締め付け
    られたクラッチディスクの摩擦ライニングの作動中に発
    生した損耗の検知のための且つ前記損耗調整装置(2
    6)との協働における前記検知された損耗の調整のため
    の少なくとも一つの損耗センサー装置(34)とをもっ
    ている、自動式の損耗補償能力を有する動力車摩擦クラ
    ッチのための押圧プレートユニットにして、 前記少なくとも一つの損耗センサー装置(34)が、前
    記係合構成部(44)に係合状態にある対応係合構成部
    (42)とロック係合構成部(48)とを備えるロック
    エレメント(36)を有し、前記少なくとも一つの調整
    エレメント(32)を前記損耗調整方向(P)における
    運動に対してブロックするために、当該ロック係合構成
    が前記押し付けプレート(16)に関して固定されて
    いる対応ロック係合構成部(50)と解除可能な係合状
    態にあり、あるいは解除可能な係合状態にされ得、前記
    少なくとも一つの損耗センサー装置(34)がさらに損
    耗検知エレメント(52)を備えており、当該損耗検知
    エレメントによって損耗の発生の際に前記ロックエレメ
    ント(36)が、対応係合構成部(42)が前記係合構
    成部(44)と係合状態にあるままで可動であり、且つ
    そのとき前記ロック係合構成部(48)が前記対応ロッ
    ク係合構成部(50)との係合をはずされ得る押圧プレ
    ートユニット。
  2. 【請求項2】 前記係合構成部(44)と前記対応係合
    構成部(42)あるいは(及び)前記ロック係合構成部
    (48)と前記対応ロック係合構成部(56)が、かみ
    合わせ部、刻み部等をもっていることを特徴とする、請
    求項1に記載の押圧プレートユニット。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも一つの調整エレメント
    (32)が損耗調整のために周方向にて動くことのでき
    る調整エレメント(32)であること、及び、前記ロッ
    クエレメント(36)がラチェットホイールをもってお
    り、当該ラチェットホイールが回転軸心(A)に対し
    行に且つ前記押し付けプレート(16)あるいは前記
    ハウジング(14)に関して周方向にて及び半径方向に
    て移動できないロックエレメントキャリア(38)に担
    持されていることを特徴とする、請求項1または請求項
    2に記載の押圧プレートユニット。
  4. 【請求項4】 前記ロックエレメント(36)が前記ロ
    ックエレメントキャリア(38)のための受容開口部
    (46)を有すること、及び、前記ロック係合構成部
    (48)が前記受容開口部(46)の内周面に形成され
    ており、且つ前記対応ロック係合構成部(50)が前記
    ロックエレメントキャリア(38)の外周面に形成され
    ていることを特徴とする、請求項3に記載の押圧プレー
    トユニット。
  5. 【請求項5】 前記受容開口部(46)及び前記ロック
    エレメントキャリア(38)が、その内周ないし外周に
    関して、当該受容開口部(46)と当該ロックエレメン
    トキャリア(38)とが互いに対して近似的に同心に保
    持されている際に前記ロック係合構成部(48)が前記
    対応ロック係合構成部(50)との係合をはずされてい
    るように、互いに調和させられていることを特徴とす
    る、請求項4に記載の押圧プレートユニット。
  6. 【請求項6】 前記ロックエレメント(36)が、前記
    損耗調整方向(P)にてプレストレスを与えられている
    少なくとも一つの調整エレメント(32)によって、前
    記係合構成部(44)と係合状態にある対応係合構成部
    (42)を介して、そのロック係合構成部(48)によ
    って前記対応ロック係合構成部(50)と係合状態にさ
    れ得る、あるいは係合状態にされていることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれか一項に記載の押圧プレート
    ユニット。
  7. 【請求項7】 前記損耗検知エレメント(52)が損耗
    状態に依存してロックエレメント(36)に関して移動
    可能であり、且つその連動解除部分(58)の、前記ロ
    ックエレメント(36)における連動解除面(62)へ
    の係合によって、前記ロックエレメントが前記対応ロッ
    ク係合構成部(50)との前記ロック係合構成部(4
    8)の係合を解くために移動させられることを特徴とす
    る、請求項1〜6のいずれか一項に記載の押圧プレート
    ユニット。
  8. 【請求項8】 前記連動解除面(62)が前記損耗検知
    エレメント(52)の移動方向に関して傾斜した状態に
    あることを特徴とする、請求項7に記載の押圧プレート
    ユニット。
  9. 【請求項9】 前記ロックエレメント(36)が前記ロ
    ックエレメントキャリア(38)のための受容開口部
    (46)を有すること、前記ロック係合構成部(48)
    が前記受容開口部(46)の内周面に形成されており、
    且つ前記対応ロック係合構成部(50)が前記ロックエ
    レメントキャリア(38)の外周面に形成されているこ
    と、前記ロックエレメント(36)が前記受容開口部
    (46)を少なくとも領域的に取り囲む凹部(60)を
    有すること、及び、当該凹部(60)を画成する面(6
    2)がテーパー状に構成されており、且つ少なくとも領
    域的に前記連動解除面(62)を形成することを特徴と
    する、請求項7または請求項8に記載の押圧プレートユ
    ニット。
  10. 【請求項10】 前記凹部(60)が前記受容開口部
    (46)のまわりで周方向に関して変化する深さを有す
    ること、及び、前記連動解除面(62)がうずまき形に
    構成されていることを特徴とする、請求項9に記載の押
    圧プレートユニット。
  11. 【請求項11】 前記対応係合構成部(42)との前記
    係合構成部(44)の係合深度が、最小の係合深度の際
    に前記ロック係合構成部(48)が前記対応ロック係合
    構成部(50)と係合状態にあるように、且つ前記係合
    構成部(44)と前記対応係合構成部(42)との間の
    係合深度閾値を越えた場合に前記ロック係合構成部(4
    8)が前記対応ロック係合構成部(50)とのその係合
    を解くように変化し得ることを特徴とする、請求項1〜
    10のいずれか一項に記載の押圧プレートユニット。
  12. 【請求項12】 前記ロックエレメント(36)が、作
    動中に発生する遠心力によって負荷を与えられ、それに
    よって前記ロックエレメント(36)におけるロック係
    合構成部(48)が前記対応ロック係合構成部(50)
    と係合させられていること、及び、損耗検知エレメント
    (52)が前記ロックエレメント(36)を損耗の発生
    の際に前記遠心力作用に抗して動かし、それによって前
    記ロックエレメント(36)におけるロック係合構成部
    (48)が前記対応ロック係合構成部(50)との係合
    をはずされることを特徴とする、上記請求項のいずれか
    一項に記載の押圧プレートユニット。
  13. 【請求項13】 回転軸心(A)のまわりでの共通の回
    転のためにはずみ車(12)に固定され得る、あるいは
    固定されているハウジング(14)と、 当該ハウジング(14)に回転固定に配置されており且
    つ軸方向に移動させられ得る押し付けプレート(16)
    と、 一方で前記ハウジング(14)に支持されており且つ他
    方で前記押し付けプレート(16)に支持されており且
    つ前記押し付けプレート(16)をはずみ車(12)の
    方へ押すエネルギーアキュムレータ(18)と、 当該エネルギーアキュムレータ(18)の支持経路に配
    置された損耗調整装置(26)であって、損耗調整のた
    めに動くことができて且つ損耗調整方向(P)にてプレ
    ストレスを与えられている少なくとも一つの調整エレメ
    ント(32)を有する損耗調整装置と、 係止機構(38、36)を備える少なくとも一つの損耗
    センサー装置(34)であって、当該少なくとも一つの
    損耗センサー装置(36)が前記少なくとも一つの調整
    エレメント(32)を損耗調整方向(P)における運動
    に対してブロックし且つ損耗の発生の際に前記損耗調整
    方向(P)における前記少なくとも一つの調整エレメン
    ト(32)の運動を許す損耗センサー装置とをもってい
    る動力車摩擦クラッチのための押圧プレートユニットに
    して、 前記係止機構(38、36)が、作動中に発生する遠心
    力によって、前記損耗調整方向(P)における前記少な
    くとも一つの調整エレメント(32)の運動をブロック
    する係止位置へ押されており、また、損耗の発生の際
    に、前記係止機構(38、36)がその係止位置から外
    れて前記損耗調整方向(P)における前記少なくとも一
    つの調整エレメント(32)の運動を許す解放位置へも
    たらされ得る押圧プレートユニット。
  14. 【請求項14】 前記係止機構(38、36)が、一方
    で前記少なくとも一つの調整エレメント(32)と他方
    でロックエレメントキャリア(38)と係合状態にある
    ロックエレメント(36)をもっていること、及び、前
    記ロックエレメント(36)が、損耗検知エレメント
    (52)によって損耗の発生の際に調整伝動装置(5
    8、62)によって、前記係止位置を形成する前記ロッ
    クエレメントキャリア(38)との係合状態から、前記
    ロックエレメントキャリア(38)と係合状態にない且
    つ前記係止機構(38、36)の前記解放位置を形成す
    る位置へ動かされ得ることを特徴とする、請求項13に
    記載の押圧プレート装置。
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