JP3002150U - 傘入れ袋の包装体 - Google Patents
傘入れ袋の包装体Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 濡れた傘を持ち歩く際に使用する傘入れ袋の
携帯を容易にする包装体を提供すること。 【構成】 複数の傘入れ袋1と、その包装体2とを有
し、各傘入れ袋1は、合成樹脂フィルム製筒状体3の一
端をヒートシール部4で閉じて構成され、包装体2は、
複数の傘入れ袋1を1枚づつ取り出し可能に収納してい
る。
携帯を容易にする包装体を提供すること。 【構成】 複数の傘入れ袋1と、その包装体2とを有
し、各傘入れ袋1は、合成樹脂フィルム製筒状体3の一
端をヒートシール部4で閉じて構成され、包装体2は、
複数の傘入れ袋1を1枚づつ取り出し可能に収納してい
る。
Description
【0001】
本考案は、使用後の濡れた傘を収容するための傘入れ袋をコンパクトに包装し た包装体に関するものである。
【0002】
使用後の濡れた傘から滴り落ちる水滴で床面が濡れたり、当該傘に接触する自 分や周囲の他人の衣服が濡れるのを防止するために、合成樹脂フィルム製で使い 捨ての傘入れ袋が利用されているが、従来のこの種の傘入れ袋は、店舗の入口な どに多数枚を束ねて紐で吊り下げたり、或いはスーパーの商品包装袋と同様に、 ミシン目にて切り離し可能に連続したものを芯材に巻回した大径のロール状のも のを専用のホルダーに回転可能に支持して、利用者が一枚づつ切り離して持ち出 すようになっていた。
【0003】
しかしながら、上記のような状態で使用される従来の傘入れ袋では、個人がバ ッグなどに入れて乗車時など、何時でも利用できるように常時携帯するのには不 適当なものである。勿論、継続的に利用できるように製造された高級な傘入れ袋 も知られているが、小さく畳んでバッグなどに収納して常時携帯するのには不適 当なものであった。
【0004】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成されたものであって、 その特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して示すと、複数の傘入れ 袋(1) と、その包装体(2,8,20)とを有し、各傘入れ袋(1) は、合成樹脂フィルム 製筒状体(3) の一端をヒートシール部(4) で閉じて構成され、包装体(2,8,20)は 、複数の傘入れ袋(1) を1枚づつ取り出し可能に収納している点に特徴を有する 。
【0005】 本考案の好適な実施態様においては、傘入れ袋(1) は、前もって1枚づつ分離 されていて、各々が長さ方向にジグザグ状に折り畳んだ状態で所要枚数積層され た状態で包装体(2,8) に収納される。また、傘入れ袋(1) は、合成樹脂フィルム 製筒状体(13)に、各傘入れ袋(1) の底になるヒートシール部(14)と各傘入れ袋(1 ) の開口端となる切り離し用ミシン目(15)とを適当間隔おきに設けて、所要枚数 が帯状に連続するように構成することもでき、この傘入れ袋連続体(16)を長さ方 向にジグザグ状に折り畳んで包装体(2,8) に収納することもできる。
【0006】 一方、このようなジグザグ状に折り畳まれた傘入れ袋(1) または傘入れ袋連続 体(16)に好適な包装体(2,8) としては、合成樹脂フィルムや紙などから形成され た矩形偏平袋状のものであって、取り出し用開口形成用のミシン目(5) を備えて いるものや、自己形状を保持し得るように厚紙などで形成された矩形偏平箱状の ものであって、取り出し用開口(12)を形成するための2列のミシン目(10a,10b) を備えているものなどが使用できる。
【0007】 また、傘入れ袋連続体(16)は、適当な芯材(18)に巻回してロール状の傘入れ袋 連続体(19)とすることもできる。この場合に好適な包装体(20)としては、自己形 状を保持し得るように厚紙などで形成された細長い箱状のものであって、遊転可 能に収納されたロール状の傘入れ袋連続体(19)の遊端を引き出すためのスリット 状開口(22)を有するものが好ましい。
【0008】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1A〜Cに おいて、1は傘入れ袋であり、2は包装体である。傘入れ袋1は、閉じた傘の把 手以外の部分を差し入れて収納し得る長さのもので、合成樹脂フィルム製の筒状 体3の一端をヒートシール部4により閉じて底としたものである。包装体2は、 図1Bに示すように上記の傘入れ袋1を長さ方向にジグザグ状に折り畳んで矩形 状とした折り畳み袋1Aを所要枚数積層した袋ユニット1Bを収納した矩形偏平 状のものであって、合成樹脂フィルムや紙などから構成され、収納された傘入れ 袋1(折り畳み袋1A)を最上位のものから1枚づつ引き出すための取り出し用 スリットを形成するミシン目5を片面に備えている。
【0009】 この包装体2は、例えば図1Cに仮想線で示すように、巾方向の中央位置に長 さ方向に沿ってミシン目5を加工した連続帯状の合成樹脂フィルム6を、内側に 上記の袋ユニット1Bを長さ方向適当間隔おきに包み込むように、両側辺6a, 6bを深く重なり合わせて筒状に変形させ、そして内側に包み込んだ袋ユニット 1B間で巾方向にヒートシール部7を形成するとともに、当該ヒートシール部7 の中間で巾方向に切断して製造することができる。
【0010】 上記の包装体2は、袋入りポケットティッシューのようにバッグなどに入れて 、或いは衣服のポケットに入れて常時携行することができ、使用時には、包装体 2のミシン目5を指先で破断してスリット状の開口を形成し、この開口より内部 の傘入れ袋1(折り畳み袋1A)を最上位のものから1枚づつ引き出せば良い。
【0011】 なお、上記実施例の包装体2には、ポケットティッシューの袋において実施さ れているのと同様に、広告のための表示を施すことができる。これは包装体2に 直接印刷しても良いが、広告文などを印刷した紙片を例えばミシン目5のない側 の内側に入れておくことが一般的である。勿論この場合、包装体2は透明の合成 樹脂フィルムによって形成される。
【0012】 上記の包装体2に代えて、図2に示すように適当な厚さの紙などから自己形状 を保持し得るように形成した矩形偏平箱状の包装体8を利用することもできる。 この矩形偏平箱状の包装体8は、表面側の開閉自在な蓋9を開いて、内部の折り 畳み袋1Aを1枚づつ取り出し得るようにしても良いし、裏面側に全巾にわたっ て2本のミシン目10a,10bを形成しておき、この両ミシン目10a,10 bの間の帯状部分11を一端から引き剥がして除去することにより、折り畳み袋 1Aを1枚づつ引き出すための適当巾の細長い開口12を形成し得るように構成 することもできる。この場合、開閉蓋9は閉じ位置で固着しても良く、このよう に開閉蓋9が固着されるときは、当該開閉蓋9側に上記のミシン目10a,10 bを形成しておくこともできる。
【0013】 傘入れ袋1は1枚づつ分離されたものである必要はない。即ち、図3に示すよ うに連続した長尺の合成樹脂フィルム製筒状体13に、各傘入れ袋1の底になる ヒートシール部14と各傘入れ袋1の開口端となる切り離し用ミシン目15とを 適当間隔おきに設けて、所要枚数が帯状に連続する傘入れ袋連続体16に構成す ることもできる。この場合、図4に示すように切り離し用ミシン目15の少なく とも一端に切り込み17を形成して、各傘入れ袋1の切り離しを容易ならしめる ことが望ましい。
【0014】 上記のような傘入れ袋連続体16は、これを長さ方向にジグザグ状に折り畳ん で包装体2または8に収納して使用することができ、使用に際しては、包装体2 または8の開口より傘入れ袋1枚分の長さを引き出し、切り離し用ミシン目15 で切り離せば良い。また、ジグザグ状に折り畳んで使用するのではなく、図5に 示すように芯材18に巻回してロール状の傘入れ袋連続体19とし、これを包装 体20に収納することができる。この包装体20としては、収納されたロール状 の傘入れ袋連続体19が芯材18を中心に遊転し得るような細長い箱状のものが 望ましい。
【0015】 しかして、当該箱状包装体20には開閉蓋21が設けられるので、この開閉蓋 21を開いてロール状の傘入れ袋連続体19から傘入れ袋連続体16を傘入れ袋 1枚分の長さだけ引き出し、切り離し用ミシン目15で切り離して使用すれば良 いが、図6に示すように開閉蓋21の遊端から連設されている折曲差し込み片2 1aと箱状包装体20の正面側壁板部20aとの間のスリット状開口22から傘 入れ袋連続体16を引き出すようにし、開閉蓋21を開く必要がないようにする こともできる。この場合、開閉蓋21の左右両側辺から連設されている折曲差し 込み片21bを箱状包装体20側に固着して、開閉蓋21が開かないように構成 することができる。また、箱状包装体20の正面側壁板部20aには、傘入れ袋 連続体16の端部のつまみ出しを容易ならしめるための切り欠き凹部20bを形 成しておくことができる。
【0016】
以上のように実施し得る本考案の傘入れ袋の包装体によれば、包装体に複数枚 の傘入れ袋を1枚づつ引き出し可能に収納してあるので、この包装体をバッグな どに入れて、或いは衣服のポケットなどに入れて常時携行することが容易であり 、何時でも使用に供することができる。
【0017】 特に請求項2に記載の構成によれば、傘入れ袋は、前もって1枚づつ分離され ていて、各々が長さ方向にジグザグ状に折り畳んだ状態で所要枚数積層された状 態で包装体に収納されるのであるから、使用に際して傘入れ袋を1枚づつ引き離 すための破断操作が不要になる。また、請求項3に記載した構成によれば、傘入 れ袋は、合成樹脂フィルム製筒状体に、各傘入れ袋の底になるヒートシール部と 各傘入れ袋の開口端となる切り離し用ミシン目とを適当間隔おきに設けて、所要 枚数が帯状に連続するように構成され、この傘入れ袋連続体を長さ方向にジグザ グ状に折り畳んで包装体に収納するのであるから、前もって1枚づつ分離された 傘入れ袋を製造してこれをジグザグ状に折り畳む場合と比較して、製造コストを 下げることができる。
【0018】 一方、このようなジグザグ状に折り畳まれた傘入れ袋または傘入れ袋連続体に 好適な包装体として、請求項5に記載のように、合成樹脂フィルムや紙などから 形成された矩形偏平袋状のものであって、取り出し用開口形成用のミシン目を備 えているものや、請求項6に記載のように、自己形状を保持し得るように厚紙な どで形成された矩形偏平箱状のものであって、取り出し用開口を形成するための 2列のミシン目を備えているものなどを使用することにより、嵩張ることなく携 行することができるとともに、収納されている傘入れ袋の取り出しも、蓋を開い て取り出さなければならない場合と比較して簡単容易に行える。
【0019】 更に請求項4に記載のように、傘入れ袋連続体を適当な芯材に巻回してロール 状の傘入れ袋連続体とすることもできる。この場合には、請求項7に記載のよう に、自己形状を保持し得るように厚紙などで形成された細長い箱状のものであっ て、遊転可能に収納されたロール状の傘入れ袋連続体の遊端を引き出すためのス リット状開口を有するものを使用することにより、ロール状の傘入れ袋連続体か らの傘入れ袋の引き出しを簡単容易に行える。
【図1】 A図は傘入れ袋を示す斜視図であり、B図は
同傘入れ袋の収納時の形態を示す斜視図であり、C図は
同傘入れ袋を包装する包装体を示す斜視図である。
同傘入れ袋の収納時の形態を示す斜視図であり、C図は
同傘入れ袋を包装する包装体を示す斜視図である。
【図2】 矩形偏平箱状の包装体を示す斜視図である。
【図3】 傘入れ袋連続体を示す斜視図である。
【図4】 同要部の拡大平面図である。
【図5】 ロール状の傘入れ袋連続体とその包装体とを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】 同包装体からの傘入れ袋引き出し状態を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
1 傘入れ袋 1A 折り畳み袋 1B 袋ユニット 2 矩形偏平袋状の包装体 3 合成樹脂フィルム製筒状体 4 ヒートシール部 5 取り出し用スリットを形成するミシン目 7 ヒートシール部 8 矩形偏平箱状の包装体 10a ミシン目 10b ミシン目 12 取り出し用開口 13 合成樹脂フィルム製筒状体 14 ヒートシール部 15 切り離し用ミシン目 16 傘入れ袋連続体 18 芯材 19 ロール状の傘入れ袋連続体 20 細長い箱状の包装体 22 取り出し用スリット状開口
Claims (7)
- 【請求項1】複数の傘入れ袋(1) と、その包装体(2,8,2
0)とを有し、 各傘入れ袋(1) は、合成樹脂フィルム製筒状体(3) の一
端をヒートシール部(4) で閉じて構成され、 包装体(2,8,20)は、複数の傘入れ袋(1) を1枚づつ取り
出し可能に収納している傘入れ袋の包装体。 - 【請求項2】傘入れ袋(1) は、前もって1枚づつ分離さ
れていて、各々が長さ方向にジグザグ状に折り畳んだ状
態で所要枚数積層されている請求項1に記載の傘入れ袋
の包装体。 - 【請求項3】傘入れ袋(1) は、合成樹脂フィルム製筒状
体(13)に、各傘入れ袋(1) の底になるヒートシール部(1
4)と各傘入れ袋(1) の開口端となる切り離し用ミシン目
(15)とを適当間隔おきに設けて、所要枚数が帯状に連続
するように構成されたものであって、長さ方向にジグザ
グ状に折り畳まれている請求項1に記載の傘入れ袋の包
装体。 - 【請求項4】傘入れ袋(1) は、合成樹脂フィルム製筒状
体(13)に、各傘入れ袋(1) の底になるヒートシール部(1
4)と各傘入れ袋(1) の開口端となる切り離し用ミシン目
(15)とを適当間隔おきに設けて、所要枚数が帯状に連続
するように構成されたものであって、芯材(18)に巻回さ
れてロール状である請求項1に記載の傘入れ袋の包装
体。 - 【請求項5】包装体(2) は、合成樹脂フィルムや紙など
から形成された矩形偏平袋状のものであって、取り出し
用スリットを形成するミシン目(5) を備えている請求項
2または3に記載の傘入れ袋の包装体。 - 【請求項6】包装体(8) は、自己形状を保持し得るよう
に厚紙などで形成された矩形偏平箱状のものであって、
取り出し用開口(12)を形成するための2列のミシン目(1
0a,10b) を備えている請求項2または3に記載の傘入れ
袋の包装体。 - 【請求項7】包装体(20)は、自己形状を保持し得るよう
に厚紙などで形成された細長い箱状のものであって、遊
転可能に収納されたロール状の傘入れ袋連続体(19)の遊
端を引き出すためのスリット状開口(22)を有する請求項
4に記載の傘入れ袋の包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003791U JP3002150U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 傘入れ袋の包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003791U JP3002150U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 傘入れ袋の包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002150U true JP3002150U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=43138119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003791U Expired - Lifetime JP3002150U (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 傘入れ袋の包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002150U (ja) |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP1994003791U patent/JP3002150U/ja not_active Expired - Lifetime
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