JP2988050B2 - 電気炊飯器 - Google Patents
電気炊飯器Info
- Publication number
- JP2988050B2 JP2988050B2 JP3247577A JP24757791A JP2988050B2 JP 2988050 B2 JP2988050 B2 JP 2988050B2 JP 3247577 A JP3247577 A JP 3247577A JP 24757791 A JP24757791 A JP 24757791A JP 2988050 B2 JP2988050 B2 JP 2988050B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- induction coil
- rice cooker
- heating
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 title claims description 27
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 title claims description 27
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 title claims 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 27
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 25
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭などにおいて
使用され、かつ誘導加熱を利用する電気炊飯器に関する
ものである。
使用され、かつ誘導加熱を利用する電気炊飯器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気炊飯器は、一般に加熱源とし
て電気ヒーター線を使用したものが永年使用されてきた
が、最近は加熱源として誘導加熱コイルを使用したもの
が製造され、美味な炊飯が可能なこともあって盛んに多
用されるに至っている。
て電気ヒーター線を使用したものが永年使用されてきた
が、最近は加熱源として誘導加熱コイルを使用したもの
が製造され、美味な炊飯が可能なこともあって盛んに多
用されるに至っている。
【0003】従来のこの種の誘導加熱コイルを使用した
電気炊飯器の構成の例を図4を参照して説明する。
電気炊飯器の構成の例を図4を参照して説明する。
【0004】図4において、101は本体ケースで、下
面には支持脚102を有する底板103が固着されてい
る。104は耐熱性を有するプラスチックスによって形
成された保護枠で鍋105の収納部を構成する底部10
6、その上方に連設された側面部107とからなってい
る。108は誘導コイルで保護枠104の底部106の
外面に鍋105の底部と対向して配置してある。上記本
体ケース101の上部にはプラスチックス製の蓋体10
9がヒンジ部110によりピン111を介して開閉自在
に支持されている。112は誘導コイル108と、蓋体
109に内設され内蓋113を加熱するヒーター(図示
せず)とに夫々給電するためのリード線で、ヒンジ部1
10に配設されている。114は蓋体109を開けると
き係合レバー115を押圧するボタンを示す。
面には支持脚102を有する底板103が固着されてい
る。104は耐熱性を有するプラスチックスによって形
成された保護枠で鍋105の収納部を構成する底部10
6、その上方に連設された側面部107とからなってい
る。108は誘導コイルで保護枠104の底部106の
外面に鍋105の底部と対向して配置してある。上記本
体ケース101の上部にはプラスチックス製の蓋体10
9がヒンジ部110によりピン111を介して開閉自在
に支持されている。112は誘導コイル108と、蓋体
109に内設され内蓋113を加熱するヒーター(図示
せず)とに夫々給電するためのリード線で、ヒンジ部1
10に配設されている。114は蓋体109を開けると
き係合レバー115を押圧するボタンを示す。
【0005】一般に炊飯器で炊飯または保温する際、全
面から加熱することが最もおいしいご飯を炊き、最良の
保温状態を保持する上で不可欠であり、鍋105の上面
よりの加熱は蓋体109と本体ケース101との間を連
結するヒンジ部110よりリード線112を延長して蓋
体109の内部に設けたヒーター(図示せず)に通電し
て加熱するのが普通であった。然しながら、かかる構成
の炊飯器では、蓋の内部に装着されたヒーターにより内
蓋113を加熱しているため、ヒーターから内蓋までの
距離が遠く、十分にヒータの熱が伝わりにくいのみなら
ず、ヒーター自体が加熱されるため、ヒーター周囲の耐
熱性等の制約を受け易く、十分な加熱を行うことは困難
であった。
面から加熱することが最もおいしいご飯を炊き、最良の
保温状態を保持する上で不可欠であり、鍋105の上面
よりの加熱は蓋体109と本体ケース101との間を連
結するヒンジ部110よりリード線112を延長して蓋
体109の内部に設けたヒーター(図示せず)に通電し
て加熱するのが普通であった。然しながら、かかる構成
の炊飯器では、蓋の内部に装着されたヒーターにより内
蓋113を加熱しているため、ヒーターから内蓋までの
距離が遠く、十分にヒータの熱が伝わりにくいのみなら
ず、ヒーター自体が加熱されるため、ヒーター周囲の耐
熱性等の制約を受け易く、十分な加熱を行うことは困難
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の問題点を解決することを目的とし、炊飯米を上部より
ムラなく加熱することを目的とする。
の問題点を解決することを目的とし、炊飯米を上部より
ムラなく加熱することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記する目的を
達成するために、炊飯する鍋を着脱自在に収納する本体
ケースと、前記本体ケースを覆蓋する蓋体とを備え、前
記蓋体は、蓋体側誘導コイルと、前記蓋体側誘導コイル
により誘導加熱される磁性金属板で形成された加熱板を
有してなるものである。
達成するために、炊飯する鍋を着脱自在に収納する本体
ケースと、前記本体ケースを覆蓋する蓋体とを備え、前
記蓋体は、蓋体側誘導コイルと、前記蓋体側誘導コイル
により誘導加熱される磁性金属板で形成された加熱板を
有してなるものである。
【0008】
【作用】本発明の電気炊飯器は上記構成により、蓋体側
からも、炊飯及び保温に必要な加熱量を十分に供給する
ことが可能となる。
からも、炊飯及び保温に必要な加熱量を十分に供給する
ことが可能となる。
【0009】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例における電気炊飯器につい
て詳述する。図1,2において、1は本体ケースで下面
には支持脚2を有する底板3が固着されている。4は耐
熱性を有するプラスチックスによって構成された保護枠
で、上部周縁部に設けられたつば部5が本体ケース1の
上面に固着されている。6は保護枠4の下底部に装着さ
れた底面加熱用誘導コイル、7は保護枠4の下方側部に
設置された側面加熱用誘導コイルで、保護枠4に収容さ
れた磁性金属層をもった鍋8を前記底面加熱用誘導コイ
ル6とによって加熱し、鍋8内の米と水との内容物を加
熱調理するものである。9は保護枠4の底面の中心に設
けられた貫通孔に装着された温度センサ、10はつまみ
11を有する蓋体で、保護枠4の上端部のつば部5上に
着脱自在に載置されており、耐熱性を有するプラスチッ
クスによって構成された内カバー12を断熱材13を介
して固着している。14は内カバー12にピン20によ
って着脱自在に装着された内蓋で、その周縁部は鍋8の
つば部に載置し、鍋8を覆蓋するものである。15は保
護枠4のつば部5の内面に設置された本体側上部誘導コ
イルで本体ケース1内の電源部(図示しない)に接続さ
れている。
て詳述する。図1,2において、1は本体ケースで下面
には支持脚2を有する底板3が固着されている。4は耐
熱性を有するプラスチックスによって構成された保護枠
で、上部周縁部に設けられたつば部5が本体ケース1の
上面に固着されている。6は保護枠4の下底部に装着さ
れた底面加熱用誘導コイル、7は保護枠4の下方側部に
設置された側面加熱用誘導コイルで、保護枠4に収容さ
れた磁性金属層をもった鍋8を前記底面加熱用誘導コイ
ル6とによって加熱し、鍋8内の米と水との内容物を加
熱調理するものである。9は保護枠4の底面の中心に設
けられた貫通孔に装着された温度センサ、10はつまみ
11を有する蓋体で、保護枠4の上端部のつば部5上に
着脱自在に載置されており、耐熱性を有するプラスチッ
クスによって構成された内カバー12を断熱材13を介
して固着している。14は内カバー12にピン20によ
って着脱自在に装着された内蓋で、その周縁部は鍋8の
つば部に載置し、鍋8を覆蓋するものである。15は保
護枠4のつば部5の内面に設置された本体側上部誘導コ
イルで本体ケース1内の電源部(図示しない)に接続さ
れている。
【0010】16は本体側上部誘導コイル15によって
励磁される蓋体側誘導コイルで蓋体10内の本体側誘導
コイル15に対向する部分に装着されており、この蓋体
側誘導コイル16に励起された電流が誘導コイル19に
流れ、誘導コイル19の磁束により磁性金属板で形成さ
れた加熱板17が誘導加熱され、鍋8内の上部よりの炊
飯加熱または保温加熱ができるものである。 また、保温
時には本体側上部誘導コイル15のみに炊飯時よりは制
限された電流が供給されるようにし、これによって鍋の
上部は炊飯時よりも少ない熱で加温されるようにもでき
る。
励磁される蓋体側誘導コイルで蓋体10内の本体側誘導
コイル15に対向する部分に装着されており、この蓋体
側誘導コイル16に励起された電流が誘導コイル19に
流れ、誘導コイル19の磁束により磁性金属板で形成さ
れた加熱板17が誘導加熱され、鍋8内の上部よりの炊
飯加熱または保温加熱ができるものである。 また、保温
時には本体側上部誘導コイル15のみに炊飯時よりは制
限された電流が供給されるようにし、これによって鍋の
上部は炊飯時よりも少ない熱で加温されるようにもでき
る。
【0011】なお内カバー12は円形でかつ放射状に多
くの空隙部を有する傘の骨部のような構成である。
くの空隙部を有する傘の骨部のような構成である。
【0012】(実施例2) 図3は実施例2における電気炊飯器で、実施例1と同じ
構成部品については同一符号を付し、説明は省略する。
実施例2が実施例1と相違する点は、内蓋14が磁性金
属板で形成されているということと、加熱板17を備え
ていないということである。従って、実施例2におい
て、蓋体側誘導コイル16の磁束により誘導加熱された
内蓋14により、炊飯または保温の加熱を炊飯米上部に
対して行うものである。
構成部品については同一符号を付し、説明は省略する。
実施例2が実施例1と相違する点は、内蓋14が磁性金
属板で形成されているということと、加熱板17を備え
ていないということである。従って、実施例2におい
て、蓋体側誘導コイル16の磁束により誘導加熱された
内蓋14により、炊飯または保温の加熱を炊飯米上部に
対して行うものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明の電気炊飯器によ
れば、炊飯米を上部より効果的に加熱するものであるか
ら、ムラなく加熱することにより美味な炊飯ができる。
れば、炊飯米を上部より効果的に加熱するものであるか
ら、ムラなく加熱することにより美味な炊飯ができる。
【図1】本発明の実施例1における電気炊飯器の断面図
【図2】 (A)同電気炊飯器の回路略図 (B)同他の例の回路略図 (C)同他の例の回路略図
【図3】同実施例2における電気炊飯器の断面図
【図4】従来例の電気炊飯器の要部を断面にて示した側
面図
面図
1,101 本体ケース 4,104 保護枠 6 底面加熱用誘導コイル 7 側面加熱用誘導コイル 8,105 鍋 10,109 蓋体 12 内カバー 14 内蓋 15 本体側上部誘導コイル 16 蓋体側誘導コイル 17 加熱板 18 蓋加熱用ヒーター 19 誘導コイル 110 ヒンジ 112 リード線
Claims (1)
- 【請求項1】 炊飯する鍋を着脱自在に収納する本体ケ
ースと、前記本体ケースを覆蓋する蓋体とを備え、前記
蓋体は、蓋体側誘導コイルと、前記蓋体側誘導コイルに
より誘導加熱される磁性金属板で形成された加熱板を有
してなる電気炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247577A JP2988050B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247577A JP2988050B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584126A JPH0584126A (ja) | 1993-04-06 |
JP2988050B2 true JP2988050B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17165569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247577A Expired - Lifetime JP2988050B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2988050B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106264075A (zh) * | 2015-06-09 | 2017-01-04 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2851958B2 (ja) * | 1991-12-02 | 1999-01-27 | シャープ株式会社 | 電磁調理器 |
JP3258247B2 (ja) * | 1996-12-09 | 2002-02-18 | 象印マホービン株式会社 | 誘導加熱式炊飯器 |
JP6167282B2 (ja) * | 2013-02-14 | 2017-07-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電磁誘導機器 |
EP3698681B1 (en) | 2019-02-20 | 2021-11-17 | LG Electronics Inc. | Wireless induction heating cooker and wireless induction heating system including same |
KR20220082638A (ko) | 2020-12-10 | 2022-06-17 | 엘지전자 주식회사 | 조리 기기 |
KR20220144621A (ko) | 2021-04-20 | 2022-10-27 | 엘지전자 주식회사 | 전력 생성 모듈을 구비한 유도 가열식 전기 압력밥솥 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247577A patent/JP2988050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106264075A (zh) * | 2015-06-09 | 2017-01-04 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具 |
CN106264075B (zh) * | 2015-06-09 | 2018-09-04 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 烹饪器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0584126A (ja) | 1993-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3108956B2 (ja) | 電磁誘導加熱調理器 | |
JP3244471B2 (ja) | 電気鍋 | |
JP2988050B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JPH0624154Y2 (ja) | 電磁誘導加熱式炊飯器 | |
JP2791246B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP4910441B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3082689B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3170826B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2851958B2 (ja) | 電磁調理器 | |
JPH01218411A (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3218589B2 (ja) | 電磁誘導加熱式調理器 | |
JP2582949Y2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP3192922B2 (ja) | 電気ポット | |
JP2804924B2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JPH01276585A (ja) | 調理器 | |
JP2582950Y2 (ja) | 誘導加熱式炊飯器 | |
JP2883577B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2503764B2 (ja) | 電磁炊飯ジャ― | |
JP2575083Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JP3091720B2 (ja) | 電磁調理器 | |
JP3440464B2 (ja) | 保温釜 | |
JP2851224B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2001017313A (ja) | 炊飯器 | |
JPS5835141Y2 (ja) | 電気調理器の操作釦装置 | |
JP3312322B2 (ja) | 炊飯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |