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JP2984649B1 - メモリの読み出し制御方法およびプログラムの読み出し制御方法 - Google Patents

メモリの読み出し制御方法およびプログラムの読み出し制御方法

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JP2984649B1
JP2984649B1 JP10131585A JP13158598A JP2984649B1 JP 2984649 B1 JP2984649 B1 JP 2984649B1 JP 10131585 A JP10131585 A JP 10131585A JP 13158598 A JP13158598 A JP 13158598A JP 2984649 B1 JP2984649 B1 JP 2984649B1
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JP
Japan
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memory
program
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invalid
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JP10131585A
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宣昌 栗原
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 プログラムを更新中に障害が発生すると動作
不能に陥る。 【解決手段】 ダウンロードされるプログラムの更新前
プログラムを記憶する第1メモリと、更新後プログラム
を記憶する第2メモリとでメモリを二重化しておき、第
2メモリのプログラムを更新するときは、先ず無効化し
(S5)、更新(S6)後に有効化する(S7)。その
後、リセットと初期処理を実行し(S8,S9)、有効
化されていれば(S10)、第2メモリ部内の更新後プ
ログラムを実行する(S11,S12)。また、無効化
のままであれば(S10)、それは更新中(S6)に、
障害が発生したためであり、第1メモリ部が有効か無効
かを調べる(S13)。そして、有効なら第1メモリ部
内の更新前プログラムを実行する(S14,S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリの読み出し
制御方法、特に上位局から移動通信基地局にダウンロー
ドされるプログラムを二重化メモリに記憶したときの、
更新後プログラムと更新前プログラムの読み出し制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商用運転中の移動通信基地局の、
基地局が動作するためのプログラム(以下、単にプログ
ラムと記す)を変更する方法は図6に示すようなフロー
チャートに沿って行われていた。すなわち、基地局運用
中(S21)に上位局より変更されたプログラムが転送
され(S22)、上位局より転送された変更されたプロ
グラムは基地局内の伝送路インタフェース部で受信(S
23)され、伝送路インタフェース部は制御部内のダウ
ンロード格納エリアにプログラムを転送する(S2
4)。ダウンロード格納エリアからメモリカードに、変
更されたプログラムは転送される(S25)。ここで装
置、またはCPUにリセットが実行され(S26)、起
動用ROMに書き込まれたプログラムにより初期処理が
実行され(S27)、続いて起動用ROMに書き込まれ
たプログラムによりメモリカードに書き込まれたプログ
ラムをプログラム領域に転送(S28)し、CPUは変
更されたプログラムにより起動する(S29)。
【0003】しかし、このような方法では、ダウンロー
ド格納エリアに格納された変更されたプログラムをメモ
リカードに転送中(S25)に、何らかの要因により電
源が瞬断又はリセットを行わないと復旧しない障害等が
発生してしまった場合、リセットが実行(S26)され
起動用ROMに書き込まれたプログラムにより初期処理
が実行される(S27)。続いて起動用ROMに書き込
まれたプログラムにより、メモリカードに書き込まれた
プログラムをプログラム領域に転送(S28)し、CP
Uはこのプログラムにより起動(S29)しようとする
が、基地局は起動することができない。その理由は、ダ
ウンロード格納エリアに格納された変更されたプログラ
ムをメモリカードに転送中(S25)にリセット(S2
6)が実行されたため、メモリカード内に格納されてい
るプログラムが不正になっており、また図7に示すよう
に、メモリカードのプログラムが格納されるメモリ部は
一式のみだからである。
【0004】このような問題点を解消するものとして、
特開平8−331278号公報に記載された「ダウンロ
ード方法」が知られている。この方法は、「上位装置か
ら電話回線を介してダウンロードされる制御プログラム
を第1のメモリに格納されたローダープログラムの実行
により受信し第2のメモリに格納すると共に、第2のメ
モリに格納された制御プログラムを実行してサービスを
行う端末装置において、緊急サービス機能を有するプロ
グラムを予め第3のメモリに格納し、受信され前記第2
のメモリに格納された制御プログラムをチェックし、こ
のチェック結果が異常となる場合は前記第3のメモリの
プログラムを実行することを特徴とするダウンロード方
法。」である。
【0005】また、特開平9−325891号公報に
は、上位局からファイルダウンロードを実行し、更新さ
れた新しいファイルをSDMに格納し、その後、ダウン
ロード時刻フラグ,切替フラグを用い、ICカードにS
DMに格納された更新後の新しいファイルを書き込む
が、この場合、ICカードに更新前の古いファイルが書
き込まれている状態で、装置にリセットが実行される
と、ICカード内の更新前ファイルで装置が立ち上がる
ようにした制御プログラム更新制御方法が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平8−331278号公報の技術では、第2のメ
モリに格納された制御プログラムが異常な場合に、第2
のメモリに代替する第3のメモリには、「「110」番
通報や「119」番通報等、緊急かつ最低限の通話サー
ビスを提供」(同公報0015)するプログラムしか格
納されていないため、このプログラムによっては商用運
転を続行することはできないという新たな問題を有す
る。
【0007】また、特開平9−325891号公報記載
の技術では、プログラムの更新前にリセットが実行され
ると更新前のプログラムで装置が立ち上がるというもの
であり、更新中にリセットが実行された場合には対処で
きないという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、データの更新中に障害が
発生しても、データの読み出しが可能なメモリの読み出
し制御方法を提供することにある。
【0009】より具体的な本発明の目的は、商用運転中
の移動体通信基地局に、上位局からプログラムをダウン
ロードしてプログラムを変更している間に障害が発生し
ても、商用運転を続行できるようなメモリの読み出し制
御方法、ひいてはプログラム格納方法を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリの読み出
し制御方法は、更新前データを記憶する第1メモリと更
新後データを記憶する第2メモリとで二重化され、前記
各メモリのそれぞれに更新が有効に行われたか否かを示
す有効・無効判定ビット領域が設けられたメモリの読み
出し制御方法であって、前記第2メモリのプログラム更
新に際し、前記第2メモリの有効/無効判定ビット領域
を無効と書き換えて更新後に有効と書き換え、その後、
リセットと初期処理を実行し、前記第2メモリの有効/
無効判定ビット領域が有効の場合、前記第2メモリ部内
の更新後プログラムを実行し、一方、無効の場合、前記
第1メモリの有効/無効判定ビット領域を読み込み、有
効なら前記第1メモリ内の更新前プログラムを実行する
ことを特徴とする。
【0011】本発明のプログラムの読み出し制御方法
は、更新前プログラムを記憶し有効・無効判定ビット領
域を有する第1メモリと、更新後プログラムを記憶し有
効・無効判定ビット領域を有する第2メモリとの二重化
メモリを備えた移動体通信基地局へ、上位局からダウン
ロードしたプログラムの読み出し制御方法であって、前
記ダウンロードによってプログラムを更新するときは、
前記第2メモリの有効・無効判定ビット領域を無効にし
た後に前記第2メモリにプログラムを転送して有効と
し、リセットと初期処理を実行後に前記第2メモリの
有効・無効判定ビット領域が有効なら前記第2メモリの
プログラムを読み出し、無効で前記第1メモリの有効・
無効判定ビット領域が有効なら、前記第1メモリのプロ
グラムを読み出すことを特徴とする。
【0012】本発明の好ましい実施の形態としてのメモ
リの読み出し制御方法は、前記第1メモリは更新される
ことがなく、有効・無効判定ビット領域が常に有効であ
ることを特徴とする。
【0013】本発明の好ましい実施の形態としてのメモ
リの読み出し制御方法は、前記第1メモリは、前記第2
メモリの1世代前の更新前データを記憶するように構成
したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0015】本発明のメモリの読み出し制御方法は、更
新前データを記憶する第1メモリと更新後データを記憶
する第2メモリとで二重化されたメモリの読み出し制御
方法であって、前記メモリのそれぞれに更新が有効に行
われたか否かを示す有効・無効判定ビット領域を設けて
おき、更新時には当該メモリの前記有効・無効判定ビッ
ト領域を無効にした後に書き込み後に有効に変更し、ま
た前記二重化メモリの読み出し時には前記第2メモリの
有効・無効判定ビット領域が有効の場合には前記第2メ
モリの更新後データ、無効の場合であり、かつ前記第1
メモリの有効・無効判定ビット領域が有効なら前記第1
メモリの更新前データを読み出し出力とすることを特徴
とする。
【0016】また、本発明のプログラムの読み出し制御
方法は、上位局から移動体通信基地局へダウンロードし
たプログラムの読み出し制御方法であって、前記移動体
通信基地局は更新前プログラムを記憶し有効・無効判定
ビット領域を有する第1メモリと更新後プログラムを記
憶し有効・無効判定ビット領域を有する第2メモリとの
二重化メモリを備えており、前記ダウンロードによって
プログラムを更新するときは、前記第2メモリの有効・
無効判定ビット領域を無効にした後に前記第2メモリに
プログラムを転送して有効とし、リセットと初期処理を
実行後に前記第2メモリの有効・無効判定ビットを読み
出し、有効なら第2メモリのプログラムを読み出し、ま
た無効なら前記第1メモリの有効・無効判定ビットを読
み出し、有効なら第1メモリのプログラムを読み出すこ
とを特徴とする。
【0017】以下、本発明の実施例につき図面を参照し
て説明する。
【0018】図2は、本発明が適用される移動通信シス
テムのブロック図であり、移動通信システムの中で末端
に位置する基地局100と上位局200の接続を示す。
上位局200は、基地局100と伝送路aにより接続さ
れ、数十台の基地局100を配下に設置し制御すること
ができる、移動通信システムの制御等の中枢であり、公
衆網とのインタフェースを受け持っている。また、基地
局100は、移動通信端末との無線インタフェースを持
ち、上位局200よりプログラムを遠隔転送された時受
信することができ、このプログラムを使用した再起動、
および基地局100内部のメモリカード123への格納
をすることができる。このプログラムには、無線部11
0の制御,制御部120の制御,伝送路インタフェース
部130の制御,およびプログラムを変更する際の上位
局200からの転送を受信するためのプログラム等のプ
ログラムが含まれている。以下、プログラムというとき
は、特にことわらない限りプログラム全体を意味する。
【0019】図3は、基地局100内の構成を示すブロ
ック図であり、無線部110,制御部120、および伝
送路インタフェース部130で構成されている。伝送路
インタフェース部130は、上位局200から伝送路a
経由で送信される信号を音声(データ),基地局100
を制御するための制御信号、およびプログラムに分割
し、音声(データ)は接続線d経由で無線部110に、
基地局100を制御するための制御信号、およびプログ
ラムは接続線b経由で制御部120に送出し、無線部1
10から接続線d経由で入力される音声(データ)と制
御部120から接続線b経由で入力される制御信号を多
重化し上位局200へ伝送路a経由で送出する。
【0020】無線部110は、上位局200が送信した
デジタル化された音声(データ)を、伝送路a,伝送路
インタフェース部130,および接続線d経由で受信
し、制御部120の制御により高周波信号に変換しアン
テナ経由で空間に放出し、移動通信端末からの高周波信
号をアンテナ経由で受信し、音声(データ)をデジタル
化し上位局200へ、接続線d,伝送路インタフェース
部130,および伝送路a経由で送信する。
【0021】制御部120は、上位局200からの制御
信号を伝送路インタフェース部130経由で受信し、基
地局100内の制御等を行っている。基地局100内の
制御には、無線部110を制御する無線制御、上位局2
00とのインタフェースを持つ伝送路インタフェース部
130の制御、および基地局100全体を制御している
制御部120自身の制御がある。
【0022】また、基地局100は上位局200からの
遠隔操作で、基地局100が動作中に、プログラムを更
新することができ、上位局200が送信してくる基地局
100が動作するためのプログラムを受信し、制御部1
20内に記憶し、そのプログラムで動作することができ
る。
【0023】図4は、基地局100内の制御部120を
詳細に示すブロック図であり、CPU121,起動用R
OM122,メモリカード123,ワーク用RAM12
4,プログラムエリア125,ダウンロード格納エリア
126,および前記ブロックを接続するアドレスデータ
バスeを備えている。
【0024】CPU121は、制御部120のみならず
基地局100を制御するメインコントロール機能を有し
ている。電源投入時およびリセット解除時には、起動用
ROM122内に書き込まれているプログラムにより、
初期処理を実行しその後メモリカード123内に書き込
まれているプログラムをプログラムエリア125に転送
し基地局100をコントロールする。
【0025】起動用ROM122は、CPU121の初
期処理を実行するためのプログラム、メモリカード12
3に格納されたプログラムをプログラム領域125に転
送するためのプログラムが格納されている。また、メモ
リカード123に格納されたプログラムをプログラムエ
リア125に転送する際は、メモリカード123内の有
効/無効判定ビット領域を確認し、有効であればメモリ
カード123内の第2メモリ部のプログラムをプログラ
ム領域125に転送する。メモリカード123内の第2
メモリ部の有効/無効判定ビット領域を確認し、無効で
あればメモリカード123内の第1メモリ部の有効/無
効判定ビット領域を確認し有効であればメモリカード1
23内の第1メモリ部のプログラムをプログラム領域1
25に転送する。
【0026】メモリカード123は、CPU121によ
りプログラムが格納され、図5に示すように内部を2つ
のブロック(ROM部,RAM部)に分離され各々に格
納されたプログラムが有効か無効かを示すデータが格納
された有効/無効判定ビット領域が設けられている。上
位局200からの遠隔操作により、上位局200から転
送されたプログラムは、第2メモリ部に格納される。第
1メモリ部は遠隔操作により書き変わることはない。ま
た、第1メモリ部と第2メモリ部には不揮発性のメモリ
を使用している。
【0027】ワーク用RAM124は、CPU121が
動作するときに使用するワークエリアである。また、プ
ログラムエリア125は、CPU121によりメモリカ
ード123内に格納されたプログラムを実行する際、C
PU121は起動用ROM122内のプログラムを実行
し、メモリカード123からプログラムを転送し、プロ
グラムを実行するためのエリアである。さらに、ダウン
ロード格納エリア126は、基地局100が運用中に上
位局200からプログラムを遠隔で送信してきたとき
に、そのプログラムを受信するエリアである。
【0028】次に、以上のような構成の下、本発明のプ
ログラム読み出し制御方法について説明する。
【0029】本移動通信システムは、図2に示したよう
に、伝送路aにより上位局200と基地局100とが接
続され、基地局100は上位局200からの遠隔操作に
より、プログラムを変更することが可能である。また、
図3に示したように、基地局100は上位局200から
伝送路a経由で音声や制御信号を受信し、または上位局
200に送信し、またプログラムを受信している。受信
された音声,制御信号,およびプログラムは多重化され
ているのでは伝送路インタフェース部130で分離して
いる。音声は接続線d経由で無線部110へ、制御信号
とプログラムは接続線b経由で制御部120へ送信され
る。
【0030】伝送路インタフェース部130により分離
された上位局200からの信号のうちプログラムは、伝
送路インタフェース部130より接続線b経由で制御部
120内のダウンロード格納エリア126に格納され
る。
【0031】ダウンロード格納エリア126に格納され
た、変更後のプログラムは、変更前のプログラムで動作
しているCPU121によりダウンロード格納エリア1
26からメモリカード123内の第2メモリ部に転送さ
れる。この際、まず第2メモリ部の有効/無効判定ビッ
ト領域を無効と書き換えてから転送を行う。転送終了後
に、第2メモリ部の有効/無効判定ビット領域を有効と
書き換える。第2メモリ部への転送が終了すると、CP
U121にリセットが実行される。リセット解除後にC
PU121は、起動用ROM122内のプログラムによ
り初期処理を実行し、変更後プログラムの格納されてい
る第2メモリ部の有効/無効判定ビット領域を読み込
み、有効であることを確認し、変更後プログラムをプロ
グラム領域125に転送する。CPU121はプログラ
ム領域125に転送された、変更後プログラムを使用
し、基地局100の運用を開始する。
【0032】以上、正常動作の場合について説明した
が、次に、ダウンロード格納エリア126に格納された
変更されたプログラムを、第2メモリに転送中に、何ら
かの要因により電源が瞬断又はリセットを行わないと復
旧しない障害等が発生してしまった時の動作について説
明する。
【0033】正常動作時と同様に、電源瞬断等の障害発
生時のリセットおよび強制的にリセットが実行された
時、リセット解除後にCPU121は、起動用ROM1
22内のプログラムにより初期処理を実行し、変更され
たプログラムの格納されているであろうメモリカード1
23内の第2メモリ部の有効/無効判定ビット領域を読
み込む。しかし、ダウンロード格納エリア126から第
2メモリ部へ変更されたプログラムを書き込み中に障害
が発生しリセットが実行されているため、第2メモリ部
のプログラムは新旧どちらでもない不正なプログラムと
なっており、またメモリカード123内の第2メモリの
有効/無効判定ビット領域は無効を示している。そのた
め、今度は第1メモリ部の有効/無効判定ビット領域を
読み込み、第1メモリ部の有効/無効判定ビット領域を
確認し、有効であればメモリカード123内に格納され
ているプログラムをプログラム領域125に転送する。
CPU121はプログラム領域125に転送された、変
更される前のプログラムを使用し、基地局100の運用
を開始する。第1メモリ部は、上位局200からの遠隔
によるプログラムを転送したとき書き換えられることは
ない。
【0034】次に、以上の処理を図1のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0035】基地局100が運用中(図1のS1)に、
上位局200より変更されたプログラムが転送されると
(S2)、プログラムは基地局100内の伝送路インタ
フェース部130で受信(S3)し、伝送路インタフェ
ース部130は制御部120内のダウンロード格納エリ
ア126にプログラムを転送する(S4)。ダウンロー
ド格納エリア126からメモリカード123内の第2メ
モリ部に、変更されたプログラムを転送する際に、先ず
第2メモリ部の有効/無効判定ビット領域を無効と書き
換える(S5)。ダウンロード格納エリア126から第
2メモリ部へ変更されたプログラムを転送し(S6)、
転送が終了すると第2メモリ部の有効/無効判定ビット
領域を有効と書き換える(S7)。ここで装置、または
CPU121にリセットが実行され(S8)、起動用R
OM122に書き込まれたプログラムにより初期処理が
実行され(S9)、続いて起動用ROM122に書き込
まれたプログラムにより第2メモリ部の有効/無効判定
ビット領域を読む(S10)。第2メモリ部の有効/無
効判定ビット領域が有効の場合は、第2メモリ部に書き
込まれたプログラムをプログラム領域125に転送し
(S11)、CPU121は変更されたプログラムによ
り起動する(S12)。
【0036】ダウンロード格納エリア126に格納され
た変更されたプログラムを第2メモリ部に転送中(S
6)に、何らかの要因により電源が瞬断またはリセット
を行わないと復旧しない障害等が発生してしまった場
合、S10において、有効/無効判定ビット領域は無効
を示している。これは、ダウンロード格納エリア126
から第2メモリ部へ変更されたプログラムを転送中に、
リセットによる再起動が実行されたためである。また、
この時の第2メモリ部のプログラムは、新旧どちらでも
ない不正なプログラムとなっている。第2メモリ部の有
効/無効判定ビット領域が無効を示しているため、起動
用ROM122に書き込まれたプログラムにより、引き
続きメモリカード123内の第1メモリ部の有効/無効
判定ビット領域を読み込む(S13)。上位局200か
らのプログラムの更新時に書き換えられることのないメ
モリカード123内の第1メモリ部有効/無効判定ビッ
ト領域は、有効を示し、有効を示している変更される前
のプログラムが格納された第1メモリ部から、変更され
る前のプログラムをプログラム領域125に転送(S1
4)し、CPU121は変更される前のプログラムによ
り起動する(S15)。
【0037】なお、図1に示したような処理をプログラ
ミングして、そのプログラムを基地局のコンピュータ
読み込み可能な、例えば磁気ディスクや半導体メモリ等
の記録媒体に記録し、基地局に読み込んで実行するよう
にすることもできる。このプログラムは、更新前プログ
ラムを記憶する第1メモリと更新後プログラムを記憶す
る第2メモリとで二重化されたメモリの読み出し制御プ
ログラムが記録された、コンピュータにより読込可能な
記録媒体であって、受信したプログラムをダウンロード
格納エリアに転送する処理と、第2メモリの有効・無効
判定ビット領域を無効とする処理と、前記ダウンロード
格納エリアから前記第2メモリへプログラムを転送する
処理と、該転送後に前記第2メモリの有効・無効判定ビ
ット領域を有効とする処理と、リセットと初期処理を実
行する処理と、前記第2メモリの有効・無効判定ビット
領域を読み出して判定する処理と、判定の結果が有効な
ら前記第2メモリのプログラムをプログラムエリアに転
送して起動する処理と、前記判定の結果が無効なら第1
メモリの有効・無効判定ビット領域を読み出して判定す
る処理と、該判定の結果が有効なら前記第1メモリのプ
ログラムを前記プログラムエリアに転送して起動する処
理とを含む。
【0038】以上に説明した実施例においては、第1メ
モリ部は書き換えられることはないとしているが、本発
明はこれに限定されることはなく、例えば1世代前の更
新前プログラムを記憶するようにしてもよい。
【0039】また、第1メモリ部と第2メモリ部をフラ
ッシュメモリとしてもよく、同一のメモリチップで実現
してもよい。
【0040】さらに、以上の実施例は移動体通信基地局
へダウンロードされたプログラムの読み出し制御方法に
ついてのものであるが、より一般的なメモリの読み出し
制御方法にまで拡大することも容易にできる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、更新前データを記憶する第1
メモリと更新後データを記憶する第2メモリとでメモリ
を二重化し、第2メモリを更新対象として、先ず無効化
してから更新し、更新後に有効化する構成としたため、
更新中に障害が発生しても第1メモリの更新前データを
使用できるという効果を有する。
【0042】より具体的には、基地局が動作するための
プログラムを格納するメモリを2つ設け、一方だけにプ
ログラムを書き込み、また、書き込みを行う際、各メモ
リに設けられた、そのプログラムが有効であるか無効で
あるかを判断するための領域を設けたため、基地局が動
作するためのプログラムを上位局より遠隔で転送し、基
地局内のメモリへ変更された基地局が動作するためのプ
ログラムを転送中に、基地局にリセットを伴うような障
害が発生しても、基地局は再起動することができ、ま
た、再起動により、再度プログラムの遠隔転送を行うこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明が適用される移動体通信システムのブロ
ック図である。
【図3】図2に示した基地局の詳細を示すブロック図で
ある。
【図4】図3に示した制御部の詳細を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明における第1メモリと第2メモリの概念
を示す図である。
【図6】従来のプログラムの読み出し制御方法の一例を
示すフローチャートである。
【図7】従来例におけるメモリ部の概念を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 基地局 110 無線部 120 制御部 121 CPU 122 起動用ROM 123 メモリカード 124 ワーク用RAM 125 プログラムエリア 126 ダウンロード格納エリア 130 伝送路インタフェース部 200 上位局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/16 G06F 9/06 G06F 9/445 H04Q 7/36 G06F 12/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】更新前データを記憶する第1メモリと更新
    後データを記憶する第2メモリとで二重化され、前記各
    メモリのそれぞれに更新が有効に行われたか否かを示す
    有効・無効判定ビット領域が設けられたメモリの読み出
    し制御方法であって、前記第2メモリのプログラム更新に際し、前記第2メモ
    リの有効/無効判定ビット領域を無効と書き換えて更新
    後に有効と書き換え、その後、リセットと初期処理を実
    行し、前記第2メモリの有効/無効判定ビット領域が有
    効の場合、前記第2メモリ部内の更新後プログラムを実
    行し、一方、無効の場合、前記第1メモリの有効/無効
    判定ビット領域を読み込み、有効なら前記第1メモリ内
    の更新前プログラムを実行する ことを特徴とするメモリ
    の読み出し制御方法。
  2. 【請求項2】更新前プログラムを記憶し有効・無効判定
    ビット領域を有する第1メモリと、更新後プログラムを
    記憶し有効・無効判定ビット領域を有する第2メモリと
    の二重化メモリを備えた移動体通信基地局へ、上位局か
    ダウンロードしたプログラムの読み出し制御方法であ
    って、 前記ダウンロードによってプログラムを更新するとき
    は、前記第2メモリの有効・無効判定ビット領域を無効
    にした後に前記第2メモリにプログラムを転送して有効
    とし、リセットと初期処理を実行後に前記第2メモリ
    の有効・無効判定ビット領域が有効なら前記第2メモリ
    のプログラムを読み出し、無効で前記第1メモリの有効
    ・無効判定ビット領域が有効なら、前記第1メモリのプ
    ログラムを読み出すことを特徴とするプログラムの読み
    出し制御方法。
  3. 【請求項3】前記第1メモリは更新されることがなく、
    有効・無効判定ビット領域が常に有効であることを特徴
    とする請求項1記載のメモリの読み出し制御方法または
    請求項2記載のプログラムの読み出し制御方法。
  4. 【請求項4】前記第1メモリは、前記第2メモリの1世
    代前の更新前データを記憶するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のメモリの読み出し制御方法また
    は請求項2記載のプログラムの読み出し制御方法。
  5. 【請求項5】前記第1メモリと前記第2メモリとは同一
    メモリチップで実現したことを特徴とする請求項1〜請
    求項4のいずれかに記載のメモリの読み出し制御方法ま
    たはプログラムの読み出し制御方法。
  6. 【請求項6】前記プログラムは、ダウンロードプログラ
    ムを含むことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれ
    かに記載のプログラムの読み出し制御方法。
  7. 【請求項7】前記プログラムは、公衆網とのインタフェ
    ースを持ち移動通信システムの中枢である上位局から転
    送され、移動通信端末との無線インタフェースを持つ基
    地局において実行されることを特徴とする請求項5また
    は請求項6記載のプログラムの読み出し制御方法。
  8. 【請求項8】更新前プログラムを記憶する第1メモリと
    更新後プログラムを記憶する第2メモリとで二重化され
    たメモリの読み出し制御プログラムが記録された、コン
    ピュータにより読込可能な記録媒体であって、 受信したプログラムをダウンロード格納エリアに転送す
    る処理と、 第2メモリの有効・無効判定ビット領域を無効とする処
    理と、 前記ダウンロード格納エリアから前記第2メモリへプロ
    グラムを転送する処理と、 該転送後に前記第2メモリの有効・無効判定ビット領域
    を有効とする処理と、 リセットと初期処理を実行する処理と、 前記第2メモリの有効・無効判定ビット領域を読み出し
    て判定する処理と、 判定の結果が有効なら前記第2メモリのプログラムをプ
    ログラムエリアに転送して起動する処理と、 前記判定の結果が無効なら第1メモリの有効・無効判定
    ビット領域を読み出して判定する処理と、 該判定の結果が有効なら前記第1メモリのプログラムを
    前記プログラムエリアに転送して起動する処理とを移動
    通信基地局に行わせる、読み出し制御プログラムが記録
    されたコンピュータにより読み込み可能な記録媒体。
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