JP2984606B2 - 3入力加減算回路 - Google Patents
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3つの入力データ
の加減算を行う3入力加減算回路に係り、特に画像処理
における動画処理の色差信号を三原色の色信号に変換す
る色空間変換技術に用いて好適な3入力加減算回路に関
する。
の加減算を行う3入力加減算回路に係り、特に画像処理
における動画処理の色差信号を三原色の色信号に変換す
る色空間変換技術に用いて好適な3入力加減算回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像処理における色の表現方法には、ビ
デオデータの記録等に使用されるYUV方式と、パーソ
ナルコンピュータ上で使用されるRGB方式がある。こ
こで、YUV方式の「Y」,「U」,「V」とは、それ
ぞれYが明るさ、Uが赤の色差、Vが青の色差を表して
いる。また、RGB方式の「R」,「G」,「B」と
は、Rが赤、Gが緑、Bが青を表し、この3つの信号の
数値範囲は、共に正の数値となる。
デオデータの記録等に使用されるYUV方式と、パーソ
ナルコンピュータ上で使用されるRGB方式がある。こ
こで、YUV方式の「Y」,「U」,「V」とは、それ
ぞれYが明るさ、Uが赤の色差、Vが青の色差を表して
いる。また、RGB方式の「R」,「G」,「B」と
は、Rが赤、Gが緑、Bが青を表し、この3つの信号の
数値範囲は、共に正の数値となる。
【0003】動画処理において、YUVからRGBへの
変換を行う場合、R=α1V+α2Y,B=β1U+β2
Y,G=γ1U+γ2V+γ3Y(α1,α2,β1,β2,
γ1,γ2,γ3は定数)なる変換演算を行う。この変換
式により、R信号とB信号については2入力加算、G信
号については3入力加算を行うことになる。また、上記
変換式において、「U」,「V」に関わる項の値、すな
わち、α1V,β1U,γ1U,γ2Vの値は正または負の
値を取り、「Y」に関わる項の値、すなわち、α2Y,
β2Y,γ3Yは正の値のみを取る。さらに変換演算は、
通常、同一ビット長の加算器によって行われている。
変換を行う場合、R=α1V+α2Y,B=β1U+β2
Y,G=γ1U+γ2V+γ3Y(α1,α2,β1,β2,
γ1,γ2,γ3は定数)なる変換演算を行う。この変換
式により、R信号とB信号については2入力加算、G信
号については3入力加算を行うことになる。また、上記
変換式において、「U」,「V」に関わる項の値、すな
わち、α1V,β1U,γ1U,γ2Vの値は正または負の
値を取り、「Y」に関わる項の値、すなわち、α2Y,
β2Y,γ3Yは正の値のみを取る。さらに変換演算は、
通常、同一ビット長の加算器によって行われている。
【0004】ここで、上述した変換演算においてG信号
への変換を行う場合のように、3入力加算を行うことが
できる加算器の一従来例について、図5を参照して説明
する。図5に示す加算器は、演算中に奇数回のオーバー
フローが生じた時に、貼り付け処理を行うことで、オー
バーフロー時の演算精度を上げるものである。ここで、
貼り付け処理とは、演算結果がオーバーフローを起こし
た場合、そのオーバーフローが、加算器の出力数値範囲
の上限値を上回るものであれば、演算結果として上限値
を出力し、出力数値範囲の下限値を下回るものであれ
ば、演算結果として下限値を出力する処理のことをとい
う。
への変換を行う場合のように、3入力加算を行うことが
できる加算器の一従来例について、図5を参照して説明
する。図5に示す加算器は、演算中に奇数回のオーバー
フローが生じた時に、貼り付け処理を行うことで、オー
バーフロー時の演算精度を上げるものである。ここで、
貼り付け処理とは、演算結果がオーバーフローを起こし
た場合、そのオーバーフローが、加算器の出力数値範囲
の上限値を上回るものであれば、演算結果として上限値
を出力し、出力数値範囲の下限値を下回るものであれ
ば、演算結果として下限値を出力する処理のことをとい
う。
【0005】図5において、401は加算回路であり、
4つのフル・アダーによって構成されており、累算レジ
スタ407に格納され、被加算データ端子412,41
3,414,415に出力される被加算データに、加算
データ入力端子408,409,410,411から入
力された加算データを加算する。また、加算回路410
による加算結果は、加算結果出力端子416,417,
418,419に出力され、累算レジスタ407に格納
される。なお、この図において、加算データ入力端子4
08、被加算データ端子412、および、加算結果出力
端子416は、それぞれ、加算データ、被加算データ、
および、加算結果のMSBとなる。
4つのフル・アダーによって構成されており、累算レジ
スタ407に格納され、被加算データ端子412,41
3,414,415に出力される被加算データに、加算
データ入力端子408,409,410,411から入
力された加算データを加算する。また、加算回路410
による加算結果は、加算結果出力端子416,417,
418,419に出力され、累算レジスタ407に格納
される。なお、この図において、加算データ入力端子4
08、被加算データ端子412、および、加算結果出力
端子416は、それぞれ、加算データ、被加算データ、
および、加算結果のMSBとなる。
【0006】402は排他的論理和ゲートである単一オ
ーバーフロー検出器402であり、加算回路401によ
る演算結果がオーバーフローか否かを判別する。403
はオーバーフロー状態メモリであり、単一オーバーフロ
ー検出器402が“1”となった回数が、偶数か奇数か
を記憶する。404はDフリップフロップである極性符
号メモリであり、オーバーフロー状態メモリ403が偶
数を示し、単一オーバーフロー検出器402が再び
“1”となる毎に、加算回路401の最上位ビットを記
憶する。また、極性符号メモリ404の出力は、加算回
路401による加算結果がオーバーフローになった時、
そのオーバーフローが、加算結果範囲の上限値を超える
(プラス側オーバーフロー)ものか、下限値を下回る
(マイナス側オーバーフロー)ものかを判別する極性符
号信号としてオーバーフロー極性端子422へ出力され
る。
ーバーフロー検出器402であり、加算回路401によ
る演算結果がオーバーフローか否かを判別する。403
はオーバーフロー状態メモリであり、単一オーバーフロ
ー検出器402が“1”となった回数が、偶数か奇数か
を記憶する。404はDフリップフロップである極性符
号メモリであり、オーバーフロー状態メモリ403が偶
数を示し、単一オーバーフロー検出器402が再び
“1”となる毎に、加算回路401の最上位ビットを記
憶する。また、極性符号メモリ404の出力は、加算回
路401による加算結果がオーバーフローになった時、
そのオーバーフローが、加算結果範囲の上限値を超える
(プラス側オーバーフロー)ものか、下限値を下回る
(マイナス側オーバーフロー)ものかを判別する極性符
号信号としてオーバーフロー極性端子422へ出力され
る。
【0007】405はR−Sフリップフロップであるオ
ーバーフロー生起メモリであり、単一オーバーフロー検
出器402の出力、および、オーバーフロー状態メモリ
403の出力が共に“1”であり、かつ、加算回路40
1による加算結果の最上位ビットと極性符号メモリ40
4に蓄えられていたビットの内容が等しい時に、セット
される。406はオーバーフロー検出回路であり、オー
バーフロー状態メモリ403の出力と、オーバーフロー
生起メモリ405の出力との論理和を、オーバーフロー
端子425へ出力する。また、420,421,42
3,424は、それぞれ、累算レジスタ407,極性符
号メモリ421,オーバフロー生起メモリ405,オー
バーフロー状態メモリ403の内容をクリアするクリア
端子である。
ーバーフロー生起メモリであり、単一オーバーフロー検
出器402の出力、および、オーバーフロー状態メモリ
403の出力が共に“1”であり、かつ、加算回路40
1による加算結果の最上位ビットと極性符号メモリ40
4に蓄えられていたビットの内容が等しい時に、セット
される。406はオーバーフロー検出回路であり、オー
バーフロー状態メモリ403の出力と、オーバーフロー
生起メモリ405の出力との論理和を、オーバーフロー
端子425へ出力する。また、420,421,42
3,424は、それぞれ、累算レジスタ407,極性符
号メモリ421,オーバフロー生起メモリ405,オー
バーフロー状態メモリ403の内容をクリアするクリア
端子である。
【0008】上述した加算器は、連続加算または減算を
実行する前に、累算レジスタ407,オーバーフロー状
態メモリ403,オーバーフロー生起メモリ405およ
び極性符号メモリ404をクリアし、連続加算または減
算実行後に、オーバーフロー検出回路406から“1”
が出力された場合は、連続加算または減算結果にオーバ
ーフローが発生したことを検出し、極性符号メモリ40
5によりプラス側もしくはマイナス側のオーバーフロー
であることを検出する、オーバーフロー検出器つき演算
回路である。なお、この加算器については、特公昭62
−30467号公報に詳しく開示されている。
実行する前に、累算レジスタ407,オーバーフロー状
態メモリ403,オーバーフロー生起メモリ405およ
び極性符号メモリ404をクリアし、連続加算または減
算実行後に、オーバーフロー検出回路406から“1”
が出力された場合は、連続加算または減算結果にオーバ
ーフローが発生したことを検出し、極性符号メモリ40
5によりプラス側もしくはマイナス側のオーバーフロー
であることを検出する、オーバーフロー検出器つき演算
回路である。なお、この加算器については、特公昭62
−30467号公報に詳しく開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、動画
処理における色空間変換はフルビットで演算を行ってい
た。すなわち、例えば上述した加算器の場合、最上位ビ
ットは、数値の正負を表す符号フラグとして用いられる
ため、取り扱うことができる数値範囲は、入出力共に−
128〜127となる。このような場合において、YU
VからRGBへの変換を行うと、G信号の変換演算の
際、 γ1U+γ2V を演算した時点でオーバーフローが
起こると、R信号およびB信号との演算精度が大幅に異
なってしまい、変換前の画像と変換後の画像が異なると
いう問題が生じてしまう。
処理における色空間変換はフルビットで演算を行ってい
た。すなわち、例えば上述した加算器の場合、最上位ビ
ットは、数値の正負を表す符号フラグとして用いられる
ため、取り扱うことができる数値範囲は、入出力共に−
128〜127となる。このような場合において、YU
VからRGBへの変換を行うと、G信号の変換演算の
際、 γ1U+γ2V を演算した時点でオーバーフローが
起こると、R信号およびB信号との演算精度が大幅に異
なってしまい、変換前の画像と変換後の画像が異なると
いう問題が生じてしまう。
【0010】例えばG信号への変換を行う時、γ1Uお
よびγ2Vの値が共に100(2進数で0110010
0)、γ3Y の値が50(2進数で00110010)
であった場合、γ1U+γ2Vを演算した時点で200と
なってプラス側にオーバーフローを起こす。そして、引
き続きγ3Y の値が加算されて変換演算が終了するが、
オーバーフローが1回だけ発生し、また、極性符号メモ
リ404の出力は“0”となるため、プラス側のオーバ
ーフローが発生したものと判断される。これにより、張
り付け処理が行われて演算結果は127(2進数で01
111111)となり、本来の数値である250(2進
数で11111010)から大幅にかけ離れてしまう。
よびγ2Vの値が共に100(2進数で0110010
0)、γ3Y の値が50(2進数で00110010)
であった場合、γ1U+γ2Vを演算した時点で200と
なってプラス側にオーバーフローを起こす。そして、引
き続きγ3Y の値が加算されて変換演算が終了するが、
オーバーフローが1回だけ発生し、また、極性符号メモ
リ404の出力は“0”となるため、プラス側のオーバ
ーフローが発生したものと判断される。これにより、張
り付け処理が行われて演算結果は127(2進数で01
111111)となり、本来の数値である250(2進
数で11111010)から大幅にかけ離れてしまう。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、2の補数で表現された値と絶対値で表
現された値とが混在する複数の入力データの加減算を行
う場合において、精度の高い演算結果を得ることができ
る3入力加減算回路を提供することを目的とする。
れたものであり、2の補数で表現された値と絶対値で表
現された値とが混在する複数の入力データの加減算を行
う場合において、精度の高い演算結果を得ることができ
る3入力加減算回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数ビット単位で構成され、2の補数で表現された
データを含む少なくとも3つのデータを加算する3入力
加減算回路において、前記複数ビット単位で構成される
少なくとも3つのデータのうち、正または負の値を持つ
第1のデータと、正または負の値を持つ第2のデータと
を加算する第1の加算手段と、前記第1の加算手段の出
力と、前記複数ビット単位で構成される少なくとも3つ
のデータのうちの正の値を持つ第3のデータとを加算す
る第2の加算手段と、前記第1の加算手段の加算結果
が、正の値であるか負の値であるかを判断し、その判断
結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオ
ーバーフローした場合プラス側にオーバーフローを起こ
したものと見なして貼り付け処理を行い、前記判断結果
が負の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオーバ
ーフローしていない場合マイナス側にオーバーフローを
起こしたものと見なして貼り付け処理を行い、前記判断
結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオ
ーバーフローしていない場合と前記判断結果が負の値で
かつ前記第2の加算手段の加算結果がオーバーフローし
ている場合には前記第2の加算手段の加算結果を、最終
出力として出力する貼り付け処理手段とを具備すること
を特徴とする。
は、複数ビット単位で構成され、2の補数で表現された
データを含む少なくとも3つのデータを加算する3入力
加減算回路において、前記複数ビット単位で構成される
少なくとも3つのデータのうち、正または負の値を持つ
第1のデータと、正または負の値を持つ第2のデータと
を加算する第1の加算手段と、前記第1の加算手段の出
力と、前記複数ビット単位で構成される少なくとも3つ
のデータのうちの正の値を持つ第3のデータとを加算す
る第2の加算手段と、前記第1の加算手段の加算結果
が、正の値であるか負の値であるかを判断し、その判断
結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオ
ーバーフローした場合プラス側にオーバーフローを起こ
したものと見なして貼り付け処理を行い、前記判断結果
が負の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオーバ
ーフローしていない場合マイナス側にオーバーフローを
起こしたものと見なして貼り付け処理を行い、前記判断
結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオ
ーバーフローしていない場合と前記判断結果が負の値で
かつ前記第2の加算手段の加算結果がオーバーフローし
ている場合には前記第2の加算手段の加算結果を、最終
出力として出力する貼り付け処理手段とを具備すること
を特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の3入力加減算回路において、前記第1,第2の加算手
段のそれぞれは、加算結果が出力し得る最大値を超えた
場合に加算結果がオーバーフローしていることを示すキ
ャリ信号を出力する加算手段であって、前記貼り付け処
理手段は、前記第1の加算手段に入力される第1,第2
のデータの、各最上位ビットの状態と、前記第1の加算
手段からのキャリ信号とに基づいて、前記第1の加算手
段における加算結果が正の値であるか負の値であるかを
判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段の判断
結果と、前記第2の加算手段からのキャリ信号とに基づ
いて、前記第2の加算手段における加算結果が、前記3
入力加減算回路が出力する演算結果の数値範囲の上限を
超えるか、または、下限を下回るかを判断する第2の判
断手段と、前記3入力加減算回路が出力する数値の最大
値および最小値、ならびに、前記第2の加算手段の加算
結果が供給され、前記第2の判断手段の判断結果に基づ
いていずれか1つの値を出力する選択手段とからなるこ
とを特徴とする。
の3入力加減算回路において、前記第1,第2の加算手
段のそれぞれは、加算結果が出力し得る最大値を超えた
場合に加算結果がオーバーフローしていることを示すキ
ャリ信号を出力する加算手段であって、前記貼り付け処
理手段は、前記第1の加算手段に入力される第1,第2
のデータの、各最上位ビットの状態と、前記第1の加算
手段からのキャリ信号とに基づいて、前記第1の加算手
段における加算結果が正の値であるか負の値であるかを
判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段の判断
結果と、前記第2の加算手段からのキャリ信号とに基づ
いて、前記第2の加算手段における加算結果が、前記3
入力加減算回路が出力する演算結果の数値範囲の上限を
超えるか、または、下限を下回るかを判断する第2の判
断手段と、前記3入力加減算回路が出力する数値の最大
値および最小値、ならびに、前記第2の加算手段の加算
結果が供給され、前記第2の判断手段の判断結果に基づ
いていずれか1つの値を出力する選択手段とからなるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の3入力加減算回路において、前記第1の判断手段は、
前記第1の加算手段に入力される第1,第2のデータの
最上位ビットが共に“1”である場合、または、第1,
第2のデータの最上位ビットがそれぞれ“0”,“1”
もしくは“1”,“0”でありかつ前記第1の加算手段
からキャリ信号が出力されなかった場合に、前記第1の
加算手段における加算結果が2の補数で表現された値に
なると判断し、前記第1の加算手段に入力される第1,
第2のデータの最上位ビットが共に“0”である場合、
または、第1,第2のデータの最上位ビットがそれぞれ
“0”,“1”もしくは“1”,“0”でありかつ前記
第1の加算手段からキャリ信号が出力された場合に、前
記第1の加算手段における加算結果が絶対値で表現され
た値になると判断することを特徴とする。
の3入力加減算回路において、前記第1の判断手段は、
前記第1の加算手段に入力される第1,第2のデータの
最上位ビットが共に“1”である場合、または、第1,
第2のデータの最上位ビットがそれぞれ“0”,“1”
もしくは“1”,“0”でありかつ前記第1の加算手段
からキャリ信号が出力されなかった場合に、前記第1の
加算手段における加算結果が2の補数で表現された値に
なると判断し、前記第1の加算手段に入力される第1,
第2のデータの最上位ビットが共に“0”である場合、
または、第1,第2のデータの最上位ビットがそれぞれ
“0”,“1”もしくは“1”,“0”でありかつ前記
第1の加算手段からキャリ信号が出力された場合に、前
記第1の加算手段における加算結果が絶対値で表現され
た値になると判断することを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の3入力加減算回路において、前記第2の判断手段は、
前記第1の判断手段により、前記第1の加算手段におけ
る加算結果が2の補数で表現された値になると判断さ
れ、かつ前記第2の加算手段からキャリ信号が出力され
なかった場合、前記第2の加算手段における加算結果
が、前記3入力加減算回路が出力する演算結果の数値範
囲の下限を下回ると判断し、前記第1の判断手段によ
り、前記第1の加算手段における加算結果が絶対値で表
現された値になると判断され、かつ前記第2の加算手段
からキャリ信号が出力された場合、前記第2の加算手段
における加算結果が、前記3入力加減算回路が出力する
演算結果の数値範囲の上限を超えると判断することを特
徴とする。
の3入力加減算回路において、前記第2の判断手段は、
前記第1の判断手段により、前記第1の加算手段におけ
る加算結果が2の補数で表現された値になると判断さ
れ、かつ前記第2の加算手段からキャリ信号が出力され
なかった場合、前記第2の加算手段における加算結果
が、前記3入力加減算回路が出力する演算結果の数値範
囲の下限を下回ると判断し、前記第1の判断手段によ
り、前記第1の加算手段における加算結果が絶対値で表
現された値になると判断され、かつ前記第2の加算手段
からキャリ信号が出力された場合、前記第2の加算手段
における加算結果が、前記3入力加減算回路が出力する
演算結果の数値範囲の上限を超えると判断することを特
徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のうち、いずれか1項に記載の3入力加減算回路にお
いて、前記複数ビットで構成される少なくとも3つのデ
ータが、全て同一ビット長から構成されていることを特
徴とする。
4のうち、いずれか1項に記載の3入力加減算回路にお
いて、前記複数ビットで構成される少なくとも3つのデ
ータが、全て同一ビット長から構成されていることを特
徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のうち、いずれか1項に記載の3入力加減算回路にお
いて、動画処理におけるYUV方式からRGB方式への
変換演算の一つである G=γ1U+γ2V+γ3Yなる変
換演算を行うものであることを特徴とする。
5のうち、いずれか1項に記載の3入力加減算回路にお
いて、動画処理におけるYUV方式からRGB方式への
変換演算の一つである G=γ1U+γ2V+γ3Yなる変
換演算を行うものであることを特徴とする。
【0018】本発明の3入力加減算回路によれば、YU
VからRGBへの色空間変換において、G信号の変換演
算、すなわち、G=γ1U+γ2V+γ3Yの変換演算
で、γ1U+γ2V加算結果が正の時は、絶対値表現を結
果とし、負の時は2の補数表現を示すビット(サインフ
ラグ)を設け、Y信号加算時に、キャリー信号とサイン
フラグビットの論理を取ることでY信号加算後のオーバ
ーフロー処理を行う。これにより、例えば、Y信号加算
後のG信号の変換演算精度を、R信号およびB信号の変
換演算精度に合わせることができる。
VからRGBへの色空間変換において、G信号の変換演
算、すなわち、G=γ1U+γ2V+γ3Yの変換演算
で、γ1U+γ2V加算結果が正の時は、絶対値表現を結
果とし、負の時は2の補数表現を示すビット(サインフ
ラグ)を設け、Y信号加算時に、キャリー信号とサイン
フラグビットの論理を取ることでY信号加算後のオーバ
ーフロー処理を行う。これにより、例えば、Y信号加算
後のG信号の変換演算精度を、R信号およびB信号の変
換演算精度に合わせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用
される3入力加減算回路の構成を示すブロック図であ
る。また、図2は、YUVデータ変換回路である。図2
において、201はYUVデータ変換回路であり、入力
端子202,203,204へ入力されるY,U,Vの
データに、それぞれ定数α1,α2,β1,β2,γ1,γ
2,γ3 を乗算して、出力端子205,206,20
7,208,209,210,211から、α1V,α2
Y,β1U,β2Y,γ1U,γ2V,γ3Yのデータを出
力する。ここで、出力端子209から出力された γ1U
のデータは、図1の入力端子101に、出力端子210
から出力された γ2Vのデータは、図1の入力端子10
2に、出力端子211から出力された γ3Yのデータ
は、図1の入力端子107へ出力される。
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用
される3入力加減算回路の構成を示すブロック図であ
る。また、図2は、YUVデータ変換回路である。図2
において、201はYUVデータ変換回路であり、入力
端子202,203,204へ入力されるY,U,Vの
データに、それぞれ定数α1,α2,β1,β2,γ1,γ
2,γ3 を乗算して、出力端子205,206,20
7,208,209,210,211から、α1V,α2
Y,β1U,β2Y,γ1U,γ2V,γ3Yのデータを出
力する。ここで、出力端子209から出力された γ1U
のデータは、図1の入力端子101に、出力端子210
から出力された γ2Vのデータは、図1の入力端子10
2に、出力端子211から出力された γ3Yのデータ
は、図1の入力端子107へ出力される。
【0020】また、図1において、1および2は、それ
ぞれ入出力ビット数が8ビットになっている8ビット加
算器(以下、単に加算器という)であり、加算器1は、
入力端子101へ入力されたγ1Uのデータと、入力端
子102へ入力されたγ2Vのデータとを加算してその
加算結果を加算器2の入力端子106へ出力する。ま
た、加算器2は、入力端子106へ入力された加算器1
の加算結果と、入力端子107へ入力されたγ3Y のデ
ータとを加算する。さらに、加算器1における加算結果
がFFHを超えた場合は、キャリ信号を出力する。ここ
で加算器1の入出力の数値範囲は−128〜127であ
り、入出力データの最上位ビットが“0”の時正の値を
示し、“1”の時は負の値を示している。加算器2の入
出力の数値範囲は0〜255であり、加算器1と同様、
加算結果がFFHを超えた時、キャリ信号を出力する。
ぞれ入出力ビット数が8ビットになっている8ビット加
算器(以下、単に加算器という)であり、加算器1は、
入力端子101へ入力されたγ1Uのデータと、入力端
子102へ入力されたγ2Vのデータとを加算してその
加算結果を加算器2の入力端子106へ出力する。ま
た、加算器2は、入力端子106へ入力された加算器1
の加算結果と、入力端子107へ入力されたγ3Y のデ
ータとを加算する。さらに、加算器1における加算結果
がFFHを超えた場合は、キャリ信号を出力する。ここ
で加算器1の入出力の数値範囲は−128〜127であ
り、入出力データの最上位ビットが“0”の時正の値を
示し、“1”の時は負の値を示している。加算器2の入
出力の数値範囲は0〜255であり、加算器1と同様、
加算結果がFFHを超えた時、キャリ信号を出力する。
【0021】3はセレクタであり、3つの入力端子11
3,114,115を有し、選択信号出力回路6(後述
する)からの選択信号に従って、いずれか1つの入力端
子に入力されたデータを出力端子116から出力する。
ここでの入力端子113には加算器2の加算結果が、入
力端子114にはデータFFHが、入力端子115には
データ00Hが入力されているものとする。
3,114,115を有し、選択信号出力回路6(後述
する)からの選択信号に従って、いずれか1つの入力端
子に入力されたデータを出力端子116から出力する。
ここでの入力端子113には加算器2の加算結果が、入
力端子114にはデータFFHが、入力端子115には
データ00Hが入力されているものとする。
【0022】4は第1の論理回路であり、3つの入力端
子103,104,105を有し、それぞれ、加算器1
へ入力されるγ1Uのデータの最上位ビットと、γ2Vの
データの最上位ビットと、加算器1から出力されるキャ
リ信号が入力される。ここで、第1の論理回路4は、上
述した各入力信号に基づいて、加算器1における加算結
果が正の値となるか負の値となるかの判断を行う。
子103,104,105を有し、それぞれ、加算器1
へ入力されるγ1Uのデータの最上位ビットと、γ2Vの
データの最上位ビットと、加算器1から出力されるキャ
リ信号が入力される。ここで、第1の論理回路4は、上
述した各入力信号に基づいて、加算器1における加算結
果が正の値となるか負の値となるかの判断を行う。
【0023】すなわち、図3の真理値表に示すように、
入力端子103の最上位ビットと入力端子104の最上
位ビットの論理が一致しなかった場合において、加算器
1からキャリ信号が出力されなかった(キャリ信号が
“0”)時は、加算器1における加算結果が負の値にな
ると判断して“1”を出力し、キャリ信号が出力された
(キャリ信号が“1”)時は、加算器1における加算結
果が正の値になると判断して“0”を出力する。
入力端子103の最上位ビットと入力端子104の最上
位ビットの論理が一致しなかった場合において、加算器
1からキャリ信号が出力されなかった(キャリ信号が
“0”)時は、加算器1における加算結果が負の値にな
ると判断して“1”を出力し、キャリ信号が出力された
(キャリ信号が“1”)時は、加算器1における加算結
果が正の値になると判断して“0”を出力する。
【0024】また、入力端子103の最上位ビットと入
力端子104の最上位ビットの論理が、共に“1”であ
った場合、キャリ信号の有無に関わらず加算器1におけ
る加算結果が負の値になると判断して“1”を出力し、
共に“0”であった場合は、キャリ信号の有無に関わら
ず加算器1における加算結果が正の値になると判断して
“0”を出力する。
力端子104の最上位ビットの論理が、共に“1”であ
った場合、キャリ信号の有無に関わらず加算器1におけ
る加算結果が負の値になると判断して“1”を出力し、
共に“0”であった場合は、キャリ信号の有無に関わら
ず加算器1における加算結果が正の値になると判断して
“0”を出力する。
【0025】5は第2の論理回路であり、第1の論理回
路4の出力と、加算器2のキャリ信号とに基づいて、加
算器2における加算結果を最終出力として出力するか否
かの判断を行う。すなわち、図4の真理値表に示すよう
に、第1の論理回路4から“1”が出力(加算器1にお
ける加算結果が負と判断)された場合において、加算器
2からキャリ信号が出力されると、加算器2における加
算結果を最終出力として出力し、加算器2からキャリ信
号が出力されなければ、加算器2における加算結果を最
終出力として出力しない。
路4の出力と、加算器2のキャリ信号とに基づいて、加
算器2における加算結果を最終出力として出力するか否
かの判断を行う。すなわち、図4の真理値表に示すよう
に、第1の論理回路4から“1”が出力(加算器1にお
ける加算結果が負と判断)された場合において、加算器
2からキャリ信号が出力されると、加算器2における加
算結果を最終出力として出力し、加算器2からキャリ信
号が出力されなければ、加算器2における加算結果を最
終出力として出力しない。
【0026】また、第1の論理回路4から“0”が出力
(加算器1における加算結果が正と判断)された場合に
おいて、加算器2からキャリ信号が出力されなければ、
加算器2における加算結果を最終出力として出力し、加
算器2からキャリ信号が出力されると、加算器2におけ
る加算結果を最終出力として出力しない。
(加算器1における加算結果が正と判断)された場合に
おいて、加算器2からキャリ信号が出力されなければ、
加算器2における加算結果を最終出力として出力し、加
算器2からキャリ信号が出力されると、加算器2におけ
る加算結果を最終出力として出力しない。
【0027】選択信号出力回路6は、インバータ7,8
と、ANDゲート9,10とによって構成されている。
そして、ANDゲート9,10のそれぞれ一方の入力端
には加算器2のキャリ信号が入力され、ANDゲート9
の他方の入力端にはインバータ8から出力される第2の
論理回路5の出力の反転信号が、また、ANDゲート1
0の他方の入力端には、インバータ7から出力される加
算器2のキャリ信号の反転信号が入力されている。
と、ANDゲート9,10とによって構成されている。
そして、ANDゲート9,10のそれぞれ一方の入力端
には加算器2のキャリ信号が入力され、ANDゲート9
の他方の入力端にはインバータ8から出力される第2の
論理回路5の出力の反転信号が、また、ANDゲート1
0の他方の入力端には、インバータ7から出力される加
算器2のキャリ信号の反転信号が入力されている。
【0028】この選択信号出力回路6は、加算器2のキ
ャリ信号と、第2の論理回路5の出力とに基づいて、セ
レクタ3の入力端子114または115のいずれかに入
力されたデータを最終出力として出力させる。すなわ
ち、図4の真理値表に示すように、第2の論理回路5か
ら“0”が出力された場合において、加算器2からキャ
リ信号が出力されると、セレクタ3の入力端子114に
入力されたデータFFHを最終出力として出力し、キャ
リ信号が出力されなければ、セレクタ3の入力端子11
5に入力されたデータ00Hを最終出力として出力す
る。
ャリ信号と、第2の論理回路5の出力とに基づいて、セ
レクタ3の入力端子114または115のいずれかに入
力されたデータを最終出力として出力させる。すなわ
ち、図4の真理値表に示すように、第2の論理回路5か
ら“0”が出力された場合において、加算器2からキャ
リ信号が出力されると、セレクタ3の入力端子114に
入力されたデータFFHを最終出力として出力し、キャ
リ信号が出力されなければ、セレクタ3の入力端子11
5に入力されたデータ00Hを最終出力として出力す
る。
【0029】次に上述した3入力加算器の動作について
説明する。 加算器1の加算結果が正の値になる場合 まず、加算器1へ入力されるデータが共に正の値であっ
た場合、加算器1の入力端子101,102に入力され
るデータの最上位ビットは共に“0”となるため、第1
の論理回路4は、加算器1からのキャリ信号の如何に関
わらず“0”を出力する。また、加算器1に入力される
データの一方が正の値(最上位ビットが“0”)で、他
方が負の値(最上位ビットが“1”)である場合におい
て、加算器1からキャリ信号が出力された場合に、加算
結果が正の値になる。この時、第1の論理回路4は
“0”を出力する。
説明する。 加算器1の加算結果が正の値になる場合 まず、加算器1へ入力されるデータが共に正の値であっ
た場合、加算器1の入力端子101,102に入力され
るデータの最上位ビットは共に“0”となるため、第1
の論理回路4は、加算器1からのキャリ信号の如何に関
わらず“0”を出力する。また、加算器1に入力される
データの一方が正の値(最上位ビットが“0”)で、他
方が負の値(最上位ビットが“1”)である場合におい
て、加算器1からキャリ信号が出力された場合に、加算
結果が正の値になる。この時、第1の論理回路4は
“0”を出力する。
【0030】そして、加算器2は、加算器1における加
算結果と、加算器2の入力端子107に入力されたデー
タとを加算し、セレクタ3へ出力する。ここで、加算器
2における加算結果がオーバーフローを起こさなかった
場合、キャリ信号は出力されず、また、第1の論理回路
4は“0”を出力しているので、第2の論理回路5は
“1”を出力する。これにより、選択信号出力回路6か
らセレクタ3に対して、第2の論理回路5からの出力信
号“1”が出力され、また、ANDゲート9,10から
は共に“0”が出力されるので、セレクタ3は加算器2
の加算結果を最終出力として出力する。
算結果と、加算器2の入力端子107に入力されたデー
タとを加算し、セレクタ3へ出力する。ここで、加算器
2における加算結果がオーバーフローを起こさなかった
場合、キャリ信号は出力されず、また、第1の論理回路
4は“0”を出力しているので、第2の論理回路5は
“1”を出力する。これにより、選択信号出力回路6か
らセレクタ3に対して、第2の論理回路5からの出力信
号“1”が出力され、また、ANDゲート9,10から
は共に“0”が出力されるので、セレクタ3は加算器2
の加算結果を最終出力として出力する。
【0031】一方、加算器2における加算結果がオーバ
ーフローを起こした場合、加算器2からキャリ信号が出
力される。また、第1の論理回路4は“0”を出力して
いるので、第2の論理回路5は“0”を出力する。これ
により、選択信号出力回路6からセレクタ3に対し、A
NDゲート9から“1”が、ANDゲート10から
“0”が出力されるので、セレクタ3はその入力端子1
14に入力されているデータFFHを最終出力として出
力する。
ーフローを起こした場合、加算器2からキャリ信号が出
力される。また、第1の論理回路4は“0”を出力して
いるので、第2の論理回路5は“0”を出力する。これ
により、選択信号出力回路6からセレクタ3に対し、A
NDゲート9から“1”が、ANDゲート10から
“0”が出力されるので、セレクタ3はその入力端子1
14に入力されているデータFFHを最終出力として出
力する。
【0032】このように、加算器1における加算結果が
正の値になる場合は、加算器2における加算結果がオー
バーフローを起こさない限り、加算器2の加算結果が最
終出力として出力される。すなわち、図1に示す3入力
加減算回路においては、加算器1における加算結果が正
の値になると判断された場合、その加算結果を絶対値値
で表現された値(数値範囲が0〜255の値)として扱
うので、加算器2においてキャリ信号が出力された場合
は、プラス側にオーバフローを起こしたものと見なして
張り付け処理を行う。
正の値になる場合は、加算器2における加算結果がオー
バーフローを起こさない限り、加算器2の加算結果が最
終出力として出力される。すなわち、図1に示す3入力
加減算回路においては、加算器1における加算結果が正
の値になると判断された場合、その加算結果を絶対値値
で表現された値(数値範囲が0〜255の値)として扱
うので、加算器2においてキャリ信号が出力された場合
は、プラス側にオーバフローを起こしたものと見なして
張り付け処理を行う。
【0033】加算器1の加算結果が負の値になる場合 まず、加算器1へ入力されるデータが共に負の値であっ
た場合、加算器1の入力端子101,102に入力され
るデータの最上位ビットは共に“1”となるため、第1
の論理回路4は、加算器1からのキャリ信号の如何に関
わらず“1”を出力する。また、加算器1に入力される
データの一方が正の値(最上位ビットが“0”)で、他
方が負の値(最上位ビットが“1”)である場合におい
て、加算器1からキャリ信号が出力されなかった時は、
加算器1における加算結果が負の値になる。この時、第
1の論理回路4は“1”を出力する。
た場合、加算器1の入力端子101,102に入力され
るデータの最上位ビットは共に“1”となるため、第1
の論理回路4は、加算器1からのキャリ信号の如何に関
わらず“1”を出力する。また、加算器1に入力される
データの一方が正の値(最上位ビットが“0”)で、他
方が負の値(最上位ビットが“1”)である場合におい
て、加算器1からキャリ信号が出力されなかった時は、
加算器1における加算結果が負の値になる。この時、第
1の論理回路4は“1”を出力する。
【0034】そして、加算器2は、加算器1における加
算結果と、加算器2の入力端子107に入力されたデー
タとを加算し、セレクタ3へ出力する。ここで、加算器
2における加算結果がオーバーフローを起こした場合、
キャリ信号が出力され、また、第1の論理回路4は
“1”を出力しているので、第2の論理回路5は“1”
を出力する。これにより、選択信号出力回路6からセレ
クタ3に対して、第2の論理回路5からの出力信号
“1”が出力され、また、ANDゲート9,10からは
共に“0”が出力されるので、セレクタ3は加算器2の
加算結果を最終出力として出力する。
算結果と、加算器2の入力端子107に入力されたデー
タとを加算し、セレクタ3へ出力する。ここで、加算器
2における加算結果がオーバーフローを起こした場合、
キャリ信号が出力され、また、第1の論理回路4は
“1”を出力しているので、第2の論理回路5は“1”
を出力する。これにより、選択信号出力回路6からセレ
クタ3に対して、第2の論理回路5からの出力信号
“1”が出力され、また、ANDゲート9,10からは
共に“0”が出力されるので、セレクタ3は加算器2の
加算結果を最終出力として出力する。
【0035】一方、加算器2における加算結果がオーバ
ーフローを起こさなかった場合、加算器2からキャリ信
号が出力されない。また、第1の論理回路4は“1”を
出力しているので、第2の論理回路5は“0”を出力す
る。これにより、選択信号出力回路6からセレクタ3に
対し、ANDゲート10から“1”が、ANDゲート9
から“0”が出力されるので、セレクタ3はその入力端
子115に入力されているデータ00Hを最終出力とし
て出力する。
ーフローを起こさなかった場合、加算器2からキャリ信
号が出力されない。また、第1の論理回路4は“1”を
出力しているので、第2の論理回路5は“0”を出力す
る。これにより、選択信号出力回路6からセレクタ3に
対し、ANDゲート10から“1”が、ANDゲート9
から“0”が出力されるので、セレクタ3はその入力端
子115に入力されているデータ00Hを最終出力とし
て出力する。
【0036】このように、加算器1における加算結果が
負の値になる場合は、加算器2における加算結果がオー
バーフローを起こした時に限って、加算器2の加算結果
が最終出力として出力される。すなわち、図1に示す3
入力加減算回路においては、加算器1における加算結果
が負の値になると判断された場合、その加算結果を2の
補数で表現された値(数値範囲が−128〜127の
値)として扱うので、加算器2においてキャリ信号が出
力されなかった場合は、マイナス側にオーバフローを起
こしたものと見なして張り付け処理を行う。
負の値になる場合は、加算器2における加算結果がオー
バーフローを起こした時に限って、加算器2の加算結果
が最終出力として出力される。すなわち、図1に示す3
入力加減算回路においては、加算器1における加算結果
が負の値になると判断された場合、その加算結果を2の
補数で表現された値(数値範囲が−128〜127の
値)として扱うので、加算器2においてキャリ信号が出
力されなかった場合は、マイナス側にオーバフローを起
こしたものと見なして張り付け処理を行う。
【0037】
【発明の効果】請求項1ないし4に記載の発明における
3入力加減算回路によれば、それぞれ正または負の値を
持つ第1,第2のデータが第1の加算手段によって加算
された後、その加算結果と正の値を持つ第3のデータが
第2の加算手段で加算されると共に、第1の加算手段に
よる加算結果が正の値であるか負の値であるかを判断
し、その判断結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の
加算結果がオーバーフローした場合プラス側にオーバー
フローを起こしたものと見なして貼り付け処理を行い、
前記判断結果が負の値でかつ前記第2の加算手段の加算
結果がオーバーフローしていない場合マイナス側にオー
バーフローを起こしたものと見なして貼り付け処理を行
い、前記判断結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の
加算結果がオーバーフローしていない場合と前記判断結
果が負の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオー
バーフローしている場合には前記第2の加算手段の加算
結果を、最終出力として出力するので、2の補数で表現
された値と絶対値で表現された値とが混在する複数の入
力データの加減算を行う場合において、最終的に得られ
る演算結果を絶対値で表現した値で出力することが可能
となり、結果的に演算精度を1ビット分向上させること
ができる。
3入力加減算回路によれば、それぞれ正または負の値を
持つ第1,第2のデータが第1の加算手段によって加算
された後、その加算結果と正の値を持つ第3のデータが
第2の加算手段で加算されると共に、第1の加算手段に
よる加算結果が正の値であるか負の値であるかを判断
し、その判断結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の
加算結果がオーバーフローした場合プラス側にオーバー
フローを起こしたものと見なして貼り付け処理を行い、
前記判断結果が負の値でかつ前記第2の加算手段の加算
結果がオーバーフローしていない場合マイナス側にオー
バーフローを起こしたものと見なして貼り付け処理を行
い、前記判断結果が正の値でかつ前記第2の加算手段の
加算結果がオーバーフローしていない場合と前記判断結
果が負の値でかつ前記第2の加算手段の加算結果がオー
バーフローしている場合には前記第2の加算手段の加算
結果を、最終出力として出力するので、2の補数で表現
された値と絶対値で表現された値とが混在する複数の入
力データの加減算を行う場合において、最終的に得られ
る演算結果を絶対値で表現した値で出力することが可能
となり、結果的に演算精度を1ビット分向上させること
ができる。
【0038】また、請求項5に記載の発明における3入
力加減算回路によれば、3入力加減算回路に入力される
データのビット長が統一されているので、演算処理速度
を高速化することができ、高速性を要求される画像処理
に適している。
力加減算回路によれば、3入力加減算回路に入力される
データのビット長が統一されているので、演算処理速度
を高速化することができ、高速性を要求される画像処理
に適している。
【0039】また、請求項6に記載の発明における3入
力加減算回路によれば、上記の3入力加減算回路におい
て、動画処理におけるYUV方式からRGB方式への変
換演算の一つである G=γ1U+γ2V+γ3Yなる変換
演算を行うので、精度の高い変換が可能となる。
力加減算回路によれば、上記の3入力加減算回路におい
て、動画処理におけるYUV方式からRGB方式への変
換演算の一つである G=γ1U+γ2V+γ3Yなる変換
演算を行うので、精度の高い変換が可能となる。
【図1】 本発明の一実施形態における3入力加減算回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図2】 同3入力加減算回路へデータを出力するYU
Vデータ変換回路の入出力データを説明するための説明
図である。
Vデータ変換回路の入出力データを説明するための説明
図である。
【図3】 同3入力加減算回路に用いられる第1の論理
回路の入出力関係を示す真理値表を表した図である。
回路の入出力関係を示す真理値表を表した図である。
【図4】 同3入力加減算回路に用いられる第2の論理
回路の入出力関係を示す真理値表を表した図である。
回路の入出力関係を示す真理値表を表した図である。
【図5】 従来の連続加算を行う加算回路の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1,2 加算器 3 セレクタ 4,5 論理回路 6 選択信号出力回路 7,8 インバータ 9,10 ANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 9/67 G06F 7/00 101U (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 7/50 G06F 7/00 G09G 5/00 510 G09G 5/00 520 G09G 5/02 H04N 9/67
Claims (6)
- 【請求項1】 複数ビット単位で構成され、2の補数で
表現されたデータを含む少なくとも3つのデータを加算
する3入力加減算回路において、 前記複数ビット単位で構成される少なくとも3つのデー
タのうち、正または負の値を持つ第1のデータと、正ま
たは負の値を持つ第2のデータとを加算する第1の加算
手段と、 前記第1の加算手段の出力と、前記複数ビット単位で構
成される少なくとも3つのデータのうちの正の値を持つ
第3のデータとを加算する第2の加算手段と、 前記第1の加算手段の加算結果が、正の値であるか負の
値であるかを判断し、その判断結果が正の値でかつ前記
第2の加算手段の加算結果がオーバーフローした場合プ
ラス側にオーバーフローを起こしたものと見なして貼り
付け処理を行い、前記判断結果が負の値でかつ前記第2
の加算手段の加算結果がオーバーフローしていない場合
マイナス側にオーバーフローを起こしたものと見なして
貼り付け処理を行い、前記判断結果が正の値でかつ前記
第2の加算手段の加算結果がオーバーフローしていない
場合と前記判断結果が負の値でかつ前記第2の加算手段
の加算結果がオーバーフローしている場合には前記第2
の加算手段の加算結果を、最終出力として出力する貼り
付け処理手段とを具備することを特徴とする3入力加減
算回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の3入力加減算回路にお
いて、 前記第1,第2の加算手段のそれぞれは、加算結果が出
力し得る最大値を超えた場合に加算結果がオーバーフロ
ーしていることを示すキャリ信号を出力する加算手段で
あって、 前記貼り付け処理手段は、 前記第1の加算手段に入力される第1,第2のデータ
の、各最上位ビットの状態と、前記第1の加算手段から
のキャリ信号とに基づいて、前記第1の加算手段におけ
る加算結果が正の値であるか負の値であるかを判断する
第1の判断手段と、 前記第1の判断手段の判断結果と、前記第2の加算手段
からのキャリ信号とに基づいて、前記第2の加算手段に
おける加算結果が、前記3入力加減算回路が出力する演
算結果の数値範囲の上限を超えるか、または、下限を下
回るかを判断する第2の判断手段と、 前記3入力加減算回路が出力する数値の最大値および最
小値、ならびに、前記第2の加算手段の加算結果が供給
され、前記第2の判断手段の判断結果に基づいていずれ
か1つの値を出力する選択手段とからなることを特徴と
する3入力加減算回路。 - 【請求項3】 請求項2に記載の3入力加減算回路にお
いて、 前記第1の判断手段は、 前記第1の加算手段に入力される第1,第2のデータの
最上位ビットが共に“1”である場合、または、第1,
第2のデータの最上位ビットがそれぞれ“0”,“1”
もしくは“1”,“0”でありかつ前記第1の加算手段
からキャリ信号が出力されなかった場合に、前記第1の
加算手段における加算結果が2の補数で表現された値に
なると判断し、 前記第1の加算手段に入力される第1,第2のデータの
最上位ビットが共に“0”である場合、または、第1,
第2のデータの最上位ビットがそれぞれ“0”,“1”
もしくは“1”,“0”でありかつ前記第1の加算手段
からキャリ信号が出力された場合に、前記第1の加算手
段における加算結果が絶対値で表現された値になると判
断することを特徴とする3入力加減算回路。 - 【請求項4】 請求項2に記載の3入力加減算回路にお
いて、 前記第2の判断手段は、 前記第1の判断手段により、前記第1の加算手段におけ
る加算結果が2の補数で表現された値になると判断さ
れ、かつ前記第2の加算手段からキャリ信号が出力され
なかった場合、前記第2の加算手段における加算結果
が、前記3入力加減算回路が出力する演算結果の数値範
囲の下限を下回ると判断し、 前記第1の判断手段により、前記第1の加算手段におけ
る加算結果が絶対値で表現された値になると判断され、
かつ前記第2の加算手段からキャリ信号が出力された場
合、前記第2の加算手段における加算結果が、前記3入
力加減算回路が出力する演算結果の数値範囲の上限を超
えると判断することを特徴とする3入力加減算回路。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のうち、いずれか1項
に記載の3入力加減算回路において、 前記複数ビットで構成される少なくとも3つのデータ
が、全て同一ビット長から構成されていることを特徴と
する3入力加減算回路。 - 【請求項6】 動画処理におけるYUV方式からRGB
方式への変換演算の一つである G=γ1U+γ2V+γ3
Yなる変換演算を行うものであることを特徴とする請求
項1ないし5のうち、いずれか1項に記載の3入力加減
算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8262136A JP2984606B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 3入力加減算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8262136A JP2984606B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 3入力加減算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10105379A JPH10105379A (ja) | 1998-04-24 |
JP2984606B2 true JP2984606B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17371562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8262136A Expired - Lifetime JP2984606B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 3入力加減算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2984606B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP8262136A patent/JP2984606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10105379A (ja) | 1998-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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