JP2983177B2 - 傾斜接続端面を有する光デバイス - Google Patents
傾斜接続端面を有する光デバイスInfo
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- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光フアイバとグリ
ンロッドレンズを接続して使用する光デバイス、例えば
1×2分岐合流器、において前記接続端面から光源にフ
ィードバックされる有害な反射戻り光を低減するため
に、前記接続端面を光フアイバの光軸直角面に対して傾
斜面とした傾斜接続端面を有する光デバイスに関する。
ンロッドレンズを接続して使用する光デバイス、例えば
1×2分岐合流器、において前記接続端面から光源にフ
ィードバックされる有害な反射戻り光を低減するため
に、前記接続端面を光フアイバの光軸直角面に対して傾
斜面とした傾斜接続端面を有する光デバイスに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】傾斜接続端面を有する
光デバイスでは接続端面の組立調整にさいして、傾斜端
面の回転角度位相ずれ、および光軸ずれを生じないよう
に正確に接続する必要がある。そのために、一般的に4
軸調芯装置を使用して調整が行われている。しかしなが
ら前記の調整の作業は容易ではなく、熟練とともに長い
組立調整時間を要していた。
光デバイスでは接続端面の組立調整にさいして、傾斜端
面の回転角度位相ずれ、および光軸ずれを生じないよう
に正確に接続する必要がある。そのために、一般的に4
軸調芯装置を使用して調整が行われている。しかしなが
ら前記の調整の作業は容易ではなく、熟練とともに長い
組立調整時間を要していた。
【0003】図7〜図9を参照してこの参考例の構成と
問題点を説明する。図7は、傾斜接続端面を有する光デ
バイスの構成要素の外周を円筒面とした参考例の断面
図、図8は、図7に示した参考例の光路図、図9は、図
7に示した参考例の組立調整工程を説明するための断面
図である。図において、Aは2個のグリンロッドレンズ
2a,2bとミラー1を組み立てたグリンロッドレンズ
組立である。ミラー1は反射率と透過率がそれぞれ50
%のミラーである。Bは反射側フエルール組立で中心に
光ファイバ5,6を支持しており、Cは透過側フエルー
ル組立であり、光ファイバ9を支持している。2個のフ
ェルールB,Cは外周がグリンロッドレンズ組立と同径
の円筒である。
問題点を説明する。図7は、傾斜接続端面を有する光デ
バイスの構成要素の外周を円筒面とした参考例の断面
図、図8は、図7に示した参考例の光路図、図9は、図
7に示した参考例の組立調整工程を説明するための断面
図である。図において、Aは2個のグリンロッドレンズ
2a,2bとミラー1を組み立てたグリンロッドレンズ
組立である。ミラー1は反射率と透過率がそれぞれ50
%のミラーである。Bは反射側フエルール組立で中心に
光ファイバ5,6を支持しており、Cは透過側フエルー
ル組立であり、光ファイバ9を支持している。2個のフ
ェルールB,Cは外周がグリンロッドレンズ組立と同径
の円筒である。
【0004】図7に示す光フアイバとグリンロッドレン
ズを接合して使用する光デバイスは1×2回路の分岐比
50:50の光分岐結合器である。図8に示すように、
反射側フエルール組立Bの光ファイバ6からの光の一部
は、グリンロッドレンズ組立Aの半透明ミラー1を透過
して、透過側フエルール組立Cの光ファイバ9から取り
出され、グリンロッドレンズ組立Aの半透明ミラー1で
反射された光は透過側フエルール組立の光ファイバ6か
ら取り出される。グリンロッドレンズ組立の端面3a,
3bは光軸ZZ直角面に対して8度の傾斜平面に研磨成
形されている。また反射側フエルール組立Bおよび透過
側フエルール組立Cもこれらに対応して光軸ZZ直角面
に対して8度の傾斜平面に研磨成形されている。これに
より、接続面の反射による損失を少なくしている。
ズを接合して使用する光デバイスは1×2回路の分岐比
50:50の光分岐結合器である。図8に示すように、
反射側フエルール組立Bの光ファイバ6からの光の一部
は、グリンロッドレンズ組立Aの半透明ミラー1を透過
して、透過側フエルール組立Cの光ファイバ9から取り
出され、グリンロッドレンズ組立Aの半透明ミラー1で
反射された光は透過側フエルール組立の光ファイバ6か
ら取り出される。グリンロッドレンズ組立の端面3a,
3bは光軸ZZ直角面に対して8度の傾斜平面に研磨成
形されている。また反射側フエルール組立Bおよび透過
側フエルール組立Cもこれらに対応して光軸ZZ直角面
に対して8度の傾斜平面に研磨成形されている。これに
より、接続面の反射による損失を少なくしている。
【0005】次に図9を参照して前記の組立の組立調整
図を示す。調整装置の固定テーブル16の上面にグリン
ロッドレンズ組立Aの整列取付け用のV溝11が設けら
れている。4軸可動テーブル12の上面には、反射側フ
エルール組立Bの整列取付け用のV溝13が設けられて
いる。同様にさらに他の4軸可動テーブル14の上面に
透過側フエルール組立Cの整列取付け用のV溝15を設
けてある。
図を示す。調整装置の固定テーブル16の上面にグリン
ロッドレンズ組立Aの整列取付け用のV溝11が設けら
れている。4軸可動テーブル12の上面には、反射側フ
エルール組立Bの整列取付け用のV溝13が設けられて
いる。同様にさらに他の4軸可動テーブル14の上面に
透過側フエルール組立Cの整列取付け用のV溝15を設
けてある。
【0006】まず最初にグリンロッドレンズ組立Aを整
列取付け用のV溝11に取付ける。この時、傾斜面方向
がYY’軸にほぼ一致するようにグリンロッドレンズ組
立Aを回転させて調節する。次に各フエルール組立B、
Cを同様にして各整列用V溝13、15に取付ける。各
部品を図9に示すように取付けてから各光フアイバの他
端末を光源および光パワーメータに接続して、光損失が
最小になるように、各フエルール組立Bを回転調節して
傾斜端面7をグリンロッドレンズ組立Aの傾斜端面3a
に密着させると同時に、2本の光フアイバ5、6の位置
が光軸ZZに対してS1=S2となる対称位置に精密に
調芯してからグリンロッドレンズ2aに接着する。同様
に、透過側フエルール組立Cも回転調節して傾斜端面1
0をグリンロッドレンズ組立Aの傾斜端面3bに密着さ
せると同時に、光フアイバ9の位置S3が光軸ZZから
S1=S2=S3となる対称位置に精密に調芯してグリ
ンロッドレンズ2bに接着する。
列取付け用のV溝11に取付ける。この時、傾斜面方向
がYY’軸にほぼ一致するようにグリンロッドレンズ組
立Aを回転させて調節する。次に各フエルール組立B、
Cを同様にして各整列用V溝13、15に取付ける。各
部品を図9に示すように取付けてから各光フアイバの他
端末を光源および光パワーメータに接続して、光損失が
最小になるように、各フエルール組立Bを回転調節して
傾斜端面7をグリンロッドレンズ組立Aの傾斜端面3a
に密着させると同時に、2本の光フアイバ5、6の位置
が光軸ZZに対してS1=S2となる対称位置に精密に
調芯してからグリンロッドレンズ2aに接着する。同様
に、透過側フエルール組立Cも回転調節して傾斜端面1
0をグリンロッドレンズ組立Aの傾斜端面3bに密着さ
せると同時に、光フアイバ9の位置S3が光軸ZZから
S1=S2=S3となる対称位置に精密に調芯してグリ
ンロッドレンズ2bに接着する。
【0007】以上の従来の光分岐結合器の製造上の問題
点は次の通りである。 1) 図示のように、各フエルールの傾斜面は、2本の
光フアイバ5,6の配列方向(X−X’)軸を中心に一
定角度(例えば8度)傾けた平面に成形研磨しなければ
ならない。しかしこの外形が円筒のフエルールを使用し
た場合は、研磨基準面が無いために、研磨基準面として
予めフランジなどの角度位相決め部品の取付けおよび調
整を必要としていた。そのために作業工数が多くなりし
かも作業は繁雑であり、精度も不十分であった。 2) 予め傾斜面を成形してあるグリンロッドレンズを
使用した場合、2個のグリンロッドレンズの各傾斜面の
角度位相合わせ調整組立は、一般に整列V溝を使用して
実施されているが、グリンロッドレンズは直径1.8〜
2.0mm、長さ5mm程度と微小であるので、作業性
が悪く熟練を要するとともに、精度的にも不十分であっ
た。 3) 4軸調芯テーブルによる精密調芯の前提として、
これらの部品の傾斜面の角度位相ずれを予め±10度以
内に粗調整して整列V溝に取付ける必要があるが、各部
品は傾斜面方向を規制する整列基準面を具備していない
ので、作業工数を多く要していた。 以上のように、生産性および品質の点で数々の不具合が
あった。
点は次の通りである。 1) 図示のように、各フエルールの傾斜面は、2本の
光フアイバ5,6の配列方向(X−X’)軸を中心に一
定角度(例えば8度)傾けた平面に成形研磨しなければ
ならない。しかしこの外形が円筒のフエルールを使用し
た場合は、研磨基準面が無いために、研磨基準面として
予めフランジなどの角度位相決め部品の取付けおよび調
整を必要としていた。そのために作業工数が多くなりし
かも作業は繁雑であり、精度も不十分であった。 2) 予め傾斜面を成形してあるグリンロッドレンズを
使用した場合、2個のグリンロッドレンズの各傾斜面の
角度位相合わせ調整組立は、一般に整列V溝を使用して
実施されているが、グリンロッドレンズは直径1.8〜
2.0mm、長さ5mm程度と微小であるので、作業性
が悪く熟練を要するとともに、精度的にも不十分であっ
た。 3) 4軸調芯テーブルによる精密調芯の前提として、
これらの部品の傾斜面の角度位相ずれを予め±10度以
内に粗調整して整列V溝に取付ける必要があるが、各部
品は傾斜面方向を規制する整列基準面を具備していない
ので、作業工数を多く要していた。 以上のように、生産性および品質の点で数々の不具合が
あった。
【0008】本発明の目的は、これらの光デバイスの組
立を簡単、かつ、未熟練者でも容易にできるように改善
した傾斜面接続用光デバイスを提供することにある。
立を簡単、かつ、未熟練者でも容易にできるように改善
した傾斜面接続用光デバイスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による傾斜接続端面を有する光デバイスは、
先端が本体内の基準線対称に挿入された対の光ファイ
バ,本体外周に前記基準線に平行で互いに交差するよう
に設けられた二面からなる整列基準面,および前記整列
基準面を基準として前記光ファイバと本体端面を前記光
ファイバの整列方向線回りに傾いた斜面に研磨された端
面とからなるフェルール組立と、グリンロッドレンズ,
前記グリンロッドレンズを支持する整列スリーブ,前記
整列スリーブの外周に前記グリンロッドレンズの光軸に
平行で互いに交差するように設けられた二面からなる整
列基準面,および前記整列基準面を基準として前記グリ
ンロッドレンズを斜面研磨して端面とからなるグリンロ
ッドレンズ組立と、前記フェルール組立の基準線と、前
記グリンロッドレンズ組立の光軸を一致させ前記フェル
ール組立の斜面と前記グリンロッドレンズ組立の斜面を
接続して支持する手段とから構成されている。さらに他
の光デバイスは、先端が本体内の基準線を含む中心平面
内で対称に挿入された対の光ファイバ,本体外周に前記
基準線に平行で互いに交差するように設けられた二面か
らなる整列基準面,および前記整列基準面を基準として
前記光ファイバと本体端面を前記光ファイバの前記中心
平面内の整列方向線回りに傾いた斜面に研磨した端面と
からなる第1のフェルール組立と、前記フェルール組立
と同一の形状で少なくとも前記光ファイバの一方に対応
する光ファイバを含む第2のフェルール組立と、グリン
ロッドレンズ,前記グリンロッドレンズを支持する整列
スリーブ,前記整列スリーブの外周に前記グリンロッド
レンズの光軸に平行で互いに交差するように設けられた
二面からなる整列基準面,および前記整列基準面を基準
として前記グリンロッドレンズを斜面研磨して端面とか
らなるグリンロッドレンズ組立と、前記各フェルール組
立の基準線と、前記グリンロッドレンズ組立の光軸を一
致させ、前記各フェルールの中心平面を一致させ,前記
各フェルール組立の斜面と前記グリンロッドレンズ組立
の斜面を接続して支持する手段とから構成されている。
前記光デバイスにおいて、前記グリンロッドレンズ組立
は一対のグリンロッドレンズ間に半透明ミラーを挟み前
記各グリンロッドレンズの外側端を斜面研磨したものて
あり、前記各斜面にそれぞれ前記フェルール組立の斜面
を接続して支持し、前記一方のフェルール組立の一本の
光ファイバと前記他方のフェルールの二本の光ファイバ
により構成した1×2の光分岐結合器を構成した傾斜接
続端面を有する光デバイスとすることができる。前記光
デバイスの各フェルール組立はその傾斜面が前記光ファ
イバの中心平面と直交し基準線を含む平面内に中心を有
する傾斜球面に研磨成形することができる。前記光デバ
イスにおいて、前記フェルール組立の基準線と、前記グ
リンロッドレンズ組立の光軸を一致させ前記フェルール
組立の斜面と前記グリンロッドレンズ組立の斜面を接続
して支持する手段は相対位置調節後に接着固定する手段
とすることができる。前記各光デバイスにおいて、前記
フェルール組立の基準線に対する整列基準面の位置関係
と、前記グリンロッドレンズ組立の光軸に対する基準面
の関係は同一とすることができる。
に、本発明による傾斜接続端面を有する光デバイスは、
先端が本体内の基準線対称に挿入された対の光ファイ
バ,本体外周に前記基準線に平行で互いに交差するよう
に設けられた二面からなる整列基準面,および前記整列
基準面を基準として前記光ファイバと本体端面を前記光
ファイバの整列方向線回りに傾いた斜面に研磨された端
面とからなるフェルール組立と、グリンロッドレンズ,
前記グリンロッドレンズを支持する整列スリーブ,前記
整列スリーブの外周に前記グリンロッドレンズの光軸に
平行で互いに交差するように設けられた二面からなる整
列基準面,および前記整列基準面を基準として前記グリ
ンロッドレンズを斜面研磨して端面とからなるグリンロ
ッドレンズ組立と、前記フェルール組立の基準線と、前
記グリンロッドレンズ組立の光軸を一致させ前記フェル
ール組立の斜面と前記グリンロッドレンズ組立の斜面を
接続して支持する手段とから構成されている。さらに他
の光デバイスは、先端が本体内の基準線を含む中心平面
内で対称に挿入された対の光ファイバ,本体外周に前記
基準線に平行で互いに交差するように設けられた二面か
らなる整列基準面,および前記整列基準面を基準として
前記光ファイバと本体端面を前記光ファイバの前記中心
平面内の整列方向線回りに傾いた斜面に研磨した端面と
からなる第1のフェルール組立と、前記フェルール組立
と同一の形状で少なくとも前記光ファイバの一方に対応
する光ファイバを含む第2のフェルール組立と、グリン
ロッドレンズ,前記グリンロッドレンズを支持する整列
スリーブ,前記整列スリーブの外周に前記グリンロッド
レンズの光軸に平行で互いに交差するように設けられた
二面からなる整列基準面,および前記整列基準面を基準
として前記グリンロッドレンズを斜面研磨して端面とか
らなるグリンロッドレンズ組立と、前記各フェルール組
立の基準線と、前記グリンロッドレンズ組立の光軸を一
致させ、前記各フェルールの中心平面を一致させ,前記
各フェルール組立の斜面と前記グリンロッドレンズ組立
の斜面を接続して支持する手段とから構成されている。
前記光デバイスにおいて、前記グリンロッドレンズ組立
は一対のグリンロッドレンズ間に半透明ミラーを挟み前
記各グリンロッドレンズの外側端を斜面研磨したものて
あり、前記各斜面にそれぞれ前記フェルール組立の斜面
を接続して支持し、前記一方のフェルール組立の一本の
光ファイバと前記他方のフェルールの二本の光ファイバ
により構成した1×2の光分岐結合器を構成した傾斜接
続端面を有する光デバイスとすることができる。前記光
デバイスの各フェルール組立はその傾斜面が前記光ファ
イバの中心平面と直交し基準線を含む平面内に中心を有
する傾斜球面に研磨成形することができる。前記光デバ
イスにおいて、前記フェルール組立の基準線と、前記グ
リンロッドレンズ組立の光軸を一致させ前記フェルール
組立の斜面と前記グリンロッドレンズ組立の斜面を接続
して支持する手段は相対位置調節後に接着固定する手段
とすることができる。前記各光デバイスにおいて、前記
フェルール組立の基準線に対する整列基準面の位置関係
と、前記グリンロッドレンズ組立の光軸に対する基準面
の関係は同一とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面等を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1は、本発明による傾斜接続端
面を有する光デバイスの実施例を示す断面図である。図
において、Dは2個のグリンロッドレンズ17a,17
bとミラー24を組み立てたグリンロッドレンズ組立で
ある。ミラー24は反射率と透過率がそれぞれ50%の
ミラーである。Eは反射側フエルール組立で中心に光フ
ァイバ21a,22aを支持しており、Fは透過側フエ
ルール組立であり、光ファイバ21b,22bを支持し
ている。2個のフェルールE,Fは外周がグリンロッド
レンズ組立Dと同様に面取りした四角筒状である。
らに詳しく説明する。図1は、本発明による傾斜接続端
面を有する光デバイスの実施例を示す断面図である。図
において、Dは2個のグリンロッドレンズ17a,17
bとミラー24を組み立てたグリンロッドレンズ組立で
ある。ミラー24は反射率と透過率がそれぞれ50%の
ミラーである。Eは反射側フエルール組立で中心に光フ
ァイバ21a,22aを支持しており、Fは透過側フエ
ルール組立であり、光ファイバ21b,22bを支持し
ている。2個のフェルールE,Fは外周がグリンロッド
レンズ組立Dと同様に面取りした四角筒状である。
【0011】図1に示す光フアイバとグリンロッドレン
ズを接合して使用する光デバイスは1×2回路の分岐比
50:50の光分岐結合器として使用できる。反射側フ
エルール組立Eの光ファイバ22aからの光の一部は、
グリンロッドレンズ組立Dの半透明ミラー24を透過し
て、透過側フエルール組立Fの光ファイバ21bから取
り出され、グリンロッドレンズ組立Dの半透明ミラー2
4で反射された光は反射側フェルール組立Eの光ファイ
バ22aから取り出される。グリンロッドレンズ組立の
端面は光軸ZZ直角面に対して(X−X’)軸を中心8
度の傾斜平面に研磨成形されている。また反射側フエル
ール組立Eおよび透過側フエルール組立Fもこれらに対
応して光軸ZZ直角面に対して(X−X’)軸を中心に
8度の傾斜平面に研磨成形されている。これにより、接
続面の反射による損失を少なくしている点は前述の参照
例と同様である。
ズを接合して使用する光デバイスは1×2回路の分岐比
50:50の光分岐結合器として使用できる。反射側フ
エルール組立Eの光ファイバ22aからの光の一部は、
グリンロッドレンズ組立Dの半透明ミラー24を透過し
て、透過側フエルール組立Fの光ファイバ21bから取
り出され、グリンロッドレンズ組立Dの半透明ミラー2
4で反射された光は反射側フェルール組立Eの光ファイ
バ22aから取り出される。グリンロッドレンズ組立の
端面は光軸ZZ直角面に対して(X−X’)軸を中心8
度の傾斜平面に研磨成形されている。また反射側フエル
ール組立Eおよび透過側フエルール組立Fもこれらに対
応して光軸ZZ直角面に対して(X−X’)軸を中心に
8度の傾斜平面に研磨成形されている。これにより、接
続面の反射による損失を少なくしている点は前述の参照
例と同様である。
【0012】図2は、図1に示した実施例の組立調整工
程を説明するための断面図である。図3は、図1に示し
た実施例の構成要素であるグリンロッドレンズ組立の加
工工程を示す断面図、図4は図1に示した実施例の構成
要素であるグリンロッドレンズ組立の加工工程を示す断
面図である。
程を説明するための断面図である。図3は、図1に示し
た実施例の構成要素であるグリンロッドレンズ組立の加
工工程を示す断面図、図4は図1に示した実施例の構成
要素であるグリンロッドレンズ組立の加工工程を示す断
面図である。
【0013】図3(a)に、傾斜面成形研磨前のグリン
ロッドレンズ組立D0 を示す。ミラー24の反射率は5
0%、透過率は50%である。前記ミラー24は、内側
端面が軸直角面である円筒グリンロッドレンズ17a、
17bの間に挟まれてグリンロッドレンズとともに、略
四角形の断面をもつ整列スリーブ18に挿入されてい
る。この状態から、図3(b)に示すように、両端面を
傾斜角度8度に傾斜平面成形研磨することによりグリン
ロッドレンズ組立Dを形成する。この場合、四角形の外
周の交差する二辺を研磨基準面として、グリンロッドレ
ンズの一端面を傾斜面に成形研磨し、次に他端面を傾斜
面に成形研磨する。これにより、両端面の傾斜面角度位
相ずれを無くすことができる。この実施例では整列スリ
ーブ18としてガラス棒を加工したものを使用した。
ロッドレンズ組立D0 を示す。ミラー24の反射率は5
0%、透過率は50%である。前記ミラー24は、内側
端面が軸直角面である円筒グリンロッドレンズ17a、
17bの間に挟まれてグリンロッドレンズとともに、略
四角形の断面をもつ整列スリーブ18に挿入されてい
る。この状態から、図3(b)に示すように、両端面を
傾斜角度8度に傾斜平面成形研磨することによりグリン
ロッドレンズ組立Dを形成する。この場合、四角形の外
周の交差する二辺を研磨基準面として、グリンロッドレ
ンズの一端面を傾斜面に成形研磨し、次に他端面を傾斜
面に成形研磨する。これにより、両端面の傾斜面角度位
相ずれを無くすことができる。この実施例では整列スリ
ーブ18としてガラス棒を加工したものを使用した。
【0014】図4(a)に、端面の傾斜面成形研磨前の
フエルール組立素材E0 を示す。フエルール20はポリ
カーボネイト樹脂の射出成形により製造され、断面は四
角形の面取りをした形状であり、中心部に2本の光フア
イバ21、22を並列に密着して挿入固定するための長
方形孔23が設けられている。前記長方形孔23に2本
の光フアイバ21、22を並列に密接して挿入固定して
フエルール組立素材E0 を構成する。図4(b)は(X
−X’)軸を中心に8度傾けて傾斜面成形研磨して得た
フエルール組立Eを示す。なお、斜面は四角形の外周の
直交する二辺を研磨基準面として傾斜球面成形研磨され
ている。このとき前記フェルール組立はその傾斜面が前
記光ファイバの整列方向線と直交し基準線を含む平面内
に中心を有する傾斜球面に研磨成形されている傾斜接続
端面とする。反射側フエルール組立Eおよび透過側フエ
ルール組立Fは同一構造とした。
フエルール組立素材E0 を示す。フエルール20はポリ
カーボネイト樹脂の射出成形により製造され、断面は四
角形の面取りをした形状であり、中心部に2本の光フア
イバ21、22を並列に密着して挿入固定するための長
方形孔23が設けられている。前記長方形孔23に2本
の光フアイバ21、22を並列に密接して挿入固定して
フエルール組立素材E0 を構成する。図4(b)は(X
−X’)軸を中心に8度傾けて傾斜面成形研磨して得た
フエルール組立Eを示す。なお、斜面は四角形の外周の
直交する二辺を研磨基準面として傾斜球面成形研磨され
ている。このとき前記フェルール組立はその傾斜面が前
記光ファイバの整列方向線と直交し基準線を含む平面内
に中心を有する傾斜球面に研磨成形されている傾斜接続
端面とする。反射側フエルール組立Eおよび透過側フエ
ルール組立Fは同一構造とした。
【0015】図2に以上の各部品組立D,E,Fを3軸
調芯テーブルに取付けて組み立てる工程を示す。固定テ
ーブル30は整列V溝31を上面に設けてある。整列V
溝31にグリンロッドレンズ組立Dの外周の直交する二
辺を挿入固定する。3軸調芯テーブル27上面に整列V
溝26が設けられている。整列V溝26にフエルール組
立Eの外周の直交する二辺を挿入固定する。この場合、
フエルール組立Eの傾斜面方向はグリンロッドレンズ組
立Dの傾斜面方向と無調整で正確に一致する。
調芯テーブルに取付けて組み立てる工程を示す。固定テ
ーブル30は整列V溝31を上面に設けてある。整列V
溝31にグリンロッドレンズ組立Dの外周の直交する二
辺を挿入固定する。3軸調芯テーブル27上面に整列V
溝26が設けられている。整列V溝26にフエルール組
立Eの外周の直交する二辺を挿入固定する。この場合、
フエルール組立Eの傾斜面方向はグリンロッドレンズ組
立Dの傾斜面方向と無調整で正確に一致する。
【0016】3軸調芯テーブル29上面に整列V溝28
が設けられている。整列V溝28は透過側フエルール組
立Fを支持する。整列V溝28にフエルール組立Fの外
周の直交する二辺を挿入固定する。この場合、フエルー
ル組立Fの傾斜面方向はグリンロッドレンズ組立Dの傾
斜面方向と無調整で正確に一致する。各組立D,E,F
の相対位置関係を光源とパワーメータ(図示せず)を用
いて調整し、最適位置で接着固定する。
が設けられている。整列V溝28は透過側フエルール組
立Fを支持する。整列V溝28にフエルール組立Fの外
周の直交する二辺を挿入固定する。この場合、フエルー
ル組立Fの傾斜面方向はグリンロッドレンズ組立Dの傾
斜面方向と無調整で正確に一致する。各組立D,E,F
の相対位置関係を光源とパワーメータ(図示せず)を用
いて調整し、最適位置で接着固定する。
【0017】なお、各フエルール組立E、Fの端面は、
前述のように傾斜球面に成形研磨されている。このよう
に傾斜球面に研磨する理由は次のとおりである。平面研
磨時の傾斜角度の加工バラツキ誤差の発生はさけること
ができないので、傾斜平面を対面させて光軸を一致させ
ると各接続端面間に有害な隙間が形成される。そのため
に接続端面の一方を球面に成形研磨することによって光
ファイバとの接触面(点)に空気間隙が発生しないよう
にする。図5にフェルールの端面を傾斜球面研磨した状
態を拡大して示している。なお対の光ファイバ21,2
2の先端は本体内の基準線(Z−Z’)を含む中心平面
(XZ平面)内で対称に挿入固定されている。球面の中
心PはYZ平面内にある。
前述のように傾斜球面に成形研磨されている。このよう
に傾斜球面に研磨する理由は次のとおりである。平面研
磨時の傾斜角度の加工バラツキ誤差の発生はさけること
ができないので、傾斜平面を対面させて光軸を一致させ
ると各接続端面間に有害な隙間が形成される。そのため
に接続端面の一方を球面に成形研磨することによって光
ファイバとの接触面(点)に空気間隙が発生しないよう
にする。図5にフェルールの端面を傾斜球面研磨した状
態を拡大して示している。なお対の光ファイバ21,2
2の先端は本体内の基準線(Z−Z’)を含む中心平面
(XZ平面)内で対称に挿入固定されている。球面の中
心PはYZ平面内にある。
【0018】図6は、本発明による傾斜接続端面を有す
る他の光デバイスの構成要素である組立を示す断面図で
ある。図中左はグリンロッドレンズ組立Dの短手方向の
断面図である。図中右は各フエルール組立E(F)の断
面図である。整列スリーブ39,フェルール32の外形
を正三角柱の面取りをした形状としている。フェルール
32には光フアイバ33、34が挿入固定されており、
整列スリーブ39には前述のように2個のグリンロッド
レンズ40とミラー(図示せず)が挿入固定されてい
る。整列スリーブ39は研磨および整列基準面35、3
6をもち、フェルール32は同様に研磨および整列基準
面37および38を持っている。
る他の光デバイスの構成要素である組立を示す断面図で
ある。図中左はグリンロッドレンズ組立Dの短手方向の
断面図である。図中右は各フエルール組立E(F)の断
面図である。整列スリーブ39,フェルール32の外形
を正三角柱の面取りをした形状としている。フェルール
32には光フアイバ33、34が挿入固定されており、
整列スリーブ39には前述のように2個のグリンロッド
レンズ40とミラー(図示せず)が挿入固定されてい
る。整列スリーブ39は研磨および整列基準面35、3
6をもち、フェルール32は同様に研磨および整列基準
面37および38を持っている。
【0019】以上説明したように本発明による光デバイ
スは、1×2の光分岐結合器を構成することができる。
その他のデバイス例えば全ミラーを全反射ミラーとすれ
ば、コネクタとしても利用できる。
スは、1×2の光分岐結合器を構成することができる。
その他のデバイス例えば全ミラーを全反射ミラーとすれ
ば、コネクタとしても利用できる。
【0020】本発明の傾斜端面で接続する光デバイス
は、各構成部品の外面部に、各傾斜端面を研磨するさい
の研磨基準面を設けるとともに、当該研磨基準面を各構
成部品の組み立て時の整列基準面とし、かつ、テーブル
に設けた整列溝に当該整列基準面を挿入して調芯するも
のであるから、従来の同種の光デバイスの組み立てに比
較して、組立作業性および品質を大幅に改善できた。
は、各構成部品の外面部に、各傾斜端面を研磨するさい
の研磨基準面を設けるとともに、当該研磨基準面を各構
成部品の組み立て時の整列基準面とし、かつ、テーブル
に設けた整列溝に当該整列基準面を挿入して調芯するも
のであるから、従来の同種の光デバイスの組み立てに比
較して、組立作業性および品質を大幅に改善できた。
【0021】以上詳しく説明した実施例について、本発
明の範囲内で種々の変形を施すことができる。例えば、
本発明の光デバイスに使用するフエルールおよび整列ス
リーブの材質は、ガラス、セラミックス、金属およびプ
ラスチック成形材など用途に応じて幅広く選択できる。
またそれらの外形形状も2つの基準平面をもつ任意の筒
状体とすることができる。
明の範囲内で種々の変形を施すことができる。例えば、
本発明の光デバイスに使用するフエルールおよび整列ス
リーブの材質は、ガラス、セラミックス、金属およびプ
ラスチック成形材など用途に応じて幅広く選択できる。
またそれらの外形形状も2つの基準平面をもつ任意の筒
状体とすることができる。
【図1】本発明による傾斜接続端面を有する光デバイス
の実施例を示す断面図である。
の実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示した実施例の組立調整工程を説明する
ための断面図である。
ための断面図である。
【図3】図1に示した実施例の構成要素であるグリンロ
ッドレンズ組立の加工工程を示す断面図である。
ッドレンズ組立の加工工程を示す断面図である。
【図4】図1に示した実施例の構成要素であるフェルー
ル組立の加工工程を示す断面図である。
ル組立の加工工程を示す断面図である。
【図5】図1に示した実施例の構成要素であるフェルー
ル組立の先端面を傾斜球面に研磨した状態を示す拡大図
である。
ル組立の先端面を傾斜球面に研磨した状態を示す拡大図
である。
【図6】本発明による傾斜接続端面を有する光デバイス
の他の実施例の短手方向の断面図である。
の他の実施例の短手方向の断面図である。
【図7】傾斜接続端面を有する光デバイスの構成要素の
外周を円筒面とした参考例の断面図である。
外周を円筒面とした参考例の断面図である。
【図8】図6に示した参考例の光路図である。
【図9】図6に示した参考例の組立調整工程を説明する
ための断面図である。
ための断面図である。
D グリンロッドレンズ組立 E 反射側フエルール組立 E0 フエルール組立素材 F 透過側フエルール組立 17a,b 円筒グリンロッドレンズ 18 四角形の断面をもつ整列スリーブ 19 中央の貫通孔 20 四角形断面のフエルール 21,22 光フアイバ 24 ミラー 26,28 整列V溝 29 3軸調芯テーブル 30 固定テーブル 31 V溝 32 フエルール 33、34 光フアイバ 35、36、37、38 研磨および整列基準面 39 整列スリーブ 40 グリンロッドレンズ
Claims (4)
- 【請求項1】 先端が本体内の基準線対称に挿入された
対の光ファイバ,本体外周に前記基準線に平行で互いに
交差するように設けられた二面からなる整列基準面,お
よび前記整列基準面を基準として前記光ファイバと本体
端面を前記光ファイバの整列方向線回りに傾いた斜面に
研磨された端面とからなるフェルール組立と、 グリンロッドレンズ,前記グリンロッドレンズを支持す
る整列スリーブ,前記整列スリーブの外周に前記グリン
ロッドレンズの光軸に平行で互いに交差するように設け
られた二面からなる整列基準面,および前記整列基準面
を基準として前記グリンロッドレンズを斜面研磨して端
面とからなるグリンロッドレンズ組立と、 前記フェルール組立の基準線と前記グリンロッドレンズ
組立の光軸を一致させ,前記フェルール組立の斜面と前
記グリンロッドレンズ組立の斜面を接続して支持する手
段とから構成した傾斜接続端面を有する光デバイス。 - 【請求項2】 先端が本体内の基準線を含む中心平面内
で対称に挿入された対の光ファイバ,本体外周に前記基
準線に平行で互いに交差するように設けられた二面から
なる整列基準面,および前記整列基準面を基準として前
記光ファイバと本体端面を前記光ファイバの前記中心平
面内の整列方向線回りに傾いた斜面に研磨した端面とか
らなる第1のフェルール組立と、 前記フェルール組立と同一の形状で少なくとも前記光フ
ァイバの一方に対応する光ファイバを含む第2のフェル
ール組立と、 グリンロッドレンズ,前記グリンロッドレンズを支持す
る整列スリーブ,前記整列スリーブの外周に前記グリン
ロッドレンズの光軸に平行で互いに交差するように設け
られた二面からなる整列基準面,および前記整列基準面
を基準として前記グリンロッドレンズを斜面研磨して端
面とからなるグリンロッドレンズ組立と、 前記各フェルール組立の基準線と、前記グリンロッドレ
ンズ組立の光軸を一致させ、前記各フェルールの中心平
面を一致させ,前記各フェルール組立の斜面と前記グリ
ンロッドレンズ組立の斜面を接続して支持する手段とか
ら構成した傾斜接続端面を有する光デバイス。 - 【請求項3】 請求項2記載の光デバイスにおいて、 前記グリンロッドレンズ組立は一対のグリンロッドレン
ズ間に半透明ミラーを挟み前記各グリンロッドレンズの
外側端を斜面研磨したものであり、前記各斜面にそれぞ
れ前記フェルール組立の斜面を接続して支持し、前記一
方のフェルール組立の一本の光ファイバと前記他方のフ
ェルールの二本の光ファイバにより構成した1×2の光
分岐結合器を構成した傾斜接続端面を有する光デバイ
ス。 - 【請求項4】 前記各フェルール組立はその傾斜面が前
記光ファイバの中心平面と直交し基準線を含む平面内に
中心を有する傾斜球面に研磨成形されている傾斜接続端
面を有する請求項1または2記載の光デバイス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212972A JP2983177B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 傾斜接続端面を有する光デバイス |
US08/767,414 US5809193A (en) | 1996-07-23 | 1996-12-16 | Optical device having a slant connecting end surface |
CA002195596A CA2195596C (en) | 1996-07-23 | 1997-01-21 | Optical device having a slant connecting end surface |
GB9715590A GB2315564B (en) | 1996-07-23 | 1997-07-23 | Optical device having a slant connecting end surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212972A JP2983177B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 傾斜接続端面を有する光デバイス |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039166A JPH1039166A (ja) | 1998-02-13 |
JP2983177B2 true JP2983177B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=16631354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8212972A Expired - Fee Related JP2983177B2 (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 傾斜接続端面を有する光デバイス |
Country Status (4)
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---|---|
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JP (1) | JP2983177B2 (ja) |
CA (1) | CA2195596C (ja) |
GB (1) | GB2315564B (ja) |
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---|---|---|---|---|
EP0799432A4 (en) * | 1994-12-21 | 1999-03-24 | E Tek Dynamics Inc | INTEGRATABLE FIBER OPTIC COUPLING AND DEVICES AND SYSTEMS THEREOF |
DE19840935B4 (de) * | 1998-09-08 | 2004-06-03 | Hell Gravure Systems Gmbh | Abschlußstück für Lichtleitfasern |
US6246812B1 (en) * | 1999-02-22 | 2001-06-12 | Alliance Fiber Optics Products, Inc. | V-groove dual fiber collimator for DWDM multiplexor/demultiplexor |
US6498876B1 (en) * | 1999-02-22 | 2002-12-24 | Alliance Fiber Optics Products, Inc. | Multi-port fiber optic device with v-groove ferrule |
US6532325B2 (en) * | 1999-02-22 | 2003-03-11 | Alliance Fiber Optics Products, Inc. | V-groove dual fiber collimator for DWDM multiplexor/demultiplexor |
US6396980B1 (en) * | 1999-02-22 | 2002-05-28 | Alliance Fiber Optics Products, Inc. | Multi-port fiber optic device with V-groove dual fiber collimator for WDM application |
US6292604B1 (en) * | 1999-07-16 | 2001-09-18 | Jds Fitel Inc. | Optical coupler arrangement |
JP2001174606A (ja) | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 結像光学装置 |
US6764224B2 (en) | 2000-06-22 | 2004-07-20 | Avanex Corporation | Precision fiber ferrules |
US6561701B1 (en) * | 2000-08-11 | 2003-05-13 | Alliance Fiber Optics Products, Inc. | Packaging and sealing of multi-port fiber optic device |
TW509781B (en) * | 2001-05-10 | 2002-11-11 | Uconn Technology Inc | Measurement method and device of the slanting surface angle of optical device |
US6481901B1 (en) * | 2001-08-02 | 2002-11-19 | Alliance Fiber Optic Products, Inc. | Asymmetrical sleeve for fiber optical collimators and method therefor |
US6909827B2 (en) * | 2002-05-01 | 2005-06-21 | Adc Telecommunications, Inc. | Compact optical module with adjustable joint for decoupled alignment |
US20030206696A1 (en) * | 2002-05-01 | 2003-11-06 | Adc Telecommunications, Inc. | Alignment of collimator sub-assemblies |
US9102563B2 (en) * | 2009-10-15 | 2015-08-11 | Greg S. Laughlin | Environmentally rugged free-space fiber waveguide connector and method of manufacture thereof |
CN104676387A (zh) * | 2015-03-24 | 2015-06-03 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 光纤背光模组及液晶显示器 |
KR20180072285A (ko) * | 2016-12-21 | 2018-06-29 | 주식회사 옵텔라 | 광결합장치 및 그 제조방법 |
JP6932608B2 (ja) * | 2017-10-13 | 2021-09-08 | パナソニック デバイスSunx株式会社 | 光ファイバセンサヘッド及び光ファイバセンサヘッドの製造方法 |
WO2019089221A1 (en) * | 2017-10-31 | 2019-05-09 | Alliance Fiber Optic Products, Inc. | Tuned high-density collimator and method for tuning |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2840493A1 (de) * | 1978-09-18 | 1980-03-27 | Siemens Ag | Frequenzselektives optisches lichtverteilerelement und verfahren zu seiner herstellung |
CA1193477A (en) * | 1981-02-24 | 1985-09-17 | Tetsuya Yamasaki | Fixing substrate for optical fibers |
US5221839A (en) * | 1991-02-15 | 1993-06-22 | Hewlett-Packard Company | Double bevel gradient-index rod lens optical receiver having high optical return loss |
US5359683A (en) * | 1993-06-10 | 1994-10-25 | Advanced Optronics, Inc. | 1×N electromechanical optical switch |
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1996
- 1996-07-23 JP JP8212972A patent/JP2983177B2/ja not_active Expired - Fee Related
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-
1997
- 1997-01-21 CA CA002195596A patent/CA2195596C/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-23 GB GB9715590A patent/GB2315564B/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
GB2315564A (en) | 1998-02-04 |
CA2195596C (en) | 2003-02-11 |
JPH1039166A (ja) | 1998-02-13 |
CA2195596A1 (en) | 1998-01-24 |
US5809193A (en) | 1998-09-15 |
GB9715590D0 (en) | 1997-10-01 |
GB2315564B (en) | 2000-04-19 |
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