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JP2970850B1 - Dcme装置のファクシミリモジュール自己診断システム - Google Patents

Dcme装置のファクシミリモジュール自己診断システム

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JP2970850B1
JP2970850B1 JP10181133A JP18113398A JP2970850B1 JP 2970850 B1 JP2970850 B1 JP 2970850B1 JP 10181133 A JP10181133 A JP 10181133A JP 18113398 A JP18113398 A JP 18113398A JP 2970850 B1 JP2970850 B1 JP 2970850B1
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facsimile
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fax
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MYAGI NIPPON DENKI KK
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Abstract

【要約】 【課題】 ファクシミリモジュールの送信側の復調回路
及び受信側の再変調回路の障害検出を可能にする。 【解決手段】 ファクシミリモジュールの送信側に試験
用ファクシミリ信号発生回路10を設け、受信側に試験
用ファクシミリ信号判定回路25を設けて、この試験用
ファクシミリ信号判定回路25では、試験用ファクシミ
リ信号判定区間にて第1段階で試験用DCS信号の判定
を実施し、第2段階で試験用TCF信号の判定を実施す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル サー
キット マルチプリケーション エクィップメント(D
igital Circuit Multiplica
tion Equipment。以下、DCMEとい
う)装置のファクシミリモジュールを構成する復調回路
及び再変調回路の自己診断を行うDCME装置のファク
シミリモジュール自己診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDCME装置の自己診断試験は、
特に音声信号及びデータ信号の圧縮伝送処理に使用され
る送信側の適応差分パルス符号変調(Adaptive
Diffirential Pulse Code
Modulation。以下、ADPCMという)符号
回路及び受信側のADPCM復号回路の動作確認のため
になされている。このような、DCME装置の自己診断
試験は、ITU−T勧告G.763”DIGITAL
CIRCUIT MULTIPLICATION EQ
UIPMENT USING 32 KBIT/S A
DPCM AND DIGITAL SPEECH I
NTERPOLATION”における、SECTION
10.1の”Channel check proce
dure”に、音声信号及びデータ信号の圧縮伝送処理
に使用される送信側のADPCM符号回路及び受信側の
ADPCM復号回路の動作確認のための実施方法として
規定されている。
【0003】この先行技術文献に開示された手法は、図
6,図7に示されている。このうち、図6には、DCM
E装置における自己診断システムの送信側回路の構成が
示されている。このDCME装置の送信側回路では、ま
ず、信号識別回路31で、TRUNK入力端子からの入
力信号が音声信号か、データ信号か、ファクシミリ(以
下、FAXという)信号かの識別を行う。このうち、識
別された音声/データ識別信号は、音声/データ信号割
当制御回路34に入力され、この音声/データ信号制御
回路34は、遅延回路32と、試験用トーン信号発生回
路35と、音声/データ信号ADPCM符号回路36
と、音声/データ信号接続回路37と、音声/データ割
当信号発生回路38の割当制御を行う。遅延回路32
は、入力信号を識別に必要な時間遅延させ、遅延音声/
データ信号として音声/データ信号ADPCM符号回路
36に出力する。試験用トーン信号発生回路35は一定
の間隔で試験用のトーン信号を発生し、音声/データ信
号ADPCM符号回路36に出力する。
【0004】音声/データ信号ADPCM符号回路36
は、音声/データ信号割当制御回路34のADPCM符
号制御情報により該当するADPCM符号回路が割り当
てられ、音声信号、あるいはデータ信号、あるいは試験
用トーン信号のADPCM符号処理を行い、音声/デー
タ信号接続回路37に出力する。音声/データ信号接続
回路37は、ADPCM符号処理された音声/データ信
号を多重化するために並べ替えを行い、音声/データ伝
送信号として多重化回路43に出力する。音声/データ
割当信号発生回路38は、対向側へ音声/データの割当
情報を通知するための割当信号を発生し、音声/データ
割当信号として多重化回路43に出力する。
【0005】一方、識別されたFAX識別信号は、FA
X信号割当制御回路39に入力され、遅延回路33と、
FAX信号復調回路40と、FAX信号接続回路41
と、FAX割当信号発生回路42の割当制御を行う。遅
延回路33は、入力信号を識別に必要な時間遅延させ、
遅延FAX信号としてFAX信号復調回路40に出力す
る。FAX信号復調回路40は、FAX信号割当制御回
路39から復調制御情報により該当する復調回路が割り
当てられ、FAX信号あるいは試験用FAX信号の復調
処理を行い、FAX信号接続回路41に出力する。FA
X信号接続回路41は、復調処理されたFAX信号を多
重化するために並べ替えを行い、FAX伝送信号として
多重化回路43に出力する。FAX割当信号発生回路4
2は、対向側へFAXの割当情報を通知するための割当
信号を発生し、FAX割当信号として多重化回路43に
出力する。多重化回路43は、音声/データ伝送信号
と、音声/データ割当信号と、FAX伝送信号と、FA
X割当信号を多重化し、BEARER信号として対向側
へ出力する。
【0006】図7には、前記DCME装置における自己
診断システムの受信側回路の構成が示されている。この
DCME装置の受信側回路において、分離化回路44
は、BEARER信号である入力多重化信号を音声/デ
ータ伝送信号と、音声/データ割当信号と、FAX伝送
信号と、FAX割当信号に分離する。分離化された音声
/データ割当信号は、音声/データ割当信号受信回路4
6により音声/データ割当信号の解析が行われ、音声/
データ割当解析信号として音声/データ信号分配制御回
路47に出力される。
【0007】音声/データ信号分配制御回路47は、音
声/データ信号接続回路45と、音声/データ信号AD
PCM復号回路48と、試験用トーン信号判定回路49
の分配制御を行う。分離化された音声/データ伝送信号
は、音声/データ信号接続回路45によりADPCM復
号処理を行うために並べ替えが行われ、音声/データ信
号ADPCM復号回路48に出力される。音声/データ
信号ADPCM復号回路48は、音声/データ信号分配
制御回路47のADPCM復号制御情報にもとづき該当
する信号のADPCM復号処理を行い、復号された音声
信号とデータ信号は信号接続回路54へ出力され、復号
された試験用トーン信号は試験用トーン信号判定回路4
9へ出力される。試験用トーン信号判定回路49は、A
DPCM復号処理された試験用トーン信号が規定を満た
しているか否かの判定を行い、判定結果を出力する。
【0008】一方、分離化されたFAX割当信号は、F
AX割当信号受信回路51によりFAX割当信号の解析
が行われ、FAX割当解析信号としてFAX信号分配制
御回路52に出力される。FAX信号分配制御回路52
は、FAX信号接続回路50と、FAX信号再変調回路
53の分配制御を行う。分離化されたFAX伝送信号
は、FAX信号接続回路50により再変調器で再変調す
るために並べ替えが行われ、FAX信号再変調回路53
に出力される。FAX信号再変調回路53は、FAX信
号分配制御回路52の再変調制御情報により該当する信
号の再変調処理を行い、再変調されたFAX信号は信号
接続回路54へ出力される。信号接続回路54は復号さ
れた音声信号と、復号されたデータ信号と、再変調され
たFAX信号をそれぞれ該当するTRUNK信号出力端
子へ接続し、TRUNK出力信号として出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のDCME装置の
自己診断システムは、以上のように構成されているの
で、FAX信号の圧縮伝送処理に使用されるファクシミ
リモジュールの送信側の復調回路と受信側の再変調回路
の動作確認を実施するための構成を有していないため、
ファクシミリモジュールの送信側の復調回路と受信側の
再変調回路に故障等の障害が発生した場合、障害を判断
出来ないという課題があった。この発明は前記のような
課題を解決するものであり、FAX信号の圧縮伝送処理
に使用されるファクシミリモジュールの送信側の復調回
路及び受信側の再変調回路の動作確認を可能にし、以て
これらの復調回路や再変調回路に発生した障害を検出で
きるDCME装置のファクシミリモジュール自己診断シ
ステムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかるDCME装置のファクシミリモジ
ュール自己診断システムは、送信側に、入力信号が音声
/データ信号かFAX信号かを識別する信号識別回路
と、前記入力信号を識別に必要な時間遅延させる遅延回
路と、試験用FAX信号を発生する試験用FAX信号発
生回路と、該遅延回路から出力された遅延FAX信号ま
たは前記試験用FAX信号を復調処理するFAX信号復
調回路と、該FAX信号復調回路で復調処理されたFA
X信号の並べ替えを行って、FAX伝送信号または試験
用FAX伝送信号として出力するFAX信号接続回路
と、受信側へFAX信号または試験用FAX信号の割当
情報を通知するFAX割当信号を出力するFAX割当信
号発生回路と、前記遅延回路,試験用FAX信号発生回
路,FAX信号復調回路,FAX信号接続回路及びFA
X割当信号発生回路の割当制御を実行するFAX信号割
当制御回路とを設け、前記FAX伝送信号及びFAX割
当信号、または前記試験用FAX伝送信号及び試験用F
AX割当信号を、前記入力信号にもとづいて得られる音
声/データ伝送信号及び音声/データ割当信号とともに
多重化する多重化回路にて多重化して送出し、一方、受
信側に、前記多重化回路を介して前記送信側から送出さ
れた多重化信号からFAX伝送信号及びFAX割当信
号、または試験用FAX伝送信号及び試験用FAX割当
信号を分離する分離化回路と、前記FAX割当信号また
は試験用FAX割当信号を受信して信号解析するFAX
割当信号受信回路と、前記FAX伝送信号または試験用
FAX伝送信号の並べ替えを行って出力するFAX信号
接続回路と、該FAX信号接続回路から出力されるFA
X復調信号の再変調処理を行ってFAX再変調信号また
は試験用FAX再変調信号を出力するFAX信号再変調
回路と、該FAX信号再変調回路からの試験用FAX再
変調信号を受けてこれが規定値であるか否かを判定する
試験用FAX信号判定回路とを設けて、FAX信号分配
制御回路に、前記FAX信号接続回路,FAX信号再変
調回路及び試験用FAX信号判定回路へ制御情報の分配
を行わせるようにしたものである。
【0011】また、請求項2の発明にかかるDCME装
置のファクシミリモジュール自己診断システムは、前記
試験用FAX信号発生回路が出力する試験用FAX信号
を、DCS信号,無音区間及びTCF信号を持つ信号と
したものである。
【0012】また、請求項3の発明にかかるDCME装
置のファクシミリモジュール自己診断システムは、前記
試験用FAX信号判定回路が、前記試験用FAX再変調
信号中のDCS信号及びTCF信号について、第1段階
で所定の待機区間に続くDCS信号判定区間で試験用D
CS信号判定をし、第2段階で、所定の待機区間に続く
TCF信号判定区間で試験用TCF信号判定を実施する
ようにしたものである。
【0013】また、請求項4の発明にかかるDCME装
置のファクシミリモジュール自己診断システムは、前記
FAX分配制御回路に、前記試験用FAX信号判定回路
からの試験用FAX信号判定出力にもとづいて、前記F
AX再変調回路の動作を制御させるようにしたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のDCME装置の
ファクシミリモジュール自己診断装置の送信側の構成が
示されている。このDCME装置の送信側において、1
はTRUNK入力端子からの入力信号を識別する信号識
別回路で、これが音声信号か、データ信号か、FAX信
号かの識別を行う。4は識別された音声/データ識別信
号を入力する音声/データ信号割当制御回路で、これが
遅延回路2と、試験用トーン信号発生回路5と、音声/
データ信号ADPCM符号回路6と、音声/データ信号
接続回路7と、音声/データ割当信号発生回路8の割当
制御を行う。
【0015】そして、前記遅延回路2は、入力信号を識
別に必要な時間遅延させ、遅延音声/データ信号として
音声/データ信号ADPCM符号回路6に出力する。試
験用トーン信号発生回路5は一定の間隔で試験用のトー
ン信号を発生し音声/データ信号ADPCM符号回路6
に出力する。そして、音声/データ信号ADPCM符号
回路6は、音声/データ信号割当制御回路4の音声/デ
ータ信号ADPCM符号制御情報により、該当するAD
PCM符号回路が割り当てられ、音声信号、あるいはデ
ータ信号、あるいは試験用トーン信号のADPCM符号
処理を行い、音声/データ信号接続回路7に出力する。
音声/データ信号接続回路7は、ADPCM符号処理さ
れた音声/データ信号、あるいは試験用トーン信号を多
重化するために並べ替えを行い、音声/データ伝送信号
として多重化回路14に出力する。音声/データ割当信
号発生回路8は、対向側へ音声/データの割当情報を通
知するための割当信号を発生し、音声/データ割当信号
として多重化回路14に出力する。
【0016】一方、信号識別回路1で識別されたFAX
識別信号は、FAX信号割当制御回路9に入力され、遅
延回路3と、試験用FAX信号発生回路10と、FAX
信号復調回路11と、FAX信号接続回路12と、FA
X割当信号発生回路13の割当制御を行う。遅延回路3
は、入力信号を識別に必要な時間遅延させ、遅延FAX
信号としてFAX信号復調回路11に出力する。試験用
FAX信号発生回路10は一定の間隔で試験用のFAX
信号を発生しFAX信号復調回路11に出力する。FA
X信号復調回路11は、FAX信号割当制御回路9から
の復調制御情報により該当する復調回路が割り当てら
れ、FAX信号あるいは試験用FAX信号の復調処理を
行い、FAX信号接続回路12に出力する。
【0017】FAX信号接続回路12は、復調処理され
たFAX信号を多重化するために並べ替えを行い、FA
X伝送信号として多重化回路14に出力する。FAX割
当信号発生回路13は、対向側へFAX信号あるいは試
験用FAX信号の割当情報を通知するための割当信号を
発生し、FAX割当信号として多重化回路14に出力す
る。多重化回路14は、音声/データ伝送信号と、音声
/データ割当信号と、FAX伝送信号と、FAX割当信
号とを多重化し、BEARER信号として対向側へ出力
する。ここで、遅延回路3,FAX信号割当制御回路
9,試験用FAX信号発生回路10,FAX信号復調回
路11,FAX信号接続回路12及びFAX割当信号発
生回路13は送信側のファクシミリモジュールを構成し
ている。
【0018】図2には、この発明のDCME装置のファ
クシミリモジュール自己診断方式の受信側の構成が示さ
れている。このDCME装置の受信側において、分離化
回路15は、BEARER信号である入力多重化信号を
音声/データ伝送信号と、音声/データ割当信号と、F
AX伝送信号と、FAX割当信号に分離する。分離化さ
れた音声/データ割当信号は、音声/データ割当信号受
信回路17により音声/データ割当信号の解析が行わ
れ、音声/データ割当解析信号として音声/データ信号
分配制御回路18に出力される。
【0019】音声/データ信号分配制御回路18は、音
声/データ信号接続回路16と、音声/データ信号AD
PCM復号回路19と、試験用トーン信号判定回路20
の分配制御を行う。分離化された音声/データ伝送信号
は、音声/データ信号接続回路16によりADPCM復
号処理を行うために並べ替えが行われ、音声/データ信
号ADPCM復号回路19に出力される。音声/データ
信号ADPCM復号回路19は、音声/データ信号分配
制御回路18のADPCM復号制御情報にもとづき該当
する信号のADPCM復号処理を行い、復号された音声
信号とデータ信号は信号接続回路26へ出力され、復号
された試験用トーン信号は試験用トーン信号判定回路2
0へ出力される。試験用トーン信号判定回路20は、A
DPCM復号処理された試験用トーン信号が規定を満た
しているか否かの判定を行い、判定結果を出力する。
【0020】一方分離化されたFAX割当信号は、FA
X割当信号受信回路22によりFAX割当信号の解析が
行われ、FAX割当解析信号としてFAX信号分配制御
回路23に出力される。FAX信号分配制御回路23
は、FAX信号接続回路21と、FAX信号再変調回路
24と、試験用FAX信号判定回路25の分配制御を行
う。分離化されたFAX伝送信号は、FAX信号接続回
路21により再変調器で再変調するために並べ替えが行
われ、FAX信号再変調回路24に出力される。
【0021】FAX信号再変調回路24は、FAX信号
分配制御回路23の再変調制御情報により該当する信号
の再変調処理を行い、再変調されたFAX信号は信号接
続回路26へ出力され、再変調された試験用FAX信号
は試験用FAX信号判定回路25へ出力される。試験用
FAX信号判定回路25は、再変調処理された試験用F
AX信号が規定を満たしているか否かを判定し判定結果
を試験用FAX信号判定出力端子へ出力する。信号接続
回路26は復号された音声信号と、復号されたデータ信
号と、再変調されたFAX信号をそれぞれ該当するTR
UNK信号出力端子へ接続し、TRUNK出力信号とし
て出力する。ここで、FAX割当受信回路22,FAX
信号接続回路21,FAX信号分配制御回路23,FA
X信号再変調回路24及び試験用FAX信号判定回路2
5は受信側のファクシミリモジュールを構成している。
【0022】次に動作について説明する。まず、試験用
トーン信号の送信及び受信動作ついて図3のタイミング
図を用いて説明する。このDCME装置の送信側で構成
される音声/データ信号割当制御回路4は、遅延回路2
と、試験用トーン信号発生回路5と、音声/データ信号
ADPCM符号回路6と、音声/データ信号接続回路7
と、音声/データ割当信号発生回路8の割当制御を行
う。音声/データ割当信号発生回路8は、音声/データ
信号割当制御回路4の音声/データ信号割当情報により
試験用トーン割当信号aを出力する。試験用トーン信号
発生回路5は、音声/データ信号割当制御回路4の試験
用トーン信号制御情報により一定の間隔(ITU−T
G.763では試験時間フレームを20sに規定)で試
験用トーン信号bを出力する。
【0023】また、試験用トーン信号出力詳細cは、1
00ms間の−10dBm0の2400Hz信号区間と
437ms間の無音区間と768ms間の−0dBm0
の1254Hz試験信号区間とで構成される。試験用トーン信
号bは、未使用の音声/データ信号ADPCM符号回路
6に入力されADPCM符号処理が行われる。ADPC
M符号処理が行われた試験用トーン信号は、多重化され
るために、音声/データ信号接続回路7により並べ替え
が行われ、音声/データ伝送信号として多重化回路14
に供給される。多重化回路14は、音声/データ伝送信
号と、音声/データ割当信号と、FAX伝送信号と、F
AX割当信号とを多重化し、BEARER信号として対
向側へ出力する。
【0024】一方、このDCME装置の受信側で構成さ
れる分離化回路15は、対向側から受信したBEARE
R信号から音声/データ伝送信号と、音声/データ割当
信号と、FAX伝送信号と、FAX割当信号とを分離す
る。音声/データ割当信号受信回路17は、分離された
音声/データ割当信号を解析して、試験用トーン割当信
号dを音声/データ信号分配制御回路18に出力する。
音声/データ信号分配制御回路18は、解析された音声
/データ割当信号により、音声/データ信号接続回路1
6と、音声/データ信号ADPCM復号回路19と、試
験用トーン信号判定回路20の分配制御を行う。
【0025】音声/データ信号接続回路16は、分離さ
れた音声/データ伝送信号を並べ替えて、試験用トーン
信号を未使用の音声/データ信号ADPCM復号回路1
9へ出力する。音声/データ信号ADPCM復号回路1
9は、試験用トーン信号のADPCM復号処理を行い、
試験用トーン受信信号eとして試験用トーン信号判定回
路20へ出力する。試験用トーン受信信号詳細fは、1
00ms間の−10dBm0の2400Hz信号区間
と、437ms間の無音区間と、768ms間の−0d
Bm0の1254Hz試験信号区間とで構成される。試
験用トーン信号判定回路20は、試験用トーン割当信号
dの受信時から試験用トーン受信信号詳細fと試験用ト
ーン信号判定区間gにより650ms間の待機後に60
0ms間の試験用1254Hz信号判定を実施し、判定
結果を試験用トーン信号判定出力として出力する。
【0026】同様に、試験用FAX信号の送信及び受信
の動作については、図4のタイミング図に従って実行さ
れる。このDCME装置の送信側で構成されるFAX信
号割当制御回路9は、遅延回路3と、試験用FAX信号
発生回路10と、FAX信号復調回路11と、FAX信
号接続回路12と、FAX割当信号発生回路13の割当
制御を行う。FAX割当信号発生回路13は、FAX信
号割当制御回路9のFAX信号割当情報にもとづき、試
験用FAX割当信号hを出力する。試験用FAX信号発
生回路10は、FAX信号割当制御回路9の試験用FA
X信号制御情報により一定の間隔(例えば、試験時間フ
レームを60sに設定)で試験用FAX信号iを出力す
る。
【0027】また、試験用FAX信号出力詳細jは、1
500ms間の−20dBm0の300bpsのディジ
タル コマンド シグナル(以下、DCSという)信号
区間と80ms間の無音区間と、1500ms間の−2
0dBm0の14400bpsのトレーニング チェッ
ク(以下、TCFという)信号区間とで構成される。試
験用FAX信号iは、未使用のFAX信号復調回路11
に入力されて復調処理が行われる。復調処理が行われた
試験用FAX信号は、多重化されるためにFAX信号接
続回路12により並べ替えが行われ、FAX伝送信号と
して多重化回路14に供給される。多重化回路14は、
FAX伝送信号とFAX割当信号とを多重化し、BEA
RER信号として対向側へ出力する。
【0028】一方、このDCME装置の受信側で構成さ
れる分離化回路15は、対向側から受信したBEARE
R信号から音声/データ伝送信号と、音声/データ割当
信号と、FAX伝送信号と、FAX割当信号とを分離す
る。FAX割当信号受信回路22は、分離されたFAX
割当信号を解析して、試験用FAX割当信号kをFAX
信号分配制御回路23に出力する。FAX信号分配制御
回路23は、解析されたFAX割当信号によりFAX信
号接続回路21と、FAX信号再変調回路24と、試験
用FAX信号判定回路25の分配制御を行う。FAX信
号接続回路21は、分離されたFAX伝送信号を並べ替
えて試験用FAX信号を未使用のFAX信号再変調回路
24へ出力する。FAX信号再変調回路24は、試験用
FAX信号の再変調処理を行い、試験用FAX受信信号
lとして試験用FAX信号判定回路25へ出力する。試
験用FAX受信信号詳細mは、1500ms間の−20
dBm0の300bpsのDCS信号区間と、80ms
間の無音区間と、1500ms間の−20dBm0の1
4400bpsのTCF信号区間とで構成される。試験
用FAX信号判定回路25は、試験用FAX割当信号k
の受信時から試験用FAX受信信号詳細mと試験用FA
X信号判定区間nにより第1段階として500ms間の
待機後に1000ms間の試験用DCS信号判定を、第
2段階として580ms間の待機後に1000ms間の
試験用TCF信号判定を実施し、判定結果を試験用FA
X信号判定出力として出力する。
【0029】図5はこの発明における受信回路の実施の
他の形態を示す。ここでは、ファクシミリモジュールの
復調回路と再変調回路の自己診断試験判定後の動作につ
いてさらに工夫している。すなわち、この形態では、試
験用FAX信号判定回路25から出力された試験用FA
X信号の判定結果をFAX信号分配制御回路23に入力
することにより、異常と判断された再変調回路を、通常
のFAX信号分配制御処理で使用しないように設定する
ことが可能となる。これによれば、DCME装置のファ
クシミリモジュールの自己診断試験に異常と判断された
再変調回路を使用しないように回避できるという新たな
効果を有する。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、DC
ME装置を構成する送信側のファクシミリモジュールに
試験用FAX信号発生回路を設け、受信側のファクシミ
リモジュールに試験用FAX信号判定回路を設けること
によって、送信側のファクシミリモジュール内の復調回
路及び受信側のファクシミリモジュール内の再変調回路
の自己診断が可能となり、従って、これらの復調回路及
び再変調回路の障害検出を確実に実施できるという効果
が得られる。また、前記試験用FAX信号判定回路が再
変調回路の異常を検出したときには、その再変調回路の
使用を回避可能とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態によるDCME装置
のファクシミリモジュール自己診断システムを示す送信
側のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の一形態によるDCME装置
のファクシミリモジュール自己診断システムを示す受信
側のブロック図である。
【図3】 図1及び図2におけるブロック各部の信号を
示すタイミングチャートである。
【図4】 図1及び図2におけるブロック各部の信号を
示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の他の形態によるDCME装
置のファクシミリモジュール自己診断システムを示す受
信側のブロック図である。
【図6】 従来のDCME装置の自己診断システムを示
す送信側のブロック図である。
【図7】 従来のDCME装置の自己診断システムを示
す受信側のブロック図である。
【符号の説明】
1 信号識別回路 3 遅延回路 9 FAX信号割当制御回路(ファクシミリ信号割当制
御回路) 10 試験用FAX信号発生回路(試験用ファクシミリ
信号発生回路) 11 FAX信号復調回路(ファクシミリ信号復調回
路) 12 FAX信号接続回路(ファクシミリ信号接続回
路) 13 FAX割当信号発生回路(ファクシミリ割当信号
発生回路) 14 多重化回路 15 分離化回路 21 FAX信号接続回路(ファクシミリ信号接続回
路) 22 FAX割当信号受信回路(ファクシミリ割当信号
受信回路) 23 FAX信号分配制御回路(ファクシミリ信号分配
制御回路) 24 FAX信号再変調回路(ファクシミリ信号再変調
回路) 25 試験用FAX信号判定回路(試験用ファクシミリ
信号判定回路)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側に設けられて、入力信号が音声/
    データ信号かファクシミリ信号かを識別する信号識別回
    路と、 前記入力信号を識別に必要な時間遅延させる遅延回路
    と、 試験用ファクシミリ信号を発生する試験用ファクシミリ
    信号発生回路と、 該遅延回路から出力された遅延ファクシミリ信号または
    前記試験用ファクシミリ信号を復調処理するファクシミ
    リ信号復調回路と、 該ファクシミリ信号復調回路で復調処理されたファクシ
    ミリ信号の並べ替えを行って、ファクシミリ伝送信号ま
    たは試験用ファクシミリ伝送信号として出力するファク
    シミリ信号接続回路と、 受信側へファクシミリ信号または試験用ファクシミリ信
    号の割当情報を通知するファクシミリ割当信号を出力す
    るファクシミリ割当信号発生回路と、 前記遅延回路,試験用ファクシミリ信号発生回路,ファ
    クシミリ信号復調回路,ファクシミリ信号接続回路及び
    ファクシミリ割当信号発生回路の割当制御を実行するフ
    ァクシミリ信号割当制御回路と、 前記ファクシミリ伝送信号及びファクシミリ割当信号、
    または前記試験用ファクシミリ伝送信号及び試験用ファ
    クシミリ割当信号を、前記入力信号にもとづいて得られ
    る音声/データ伝送信号及び音声/データ割当信号とと
    もに多重化する多重化回路と、 受信側に設けられて、前記多重化回路を介して前記送信
    側から送出された多重化信号からファクシミリ伝送信号
    及びファクシミリ割当信号、または試験用ファクシミリ
    伝送信号及び試験用ファクシミリ割当信号を分離する分
    離化回路と、 前記ファクシミリ割当信号または試験用ファクシミリ割
    当信号を受信して信号解析するファクシミリ割当信号受
    信回路と、 前記ファクシミリ伝送信号または試験用ファクシミリ伝
    送信号の並べ替えを行って出力するファクシミリ信号接
    続回路と、 該ファクシミリ信号接続回路から出力されるファクシミ
    リ復調信号の再変調処理を行ってファクシミリ再変調信
    号または試験用ファクシミリ再変調信号を出力するファ
    クシミリ信号再変調回路と、 該ファクシミリ信号再変調回路からの試験用ファクシミ
    リ再変調信号を受けてこれが規定値であるか否かを判定
    する試験用ファクシミリ信号判定回路と、 前記ファクシミリ信号接続回路,ファクシミリ信号再変
    調回路及び試験用ファクシミリ信号判定回路へ制御情報
    の分配を行うファクシミリ信号分配制御回路とを備えた
    ことを特徴とするDCME装置のファクシミリモジュー
    ル自己診断システム。
  2. 【請求項2】 前記試験用ファクシミリ信号発生回路が
    出力する試験用ファクシミリ信号は、DCS信号,無音
    区間及びTCF信号を持つ信号であることを特徴とする
    請求項1に記載のDCME装置のファクシミリモジュー
    ル自己診断システム。
  3. 【請求項3】 前記試験用ファクシミリ信号判定回路
    は、前記試験用ファクシミリ再変調信号中のDCS信号
    及びTCF信号について第1段階で所定の待機区間に続
    くDCS信号判定区間において試験用DCS信号判定を
    実施し、第2段階で、所定の待機区間に続くTCF信号
    判定区間において試験用TCF信号判定を実施すること
    を特徴とする請求項1に記載のDCME装置のファクシ
    ミリモジュール自己診断システム。
  4. 【請求項4】 前記ファクシミリ分配制御回路が、前記
    試験用ファクシミリ信号判定回路からの試験用ファクシ
    ミリ信号判定出力にもとづいて、前記ファクシミリ再変
    調回路の動作を制御することを特徴とする請求項1に記
    載のDCME装置のファクシミリモジュール自己診断シ
    ステム。
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