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JP2966720B2 - 集中制御装置 - Google Patents

集中制御装置

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Publication number
JP2966720B2
JP2966720B2 JP6054725A JP5472594A JP2966720B2 JP 2966720 B2 JP2966720 B2 JP 2966720B2 JP 6054725 A JP6054725 A JP 6054725A JP 5472594 A JP5472594 A JP 5472594A JP 2966720 B2 JP2966720 B2 JP 2966720B2
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JP
Japan
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initialization
communication
processing
control device
controlled
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6054725A
Other languages
English (en)
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JPH07239147A (ja
Inventor
圭二 西田
一良 諏訪
順一 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP6054725A priority Critical patent/JP2966720B2/ja
Publication of JPH07239147A publication Critical patent/JPH07239147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2966720B2 publication Critical patent/JP2966720B2/ja
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集中制御装置に係り、
特に複数の空調装置を集中制御する集中制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より共用の室外機及び共用のメイン
コントローラを設け、複数の室内機をサブコントローラ
及び通信回線を介してメインコントローラに接続し、シ
ステム全体の制御はメインコントローラで行なうととも
に、各使用者側に設けられたサブコントローラにより当
該サブコントローラに接続された室内機のローカルな制
御を行なうようにした冷暖房集中管理システムがある。
【0003】この様な冷暖房集中管理システムでは、同
一の冷暖房能力を得るために、個別に室外機及び室内機
を設ける場合と比較してコスト及び設置面積等の点から
有利であった。
【0004】ところで、この様な冷暖房集中管理システ
ムにおいては、当該システムの電源投入時には、システ
ムを再構築すべくシステムを構成するコントローラ間、
あるいは、コントローラと室内機(室外機)との間で実
際の接続状態(接続機種、機種能力等)を確認するため
の通信処理(以下、初期化処理という。)が行われてい
た。、
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の集中管理シ
ステムにおいては、初期化処理は、システムを構成する
各装置が別個のタイミングで行うように構成されてい
た。
【0006】このため、電源投入時には、各装置が一斉
に初期化処理を行おうとして通信回線が込合い、通信回
線の専有のための衝突が生じることとなり、結果として
初期化処理を行うことができない装置が増えて、総合的
な初期化処理時間が増大してしまうという問題点があっ
た。
【0007】そこで、本発明の目的は、被制御装置が多
数接続された集中管理システムにおいても、システム再
構築における接続確認のための初期化処理を効率よく確
実に行え、システムの立ち上げを高速化することができ
る集中制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、複数の被制御装置により構成される
第1の被制御装置群と、ローカル制御装置によりローカ
ルに制御される第2の被制御装置群と、前記第1の被制
御装置群及び前記第2の被制御装置群とサブ通信線を介
して接続され、当該接続された各被制御装置群を制御す
る端末処理制御装置と、前記端末処理制御装置とメイン
通信線を介して接続され、システム全体を制御する管理
制御装置と、を備えるとともに、前記第1の被制御装置
群を構成する各被制御装置は、電源投入時に初期化通信
処理を行う第1初期化処理手段を備え、前記ローカル制
御装置は、電源投入時に前記サブ通信線を介して各前記
第1初期化処理手段との間で、接続状態確認のための初
期化通信処理を行う第2初期化処理手段を備えて構成す
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明の集中制御装置
において、前記端末処理制御装置は、前記第1初期化処
理手段と前記第2初期化処理手段との間の前記初期化通
信処理を監視することにより初期化処理の終了を検出す
る検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、前
記初期化通信処理が終了した後、前記第1被制御装置群
との間で、前記サブ通信線を介して接続状態確認のため
の初期化通信処理を行うように構成する。
【0010】第3の発明は、複数の被制御装置により構
成される第1の被制御装置群と、ローカル制御装置によ
りローカルに制御される第2の被制御装置群と、前記第
1の被制御装置群及び前記第2の被制御装置群とサブ通
信線を介して接続され、当該接続された各被制御装置群
を制御する端末処理制御装置と、前記端末処理制御装置
とメイン通信線を介して接続され、システム全体を制御
する管理制御装置と、を備えた集中制御装置の制御方法
において、電源投入時に前記第1の被制御装置群を構成
する各被制御装置と前記ローカル制御装置との間で接続
確認のための第1初期化通信処理を行う第1初期化通信
処理工程と、前記第1初期化通信処理が終了したか否か
を判別する判別工程と、前記第1初期化通信処理が終了
した後に前記各被制御装置と前記端末処理制御装置との
間で接続確認のための第2初期化処理通信処理を行う第
2初期化通信処理工程と、を備えて構成する。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、第1初期化処理手段と第
2初期化処理手段は、電源投入時に他の処理に先立っ
て、サブ通信線を介して接続状態確認のための初期化通
信処理を行う。
【0012】したがって、電源投入時に第1の被制御装
置群と、第2の被制御装置群との間の接続確認を確実、
かつ、容易に行え、システムの再構築を容易に行える。
【0013】第2の発明によれば、検出手段は、第1初
期化処理手段と第2初期化処理手段との間の初期化通信
処理を監視することにより初期化処理の終了を検出す
る。
【0014】これにより、端末処理制御装置は、第1初
期化処理手段と第2初期化処理手段との間の初期化通信
処理が終了した後、第1被制御装置群との間で、サブ通
信線を介して接続状態確認のための初期化通信処理を行
う。
【0015】したがって、第1の被制御装置群と第2の
被制御装置群との間で初期化通信処理が完了するまで
は、端末処理制御装置による初期化処理による割り込み
が行われることはないので、サブ通信線使用のための衝
突が生じることがなく、結果として、初期化処理を迅速
化できる。
【0016】第3の発明によれば、第1初期化通信処理
工程は、電源投入時に前記第1の被制御装置群を構成す
る各被制御装置とローカル制御装置との間で接続確認の
ための第1初期化通信処理を行う。
【0017】これと並行して、判別工程は、第1初期化
通信処理が終了したか否かを判別し、この判別に基づい
て第2初期化通信処理工程は、第1初期化通信処理が終
了した後に各被制御装置と端末処理制御装置との間で接
続確認のための第2初期化処理通信処理を行う。
【0018】したがって、第1初期化通信処理工程と、
第2初期化通信処理工程と、が同時にサブ通信線を専有
すべく衝突することがないので、結果として初期化通信
処理を迅速化することができる。
【0019】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
【0020】図1に集中管理方式の冷暖房システムの概
要構成ブロック図を示す。
【0021】冷暖房システム1は、大別すると、システ
ム1全体を制御するメインコントローラ2と、メインコ
ントローラ2に多重伝送方式を用いた2線方式のメイン
通信線LMを介して接続された端末処理制御装置とで機
能する複数の通信アダプタ3-1〜3-3と、各通信アダプ
タ3-1〜3-3にメイン通信線と同様に2線方式のサブ通
信線を介して接続された被制御装置群UGと、を備えて
構成されている。
【0022】次に被制御装置群UGの態様について図1
を参照して説明する。
【0023】被制御装置群UGの態様は、様々考えられ
るが、以下、その一例を説明する。
【0024】第1通信アダプタ3-1には、サブ通信線L
S1 を介して複数の室内機20及び室外機コントローラ
21が接続され、さらに室外機コントローラ21を介し
て複数の室外機22が接続されている。
【0025】第2通信アダプタ3-2には、第1サブ通信
線LS21を介して複数の室内機20及び一の室外機22
が接続された第1被制御装置群が接続され、第2サブ通
信線LS22を介して同様に複数の室内機20及び一の室
外機22が接続された第2被制御装置群が接続されてい
る。
【0026】第3通信アダプタ3-3には、サブ通信線L
S3 を介して一の室内機20に一の室外機が接続されて
いる室内外機セット24が複数接続されており、さらに
一のリモートコントローラ25の制御ラインであるグル
ープ制御通信線GLを介して複数の室内外機セット26
が接続されている。
【0027】ここで、メインコントローラ2、通信アダ
プタ3-1 及び通信アダプタ3-2の構成について説明す
る。
【0028】メインコントローラ2は、後述する通信ア
ダプタの構成とほぼ同様な構成を有する通信制御ボー
ド、各種制御を行なう図示しないコントロールボード等
が格納されたコントローラ本体2-1と、各種設定デー
タ、被制御装置の動作状態等を表示する表示部2-2と、
各種データをプリントアウトするためのプリンタ2-3
と、を備えて構成されている。
【0029】通信アダプタ3-1は、図2に示すように、
通信アダプタ3-1全体を制御するCPU10と、制御用
プログラム、データ等が格納されたROM11と、一時
的に各種データを格納するRAM12と、外部とのイン
ターフェース動作を行なうインターフェース部13と、
を備えて構成されており、CPU10、ROM11、R
AM12及びインターフェース部13とは、バスを介し
て接続されている。さらに室内機、室外機等の被制御装
置U11〜U1nは、インターフェース部13及びサブ通信
線LS1 を介して接続されている。他の通信アダプタ3
-3についても同様である。
【0030】また、通信アダプタ3-2は、図3に示すよ
うに、通信アダプタ3-1とほぼ同様に通信アダプタ3-2
全体を制御するCPU10と、制御用プログラム、デー
タ等が格納されたROM11と、データバッファとして
も機能し一時的に各種データを格納するRAM12と、
外部とのインターフェース動作を行なうインターフェー
ス部13Aと、を備えて構成されており、CPU10、
ROM11、RAM12及びインターフェース部13A
とは、バスを介して接続されている。さらに室内機、室
外機等の被制御装置U11〜U1nは、インターフェース部
13A、通信用接続端子T1 及びサブ通信線LS21を介
して接続され、さらに被制御装置U21〜U2nは、インタ
ーフェース部13A、通信用接続端子T2 及びサブ通信
線LS22を介して接続されている。
【0031】次に室内機の制御系について、通信アダプ
タ3-1にサブ通信線LS1 を介して接続されている室内
機20を例として説明する。
【0032】室内機20は、図4に示すように、室内機
20全体を制御するCPU30と、制御用プログラム、
データ等が格納されたROM31と、一時的に各種デー
タを格納するRAM32と、外部とのインターフェース
動作を行なうインターフェース部33と、を備えて構成
されており、CPU30、ROM31、RAM32及び
インターフェース部33とは、バスを介して接続されて
いる。さらに通信アダプタ3-1、他の室内機20及び室
外機コントローラ21とは、インターフェース部33及
びサブ通信線LS1 を介して接続されている。
【0033】次に室外機コントローラ21の構成につい
て、図5を参照して説明する。
【0034】室外機コントローラ21は、図5に示すよ
うに、室外機コントローラ21全体を制御するCPU4
0と、制御用プログラム、データ等が格納されたROM
41と、一時的に各種データを格納するRAM42と、
外部とのインターフェース動作を行なうインターフェー
ス部43と、を備えて構成されており、CPU40、R
OM41、RAM42及びインターフェース部43と
は、バスを介して接続されている。さらに通信アダプタ
3-1及び室内機20とは、インターフェース部33及び
サブ通信線LS1 を介して接続されており、各室外機2
2とは、第2サブ通信線LSB を介して接続されてい
る。
【0035】次に図6乃至図図9を参照して、動作を説
明する。
【0036】図6に冷暖房システム1全体の初期化処理
における処理フローチャートを示す。以下の説明におい
ては、説明の簡略化のため、通信アダプタ3-1、通信ア
ダプタ3-1にサブ通信線LS1 を介して接続されている
全ての室内機20及び室外機コントローラ21間の初期
化処理について説明する。
【0037】通信アダプタ3-1のCPU10は、全室内
機20及び室外機コントローラ21間で行われる初期化
のための通信処理(イニシャル通信処理)が終了したか
否かを判別する(ステップS1)。
【0038】全室内機20及び室外機コントローラ21
間の初期化のための通信処理が終了した場合には、処理
をステップS4に移行する。
【0039】全室内機20及び室外機コントローラ21
間の初期化のための通信処理が終了していない場合に
は、通信アダプタ3-1のCPU10は待機状態となり、
各室内機20のCPU30及び室外機コントローラ21
のCPU40は、順次初期化のための通信処理を行う
(ステップS2)。
【0040】そして、全室内機20のCPU30及びサ
ブ通信線LS1 に接続された室外機コントローラ21の
CPU40間の初期化のための通信処理が終了すると、
室外機コントローラ21は、サブ通信線LS1 を介して
接続されている全ての室内機20及び室外機コントロー
ラ21間の初期化処理が終了したことを示す処理終了フ
ラグをセットして、通信データとして通信アダプタ3-1
にサブ通信線LS1 を介して送信する(ステップS
3)。
【0041】これにより、通信アダプタ3-1のCPU1
0は、全室内機20及び室外機コントローラ21間で行
われる初期化のための通信処理が終了したことを認識
し、処理をステップS4に移行する(ステップS1)。
【0042】次に通信アダプタ3-1のCPU10は、当
該通信アダプタ3-1とサブ通信線LS1 を介して接続さ
れている全ての室内機20間で行われる初期化のための
通信処理が終了したか否かを判別する(ステップS
4)。
【0043】通信アダプタ3-1及び全室内機20間の初
期化のための通信処理が終了した場合には、処理をステ
ップS7に移行する。
【0044】通信アダプタ3-1及び全室内機20間の初
期化のための通信処理が終了していない場合には、通信
アダプタ3-1のCPU10及び各室内機20のCPU3
0は、順次初期化のための通信処理を行う(ステップS
5)。
【0045】そして、通信アダプタ3-1のCPU10及
び全室内機20のCPU30間の初期化のための通信処
理が終了すると、通信アダプタ3-1のCPU10は、初
期化処理が終了したことを示す処理終了フラグをオンに
して、通信データとしてメインコントローラ2にメイン
通信線LMを介して送信する(ステップS6)。
【0046】その後は、通常動作モードとなり、メイン
コントローラ、通信アダプタ、室内機及び室外機間の定
期通信処理を行いつつシステム全体の制御が行われるこ
ととなる(ステップS7)。
【0047】次に図7を参照してサブ通信線LS1 に接
続された全室内機20及び室外機コントローラ21間の
初期化のための通信処理について詳細に説明する。
【0048】以下の説明においては、説明の簡略化のた
め、図8に示すようにサブ通信線LS1 には、通信アダ
プタ3-1、3台の室内機20A、20B、20C及び室
外機コントローラ21が接続されている場合について説
明する。この場合において、図示しない室外機コントロ
ーラ21の室内機台数設定スイッチは、接続されている
室内機が3台に相当する位置に設定されているものとす
る。
【0049】冷暖房システム1に電源が投入されると、
まず室内機20A、20B、20Cの各CPU30は、
インターフェース部33、サブ通信線LS1 を介して室
外機コントローラ21側に室内機リセット信号を送信す
る(ステップP1)。
【0050】一方、室外機コントローラ21のCPU4
0は、インターフェース部43、サブ通信線LS1 を介
して全ての室内機20A、20B、20CのCPU30
が受信可能な信号形式で室外機リセット信号を送信する
(ステップP2)。
【0051】これにより、室内機20A、20B、20
Cの各CPU30のうち、最も先にサブ通信線LS1 を
専有した室内機(ここでは、室内機20Aとする。)の
CPU30は、サブ通信線LS1 を介してマルチアドレ
ス要求信号を室外機コントローラ21側に送信する(ス
テップP3)。
【0052】これにより、室外機コントローラ21は、
室内機20Aがマルチアドレスデータを要求しているこ
とを知り、未登録のマルチアドレスデータのうち、最も
若い番号に相当するマルチアドレス設定信号を室内機2
0AのCPU30にサブ通信線LS1 を介して送信する
(ステップP4)。より具体的には、この場合登録して
いるマルチアドレスデータはまだないので、マルチアド
レスデータ=“#1”に相当するマルチアドレス設定信
号を室内機20AのCPU30に送信する。
【0053】マルチアドレス設定信号を受信した室内機
20AのCPU30は、RAM32内の所定のアドレス
決定フラグをセットし、当該室内機20Aのマルチアド
レスデータ=“#1”である旨のアドレス決定通知信号
を室外機コントローラ21側に送信し(ステップP
5)、当該マルチアドレスデータ=“#1”を使用する
旨を通知する。
【0054】この通知により室外機コントローラ21
は、当該マルチアドレスデータ=“#1”を使用中のマ
ルチアドレスデータであるとして登録する(ステップP
6)。これにより室内機20Aについての室外機コント
ローラ21との間の初期化のための通信処理は完了す
る。
【0055】そして、室外機コントローラ21は、既に
登録したマルチアドレスデータ数と接続されているはず
の室内機台数、すなわち、登録済みの室内機台数と室内
機台数設定スイッチによる接続予定室内機台数とが等し
いか否かを判別する(ステップP7)。
【0056】登録済みの室内機台数と接続予定室内機台
数が異なる場合には、まだ初期化のための通信処理が終
了していないので、他の室内機20B、20Cと室外機
コントローラ21との間で順次ステップP3〜ステップ
P6の通信処理を行う。
【0057】登録済みの室内機台数と接続予定室内機台
数が一致した場合には、全室内機20A、20B、20
C及び室外機コントローラ21間の初期化のための通信
処理が完了したこととなり、室外機コントローラ21
は、室内機−室外機コントローラ間の初期化通信処理を
完了したことを示す終了フラグをセットした室内外機間
初期化処理終了信号をサブ通信線LS1 を介して送信す
る(ステップP8)。
【0058】これによりこれ以降は、室内機20A、2
0B、20C及び室外機コントローラ21間では、通常
動作時の定期通信処理が随時行われることとなる。
【0059】この定期通信処理の合間をぬって、通信ア
ダプタ3-1のCPU10及び全室内機20A、20B、
20C間の初期化のための通信処理が行われる。
【0060】次に図9を参照して、通信アダプタ3-1の
CPU10及びサブ通信線LS1 に接続された全室内機
20のCPU30間の初期化のための通信処理について
詳細に説明する。以下の説明においても、説明の簡略化
のため、図8に示したようにサブ通信線LS1 には、通
信アダプタ3-1、3台の室内機20A、20B、20C
及び室外機コントローラ21が接続されている場合につ
いて説明する。この場合において、通信アダプタ3-1に
接続可能な室内機の最大数は16台であるものとする。
【0061】通信アダプタ3-1のCPU10は、室内機
20A、20B、20C及び室外機コントローラ21の
間の初期化のための通信処理をモニタしており、室外機
コントローラ21が室内外機間初期化処理終了信号をサ
ブ通信線LS1 を介して送信し、かつ、室内機20A、
20B、20C及び室外機コントローラ21間におい
て、通常動作時の定期通信処理を開始したか否かを判別
する(ステップP10)。
【0062】通信アダプタ3-1は、室外機コントローラ
21が室内外機間初期化処理終了信号をサブ通信線LS
1 を介して送信し、かつ、室内機20A、20B、20
C及び室外機コントローラ21間において、通常動作時
の定期通信処理が開始した場合には、設定されたマルチ
アドレスデータに基づいて、マルチアドレスデータ=
“#1”に相当する室内機20Aに対し、機種データ要
求信号をインターフェース部13及びサブ通信線LS1
を介して送信する(ステップP11)。
【0063】機種データ要求信号を受信した室内機20
AのCPU30は、当該室内機20Aの冷暖房可能か否
か、可能な場合にはその能力等の各種の機種データを含
む機種データ信号を通信アダプタ3-1のCPU13に対
し、インターフェース部33及びサブ通信線LS1 を介
して送信する(ステップP12)。
【0064】これにより、通信アダプタ3-1は、マルチ
アドレスデータ=“#1”に相当する室内機20Aがサ
ブ通信線LS1 に接続されている旨及び当該室内機20
Aに対応する機種データをRAM12の所定領域に登録
する(ステップP13)。
【0065】以下、同様にして、通信アダプタ3-1は、
マルチアドレスデータ=“#2”乃至通信アダプタ3-1
に接続可能な最大室内機に相当するマルチアドレスデー
タ=“#16”に対応する機種データ要求信号を送信す
る。この場合において、実際には、マルチアドレスデー
タ=“#4”〜マルチアドレスデータ“#16”に対応
する装置は接続されていないこととなるが、通信アダプ
タ3-1はあるマルチアドレスデータに対応する機種デー
タ要求信号を送信してから、所定時間以内に当該マルチ
アドレスデータに対応する装置から機種データを受信で
きない場合には、次のマルチアドレスデータに対応する
機種データ要求信号を送信することとなっている。
【0066】通信アダプタ3-1は、マルチアドレスデー
タ=“#1”〜マルチアドレスデータ“#16”に対応
する機種データ要求信号の送信及び対応する機種データ
の受信が終了すると、データの取りこぼしを防ぐため、
再びマルチアドレスデータ=“#1”〜マルチアドレス
データ“#16”に対応する機種データ要求信号の送信
及び対応する機種データの受信を行う。
【0067】これらの処理が終了するこれ以降は通信ア
ダプタ3-1は、機種データが登録された室内機、上述の
例では室内機20A、20B、20Cのみと定期通信を
行うこととなる(ステップP14)。
【0068】以上の説明のように、本実施例によれば、
システムの再構築のための初期化処理を効率良く行うこ
とができ、初期化処理にともなう通信線の専有時間を減
少させることができ、高速かつ確実に初期化処理を行う
ことができる。
【0069】
【発明の効果】第1の発明によれば、第1初期化処理手
段と第2初期化処理手段は、電源投入時に他の処理に先
立って、サブ通信線を介して接続状態確認のための初期
化通信処理を行うので、電源投入時に第1の被制御装置
群と、第2の被制御装置群との間の接続確認を確実、か
つ、容易に行え、システムの再構築を容易に行え、結果
として、システムの再構築を迅速化することができる。
【0070】第2の発明によれば、検出手段は、第1初
期化処理手段と第2初期化処理手段との間の初期化通信
処理を監視することにより初期化処理の終了を検出し、
端末処理制御装置は、第1初期化処理手段と第2初期化
処理手段との間の初期化通信処理が終了した後、第1被
制御装置群との間で、サブ通信線を介して接続状態確認
のための初期化通信処理を行うので、第1の被制御装置
群と第2の被制御装置群との間で初期化通信処理が完了
するまでは、端末処理制御装置による初期化処理による
割り込みが行われることはなく、サブ通信線使用のため
の衝突が生じることがなくなり、初期化処理をさらに迅
速化して、システムの再構築をさらに迅速化することが
できる。。
【0071】第3の発明によれば、第2初期化通信処理
工程は、第1初期化通信処理が終了した後に各被制御装
置と端末処理制御装置との間で接続確認のための第2初
期化処理通信処理を行うので、第1初期化通信処理工程
と、第2初期化通信処理工程と、が同時にサブ通信線を
専有すべく衝突することがないので、結果として初期化
通信処理を迅速化し、システム全体の再構築を迅速化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷暖房システムの概要構成を示すブロック図で
ある。
【図2】通信アダプタの概要構成を示すブロック図であ
る。
【図3】他の通信アダプタの概要構成を示すブロック図
である。
【図4】室内機の制御系の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図5】室外機コントローラの概要構成を示すブロック
図である。
【図6】システム全体の初期化処理における処理フロー
チャートである。
【図7】室内機及び室外機コントローラ間の初期化処理
の説明図である。
【図8】初期化処理のための説明図である。
【図9】通信アダプタ及び室内機間の初期化処理の説明
図である。
【符号の説明】
1 冷暖房システム 2 メインコントローラ 2-1 コントローラ本体 2-2 表示部 2-3 プリンタ 3-1〜3-3 通信アダプタ 10、30、40 CPU 11、31、41 ROM 12、32、42 不揮発性RAM 13、13A、33、43 インターフェース部 20 室内機 21 室外機コントローラ 22 室外機 23 室外機 24 室内外機セット 25 リモートコントローラ 26 室内外機セット LM メイン通信線 LS1 、LS21、LS22、LS3 、LSB サブ通信線 T1 、T2 通信用接続端子 UG 被制御装置群 U11〜U1n、U21〜U2n 被制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−95673(JP,A) 特開 平4−198652(JP,A) 特開 平2−146448(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御装置により構成される第1
    の被制御装置群と、 ローカル制御装置によりローカルに制御される第2の被
    制御装置群と、 前記第1の被制御装置群及び前記第2の被制御装置群と
    サブ通信線を介して接続され、当該接続された各被制御
    装置群を制御する端末処理制御装置と、 前記端末処理制御装置とメイン通信線を介して接続さ
    れ、システム全体を制御する管理制御装置と、を備える
    とともに、 前記第1の被制御装置群を構成する各被制御装置は、電
    源投入時に初期化通信処理を行う第1初期化処理手段を
    備え、 前記ローカル制御装置は、電源投入時に前記サブ通信線
    を介して各前記第1初期化処理手段との間で、接続状態
    確認のための初期化通信処理を行う第2初期化処理手段
    を備えたことを特徴とする集中制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の集中制御装置において、 前記端末処理制御装置は、前記第1初期化処理手段と前
    記第2初期化処理手段との間の前記初期化通信処理を監
    視することにより初期化処理の終了を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記初期化通信処
    理が終了した後、前記第1被制御装置群との間で、前記
    サブ通信線を介して接続状態確認のための初期化通信処
    理を行うことを特徴とする集中制御装置。
  3. 【請求項3】 複数の被制御装置により構成される第1
    の被制御装置群と、 ローカル制御装置によりローカルに制御される第2の被
    制御装置群と、前記第1の被制御装置群及び前記第2の
    被制御装置群とサブ通信線を介して接続され、当該接続
    された各被制御装置群を制御する端末処理制御装置と、
    前記端末処理制御装置とメイン通信線を介して接続さ
    れ、システム全体を制御する管理制御装置と、を備えた
    集中制御装置の制御方法において、 電源投入時に前記第1の被制御装置群を構成する各被制
    御装置と前記ローカル制御装置との間で接続確認のため
    の第1初期化通信処理を行う第1初期化通信処理工程
    と、 前記第1初期化通信処理が終了したか否かを判別する判
    別工程と、 前記第1初期化通信処理が終了した後に前記各被制御装
    置と前記端末処理制御装置との間で接続確認のための第
    2初期化処理通信処理を行う第2初期化通信処理工程
    と、 を備えたことを特徴とする集中制御装置の制御方法。
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