JP2964618B2 - インクジェットプリンタ用のヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタ用のヘッドInfo
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- JP2964618B2 JP2964618B2 JP2291356A JP29135690A JP2964618B2 JP 2964618 B2 JP2964618 B2 JP 2964618B2 JP 2291356 A JP2291356 A JP 2291356A JP 29135690 A JP29135690 A JP 29135690A JP 2964618 B2 JP2964618 B2 JP 2964618B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14201—Structure of print heads with piezoelectric elements
- B41J2/14282—Structure of print heads with piezoelectric elements of cantilever type
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14387—Front shooter
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧電振動子を選択的に駆動してノズルプレ
ートとの間に位置するインクを対応するノズルからイン
ク滴として飛翔させて記録媒体上に記録像を形成する形
式のインクジェットプリンタ用のヘッドに関する。
ートとの間に位置するインクを対応するノズルからイン
ク滴として飛翔させて記録媒体上に記録像を形成する形
式のインクジェットプリンタ用のヘッドに関する。
(従来技術) インク液中に浸漬させた複数の圧電変換体を選択的に
駆動し、ノズルプレートとの間のノズルギャップに介在
するインク液を加圧してこれを該当するノズルからイン
ク滴として飛翔させて記録媒体上に記録像を書込む形式
のインクジェットプリンタは特公昭60−8953号公報に開
示されている。この形式のプリンタは、インク加圧室や
インク流路を設ける必要がないためヘッドをきわめて小
型に形成することができるとともに、ノズルギャップを
可能な限り小さくしてインク滴を効率よく吐出させるこ
とにより、書込みに要する消費電力を大巾に抑えること
ができ、さらには、加熱して液相に変わるホットメルト
インクを使用することによって、記録媒体上ににじみの
ない記録像を形成することができるなどの利点を有して
いる。
駆動し、ノズルプレートとの間のノズルギャップに介在
するインク液を加圧してこれを該当するノズルからイン
ク滴として飛翔させて記録媒体上に記録像を書込む形式
のインクジェットプリンタは特公昭60−8953号公報に開
示されている。この形式のプリンタは、インク加圧室や
インク流路を設ける必要がないためヘッドをきわめて小
型に形成することができるとともに、ノズルギャップを
可能な限り小さくしてインク滴を効率よく吐出させるこ
とにより、書込みに要する消費電力を大巾に抑えること
ができ、さらには、加熱して液相に変わるホットメルト
インクを使用することによって、記録媒体上ににじみの
ない記録像を形成することができるなどの利点を有して
いる。
しかしながら、反面においてこの種のプリンタヘッド
には圧電板と金属板とを積層した圧電変換体が使用され
る関係上、この圧電変換体は構成素材の各線膨張係数の
違いから温度の影響を受けてバイメタル状に大きく変形
し易く、このため、製造過程で加熱溶融させた接着剤を
もって圧電変換体の基部とノズルプレートを接着固定さ
せると、その際の熱によって個々の圧電変換体がそれぞ
れ大きく変形し、これがもとで常温に復帰させてもイン
クの吐出特性に影響をもつノズルギャップがそれぞれの
間で大きくバラついてしまうという組付け上の問題を有
しており、また、通常の液体インクを使用するもので
も、0℃から40℃の使用温度領域で圧電変換体が変形す
るため、インクの吐出特性が変わって記録像が温度によ
り影響されるといった問題が生じる。
には圧電板と金属板とを積層した圧電変換体が使用され
る関係上、この圧電変換体は構成素材の各線膨張係数の
違いから温度の影響を受けてバイメタル状に大きく変形
し易く、このため、製造過程で加熱溶融させた接着剤を
もって圧電変換体の基部とノズルプレートを接着固定さ
せると、その際の熱によって個々の圧電変換体がそれぞ
れ大きく変形し、これがもとで常温に復帰させてもイン
クの吐出特性に影響をもつノズルギャップがそれぞれの
間で大きくバラついてしまうという組付け上の問題を有
しており、また、通常の液体インクを使用するもので
も、0℃から40℃の使用温度領域で圧電変換体が変形す
るため、インクの吐出特性が変わって記録像が温度によ
り影響されるといった問題が生じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、温度の変化に係わりなく常に圧電変
換器とノズル形成部材との間隙を各振動子間で一定に維
持して良好な記録像形成を可能にする新たなインクジェ
ットプリンタ用のヘッドを提供することにある。
的とするところは、温度の変化に係わりなく常に圧電変
換器とノズル形成部材との間隙を各振動子間で一定に維
持して良好な記録像形成を可能にする新たなインクジェ
ットプリンタ用のヘッドを提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのイン
クジェットプリンタ用のヘッドとして、圧電変換手段と
ノズル形成部材を固定する接着部位)を、圧電変換手段
の振動支点から少なくとも圧電変換手段が熱応力を受け
た際に生じる応力集中領域を超える以上の距離を隔てて
その後方基端部寄りに位置させるようにしたものであ
る。
クジェットプリンタ用のヘッドとして、圧電変換手段と
ノズル形成部材を固定する接着部位)を、圧電変換手段
の振動支点から少なくとも圧電変換手段が熱応力を受け
た際に生じる応力集中領域を超える以上の距離を隔てて
その後方基端部寄りに位置させるようにしたものであ
る。
(作用) このように構成したことにより、組付けの際に作用す
る熱応力によって圧電変換手段の内部に応力集中が生じ
ても、これをその後方に作用する接着固定応力により分
散させて圧電変換手段の個々の変形を抑え、インクの吐
出特性を左右するノズルギャップのバラつきをなくすと
ともに、圧電変換手段が温度の変動を受けて撓む量を可
及的に抑えて、常に安定した印字品質を保つ。
る熱応力によって圧電変換手段の内部に応力集中が生じ
ても、これをその後方に作用する接着固定応力により分
散させて圧電変換手段の個々の変形を抑え、インクの吐
出特性を左右するノズルギャップのバラつきをなくすと
ともに、圧電変換手段が温度の変動を受けて撓む量を可
及的に抑えて、常に安定した印字品質を保つ。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1図は本発明の基本的なインクジェットヘッドを示
したものであり、また第2図はこのヘッドを装着したプ
リンタの一例を示したものである。
したものであり、また第2図はこのヘッドを装着したプ
リンタの一例を示したものである。
図において符号1は本発明の特徴部分をなすインクジ
ェットヘッドで、このヘッド1は、プラテン3の周面に
沿ってその軸方向に往復動するキャリッジ2に担持され
て、記録媒体s上に記録情報に応じた記録像を書込むよ
うに構成されている。
ェットヘッドで、このヘッド1は、プラテン3の周面に
沿ってその軸方向に往復動するキャリッジ2に担持され
て、記録媒体s上に記録情報に応じた記録像を書込むよ
うに構成されている。
このインクジェットヘッド1は、内部にインクを収容
するケーシング11と、その内面に固定されたベースプレ
ート12と、圧電振動子15との電気的接合とその支点を兼
ねた金属性の支持体13と、その上に接着剤14を介して基
部が固定された多数の圧電振動子15と、これらの圧電振
動子15の基端部を支持体13との間で挟持固定するノズル
プレート17とによって構成されており、特にこのノズル
プレート17は、後述するようにノズルジャップδを形成
する機能を持つ接着剤16により、支持体13の前端縁13a
より距離dだけ後方に位置する部分を支えることによっ
て、圧電振動子15を支持するように構成されている。
するケーシング11と、その内面に固定されたベースプレ
ート12と、圧電振動子15との電気的接合とその支点を兼
ねた金属性の支持体13と、その上に接着剤14を介して基
部が固定された多数の圧電振動子15と、これらの圧電振
動子15の基端部を支持体13との間で挟持固定するノズル
プレート17とによって構成されており、特にこのノズル
プレート17は、後述するようにノズルジャップδを形成
する機能を持つ接着剤16により、支持体13の前端縁13a
より距離dだけ後方に位置する部分を支えることによっ
て、圧電振動子15を支持するように構成されている。
なお図中符号17−aは各圧電振動子15の自由端に対向
して設けられたノズルプレート17上のノズルを示してお
り、また19はリード線を示している。
して設けられたノズルプレート17上のノズルを示してお
り、また19はリード線を示している。
ところで上記した圧電振動子15は、その基端を支持体
13の前端縁13aにより支持された片持梁をなし、かつ積
層構成体としての金属薄板15aと圧電セラミック15bとが
それぞれ異る線膨張係数を有しているため、温度の変化
に伴ってバイメタル状に変形する。
13の前端縁13aにより支持された片持梁をなし、かつ積
層構成体としての金属薄板15aと圧電セラミック15bとが
それぞれ異る線膨張係数を有しているため、温度の変化
に伴ってバイメタル状に変形する。
この変形は、圧電振動子15の支点から自由端に均等応
力σ、したがって均等曲げモーメントMが作用する片持
梁として考えることができるから、第3図(b)に示し
たように、基端を単純に支持した片持梁の場合には、圧
電振動子の基端部と、ノズルと対向する近傍、つまり片
持梁の自由端部における最大モーメントM'maxと最大タ
ワミ量Y'maxは、 となる。
力σ、したがって均等曲げモーメントMが作用する片持
梁として考えることができるから、第3図(b)に示し
たように、基端を単純に支持した片持梁の場合には、圧
電振動子の基端部と、ノズルと対向する近傍、つまり片
持梁の自由端部における最大モーメントM'maxと最大タ
ワミ量Y'maxは、 となる。
しかし上述したようにこの圧電振動子15は、その後方
つまり支点を挟んで距離dだけ隔てた点をノズルプレー
ト17により挟持固定されて、初期カウンタウエイトWが
作用した状態となるため、第3図(a)に示したよう
に、その支点部分に作用する最大モーメントMmaxは、一
部がカウンタウエイトWにより Mmax=M+Wd ‥‥ となる。
つまり支点を挟んで距離dだけ隔てた点をノズルプレー
ト17により挟持固定されて、初期カウンタウエイトWが
作用した状態となるため、第3図(a)に示したよう
に、その支点部分に作用する最大モーメントMmaxは、一
部がカウンタウエイトWにより Mmax=M+Wd ‥‥ となる。
Wによる梁のタワミ曲線の2階微分は、曲げモーメン
トに比例する。したがって支点部の傾きは、曲げモーメ
ントの1階積分に比例するから、定数Kを用いて、支点
部の傾きは、 と表される。
トに比例する。したがって支点部の傾きは、曲げモーメ
ントの1階積分に比例するから、定数Kを用いて、支点
部の傾きは、 と表される。
これに伴って、自由端での最大タワミ量Ymaxは となる。
第3図(a)のモデルにおいては、力の釣合条件は、
必ずしも満たされていない。これは上記モデルの目的
が、初期カウンターウエイトWの効果が距離dに影響さ
れることを説明することであり、簡単のために単純化し
たモデルによって説明しているためである。実際の場合
は、支点後方の梁部分に変形量に依存する反力、曲げモ
ーメントを伴なう拘束等が作用するが、ここでは無視し
ている。
必ずしも満たされていない。これは上記モデルの目的
が、初期カウンターウエイトWの効果が距離dに影響さ
れることを説明することであり、簡単のために単純化し
たモデルによって説明しているためである。実際の場合
は、支点後方の梁部分に変形量に依存する反力、曲げモ
ーメントを伴なう拘束等が作用するが、ここでは無視し
ている。
したがって、基端を単純に挟持した圧電振動子と、あ
る距離dを隔てた側に初期カウンタウエイトWをさせ
た圧電振動子とでは、熱歪によって生じる自由端の最大
タワミ量の差は となり、圧電振動子15の素材に基づくコワさを別にすれ
ば、圧電振動子15の挟持固定点を支持体13の前端縁13a
より離せば離すほど、自由端のタワミ量を2乗に比例さ
せて減少させることができる。
る距離dを隔てた側に初期カウンタウエイトWをさせ
た圧電振動子とでは、熱歪によって生じる自由端の最大
タワミ量の差は となり、圧電振動子15の素材に基づくコワさを別にすれ
ば、圧電振動子15の挟持固定点を支持体13の前端縁13a
より離せば離すほど、自由端のタワミ量を2乗に比例さ
せて減少させることができる。
このことは、250℃で加熱し溶融した接着剤16をもっ
て圧電振動子15の基端をノズルプレート17に固定した際
に、個々の圧力振動子15が異なる熱歪を生じても、基端
に作用する押圧力、つまり初期カウンタウエイトWによ
ってこの熱歪を打消すことができ、常温に復帰させた際
にこれらの各圧電振動子15に等しいノズルギャップを与
えることができることを意味し、また液体インクを使用
する場合の40℃程度の室温変動に対しても圧電振動子15
の変形を殆ど0に抑え得ることができることを意味す
る。
て圧電振動子15の基端をノズルプレート17に固定した際
に、個々の圧力振動子15が異なる熱歪を生じても、基端
に作用する押圧力、つまり初期カウンタウエイトWによ
ってこの熱歪を打消すことができ、常温に復帰させた際
にこれらの各圧電振動子15に等しいノズルギャップを与
えることができることを意味し、また液体インクを使用
する場合の40℃程度の室温変動に対しても圧電振動子15
の変形を殆ど0に抑え得ることができることを意味す
る。
線膨張係数が2.9×10-6(1/K)で肉厚が50μmのイン
バーと、線膨張係数が4×10-6(1/K)で肉厚が100μm
のピエゾとを積層した長さが2mmの厚電振動子を用い、
これを250℃に加熱してその基端をノズルプレートに接
着し、ついで150℃に加熱したホットメルトインク内で
作動させた場合を想定して、これに100℃の温度変化を
与えて実験を行ったところ、第4図に見られるように、
支持体13の前端縁13aから圧電振動子15の固定点までの
距離dを大きくするほどノズルギャップδの変動を小さ
くすることができ、距離dを0.5mm以上にした場合には
温度が変化した場合のdによる影響を殆ど0にできるこ
とが判った。
バーと、線膨張係数が4×10-6(1/K)で肉厚が100μm
のピエゾとを積層した長さが2mmの厚電振動子を用い、
これを250℃に加熱してその基端をノズルプレートに接
着し、ついで150℃に加熱したホットメルトインク内で
作動させた場合を想定して、これに100℃の温度変化を
与えて実験を行ったところ、第4図に見られるように、
支持体13の前端縁13aから圧電振動子15の固定点までの
距離dを大きくするほどノズルギャップδの変動を小さ
くすることができ、距離dを0.5mm以上にした場合には
温度が変化した場合のdによる影響を殆ど0にできるこ
とが判った。
また一方、圧電振動子15は、熱応力を受けた際に、支
点つまり支持体13の前端縁13aと当接する部分に大きな
応力集中が生じるが、基端部の固定位置を応力集中領域
より後方にずらすことによって、第5図のシュミレーシ
ョンに見られるように圧電振動子15の内部に作用する応
力集中を分散させてその変形を可及的に小さく抑えるこ
とができることも明らかとなった。
点つまり支持体13の前端縁13aと当接する部分に大きな
応力集中が生じるが、基端部の固定位置を応力集中領域
より後方にずらすことによって、第5図のシュミレーシ
ョンに見られるように圧電振動子15の内部に作用する応
力集中を分散させてその変形を可及的に小さく抑えるこ
とができることも明らかとなった。
なお以上は、熱歪により圧電振動子15がノズルプレー
ト16から離間する方向に変形する場合について述べたも
のであるが、金属薄板15aと圧電セラミック15bの線膨張
係数の大小あるいはこれらの積層配置の如何によって
は、熱歪により圧電振動子15がノズルプレート16に近接
する方向に変形する場合もある。しかしこのような場合
においても接着剤16の粘着力がカウンタウエイトWと同
じ働きをなして圧電振動子15の基端部を引上げることに
なり、上述した場合と同様の作用をもたらす。
ト16から離間する方向に変形する場合について述べたも
のであるが、金属薄板15aと圧電セラミック15bの線膨張
係数の大小あるいはこれらの積層配置の如何によって
は、熱歪により圧電振動子15がノズルプレート16に近接
する方向に変形する場合もある。しかしこのような場合
においても接着剤16の粘着力がカウンタウエイトWと同
じ働きをなして圧電振動子15の基端部を引上げることに
なり、上述した場合と同様の作用をもたらす。
第6図は上述した理論をもとに構成された本発明の具
体的な実施例を示したものである。
体的な実施例を示したものである。
図において符号22は、ステンレス鋼よりなるベースプ
レートで、この上には、ポリイミド樹脂等よりなる回路
基板としての絶縁層22aが一体的に設けられている。23
は圧電振動子25への選択的な通電とこれの支点を兼ねた
支持体で、この支持体23は、絶縁層22aの上にフォトリ
ソにより精密にエッチングされた導電性の回路パターン
として形成されている。特にこの支持体23は、圧電振動
子25の支点として機能させるために、この前縁23aはエ
ッジ部として高精度に成形されており、またその高さ
は、接着剤24のたれが生じても圧電振動体25の有効長が
影響されることがないよう十分な高さをもって形成され
ている。したがってこの支持体23は、その上に施す接着
剤24の厚みとの観点からその高さが決定され、別表に示
したように少なくとも接着剤24の厚み以上の高さが要求
されることになる。
レートで、この上には、ポリイミド樹脂等よりなる回路
基板としての絶縁層22aが一体的に設けられている。23
は圧電振動子25への選択的な通電とこれの支点を兼ねた
支持体で、この支持体23は、絶縁層22aの上にフォトリ
ソにより精密にエッチングされた導電性の回路パターン
として形成されている。特にこの支持体23は、圧電振動
子25の支点として機能させるために、この前縁23aはエ
ッジ部として高精度に成形されており、またその高さ
は、接着剤24のたれが生じても圧電振動体25の有効長が
影響されることがないよう十分な高さをもって形成され
ている。したがってこの支持体23は、その上に施す接着
剤24の厚みとの観点からその高さが決定され、別表に示
したように少なくとも接着剤24の厚み以上の高さが要求
されることになる。
25は、導電性粒子24aを混入した接着剤24を介して上
記した支持体23上に固定された棒状をなす多数の圧電振
動子で、これらの振動子25は、鉄ニッケル合金よりなる
金属薄板25aと、ピエゾなどの圧電体25bと金等の金属薄
膜25cとからなる三層構成をなしていて、金属薄膜25c、
24aを介して支持体23と電気的な導通を図るように構成
されている。
記した支持体23上に固定された棒状をなす多数の圧電振
動子で、これらの振動子25は、鉄ニッケル合金よりなる
金属薄板25aと、ピエゾなどの圧電体25bと金等の金属薄
膜25cとからなる三層構成をなしていて、金属薄膜25c、
24aを介して支持体23と電気的な導通を図るように構成
されている。
27はギャップ形成用の粒子26aを混入した接着剤26を
介してこれらの圧電振動子25の上に一定のノズルギャッ
プδを設けて配設されたノズルプレートで、このノズル
プレート27には、各振動子25の自由端に対向するように
して各数のノズル27a‥‥が列設されおり、またその基
端部側内面には、支持体23の前端縁23aから距離dを隔
てた後方、かつこの前端縁23aと平行に一条の溝28が凹
設されていて、圧電振動子25の基端部側から供給した接
着剤26をこの溝28により流れを食止めて、圧電振動子25
の基端部にカウンタウエイトを付与するようにしてこの
部分をノズルプレート27の内面に接着固定するように構
成されている。
介してこれらの圧電振動子25の上に一定のノズルギャッ
プδを設けて配設されたノズルプレートで、このノズル
プレート27には、各振動子25の自由端に対向するように
して各数のノズル27a‥‥が列設されおり、またその基
端部側内面には、支持体23の前端縁23aから距離dを隔
てた後方、かつこの前端縁23aと平行に一条の溝28が凹
設されていて、圧電振動子25の基端部側から供給した接
着剤26をこの溝28により流れを食止めて、圧電振動子25
の基端部にカウンタウエイトを付与するようにしてこの
部分をノズルプレート27の内面に接着固定するように構
成されている。
この実施例における圧電振動子25は、高精度に形成さ
れた支持体23の前端縁23aを支点として正確な振動が確
保され、またこの振動子25は、ノズルプレート27の溝28
の部分でメニスカスを形成して位置決めされた接着剤に
より、支持体23の前端縁23aから距離dだけ離れた後方
に温度の変化を受けることなく正確に固定される。
れた支持体23の前端縁23aを支点として正確な振動が確
保され、またこの振動子25は、ノズルプレート27の溝28
の部分でメニスカスを形成して位置決めされた接着剤に
より、支持体23の前端縁23aから距離dだけ離れた後方
に温度の変化を受けることなく正確に固定される。
第7図に示した実施例は、支持体33の前端縁33a後方
に距離dを隔てて接着剤36の前縁を位置決めする他の手
段について示したものである。
に距離dを隔てて接着剤36の前縁を位置決めする他の手
段について示したものである。
すなわちこの実施例は、圧電振動子35の最上層に位置
する金属薄板35aを基端部分で削り取って、この部分を
接着剤36の流動を抑える溝38として構成したものであ
る。
する金属薄板35aを基端部分で削り取って、この部分を
接着剤36の流動を抑える溝38として構成したものであ
る。
これにより、加熱流動状態となした接着剤36を支持体
33の前端縁33aより所定の距離dをおいた後方でせき止
めて、この位置で圧電振動子35をノズルプレート37の下
面に正確に固定する。
33の前端縁33aより所定の距離dをおいた後方でせき止
めて、この位置で圧電振動子35をノズルプレート37の下
面に正確に固定する。
(効果) 以上のべたように本発明によれば、圧電変換手段とノ
ズル形成部材との間の接着固定部位を、圧電変換手段の
支点部分に生じる応力集中領域の後方に位置させるよう
にしたので、組付けの際に作用する熱応力によって圧電
変換手段の内部に応力集中が生じても、これをその後方
に作用する接着固定応力により分散させることができ、
これらの圧電変換手段の個々の変形を抑えて、インクの
吐出特性を左右するノズルジャップのバラつきをなくす
ことができる。
ズル形成部材との間の接着固定部位を、圧電変換手段の
支点部分に生じる応力集中領域の後方に位置させるよう
にしたので、組付けの際に作用する熱応力によって圧電
変換手段の内部に応力集中が生じても、これをその後方
に作用する接着固定応力により分散させることができ、
これらの圧電変換手段の個々の変形を抑えて、インクの
吐出特性を左右するノズルジャップのバラつきをなくす
ことができる。
しかも、接着固定部位を振動支点より後方に位置させ
てその部分に接着固定応力を作用させるように構成した
ので、圧電変換手段が温度の変動を受けて撓む量を可及
的に抑えることができて、常に安定した印字品質を保つ
ことができる。
てその部分に接着固定応力を作用させるように構成した
ので、圧電変換手段が温度の変動を受けて撓む量を可及
的に抑えることができて、常に安定した印字品質を保つ
ことができる。
さらに、ノズル形成部材の内面もしくは圧電変換手段
の対向面に接着剤の位置決め溝を設けたので、圧電変換
手段の後端部から供給した液状の接着剤を所定の距離だ
け離れた支点位置後方に正確に位置決めすることができ
て、ヘッド相互の間の印字特性のバラつきをも同時に抑
えることができる。
の対向面に接着剤の位置決め溝を設けたので、圧電変換
手段の後端部から供給した液状の接着剤を所定の距離だ
け離れた支点位置後方に正確に位置決めすることができ
て、ヘッド相互の間の印字特性のバラつきをも同時に抑
えることができる。
第1図は本発明の基本的なインクジェットヘッドを示し
た構成図、第2図はこのヘッドを備えたインクジェット
プリンタの一例を示した図、第3図(a)(b)は本発
明に係るものと従来のものとの対比をもって示した圧電
振動子への荷重と、これに作用するモーメント及びタワ
ミについての説明図、第4図は支点からの接着固定間距
離とノズルプレートとの間隙との関係を示した図、第5
図は圧電振動子に生じる内部応力を示した図、第6図
(a)(b)は本発明の一実施例をなす装置の上面図と
側面図、第7図は本発明の他の実施例を示した側面図で
ある。 1……ヘッド、2……キャリッジ 3……プラテン、12……ベースプレート 13、23、33……支持体 13a、23a、33a……前端縁 15、25、35……圧電振動子 16、26、36……接着剤 17、27、37……ノズルプレート 28、38……溝 d……支点と接着固定点間の距離 δ……ノズルギャップ
た構成図、第2図はこのヘッドを備えたインクジェット
プリンタの一例を示した図、第3図(a)(b)は本発
明に係るものと従来のものとの対比をもって示した圧電
振動子への荷重と、これに作用するモーメント及びタワ
ミについての説明図、第4図は支点からの接着固定間距
離とノズルプレートとの間隙との関係を示した図、第5
図は圧電振動子に生じる内部応力を示した図、第6図
(a)(b)は本発明の一実施例をなす装置の上面図と
側面図、第7図は本発明の他の実施例を示した側面図で
ある。 1……ヘッド、2……キャリッジ 3……プラテン、12……ベースプレート 13、23、33……支持体 13a、23a、33a……前端縁 15、25、35……圧電振動子 16、26、36……接着剤 17、27、37……ノズルプレート 28、38……溝 d……支点と接着固定点間の距離 δ……ノズルギャップ
フロントページの続き (72)発明者 北原 強 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 片倉 孝浩 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−226340(JP,A) 特開 昭52−4835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055
Claims (3)
- 【請求項1】ノズル形成部材の背面に狭い間隙をおいて
配設した複数の圧電変換手段を選択的に駆動して該間隙
内に位置するインクを対応するノズルからインク滴とし
て記録媒体上に吐出させる形式のインクジェットプリン
タ用のヘッドにおいて、上記圧電変換手段と上記ノズル
形成部材を固定する接着部位を、該圧電変換手段の振動
支点から少なくとも該圧電変換手段が熱応力を受けた際
に生じる応力集中領域を超える以上の距離を隔ててその
後方基端部寄りに位置させたことを特徴とするインクジ
ェットプリンタ用隙のヘッド。 - 【請求項2】上記ノズル形成部材の内面で、かつ上記圧
電変換手段の振動支点から上記距離を隔てたその後方
に、上記ノズル形成部材と上記圧電変換手段とを固定す
る接着剤の前縁位置決め用の溝部を上記支点の縁と平行
に形成したことを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ットプリンタ用のヘッド。 - 【請求項3】上記ノズル形成部材の内面と対向する上記
圧電変換手段の一面で、かつ上記圧電変換手段の振動支
点から上記距離を隔てたその後方に、上記ノズル形成部
材と上記圧電変換手段とを固定する接着剤の前縁位置決
め用の溝部を上記支点の縁と平行に形成したことを特徴
とする請求項1記載のインクジェットプリンタ用のヘッ
ド。
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