JP2954717B2 - ブロー成形法における低温ガス供給装置 - Google Patents
ブロー成形法における低温ガス供給装置Info
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- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 49
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 37
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 11
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 6
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- 238000010101 extrusion blow moulding Methods 0.000 description 4
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-
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブロー成形法におけ
る低温ガス供給装置に関するものである。
る低温ガス供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビン類、コツプ類等を製造する
ために行われるブロー成形法にあつては、例えば図2に
示す押出ブロー成形機が用いられる。すなわち、上記押
出ブロー成形機20は、その押出機21から連続的に押
し出されてくるガラス,プラスチツク等をクロスヘツド
22で管状溶融体(通常、パリソンという)に形成し、
これを左右一対の金型間に導入して金型を閉じ、その瞬
間に、図3に示すように、吹込み装置23からパリソン
24内に低温窒素ガスAを吹き込み、このガス圧により
パリソン24をキヤビテイ形状に膨らませて成形するも
のである。このとき、低温窒素ガスAにより、加熱され
た金型の冷却が同時に行われる。図において、25は型
締手段、26は金型、27は冷却水路である。また、上
記低温窒素ガスAは、図4に示す低温ガス供給装置によ
り上記ブロー成形機20の吹込み装置23に吹き込まれ
る。すなわち、上記低温ガス供給装置は、そのタンク3
0内に液化ガスを貯蔵し、この液体窒素を液体窒素導入
パイプ31を通して蒸発器32内に導き、この蒸発器3
2内において外気との熱交換による気化作用で約−50
℃の低温窒素ガスAにし、この低温窒素ガスAを流量指
示調節計33aおよび流量調節弁33bにより流量調節
して、窒素ガス案内パイプ33を通して上記吹込み装置
23に送るようにしている。
ために行われるブロー成形法にあつては、例えば図2に
示す押出ブロー成形機が用いられる。すなわち、上記押
出ブロー成形機20は、その押出機21から連続的に押
し出されてくるガラス,プラスチツク等をクロスヘツド
22で管状溶融体(通常、パリソンという)に形成し、
これを左右一対の金型間に導入して金型を閉じ、その瞬
間に、図3に示すように、吹込み装置23からパリソン
24内に低温窒素ガスAを吹き込み、このガス圧により
パリソン24をキヤビテイ形状に膨らませて成形するも
のである。このとき、低温窒素ガスAにより、加熱され
た金型の冷却が同時に行われる。図において、25は型
締手段、26は金型、27は冷却水路である。また、上
記低温窒素ガスAは、図4に示す低温ガス供給装置によ
り上記ブロー成形機20の吹込み装置23に吹き込まれ
る。すなわち、上記低温ガス供給装置は、そのタンク3
0内に液化ガスを貯蔵し、この液体窒素を液体窒素導入
パイプ31を通して蒸発器32内に導き、この蒸発器3
2内において外気との熱交換による気化作用で約−50
℃の低温窒素ガスAにし、この低温窒素ガスAを流量指
示調節計33aおよび流量調節弁33bにより流量調節
して、窒素ガス案内パイプ33を通して上記吹込み装置
23に送るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記蒸
発器32で気化される低温窒素ガスAの温度は外気温の
影響を受けて変化し、特に昼間と夜間とでは低温窒素ガ
スAの温度に大きな差ができる。この場合、低温窒素ガ
スAの温度を一定の低温に(約−50℃に)するため、
昼間の気温に合わせて上記蒸発器32の容量等が設定さ
れており、夜間では低温窒素ガスAが低温になりすぎ
て、低温窒素ガスA中に液分が生じる。この温度降下を
防止するためには、低温窒素ガスAの流量を減少させて
上記蒸発器32での昇温を促進させることが必要となる
が、この方法では所定の流量を得ることができない。し
たがつて、この気液混合状態の低温窒素ガスAを上記パ
リソン23内に吹き込むと、このパリソン23の内面に
上記液分が付着して、得られる成形品にひび割れ等の欠
陥が生じる。
発器32で気化される低温窒素ガスAの温度は外気温の
影響を受けて変化し、特に昼間と夜間とでは低温窒素ガ
スAの温度に大きな差ができる。この場合、低温窒素ガ
スAの温度を一定の低温に(約−50℃に)するため、
昼間の気温に合わせて上記蒸発器32の容量等が設定さ
れており、夜間では低温窒素ガスAが低温になりすぎ
て、低温窒素ガスA中に液分が生じる。この温度降下を
防止するためには、低温窒素ガスAの流量を減少させて
上記蒸発器32での昇温を促進させることが必要となる
が、この方法では所定の流量を得ることができない。し
たがつて、この気液混合状態の低温窒素ガスAを上記パ
リソン23内に吹き込むと、このパリソン23の内面に
上記液分が付着して、得られる成形品にひび割れ等の欠
陥が生じる。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、ひび割れ等の欠陥のない成形品を得ることが
できるブロー成形法における低温ガス供給装置の提供を
その目的とする。
たもので、ひび割れ等の欠陥のない成形品を得ることが
できるブロー成形法における低温ガス供給装置の提供を
その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のブロー成形法における低温ガス供給装置
は、液化ガス貯蔵手段と、蒸発器と、上記液化ガス貯蔵
手段内の液化ガスを上記蒸発器に導く液化ガス通路と、
上記蒸発器で気化された気化ガスをブロー成形機に案内
する気化ガス通路を備えた装置であつて、上記気化ガス
通路を通る気化ガスと上記液化ガス通路を通る液化ガス
とを熱交換させる熱交換手段を設けるとともに、上記気
化ガス通路において上記熱交換手段より上流部分から分
岐路を分岐させて上記熱交換手段の下流部分で上記気化
ガス通路と合流させ、上記分岐路に流量調節弁を設ける
とともに、上記気化ガス通路において上記分岐路の合流
点よりも下流側の部分に通路内の流通ガスの温度を検出
する温度検出手段を設け、この温度検出手段で上記流量
調節弁を調節するという構成をとる。
め、この発明のブロー成形法における低温ガス供給装置
は、液化ガス貯蔵手段と、蒸発器と、上記液化ガス貯蔵
手段内の液化ガスを上記蒸発器に導く液化ガス通路と、
上記蒸発器で気化された気化ガスをブロー成形機に案内
する気化ガス通路を備えた装置であつて、上記気化ガス
通路を通る気化ガスと上記液化ガス通路を通る液化ガス
とを熱交換させる熱交換手段を設けるとともに、上記気
化ガス通路において上記熱交換手段より上流部分から分
岐路を分岐させて上記熱交換手段の下流部分で上記気化
ガス通路と合流させ、上記分岐路に流量調節弁を設ける
とともに、上記気化ガス通路において上記分岐路の合流
点よりも下流側の部分に通路内の流通ガスの温度を検出
する温度検出手段を設け、この温度検出手段で上記流量
調節弁を調節するという構成をとる。
【0006】
【作用】すなわち、この発明のブロー成形法における低
温ガス供給装置は、液化ガス貯蔵手段と、蒸発器と、上
記液化ガス貯蔵手段内の液化ガスを上記蒸発器に導く液
化ガス通路と、上記蒸発器で気化された気化ガスをブロ
ー成形機に案内する気化ガス通路を備えた装置であつ
て、上記気化ガス通路を通る気化ガスを熱交換手段内に
通して上記液化ガス通路を通る液化ガスと熱交換させる
ことにより気化ガスを一定の低温域に(−50℃以下
に)する。そして、この低温の気化ガスに、気化ガス通
路から分岐した分岐路を介して上記低温気化ガスよりも
高温のガスを混合させる。このときの混合割合を、温度
検出手段(気化ガス通路の出口側に設けられている)の
検出ガス温度にもとづき分岐路に設けられた流量調節弁
の開度等を制御することにより調節し、気化ガス通路の
出口から、常時一定温度(約−50℃)のガスを送り出
すようにしている。これにより、上記ガスの温度に外気
温の変化等が影響しなくなるとともに、一定の流量が得
られるようになる。
温ガス供給装置は、液化ガス貯蔵手段と、蒸発器と、上
記液化ガス貯蔵手段内の液化ガスを上記蒸発器に導く液
化ガス通路と、上記蒸発器で気化された気化ガスをブロ
ー成形機に案内する気化ガス通路を備えた装置であつ
て、上記気化ガス通路を通る気化ガスを熱交換手段内に
通して上記液化ガス通路を通る液化ガスと熱交換させる
ことにより気化ガスを一定の低温域に(−50℃以下
に)する。そして、この低温の気化ガスに、気化ガス通
路から分岐した分岐路を介して上記低温気化ガスよりも
高温のガスを混合させる。このときの混合割合を、温度
検出手段(気化ガス通路の出口側に設けられている)の
検出ガス温度にもとづき分岐路に設けられた流量調節弁
の開度等を制御することにより調節し、気化ガス通路の
出口から、常時一定温度(約−50℃)のガスを送り出
すようにしている。これにより、上記ガスの温度に外気
温の変化等が影響しなくなるとともに、一定の流量が得
られるようになる。
【0007】つぎに、この発明を実施例にもとづいて説
明する。
明する。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示している。1
はタンクであり、このタンク1内には、液体窒素が貯蔵
されている。このタンク1は液体窒素導入パイプ2によ
り熱交換器5と蒸発器3に連結している。この蒸発器3
は外気を利用して、その内部を通る液体窒素を気化して
ほぼ外気温と同等の温度の窒素ガスにするものであり、
窒素ガス案内パイプ4により押出ブロー成形機20の吹
込み装置25に連結している。上記窒素ガス案内パイプ
4には流量指示調節計(FIC)8aと流量調節弁8b
が設けられており、蒸発器3から流出した窒素ガスの流
量を流量指示調節計8aで検出し、この検出結果にもと
づき流量調節弁8bを調節して、所定の流量が上記窒素
ガス案内パイプ4を流れるようにしている。上記流量調
節弁8bは常温仕様のものが使用可能である。したがつ
て、従来のように低温仕様の流量調節弁を使用したため
に発生する問題(高価で、トラブルが多い)がこのもの
では生じない。さらに、この窒素ガス案内パイプ4に
は、上記流量調節弁8bの下流部分に熱交換器5が設け
られている。この熱交換器5は、上記窒素ガス案内パイ
プ4の内部を通る窒素ガスを上記液体窒素導入パイプ2
の内部を通る液体窒素と熱交換させることにより、窒素
ガスの温度を下げて窒素ガスの温度を−50℃以下にし
ている(温度が下がりすぎても、下流側で大気温の窒素
ガスと交わり、所定の温度が得られる)。また、上記窒
素ガス案内パイプ4とは別に、上記蒸発器3と熱交換器
5間で窒素ガス案内パイプ4から分岐し、上記熱交換器
5の下流部分4aで窒素ガス案内パイプ4と合流するガ
ス流路6が形成されている。このガス流路6には流量調
節弁7bが設けられており、この流量調節弁7bが、上
記窒素ガス案内パイプ4とガス流路6との合流部分4a
よりも下流側の部分4bに設けられた温度指示調節計
(TIC)7aにより調節されるようになつている。す
なわち、上記合流部分4aよりも下流側の部分4bを通
る低温窒素ガスの温度を上記温度指示調節計7aで検出
し、この検出結果にもとづいて流量調節弁7bを調節
し、この流量調節弁7bで流量調節された窒素ガスを上
記窒素ガス案内パイプ4を通る低温窒素ガスに合流させ
る。このとき、ガス流路6を通る窒素ガスの温度は、上
記熱交換器5で熱交換されていない分だけ上記窒素ガス
案内パイプ4を通る低温窒素ガスよりも高温であるた
め、上記合流により上記窒素ガス案内パイプ4を通る低
温窒素ガスは高温側に調節される。したがつて、上記合
流部分4aよりも下流側の部分4bを通る低温窒素ガス
Aの温度が低くなりすぎても、上記ガス流路6を通る窒
素ガスの流量を多くして、約−50℃にすることができ
る。このようにして約−50℃にされた低温窒素ガスA
は公知の押出ブロー成形機20の吹込み装置23に送ら
れる。このブロー成形機20では、従来と同様にして、
各種形状のガラス製品,プラスチツク製品等が製造され
る。
はタンクであり、このタンク1内には、液体窒素が貯蔵
されている。このタンク1は液体窒素導入パイプ2によ
り熱交換器5と蒸発器3に連結している。この蒸発器3
は外気を利用して、その内部を通る液体窒素を気化して
ほぼ外気温と同等の温度の窒素ガスにするものであり、
窒素ガス案内パイプ4により押出ブロー成形機20の吹
込み装置25に連結している。上記窒素ガス案内パイプ
4には流量指示調節計(FIC)8aと流量調節弁8b
が設けられており、蒸発器3から流出した窒素ガスの流
量を流量指示調節計8aで検出し、この検出結果にもと
づき流量調節弁8bを調節して、所定の流量が上記窒素
ガス案内パイプ4を流れるようにしている。上記流量調
節弁8bは常温仕様のものが使用可能である。したがつ
て、従来のように低温仕様の流量調節弁を使用したため
に発生する問題(高価で、トラブルが多い)がこのもの
では生じない。さらに、この窒素ガス案内パイプ4に
は、上記流量調節弁8bの下流部分に熱交換器5が設け
られている。この熱交換器5は、上記窒素ガス案内パイ
プ4の内部を通る窒素ガスを上記液体窒素導入パイプ2
の内部を通る液体窒素と熱交換させることにより、窒素
ガスの温度を下げて窒素ガスの温度を−50℃以下にし
ている(温度が下がりすぎても、下流側で大気温の窒素
ガスと交わり、所定の温度が得られる)。また、上記窒
素ガス案内パイプ4とは別に、上記蒸発器3と熱交換器
5間で窒素ガス案内パイプ4から分岐し、上記熱交換器
5の下流部分4aで窒素ガス案内パイプ4と合流するガ
ス流路6が形成されている。このガス流路6には流量調
節弁7bが設けられており、この流量調節弁7bが、上
記窒素ガス案内パイプ4とガス流路6との合流部分4a
よりも下流側の部分4bに設けられた温度指示調節計
(TIC)7aにより調節されるようになつている。す
なわち、上記合流部分4aよりも下流側の部分4bを通
る低温窒素ガスの温度を上記温度指示調節計7aで検出
し、この検出結果にもとづいて流量調節弁7bを調節
し、この流量調節弁7bで流量調節された窒素ガスを上
記窒素ガス案内パイプ4を通る低温窒素ガスに合流させ
る。このとき、ガス流路6を通る窒素ガスの温度は、上
記熱交換器5で熱交換されていない分だけ上記窒素ガス
案内パイプ4を通る低温窒素ガスよりも高温であるた
め、上記合流により上記窒素ガス案内パイプ4を通る低
温窒素ガスは高温側に調節される。したがつて、上記合
流部分4aよりも下流側の部分4bを通る低温窒素ガス
Aの温度が低くなりすぎても、上記ガス流路6を通る窒
素ガスの流量を多くして、約−50℃にすることができ
る。このようにして約−50℃にされた低温窒素ガスA
は公知の押出ブロー成形機20の吹込み装置23に送ら
れる。このブロー成形機20では、従来と同様にして、
各種形状のガラス製品,プラスチツク製品等が製造され
る。
【0009】このように、上記実施例のガス供給装置に
よれば、外気温に変化があつても、常に約−50℃の低
温窒素ガスAが得られることから、この低温窒素ガスA
中に液分が生じず、得られる成形品にひび割れ等の欠陥
が生じない。
よれば、外気温に変化があつても、常に約−50℃の低
温窒素ガスAが得られることから、この低温窒素ガスA
中に液分が生じず、得られる成形品にひび割れ等の欠陥
が生じない。
【0010】
【発明の効果】すなわち、この発明のブロー成形法にお
ける低温ガス供給装置は、液化ガス貯蔵手段と、蒸発器
と、上記液化ガス貯蔵手段内の液化ガスを上記蒸発器に
導く液化ガス通路と、上記蒸発器で気化された気化ガス
をブロー成形機に案内する気化ガス通路を備えた装置で
あつて、上記気化ガス通路を通る気化ガスを熱交換手段
内に通して上記液化ガス通路を通る液化ガスと熱交換さ
せることにより気化ガスを一定の低温域にする。そし
て、この低温の気化ガスに、気化ガス通路から分岐した
分岐路を介して上記低温気化ガスよりも高温のガスを混
合させる。このときの混合割合を、温度検出手段(気化
ガス通路の出口側に設けられている)の検出ガス温度に
もとづき分岐路に設けられた流量調節弁の開度等を制御
することにより調節し、気化ガス通路の出口から、常時
一定温度のガスを送り出すようにしている。これによ
り、上記ガスの温度に外気温の変化等が影響しなくな
り、気化ガス中に液分が生じることがなくなるため、上
記パリソンの内面に液分が付着することもなく、得られ
る成形品にひび割れ等の欠陥が生じない。
ける低温ガス供給装置は、液化ガス貯蔵手段と、蒸発器
と、上記液化ガス貯蔵手段内の液化ガスを上記蒸発器に
導く液化ガス通路と、上記蒸発器で気化された気化ガス
をブロー成形機に案内する気化ガス通路を備えた装置で
あつて、上記気化ガス通路を通る気化ガスを熱交換手段
内に通して上記液化ガス通路を通る液化ガスと熱交換さ
せることにより気化ガスを一定の低温域にする。そし
て、この低温の気化ガスに、気化ガス通路から分岐した
分岐路を介して上記低温気化ガスよりも高温のガスを混
合させる。このときの混合割合を、温度検出手段(気化
ガス通路の出口側に設けられている)の検出ガス温度に
もとづき分岐路に設けられた流量調節弁の開度等を制御
することにより調節し、気化ガス通路の出口から、常時
一定温度のガスを送り出すようにしている。これによ
り、上記ガスの温度に外気温の変化等が影響しなくな
り、気化ガス中に液分が生じることがなくなるため、上
記パリソンの内面に液分が付着することもなく、得られ
る成形品にひび割れ等の欠陥が生じない。
【図1】この発明の一実施例を示す低温ガス供給装置の
構成図である。
構成図である。
【図2】ブロー成形機の概略図である。
【図3】ブロー成形機の要部断面図である。
【図4】従来例の低温ガス供給装置の構成図である。
1 タンク 3 蒸発器 5 熱交換器 6 ガス流路 7a 温度指示調節計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 49/00 - 49/80
Claims (1)
- 【請求項1】 液化ガス貯蔵手段と、蒸発器と、上記液
化ガス貯蔵手段内の液化ガスを上記蒸発器に導く液化ガ
ス通路と、上記蒸発器で気化された気化ガスをブロー成
形機に案内する気化ガス通路を備えた装置であつて、上
記気化ガス通路を通る気化ガスと上記液化ガス通路を通
る液化ガスとを熱交換させる熱交換手段を設けるととも
に、上記気化ガス通路において上記熱交換手段より上流
部分から分岐路を分岐させて上記熱交換手段の下流部分
で上記気化ガス通路と合流させ、上記分岐路に流量調節
弁を設けるとともに、上記気化ガス通路において上記分
岐路の合流点よりも下流側の部分に通路内の流通ガスの
温度を検出する温度検出手段を設け、この温度検出手段
で上記流量調節弁を調節することを特徴とするブロー成
形法における低温ガス供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3041157A JP2954717B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | ブロー成形法における低温ガス供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3041157A JP2954717B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | ブロー成形法における低温ガス供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06126823A JPH06126823A (ja) | 1994-05-10 |
JP2954717B2 true JP2954717B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=12600585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3041157A Expired - Fee Related JP2954717B2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | ブロー成形法における低温ガス供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2954717B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3041157A patent/JP2954717B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06126823A (ja) | 1994-05-10 |
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