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JP2951664B2 - タッチパネル装置 - Google Patents

タッチパネル装置

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JP2951664B2
JP2951664B2 JP20334488A JP20334488A JP2951664B2 JP 2951664 B2 JP2951664 B2 JP 2951664B2 JP 20334488 A JP20334488 A JP 20334488A JP 20334488 A JP20334488 A JP 20334488A JP 2951664 B2 JP2951664 B2 JP 2951664B2
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良治 大野
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、タッチパネル装置に関し、特に、表示部
とその表示面上に配置された透明タッチパネルとを備
え、タッチパネル上の所定のキーエリアにタッチするこ
とにより、キー入力が可能なタッチパネル装置に関す
る。
[従来の技術] 従来より、画面表示用のディスプレイ上に配置した透
明なタッチパネルの上から画面を指すことによりデータ
を入力することのできるタッチパネル装置が知られてい
る。タッチパネルは、短冊状の透明電極を微小間隔を隔
てて縦横に配置したものであり、指の触れた位置の電極
同士が接触して導通することにより、その位置情報が出
力されるようになっている。
第11A図および第11B図は従来のタッチパネル装置のキ
ー配置図である。第11A図において、ディスプレイ30に
は、テンキーの内容が表示され、その表示エリアに対応
するタッチパネル40のエリア50がテンキーとして作用す
る。従来のタッチパネル装置では、タッチパネル上のキ
ーエリア,キーフォーマットおよびその背景として表示
される表示内容は、アプリケーションプログラム上に表
示画面ごとにプログラミングされていた。このため、第
11B図に示すような第11A図とはその位置が異なるテンキ
ーを用いようとする場合には、キーエリア,キーフォー
マットおよび表示内容について第11A図に示すテンキー
とは別にプログラミングを行なう必要があった。
また、第11A図および第11B図に示すようにテンキーと
しては同一であるものの、同一キーにタッチしても、異
なる位置情報が出力されるので、位置情報をキーに対応
するコードに変換するためのテーブルを個別に備える必
要があった。
[発明が解決しようとする課題] 上述の如く、従来のタッチパネル装置では、キーエリ
ア,キーフォーマットおよびキー内容の表示データはア
プリケーションプログラム上にプログラミングされてい
るので、キーレイアウトを容易に変更することはできな
かった。また、キーの位置を変更する場合には、位置情
報とキーコードとの対応表をアプリケーションプログラ
ム上に新たに設定する必要があり、プログラムが大きく
なるという問題点と、プログラミングが極めて煩雑であ
るという問題点があった。
それゆえに、この発明の1つの目的は、キーレイアウ
トを自由にかつ容易に変更することのできるタッチパネ
ル装置を提供することである。また、この発明の他の目
的は、キーエリア,キーフォーマットおよびキー内容の
表示データ等をモジュール化することにより、記憶容量
が少なくて済むタッチパネル装置を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明の請求項1に係る、表示部と、表示部の表示
面上に配置された透明タッチパネルとを含むタッチパネ
ル装置は、表示部に表示されるキーエリアの基準位置情
報およびキーサイズ等のキーフォーマット情報とをタッ
チパネルに対応させて処理画面毎に記憶する記憶テーブ
ルと、タッチパネルのキーエリアがタッチされたとき、
タッチパネル上のタッチ位置を示す絶対位置情報を出力
するための絶対位置情報出力手段と、表示部に表示され
ている処理画面に対応するキーエリアの基準位置情報お
よびキーフォーマット情報とを記憶テーブルより読み出
すとともに、絶対位置情報出力手段の出力を、読み出さ
れた情報に基づいて、キーエリアの基準位置を起点とす
る相対位置情報に変換する位置情報変換手段と、位置情
報変換手段によって変換された相対位置情報を処理に必
要なコードに変換するためのコード変換手段とを含む。
請求項2に係るタッチパネル装置においては、請求項
1のタッチパネル装置がさらに、記憶テーブルのキーエ
リアの基準位置情報およびキーフォーマット情報を書換
えるための書換手段を備える。
請求項3係るタッチパネル装置においては、請求項1
または請求項2のタッチパネル装置において、コード変
換手段は相対位置情報とそれに対応する処理に必要なコ
ードとを記憶した記憶手段を含み、記憶手段に記憶され
た処理に必要なコードは書換え可能である。
[作用] この発明に係るタッチパネル装置においては、表示部
に表示されるキーエリアの基準位置情報とキーフォーマ
ット情報とを処理画面毎にテーブルとして記憶してお
き、タッチパネル上の絶対位置情報をその記憶テーブル
に記憶されたキーエリアの基準位置を起点とする相対位
置情報に自動的に変換する。したがって、キーエリア作
成のための情報をコンパクトに記憶することができる。
請求項2に係るタッチパネル装置においては、記憶テ
ーブルのキーエリアの基準位置情報およびキーフォーマ
ット情報を書換えることができるので、キー内容を必要
に応じて変更することができるため、極めて使いやすい
タッチパネルとなる。
請求項3に係るタッチパネル装置においては、処理画
面毎にキー内容とキーエリアとを記憶していて、画面が
変わってキーエリアが移動したとき同時にキー内容の表
示がキーエリアとともに移動するようにしたので、キー
エリアの移動のためのアプリケーションプログラムを作
成する必要がないため、プログラミングに要する負荷を
軽減することができる。
[発明の実施例] 第2図はこの発明の一実施例に適用された入力表示装
置を示す図であり、第3図は第2図に示す入力表示装置
の1つのキーの断面図である。次に、第2図および第3
図を参照して、入力表示装置の構成について説明する。
入力表示装置1は、タッチパネル11と液晶表示部12とを
含む。タッチパネル11は、たとえば20×10のマトリック
ス構成となっている。液晶表示部12は、表示面のキーエ
リアに対応するエリアにキー内容を表わすキー表示パタ
ーンを表示するためのものである。第3図に示すよう
に、タッチパネル11はスペーサ13を介して配置された2
枚の透明導電性フィルム14を含み、液晶表示部12は、液
晶ディスプレイ15と、液晶ディスプレイ15を保護するた
めの透明プラスチック板16とを含む。タッチパネル11の
1つのキーにタッチすると、タッチ位置を示す絶対位置
情報が出力される。この絶対位置情報は後で説明するよ
うにキーエリアの開始位置を基準として定められたハー
ドコードに変換された後、アプリケーションプログラム
で用いられるソフトコードに変換される。
第4図はこの発明の一実施例の電気的構成を示す概略
ブロック図である。第4図において、タッチパネル装置
10には、マスタCPU2が設けられる。マスタCPU2には、液
晶ディスプレイコントローラ3,ビデオRAM4,スレーブCPU
5および6,インターフェイス7,ROM8,RAM9,カレンダクロ
ック17が接続される。
マスタCPU2は、システム全体の制御を行なう演算装置
である。液晶ディスプレイコントローラ3は、液晶ディ
スプレイ15を駆動制御するためのものである。ビデオRA
M4は、液晶ディスプレイ15の画面情報を記憶しておくリ
フレッシュメモリである。スレーブCPU5および6は、各
種機能を行ない、かつ周辺装置を多重処理するためのも
のである。
スレーブCPU5には、タッチパネル11,低電圧検出回路1
9,テンキー/ファンクションキー20,ブザー21,周辺装置
22が接続され、スレーブCPU6には、プリンタ23が接続さ
れる。インターフェイス7は、外部ホストコンピュータ
とマスタCPU2との間でデータ伝送を行なうためのもので
ある。ROM8は、マスタCPU2,スレーブCPU5および6を動
作するためのプログラムを格納するものである。RAM9
は、本装置で取扱われたデータや上述の入力表示装置1
で用いられるキー表示パターン等を記憶するものであ
る。カレンダクロック17は、現在日付および時刻を計時
するものである。タッチパネル装置10は、上述の構成の
ほか、バックアップのための電池18が設けられる。
第1図はこの発明の一実施例の機能を説明するための
図である、次に、第1図ないし第4図を参照して、一実
施例の機能について説明する。タッチパネル11は、マト
リックス状に構成されていて、たとえば20×10の200個
のキーが固定的に形成されている。この200個のキーを
必要に応じて割付けて各種キーフォーマットを構成する
ことができる。この実施例では、液晶ディスプレイ15に
表示される1つの処理画面に対して最大3つのキーフォ
ーマットを定義することができる。第1図に示すキーフ
ォーマットaは、2×2のキーを1つの単位キーとして
構成したものであり、5×5のキーが割付けられてい
る。キーフォーマットbは、4×2のキーを1つの単位
キーとして構成したものであり、2×2のキーが割付け
られている。キーフォーマットcは、2×2のキーを1
つの単位キーとして構成したもので、4×2のキーが割
付けられている。キーフォーマットa〜cはRAM9に記憶
される。
各キーフォーマットに対応する各キー表示パターン
も、任意に設定可能になっている。この実施例では、キ
ーフォーマットaに対してキー表示パターンpおよびq
が設定され、キーフォーマットbに対して、キー表示パ
ターンrおよびsが設定され、キーフォーマットcに対
して、キー表示パターンtが設定されている。キー表示
パターンp〜tはRAM9に含まれる画面メモリに記憶され
る。
液晶ディスプレイ15には、画面メモリに記憶されたキ
ー表示パターンまたはそれを組合わせて構成した処理画
面が表示される。処理画面Aは、キー表示パターンp,r
およびtの組合せからなり、処理画面Bは、キー表示パ
ターンqからなり、処理画面Cは、キー表示パターンs
からなる。この実施例では、8つの処理画面を設定する
ことができる。また、上述の説明から明らかなように、
キーフォーマットは処理画面ごとに固定されたものでは
なく、複数の処理画面において共用することができる。
第5図ないし第7図はRAM9の記憶エリアを説明するた
めの図であり、特に、第5図はハードコードテーブルを
示し、第6図はソフトコードテーブルを示し、第7図は
画面メモリを示す。次に、第5図ないし第7図を参照し
て、各記憶エリアについて説明する。
第5図に示すハードコードテーブル91は、各処理画面
(画面番号)ごとに区画されていて、処理画面ごとにキ
ーエリアの開始位置,キーエリアサイズ、1キーサイズ
およびキーエリア番号が定義可能になっている。1つの
処理画面には、3つのキーエリアを設定することがで
き、処理画面は最大8つまで設定することができる。キ
ーエリア開始位置,キーエリアサイズおよび1キーサイ
ズの各数値は、タッチパネル11に配置された最小単位キ
ーつまり20×10の200のキーのうちの1つのキーを単位
として定義される。キーエリア開始位置は、キーエリア
の左上端の位置座標であり、第5A図に示すように、X方
向に与えられた1〜27のうちの1つの数値(X座標)
と、Y方向に与えられた1〜10のうちの1つの数値(Y
座標)によって特定される。キーエリアサイズは、キー
エリアのX方向およびY方向の大きさを示し、1キーサ
イズは、1つのキーを構成している最小単位のキーのX
方向およびY方向の配列個数を示す。たとえば、画面番
号1におけるキーエリア番号1の場合には、X=1〜1
0,Y=1〜10によって定義されるエリアにキーエリアを
設定し、このキーエリアの中に5×5のキーを有するキ
ーレイアウトを設定することを意味する。また、画面番
号1におけるキーエリア番号2の場合には、X=13〜2
0,Y=1〜4によって定義されるエリアにキーエリアを
設定し、このキーエリアの中に2×2のキーを有するキ
ーレイアウトを設定することを意味する。さらに、画面
番号1におけるキーエリア番号3の場合には、X=13〜
20,Y=7〜10によって定義されるエリアにキーエリアを
設定し、このキーエリアの中に4×2のキーを有するキ
ーレイアウトを設定することを意味する。画面番号2に
は画面番号1におけるキーエリア番号1のエリアをX方
向に並行移動したものが定義されている。このキーフォ
ーマットは画面番号1におけるキーエリア番号1のもの
と同一であるので、キーエリア番号として1を用いてい
る。キーエリア番号は、第6図に示すソフトコードテー
ブルの選択情報となる。なお、ハードコードテーブル91
で定義されたキーエリアがタッチされると、タッチパネ
ル11からは絶対位置を示すX座標およびY座標が出力さ
れ、これらの位置情報は後で説明するようにハードコー
ドテーブル91を用いてキーエリア開始位置を基準とした
ハードコードに変換される。
第6図に示すソフトコードテーブル92は、上述のハー
ドコードと各アプリケーションプログラムで用いられる
ソフトコードとの対応表である。ソフトコードテーブル
92には、キーエリア番号ごとに設定されたハードコード
とソフトコードとが記憶される。この実施例では、デー
タ処理は各ユーザプログラムによって処理されるが、プ
ログラムの共用性からハードコードに対応するキーコー
ドを任意に設定できることが必要であるので、上述の対
応表を設け、任意に設定したソフトコードがタッチキー
に対応して出力されるようにした。
第7図に示す画面メモリ93には、画面番号およびキー
エリア番号別にキーに割付けた文字,記号,図形等を表
わすコードデータが記憶される。ハードコードテーブル
91,ソフトコードテーブル92および画面メモリ93の記憶
内容は、たとえばテンキー/ファンクションキー20を操
作することにより、任意に設定しかつ変更することがで
きる。たとえば、ハードコードテーブル91のキーエリア
開始位置を変更する場合には、液晶ディスプレイ15に対
象となるキーエリアを表示し、カーソルを変更希望位置
まで動作させた後、予め定めるコマンドを入力する。こ
れにより、カーソル位置がキーエリア開始位置として取
込まれて、ハードコードテーブル91が書換えられる。
第8図,第9図および第10図はこの発明の一実施例の
動作を説明するためのフロー図であり、特に、第8図は
初期状態からプログラム起動までの動作を示し、第9図
はハードコード出力動作を示し、第10図はソフトコード
出力動作を示す。次に、第1図ないし第10図を参照し
て、この発明の一実施例の動作について説明する。
(I) 初期状態からプログラム起道までの動作(第8
図) 以下には、複数の処理プログラムから1つの処理プロ
グラムを選択するためにタッチパネルを用いる場合につ
いて説明する。
ステップS1(図示ではS1と略称する)において画面番
号が設定される。画面番号の設定は、テンキー/ファン
クションキー20を操作して特定のキー信号を与えること
によって行なってもよく、また、画面番号を予めプログ
ラム上に書込んでおき、それをセーブすることによって
行なってもよい。次に、ステップS2では、設定された画
面番号に対応するすべての表示データが画面メモリ93か
ら読出されて、ビデオRAM4にロードされる。これに応じ
て、液晶ディスプレイ15には、各処理プログラム名を表
示したキーエリアが現われる。ステップS3では、キーエ
リアがタッチされたか否かか検出される。キーエリアが
タッチされた場合には、ステップS4において、キー位置
に対応するハードコードが出力され、次に、ステップS5
においてハードコードに対応するソフトコードが出力さ
れる。ハードコードの出力動作については後の第9図で
説明し、ソフトコードの出力動作については後の第10図
で説明する。次に、ステップS6では、ソフトコードに対
応する処理プログラムを起動し、ステップS3に戻る。
(II) ハードコード出力動作(第9図) 第9図に示す動作を概略説明すると、キーエリア開始
位置からキーエリア終了位置まで逐一タッチ位置である
か否かを判別し、1キーサイズ進むごとに、ハードコー
ドを1だけ歩進させることによって、キーエリア開始位
置を基準とするハードコードを生成させるルーチンであ
る。キーエリアのキータッチが行なわれると、X座標と
Y座標が得られるが、以下には、説明を簡単にするた
め、第9A図に示す例を用いてX座標の処理について説明
する。Y座標についても同様の処理がなされるものと理
解されたい。
第9A図に示す例では、エリアWがキーエリアであり、
3番目と4番目のキーによって第1のキーが構成され、
5番目と6番目のキーによって第2のキーが構成されて
いる。このキーエリアWに対応してハードコードテーブ
ル91の画面番号8で示すエリアには、キーエリア開始位
置,キーエリアサイズ,1キーサイズおよびキーエリア番
号の各データが記憶されている。そして、第9A図に斜線
で示す6番目のキーがタッチされたものとする。
ステップS11では、出力されたX座標(今の場合は
6)が取込まれる。ステップS12では、ハードコードテ
ーブル91の画面番号別のエリアのうち、現在液晶ディス
プレイ15に表示されている画面の番号たとえば8に対応
するエリアが参照され、初めに、そのエリアの最上欄た
とえばU1のキーエリア開始位置,キーエリアサイズおよ
び1キーサイズが読出される。今の場合は、キーエリア
開始位置は3であり、キーエリアサイズは4であり、1
キーサイズは2である。ステップS13では、変数KAが開
始位置の値(今の場合は3)に設定され、変形KBが終了
位置の値(開始位置+キーエリアサイズ−1:今の場合は
6)に設定され、変数SZが1キーサイズの値(今の場合
は2)に設定され、ハートコードを与える変数HCが0に
設定される。ステップS14では、開始位置がタッチされ
たか否かをチェックするため、XとKAとが一致するか否
かが判別される。4の場合は、Xは6であり、KAは3で
あるので、一致しないことが判別されて、続いてステッ
プS15に進む。ステップS15では、キーエリアの最終キー
まで上述の一致判別が行なわれたか否かをチェックする
ため、KAとKBとが一致するか否かが判別される。今の場
合は、KAは3であり、KBは6であるので、一致しないこ
とが判別され、続いてステップS16に進む。ステップS16
では、次のキーについて一致判別を行なうため、KAを+
1し、続いて、ステップS17では、1つのキーについて
一致判別を行なったので、SZを−1する。今の場合は、
KAは4になり、SZは1になる。続いて、ステップS18で
は、1キーサイズ進んだか否かが判別される。今の場合
はSZは1であるので、ステップS14に戻る。ステップS14
〜S18の2回目の処理では、X,KA,KBはそれぞれ6,4,6で
あるので、ステップS14およびS15ではいずれもNOである
と判別される。そして、ステップS16およびS17におい
て、KAとSZはそれぞれ更新されて、KAは5になり、SZは
0になる。SZが0になるため、ステップS18からステッ
プS19に進む。ステップS19では、HCは+1されて1にな
り、SZは1キーサイズの値(今の場合2)にリセットさ
れる。続いて、ステップS19からステップS14に戻る。ス
テップS14〜S18の3回目の処理では、X,KA,KBはそれぞ
れ6,5,6であるので、2回目の場合と同様に、ステップS
14およびS15で、NOであると判別される。そして、ステ
ップS16およびS17においてKAとSZはそれぞれ更新され、
KAは6になり、SZは1になる。SZは1であるので、ステ
ップS19を経ることなく、ステップS18からステップS14
に戻る。次に、ステップS14では、KAは6になっている
ので、Xに一致することが判別される。この場合には、
ステップS14からステップS20に進み、タッチされたキー
が属するキーエリアを表わすキーエリア番号とハードコ
ード(HC)とが出力される。今の場合には、キーエリア
番号として4が得られ、ハードコードとして1が得られ
る。この実施例では、第1のキーのハードコードを0と
しているので、キーエリアWの第2のキーがタッチされ
たことが認識される。
なお、第9A図に示すキーエリアW以外のエリアがタッ
チされている場合には、キーエリアの最終位置までチェ
ックを行なってもXとKとが一致することがない。した
がって、この場合には、ステップS15において、KAとKB
とが一致することが判別されるので、ステップS15から
ステップS21に進む。ステップS21では、ハードコードテ
ーブル91の当該画面番号たとえば8の最終のキーエリア
の欄たとえばU3について処理が行なわれたか否かが判別
され、最終欄であれば、ステップS22に進んで、キーが
未定義である旨が出力され、最終欄でなければ、ステッ
プS23に進んで、次のキーのエリアの欄たとえばU2また
はU3に処理を移し、ステップS12に戻る。
(III) ソフトコード出力動作(第10図) 上述のハードコード出力動作で得られたハードコード
をソフトコードに変換する場合、まず、ステップS31に
おいて、上述のステップS20で出力されたキーエリア番
号に対応するソフトコードテーブルが選択される。続い
て、ステップS32では、与えられたハードコードに基づ
いて、当該ソフトコードテーブルが検索され、同一のハ
ードコードがサーチされる。同一のハードコードが存在
する場合には、ステップS33において、そのハードコー
ドに対応するソフトコードが読出されて出力される。
次に、他の実施例について説明する。
第9B図は、第9図に示すのとは異なるハードコード出
力動作を説明するためのフロー図である。この他の実施
例では、ハードコードを1キーサイズごとにではなく、
200分割された最小単位のキーによって計数した値で与
える。このとき、キーエリアの基準位置として該キーエ
リアと左上端が用いられるのは上述の実施例の場合と同
様である。
ステップS41では、X座標データが取込まれる。続い
て、ステップS42では、ハードコードテーブルが参照さ
れ、いずれかのキーエリアに対応するエリアから読出さ
れたデータに基づいて、KA,KBがセットされ、ハードコ
ードを与えるHCが0に設定される。KA,KBは第9図で説
明したのと同様であるので、説明を省略する。そして、
ステップS44では、タッチされたキーの座標とKAとが一
致するか否かが判別され、一致しない場合には、ステッ
プS45においてKAとKBとが一致するか否かが判別され
る。KAとKBとが一致しない場合には、ステップS48にお
いて、KAおよびHCがそれぞれ+1される。これにより、
ハードコードは1だけ歩進される。ステップS44,S45お
よびS48のルーチンを繰返し、何回目かの処理でXとKA
とが一致した場合には、ステップS50に進み、当該キー
エリア番号とハードコードHCとが出力される。ステップ
S46,S47およびS49は第9図の場合と同様であるので説明
を省略する。なお、この実施例の場合には、ソフトコー
ドテーブルには、最小単位キーによるハードコードとソ
フトコードとの対応関係が記憶される。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、記憶テーブルに処
理画面ごとのキーエリアとキーフォーマットの情報を記
憶するようにしたので、キーエリア作成のための情報を
コンパクトに記憶することができる。また、キーエリア
およびキーフォーマットの各情報は容易に書換えること
ができるので、キーレイアウトを自由に変更することが
できる。さらに、タッチ位置を示す相対位置情報に対す
るキーコードを書換えることができるので、キー内容を
必要に応じて変更することができるため、極めて使いや
すいタッチパネルとなる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例の機能を説明するための図
である。第2図はこの発明の一実施例に適用された入力
表示装置を示す図である。第3図は第2図に示す入力表
示装置の1つのキーの断面図である。第4図はこの発明
の一実施例の電気的構成を示す概略ブロック図である。
第5図は第4図に示すRAMに設けられたハードコードテ
ーブルを示す図解図である。第5A図は第5図のハードコ
ードテーブルを説明するための図である。第6図は第4
図に示すRAMに設けられたソフトコードテーブルを示す
図解図である。第7図は第4図に示すRAMに設けられた
画面メモリを示す図解図である。第8図,第9図および
第10図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。第9A図は第9図に示すフロー図に従う動
作を説明するための図である、第9B図はこの発明の他の
実施例の動作を説明するためのフロー図である。第11A
図および第11B図は従来のタッチパネル装置のキー配置
図である。 図において、2はマスタCPU、5はスレーブCPU、8はRO
M、9はRAM、10はタッチパネル装置、11はタッチパネ
ル、15は液晶ディスプレイ、91はハードコードテーブ
ル、92はソフトコードテーブル、93は画面メモリを示
す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部と前記表示部の表示面上に配置され
    た透明タッチパネルとを含むタッチパネル装置であっ
    て、 前記表示部に表示されるキーエリアの基準位置情報及び
    キーサイズ等のキーフォーマット情報とを前記タッチパ
    ネルに対応させて処理画面毎に記憶する記憶テーブル
    と、 前記タッチパネルのキーエリアがタッチされたとき、当
    該タッチパネル上のタッチ位置を示す絶対位置情報を出
    力するための絶対位置情報出力手段と、 前記表示部に表示されている処理画面に対応するキーエ
    リアの基準位置情報及びキーフォーマット情報とを前記
    記憶テーブルより読み出すとともに、前記絶対位置情報
    出力手段の出力を、当該読み出された情報に基づいて、
    前記キーエリアの基準位置を起点とする相対位置情報に
    変換する位置情報変換手段と、 前記位置情報変換手段によって変換された相対位置情報
    を処理に必要なコードに変換するためのコード変換手段
    と、 を備えたタッチパネル装置。
  2. 【請求項2】前記記憶テーブルのキーエリアの基準位置
    情報およびキーフォーマット情報を書き換えるための書
    換手段を備えた、特許請求の範囲第1項記載のタッチパ
    ネル装置。
  3. 【請求項3】前記コード変換手段は、相対位置情報とそ
    れに対応する処理に必要なコードを記憶した記憶手段を
    含み、 前記記憶手段に記憶された処理に必要なコードは、書き
    換え可能である特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のタッチパネル装置。
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