JP2949521B2 - 排気装置用制御装置 - Google Patents
排気装置用制御装置Info
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Links
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 27
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 15
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Flow Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、排気装置用制御装置に関する。
例えばスパッタ装置,エッチング装置,減圧CVD装置
などの真空装置のチャンバーの排気路には、モータによ
って開度が調整される圧力調整用のバタフライバルブや
ボールバルブなどのバルブと、ロータリポンプやターボ
分子ポンプなどの真空排気ポンプとからなる排気装置が
設けられており、チャンバー内を所定の真空度にする場
合、前記バルブの開度を調整することが必要であるが、
従来は、チャンバー内の圧力をモニターして得られる実
測圧力値と設定圧力値との差を差動増幅し、差動増幅後
の信号の符号と絶対値の大きさとを求め、これらの符号
によってバルブの回転方向を決めると共に、絶対値に比
例した回転数をバルブに与えるようにしてバルブの開度
調節を行っていた。
などの真空装置のチャンバーの排気路には、モータによ
って開度が調整される圧力調整用のバタフライバルブや
ボールバルブなどのバルブと、ロータリポンプやターボ
分子ポンプなどの真空排気ポンプとからなる排気装置が
設けられており、チャンバー内を所定の真空度にする場
合、前記バルブの開度を調整することが必要であるが、
従来は、チャンバー内の圧力をモニターして得られる実
測圧力値と設定圧力値との差を差動増幅し、差動増幅後
の信号の符号と絶対値の大きさとを求め、これらの符号
によってバルブの回転方向を決めると共に、絶対値に比
例した回転数をバルブに与えるようにしてバルブの開度
調節を行っていた。
ところで、バルブのコンダクタンスはバルブ開度に大
きく依存し、第6図に示すように、バルブの開度が全閉
に近い状態では、バルブの極めて小さい回転によっても
出力(圧力)が大きく変化し、逆に、前記開度が全開の
半分以上になると、バルブを回転しても出力変化は少な
い。従って、バルブが閉に近いときには制御安定性が悪
く、また、バルブが開に近いときには応答速度が悪いと
いった欠点があった。
きく依存し、第6図に示すように、バルブの開度が全閉
に近い状態では、バルブの極めて小さい回転によっても
出力(圧力)が大きく変化し、逆に、前記開度が全開の
半分以上になると、バルブを回転しても出力変化は少な
い。従って、バルブが閉に近いときには制御安定性が悪
く、また、バルブが開に近いときには応答速度が悪いと
いった欠点があった。
また、バルブの制御に際して、実測圧力値と設定圧力
値との差に比例した回転数を与えるだけであるため、制
御状態での安定性を向上させようとすると、どうしても
設定値を変えたときやシステムのファクター(他のバル
ブのオン・オフやガスの導入状態)が変化した場合の応
答性に欠け、応答性を優先させようとすると、制御状態
での安定性が悪くなるといった欠点があった。
値との差に比例した回転数を与えるだけであるため、制
御状態での安定性を向上させようとすると、どうしても
設定値を変えたときやシステムのファクター(他のバル
ブのオン・オフやガスの導入状態)が変化した場合の応
答性に欠け、応答性を優先させようとすると、制御状態
での安定性が悪くなるといった欠点があった。
第7図(A)は、上記従来の比例制御による制御特性
を示し、この図において、曲線Aは圧力の変動を示して
いるが、設定信号Bに対してかなり応答性が悪く、ま
た、安定性が悪いことが判る。
を示し、この図において、曲線Aは圧力の変動を示して
いるが、設定信号Bに対してかなり応答性が悪く、ま
た、安定性が悪いことが判る。
上述の事柄は、真空装置に限られるものではなく、例
えば、チャンバー内を常圧でダクトファンにて排気を行
い、数〜数十mmH2Oの微差圧を制御する場合にも、同様
のことが生じていた。さらに、制御対象が圧力だけでな
く、流量をモニターしながら排気流量をコントロールす
る場合においても生じていた。
えば、チャンバー内を常圧でダクトファンにて排気を行
い、数〜数十mmH2Oの微差圧を制御する場合にも、同様
のことが生じていた。さらに、制御対象が圧力だけでな
く、流量をモニターしながら排気流量をコントロールす
る場合においても生じていた。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、そ
の目的とするところは、高い安定性と高速応答性の両方
を同時に満足しながら、チャンバー内を排気させること
ができる排気装置用制御装置を提供することにある。
の目的とするところは、高い安定性と高速応答性の両方
を同時に満足しながら、チャンバー内を排気させること
ができる排気装置用制御装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本願においては、次の二
つの手段を採用している。
つの手段を採用している。
第1の手段は、チャンバーと接続された排気路に設け
られた圧力調整用のバルブを制御する排気装置用制御装
置において、前記チャンバー内の圧力をモニターして得
られる実測圧力値と設定圧力値との差と前記バルブの開
度をモニターして得られる実測開度値とを乗算する回路
と、この乗算回路によって得られる積が小さいときは増
幅率が小さくなるようにする一方、前記積が大きいとき
は増幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路とを設
け、この増幅率変換回路の出力信号に基づいて前記バル
ブの開度を調整するようにしている。
られた圧力調整用のバルブを制御する排気装置用制御装
置において、前記チャンバー内の圧力をモニターして得
られる実測圧力値と設定圧力値との差と前記バルブの開
度をモニターして得られる実測開度値とを乗算する回路
と、この乗算回路によって得られる積が小さいときは増
幅率が小さくなるようにする一方、前記積が大きいとき
は増幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路とを設
け、この増幅率変換回路の出力信号に基づいて前記バル
ブの開度を調整するようにしている。
第2の手段は、チャンバーと接続された排気路に設け
られた流量調整用のバルブを制御する排気装置用制御装
置において、前記排気路を流れる流量をモニターして得
られる実測流量値と設定流量値との差と前記バルブの開
度をモニターして得られる実測開度値とを乗算する回路
と、この乗算回路によって得られる積が小さいときは増
幅率が小さくなるようにする一方、前記積が大きいとき
は増幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路とを設
け、この増幅率変換回路の出力信号に基づいて前記バル
ブの開度を調整するようにしている。
られた流量調整用のバルブを制御する排気装置用制御装
置において、前記排気路を流れる流量をモニターして得
られる実測流量値と設定流量値との差と前記バルブの開
度をモニターして得られる実測開度値とを乗算する回路
と、この乗算回路によって得られる積が小さいときは増
幅率が小さくなるようにする一方、前記積が大きいとき
は増幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路とを設
け、この増幅率変換回路の出力信号に基づいて前記バル
ブの開度を調整するようにしている。
上記何れの手段においても、バルブの開度が小さい場
合は、バルブは微妙に、すなわち、僅かだけ動き、逆
に、バルブの開度が大きい場合は、バルブはダイナミッ
クに動く。従って、バルブの開度状態に拘わらず、常に
高い安定性と高速応答性をもって制御することができ
る。
合は、バルブは微妙に、すなわち、僅かだけ動き、逆
に、バルブの開度が大きい場合は、バルブはダイナミッ
クに動く。従って、バルブの開度状態に拘わらず、常に
高い安定性と高速応答性をもって制御することができ
る。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、先ず、第
1図において、1は例えばスパッタ装置など真空装置の
チャンバー、2,3はそれぞれ反応ガス,不活性ガスを供
給するガス供給路で、4,5はガス量を制御するマスフロ
ーコントローラである。6はチャンバー1に接続された
排気路で、この排気路6には圧力調整用のバルブ7と真
空排気ポンプ8とが設けられている。9はチャンバー1
内の圧力をモニターする圧力計で、この圧力計9として
例えばキャパシタンスマノメータ,ピラニーゲージ,イ
オンゲージなどが用いられる。そして、10はコントロー
ラである。このコントローラ10はバルブ7の開度調整を
行うパルスモータ16に制御信号を出力するものである
(詳細については後述する)。
1図において、1は例えばスパッタ装置など真空装置の
チャンバー、2,3はそれぞれ反応ガス,不活性ガスを供
給するガス供給路で、4,5はガス量を制御するマスフロ
ーコントローラである。6はチャンバー1に接続された
排気路で、この排気路6には圧力調整用のバルブ7と真
空排気ポンプ8とが設けられている。9はチャンバー1
内の圧力をモニターする圧力計で、この圧力計9として
例えばキャパシタンスマノメータ,ピラニーゲージ,イ
オンゲージなどが用いられる。そして、10はコントロー
ラである。このコントローラ10はバルブ7の開度調整を
行うパルスモータ16に制御信号を出力するものである
(詳細については後述する)。
第2図は前記バルブ7の構成を概略的に示すもので、
この図において、11は排気路6を構成する配管内に設け
られたバルブ軸12にビス13によって固定されたバルブ本
体である。そして、バルブ軸12はOリング14によってシ
ールされると共に、カップリング15によりパルスモータ
16の出力軸17の一端と機械的に接続されている。18はバ
ルブ11の開度をモニターするためのエンコーダで、カッ
プリング19により出力軸17の他端と機械的に接続されて
いる。20はOリング14の押さえ部材である。
この図において、11は排気路6を構成する配管内に設け
られたバルブ軸12にビス13によって固定されたバルブ本
体である。そして、バルブ軸12はOリング14によってシ
ールされると共に、カップリング15によりパルスモータ
16の出力軸17の一端と機械的に接続されている。18はバ
ルブ11の開度をモニターするためのエンコーダで、カッ
プリング19により出力軸17の他端と機械的に接続されて
いる。20はOリング14の押さえ部材である。
そして、第3図は前記コントローラ10の構成を概略的
に示すもので、この図において、21は圧力計9によって
モニターして得られたチャンバー1内の実測圧力値に対
応した圧力出力信号a(電圧信号)から圧力設定値に対
応した圧力設定信号b(電圧信号)を引算すると共にそ
の差a−bを増幅する差動増幅回路、22は前記差a−b
と、エンコーダ18によってモニターされるバルブ本体11
の開度の実測値に対応したバルブ開度出力c(電圧信
号)とを乗算する乗算回路、23は前記乗算回路22によっ
て得られる積c(a−b)が小さいときは増幅率が小さ
くなるようにする一方、積c(a−b)が大きいときは
増幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路、24は前
記増幅率変換回路23の出力を絶対値化する絶対値回路、
25は電圧信号を周波数信号に変換するV/F変換回路、26
はモータ制御回路である。
に示すもので、この図において、21は圧力計9によって
モニターして得られたチャンバー1内の実測圧力値に対
応した圧力出力信号a(電圧信号)から圧力設定値に対
応した圧力設定信号b(電圧信号)を引算すると共にそ
の差a−bを増幅する差動増幅回路、22は前記差a−b
と、エンコーダ18によってモニターされるバルブ本体11
の開度の実測値に対応したバルブ開度出力c(電圧信
号)とを乗算する乗算回路、23は前記乗算回路22によっ
て得られる積c(a−b)が小さいときは増幅率が小さ
くなるようにする一方、積c(a−b)が大きいときは
増幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路、24は前
記増幅率変換回路23の出力を絶対値化する絶対値回路、
25は電圧信号を周波数信号に変換するV/F変換回路、26
はモータ制御回路である。
而して、バルブ7の開度調整は次のようにして行われ
る。すなわち、差動増幅回路21において、圧力計9によ
ってモニターされたチャンバー1内の実測圧力である圧
力出力信号aから圧力設定信号bを引算してその差a−
bが増幅され、増幅後の出力が乗算回路22に入力され
る。このとき、差動増幅回路21からは、引算結果に基づ
く符号がバルブ7の回転方向信号dとして出力され、こ
の信号dはモータ制御回路26に入力される。すなわち、
前記符号が「+」のときはバルブ7を閉じる方向の信号
dが、また、「−」のときはバルブ7を開く方向の信号
dがそれぞれ出力される。
る。すなわち、差動増幅回路21において、圧力計9によ
ってモニターされたチャンバー1内の実測圧力である圧
力出力信号aから圧力設定信号bを引算してその差a−
bが増幅され、増幅後の出力が乗算回路22に入力され
る。このとき、差動増幅回路21からは、引算結果に基づ
く符号がバルブ7の回転方向信号dとして出力され、こ
の信号dはモータ制御回路26に入力される。すなわち、
前記符号が「+」のときはバルブ7を閉じる方向の信号
dが、また、「−」のときはバルブ7を開く方向の信号
dがそれぞれ出力される。
一方、エンコーダ18によってバルブ本体11の開度がモ
ニターされ、バルブ開度出力cが乗算回路22に入力され
る。そして、乗算回路22において前記差a−bとバルブ
開度出力cとを乗算して、その積c(a−b)が求めら
れ、この積c(a−b)は増幅率変換回路23において小
さい信号はより小さく、また、大きい信号はより大きく
なるように処理される。この処理後の信号は絶対値回路
24において絶対値化された後、V/F変換回路25に送ら
れ、ここで周波数信号に変換された後、モータ制御回路
26にバルブ開度量を表す信号として入力される。
ニターされ、バルブ開度出力cが乗算回路22に入力され
る。そして、乗算回路22において前記差a−bとバルブ
開度出力cとを乗算して、その積c(a−b)が求めら
れ、この積c(a−b)は増幅率変換回路23において小
さい信号はより小さく、また、大きい信号はより大きく
なるように処理される。この処理後の信号は絶対値回路
24において絶対値化された後、V/F変換回路25に送ら
れ、ここで周波数信号に変換された後、モータ制御回路
26にバルブ開度量を表す信号として入力される。
そして、このモータ制御回路26からバルブ7の回転方
向とその量を表す信号eがパルスモータ16に対して出力
され、これによって、パルスモータ16には所定の方向に
回転し、その結果、バルブ7は所定の開度調整がなされ
る。
向とその量を表す信号eがパルスモータ16に対して出力
され、これによって、パルスモータ16には所定の方向に
回転し、その結果、バルブ7は所定の開度調整がなされ
る。
上記実施例においては、チャンバー1内の圧力の実測
値と設定圧力値との差と、バルブ7の開度の実測値とを
乗算した後、さらに、この積が小さいときは増幅率が小
さくなるようにする一方、前記積が大きいときは増幅率
が大きくなるように、増幅率を段階的に変え、その出力
をパルスモータ16に与えるようにしているので、バルブ
7の開度が小さい場合は、バルブ7は微妙に、すなわ
ち、僅かだけ動き、逆に、バルブ7の開度が大きい場合
は、バルブ7はダイナミックに動く。従って、バルブの
開度状態に拘わらず、常に高い安定性と高速応答性をも
って制御することができる。また、制御安定時にはバル
ブ7には小さな制御信号しか与えられないので高い安定
性を示し、前記実測値と設定値との間に大きな差が生じ
たときは、バルブ7が大きく回転し、圧力が所定の設定
値にすばやく合致する。
値と設定圧力値との差と、バルブ7の開度の実測値とを
乗算した後、さらに、この積が小さいときは増幅率が小
さくなるようにする一方、前記積が大きいときは増幅率
が大きくなるように、増幅率を段階的に変え、その出力
をパルスモータ16に与えるようにしているので、バルブ
7の開度が小さい場合は、バルブ7は微妙に、すなわ
ち、僅かだけ動き、逆に、バルブ7の開度が大きい場合
は、バルブ7はダイナミックに動く。従って、バルブの
開度状態に拘わらず、常に高い安定性と高速応答性をも
って制御することができる。また、制御安定時にはバル
ブ7には小さな制御信号しか与えられないので高い安定
性を示し、前記実測値と設定値との間に大きな差が生じ
たときは、バルブ7が大きく回転し、圧力が所定の設定
値にすばやく合致する。
第7図(B)は上記実施例における制御特性を示し、
この図において、曲線Cは圧力の変動を示しているが、
同図(A)における曲線Aに比べて大いに改善されてい
ることが判る。
この図において、曲線Cは圧力の変動を示しているが、
同図(A)における曲線Aに比べて大いに改善されてい
ることが判る。
第4図および第5図は他の実施例を示し、この実施例
では、排気路における流量をモニターしながら排気流量
をコントロールする場合を示している。すなわち、第4
図において、31はチャンバー、32はダクトなどの排気
路、33はマスフローメータなどの流量計、34はダクトフ
ァンである。また、35は流量調整用のバルブで、その構
造は前記圧力調整用のバルブ7と同様である。そして、
第5図において、a′は流量計34によってモニターされ
る排気路32の流量実測値に対応する流量出力信号(電圧
信号)、b′は流量設定値に対応した流量設定信号(電
圧信号)である。
では、排気路における流量をモニターしながら排気流量
をコントロールする場合を示している。すなわち、第4
図において、31はチャンバー、32はダクトなどの排気
路、33はマスフローメータなどの流量計、34はダクトフ
ァンである。また、35は流量調整用のバルブで、その構
造は前記圧力調整用のバルブ7と同様である。そして、
第5図において、a′は流量計34によってモニターされ
る排気路32の流量実測値に対応する流量出力信号(電圧
信号)、b′は流量設定値に対応した流量設定信号(電
圧信号)である。
このように構成した場合も上記実施例と同様であるの
でその説明は省略する。
でその説明は省略する。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、
例えばバルブ7,35の開閉を、パルスモータに代えて、AC
モータやDCモータで行うようにしてもよい。その場合、
第3図および第5図におけるV/F変換回路25を省略する
ことができる。
例えばバルブ7,35の開閉を、パルスモータに代えて、AC
モータやDCモータで行うようにしてもよい。その場合、
第3図および第5図におけるV/F変換回路25を省略する
ことができる。
本発明は以上のように構成されるので、バルブの開度
が小さい場合は、バルブを僅かだけ制御し、バルブの開
度が大きい場合は、バルブを大きく回転されることがで
きるので、バルブの開度状態に拘わらず、常に高い安定
性と高速応答性をもって制御することができる。
が小さい場合は、バルブを僅かだけ制御し、バルブの開
度が大きい場合は、バルブを大きく回転されることがで
きるので、バルブの開度状態に拘わらず、常に高い安定
性と高速応答性をもって制御することができる。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明に係る排気装置用制御装置の概略構成を示す図、第
2図はバルブの概略構成を示す図、第3図はバルブを制
御するコントローラの概略構成を示す図である。 第4図および第5図は本発明の他の実施例を示し、第4
図は排気装置用制御装置の概略構成を示す図、第5図は
バルブを制御するコントローラの概略構成を示す図であ
る。 第6図はバルブの開度と圧力の関係を示す図である。 第7図(A)は従来技術における制御特性を示す図、同
図(B)は本発明における制御特性を示す図である。 1,31……チャンバー、6,32……排気路、7,35……バル
ブ、22……乗算回路、23……増幅率変換回路、a……実
測圧力値、b……設定圧力値、c……バルブの実測開度
値、a′……実測流量値、b′……設定流量値。
発明に係る排気装置用制御装置の概略構成を示す図、第
2図はバルブの概略構成を示す図、第3図はバルブを制
御するコントローラの概略構成を示す図である。 第4図および第5図は本発明の他の実施例を示し、第4
図は排気装置用制御装置の概略構成を示す図、第5図は
バルブを制御するコントローラの概略構成を示す図であ
る。 第6図はバルブの開度と圧力の関係を示す図である。 第7図(A)は従来技術における制御特性を示す図、同
図(B)は本発明における制御特性を示す図である。 1,31……チャンバー、6,32……排気路、7,35……バル
ブ、22……乗算回路、23……増幅率変換回路、a……実
測圧力値、b……設定圧力値、c……バルブの実測開度
値、a′……実測流量値、b′……設定流量値。
Claims (2)
- 【請求項1】チャンバーと接続された排気路に設けられ
た圧力調整用のバルブを制御する排気装置用制御装置に
おいて、前記チャンバー内の圧力をモニターして得られ
る実測圧力値と設定圧力値との差と前記バルブの開度を
モニターして得られる実測開度値とを乗算する回路と、
この乗算回路によって得られる積が小さいときは増幅率
が小さくなるようにする一方、前記積が大きいときは増
幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路とを設け、
この増幅率変換回路の出力信号に基づいて前記バルブの
開度を調整するようにしたことを特徴とする排気装置用
制御装置。 - 【請求項2】チャンバーと接続された排気路に設けられ
た流量調整用のバルブを制御する排気装置用制御装置に
おいて、前記排気路を流れる流量をモニターして得られ
る実測流量値と設定流量値との差と前記バルブの開度を
モニターして得られる実測開度値とを乗算する回路と、
この乗算回路によって得られる積が小さいときは増幅率
が小さくなるようにする一方、前記積が大きいときは増
幅率が大きくなるようにする増幅率変換回路とを設け、
この増幅率変換回路の出力信号に基づいて前記バルブの
開度を調整するようにしたことを特徴とする排気装置用
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27420690A JP2949521B2 (ja) | 1990-10-13 | 1990-10-13 | 排気装置用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27420690A JP2949521B2 (ja) | 1990-10-13 | 1990-10-13 | 排気装置用制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04150938A JPH04150938A (ja) | 1992-05-25 |
JP2949521B2 true JP2949521B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17538516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27420690A Expired - Lifetime JP2949521B2 (ja) | 1990-10-13 | 1990-10-13 | 排気装置用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2949521B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3684307B2 (ja) * | 1998-10-19 | 2005-08-17 | シーケーディ株式会社 | ガス供給制御装置 |
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-
1990
- 1990-10-13 JP JP27420690A patent/JP2949521B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH04150938A (ja) | 1992-05-25 |
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