JP2938721B2 - 半導体レーザ制御装置 - Google Patents
半導体レーザ制御装置Info
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Description
より詳細には、レーザプリンタや光ディスク装置、ディ
ジタル複写機、光通信装置等における光源として用いら
れる半導体レーザの光出力を制御する半導体レーザ制御
装置に関する。
駆動電流により高速に直接変調を行なうことができるの
で、近年、レーザプリンタや光ディスク装置、ディジタ
ル複写等の光源として広く使用されている。しかし、半
導体レーザの駆動電流と光出力の関係は温度により著し
く変化するので、半導体レーザの光強度を所望の値に設
定しようとする場合に問題となる。この問題を解決して
半導体レーザの利点を活かすために、従来さまざまなA
PC(Automatic Power Control)回路が提案されてい
る。
分類できる。 半導体レーザの光出力を受光素子によりモニターし、
該受光素子に発生する半導体レーザの光出力に比例する
受光電流に比例する信号と、発光レベル指令信号とが等
しくなるように、常時半導体レーザの順方向電流を制御
する光電気負帰還ループにより半導体レーザの光出力を
所望の値に制御する方式。 パワー設定期間内には半導体レーザの光出力を受光素
子によりモニターし、該受光素子に発生する受光電流
(半導体レーザの光出力に比例する)に比例する信号
と、発光レベル指令信号とが等しくなるように半導体レ
ーザの順方向電流を制御し、パワー設定期間外にはパワ
ー設定期間で設定した半導体レーザの順方向の値を保持
することにより、半導体レーザの光出力を所望の値に制
御するとともに、パワー設定期間外にはパワー設定期間
で設定した半導体レーザの順方向電流を情報に基づいて
変調することにより半導体レーザの光出力に情報を載せ
る方式。 半導体レーザの温度を測定し、その測定した温度信号
によって半導体レーザの順方向電流を制御したり、また
は半導体レーザの温度を一定とするように制御したりし
て半導体レーザの光出力を所望の値に制御する方式。
めには、前記の方式が望ましいが、受光素子の動作速
度や光電気負帰還ループを構成している増幅素子の動作
速度等の限界により制御速度に限界が生じる。たとえ
ば、この制御速度の目安として光電気負帰還ループの開
ループでの交叉周波数を考慮した場合、この交叉周波数
をf0としたとき、半導体レーザの光出力のステップ応
答特性は次のように近似できる。 Pout=P0{1−exp(-2πf0t)} Pout:半導体レーザの光出力 P0:半導体レーザの設定された光強度 t:時間 半導体レーザの多くの使用目的では、半導体レーザの光
出力を変化させた直後から、設定された時間τ0が経過
するまでの全光量(光出力の積分値∫Pout・dt)が所
定の値となることが必要とされ、以下のような式とな
る。
0.4%とした場合、f0>800MHzとしなければな
らず、これは極めて困難である。また、前記の方式で
は、前記の方式の上記問題は発生せず、半導体レーザ
を高速に変調することが可能であるので多く使用されて
いる。しかしながら、このの方式は半導体レーザの光
出力を常時制御しているわけではないので、外乱等によ
り容易に半導体レーザの光量変動を生じる。外乱として
は、例えば、半導体レーザのドウループ特性があり、半
導体レーザの光量はこのドウループ特性により容易に数
%程度の誤差が生じてしまう。半導体レーザのドウルー
プ特性を抑制する試みとして、半導体レーザの熱時定数
に半導体レーザ駆動電流の周波数特性を合わせて補償す
る方法などが提案されているが、半導体レーザの熱時定
数は各半導体レーザ毎に個別にバラツキがあり、また半
導体レーザの周囲環境により異なる等の問題がある。ま
た、その他、光ディスク装置などにおいて問題とされる
半導体レーザの戻り光の影響による光量変動などの問題
がある。
2−205086号公報のものが提案されている。この
公報では、半導体レーザの光出力を受光素子によりモニ
ターし、その出力と発光レベル指令信号とが等しくなる
ように、常時半導体レーザの順方向電流を制御する光電
気負帰還ループと、発光レベル指令信号を半導体レーザ
の順方向電流に変換する変換手段とを有し、前記光電気
負帰還ループの制御電流と前記変換手段により生成され
た電流の和または差の電流によって半導体レーザの光出
力を制御するものである。また、先に提案された特願平
3−352465号においては、上記内容を集積化しう
る回路構成としたことにより光電気負帰還ループの設計
の容易さや集積化を可能にする半導体レーザ制御装置が
提案されている。しかしながら、上記内容は主に半導体
レーザの光出力制御に主眼がおかれており、レーザプリ
ンタやディジタル複写機等の光源としての半導体レーザ
制御装置としては不十分なものであった。
ので、C−MOS(Complementary Metaloxide Semicond
uctor;相補型金属酸化膜半導体)デバイスを用いてI
C化することによりパルス幅を簡便に生成し、バイポー
ラデバイスを用いてIC化することによる光電気負帰還
ループの設計を容易にし、さらに両ICと半導体レーザ
をより有効に接続する手段や検査法を提供することで、
レーザプリンタやディジタル複写機等の光源としての半
導体レーザの制御装置を有する画像形成装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。
画像データを入力データとし、アナログASICに対し
て出力するディジタルASICと、該ディジタルASI
Cの出力データを入力データとし、該入力データに基づ
いて半導体レーザを変調するアナログASICとから成
り、前記ディジタルASICは、遅延時間制御手段とを
有する基準パルス発生器と、前記遅延時間制御手段で生
成された複数の位相を有するパルスよりパルス幅の異な
る複数のパルス幅を生成するパルス幅生成手段とから成
り、前記アナログASICは、被駆動半導体レーザを制
御し変調する制御・変調手段を有し、前記パルス幅生成
手段で生成された複数のパルス幅により前記半導体レー
ザの光強度と同時にパルス幅変調を行うこと、更には、
(2)前記(1)において、前記基準パルス発生器は、
遅延時間制御手段と、該遅延時間制御手段を多段に組み
合わせた発振回路と、入力された画像クロックに一致し
た周波数になるように該発振回路を制御する制御手段を
有すること、更には、(3)前記(1)において、前記
ディジタルASICは、画像データと位置制御信号を入
力データとし、パルス幅変調及びパルス生成タイミング
とが設定された信号を出力し、該ディジタルASICの
出力データは半導体レーザの光強度レベルを決定し、出
力データのパルス幅が光出力のパルス幅を決定し、出力
データのパルス生成タイミングが発光タイミングを決定
するものであり、前記パルス幅生成手段と入力されたデ
ータにより出力パルスの画像クロックに対する出力タイ
ミングを変化させる変化手段を有すること、更には、
(4)前記(3)において、前記パルス幅生成手段と画
像データの直線性を変換する変換テーブルを同一チップ
内に含んだ第1の集積回路と、前記半導体レーザの制御
・変調手段を前記第1の集積回路とは異なる第2の集積
回路とにより構成したこと、更には、(5)前記(4)
において、前記第1の集積回路をCMOSトランジスタ
で構成し、前記第2の集積回路をバイポーラトランジス
タにより構成したこと、更には、(6)前記(1)にお
いて、複数のパルス幅を前記画像クロックの期間におい
て入力された画像データの上位ビットにより2つの異な
るパルス幅信号を生成し、前記画像データの下位ビット
データを前記2つの異なるパルス幅信号で出力パルスを
生成することにより複数のパルス幅生成手段を形成した
こと、更には、(7)前記(6)において、前記2つの
異なるパルス幅信号のパルス幅の時間差を、前記遅延時
間制御手段1つ分の時間としたこと、更には、(8)前
記(7)において、連続した2つの画素のパルス位相を
各々変化させ、連続したパルスとなるように設定する設
定手段と、前記パルス幅の時間差が発生する部分のデー
タを一つにまとめる手段とを有すること、更には、
(9)前記(8)において、前記データを一つにまとめ
て余りが発生した場合、大きな画素側の前記時間差分を
最大の大きさに設定し、余りを他の側の時間差分のパル
スに設定する設定手段を有すること、更には、(10)
前記(9)において、パルス発生タイミングを前記画像
クロックの期間の最初の側と中央と最後を起点として、
画像データによりパルス幅が変化する3つのパターンと
前記時間差分を1つにまとめるパターンの4通りを2ビ
ットの画像データとは異なるデータによりコントロール
する制御手段を有すること、更には、(11)前記(1
0)において、前記制御手段が出力する制御信号に応
じ、画像データの直線性を変換するテーブルを切り替え
る切替手段を有すること、更には、(12)前記(1)
において、前記被駆動半導体レーザを制御し変調する制
御・変調手段は、前記半導体レーザの光出力をモニター
する受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レベル指
令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記半導体
レーザを駆動する反転増幅手段と、該反転増幅手段のオ
フセット電流を打ち消す手段を有すること、更には、
(13)前記(10)において、前記被駆動半導体レー
ザを制御し変調する制御・変調手段は、前記半導体レー
ザの光出力をモニターする受光素子と、該受光素子の出
力電流と発光レベル指令信号とを比較し、その差分を反
転増幅して前記半導体レーザを駆動し、バイポーラトラ
ンジスタで構成される反転増幅手段と、該反転増幅手段
のオフセット電流を打ち消す手段とを有すること、更に
は、(14)前記(12)において、前記反転増幅器の
入力トランジスタのエミッタ電流と等しい電流を流すト
ランジスタのベース電流と等しい電流をカレントミラー
回路により構成し、該電流を前記反転増幅回路の入力に
付加することにより、前記反転増幅手段のオフセット電
流を打ち消す手段を構成すること、更には、(15)前
記(1)において、前記被駆動半導体レーザを制御し変
調する制御・変調手段は、前記半導体レーザの光出力を
モニターする受光素子と、該受光素子の出力電流と発光
レベル指令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前
記半導体レーザを駆動する反転増幅手段と、該反転増幅
器の前記発光指令信号の変化に応じた出力電流の変化量
を検出するカレント検出回路と、第1のD/A変換器
と、前記カレント検出回路の出力と前記第1のD/A変
換器の出力を比較する比較器と、該比較器の出力結果を
所定のタイミングに保持する保持手段と、前記所定のタ
イミングを生成するタイミング発生回路と、メモリから
の出力に従ってD/A変換を行なう第2のD/A変換器
と、前記発光指令信号に比例した電流を出力し、比例係
数を前記第2のD/A変換器の出力により決定する電流
加算回路と、前記発光指令信号のフルスケールの変化と
連動して、前記第2のD/A変換器のフルスケールを変
化させる変化手段とを有すること、更には、(16)前
記(15)において、前記発光指令信号と前記第2のD
/A変換器とを連動して前記第1のD/A変換器のフル
スケールを変化させる変化手段を有すること、更には、
(17)前記(4)において、前記外部被駆動半導体レ
ーザを制御し変調する制御・変調手段は、前記半導体レ
ーザの光出力をモニターする受光素子と、該受光素子の
出力電流と発光レベル指令信号とを比較し、その差分を
反転増幅して前記半導体レーザを駆動し、バイポーラト
ランジスタで構成される反転増幅手段と、該反転増幅手
段のオフセット電流を打ち消す手段と、前記第2の集積
回路の外部接続抵抗により、前記オフセット電流を外部
電圧で設定する設定手段とを有すること、更には、(1
8)前記(4)において、前記第2の集積回路の電源電
圧監視手段と、該電源電圧監視手段の出力により前記第
1の集積回路の出力を強制的にオフにする手段とを有す
ること、更には、(19)前記(18)において、前記
半導体レーザの電源をボルテージレギュレータを介して
前記第2の集積回路の電源電圧とし、前記ボルテージレ
ギュレータの入力にローパスフィルタを付加したこと、
更には、(20)前記(4)において、前記外部被駆動
半導体レーザを制御し変調する制御・変調手段は、半導
体レーザの光出力をモニターする受光素子と、該受光素
子の出力電流と発光レベル指令信号とを比較し、その差
分を反転増幅して前記半導体レーザを駆動する反転増幅
手段と、該反転増幅手段の出力と前記半導体レーザとの
間に、キャパシタンスと該キャパシタンスのリード線の
長さにより共振回路とを付加したこと、更には、(2
1)前記(15)において、外部信号により前記第2の
D/A変換器の再設定を行なう再設定手段を有すること
を特徴としたものである。以下、本発明の実施例に基づ
いて説明する。
置の一実施例を説明するための構成図で、図中、1はデ
ィジタルASIC(Digital Applicat
ion Specific IC)、1aはパルス変調
器(Pulse Modulator)及びディジタル
インタフェース(Digital Interfac
e)、2はアナログASIC(Analog ASI
C)、2aはLDコントローラ(Laser Diod
e Controller)及びパワー変調器(Pow
er Modulator)、2bはバイポーラデバイ
ス(BipolarDevice)、3はLD(Las
er Diode)及びPD(PhotoDiode)
である。
Data)と位置制御信号2BitをディジタルASIC
1に入力する。該ASIC1はCMOS DEVICE
1bであり、パルス幅変調およびパルス生成タイミング
が設定された5ビットの出力D0〜D4(上位ビットD
4、最下位ビットD0、値0〜31)を生成し、アナロ
グASIC2に対して出力する。該アナログASIC2
は入力された5ビットのデータにしたがい半導体レーザ
(LD)を変調する。5ビットデータD0〜D4の値は
半導体レーザの光強度レベルを決定し、パルス幅が半導
体レーザの光出力のパルス幅を決定し、パルスの発生タ
イミングが半導体レーザの発光タイミングを決定する。
体レーザ制御装置の動作を説明するための信号波形を示
す図で、図(a)はクロックパルス(CLK)、図
(b)はデータ信号、図(c)は位置制御信号(POS
CONT)、図(d)はディジタル出力信号(DOU
T)、図(e)は波形(Wave Form)、図
(f)は画像イメージ(Pixel Image)を各
々示している。図(a)に示すCLKに同期したデータ
0〜7と図(c)に示すPOS CONTが入力される
とDOUT0〜4のパルスが生成され(Digital
ASIC出力)、図(e)に示すような光波形がアナ
ログASIC2により生成される。図2ではパルス変調
(PULSE Modulation)の期間DOUT
0〜4すべてが“Hi”であり、Δtの期間のみで上位
2Bit目のみが“Hi”になっている。そのため、パ
ルス変調の期間は半導体レーザが最大強度で発光し、Δ
tの期間は1/2の強度で発光している。さらに、Δt
の期間がパルス変調の期間よりタイミング的に前になる
か後ろになるかにより1/2の光強度で発光するタイミ
ングが変わる。
とにより、図2(f)に示されるような画像イメージが
形成される。この例では1Pixelに対し、左と右に
片寄っているが、CLKに対しDOUTのパルスタイミ
ングを中央にすることにより1Pixelの中央にする
ことができる。1Pixelのどの位置にドットを形成
するかを制御する信号が位置制御信号である。本発明に
より実現される光波形とドットイメージは図4のとおり
である。
ルを実現するための経緯をより具体的に説明する。レー
ザプリンタは当初ラインプリンタに代わるノンインパク
トプリンタとして開発されたが、レーザプリンタの高速
高解像性からイメージプリンタとしての適用が早くから
検討され、デイザ法をベースとした様々な記録方法が実
用化されてきた。また、近年の半導体技術の急速な進展
により、処理可能な情報量が急速に増大し、レーザプリ
ンタにおいては1ドット多値化技術が実用化され、より
確実にイメージプリンタとしての地歩を固めつつある。
しかしながら、現行の多値化レベルはハイエンド機にお
いては8ビット相当の出力レベルを備えているが、ロー
エンド機では高々数値程度に押さえられている。これ
は、一因としては情報量の大きさもあるが主としては1
ドット多値化出力を実現する半導体レーザ制御変調部の
回路規模が大きくまた高価であることによる。現在、1
ドット多値出力を行なう半導体レーザ制御変調方式とし
て下記パルス幅変調方式と光強度変調方式とが提案され
ている。図3(a),(b)は、光強度変調方式とパル
ス幅変調方式を示す図である。
字プロセスの安定化が重要な要件であり、印字プロセス
に対する要求が厳しくなる。しかしながら、半導体レー
ザ制御変調は簡易となる。すなわち、光強度変調方式と
は、図3(a)に示すように、光出力レベル自身を変化
させて記録する方式で、それぞれドットパターンは上に
示すように出力される。この方式は、半導体レーザ制御
変調部は簡便かつ小型に構成することができるが、中間
露光領域を利用して中間調を再現しようとするため、現
像バイアスの安定化など印字プロセスの安定化への要求
が厳しくなる。
光出力レベルとしては2値であるが、その発光時間、つ
まりパルス幅を変化させて記録する方式で、それぞれド
ットパターンは上に示すように出力される。
で、光強度変調方式に比べて中間露光領域の利用度が少
なく、また更に隣接ドットを結合させることにより中間
露光領域を一層低減させることが可能になり、印字プロ
セスに対する要求を低減することができるが、パルス幅
の設定を8ビットでかつ隣接ドット結合を実現させるに
は半導体レーザ制御変調部は複雑となってしまう。すな
わち、光強度変調方式では印字プロセスの安定化への要
求が厳しくなり、パルス幅変調方式では半導体レーザ制
御変調部が複雑になる。本発明は、上記の点を考慮して
(1)と(2)を組み合わせた方式を採用している。
わり部を図4(a),(b)のように光強度変調により
補間し、パルス幅の設定値を8値、光強度変調の設定値
は32値として8ビット相当の変調度を得る。パルス幅
変調段数が少ないため、ディジタル的にパルス幅を設定
でき容易にパルス位置制御が実現できる。
式との露光エネルギー比較について説明する。レーザス
ポット形状をGauss分布と仮定し、主走査方向のみ
を考慮した1次元として説明する。パルス幅変調を図5
(a)のように仮定し露光エネルギー分布をA(x)、
書き込みレーザビーム径ωとする。また、パルス幅強度
混合変調を図5(b)のように仮定し露光エネルギー分
布をB(x)とする。ここで光強度レベルを図5
(a),(b)に示すようにP0,P1とし、露光時間
をΔ,Δ0,Δ1、レーザビームの感光体面走査速度を
vとした。
で、以下、|x|≦ωの場合を扱う。A(x)、B
(x)の比較を行なうため、つぎのC(x)を調べる。 C(x)={A(x)−B(x)}/A(x) 露光エネルギーが両者等しくなるように(P1/P0)*
Δ1=Δ0とした。v*Δ1≪ωを仮定してv*Δ1/
ω、v*Δ0/ωについて展開し、高次項を無視すると
下記のようになる。 C(x)=(v*Δ0/ω)*(v*(Δ0−Δ1)/ω)*D
(x) D(x)=(x+v*Δ)*exp{−((x+v*Δ)/ω)
^2}/E(x) E(x)=exp{−((x−t)/ω)^2}dt ここで、|x|≦ωであればD(x)〜1なので、 C(x)=(v*Δ0/ω)*(v*(Δ0−Δ1)/ω) となり、C(x)は、v*Δ1/ωの2次の次数になる。
走査方向のレーザビーム径が40μmの場合、1ドット
が約64μmなのでパルス幅ステップ(Δ)を8値とし
たとき、 C(x)=0.01 となる。したがって、書き込みレーザビーム径ωに対
し、v*Δ0,v*Δ1が小さければパルス幅変調とパ
ルス強度混合変調方式とは同等な露光エネルギー分布を
与えることになる。以上のことからパルス幅8値、光強
度変調32値と設定した。
する。光強度変調を実現するため、光電気負帰還ループ
を採用する。しかしながら、単純な光電気負帰還ループ
では変調速度に対し、下記の問題が発生する。通常の負
帰還ループにおけるステップ応答はオープンループ利得
が1となる周波数をf0とした場合、 Pout=P0*{1−exp(−2πf0t)} Pout:光出力 P0:設定する光出力 t:時刻 となる。Pout=95%*P0となる時間τは、 τ=3/(2πf0) となり、τ<5nsとしたとき、f0>100MHzと
なる。この条件を満たす回路を構成することは半導体レ
ーザの光出力をモニターする受光素子および回路構成デ
バイスの特性から、簡易に構成することはできない。
ープと発光指令信号を電流に変換して直接半導体レーザ
を駆動する方式を採用した。ステップ応答は、下記のよ
うに近似でき、動作概略図は図7(a),(b)に示す
ようになる。 Pout=P0+(Ps−P0)*{1−exp(−2π
f0t)} Ps:上記直接半導体レーザを駆動する電流に相当する
光出力 Ps〜P0であれば、f0の値は光電気負帰還ループのみ
の場合と比較して小さくてよい。さらに、Ps−P0の
誤差は光電気負帰還ループが抑制するようにばるので、
Ps設定精度を高くする必要はない。このような方式に
より高速変調可能な半導体レーザ制御が比較的簡易に実
現できる。
図8に示すように、9段の遅延時間コントロールタイプ
のインバータを利用したリングオシレータを基本とした
PLL(Phase Locked Loop:位相同期ループ)技術に
より実現した。各インバータの遅延時間は基本クロック
周期Tの1/9になり、9種類のパルス幅生成能力を有
する。9種類のパルス幅から8種類のパルス幅変換は露
光エネルギーが小さい場合、露光エネルギー設定ステッ
プを細かくとるため、0,1/9,2/9,…,7/
9,9/9とした。
説明する。前述した半導体レーザ制御方式及びパルス幅
生成部で述べた方法によるモジュールを実現するため、
図1に示すようにC−MOSデバイス1bによりパルス
幅生成部を、バイポーラデバイス2bにより半導体レー
ザ制御駆動部を構成している。図9は、図1におけるデ
ィジタルASICの内部機能図で、図中、11はPLL
(Phase Locked Loop:位相同期ルー
プ)を有する基準パルス発生器(Reference
Pulse Generator)、12は位置制御ロ
ジック(Position Control Logi
c)、13はルックアップテーブル(LUT:Look
Up Table)、14はコマンド制御ロジック
(Command Control Logic)、1
5は加算モード制御ロジック(Addition Mo
de Control Logic)、16はパルス幅
変調ロジック(PWM Logic)、17はデータ変
調ロジック(Data Modulation Log
ic)、18はスタートアップ回路(Start Up
Circuits)である。パルス幅生成部には、図
9に示すように画像データ直線性変換用ルックアップテ
ーブル(書き換え可)13と、位置制御部12とを含ん
でいる。
な構成図で、図中の参照番号は図9と同様である。コマ
ンド制御ロジック14はSELECT信号によりコマン
ドモードと画像データモードとを判別し、コマンドモー
ドの場合にはDATA0〜7のデータをコマンドコード
として解釈し、コマンドを実行する。コマンドコードと
機能概略は次のようになっている。
をバイパスするかどうかを決定する。LUT13をバイ
パスした場合には、入力データDATA0〜7はそのま
ま次段に伝えられる(LUTは入力データの直線性を変
化させる場合に使用される)。次に、位置制御ロジック
12は入力信号S0,S1,CLKにより以下のモード
を設定するため、ADDCTL,PWMCTLを出力す
る。ここで、S0,S1により設定されるモードは次の
ようになっている。
準にしてPLL(Phase Locked Loop:位相同期ルー
プ)を構成することにより、9位相のCLKを生成して
いる。VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧
制御発振器)としては、CMOSインバータを9段使用
したリング発振器になっている。このようにして生成さ
れた基準パルスはパルス幅変調ロジック16に送られ
る。加算モード制御ロジック15では、以下の論理の流
れにしたがい、データを加工する。
(c)に示すようにドット位置を右、中、左にコントロ
ールする機能以外に図13(a)〜(c)に示すように
端数処理機能をも有する。端数処理機能は主走査方向に
連続する2画素をまとめて出力する場合、光強度変調す
る時間が、図13の斜線部のように通常2箇所発生する
が、これを1箇所にまとめる動作を行なう。これは端数
の大きな部分へ端数の小さな部分のデータを加算するこ
とを基本として実現する。端数が大きな部分が最大にな
らない間は端数の小さな部分のデータはすべて端数の大
きな部分に加算され、端数の大きな部分が最大になった
場合の余りは、端数の小さな部分へ配分され強度変調を
行なう。このように端数処理機能を有することによりパ
ルス幅設定ステップが書き込みビーム径に対し十分小さ
くなるようにする。
動作をドットイメージおよび光波形とした場合の概略図
で、図13(a)は補正前のドットイメージ、図13
(b)は補正前後の光波形、図13(c)は補正後のド
ットイメージである。隣接する2Pixelのデータの
中で、光波度が最大にならない場合のΔtの部分を隣接
どうしで比較し、小さい方を大きな方に加算し、余りを
小さな方にする。このように設定されたPWMD0〜P
WMD2はパルス幅変調ロジック16に入力され、PW
MCTLと共に基準パルスの中から所定のパルスを選択
して、PWMOUT0,1としてデータ変調ロジック1
7に出力する(このPWMOUT1,0が図2に示され
たPWOUT1,0になる)。また、PMD0〜PMD
4はデータ変調ロジック17では下記の論理にしたがい
DOUT0〜4を出力する。このようにして図2(d)
に示されたDOUT0〜4が生成される。
すブロック図で、図中、21はレベルシフト部、22は
第2のD/A変換部(DA2)、23は電流設定部、2
4はタイミング生成部、25は基準パルス発生部、26
は誤差増幅部、27は第1のD/A変換部(DA1)、
28はスタートアップ及び誤差検出器である。アナログ
ASICは前述のDOUT0〜DOUT4をIC内部論
理レベルに変換し、入力されたタイミング通りにDA
2,DA1を変調する。
するための図で、図6における、光電気負帰還ループ中
に周波数特性補償手段を設けたものである。図中におい
て、DA2は、電流加算として機能し、DA1は光電気
負帰還ループを構成している。このようにしてディジタ
ルASICにより入力DATA0〜7を中間状態である
DOUT0〜DOUT4に変換してアナログASICに
より半導体レーザを変調すると共に、半導体レーザの光
出力レベルが常に適正になるよう高速光電気負帰還ルー
プによりコントロールする光り書き込み系を構成する。
は、レーザプリンタ等で使用する場合、環境変動(温
度、湿度、経時変化等)により変化させる。そのため、
DA2の設定レベルは再設定させている。しかしなが
ら、レーザプリンタの走査期間において画像データ領域
内でより精度良くドット形状をコントロール使用する場
合、図16(a)〜(e)に示すように、最大発光レベ
ルを変えてやる必要性がある。もしこれを実施しない場
合、図(b),(d)(連動前:DA1のみを変化)に
示された光波形概略のように、画像データ領域の場所に
より光出力波形が変化し、ドット形状が変化してしま
う。ところが、DA2とDA1の変化を連動させること
により、図(c),(e)(連動後:DA2及びDA1
の両方を変化)光波形概略図に示すように相似形にな
り、精度よくドット形状をコントロールできるようにな
る。
するためのフローチャートで、図18はタイミングチャ
ートである。以下、各ステップに従って順に説明する。step1 :まず、時間T0=0で、DA2の出力が0
の時、DA1の出力はオフセットのみで、光出力PはM
IN出力で、高速制御回路の出力電流値はIOFFを保
持している。step2 :次に、T0,T1=1,0で、DA2の出
力が0の時、DA1の出力は最大で、光出力PはMA
X、高速制御回路の出力電流値はIFULLとなる。step3 :次に、T1,T2=1,0で、DA2出力
がI0の時、もし、IFULL=(OFF)=(1/
2)IDA2MAXなら、I0=(1/2)IDA2M
AXである。その他の場合は、I0=0である。
は、IFULL−I0に変化する。T2,T3=1,0
で、DA2の出力がI0,I1の時、もしIFULL=I
OFF−I0>=(1/4)IDA2MAXなら、電流
I1=(1/4)IDA2MAXで、その他の場合は、
I1=0である。step5 :次に、高速制御回路の出力電流が、IFULL
−I0−I1に変化する。T3,T4=1,0でDA2の
出力がI0+I1+I2の時、もしIFULL−IOFF
−I0−I1>(1/8)IDA2MAXなら、I2=
(1/8)IDA2MAXで、その他の場合は、I2=
0である。step6 :次に、高速制御回路の出力電流は、IFULL
−I0−I2に変化する。T4=1でDA2の出力がI0
+I1+I2+I3の時、もしIFULL−IOFF−I0
+I1+I2>=(1/16)IDA2MAXなら、I3
=(1/16)IDA2MAXで、その他の場合は、I
3=0である。
アナログASICの内部機能図で、図中、31は基準電
源生成部、32は第1のD/A変換器、33はアンプ、
34はレベルシフト、35は第2のD/A変換器、36
はドライバ、37はタイミング生成部、38は第4のD
/A変換器、39は比較器、40は第3のD/A変換器
である。タイミング生成部37により第1のパルスを生
成し、半導体レーザを最小発光レベルから最大発光レベ
ルへと変化させる。さらにタイミング生成部37は一定
期間遅れたパルス列を生成する。この各々のタイミング
に光電気負帰還ループの電流が最小発光レベルの場合、
出力した電流と最大発光レベルの場合出力した電流とが
一致するようにディジタル−アナログ変換器DA3、デ
ィジタル−アナログ変換器DA4によりディジタル−ア
ナログ変換器DA2の電流をコントロールする。
施例を示す図である。図16(b)に示す連動前に示さ
れた半波形が、運動後の光波形になり、さらに、DA
3,DA4を共に連動させることができるようになった
ので、図17に示されたDA2の出力レベル設定を実施
する場合の設定に自由度が増すようになる。従来では、
光電気負帰還ループを介して図17の論理にしたがって
DA2の出力レベルを決定していたため、DA1の出力
レベルが減少すると(これは、例えば、図16の画像デ
ータ領域中央の設定でDA2を設定した場合と画像デー
タ領域端の設定でDA2を設定した場合とで誤差増幅回
路の出力レベルが変化する)、DA4のビット数により
DA2の設定精度が劣化する事態を招く。ところが、図
14の誤差増幅回路の出力電流レベルが半導体レーザの
最大発光レベルが変化した場合と連動してDA3,DA
4が変化するので半導体レーザの最大発光レベルの設定
に変わりなく同一精度でDA2の出力が設定できる。
C部の基準電源生成部(Ref.Gen.)と誤差増幅部の具体
的な回路例を示す図である。以下、この回路動作を簡単
に説明する。まず、上段が基準電源生成部(Ref.Gen.)
を構成しており、トランジスタQ13のエミッタ電位か
ら決定するQ3,Q25及びQ156のエミッタ電位が
基準電圧となる。Q25のエミッタ電位がデバイスパラ
メータや温度のバラツキに対して安定電位であるとする
と、R26に高精度の抵抗を用いることにより、Q25
に流れるコレクタ電流は一定となり、安定な定電流源を
得ることができる。Q25のエミッタをASICの外部
にピントして出して、R25を外部抵抗とすれば、より
高精度の抵抗を付けることでより安定な定電流を実現で
きる。
27,Q28,Q29,Q30等で構成されるカレント
ミラー回路を用いてASIC内部へ定電流を供給する。
ここで、Q28やQ29,R28やR29等で構成され
る電流源は、DC動作では安定であるが、AC動作とし
て安定であるためにはQ25のベースもしくはQ26の
コレクタより電源(Vcc)へパスコンデンサが必要で
ある。通常、ASIC内部のコンデンサは、そのデバイ
スの特性上小型で大容量のものを構成することが難しい
ため、せいぜい数+PF程度の容量しか得られない。こ
の程度の容量ならばカレントミラー回路の発振抑制には
効果があるが、電源ノイズ等を除去するには不十分であ
る。
ースをASICの外部にピンとしてただし、CEXTI
を外付けコンデンサとすることにより、自在な容量、例
えば、ASIC内では構成が困難な0.01μFや0.1
μFを付加することが可能となり、また並列に容量を接
続することも可能となるので、電源電圧変動に対してA
SICの動作をより安定にすることができる。下段に
は、誤差増幅回路を示す。この回路では、Q157のベ
ースを入力とし、Q180のコレクタ電流を出力とする
反転アンプを形成しており、図中の電流I1とPDから
流れる電流IPDが等しくなるようにQ180の出力電
流を制御する開ループを構成している。また、Q156
とR123で構成されるオフセット電流生成回路によ
り、IPDに適当なオフセット電流を流すことが可能で
ある。Q156のエミッタ電位は上記の通り安定電位で
あるので、R123を外部抵抗にすることにより、より
高精度のオフセットを設定することが可能となる。
200μAとなる。図に示すようなリアルタイムに高速
の光電気負帰還ループを構成している場合、LDを完全
にオフすることができない。上記オフセット電流を例え
ば、20μAに設定した場合には、LDとPDの結合効
率αSによりLDの出力は100μWとなる。つまり、
LDのオフセット発光が100μWとなる。
常の電流源と共通、つまりQ200のベースがQ201
のエミッタから供給されるのではなく、Q159やQ1
62のベースと同一であるとする。この場合、Q200
とR203はQ157のコレクタ電流Icを供給してお
り、したがってQ157の電流増幅率をHfeとする
と、Q157のベース電流Ibは、Ib =Ic/Hfe となる。具体的に、Ic=1mA,Hfe=100とす
ると、Ib=10μAとなる。通常、ASIC内のトラ
ンジスタの電流増幅率Hfeは倍から半分程度、つまり
50〜200位ばらつくと仮定すると、上記のベース電
流Ibはデバイスが異なると、5μA〜20μA変動し
てしまう。Q157は光電気負帰還ループの入力である
ので、これをLDの光出力に換算すると、25μW〜1
00μW光量が変動することになる。
程、確かにオフセット電流、つまりオフセット光量の変
動を抑制することができるが、このことは同時にQ15
7の周波数特性を劣化することになってしまうので、高
速の光電気負帰還ループを構成する目的に反してしま
う。そこで、図に示す回路のように、Q200のベース
電流はQ201のエミッタから供給することにより、Q
200のベース電流を検出し、その電流をQ202,Q
203等で構成されるカレントミラー回路で折り返して
光電気負帰還ループの入力であるQ157のベースに加
える。すると、Q157のコレクタ電流とQ200のコ
レクタ電流はほぼ等しいので、Q157のベース流と同
量の電流がQ203のコレクタからQ157のベースに
供給されるので、Q157のベース電流の影響をキャン
セルすることができる。通常、ASICのトランジスタ
の特性は同一のデバイス内であれば相対精度が良好であ
ることを考慮すれば、この回路構成の場合、オフセット
電流はQ157のバイアス電流の影響をほとんど受ける
ことなく、Q156とR123で構成されるオフセット
電流供給回路のみでオフセット電流を設定することがで
きる。このことにより、高速でかつ高精度の光電気負帰
還ループを構成するのが可能となる。
の結合効率を一定値としたが、実際にはLDとPDの結
合効果がばらつくことを考慮する。例えば、αS=0.
1〜0.3(mA/mW)の範囲でばらつくとすると、
たとえオフセット電流がちょうど10μAであったとし
てもLDのオフセット光量は33.3μW〜100μW
変動してしまう。そこで、LDの光出力を外部のPD等
のモニターを用いて検出し、その出力で図に示す Voffs
et 端子をコントロールすることにより、オフセット光
量を所望の値に設定することができる。
1Vとし、R123を100KΩ,R208を200K
Ωとすると、 Voffset=1VまたはVoffsetがオープンの場合 Ioffset=10μA Voffset=2の場合 Ioffset=5μA Voffset=0Vの場合 Ioffset=15μA のように、LDの光出力によってオフセット電流を設定
することが可能となる。この回路図では、オフセット電
流調整部を、抵抗と電圧入力部により構成しているが、
可変抵抗等を用いても同様の効果があることは明らかで
ある。したがって、より高精度にLDの光出力を制御す
る回路構成が可能となる。
タルASIC及びアナログASICを搭載する回路に
は、電源投入時にLDの微分量子効率を検出するイニシ
ャライズを行なうことや、リアルタイムの光電気負帰還
ループを構成することなどが実際に行なわれているかど
うかを確認するためには、LD−PDを回路に組み込ま
なければならない。ところが、実際のLD−PDは、素
子によって微分量子効率やLD−PDの結合効率がばら
ついたり、素子自身が壊れやすいなどの性質を持ってい
るため、上記回路を基板上に構成しても、動作確認や機
能検査を安定して行なうことが難しい。
模擬回路を考える。一般に図23に示すようなLD−P
Dは図24に示すような特性がある。そこで、図22に
示す電流制御電流源の場合、 IPD=0 (ILD<1th) IPD=mX (ILD〜1th) m:ILDとIPDの結合係数 とすると、図24に示される特性を模擬する動作が可能
となる。
示す回路の場合、ILDとIPDの結合係数m=0.0
5,Q100とQ101は同一特性のトランジスタであ
ると仮定すると、 R′=20R x/y=20 と設定し、電流源Ithを図24に示すIthであると
すると、図25の回路の動作は、あたかも実際のLDと
同じIthで、LDの微分量子効率η、PDとLDとの
結合係数α、PDの受光放射感度Sの積ηαSが、 ηαS=0.05 であるLD−PDの模擬回路を構成することが可能であ
る。このようなLD−PDの模擬回路ならば、ILDと
IPDの結合係数やIthをどのようなLD−PDのモ
デルに適用させる事も可能であり、このようなLD−P
Dの模擬回路を用いて上記機能を有するLDの光出力制
御基板の動作確認や機能検査を安定して行なうことは容
易に可能となる。
を有するような場合、例えば、ある周波数において1次
のポールを有するものとすると、図26に破線で示すよ
うに、Cs,Rs等で同様の特性を持たせて補正するこ
とも容易であり、同様にn次のポールを持つ場合におい
ても、抵抗やコンデンサ等を用いてその周波数特性を模
擬することは可能である。図1に示すようなLDの光出
力制御機能を有するディジタルASIC及びアナログA
SICを搭載する回路に電源を供給する場合を考える。
図10及び図11に示されているディジタルASIC部
の出力部には、強制的にDOUT0〜DOUT4のデー
タをLowとするシグナルを外部から入力できる機能を
有している場合、アナログVccをその入力部に接続し
ておけば、ディジタルVccがオンの状態でアナログV
ccをオフにしてもディジタルASIC部の出力はLo
wとなり、アナログASIC部やLD−PDにディジタ
ルASIC部から漏れ電源が生じることが無くなるの
で、アナログVccがオフであるのにLDが点灯するよ
うなことを防止することができる。
理は、おおよそ2.5Vを基準にHi、Lowを判定す
るが、たとえアナログVccをオフにしても、アナログ
Vccの電位が2.5Vより高い電位となる場合があ
る。通常、ASICの入力保護回路は図27のようにな
っているが、この状態で入力にデータがHiである5
V,Vccをオフとすると、入力部保護ダイオードの電
圧降下を仮に0.7Vとすると、入力部保護ダイオード
を介してVccは、 5−0.7=4.3V となって、2.5V以下にならない場合が発生する。
成装置の他の実施例を示す図で、図中、41は電源監視
部、42はバッファアンプ(Buffer Amp)で、その他、
図1と同じ作用をする部分は、同一の符号を付してあ
る。
ルASIC1の出力制御ピンに、アナログVccから電
源監視部41を介して入力する構成にして、該電源監視
部41の機能を、アナログVccが4.5V以上の場合
にはHi(5V)を出力、4.5V以下の場合にはLo
w(0V)を出力するように設定すれば、アナログVc
cをオフにすることで、自動的にディジタルASIC1
の出力がLowとなり、アナログVccもLowとなる
ので、LDが点灯するようなことを防止することができ
る。また、たとえば前記電源監視部41の監視する設定
電位が4Vである場合には、図29に示すように、ディ
ジタルASIC1の出力をバッファ42を介してアナロ
グASIC2に入力し、かつそのバッファ42の電源を
図に示すように、ダイオードを介して供給する構成にす
ると、アナログVccをオフにしてかつディジタルAS
IC1の出力がHiであったとしても、アナログVcc
への漏れ電流はバッファ42とアナログASIC2の入
力部保護ダイオードの2段のダイオードを経由するの
で、ダイオードの電圧降下を仮に0.7Vとするとアナ
ログVccは、 6−0.7−0.7=3.6V とすることができ、前述と同様の機能を有することが可
能である。
に他の実施例を示す図で、図中、43はボルテージレギ
ュレータ、44はローパスフィルタで、その他、図1と
同じ作用をする部分は同一の符号を付してある。通常、
半導体レーザLDとその光出力を制御するアナログAS
IC2の電源は共通であり、電源投入時にはLDの光出
力がオフとなるように、アナログASIC2のスタート
アップ部は構成されている。ところが、LD−PDに電
源を供給する際、PDの特性上電源すなわちPDの逆バ
イアス電圧は、より大きい程PDの周波数特性が向上す
ることや、アナログASIC2の電源電圧を低減すれば
するほど消費電力が小さくできることなどの理由によ
り、LDへの電源とアナログASIC2への電源を分割
する必要が生じる場合がある。このような場合には、V
LDよりボルテージレギュレータ43を介してアナログ
ASIC2のVccAを供給する構成となる。しかし、
この構成では電源投入時のアナログVccとボルテージ
レギュレータ43を介したVccAの立ち上がり速度
は、ボルテージレギュレータ43を介した分VccAの
方が遅くなってしまう。
をアナログVccよりローパスフィルタ44を介してV
LDとボルテージレギュレータ43へ供給する構成にし
て、このローパスフィルタ44の立ち上がりをボルテー
ジレギュレータ43の立ち上がりより十分遅くしてやれ
ば、VLDとVccAの立ち上がり時間を同じにするこ
とができるのでPDの周波数特性の向上や消費電力低減
をして、かつ電源投入時にもLDの光出力がオフとな
る。安全でかつ高性能なLDの光出力制御回路を実現す
ることができる。
ナログASIC側の更に他の実施例を示す図で、図中、
45はフィルタで、その他、図1と同じ作用をする部分
は同一の符号を付してある。図1に示すLDの光出力制
御回路においては、その光出力が図24に示すLDを用
いる場合、 I=Iop−Ith なる電流が入力データによって過渡的に流れる。この電
流は、LDによって異なるが通常20mA〜50mA程
度が、図15に示すIDA2の速度、例えば、1〜3n
Sの立ち上がり、立ち下がり時間でスイッチングする。
また、ディジタルピクセルデータをディジタルASIC
に入力する際にも、例えば、0V−5Vのデータが同様
の立ち上がり、立ち下がり時間でスイッチングし、その
出力データがアナログASICに入力する際も同様であ
る。これら影響で、LDの光出力や光電気負帰還ループ
に高周波ノイズを生じる場合がある。
に、光電気負帰還ループ内にローパスまたはバンドパス
フィルタ45を組み込むことにより、高周波ノイズを低
減して良好な光波形をえることができる。例えば、図3
2に示すように、抵抗RとコンデンサCを用いた一次の
ローパスフィルタを構成して、そのカットオフ周波数を
光電気負帰還ループのカットオフ周波数より高い周波数
に設定すれば、その周波数より高い周波数は2次または
それ以上のボールで減衰するので、高周波ノイズを低減
できる。また、同様に、図33に示すように、LDに流
れる電流自身にローパスフィルタを構成しても上記と同
様の効果を得ることができる。
とインダクタンスLを用いて、 f=1/2πLC となる特定の周波数fをカットすることもできる。例え
ば、 C=30pF,L=30nH とすれば、f=168MHzとなり、この周波数の近傍
のノイズのみを低減することも可能である。この場合、
インダクタンスL=30nHというのは、素子としての
インダクタンスを用いなくても、基板のレイアウトの仕
方によっても構成することができる。一般に信号線のイ
ンダクタンスは、例えば、概略1mmあたり1nHとす
ると、30mmの配線長で基板上にインダクタンスを構
成することも可能である。
LDの電源とアナログASICのグラウンド(AGN
D)間にバスコンデンサCを入れる場合には、コンデン
サのリード線長や配線長を考慮する必要がある。例え
ば、簡単なケースで、立ち上がり、立ち下がり時間が2
nSのシグナルがあり、このシグナルから高周波ノイズ
が発生している場合を考える。立ち上がり、立ち下がり
時間を10%−90%とし、この時間を、時定数τを用
いて、 2.2τ=2nS とすると、カットオフ周波数fは、 f=1/2πτ であるので、 f=175MHz となる。例えば、バスコンデンサCのリード線長とレイ
アウトの配線の合計長が10mmであり、それらによる
線路のインダクタンスが10nHであるとすると、この
周波数におけるインピーダンスZLは、 |ZL|=2πfL=11Ω となるので、たとえ配線の合計長が10mm程度の短さ
であったとしても、十分にバスコンデンサの機能を果た
しているとは言えないことが容易に推察できる。
スを低減するためには、図36に示すような基板のレイ
アウトが必要である。つまり、より配線のインダクタン
スを低減するために、AGNDは広く厚くある必要があ
り、またコンデンサの位置はなるべくVLDとAGND
を最短に結び、コンデンサ自身はリード線を持つタイミ
ングではなくてチップ型のコンデンサを使用したほうが
よい。また、アナログASICの基準電流を生成するた
めの外部抵抗、具体的に回路で表現すれば、図21のR
26やR123などを、模式的に図37に示す抵抗Rと
すると、この抵抗は純枠にアナログASICのAGND
であるべきで、この部分に外部より余分な電流や高周波
ノイズが流入する経路を作らないように、図36に示す
ような基板のレイアウトを行なえば、アナログASIC
内の基準電流がより安定となるので、より動作が安定で
ノイズ等の影響を受けにくいLDの光出力制御基板を実
現できる。
リンタに適し、高速変調可能な光電気負帰還ループによ
る半導体レーザ制御変調方式を提案し、同モジュールを
65×38.5(mm×mm)の基板サイズで実現し
た。本発明の半導体レーザ制御モジュールは、レーザプ
リンタ書き込みクロックが25MHzまで動作すること
が確認された。また、本モジュールによれば、レーザプ
リンタおよびディジタルPPCにおいて解像性劣化なく
中間調記録可能な書き込み系が簡易に小型化可能となっ
た。
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1〜3に対応する効果:遅延時間制御手段
と、該遅延時間制御手段を多段に組み合わせた発振回路
と、入力された画像クロックに一致した周波数になるよ
うに前記発振回路を制御する手段と、前記遅延時間制御
手段より生成された複数の位相を有するパルスよりパル
ス幅の異なる複数のパルス幅生成手段により生成された
複数のパルス幅を用いて被駆動半導体レーザのパルス幅
変調を行ない、同時に被駆動半導体レーザを制御・変調
する手段で前記半導体レーザの光強度変調を行なうこと
により、それぞれパルス幅変調のみ、又は光強度変調の
みを行なう場合よりも、それぞれの構成がより容易に表
現でき、かつ、さらなる多階調変調が可能となる画像形
成装置が実現できる。 (2)請求項4に対応する効果:パルス幅形成手段と入
力されたデータにより出力パルスの画像クロックに対す
る出力タイミングを変化させる手段を有することによ
り、1ドットピクセル内の自由な位置に入力データに比
例した光出力を得ることができる請求項1又は2記載の
画像形成装置が実現できる。 (3)請求項5に対応する効果:前記パルス幅生成手段
と画像データの直線性を変換する変換テーブルを同一チ
ップ内に含んだIC1と前記半導体レーザ制御・変調手
段を前記IC1とは異なるIC2で構成したことによ
り、ダウンサイジング化とローコスト化が可能となる請
求項4記載の画像形成装置が実現できる。 (4)請求項6に対応する効果:請求項5記載のIC1
をCMOSトランジスタを用いて構成したことにより前
記パルス幅生成手段を容易に構成することが可能とな
り、前記IC2をバイポーラトランジスタで構成したこ
とにより、高速・高精度の半導体レーザ制御、変調回路
を容易に構成することができる請求項5記載の画像形成
装置が実現できる。 (5)請求項7に対応する効果:請求項1〜3記載の画
像形成装置において、複数のパルス幅を前記画像クロッ
クの期間において入力された画像データの上位ビットに
より2つの異なるパルス幅信号を生成し、前記画像デー
タの下位ビットデータを前記2つの異なるパルス幅信号
により出力パルスを生成することで請求項1〜3記載の
複数のパルス幅生成手段を形成したことにより、1つ目
のパルス幅信号により前記半導体レーザがマックスパワ
ーで出力する時間幅を設定し、2つ目のパルス幅信号と
1つ目のパルス幅信号の差により前記半導体レーザの光
出力変調、つまりパワー変調を行なう時間幅を設定でき
ることにより、光出力として連続してパルス幅変調とパ
ワー変調を行なう回路構成が容易に実現できる請求項1
〜3記載の画像形成装置が実現できる。 (6)請求項8に対応する効果:請求項7記載の画像形
成装置において、前記2つの異なるパルス幅信号のパル
ス幅の時間差を前記遅延時間制御手段1つ分の時間とし
たことにより、前記パワー変調を行なう時間幅が最小の
パルス幅とすることができることにより、入力データを
できるかぎり前記半導体レーザがマックスパワーで出力
するパルス幅で出力し、余りのデータを時間幅が最小の
パルス幅内で前記パワー変調を用いて出力する構成とな
るので、1画素内でよりドット集中型の光出力を得るこ
とができ、電子写真等での再現性に優れた請求項7記載
の画像形成装置が実現できる。 (7)請求項9に対応する効果:請求項8記載の画像形
成装置において、連続した2つの画素のパルス位相を各
々変化させ連続したパルスとなるように設定する手段と
前記パルス幅の時間差が発生する部分のデータを一つに
まとめる手段を有する構成としたことにより、2画素内
でよりドット集中型の光出力を得ることができ、電子写
真等での再現性に優れた請求項8記載の画像形成装置が
実現できる。 (8)請求項10に対応する効果:請求項9記載の画像
形成装置において、前記データを一つにまとめ余りが発
生した場合、大きな画素側の前記時間差分を最大の大き
さに設定し、余りを他の側の時間差分のパルスに設定す
る手段を有する構成としたことにより、1画素毎に前記
遅延時間制御手段1つ分の時間存在するパワー変調部
を、2画素内で前記遅延時間制御手段1つ分の時間のみ
パワー変調することが可能となるので、より電子写真等
での再現性に優れた請求項9記載の画像形成装置が実現
できる。 (9)請求項11に対応する効果:請求項10記載の画
像形成装置において、パルス発生タイミングを前記画像
クロックの期間の最初の側と中央と最後を起点として、
画像データによりパルス幅が変化する3つのパターン
と、請求項10記載の時間差分を1つにまとめるパター
ンの4通りを2ビットの画像データとは異なるデータに
よりコントロールする手段を有する構成としたことによ
り、その2ビットのコントロール信号に応じて1画素内
でトットを形成する場合には、ドットの形成の開始場所
を前記画像クロックの期間の最初の側と中央と最後の位
相の異なる3箇所よりドット集中型の光出力を得ること
ができ、また、連続する2画素でトットを形成する場合
には2画素内でよりドット集中型の光出力を得ることが
できるような4通りのドット集中型ドット形成が可能な
請求項10記載の画像形成装置が実現できる。 (10)請求項12に対応する効果:請求項11記載の
画像形成装置において、前記2ビットのコントロール信
号に応じ、画像データの直線性を変換するテーブルを切
り替える手段を有することにより、どのような前記2ビ
ットのコントロール信号が入力されてもそれぞれの画像
データの直線性を安定に補償することができるので、よ
り高精度な請求項11記載の画像形成装置が実現でき
る。 (11)請求項13に対応する効果:請求項1〜3記載
の画像形成装置において、被駆動半導体レーザを制御・
変調する手段を、前記半導体レーザの光出力をモニター
する受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レベル指
令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記半導体
レーザを駆動する反転増幅手段とで構成し、前記反転増
幅手段のオフセット電流を打ち消す手段を有することに
より、前記受光素子の出力電流もしくは発光レベル指令
信号電流が微少であったとしても、前記反転増幅手段の
オフセット電流の影響を受けずに高精度に前記半導体レ
ーザの光出力を制御、変調する請求項1〜3記載の画像
形成装置が実現できる。 (12)請求項14に対応する効果:請求項11記載の
画像形成装置において、被駆動半導体レーザを制御・変
調する手段を、前記半導体レーザの光出力をモニターす
る受光素子と、前記受光素子の出力電流と発光レベル指
令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記半導体
レーザを駆動する反転増幅手段と前記反転増幅手段はバ
イポーラトランジスタで構成され、前記反転増幅手段の
オフセット電流を打ち消す手段を有する構成としたこと
により、その2ビットのコントロール信号に応じて1画
素内でドットを形成する場合には、ドットの形成の開始
場所を前記画像クロックの期間の最初の側と中央と最後
の位相の異なる3箇所よりドット集中型の光出力を得る
ことができ、また、連続する2画素でドットを形成する
場合には2画素内でよりドット集中型の光出力を得るこ
とができるような4通りのドット集中型ドット形成が可
能で、かつ、前記受光素子の出力電流もしくは発光レベ
ル指令信号電流が微少であったとしても前記反転増幅手
段のオフセット電流の影響を受けずに高精度に前記半導
体レーザの光出力を制御、変調する請求項11記載の画
像形成装置が実現できる。 (13)請求項15に対応する効果:前記反転増幅器の
入力トランジスタのエミッタ電流と等しい電流を流すト
ランジスタのベース電流と等しい電流をカレントミラー
回路により構成し、この電流を前記反転増幅回路の入力
に付加することにより前記反転増幅手段のオフセット電
流を打ち消す手段を構成したことにより、オフセット電
流キャンセル機能が簡単な回路構成で可能となる請求項
13記載の画像形成装置が実現できる。 (14)請求項16に対応する効果:請求項1〜3記載
の画像形成装置において、被駆動半導体レーザを制御、
変調する手段を、前記半導体レーザの光出力をモニター
する受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レベル指
令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記半導体
レーザを駆動する反転増幅手段と前記反転増幅器の前記
発光指令信号の変化に応じた出力電流の変化量を検出す
るカレント検出回路と、第1のD/A変換器と前記カレ
ント検出回路の出力と前記第1のD/A変換器の出力を
比較する比較器と、前記比較器の出力結果を所定のタイ
ミングに保持する機能と、前記所定のタイミングを生成
するタイミング発生回路と、メモリーからの出力にした
がいD/A変換を行なう第2のD/A変換器と、前記発
光指令信号に比例した電流を出力し、比例係数を前記第
2のD/A変換器の出力により決定する電流加算回路と
から構成し、前記発光指令信号のフルスケールの変化と
連動して、前記第2のD/A変換器のフルスケールが変
化する手段を有することにより、より高速・高精度に前
記半導体レーザの光出力を制御・変換することが可能な
請求項1〜3記載の画像形成装置が実現できる。 (15)請求項17に対応する効果:請求項16記載の
画像形成装置において、前記発光指令信号と前記第2の
D/A変換器と連動して前記第1のD/A変換器のフル
スケールが変化する手段を有する構成としたことによ
り、前記半導体レーザの最高出力レベルを変化させても
その変化に応じて前記第2のD/A変換器の出力電流が
変化するので、オーバーシュートを生じないでより高精
度に前記半導体レーザの光出力を制御・変調することが
可能な請求項16記載の画像形成装置が実現できる。 (16)請求項18に対応する効果:請求項5記載の画
像形成装置において、外部被駆動半導体レーザを制御・
変調する手段を前記半導体レーザの光出力をモニターす
る受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レベル指令
信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記半導体レ
ーザを駆動する反転増幅手段と、該反転増幅手段はバイ
ポーラトランジスタで構成され、前記反転増幅手段のオ
フセット電流を打ち消す手段を有し、前記IC2の外部
接続抵抗により、前記オフセット電流を外部電圧により
設定する手段を有する構成としたことにより、前記オフ
セット電流を高精度に、かつ簡単に所望の値に設定する
ことができ、またダウンサイジング化とローコスト化が
可能となる請求項5記載の画像形成装置が実現できる。 (17)請求項19に対応する効果:請求項5記載の画
像形成装置において、IC2の電源電圧監視手段と、前
記電源電圧監視手段の出力により、前記IC1の出力を
強制的にオフにする手段とを有する構成としたことによ
り、電源電圧をオンオフする場合に不用意に前記半導体
レーザが点灯することを防止することが可能な請求項5
記載の画像形成装置が実現できる。 (18)請求項20に対応する効果:請求項19記載の
画像形成装置において、前記半導体レーザの電源をボル
テージレギュレータを介し、前記IC2の電源電圧と
し、前記ボルテージレギュレータの入力にローパスフィ
ルタを付加したことにより、前記半導体レーザの電源と
前記IC2の電源の電圧を異なる設定にすることが可能
であり、かつ前記ローパスフィルタで両電圧の立ち上が
り速度を同一とすることにより、電源電圧をオンオフす
る場合等に不用意に前記半導体レーザが点灯することを
防止することが可能な請求項19記載の画像形成装置が
実現できる。 (19)請求項21に対応する効果:請求項5記載の画
像形成装置において、外部被駆動半導体レーザを制御・
変調する手段を、前記半導体レーザの光出力をモニター
する受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レベル指
令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記半導体
レーザを駆動する反転増幅手段と前記反転増幅手段の出
力と前記半導体レーザとの間にキャパシタンスと、該キ
ャパシタンスのリード線の長さによる共振回路を付加す
ることにより、前記キャパシタンスと前記キャパシタン
スのリード線の長さによるインダクタンスで決定される
特定の周波数のノイズ等を除去することが可能な請求項
5記載の画像形成装置が実現できる。 (20)請求項22に対応する効果:請求項16記載の
画像形成装置において、外部信号で前記第2のD/A変
換器の再設定を行なう手段を有することにより、前記半
導体レーザの特性が時間や温度とともに変化したり、半
導体レーザの個体差により特性が変化しても、自在に前
記第2のD/A変換器の出力電流の再設定を行なって最
適の光波形を得ることができる請求項16記載の画像形
成装置が実現できる。
例を説明するための構成図である。
説明するための信号波形を示す図である。
調方式を説明するための図である。
するための図である。
変調のエネルギー比較図である。
の等価回路を示す図である。
図である。
示す図である。
る。
る。
図である。
の等価回路を示す図である。
説明するためのフローチャートである。
るための図である。
アナログASICの内部機能を示す図である。
る。
電源生成部と誤差増幅部の具体的な回路を示す図であ
る。
す図である。
る。
である。
示す図である。
示す図である。
図である。
の実施例(その1)を示す図である。
の実施例(その2)を示す図である。
に他の実施例を示す図である。
ナログASIC側の他の実施例を示す図である。
他の実施例を示す図である。
他の実施例を示す図である。
他の実施例を示す図である。
他の実施例を示す図である。
のレイアウトを示す図である。
他の実施例を示す図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 画像データを入力データとし、アナログ
ASICに対して出力するディジタルASICと、該デ
ィジタルASICの出力データを入力データとし、該入
力データに基づいて半導体レーザを変調するアナログA
SICとから成り、前記ディジタルASICは、遅延時
間制御手段とを有する基準パルス発生器と、前記遅延時
間制御手段で生成された複数の位相を有するパルスより
パルス幅の異なる複数のパルス幅を生成するパルス幅生
成手段とから成り、前記アナログASICは、被駆動半
導体レーザを制御し変調する制御・変調手段を有し、前
記パルス幅生成手段で生成された複数のパルス幅により
前記半導体レーザの光強度と同時にパルス幅変調を行う
ことを特徴とする半導体レーザ制御装置。 - 【請求項2】 前記基準パルス発生器は、遅延時間制御
手段と、該遅延時間制御手段を多段に組み合わせた発振
回路と、入力された画像クロックに一致した周波数にな
るように該発振回路を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする請求項1記載の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項3】 前記ディジタルASICは、画像データ
と位置制御信号を入力データとし、パルス幅変調及びパ
ルス生成タイミングとが設定された信号を出力し、該デ
ィジタルASICの出力データは半導体レーザの光強度
レベルを決定し、出力データのパルス幅が光出力のパル
ス幅を決定し、出力データのパルス生成タイミングが発
光タイミングを決定するものであり、前記パルス幅生成
手段と入力されたデータにより出力パルスの画像クロッ
クに対する出力タイミングを変化させる変化手段を有す
ることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ制御装
置。 - 【請求項4】 前記パルス幅生成手段と、画像データの
直線性を変換する変換テーブルを同一チップ内に含んだ
第1の集積回路と、前記半導体レーザの制御・変調手段
を前記第1の集積回路とは異なる第2の集積回路とによ
り構成したことを特徴とする請求項3記載の半導体レー
ザ制御装置。 - 【請求項5】 前記第1の集積回路をCMOSトランジ
スタで構成し、前記第2の集積回路をバイポーラトラン
ジスタにより構成したことを特徴とする請求項4記載の
半導体レーザ制御装置。 - 【請求項6】 複数のパルス幅を前記画像クロックの期
間において入力された画像データの上位ビットにより2
つの異なるパルス幅信号を生成し、前記画像データの下
位ビットデータを前記2つの異なるパルス幅信号で出力
パルスを生成することにより複数のパルス幅生成手段を
形成したことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ
制御装置。 - 【請求項7】 前記2つの異なるパルス幅信号のパルス
幅の時間差を、前記遅延時間制御手段1つ分の時間とし
たことを特徴とする請求項6記載の半導体レーザ制御装
置。 - 【請求項8】 連続した2つの画素のパルス位相を各々
変化させ、連続したパルスとなるように設定する設定手
段と、前記パルス幅の時間差が発生する部分のデータを
一つにまとめる手段とを有することを特徴とする請求項
7記載の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項9】 前記データを一つにまとめて余りが発生
した場合、大きな画素側の前記時間差分を最大の大きさ
に設定し、余りを他の側の時間差分のパルスに設定する
設定手段を有することを特徴とする請求項8記載の半導
体レーザ制御装置。 - 【請求項10】 パルス発生タイミングを前記画像クロ
ックの期間の最初の側と中央と最後を起点として、画像
データによりパルス幅が変化する3つのパターンと前記
時間差分を1つにまとめるパターンの4通りを2ビット
の画像データとは異なるデータによりコントロールする
制御手段を有することを特徴とする請求項9記載の半導
体レーザ制御装置。 - 【請求項11】 制御手段が出力する制御信号に応じ、
画像データの直線性を変換するテーブルを切り替える切
替手段を有することを特徴とする請求項10記載の半導
体レーザ制御装置。 - 【請求項12】 前記被駆動半導体レーザを制御し変調
する制御・変調手段は、前記半導体レーザの光出力をモ
ニターする受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レ
ベル指令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記
半導体レーザを駆動する反転増幅手段と、該反転増幅手
段のオフセット電流を打ち消す手段とを有することを特
徴とする請求項1記載の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項13】 前記被駆動半導体レーザを制御し変調
する制御・変調手段は、前記半導体レーザの光出力をモ
ニターする受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レ
ベル指令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記
半導体レーザを駆動し、バイボーラトランジスタで構成
される反転増幅手段と、該前記反転増幅手段のオフセッ
ト電流を打ち消す手段とを有することを特徴とする請求
項10記載の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項14】 前記反転増幅器の入力トランジスタの
エミッタ電流と等しい電流を流すトランジスタのベース
電流と等しい電流をカレントミラー回路により構成し、
該電流を前記反転増幅回路の入力に付加することによ
り、前記反転増幅手段のオフセット電流を打ち消す手段
を構成することを特徴とする請求項12記載の半導体レ
ーザ制御装置。 - 【請求項15】 前記被駆動半導体レーザを制御し変調
する制御・変調手段は、前記半導体レーザの光出力をモ
ニターする受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レ
ベル指令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記
半導体レーザを駆動する反転増幅手段と、該反転増幅器
の前記発光指令信号の変化に応じた出力電流の変化量を
検出するカレント検出回路と、第1のD/A変換器と、
前記カレント検出回路の出力と前記第1のD/A変換器
の出力を比較する比較器と、該比較器の出力結果を所定
のタイミングに保持する保持手段と、前記所定のタイミ
ングを生成するタイミング発生回路と、メモリからの出
力に従ってD/A変換を行なう第2のD/A変換器と、
前記発光指令信号に比例した電流を出力し、比例係数を
前記第2のD/A変換器の出力により決定する電流加算
回路と、前記発光指令信号のフルスケールの変化と連動
して、前記第2のD/A変換器のフルスケールを変化さ
せる変化手段とを有することを特徴とする請求項1記載
の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項16】 前記発光指令信号と前記第2のD/A
変換器とを連動して前記第1のD/A変換器のフルスケ
ールを変化させる変化手段を有することを特徴とする請
求項15記載の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項17】 前記外部被駆動半導体レーザを制御し
変調する制御・変調手段は、前記半導体レーザの光出力
をモニターする受光素子と、該受光素子の出力電流と発
光レベル指令信号とを比較し、その差分を反転増幅して
前記半導体レーザを駆動し、バイポーラトランジスタで
構成される反転増幅手段と、該反転増幅手段のオフセッ
ト電流を打ち消す手段と、前記第2の集積回路の外部接
続抵抗により、前記オフセット電流を外部電圧で設定す
る設定手段とを有することを特徴とする請求項4記載の
半導体レーザ制御装置。 - 【請求項18】 前記第2の集積回路の電源電圧監視手
段と、該電源電圧監視手段の出力により前記第1の集積
回路の出力を強制的にオフにする手段とを有することを
特徴とする請求項4記載の半導体レーザ制御装置。 - 【請求項19】 前記半導体レーザの電源をボルテージ
レギュレータを介して前記第2の集積回路の電源電圧と
し、前記ボルテージレギュレータの入力にローパスフィ
ルタを付加したことを特徴とする請求項18記載の半導
体レーザ制御装置。 - 【請求項20】 前記外部被駆動半導体レーザを制御し
変調する制御・変調手段は、半導体レーザの光出力をモ
ニターする受光素子と、該受光素子の出力電流と発光レ
ベル指令信号とを比較し、その差分を反転増幅して前記
半導体レーザを駆動する反転増幅手段と、該反転増幅手
段の出力と前記半導体レーザとの間に、キャパシタンス
と該キャパシタンスのリード線の長さにより共振回路と
を付加したことを特徴とする請求項4記載の半導体レー
ザ制御装置。 - 【請求項21】 外部信号により前記第2のD/A変換
器の再設定を行なう再設定手段を有することを特徴とす
る請求項15記載の半導体レーザ制御装置。
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