JP2937616B2 - 音声符号化復号化装置のループバック回路 - Google Patents
音声符号化復号化装置のループバック回路Info
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- JP2937616B2 JP2937616B2 JP8130792A JP8130792A JP2937616B2 JP 2937616 B2 JP2937616 B2 JP 2937616B2 JP 8130792 A JP8130792 A JP 8130792A JP 8130792 A JP8130792 A JP 8130792A JP 2937616 B2 JP2937616 B2 JP 2937616B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- loopback
- loop
- switch
- received
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エコーキャンセラを有
する音声符号化復号化装置において、対局から制御信号
により行うリーモートループバック試験のループバック
回路に関する。
する音声符号化復号化装置において、対局から制御信号
により行うリーモートループバック試験のループバック
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の音声符号化復号化装置に
おけるリモートループバック試験のループバック回路を
図2に示す。
おけるリモートループバック試験のループバック回路を
図2に示す。
【0003】図2によるループバック回路は、受信伝送
路からの受信信号103のループバック信号を、ループ
バック信号検出器7で検出することによりループバック
するか否か常に監視している。
路からの受信信号103のループバック信号を、ループ
バック信号検出器7で検出することによりループバック
するか否か常に監視している。
【0004】ここで、ループバック信号検出器7がルー
プバック信号を検出した場合、ループバック信号104
を切替器8に出力する。切替器8はこれにより入力を送
信側から受信側に切り換えてループバック回路を構成す
る。
プバック信号を検出した場合、ループバック信号104
を切替器8に出力する。切替器8はこれにより入力を送
信側から受信側に切り換えてループバック回路を構成す
る。
【0005】従って、音声符号化信号103は復号化器
5により復号化された後、D/A変換器6によりアナロ
グに変換された受信音声信号となるが、この受信音声信
号は切替器8により送信側のA/D変換器2に折り返さ
れる。折り返された受信音声信号は、A/D変換器2に
より送信デジタル音声データに変換された後、エコーキ
ャンセラ3を通じて符号化器4により音声符号化信号に
符号化され、送信信号102として対局に送信される。
エコーキャンセラ3は通常の状態では、受信音声信号が
ハイブリットトランス1を通り抜けて送信側に廻り込み
対局側に送り返されるエコーを消去するものである。
尚、エコーは対局側で送信妨害の要因となるのでここで
消去している。
5により復号化された後、D/A変換器6によりアナロ
グに変換された受信音声信号となるが、この受信音声信
号は切替器8により送信側のA/D変換器2に折り返さ
れる。折り返された受信音声信号は、A/D変換器2に
より送信デジタル音声データに変換された後、エコーキ
ャンセラ3を通じて符号化器4により音声符号化信号に
符号化され、送信信号102として対局に送信される。
エコーキャンセラ3は通常の状態では、受信音声信号が
ハイブリットトランス1を通り抜けて送信側に廻り込み
対局側に送り返されるエコーを消去するものである。
尚、エコーは対局側で送信妨害の要因となるのでここで
消去している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ループバック回路は、切替器8により受信音声信号8を
直接折り返し送信音声信号としている為、受信音声信号
と送信音声信号との間に回路ロス(エコーマージン)が
無く、エコーキャンセル12は送信音声信号をダブルト
ークと判断してしまいエコーのキャンセレーションを行
わない。
ループバック回路は、切替器8により受信音声信号8を
直接折り返し送信音声信号としている為、受信音声信号
と送信音声信号との間に回路ロス(エコーマージン)が
無く、エコーキャンセル12は送信音声信号をダブルト
ークと判断してしまいエコーのキャンセレーションを行
わない。
【0007】従って、このループバック回路でのリモー
トループバック試験は、エコーキャンセラ2を除いた試
験となってしまい、エコーキャンセラ3の動作を含めた
試験は行えないという問題がある。
トループバック試験は、エコーキャンセラ2を除いた試
験となってしまい、エコーキャンセラ3の動作を含めた
試験は行えないという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の音声符号化復号化装置のループバック回路
は、受信側伝送路からの受信音声符号化信号に含まれた
ループバック信号を検出するループバック信号検出回路
と、前記受信音声符号化信号を復号し得られた受信音声
信号を入力し所定の減衰を与える抵抗減衰器と、前記受
信音声信号と前記抵抗減衰器の出力信号とを入力しこの
両者を前記ループバック信号に応じて切替える第1の切
替器と、この第1の切替器の出力信号を前記ループバッ
ク信号により送信音声信号をエコーキャンセラを介し符
号化して送信側伝送路に送出する送信側の前記送信音声
信号にループバックする第2の切替器とを備えている。
め、本発明の音声符号化復号化装置のループバック回路
は、受信側伝送路からの受信音声符号化信号に含まれた
ループバック信号を検出するループバック信号検出回路
と、前記受信音声符号化信号を復号し得られた受信音声
信号を入力し所定の減衰を与える抵抗減衰器と、前記受
信音声信号と前記抵抗減衰器の出力信号とを入力しこの
両者を前記ループバック信号に応じて切替える第1の切
替器と、この第1の切替器の出力信号を前記ループバッ
ク信号により送信音声信号をエコーキャンセラを介し符
号化して送信側伝送路に送出する送信側の前記送信音声
信号にループバックする第2の切替器とを備えている。
【0009】さらに、前記ループバック信号は第1のル
ープバック信号と第2のループバック信号と第3のルー
プバック信号とから構成され、前記第1の切替器は前記
第1のループバック信号を受信した時は前記受信音声信
号と前記減衰器の出力信号とを交互に切替え出力し前記
第2のループバック信号を受信した時は前記受信音声信
号のみを出力し、前記第3のループバック信号を受信し
た時は前記抵抗減衰器の出力信号のみを出力する。
ープバック信号と第2のループバック信号と第3のルー
プバック信号とから構成され、前記第1の切替器は前記
第1のループバック信号を受信した時は前記受信音声信
号と前記減衰器の出力信号とを交互に切替え出力し前記
第2のループバック信号を受信した時は前記受信音声信
号のみを出力し、前記第3のループバック信号を受信し
た時は前記抵抗減衰器の出力信号のみを出力する。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例のブロック図である。
て説明する。図1は本実施例のブロック図である。
【0011】音声符号化復号化装置は、終端装置側の2
W回線を伝送路側の4W回線に変換するハイブリットト
ランス1と、4W側の送信方向に設けられたループバッ
ク用の切替器8の送信音声信号101を送信デジタル音
声信号に変換するAD変換器2、受信音声信号104が
ハイブリットトランス1を廻り込みエコーとなる成分を
消去するためのエコーキャンセラ3,送信デジタル音声
信号を符号化し送信符号化音声信号102を送信側伝送
路に送出する符号化器4と、4W側の受信方向に設けら
れた受信側伝送路からの受信符号化音声信号103を復
号化する復号化器5と、この復号化器5の出力するデジ
タル信号をアナログの受信音声信号105に変換しハイ
ブリットトランス1に出力するDA変換器6と、ループ
バック回路を構成する受信符号化音声信号103に付属
するループバック信号104を検出するループバック信
号検出器7と、受信音声信号105をループバックする
ためにレベル減衰を与える抵抗減衰器10と、この減衰
した受信音声信号105と減衰させない受信音声信号1
05とをループバック信号104により周期的に切替え
て切替器8へ出力する切替器9とで構成されている。ル
ープバック信号検出器7でループバック信号104が検
出され出力されると、これにより切替器8が動作しこの
入力回路をループバック側に切替える。同時に切替器9
にもループバック信号が入力されるので、切替器9はこ
れにより受信音声信号105と低抗減衰器11の出力と
を交互に切り換える。この交互切り換え動作により、ル
ープバック回路の回線ロスの挿入とこの削除とが行わ
れ、エコーキャンセラ3に対し、エコーのキャンセレー
ションの開始(回転ロス挿入時)と中止(回転ロス削除
時)の動作をさせることができる。
W回線を伝送路側の4W回線に変換するハイブリットト
ランス1と、4W側の送信方向に設けられたループバッ
ク用の切替器8の送信音声信号101を送信デジタル音
声信号に変換するAD変換器2、受信音声信号104が
ハイブリットトランス1を廻り込みエコーとなる成分を
消去するためのエコーキャンセラ3,送信デジタル音声
信号を符号化し送信符号化音声信号102を送信側伝送
路に送出する符号化器4と、4W側の受信方向に設けら
れた受信側伝送路からの受信符号化音声信号103を復
号化する復号化器5と、この復号化器5の出力するデジ
タル信号をアナログの受信音声信号105に変換しハイ
ブリットトランス1に出力するDA変換器6と、ループ
バック回路を構成する受信符号化音声信号103に付属
するループバック信号104を検出するループバック信
号検出器7と、受信音声信号105をループバックする
ためにレベル減衰を与える抵抗減衰器10と、この減衰
した受信音声信号105と減衰させない受信音声信号1
05とをループバック信号104により周期的に切替え
て切替器8へ出力する切替器9とで構成されている。ル
ープバック信号検出器7でループバック信号104が検
出され出力されると、これにより切替器8が動作しこの
入力回路をループバック側に切替える。同時に切替器9
にもループバック信号が入力されるので、切替器9はこ
れにより受信音声信号105と低抗減衰器11の出力と
を交互に切り換える。この交互切り換え動作により、ル
ープバック回路の回線ロスの挿入とこの削除とが行わ
れ、エコーキャンセラ3に対し、エコーのキャンセレー
ションの開始(回転ロス挿入時)と中止(回転ロス削除
時)の動作をさせることができる。
【0012】従って、通常のループバック試験と共に正
規のレベルではないがエコーキャンセラを含めた全体の
試験を行うことが可能となる。
規のレベルではないがエコーキャンセラを含めた全体の
試験を行うことが可能となる。
【0013】尚、切替得器9の交互切り換え間隔を2秒
以上、又低抗減衰器10の値は6dB以上とする。
以上、又低抗減衰器10の値は6dB以上とする。
【0014】又、ループバック信号104に3種の信号
を用いて切替器9の切替動作モードを切替モード,回線
ロス挿入固定モードおよび回転ロス削除固定モードとし
て動作させても良い。
を用いて切替器9の切替動作モードを切替モード,回線
ロス挿入固定モードおよび回転ロス削除固定モードとし
て動作させても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エコーキ
ャンセラの動作を含めた試験ができるので装置の信頼性
を高める効果がある。
ャンセラの動作を含めた試験ができるので装置の信頼性
を高める効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
1 ハイブリットトランス 2 AD変換器 3 符号化器 5 復号化器 6 DA変換器 7 ループバック信号検出器 8,9 切替器 10 抵抗減衰器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−82457(JP,A) 特開 平3−278794(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/42 - 3/42 107 H04M 3/22 - 3/36 H04B 3/20 - 3/23
Claims (1)
- 【請求項1】 受信側伝送路からの受信音声符号化信号
に含まれたループバック信号を検出するループバック信
号検出回路と、前記受信音声符号化信号を復号し得られ
た受信音声信号を入力し所定の減衰を与える抵抗減衰器
と、前記受信音声信号と前記抵抗減衰器の出力信号とを
入力しこの両者を前記ループバック信号に応じて切替え
る第1の切替器と、この第1の切替器の出力信号を前記
ループバック信号により送信音声信号をエコーキャンセ
ラを介し符号化して送信側伝送路に送出する送信側の前
記送信音声信号にループバックする第2の切替器とを備
えることを特徴とする音声符号化復号化装置のループバ
ック回路であって、前記ループバック信号は第1のルー
プバック信号と第2のループバック信号と第3のループ
バック信号とから構成され、前記第1の切替器は前記第
1のループバック信号を受信した時は前記受信音声信号
と前記減衰器の出力信号とを交互に切替え出力し、前記
第2のループバック信号を受信した時は前記受信音声信
号のみを出力し、前記第3のループバック信号を受信し
た時は前記抵抗減衰器の出力信号のみを出力することを
特徴とする請求項1記載の音声符号化復号化装置のルー
プバック回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8130792A JP2937616B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 音声符号化復号化装置のループバック回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8130792A JP2937616B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 音声符号化復号化装置のループバック回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328415A JPH05328415A (ja) | 1993-12-10 |
JP2937616B2 true JP2937616B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=13742746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8130792A Expired - Lifetime JP2937616B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 音声符号化復号化装置のループバック回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937616B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP8130792A patent/JP2937616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05328415A (ja) | 1993-12-10 |
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