JP2927762B2 - 火薬式小型ガス発生装置 - Google Patents
火薬式小型ガス発生装置Info
- Publication number
- JP2927762B2 JP2927762B2 JP9255024A JP25502497A JP2927762B2 JP 2927762 B2 JP2927762 B2 JP 2927762B2 JP 9255024 A JP9255024 A JP 9255024A JP 25502497 A JP25502497 A JP 25502497A JP 2927762 B2 JP2927762 B2 JP 2927762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- igniter
- gas generator
- small gas
- support
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 title 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 10
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 16
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 239000000020 Nitrocellulose Substances 0.000 description 1
- 229910000842 Zamak Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000002427 irreversible effect Effects 0.000 description 1
- 229920001220 nitrocellulos Polymers 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
- B60R21/2644—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4628—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B3/00—Blasting cartridges, i.e. case and explosive
- F42B3/04—Blasting cartridges, i.e. case and explosive for producing gas under pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B3/00—Blasting cartridges, i.e. case and explosive
- F42B3/10—Initiators therefor
- F42B3/103—Mounting initiator heads in initiators; Sealing-plugs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R2021/26029—Ignitors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は火薬式ガス小型発生
装置に関し、該小型ガス発生装置はその組立てを容易に
するシールされた2つのワイヤの接続器を有し、特に自
動車の安全に関する分野に用いることのできるものであ
る。
装置に関し、該小型ガス発生装置はその組立てを容易に
するシールされた2つのワイヤの接続器を有し、特に自
動車の安全に関する分野に用いることのできるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車事故の場合のエアバッグの膨張又
はシートベルトの緊張は、安全装置が非常に短い時間で
応動することを要する場合は火薬式ガス発生装置の使用
が必要となる。
はシートベルトの緊張は、安全装置が非常に短い時間で
応動することを要する場合は火薬式ガス発生装置の使用
が必要となる。
【0003】これらの火薬式ガス発生装置は本質的に、
事故の場合に衝突検知器により発生された電気信号を燃
焼現象に変換する点火薬によって点火される発火式ガス
発生組成物を含んでいる。
事故の場合に衝突検知器により発生された電気信号を燃
焼現象に変換する点火薬によって点火される発火式ガス
発生組成物を含んでいる。
【0004】点火薬すなわち小型発生装置はしたがって
ほぼ円筒形の2つの電極を含み、この2つの電極は発生
装置の端部に配設されまた電気パルスを発生する衝突検
知器にワイヤをつなぐことにより連結される接続器の中
に押し込まれる。
ほぼ円筒形の2つの電極を含み、この2つの電極は発生
装置の端部に配設されまた電気パルスを発生する衝突検
知器にワイヤをつなぐことにより連結される接続器の中
に押し込まれる。
【0005】例えばフランス特許出願第2,730,9
65号に記載されているような、点火薬を備えた発生装
置は、特にこれが受ける振動のため時間が経つにつれて
電気的な接触が低下していくという欠点がある。
65号に記載されているような、点火薬を備えた発生装
置は、特にこれが受ける振動のため時間が経つにつれて
電気的な接触が低下していくという欠点がある。
【0006】安全上の理由から、製造者は増々、発生装
置にワイヤを備えた点火薬、いわゆる2ワイヤ小型発生
装置又は点火装置を取付けそれにより発生装置が直接衝
突検知モジュールに差し込まれるようにし、良好な電気
的接触が長時間にわたって保持されるのを保証すること
が求められている。
置にワイヤを備えた点火薬、いわゆる2ワイヤ小型発生
装置又は点火装置を取付けそれにより発生装置が直接衝
突検知モジュールに差し込まれるようにし、良好な電気
的接触が長時間にわたって保持されるのを保証すること
が求められている。
【0007】これを行うためには、点火薬の電極が、例
えば米国特許第5,345,872号と米国特許第5,
433,147号に記載されているように、半田づけ又
は接着により電気的に伝導性のワイヤに固定されるのが
必要である。しかし、この明らかに簡単な解決策は当業
者に対し上記の点火薬を備えた発生装置の産業的規模の
大量生産の場合に新しい問題を提供する。
えば米国特許第5,345,872号と米国特許第5,
433,147号に記載されているように、半田づけ又
は接着により電気的に伝導性のワイヤに固定されるのが
必要である。しかし、この明らかに簡単な解決策は当業
者に対し上記の点火薬を備えた発生装置の産業的規模の
大量生産の場合に新しい問題を提供する。
【0008】ある産業工程において、発火式ガス発生装
置は、一般に点火薬から出発して組立てライン上で連続
して組立てられる。
置は、一般に点火薬から出発して組立てライン上で連続
して組立てられる。
【0009】ワイヤが組立てラインの始端部で点火薬の
電極に固定されたならば、ラインの全長にわたって、1
メートル以上の長さで実用的でないワイヤの引伸ばされ
た発生装置を移送することが必要となる。
電極に固定されたならば、ラインの全長にわたって、1
メートル以上の長さで実用的でないワイヤの引伸ばされ
た発生装置を移送することが必要となる。
【0010】ワイヤが点火薬の電極に、組立てラインの
終端で又はこれに続く装置製造者もしくは自動車組立て
者側で固定されたならば、この固定作用は現在公知の手
段を用い点火薬したがって発生装置に対して外部でなさ
れることとなり所望の安全性の保証が得られないものと
なる。さらに、当業者は活性の発火物質を包含する火薬
式発生装置への半田づけを好まない。
終端で又はこれに続く装置製造者もしくは自動車組立て
者側で固定されたならば、この固定作用は現在公知の手
段を用い点火薬したがって発生装置に対して外部でなさ
れることとなり所望の安全性の保証が得られないものと
なる。さらに、当業者は活性の発火物質を包含する火薬
式発生装置への半田づけを好まない。
【0011】最後に、ワイヤの固定作用は、これが組立
てラインの始端で行われるか終端で行われるかに関係な
しに発生装置の生産速度を減少させることが多い。
てラインの始端で行われるか終端で行われるかに関係な
しに発生装置の生産速度を減少させることが多い。
【0012】当業者はしたがって、いかにして伝導性ワ
イヤを火薬式点火装置の電極に簡単で非可逆的方法で固
定しこの固定作用が点火薬又はガス発生装置の内部で行
われるようにするかという問題に直面することになる。
イヤを火薬式点火装置の電極に簡単で非可逆的方法で固
定しこの固定作用が点火薬又はガス発生装置の内部で行
われるようにするかという問題に直面することになる。
【0013】電極が出口で、外力の作用で変形されるペ
ンチを切断することにより引き延ばされる自己−シール
の2ワイヤ接続器を有する点火薬が、最近フランス特許
出願96/04995号において提案されている。この
ようなペンチは例えばイギリス特許EP(UK)−B−
0,474,113号に記載されている。伝導ワイヤを
担持するスナップ嵌め閉鎖片が伝導ワイヤを生産ライン
の終端で非可逆的に固定できるようにする。
ンチを切断することにより引き延ばされる自己−シール
の2ワイヤ接続器を有する点火薬が、最近フランス特許
出願96/04995号において提案されている。この
ようなペンチは例えばイギリス特許EP(UK)−B−
0,474,113号に記載されている。伝導ワイヤを
担持するスナップ嵌め閉鎖片が伝導ワイヤを生産ライン
の終端で非可逆的に固定できるようにする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この技術的に非常に満
足できる解決方法は、しかしながら伝導ワイヤが点火薬
の軸線に平行な方向に進入する点火薬に限定される。当
業者は、伝導ワイヤが点火薬又は発生装置の回転軸線に
直角な方向に進入するのが必要とされる点火薬又は発生
装置の場合に生じる問題に対する簡単で信頼性のある解
決方法を得ることができない。
足できる解決方法は、しかしながら伝導ワイヤが点火薬
の軸線に平行な方向に進入する点火薬に限定される。当
業者は、伝導ワイヤが点火薬又は発生装置の回転軸線に
直角な方向に進入するのが必要とされる点火薬又は発生
装置の場合に生じる問題に対する簡単で信頼性のある解
決方法を得ることができない。
【0015】本発明の目的は特に当業者にこのような解
決方法を提供することである。
決方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はしたがって火薬
式小型ガス発生装置に関し、この小型ガス発火装置は、
(i)軸対称部材の形式の点火器支持体であって、軸線
が点火器支持体の軸線と一致する中空円筒形頸部が延び
ている中央穴を含んでいる、点火器支持体と、(ii)軸
対称部材の形式の点火器本体であって、前記中空頸部と
該中空頸部の近くに位置する前記中央穴の上方部分とに
進入し、前記点火器支持体に固定されかつこれを貫通す
る2つの長手方向の電極を収容し、前記電極の上方端部
が火薬式点火組立体により相互に連結され、また前記電
極の下方端部が中央穴の内部に位置しかつ2つの電導性
の外装ワイヤを含むケーブルに連結されている、点火器
本体と、(iii)点火器支持体に当接する破壊可能なケー
スであって、前記中空頸部と前記点火器組立体とを取巻
き、点火用粉末を収容している、破壊可能なケースと、
を含んでいる火薬式小型ガス発生装置において、(iv)
前記点火器支持体が伝導性外装ワイヤが挿入できる半径
方向の開口を含みまた前記中央穴が内部の切欠きを有
し、(v)電極の下方端部がそれぞれ少なくとも1つの
点火器本体の軸線に平行の溝を含み、該溝が切断刃を有
し伝導ワイヤの一方が該溝に挿入され、(vi)電極を所
定位置に保持する部材であって、外側横方向のリムを有
し前記中央穴の内部の切欠きにスナップ嵌めされる、保
持部材を有していることを特徴としている。
式小型ガス発生装置に関し、この小型ガス発火装置は、
(i)軸対称部材の形式の点火器支持体であって、軸線
が点火器支持体の軸線と一致する中空円筒形頸部が延び
ている中央穴を含んでいる、点火器支持体と、(ii)軸
対称部材の形式の点火器本体であって、前記中空頸部と
該中空頸部の近くに位置する前記中央穴の上方部分とに
進入し、前記点火器支持体に固定されかつこれを貫通す
る2つの長手方向の電極を収容し、前記電極の上方端部
が火薬式点火組立体により相互に連結され、また前記電
極の下方端部が中央穴の内部に位置しかつ2つの電導性
の外装ワイヤを含むケーブルに連結されている、点火器
本体と、(iii)点火器支持体に当接する破壊可能なケー
スであって、前記中空頸部と前記点火器組立体とを取巻
き、点火用粉末を収容している、破壊可能なケースと、
を含んでいる火薬式小型ガス発生装置において、(iv)
前記点火器支持体が伝導性外装ワイヤが挿入できる半径
方向の開口を含みまた前記中央穴が内部の切欠きを有
し、(v)電極の下方端部がそれぞれ少なくとも1つの
点火器本体の軸線に平行の溝を含み、該溝が切断刃を有
し伝導ワイヤの一方が該溝に挿入され、(vi)電極を所
定位置に保持する部材であって、外側横方向のリムを有
し前記中央穴の内部の切欠きにスナップ嵌めされる、保
持部材を有していることを特徴としている。
【0017】好ましくは、半径方向の開口は前記中空頸
部とは反対側の点火器支持体の端面に開口している。こ
の構造において、半径方向の開口はしたがって電気ケー
ブルが長手方向に挿入できるようにする溝を形成する。
部とは反対側の点火器支持体の端面に開口している。こ
の構造において、半径方向の開口はしたがって電気ケー
ブルが長手方向に挿入できるようにする溝を形成する。
【0018】他の実施態様によれば、半径方向の開口は
電気ケーブルの半径方向の挿入を必要とする穿孔にのみ
対応する。
電気ケーブルの半径方向の挿入を必要とする穿孔にのみ
対応する。
【0019】また他の好ましい実施態様によれば、内部
の切欠きは2つの半径方向の溝からなり、電極を所定位
置に保持する部材の外側横方向のリムはこれら溝の中に
スナップ嵌めされる2つの肩部のつけられた突起からな
っている。内部の切欠きはまた中央穴の肩部からなり、
電極を所定位置に保持する部材の外側横方向のリムはこ
の部材の全周にわたって幾分か延びている。
の切欠きは2つの半径方向の溝からなり、電極を所定位
置に保持する部材の外側横方向のリムはこれら溝の中に
スナップ嵌めされる2つの肩部のつけられた突起からな
っている。内部の切欠きはまた中央穴の肩部からなり、
電極を所定位置に保持する部材の外側横方向のリムはこ
の部材の全周にわたって幾分か延びている。
【0020】本発明の第1の好適な実施態様によれば、
点火器支持体はその外側側壁上に電導性ケーブルを受け
入れ動かないようにする作用をする入口ブッシュを有し
ている。この入口ブッシュは有利には変形可能な樋の構
造を有し、この変形可能な樋は一部だけが点火器支持体
に締結されまた変形可能な部分を含み、ケーブルが最初
に位置決めされ次に変形可能な部分がケーブルの周りに
かしめられた後に固定されるようにする。電導性ケーブ
ルは2つの電導性ワイヤを具備し、それぞれのワイヤが
絶縁シースにより取巻かれた電導性金属の芯からなって
いる。
点火器支持体はその外側側壁上に電導性ケーブルを受け
入れ動かないようにする作用をする入口ブッシュを有し
ている。この入口ブッシュは有利には変形可能な樋の構
造を有し、この変形可能な樋は一部だけが点火器支持体
に締結されまた変形可能な部分を含み、ケーブルが最初
に位置決めされ次に変形可能な部分がケーブルの周りに
かしめられた後に固定されるようにする。電導性ケーブ
ルは2つの電導性ワイヤを具備し、それぞれのワイヤが
絶縁シースにより取巻かれた電導性金属の芯からなって
いる。
【0021】本発明第2の好適な実施態様によれば、各
電極の下端は電極の対称平面上に前後に整列された2つ
の切断溝を含んでいる。
電極の下端は電極の対称平面上に前後に整列された2つ
の切断溝を含んでいる。
【0022】本発明の第3の好適な実施態様によれば、
電極の上端を連結する火薬式点火組立体が少なくとも1
つの加熱抵抗器と火薬式点火組成物とを具備している。
電極の上端を連結する火薬式点火組立体が少なくとも1
つの加熱抵抗器と火薬式点火組成物とを具備している。
【0023】本発明の第4の好適な実施態様によれば、
点火器本体はこれを点火器支持体の中空円筒形頸部にか
しめることにより点火器支持体に締結される。有利に
は、破壊可能なケースがこれもまたかしめることにより
点火器支持体に固定される。
点火器本体はこれを点火器支持体の中空円筒形頸部にか
しめることにより点火器支持体に締結される。有利に
は、破壊可能なケースがこれもまたかしめることにより
点火器支持体に固定される。
【0024】本発明の第5の好適な実施態様によれば、
点火器本体はフェライトの芯を含んでいる。
点火器本体はフェライトの芯を含んでいる。
【0025】本発明はさらに本発明の主題を構成する小
型発生装置の組立て方法に関し、この方法では、点火器
支持体と、電極と点火組立体とを含む点火器本体と、点
火粉末を収容する破壊可能なケースとが一緒に組立てら
れた後に、伝導ケーブルが点火器支持体の軸線に直角な
入口ブッシュの中に置かれそれにより点火器支持体の半
径方向の溝に係合された各電導性外装ワイヤが電極の一
方によって得られる溝の上方を通過するようにし、電導
性ワイヤがついで前記溝に挿入され、溝の刃が絶縁シー
スを切断し、電導性ワイヤが金属の芯の中に埋め込まれ
るようになる。入口ブッシュは次に電導性ケーブルの周
りに締めつけ固定されケーブルを固定するようにし、最
後に電極を所定位置に保持する部材が取付けられる。
型発生装置の組立て方法に関し、この方法では、点火器
支持体と、電極と点火組立体とを含む点火器本体と、点
火粉末を収容する破壊可能なケースとが一緒に組立てら
れた後に、伝導ケーブルが点火器支持体の軸線に直角な
入口ブッシュの中に置かれそれにより点火器支持体の半
径方向の溝に係合された各電導性外装ワイヤが電極の一
方によって得られる溝の上方を通過するようにし、電導
性ワイヤがついで前記溝に挿入され、溝の刃が絶縁シー
スを切断し、電導性ワイヤが金属の芯の中に埋め込まれ
るようになる。入口ブッシュは次に電導性ケーブルの周
りに締めつけ固定されケーブルを固定するようにし、最
後に電極を所定位置に保持する部材が取付けられる。
【0026】本発明にしたがって、当業者が、電導性ケ
ーブルを小型発生装置の軸線に直角に位置させるのを可
能にする半径方向の開口を有する非常に簡単な構造の2
ワイヤ小型ガス発生装置を利用できるようにする。この
小型発生装置は組立体の端部においてのみ取付けること
のできる電導性ケーブルを要しないで組立てライン上で
組立てることができる。さらに、電極を所定位置に保持
するスナップ嵌め部材が点火器支持体の中央穴に嵌め込
まれた後に、小型発生装置を開き点火器支持体を破壊す
るのに大きな困難を伴うことなしに取出すことができ、
これが安全性の見地から非常に大きな利点となる。
ーブルを小型発生装置の軸線に直角に位置させるのを可
能にする半径方向の開口を有する非常に簡単な構造の2
ワイヤ小型ガス発生装置を利用できるようにする。この
小型発生装置は組立体の端部においてのみ取付けること
のできる電導性ケーブルを要しないで組立てライン上で
組立てることができる。さらに、電極を所定位置に保持
するスナップ嵌め部材が点火器支持体の中央穴に嵌め込
まれた後に、小型発生装置を開き点火器支持体を破壊す
るのに大きな困難を伴うことなしに取出すことができ、
これが安全性の見地から非常に大きな利点となる。
【0027】本発明による小型発生装置はベルト引戻し
器のガス発生装置として直接用いることができる。これ
はまた自動車の占有者を保護するためのエアバッグを膨
張させる作用をするより複雑な発生装置における点火装
置として用いることができる。後者の場合、本発明は、
発生装置がその点火小型発生装置の周りに完全に組付け
られた後に組立てラインの終端でのみ取付けることので
きる電導性ケーブルの半径方向入口を有するエアバッグ
用の2ワイヤ火薬式発生装置の構造が得られるという利
点をもたらす。
器のガス発生装置として直接用いることができる。これ
はまた自動車の占有者を保護するためのエアバッグを膨
張させる作用をするより複雑な発生装置における点火装
置として用いることができる。後者の場合、本発明は、
発生装置がその点火小型発生装置の周りに完全に組付け
られた後に組立てラインの終端でのみ取付けることので
きる電導性ケーブルの半径方向入口を有するエアバッグ
用の2ワイヤ火薬式発生装置の構造が得られるという利
点をもたらす。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施態様が図1か
ら3を参照して以下に記載される。
ら3を参照して以下に記載される。
【0029】本発明の小型発生装置1が図1と2に示さ
れている。
れている。
【0030】この小型発生装置は円筒形の点火器支持体
2を具備し、点火器支持体2はその端面に開口し中空円
筒状の頸部4が延びている中央穴3を含み、中央穴3の
軸線は点火器支持体2の軸線と一致している。点火器支
持体2は有利には「ザマック」のような強固な合金で作
られる。
2を具備し、点火器支持体2はその端面に開口し中空円
筒状の頸部4が延びている中央穴3を含み、中央穴3の
軸線は点火器支持体2の軸線と一致している。点火器支
持体2は有利には「ザマック」のような強固な合金で作
られる。
【0031】細長い中央部分を有する軸対称の部材の形
式の点火器本体5が中空頸部4と中央穴3の上方部分と
に入り込んでいる。この点火器本体5は頸部4の底に置
かれたOリングのシール6の上に載り、頸部の自由端を
点火器本体5の拡大中央部分にかしめることにより点火
器支持体2に締めつけ固定される。有利には図2に示さ
れるように、点火器本体5はフェライトの芯7を収容し
ている。
式の点火器本体5が中空頸部4と中央穴3の上方部分と
に入り込んでいる。この点火器本体5は頸部4の底に置
かれたOリングのシール6の上に載り、頸部の自由端を
点火器本体5の拡大中央部分にかしめることにより点火
器支持体2に締めつけ固定される。有利には図2に示さ
れるように、点火器本体5はフェライトの芯7を収容し
ている。
【0032】2つの軸方向の電極8と9が点火器本体5
をその全体の高さにわたって通過する。電極8と9の上
端は点火器本体5の上方部分に出て、加熱抵抗器10と
発火式点火組成物11とを含む火薬式点火組立体によっ
て相互に連結される。耐火性のワッシャ12が点火組立
体を点火器本体5の残部から絶縁する。
をその全体の高さにわたって通過する。電極8と9の上
端は点火器本体5の上方部分に出て、加熱抵抗器10と
発火式点火組成物11とを含む火薬式点火組立体によっ
て相互に連結される。耐火性のワッシャ12が点火組立
体を点火器本体5の残部から絶縁する。
【0033】電極8と9の下端は中央穴3の下方部分に
現われ、後に詳細に説明される。
現われ、後に詳細に説明される。
【0034】アルミニウムのような薄い破壊可能な金属
で作られた円筒形ケース13が、点火器支持体5の上部
周面にかしめることにより固定され点火器組立体と同様
に頸部4を取巻くようにする。このケースは有利にはニ
トロセルローズの粉末もしくは合成粉末である点火粉末
14の粒子を収容する。
で作られた円筒形ケース13が、点火器支持体5の上部
周面にかしめることにより固定され点火器組立体と同様
に頸部4を取巻くようにする。このケースは有利にはニ
トロセルローズの粉末もしくは合成粉末である点火粉末
14の粒子を収容する。
【0035】図3は本発明の構成に用いることのできる
電極8を示す。電極8は伝導ロッド15からなり、その
自由端16は点火組立体に連結された上端に一致してい
る。反対側の端部、すなわち下端は電極の対称の平面上
に位置する2つの溝17と18を有するように形成され
ている。切断刃を有するこれらの溝17と18は、点火
器本体5の中に取付けられた後は点火器本体5の軸線に
平行となる。このような電極は例えばヨーロッパ特許出
願EP−A−0,002,367号とEP−A−0,0
45,154号とに記載されている。
電極8を示す。電極8は伝導ロッド15からなり、その
自由端16は点火組立体に連結された上端に一致してい
る。反対側の端部、すなわち下端は電極の対称の平面上
に位置する2つの溝17と18を有するように形成され
ている。切断刃を有するこれらの溝17と18は、点火
器本体5の中に取付けられた後は点火器本体5の軸線に
平行となる。このような電極は例えばヨーロッパ特許出
願EP−A−0,002,367号とEP−A−0,0
45,154号とに記載されている。
【0036】再び図1と2を参照すると、電極8と9の
下端はケーブル19に連結され、ケーブル19は2つの
電導性外装ワイヤ20と21を含み、各ワイヤは電極8
又は9の一方の下端の溝に入っている。各電極の溝17
と18は外装ワイヤの伝導性金属芯の直径より僅かに小
さい幅を有している。このワイヤを溝に挿入する時、絶
縁シースが伝導性金属芯を突き抜ける切断刃によって切
断され押し返され、それにより良好な接触が形成され
る。上記の電極の使用により、ケーブル19に収容され
た外装ワイヤは小型発生装置の中に取付けられる前に裸
にする必要がないことが強調されるべきである。さらに
溝の方向が与えられているため、ケーブル19は小型発
生装置の軸線に直角に置かれる。
下端はケーブル19に連結され、ケーブル19は2つの
電導性外装ワイヤ20と21を含み、各ワイヤは電極8
又は9の一方の下端の溝に入っている。各電極の溝17
と18は外装ワイヤの伝導性金属芯の直径より僅かに小
さい幅を有している。このワイヤを溝に挿入する時、絶
縁シースが伝導性金属芯を突き抜ける切断刃によって切
断され押し返され、それにより良好な接触が形成され
る。上記の電極の使用により、ケーブル19に収容され
た外装ワイヤは小型発生装置の中に取付けられる前に裸
にする必要がないことが強調されるべきである。さらに
溝の方向が与えられているため、ケーブル19は小型発
生装置の軸線に直角に置かれる。
【0037】ケーブル19の受け入れと固定とをさらに
容易にするため、点火器支持体2はその外側端壁に、中
央穴3とは直角に、入口ブッシュ22を有している。こ
の入口ブッシュはU字形の初期の半径方向の外形を有し
その丸い部分だけが点火器支持体に締めつけ固定され、
Uの2つの枝部が変形可能でそれによりこの枝部を曲げ
た後にこの入口ブッシュがケーブル19の周りを締めつ
けるようにする。
容易にするため、点火器支持体2はその外側端壁に、中
央穴3とは直角に、入口ブッシュ22を有している。こ
の入口ブッシュはU字形の初期の半径方向の外形を有し
その丸い部分だけが点火器支持体に締めつけ固定され、
Uの2つの枝部が変形可能でそれによりこの枝部を曲げ
た後にこの入口ブッシュがケーブル19の周りを締めつ
けるようにする。
【0038】中央穴3は電極を所定位置に保持する部材
24を取付けできるようにする2つの溝23を有し、こ
の部材24はこれら溝23にスナップ嵌めされる2つの
外側横方向の突起25を有している。さらに、電極を所
定位置に保持する部材24は、前記溝を越えて延びるワ
イヤの端部に圧力を加えることにより、電導性ワイヤ2
0と21を電極8と9によってもたらされた溝の底の所
定位置に保持することによって電気的接続の品質を向上
させる。
24を取付けできるようにする2つの溝23を有し、こ
の部材24はこれら溝23にスナップ嵌めされる2つの
外側横方向の突起25を有している。さらに、電極を所
定位置に保持する部材24は、前記溝を越えて延びるワ
イヤの端部に圧力を加えることにより、電導性ワイヤ2
0と21を電極8と9によってもたらされた溝の底の所
定位置に保持することによって電気的接続の品質を向上
させる。
【0039】したがって、最初、点火器支持体2、電極
8と9と点火組立体10と11を含む点火器本体5、破
壊可能なケース13、及び点火粉末14を組立てること
により、小型ガス発生装置1を形成することができる。
ケーブル19が次に点火器本体5の軸線に直角な入口ブ
ッシュ22の中に置かれそれにより各外装伝導ワイヤ2
0と21が各電極8又は9によってもたらされる溝17
と18の上方を通過するようになる。外装ワイヤ20と
21が次に前記溝に挿入されそして入口ブッシュ22が
ケーブル19の周りに締めつけられる。最後に、電極を
所定位置に保持する部材24が取付けられる。
8と9と点火組立体10と11を含む点火器本体5、破
壊可能なケース13、及び点火粉末14を組立てること
により、小型ガス発生装置1を形成することができる。
ケーブル19が次に点火器本体5の軸線に直角な入口ブ
ッシュ22の中に置かれそれにより各外装伝導ワイヤ2
0と21が各電極8又は9によってもたらされる溝17
と18の上方を通過するようになる。外装ワイヤ20と
21が次に前記溝に挿入されそして入口ブッシュ22が
ケーブル19の周りに締めつけられる。最後に、電極を
所定位置に保持する部材24が取付けられる。
【0040】事故の場合、衝突又は急減速検知器が電気
信号をワイヤ20と21を介して送る。この信号は電極
8と9を通過し、抵抗器10を加熱し粉末14の粒子を
それ自体が点火する組成物11を点火する。粉末14か
らの燃焼ガスによりケース13は破裂され燃焼ガスはベ
ルト引戻し器を直接作動させるのに又は自動車の占有者
の保護のためのエアバッグを膨張させる火薬式ガス発生
装置の火薬を点火するのに用いることができるようにな
る。
信号をワイヤ20と21を介して送る。この信号は電極
8と9を通過し、抵抗器10を加熱し粉末14の粒子を
それ自体が点火する組成物11を点火する。粉末14か
らの燃焼ガスによりケース13は破裂され燃焼ガスはベ
ルト引戻し器を直接作動させるのに又は自動車の占有者
の保護のためのエアバッグを膨張させる火薬式ガス発生
装置の火薬を点火するのに用いることができるようにな
る。
【図1】本発明の小型ガス発生装置の斜面図である。
【図2】図1に示される小型ガス発生装置の中心軸平面
で切断した斜面図である。
で切断した斜面図である。
【図3】図1と2に示される小型ガス発生装置の生産に
用いられる電極の斜面図である。
用いられる電極の斜面図である。
1…小型ガス発生装置 2…点火器支持体 3…中央穴 4…頸部 5…点火器本体 7…芯 8,9…電極 10…抵抗器 11…点火組成物 13…ケース 14…点火粉末 17,18…溝 19…ケーブル 20,21…電導性外装ワイヤ 22…入口ブッシュ 23…溝 24…保持部材 25…突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−59130(JP,A) 特開 平10−114257(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/26
Claims (11)
- 【請求項1】 火薬式小型ガス発生装置(1)であっ
て、 (i)軸対称の部材の形式の点火器支持体(2)であっ
て、中空円筒形の頸部(4)が延出している中央穴
(3)を含み、中央穴(3)の軸線が点火器支持体の軸
線と一致している、点火器支持体(2)と、 (ii)軸対称の部材の形式の点火器本体(5)であっ
て、前記中空頸部(4)と前記中空頸部の近くに位置す
る前記中央穴(3)の上方部分とに入り、点火器本体が
前記点火器支持体に固定されかつ点火器本体を貫通する
2つの長手方向の電極(8,9)を収容し、前記電極の
上端が火薬式点火組立体(10,11)によって相互に
連結され、また前記電極の下端が中央穴(3)の内部に
位置し2つの電導性外装ワイヤ(20,21)を含むケ
ーブル(19)に接続されている、点火器本体(5)
と、 (iii)点火器支持体(2)に当接し、前記中空頸部
(4)と前記点火組立体とを取巻き、点火粉末(14)
を収容している、破壊可能なケース(13)と、 を含む火薬式小型ガス発生装置において、 (iv)点火器支持体(2)が電導性外装ワイヤを挿入す
ることのできる半径方向の開口(3a)を含み、前記中
央穴(3)が内部の切欠き(23)を有し、 (v)電極(8,9)の下端がそれぞれ点火器本体の軸
線に平行な少なくとも1つの溝(17)を含み、該溝が
切断刃を有し電導性ワイヤの一方が該溝に挿入され、 (vi)電極を所定位置に保持する部材(24)であっ
て、外側横方向のリム(25)を有し前記中空穴の内部
の切欠き(23)にスナップ嵌めされる保持部材(2
4)を有している、 ことを特徴とする火薬式小型ガス発生装置。 - 【請求項2】 半径方向の開口(3a)が点火器支持体
(2)の端面に開口していることを特徴とする請求項1
に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項3】 内部の切欠き(23)が2つの半径方向
の溝からなり、保持部材(24)の外側横方向のリムが
該溝にスナップ嵌めされる2つの肩部つき突起(25)
からなっていることを特徴とする請求項1に記載の小型
ガス発生装置。 - 【請求項4】 点火器支持体(2)がその外側壁上に、
ケーブル(19)を受け入れ固定する作用をする入口ブ
ッシュ(22)を有していることを特徴とする請求項1
に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項5】 入口ブッシュ(22)が点火器支持体
(2)に一部だけが締めつけ固定され少なくとも1つの
変形可能な部分を含んでいることを特徴とする請求項4
に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項6】 各電極の下端が電極の対称の平面上に位
置する2つの溝(17,18)を含んでいることを特徴
とする請求項4に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項7】 電極(8,9)の上端を連結する火薬式
点火組立体が少なくとも1つの抵抗器(10)と火薬式
点火組成物(11)とを含んでいることを特徴とする請
求項6に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項8】 点火器本体(5)が点火器支持体(2)
に中空頸部(4)にかしめることにより固定されている
ことを特徴とする請求項7に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項9】 破壊可能なケース(13)が点火器支持
体(5)にかしめることにより固定されていることを特
徴とする請求項8に記載の小型ガス発生装置。 - 【請求項10】 点火器本体がフェライトの芯(7)を
収容していることを特徴とする請求項9に記載の小型ガ
ス発生装置。 - 【請求項11】 請求項1から10のうちのいずれか1
項に記載の小型ガス発生装置を組立てる方法であって、
点火器支持体(2)と、電極(8,9)と点火組立体
(10,11)とを含む点火器本体(5)と、破壊可能
なケース(13)と、点火粉末(14)とを一緒に組立
てた後、電導性ケーブル(19)が点火器本体の軸線に
直角な入口ブッシュ(22)の中に置かれそれにより点
火器支持体(2)の半径方向の開口(3a)に係合され
た各電導性外装ワイヤが電極の一方によってもたらされ
る溝の上方を通過するようにし、電導性外装ワイヤが次
に前記溝に挿入され、入口ブッシュ(22)が電導性ケ
ーブル(19)の周りに締めつけられ、最後に電極を所
定位置に保持する部材(24)が取付けられることを特
徴とする小型ガス発生装置の組立て方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9611924A FR2754050B1 (fr) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | Microgenerateur pyrotechnique de gaz a prise bifilaire bloquee |
FR9611924 | 1996-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10217900A JPH10217900A (ja) | 1998-08-18 |
JP2927762B2 true JP2927762B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=9496216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9255024A Expired - Fee Related JP2927762B2 (ja) | 1996-10-01 | 1997-09-19 | 火薬式小型ガス発生装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5955699A (ja) |
EP (1) | EP0834716B1 (ja) |
JP (1) | JP2927762B2 (ja) |
DE (1) | DE69708820T2 (ja) |
FR (1) | FR2754050B1 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29709390U1 (de) * | 1997-05-28 | 1997-09-25 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf | Zünder für einen pyrotechnischen Gasgenerator und Gasgenerator |
US6655289B1 (en) * | 1999-01-08 | 2003-12-02 | Orica Explosives Technology Pty Limited | Two-piece capsule trigger unit for initiating pyrotechnic elements |
JP4426079B2 (ja) * | 1999-09-27 | 2010-03-03 | ダイセル化学工業株式会社 | イニシエータ組立体 |
EP1227016A4 (en) * | 1999-10-14 | 2005-01-26 | Nippon Kayaku Kk | GAS GENERATOR |
JP4730865B2 (ja) * | 2001-02-19 | 2011-07-20 | 日本化薬株式会社 | ガス発生器 |
US20040160046A1 (en) * | 2001-05-15 | 2004-08-19 | Akihiko Tanaka | Gas generator |
US6915744B2 (en) * | 2001-07-05 | 2005-07-12 | Special Devices, Inc. | Pyrotechnic initiator with on-board control circuitry |
DE60236876D1 (de) * | 2001-08-09 | 2010-08-12 | Nippon Kayaku Kk | Gasgenerator |
DE10203710C1 (de) * | 2002-01-31 | 2003-02-13 | Thomas Magnete Gmbh | Pyrotechnischer Aktor |
JP2003249308A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-05 | Tyco Electronics Amp Kk | 電気コネクタ組立体 |
EP1511659B1 (de) * | 2002-06-07 | 2005-10-26 | Autoliv Development Ab | Elektrisch isolierte befestigungsanordnung für ein airbagmodul |
CN100494867C (zh) † | 2002-08-30 | 2009-06-03 | 日本化药株式会社 | 具有自动点燃功能的微型气体发生器 |
US6739264B1 (en) * | 2002-11-04 | 2004-05-25 | Key Safety Systems, Inc. | Low cost ignition device for gas generators |
JP2004217059A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Daicel Chem Ind Ltd | ガス発生器 |
CN100390494C (zh) * | 2003-05-28 | 2008-05-28 | 顾杨 | 电雷管引火装置 |
US7077428B2 (en) * | 2003-07-07 | 2006-07-18 | Autoliv Asp, Inc. | Airbag initiator cover attachment apparatus and method |
JP2005069666A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-17 | Takata Corp | イニシエータ及びガス発生器 |
US7510211B2 (en) * | 2003-12-11 | 2009-03-31 | Autoliv Asp, Inc. | Snap-locking initiator assemblies for inflator devices |
US20050189753A1 (en) * | 2004-02-10 | 2005-09-01 | Kazuhiro Kato | Gas generator |
JP4348206B2 (ja) * | 2004-02-10 | 2009-10-21 | ダイセル化学工業株式会社 | ガス発生器 |
JP4622605B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-02-02 | タカタ株式会社 | 点火器組立体、インフレータ、エアバッグ装置及びシートベルト装置 |
JP5044982B2 (ja) * | 2006-05-16 | 2012-10-10 | タカタ株式会社 | イニシエータ、インフレータ及びエアバッグ装置 |
JP5044983B2 (ja) * | 2006-05-16 | 2012-10-10 | タカタ株式会社 | イニシエータ、インフレータ及びエアバッグ装置 |
JP5634314B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2014-12-03 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
AU2012241879B2 (en) * | 2011-04-12 | 2016-10-27 | DynaEnergetics Europe GmbH | Igniter with a multifunctional plug |
FR3045145B1 (fr) * | 2015-12-15 | 2018-06-29 | Autoliv Development Ab | Allumeur pyrotechnique |
CN111954765B (zh) * | 2018-02-06 | 2022-09-20 | 乔伊森安全系统收购有限责任公司 | 致动器组件及其组装方法 |
US11484855B2 (en) * | 2018-05-29 | 2022-11-01 | Daicel Corporation | Gas generator |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3964816A (en) * | 1974-08-22 | 1976-06-22 | Thomas & Betts Corporation | Electrical contact |
US3930708A (en) * | 1974-09-09 | 1976-01-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Flat cable wire-connector |
US3991649A (en) * | 1975-06-27 | 1976-11-16 | Networks Electronic Corporation | Pyrotechnic wire cutter |
DE2745658C2 (de) * | 1977-10-11 | 1986-12-18 | Bayern-Chemie Gesellschaft für flugchemische Antriebe mbH, 8261 Aschau | Feststoffgasgenerator |
US4130934A (en) * | 1977-12-06 | 1978-12-26 | Amp Incorporated | Method for terminating high density cable |
JPS559301A (en) * | 1978-07-01 | 1980-01-23 | Nissan Motor | Connector for igniter |
US4422381A (en) * | 1979-11-20 | 1983-12-27 | Ici Americas Inc. | Igniter with static discharge element and ferrite sleeve |
US4370009A (en) * | 1980-07-25 | 1983-01-25 | Amp Incorporated | Slotted plate terminal renewable as spade terminal |
DE3425836A1 (de) * | 1984-07-13 | 1986-01-23 | Bayern-Chemie Gesellschaft für flugchemische Antriebe mbH, 8261 Aschau | Gasgenerator |
GB2229588B (en) * | 1989-02-18 | 1993-11-24 | Archibald Mcarthur Ralston | Electrical plug |
DE3924500C1 (ja) * | 1989-07-25 | 1990-12-20 | Bayern-Chemie Gesellschaft Fuer Flugchemische Antriebe Mbh, 8261 Aschau, De | |
DE4002088C1 (ja) * | 1990-01-25 | 1990-08-23 | Bayern-Chemie Gesellschaft Fuer Flugchemische Antriebe Mbh, 8261 Aschau, De | |
US5088412A (en) * | 1990-07-16 | 1992-02-18 | Networks Electronic Corp. | Electrically-initiated time-delay gas generator cartridge for missiles |
DE59106518D1 (de) * | 1990-09-01 | 1995-10-26 | Molex Inc | Verbindungsvorrichtung für Mehrleiterkabel. |
SE9202078D0 (sv) * | 1992-07-06 | 1992-07-06 | Bergslagens Produktutveckling | Taendanordning foer gasgeneratorer |
US5542701A (en) * | 1992-10-26 | 1996-08-06 | Alliedsignal Inc. | Wire track with integral sealing mechanism and inflator |
DE4307774A1 (de) * | 1993-03-12 | 1994-09-15 | Dynamit Nobel Ag | Anzündeinrichtung |
JP2700100B2 (ja) * | 1993-05-28 | 1998-01-19 | 日本工機株式会社 | イグナイター |
FR2730965B1 (fr) * | 1995-02-23 | 1997-04-04 | Livbag Snc | Generateur pyrotechnique de gaz pour coussin gonflable d'un vehicule automobile |
KR0156299B1 (ko) * | 1995-08-31 | 1998-10-15 | 배순훈 | 자동차 핸들장착용 하이브리드 에어백 장치 |
-
1996
- 1996-10-01 FR FR9611924A patent/FR2754050B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-09-02 US US08/921,514 patent/US5955699A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-18 EP EP97402159A patent/EP0834716B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-18 DE DE69708820T patent/DE69708820T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-19 JP JP9255024A patent/JP2927762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10217900A (ja) | 1998-08-18 |
EP0834716A1 (fr) | 1998-04-08 |
EP0834716B1 (fr) | 2001-12-05 |
DE69708820D1 (de) | 2002-01-17 |
DE69708820T2 (de) | 2002-07-18 |
FR2754050A1 (fr) | 1998-04-03 |
US5955699A (en) | 1999-09-21 |
FR2754050B1 (fr) | 1998-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2927762B2 (ja) | 火薬式小型ガス発生装置 | |
JP2905758B2 (ja) | 火工式ガス発生器用のセルフロック式2線コネクタ付き点火装置 | |
JP2896262B2 (ja) | 自在な点火装置用接続装置およびこれを使用するガス発生装置 | |
JP2700100B2 (ja) | イグナイター | |
US5334025A (en) | Electrical plug connection on a pyrotechnical gas generator provided with an electrical igniter | |
EP1645017B1 (en) | Electrical connection apparatus and method for an airbag inflator | |
US6009809A (en) | Bridgewire initiator | |
EP1441193B1 (en) | Initiator and gas generator | |
US6491321B1 (en) | Multistage gas generator for air bag and air bag apparatus | |
JP3294582B2 (ja) | 電気火工品イグナイター | |
US7192055B2 (en) | Pyrotechnic linear inflator | |
WO2005007464A1 (en) | Airbag initiator cover attachment apparatus and method | |
EP1870301B1 (en) | Airbag igniter | |
US6286865B2 (en) | Pretensioner | |
EP1577633A1 (en) | Gas producer | |
EP0646763B1 (en) | Metal igniter tube boot with permanent retention system | |
JP3034225B2 (ja) | ベルト予緊張装置 | |
US20060208474A1 (en) | Gas producer | |
JP2003205823A (ja) | ガス発生器 | |
WO1998002711A1 (en) | Electro-explosive device | |
JP2023133020A (ja) | 点火装置 | |
JPH04108461U (ja) | エアバツグ展開用ガス発生装置のイグナイター | |
JP2024178726A (ja) | ガス発生器 | |
JP2024178725A (ja) | ガス発生器 | |
JP2002200966A (ja) | ガス発生器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |