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JP2925978B2 - 多重情報受信装置 - Google Patents

多重情報受信装置

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JP2925978B2
JP2925978B2 JP9880095A JP9880095A JP2925978B2 JP 2925978 B2 JP2925978 B2 JP 2925978B2 JP 9880095 A JP9880095 A JP 9880095A JP 9880095 A JP9880095 A JP 9880095A JP 2925978 B2 JP2925978 B2 JP 2925978B2
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signal
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specific
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JP9880095A
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秀一 市浦
信利 沖
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Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報源からの情
報を自動的に切換えて出力する機能を有する多重情報受
信装置に関し、特に、上記複数の情報の1つがFM多重
放送により伝送される交通情報である多重情報受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、新しいサービスを提供する放送の
1つとして、FMステレオ放送のベースバンド信号の空
いたスペクトル領域に、ディジタル信号を多重して送信
するFM多重放送の開発・実用化が進められている。
【0003】特に、移動体受信FM多重放送は、現行F
Mステレオ放送の音声信号よりも高い周波数帯に新たに
ディジタル信号を多重し、交通情報、文字・図形情報な
どを移動体へサービスする新しいメディアであり、以下
に述べるような利点がある。すなわち、周波数を有効に
利用できること、放送設備が簡易に実現できること、移
動体でデータが受信できることなどから、自動車などの
移動体へ交通情報を容易に伝送できることが挙げられ
る。
【0004】現在、自動車等に搭載されるカーナビゲー
ションシステムは、CD−ROM等に記録された固定記
録情報をもとに動作する。このため、リアルタイムでの
渋滞情報等を運転者等は知ることができない。
【0005】したがって、上記FM多重放送は、大都市
における慢性的な交通渋滞を解消する一手段として、あ
るいは交通情報以外にも、必要な情報をいつでもどこで
もアクセスできる最も低廉な移動体向けの伝送路とし
て、その早期実用化が望まれている。
【0006】一方で、従来、AM/FM受信器、カセッ
トテープデッキ、CD再生器等の音響機器により構成さ
れる車載用オーディオ装置を備えた車両において、交通
情報局から発信される交通情報を受信するために、交通
情報受信機能を設けたものが公知である。
【0007】このような構成において、交通情報の受信
が可能になった時点で、オーディオ装置の再生状態から
交通情報受信状態に切換える技術が、特開平4−372
229号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、オーディオ装置により音楽等が再生されていても、
その途中に交通情報の受信が可能となった場合、自動的
に交通情報に切換えられるため、音楽等が途中で中断さ
れてしまい、運転者等が不快感を感じるという問題点を
有していた。
【0009】また、上記交通情報受信装置の構成を、車
載TV装置などの画像情報出力装置に応用する場合にお
いても、交通情報の受信が可能となった場合、TV番組
等が途中で中断されてしまうこととなり同様の問題点を
生ずることになる。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であって、その目的は、音響情報や画像情報が出力され
ている状態から交通情報を出力する状態に切換わる際、
音楽やTV番組を途中で中断することなく、交通情報を
再生することが可能な多重情報受信装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の多重情報
受信装置は、音響・画像情報を出力する第1の状態と、
放送により伝送される特定情報を受信して出力する第2
の状態とを切換える機能を有する多重情報受信装置であ
って、音響・画像情報源からの音響・画像情報に基づい
て、音響・画像情報信号を生成する音響・画像情報信号
出力手段と、音響・画像情報の区切りを検出し、情報区
分検出信号を出力する情報区分検出手段と、特定情報を
受信し、特定情報信号を出力する特定情報信号出力手段
と、音響・画像情報信号および特定情報信号を受けて選
択的に出力し、情報区分検出信号に基づくタイミング
で、音響・画像情報信号を出力する状態から特定情報信
号を出力する状態への切換わりを制御する切換手段と、
切換手段の出力を受けて、少なくとも画像および音声の
いずれか一方として出力する情報出力手段とを備える。
【0012】請求項2記載の多重情報受信装置は、請求
項1記載の多重情報受信装置の構成に加えて、外部から
の入力に応じて、第1の状態と第2の状態との切換動作
を行なうかを指定する切換モード指定信号を出力するモ
ード指定手段と、情報区分検出信号および切換モード指
定信号を受けて、切換モードが指定されている場合、情
報区分検出信号に応じて出力制御信号を出力する制御手
段をさらに備え、切換手段は、音響・画像情報信号およ
び特定情報信号を受け、出力制御信号に応じていずれか
一方を出力する。
【0013】請求項3記載の多重情報受信装置は、音響
情報および第1の画像情報の少なくとも一方からなる、
音響・画像情報を出力する第1の状態と、所定の伝送方
の放送により、一定期間同一の情報群が反復送信され
る、文字列情報および第2の画像情報の少なくとも一方
からなる特定情報を受信して出力する第2の状態とを切
換える機能を有する多重情報受信装置であって、音響・
画像情報源からの音響・画像情報に基づいて、音響・画
像情報信号を生成する音響・画像情報信号出力手段と、
音響・画像情報の区切りを検出し、情報区分検出信号を
出力する情報区分検出手段と、特定情報を受信し、特定
情報に対応する特定情報信号を出力する特定情報信号出
力手段と、特定情報信号を記録する第1の記録媒体と、
第1の記録媒体との間で、特定情報信号の書込/読出動
作を行なう特定情報記録/再生手段と、特定情報の更新
状態を検出し、特定情報更新信号を出力する特定情報更
新検出手段と、外部からの入力に応じて、第1の状態と
第2の状態との切換動作を行なうかを指定する切換モー
ド指定信号を出力するモード指定手段と、情報区分検出
信号、特定情報更新信号および切換モード指定信号を受
けて、切換モードが指定され、かつ、特定情報が更新さ
れている場合、情報区分検出信号に応じて出力制御信号
を出力する制御手段と、音響・画像情報信号および第1
の記録媒体に記録されている特定情報信号を受けて選択
的に出力し、出力制御信号に基づくタイミングで、音響
・画像情報信号を出力する状態から特定情報信号を出力
する状態への切換わりを制御する切換手段と、切換手段
の出力を受けて、少なくとも画像および音声のいずれか
一方として出力する情報出力手段とを備える。
【0014】請求項4記載の多重情報受信装置は、請求
項3記載の多重情報受信装置の構成に加えて、音響・画
像情報源は、音響・画像情報を記録する第2の記録媒体
を含み、音響・画像情報出力手段は、第2の記録媒体に
記録されている音響・画像情報信号の読出動作を行なう
音響・画像情報再生手段を含み、制御手段は、音響・画
像情報再生手段に対し、第1の状態から第2の状態に切
換わる場合は一時停止信号を、第2の状態から第1の状
態に切換わる場合は、動作再開始信号を出力する。
【0015】請求項5記載の多重情報受信装置は、請求
項3記載の多重情報受信装置の構成に加えて、音響・画
像情報源からの音響・画像情報は、多重情報受信装置の
外部から電波により伝送され、音響・画像情報出力手段
、音響・画像情報信号を受信し、復調する音響・画像
情報受信手段を含む。
【0016】請求項6記載の多重情報受信装置は、請求
項4または5記載の多重情報受信装置の構成に加えて、
特定情報は、主情報信号に特定情報信号が重畳されて送
信される多重情報信号として伝送され、特定情報信号出
力手段は、多重情報信号を受信して、特定情報信号を分
離・復調する特定情報受信手段と、特定情報受信手段の
出力を受けて、特定情報信号から同一の情報群に対応す
る番組情報信号を抽出する特定情報再構成手段を含み、
特定情報再構成手段は、特定情報記録/再生手段との間
で、番組情報信号を授受し、切換手段に対して第1の記
録媒体に記録された番組情報信号を出力する。
【0017】請求項7記載の多重情報受信装置は、請求
項6記載の多重情報受信装置の構成に加えて、主情報信
号は、FMステレオ信号であり、特定情報信号は、この
主情報信号に多重化されている。
【0018】請求項8記載の多重情報受信装置は、請求
項6記載の多重情報受信装置の構成に加えて、特定情報
受信手段は、多重情報信号の強度が、所定の値以上であ
るかを検出し、信号強度判定信号を出力する信号強度測
定手段を含み、制御手段は、信号強度判定信号を受け
て、多重情報信号の強度が所定の値以上の場合に、第1
の状態から第2の状態に切換える出力制御信号を出力す
る。
【0019】請求項9記載の多重情報受信装置は、請求
項6記載の多重情報受信装置の構成において、特定情報
信号は、2次元画像情報信号であり、情報出力手段は、
2次元ディスプレイ装置を含む。
【0020】請求項10記載の多重情報受信装置は、請
求項6記載の多重情報受信装置の構成に加えて、入力さ
れた文字列情報を音声信号に変換する音声合成手段をさ
らに備え、音声合成手段は、特定情報再構成手段の出力
を受けて、対応する音声信号を切換手段に出力する。
【0021】請求項11記載の多重情報受信装置は、請
求項9または10記載の多重情報受信装置の構成におい
て、多重情報受信装置は移動体に搭載され、特定情報
は、交通情報である。
【0022】請求項12記載の多重情報受信装置は、請
求項9または10記載の多重情報受信装置の構成におい
て、第1の記録媒体は、記録再生可能な光ディスクであ
る。
【0023】
【作用】請求項1記載の多重情報受信装置においては、
音響・画像情報の区切りが検出された場合に、音響・画
像情報の出力状態から特定情報の出力状態への切換えが
行なわれる。
【0024】請求項2記載の多重情報受信装置において
は、音響・画像情報の区切りが検出され、かつ、切換モ
ードが指定されている場合に、音響・画像情報の出力状
態から特定情報の出力状態への切換えが行なわれる。
【0025】請求項3記載の多重情報受信装置において
は、特定情報信号は、一旦第1の記録媒体に記録され
る。切換モードが指定され、かつ、特定情報が新しい情
報に更新されている場合において、音響・画像情報の区
切りが検出されたときに、特定情報が再生・出力され
る。
【0026】請求項4記載の多重情報受信装置において
は、第2の記録媒体に記録されていた音響・画像情報が
再生される。音響・画像情報を出力する状態から、特定
情報を出力する状態に切換わっている間は、音響・画像
情報の再生動作は一時停止する。
【0027】請求項5記載の多重情報受信装置において
は、外部からの電波により伝送される音響・画像情報信
号が受信され復調されて再生される。
【0028】請求項6記載の多重情報受信装置において
は、特定情報は多重情報信号として伝送される。この多
重情報情報中から特定情報のうち、同一の情報群に対応
する番組情報が抽出される。番組情報は第2の記録媒体
に記録される。切換モードが指定され、かつ、特定情報
が新しい情報に更新されている場合に、音響・画像情報
の区切りが検出されたときに、上記番組情報が再生・出
力される。
【0029】請求項7記載の多重情報受信装置において
は、主情報信号はFMステレオ信号であり、特定情報信
号はこの主情報信号に多重化されている。
【0030】請求項8記載の多重情報受信装置において
は、多重情報信号の強度が所定の値以上である場合に、
特定情報が再生・出力される。
【0031】請求項9記載の多重情報受信装置において
は、特定情報信号は2次元画像情報信号であり、2次元
ディスプレイ装置に出力される。
【0032】請求項10記載の多重情報受信装置は、特
定情報が文字列情報である場合に、それを音声信号に変
換する音声合成手段を備え、合成された音声信号が出力
される。
【0033】請求項11記載の多重情報受信装置におい
ては、多重情報受信装置は移動体に搭載され、特定情報
は、交通情報を表わす文字情報や画像情報である。
【0034】請求項12記載の多重情報受信装置におい
ては、第1の記録媒体は、記録再生可能な光ディスクで
ある。
【0035】
【実施例】
[FM多重放送の方式]本発明の実施例を説明するにあ
たり、まずFM多重放送におけるデータ構造の概略を以
下に説明する。
【0036】移動受信では、マルチパス妨害やフェージ
ング妨害を受けるため、伝送路特性は非常に劣悪である
が、できるだけ一度で完全に受信できるシステムが望ま
しい。しかし、サービスエリア内にはトンネルの中やマ
ルチパスの強烈な場所などがあるため、一度では受信で
きない場所があり、その際には再送信されるデータを受
信して補完することが前提となる。FM多重放送のサー
ビスエリアはFMステレオ放送のサービスエリアと同等
であることが望ましいが、このサービスエリア内におい
ても平均ビット誤り率が10-2を超えるような場所があ
る。したがって、送信データの構造はこのような劣悪な
伝送路特性を考慮してその誤り訂正方式およびフレーム
構成が決定されている。
【0037】移動受信では、マルチパスによる妨害もさ
ることながら、フェージングの影響を大きく受ける。フ
ェージングによる極端な電圧低下によって生ずる誤りは
致命的であり、誤り訂正が不可能な場合がある。フェー
ジングによって生ずる誤りの平均的なバースト長に送信
データのブロック長を合せることにより、誤り訂正が不
可能な誤りが生じた場合にはブロックごと再送信された
ブロックデータと置換えることで補完することが可能と
なる。
【0038】また、誤り訂正効果が高いことから、誤り
訂正方式としては2つのブロック符号を直交して配置し
た積符号が用いられる。したがって、データは複数のブ
ロックからなる縦方向および横方向ともに誤り訂正符号
を含む2次元的なフレーム構造をとることとなる。
【0039】そして、送信データは上記1フレーム中の
データを基本単位とする階層構造を有するデータ構造と
なる。
【0040】以上に述べたことの具体例として、文献Pr
oc. of Vehicle Navigation & Information Systems Co
nference(1994) A4-2 pp. 111 〜116 に開示されてい
る、FM多重放送方式について説明する。
【0041】図9に、上記階層構造の仕様を示す。階層
1においては、伝送路特性が指定されている。通常のF
Mステレオ放送信号であるL+R信号およびL−R信号
に加えて、L−R信号より高周波側に、多重信号が重畳
される。
【0042】この重畳方式は、多重信号から音声信号へ
の妨害が音声変調度が小さいときに顕著となることを考
慮して、L−R信号の変調度により多重レベルをコント
ロールするLMSK(Level controlled Minimum Shift
Keying )方式が採用されている。
【0043】階層2は、誤り訂正方式を含む、データの
フレーム構成が規定されている。各フレームは272ブ
ロックからなり、先頭には16ビットのBIC(Block
Identification Code )が付加され、このBICに基づ
いてフレーム同期およびブロック同期が行なわれる。2
72ブロックのうち190ブロックはデータを伝送する
パケットであり、82ブロックは列方向のパリティを伝
送するパリティパケットである。各パケットは、176
ビットの情報部、誤り訂正符号である14ビットのCR
C(Cyclic Redundancy Code)および82ビットのパリ
ティ部より構成される。
【0044】つまり、送信データはこの1フレームを基
本単位として、この段階でまず誤り訂正が行なわれる。
【0045】階層3はデータパケットの構成を規定す
る。データパケットは、フレーム内の各行のうち、BI
C、CRCおよびパリティを除いた176ビットからな
る。さらに、このデータパケットは、プリフィックスと
データブロックで構成される。
【0046】プリフィックスには、データの内容を識別
するための情報が含まれ、たとえば、後に述べるどの番
組内容にそのデータパケットが属するかを指定してい
る。
【0047】階層4はデータグループの構成を規定して
いる。データグループは1つまたは複数のデータブロッ
クで構成される。データグループにも、誤り訂正符号で
あるCRCが含まれ、送信データはこの階層においても
誤り訂正が行なわれる。
【0048】階層5は、番組データの構成を規定する。
文字、図形情報の番組は、複数のデータグループから構
成され、先頭のデータグループは番組管理データとし
て、番組番号、ページ総数など番組全体にかかわる符号
化された情報から成る。また番組管理データに引続いて
ページデータが複数個あり、1ページごとのデータが符
号化されている。
【0049】つまり、上記データ構造においては、受信
側において番組データが1まとまりの情報を示す1群の
データをなす。たとえば、交通情報であれば、番組情報
は特定の路線(高速道路)の各ジャンクションでの混雑
状況等を示す。
【0050】したがって、上記のようなデータ構造であ
れば、当然にその番組情報間の区切りを検出することは
可能である。また、番組情報が新しいものに更新される
までの期間は、同一の番組情報が反復して放送されてい
ることとなる。
【0051】[第1の実施例]図1は、本発明の第1の
実施例の多重情報受信装置の構成を示す概略ブロック図
である。
【0052】光ディスク情報再生装置2は、たとえば、
コンパクトディスク(CD)やディジタルビデオディス
ク(DVD)に記録されている映像情報を再生して映像
信号vsを曲間/チャプタ検出回路28aに出力する。
曲間/チャプタ検出回路28aは、映像信号vsを切換
スイッチ20に出力するとともに、光ディスク情報の区
切りである、曲間信号やチャプタ信号を検出すると、情
報区分検出信号cdを制御回路32に出力する。制御回
路32は、特定情報受信選択スイッチ30aからのモー
ド選択信号ss、特定情報更新検出回路36からの特定
情報検出信号idおよび曲間/チャプタ検出回路28a
からの情報区分検出信号cdに応じて、切換スイッチ2
0の切換動作を制御する出力制御信号csを出力する。
【0053】特定情報受信回路12aは、たとえば、前
述のFM多重方式により多重情報信号を搬送する電波を
受信し、多重情報信号の分離と復調を行なう。その復調
の過程においては、誤り訂正符号に基づいた誤り訂正が
行なわれる。分離・復調されたデータパケット信号dp
は、特定情報再構成回路14に出力される。特定情報再
構成回路14は、データパケット信号dpに基づいてデ
ータブロックの取出しとデータグループへの再構成を行
なう。さらに、特定情報再構成回路14は、データグル
ープに基づいて番組情報を再構成し、番組情報信号pを
特定情報更新検出回路36および特定情報記録/再生装
置16aに出力する。特定情報記録/再生装置16a
は、記録媒体18aとの間で、番組情報信号pの書込/
読出動作を行なう。
【0054】特定情報再構成回路14は、さらに番組情
報信号pに基づいた映像情報信号viを切換スイッチ2
0に出力する。特定情報更新検出回路36は、番組情報
信号pが更新されたことを検出すると、特定情報更新信
号idを制御回路32に出力する。制御回路32は、切
換モードが指定されており、番組情報が更新されている
場合には、曲間/チャプタ検出回路28aにより、曲間
やチャプタが検出されたときに、切換スイッチが出力を
光ディスク情報に基つぐ映像情報信号vsから、特定情
報信号に基づく映像情報信号viに切換えることを指示
する出力制御信号csを出力する。切換スイッチ20か
らの出力は表示装置26により映像として出力される。
【0055】図2を参照して、第1の実施例における制
御回路32の動作をさらに詳しく説明する。
【0056】以下は、モード選択信号ssがオン状態、
つまり切換動作モードである場合を考えることとする。
まず、ある特定情報の表示が終り、新規特定情報表示済
フラグが立った状態(オン状態)を始状態とする(ステ
ップS11)。
【0057】特定情報更新検出回路36からの特定情報
更新検出信号idに基づいて、新規の特定情報が受信完
了しているかが判断される(ステップS12)。
【0058】この判断結果により、大きく以下の2つの
場合に処理の流れが分かれる。 i) 新規の特定情報が受信完了しておらず、かつ音響
情報の区分が検出されていない場合 続いて、曲間/チャプタ検出回路28aからの情報区分
検出信号cdに基づいて、音響・画像情報の区切りが検
出されたかが判断される(ステップS13)。
【0059】区切りが検出されていない場合は、再び処
理はステップS12に戻り、ループを形成する。つま
り、装置の動作としては待機状態となる。
【0060】ii) 新規の特定情報が受信完了している
場合 新規特定情報表示済フラグがオフ状態となる(ステップ
S14)。
【0061】続いて、曲間/チャプタ検出回路28aか
らの情報区分検出信号cdに基づいて、音響画像情報の
区切りが検出されたかが判断される(ステップS1
3)。
【0062】この判断結果に基づいて、さらに以下の2
つの場合に処理が分かれる。 ii−a) 音響・画像情報に区切りが検出されていない
場合 再び処理がステップS12に戻り、処理は上記ループを
形成する。
【0063】ii−b) 音響−画像情報に区切りが検出
された場合 続いて、新規特定情報表示済フラグがオフであるかが判
断される(ステップS15)。
【0064】新規特定情報表示済フラグは、オフ状態で
あるので、光ディスク情報再生装置2からの画像情報信
号vsから、特定情報再構成回路14からの画像情報信
号viに切換える出力制御信号csが切換スイッチ20
に出力される(ステップS16)。
【0065】一方、光ディスク情報再生装置2には、番
組情報の出力が終了するまでの一定時間動作を一時停止
する信号psが出力される(ステップS17)。
【0066】番組情報の出力が終了すると、画像情報信
号vsの出力に切換える出力制御信号csが切換スイッ
チ20に出力され、動作再開始を指示する信号psが光
ディスク情報再生装置2に出力される(ステップS1
8)。
【0067】新規特定情報表示済フラグがオン状態とな
る(ステップS19)。処理は再びステップS12に戻
り、ループを形成して、再び装置の動作状態は待機状態
となる。
【0068】以上のように構成により、音響・画像情報
の区切り、たとえば音楽と音楽の曲間が検出された場合
にのみ、特定情報が出力されることになり、情報を受取
る側の人間に不快感を与えない。
【0069】[第2の実施例]図3は、本発明の第2の
実施例の構成を示す概略ブロック図である。
【0070】第1の実施例と異なる点は、音響・画像情
報を出力する装置が、音響情報のみを再生する音響情報
再生装置10となっている点である。
【0071】音響情報再生装置10としては、たとえば
光ディスク情報再生装置の他にカセットテープ再生装置
なども含まれることになる。
【0072】したがって、さらに第1の実施例と異なる
点は、表示装置26が、アンプ22とスピーカ24にな
っている点である。
【0073】さらに、文字情報として送信されてくる特
定情報信号を特定情報再構成回路14から受けて、音声
情報信号aiに変換して、切換スイッチ回路20に出力
する音声合成装置38を備えている点で、第1の実施例
と異なる。
【0074】特定情報信号に対応した画像情報信号vi
が、音声情報信号aiに変換されている点を除けば、本
実施例の動作は第1の実施例の動作と同様であるので説
明は省略する。
【0075】以上のような第2の実施例の構成により、
音響情報再生装置10からの音響情報に区切り、たとえ
ば音楽と音楽の曲間が検出された場合にのみ、特定情報
信号に対応した音声情報が出力されることになり、情報
を受取る側の人間に不快感を与えない。
【0076】[第3の実施例]図4は、本発明の第3の
実施例の構成を示す概略ブロック図である。
【0077】第1の実施例の構成と異なる点は、まず第
1に音響・画像情報を出力する装置が、TVチューナ4
となっている点である。
【0078】第2の異なる点は、曲間/チャプタ検出回
路28aが、ステレオ/モノラル検出回路28bとなっ
ている点である。
【0079】この場合、表示装置26は画像情報および
音響情報の両方を出力することになる。
【0080】第3の異なる点は、TVチューナ4に対し
て制御回路32から一時停止信号PSが出力されること
がない構成となっている点である。
【0081】第1の実施例においては、音響・画像情報
信号の区切りは、曲間/チャプタ検出回路28aにおい
て、光ディスク中に記録されているチャプタ信号を検出
することにより行なっていた。本実施例においては、T
V放送がたとえば、コマーシャル放送中はモノラル信号
からステレオ信号に切換わることを利用して情報の区切
りを検出する。
【0082】その他の構成は第1の実施例と同様である
ので、その基本的な構成についての説明は省略する。
【0083】ただし、各構成部分に対する制御動作は、
第1の実施例と異なるので、図5を参照して、第3の実
施例における制御回路32の動作をさらに詳しく説明す
る。
【0084】以下は、特定情報出力選択信号ssがオン
状態、すなわち、切換モードである場合を考えることと
する。
【0085】まず、ある特定情報の表示が終り、新規特
定情報表示済フラグが立った状態(オン状態)を始状態
とする(ステップS31)。
【0086】特定情報更新検出回路36からの特定情報
更新検出信号idに基づいて、新規の特定情報が受信完
了しているかが判断される(ステップS32)。
【0087】この判断結果により、大きく以下の2つの
場合に処理の流れが分かれる。 i) 新規の特定情報が受信完了しておらず、かつ音響
・画像情報の区切りが検出されていない場合 続いて、モノラル・ステレオ検出回路28bからの情報
区分検出信号cdに基づいて、音響画像情報の区切りが
検出されたかが判断される(ステップS33)。
【0088】区切りが検出されていない場合は、再び処
理はステップS32に戻り、ループを形成する。つま
り、装置の動作としては待機状態となる。
【0089】ii) 新規の特定情報が受信完了している
場合 新規特定情報表示済フラグがオフ状態となる(ステップ
S34)。
【0090】続いて、ステレオ/モノラル検出回路28
bからの情報区分検出信号cdに基づいて、音響画像情
報の区切りが検出されたかが判断される(ステップS3
3)。
【0091】この判断に基づいて以下の2つの場合に処
理が分かれる。 ii−a) 音響・画像情報に区切りが検出されていない
場合 再び処理がステップS32に戻り処理は上記ループを形
成する。
【0092】ii−b) 音響・画像情報に区切りが検出
された場合 つづい、新規特定情報表示済フラグがオフであるかが判
断される(ステップS35)。
【0093】新規特定情報表示済フラグは、オフ状態で
あるので、TVチューナ4からの音響・画像情報信号
(TV信号)vsから、特定情報再構成手段14からの
画像情報信号viに切換える出力制御信号csが、切換
スイッチ20に出力される(ステップS36)。
【0094】ステレオ信号からモノラル信号への切換わ
りを検出したかが続いて判断される(ステップS3
7)。
【0095】切換わりが検出されない場合は処理は待機
状態となり、切換わりが検出された場合は、続いて、再
びTVチューナからの音響・画像情報信号vsに切換え
る出力制御信号csが切換スイッチ20に出力される
(ステップS38)。
【0096】新規特定情報表示済フラグがオン状態とな
る(ステップS39)。処理は再びステップS32に戻
り、処理はループを形成して待機状態となる。
【0097】本実施例の構成により、音響・画像情報信
号が、外部から電波により伝送される場合においても、
音響・画像情報の区切りが検出された場合において特定
情報信号に対応する画像情報が出力されることになり、
情報を受ける側の人間に不快感を与えない。
【0098】[第4の実施例]図6は、本発明の第4実
施例の構成を示す概略ブロック図である。
【0099】第2の実施例の構成と異なる点は、音響・
画像情報信号を出力する装置が、外部から電波によって
搬送される信号を復調することによって音響信号を出力
するTVチューナ4となっている点である。もちろん、
TVチューナ4は、AMチューナ6、またはFMチュー
ナ8と置き換えることは可能である。
【0100】その他の点は、第2の実施例の動作と同様
であるので説明は省略する。本実施例の構成により、音
響・画像情報信号が外部から電波により伝送される場合
においても、その区切りが検出された場合において、文
字列情報として受信される特定情報が音声合成装置38
により音声信号に変換されて出力されるので、情報を受
ける側の人間に不快感を与えない。
【0101】[第5の実施例]図7は、本発明の第5の
実施例の構成を示す概略ブロック図である。
【0102】第1〜第4の実施例においては、特定情報
信号が多重情報信号として受信される場合を示した。し
かし、特定情報の伝送方法としては以上の場合に限定さ
れるわけではなく、特定情報が、電波の他のチャネルを
用いて伝送される場合もあり得る。
【0103】本実施例はこのような場合の構成を示すも
のである。オーディオ装置100は、CD再生器2、A
M受信器6、FM受信器8、カセットテープデッキ10
等を包含する。
【0104】交通情報記録/再生回路16bは交通情報
受信器12bから供給される交通情報を、後述する交通
情報用記録媒体18bに記録または再生を行なう。交通
情報用記録媒体18は、交通情報記録/再生回路16b
により記録または再生動作を行なう。切換スイッチ20
は、オーディオ装置1の各出力と、交通情報受信器12
bの出力と、交通情報記録・再生部16の出力とを選択
的に切換え、増幅器22を介して音声再生手段であるス
ピーカ24に供給する。
【0105】曲間検出回路28aはCD再生機2および
カセットテープデッキ10により再生される音楽の曲間
を検出し、この出力は後述する制御回路32に入力され
る。交通情報受信選択スイッチ30bは、交通情報受信
の選択を指示するための指示手段であり、この出力は後
述する制御回路32に入力される。制御回路32は、C
PU等から構成され全体を統括的に制御する。電界強度
測定回路34は、交通情報放送の電界強度を測定するも
ので、制御回路32の指示により測定を開始し、その結
果を制御回路32に出力する。メモリ40は、オーディ
オ装置の状態を記録する。
【0106】このような構成において、オーディオ装置
100の動作中に制御回路32が実行する制御手順を図
8を参照しながら説明を行なう。
【0107】まず、交通情報受信選択スイッチ30bが
操作されているかを判断する(ステップS1)。スイッ
チがオン状態の場合、次のステップS2に進む。一方、
操作されていない場合、すなわちオフ状態の場合は、ス
テップS1にて交通情報受信選択スイッチ30bが操作
されるまで判断を行なう。このとき、オーディオ装置1
の状態は係属維持されている。
【0108】次に、測定手段である電界強度測定回路3
4に測定開始指示を行ない、電界強度測定回路34にて
電界強度の測定を行なう(ステップS2)。電界強度測
定回路34は、交通情報受信器12bの出力から交通情
報放送の電界強度eを測定し、随時制御部32に供給す
る。
【0109】電界強度測定回路34により測定された電
界強度eと、予め設定されている電界強度Eとを比較
し、以下の処理を行なう。
【0110】e≧Eである場合、交通情報放送の受信が
可能であると判断し、ステップS4に進む。
【0111】一方、e≧Eでない場合、ステップS3に
て電界強度測定回路34から随時入力される電界強度e
がe≧Eになるまで判断を行なう。
【0112】続いて、交通情報受信器12bからの交通
情報を交通情報記録/再生回路16bを介して交通情報
用記録媒体18bに逐次記録する。なお、この記録媒体
18bは情報を多く記録できる高密度の光ディスクであ
る。なお、この光ディスクは、記録再生可能な光ディス
ク、光磁気ディスクおよびミニディスク等も含まれる。
また、この記録媒体18bはハードディスクや半導体メ
モリであってもよい。このとき、交通情報記録/再生回
路16bは、予め定められた時間分の交通情報、あるい
は、交通情報のある1サイクル部分を記録媒体18bに
記録する。また、記録方法は全情報に追記するように記
録してもよいし、上書記録してもよい。記録終了後、制
御回路32に記録終了信号を供給する。
【0113】次に、CD再生機2およびカセットテープ
デッキ10により再生される音楽の曲間を検出する曲間
検出回路28aから曲間検出信号が入力されたか判断す
る(ステップS5)。
【0114】曲間検出信号が入力された場合、次のステ
ップS6に進む。一方、曲間検出信号が入力されていな
い場合、ステップS5にて曲間検出信号が入力されるま
で判断を行なう。なお、曲間検出回路28aにおける曲
間検出方法は、ある一定時間無音時間があった場合に曲
間であると認識してもよいし、CDプレイヤにおいて
は、曲間に付与されたサブコード(曲間信号)を検出し
曲間を認識してもよい。
【0115】曲間が検出された時点での動作状態、たと
えばCDの3曲目を再生終了した等のオーディオ装置の
情報を制御部32が認識できるように、メモリ40に記
録し(ステップS6)、オーディオ装置の状態を保持し
ておく(ステップS7)。
【0116】交通情報記録/再生部16から交通情報が
再生できるように切換スイッチ20を駆動する(ステッ
プS8)。
【0117】制御回路32が、交通情報記録/再生回路
16bに再生信号を出力すると、交通情報記録/再生回
路16bは、交通情報用記録媒体18bに記憶されてい
る交通情報を再生し、切換スイッチ20を介して増幅器
22に交通情報を供給する。なお、この交通情報を一度
だけでなく複数回再生するようにしてもよい。
【0118】交通情報の再生が終了すると、ステップS
6にてメモリ40に記録されたオーディオ装置の情報を
読出し、ステップS7にて保持していたオーディオ装置
の状態をその情報に従って再動作させ(ステップS1
0)、ステップS2に戻る。
【0119】以上の制御処理において、前述した処理中
に交通情報受信選択スイッチ30bがオフにされた場
合、交通情報受信制御手順を終了する。
【0120】本実施例では、交通情報を一旦交通情報用
記録媒体18bに記録し、その交通情報を再生している
が、交通情報自身が検出された時点で曲間検出を行な
い、曲間が検出された場合に交通情報受信器12bから
直接交通情報を再生するようにしてもよい。
【0121】また、本実施例では、測定手段として電界
強度測定回路を用いたが、本発明の測定手段は測定手段
として電界強度測定回路に限ることなく、受信誤りを検
出する測定回路等を用いることが可能である。以上の説
明から明らかなように、本実施例では、交通情報放送局
の選局中はオーディオ装置1の動作を継続維持し、交通
情報放送の受信が可能になった場合に交通情報を記録媒
体に記録し、オーディオ装置100における音楽再生の
曲間が検出されたときに記録媒体に記録されている交通
情報を再生するように切換えを行ない、音楽を中断する
ことなく曲間に交通情報が流れるようにし、不快感を解
消することができる。また、自動的に交通情報を受信
し、音楽の曲間に交通情報を流すため、最新の交通情報
を得ることができ、操作者の交通情報開始指示に伴い自
動的に交通情報を受信開始することにより、操作者の所
望の期間のみ最新交通情報を得ることができる。さら
に、交通情報を一旦光ディスクに記録した後、この交通
情報を音楽の曲間に流すため、交通情報の聞き漏らしを
防止することができる。
【0122】
【発明の効果】請求項1記載の多重情報受信装置におい
ては、音響・画像情報を中断することなく、その情報の
区切りにおいて特定情報が出力されるため、情報を受け
る人間の不快感を解消できる。
【0123】請求項2記載の多重情報受信装置において
は、音響・画像情報を中断することなく、かつ、情報を
受ける人間の所望の期間のみ最新の特定情報を得ること
ができる。
【0124】請求項3記載の多重情報受信装置において
は、音響・画像情報を中断することなく、その情報の区
切りにおいて特定情報が出力されるため、情報を受ける
人間の不快感を解消できる。しかも、一旦第1の記録媒
体に記録された特定情報が出力されるので、特定情報の
聞き漏らし等がない。
【0125】請求項4記載の多重情報受信装置において
は、記録媒体に記録されている音響・画像情報を再生す
る場合においても、音響・画像情報を中断することなく
その区切りにおいて特定情報が出力されるため、情報を
受ける人間の不快感を解消できる。
【0126】請求項5記載の多重情報受信装置において
は、外部からの電波により伝送される音響・画像情報を
受信復調する場合でも、音響・画像情報を中断すること
なくその区切りにおいて特定情報を出力するため、情報
を受ける人間の不快感を解消できる。
【0127】請求項6記載の多重情報受信装置において
は、主情報信号に特定情報信号が重畳されて送信される
多重情報信号として、特定情報が伝送される場合におい
ても請求項3記載の多重情報受信装置と同様の効果を奏
することができる。
【0128】請求項7記載の多重情報受信装置において
は、特定情報信号は、FM多重放送として伝送されるの
で、そのサービスエリア内での最新の特定情報を受信す
ることが可能である。
【0129】請求項8記載の多重情報受信装置において
は、多重情報信号強度が所定の値以上である場合にのみ
特定情報の受信再構成が行なわれるので、誤り率の低い
特定情報の受信が可能である。
【0130】請求項9記載の多重情報受信装置において
は、特定情報は2次元画像情報であるので、一度に多量
の情報量を有する情報を表示することが可能である。
【0131】請求項10記載の多重情報受信装置におい
ては、入力された文字列情報を音声信号に変換して出力
するので、情報を受ける人間が他の作業を行なっている
場合でも同時に特定情報を聞きとることが可能である。
【0132】請求項11記載の多重情報受信装置におい
ては、特定情報は交通情報であるので、交通情報が音響
・画像情報の区切りにおいて自動的に出力されることと
なり、交通情報の聞き漏らし等を防止することができ
る。
【0133】請求項12記載の多重情報受信装置におい
ては、記録媒体として光ディスクを用いることにより、
大量の交通情報を記録することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図2】第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図5】第3の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第4の実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第5の実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図8】第5の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】FM多重放送のデータ構造の一例を示す仕様図
である。
【符号の説明】
2 光ディスク情報再生装置 4 TVチューナ 6 AMチューナ 8 FMチューナ 10 音響情報再生装置 12a 特定情報受信回路 12b 交通情報受信部 14 特定情報再構成回路 16a 特定情報記録/再生装置 16b 交通情報記録再生回路 18a 記録媒体 18b 交通情報記録媒体 20 切換スイッチ回路 22 増幅器 24 スピーカ 26 ディスプレイ 28a 曲間/チャプタ検出回路 28b ステレオ/モノラル検出回路 30a 特定情報出力選択スイッチ 30b 交通情報受信選択スイッチ 32 制御回路 34 電界強度測定回路 36 特定情報更新検出回路 38 音声合成装置 40 メモリ 100 オーディオ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/16 H04B 1/20 G11B 31/00 503

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響・画像情報を出力する第1の状態
    と、放送により伝送される特定情報を受信して出力する
    第2の状態とを切換える機能を有する多重情報受信装置
    であって、音響・画像情報源からの前記音響・画像情報に基づい
    て、 音響・画像情報信号を生成する音響・画像情報信号
    出力手段と、 前記音響・画像情報の区切りを検出し、情報区分検出信
    号を出力する情報区分検出手段と、 前記特定情報を受信し、特定情報信号を出力する特定情
    報信号出力手段と、 前記音響・画像情報信号および前記特定情報信号を受け
    て選択的に出力し、前記情報区分検出信号に基づくタイ
    ミングで、前記音響・画像情報信号を出力する状態から
    前記特定情報信号を出力する状態への切換わりを制御す
    切換手段と、 前記切換手段の出力を受けて、少なくとも画像および音
    声のいずれか一方として出力する情報出力手段とを備え
    る、多重情報受信装置。
  2. 【請求項2】 外部からの入力に応じて、前記第1の状
    態と前記第2の状態との切換動作を行なうかを指定する
    切換モード指定信号を出力するモード指定手段と、 前記情報区分検出信号および前記切換モード指定信号を
    受けて、前記切換モードが指定されている場合、前記情
    報区分検出信号に応じて出力制御信号を出力する制御手
    段をさらに備え、 前記切換手段は、 前記音響・画像情報信号および前記特定情報信号を受
    け、前記出力制御信号に応じていずれか一方を出力す
    る、請求項1記載の多重情報受信装置。
  3. 【請求項3】 音響情報および第1の画像情報の少なく
    とも一方からなる、音響・画像情報を出力する第1の状
    態と、所定の伝送方式の放送により、一定期間同一の情
    報群が反復送信される、文字列情報および第2の画像情
    報の少なくとも一方からなる特定情報を受信して出力す
    る第2の状態とを切換える機能を有する多重情報受信装
    置であって、音響・画像情報源からの前記音響・画像情報に基づい
    て、音響・画像情報信号を生成 する音響・画像情報信号
    出力手段と、 前記音響・画像情報の区切りを検出し、情報区分検出信
    号を出力する情報区分検出手段と、 前記特定情報を受信し、前記特定情報に対応する特定情
    信号を出力する特定情報信号出力手段と、 前記特定情報信号を記録する第1の記録媒体と、 前記第1の記録媒体との間で、前記特定情報信号の書込
    /読出動作を行なう特定情報記録/再生手段と、 前記特定情報の更新状態を検出し、特定情報更新信号を
    出力する特定情報更新検出手段と、 外部からの入力に応じて、前記第1の状態と前記第2の
    状態との切換動作を行なうかを指定する切換モード指定
    信号を出力するモード指定手段と、 前記情報区分検出信号、前記特定情報更新信号および前
    記切換モード指定信号を受けて、前記切換モードが指定
    され、かつ、前記特定情報が更新されている場合、前記
    情報区分検出信号に応じて出力制御信号を出力する制御
    手段と、 前記音響・画像情報信号および前記第1の記録媒体に記
    録されている前記特定情報信号を受けて選択的に出力
    し、前記出力制御信号に基づくタイミングで、前記音響
    ・画像情報信号を出力する状態から前記特定情報信号を
    出力する状態への切換わりを制御する切換手段と、 前記切換手段の出力を受けて、少なくとも画像および音
    声のいずれか一方として出力する情報出力手段とを備
    る、多重情報受信装置。
  4. 【請求項4】 前記音響・画像情報源は、前記音響・画
    像情報を記録する第2の記録媒体を含み、 前記音響・画像情報出力手段は、 前記第2の記録媒体に記録されている音響・画像情報信
    号の読出動作を行なう音響・画像情報再生手段を含み、 前記制御手段は、 前記音響・画像情報再生手段に対し、前記第1の状態か
    ら前記第2の状態に切換わる場合は一時停止信号を、前
    記第2の状態から前記第1の状態に切換わる場合は、動
    作再開始信号を出力する、請求項3記載の多重情報受信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記音響・画像情報源からの前記音響・
    画像情報は、前記多重情報受信装置の外部から電波によ
    り伝送され、 前記音響・画像情報出力手段は、前記 音響・画像情報信号を受信し、復調する音響・画像
    情報受信手段を含む、請求項3記載の多重情報受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記特定情報は、 主情報信号に特定情報信号が重畳されて送信される多重
    情報信号として伝送され、 前記特定情報信号出力手段は、 前記多重情報信号を受信して、前記特定情報信号を分離
    ・復調する特定情報受信手段と、 前記特定情報受信手段の出力を受けて、前記特定情報信
    号から前記同一の情報群に対応する番組情報信号を抽出
    する特定情報再構成手段を含み、 前記特定情報再構成手段は、 前記特定情報記録/再生手段との間で、前記番組情報信
    号を授受し、前記切換手段に対して前記第1の記録媒体
    に記録された前記番組情報信号を出力する、請求項4ま
    たは5記載の多重情報受信装置。
  7. 【請求項7】 前記主情報信号は、FMステレオ信号で
    あり、前記特定情報信号は、この主情報信号に多重化さ
    れている、請求項記載の多重情報受信装置。
  8. 【請求項8】 前記特定情報受信手段は、 前記多重情報信号の強度が、所定の値以上であるかを検
    出し、信号強度判定信号を出力する信号強度測定手段を
    含み、 前記制御手段は、 前記信号強度判定信号を受けて、前記多重情報信号の強
    度が所定の値以上の場合に、前記第1の状態から第2の
    状態に切換える前記出力制御信号を出力する、請求項6
    記載の多重情報受信装置。
  9. 【請求項9】 前記特定情報信号は、2次元画像情報信
    号であり、 前記情報出力手段は、 2次元ディスプレイ装置を含む、請求項6記載の多重情
    報受信装置。
  10. 【請求項10】 前記多重情報受信装置は、 入力された文字列情報を音声信号に変換する音声合成手
    段をさらに備え、 前記音声合成手段は、前記特定情報再構成手段の出力を
    受けて、対応する音声信号を前記切換手段に出力する、
    請求項6記載の多重情報受信装置。
  11. 【請求項11】 前記多重情報受信装置は、移動体に搭
    載され、 前記特定情報は、交通情報である請求項9または10記
    載の多重情報受信装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の記録媒体は、記録再生可能
    な光ディスクである、請求項9または10記載の多重情
    報受信装置。
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