JP2925246B2 - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
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- JP2925246B2 JP2925246B2 JP14588190A JP14588190A JP2925246B2 JP 2925246 B2 JP2925246 B2 JP 2925246B2 JP 14588190 A JP14588190 A JP 14588190A JP 14588190 A JP14588190 A JP 14588190A JP 2925246 B2 JP2925246 B2 JP 2925246B2
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- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、シート搬送装置に係り、詳しくは両面及び
多重に画像形成をする画像形成装置における中間トレイ
からの再給紙機構に関する。
多重に画像形成をする画像形成装置における中間トレイ
からの再給紙機構に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、画面画像形成装置においては、一般に第1面画
像形成済のシートを収納する中間トレイを備え、第1面
への画像形成終了後中間トレイ内に積載されたシートを
そこから1枚1枚分離して送り出し、再び画像形成部へ
搬送して第2面への画像形成を行っていた。かかる画面
画像形成を行うにあたり重要な点は、シートの搬送を適
正に行い得るか否かというシート搬送の信頼性である。
特に第1画面像形成済のシートを中間トレイ内から1枚
1枚分離して送り出す再給紙動作における信頼性が問題
である。
像形成済のシートを収納する中間トレイを備え、第1面
への画像形成終了後中間トレイ内に積載されたシートを
そこから1枚1枚分離して送り出し、再び画像形成部へ
搬送して第2面への画像形成を行っていた。かかる画面
画像形成を行うにあたり重要な点は、シートの搬送を適
正に行い得るか否かというシート搬送の信頼性である。
特に第1画面像形成済のシートを中間トレイ内から1枚
1枚分離して送り出す再給紙動作における信頼性が問題
である。
第11図に、従来の両面・多重画像形成装置の一例を示
す。図において1は画像形成装置本体、2は原稿を載置
する原稿台、3は原稿の像を担持する感光ドラム、4,5,
6,7は原稿の像を感光ドラム3上に結んで静電潜像を形
成するためのミラー、8は結像レンズである。
す。図において1は画像形成装置本体、2は原稿を載置
する原稿台、3は原稿の像を担持する感光ドラム、4,5,
6,7は原稿の像を感光ドラム3上に結んで静電潜像を形
成するためのミラー、8は結像レンズである。
また、9は感光ドラム3に形成されたトナー像をシー
トPに転写させる転写電極である。
トPに転写させる転写電極である。
カセット10内に収容されたシートPは給紙ローラ11に
より取り出され、レジストローラ12により感光ドラム3
の画像と同期した所定のタイミングで送り出され、転写
電極9により第1面にトナー像が形成された後定着器13
によりトナー像は定着される。第1面に画像が形成され
たシートPの同じ面に再度画像を重ね合せて形成する場
合は切換ガイド14によってシートPを搬送路15に導き、
中間トレイ16に収納させる。また第1面の反対側の第2
面に画像を形成する場合は切換ガイド14によってシート
Pを搬送路17に導き、搬出ローラ18によりシートPを途
中まで排出した後排出ローラ18を逆転させ切換ガイド19
によりシート後端を搬送路20に導き、中間トレイ16に収
納させる。
より取り出され、レジストローラ12により感光ドラム3
の画像と同期した所定のタイミングで送り出され、転写
電極9により第1面にトナー像が形成された後定着器13
によりトナー像は定着される。第1面に画像が形成され
たシートPの同じ面に再度画像を重ね合せて形成する場
合は切換ガイド14によってシートPを搬送路15に導き、
中間トレイ16に収納させる。また第1面の反対側の第2
面に画像を形成する場合は切換ガイド14によってシート
Pを搬送路17に導き、搬出ローラ18によりシートPを途
中まで排出した後排出ローラ18を逆転させ切換ガイド19
によりシート後端を搬送路20に導き、中間トレイ16に収
納させる。
次に、再度、第1面又は第2面複写時には、この中間
トレイ16内から第1面複写済のシートPが1枚づつ再給
紙されて、画像形成部へ搬送され、その第2面に複写が
行われる。ここで、第1面に複写が行われた後中間トレ
イ16内に積載されたシートPは、その複写されたトナー
像の定着のために定着器13を通過することにより、その
被複写図(第1面)にシリコンオイルが付着していた
り、定着に際し加えられた熱や圧力により端部等に反り
(カール)が発生していたりする場合がある。このため
に、中間トレイ内からの再給紙に際して、重送やジャム
の発生するおそれがある。
トレイ16内から第1面複写済のシートPが1枚づつ再給
紙されて、画像形成部へ搬送され、その第2面に複写が
行われる。ここで、第1面に複写が行われた後中間トレ
イ16内に積載されたシートPは、その複写されたトナー
像の定着のために定着器13を通過することにより、その
被複写図(第1面)にシリコンオイルが付着していた
り、定着に際し加えられた熱や圧力により端部等に反り
(カール)が発生していたりする場合がある。このため
に、中間トレイ内からの再給紙に際して、重送やジャム
の発生するおそれがある。
第12図はかかる信頼性を高めるように構成された画面
画像形成装置の一例を示す。本従来例は、中間トレイ16
内に用紙を1枚載置する枚に中間トレイ16に載置された
シートPの束全体を少しづつ搬送ローラ対21で搬送し、
シートPを1枚ごとに少しづつずれた段階状に積載する
ように構成されたものである。
画像形成装置の一例を示す。本従来例は、中間トレイ16
内に用紙を1枚載置する枚に中間トレイ16に載置された
シートPの束全体を少しづつ搬送ローラ対21で搬送し、
シートPを1枚ごとに少しづつずれた段階状に積載する
ように構成されたものである。
このように段階状に積載されたシート群は第1面の画
像形成動作終了後にローラ対22の方向へまとめて搬送さ
れ、最下部のシートPが、ローラ対21を離れると同時に
ローラ対21を停止することにより、このときローラ対22
にくわえ込まれている最下部のシートPのみを、ローラ
対22によって搬送し、第2面目の動作を行うものであ
る。本従来例によると、最給紙時における重送防止性能
を向上させることが可能となる。
像形成動作終了後にローラ対22の方向へまとめて搬送さ
れ、最下部のシートPが、ローラ対21を離れると同時に
ローラ対21を停止することにより、このときローラ対22
にくわえ込まれている最下部のシートPのみを、ローラ
対22によって搬送し、第2面目の動作を行うものであ
る。本従来例によると、最給紙時における重送防止性能
を向上させることが可能となる。
なお、両面に画像を形成するために、片面に画像の形
成されたシートPを段階状に積載して再給紙する技術は
特開昭58−178373号公報、特公昭63−18744号公報等に
記載されている。
成されたシートPを段階状に積載して再給紙する技術は
特開昭58−178373号公報、特公昭63−18744号公報等に
記載されている。
しかし、上記従来例において再給紙する最下位のシー
トPのみがローラ対22によって挟持され、かつローラ対
21から離れ、他のシートPの束はローラ対21のみによっ
て挟持されているという状態を作らなければならない。
そのためには、ローラ対21と22との間の距離をシートP
の長さよりもわずかに短い長さに設定する必要がある。
トPのみがローラ対22によって挟持され、かつローラ対
21から離れ、他のシートPの束はローラ対21のみによっ
て挟持されているという状態を作らなければならない。
そのためには、ローラ対21と22との間の距離をシートP
の長さよりもわずかに短い長さに設定する必要がある。
即ち、第13図(a)のような場合には、ローラ対22に
最先のシートP1と2枚目のシートP2とが押圧されて互に
摺擦することはない。しかし、シート長さの長いシート
Pを分離する場合、第13図(b)のように、ローラ対22
に複数のシートPが挟持される状態になる。従って最先
のシートP1を搬出し、2枚目のシートP2以上のシート束
をローラ対21により挟持して、停止している場合には、
第14図(a)に示すように、最先のシートP1は搬出し、
2枚目のシートP2以上のシート束が停止している。ま
た、2枚目のシートP2以上のシート立合を搬送する場合
には第14図(b)に示すように、互に最先のシートP1と
2番目のシートP2とが互に逆方向に移動しながら摺擦す
る。そして、例えば多重複写で、第14図(a)の場合に
は、第15図(a)に示すように、図中斜線で示す範囲の
シートP1の上面に二枚目のシートP2のニップ部下面のト
ナーが付着すると共に、二枚目のシートP2から剥離す
る。また、第14図(b)の場合には、第15図(b)の示
すように、第2枚目のシートP2の斜線を付した部分の下
面のトナーが剥離され、最先のシートP1の上面にトナー
が付着することにより汚れが発生する。
最先のシートP1と2枚目のシートP2とが押圧されて互に
摺擦することはない。しかし、シート長さの長いシート
Pを分離する場合、第13図(b)のように、ローラ対22
に複数のシートPが挟持される状態になる。従って最先
のシートP1を搬出し、2枚目のシートP2以上のシート束
をローラ対21により挟持して、停止している場合には、
第14図(a)に示すように、最先のシートP1は搬出し、
2枚目のシートP2以上のシート束が停止している。ま
た、2枚目のシートP2以上のシート立合を搬送する場合
には第14図(b)に示すように、互に最先のシートP1と
2番目のシートP2とが互に逆方向に移動しながら摺擦す
る。そして、例えば多重複写で、第14図(a)の場合に
は、第15図(a)に示すように、図中斜線で示す範囲の
シートP1の上面に二枚目のシートP2のニップ部下面のト
ナーが付着すると共に、二枚目のシートP2から剥離す
る。また、第14図(b)の場合には、第15図(b)の示
すように、第2枚目のシートP2の斜線を付した部分の下
面のトナーが剥離され、最先のシートP1の上面にトナー
が付着することにより汚れが発生する。
この画像の剥離やシートの汚れを防止するために、第
16図に示すように、シート搬送路16のローラ対21と22と
の間に出没するフラッパ23を設け、破線で示すシート束
退避位置において、最先のシートP1を除いたシート束を
退避路24へ退避させることにより、シートPの長さにか
かわらず、最先のシートP1は独立して、ローラ対22によ
り、シート間が摺擦することなく、搬出する提案がなさ
れている。
16図に示すように、シート搬送路16のローラ対21と22と
の間に出没するフラッパ23を設け、破線で示すシート束
退避位置において、最先のシートP1を除いたシート束を
退避路24へ退避させることにより、シートPの長さにか
かわらず、最先のシートP1は独立して、ローラ対22によ
り、シート間が摺擦することなく、搬出する提案がなさ
れている。
しかし、この提案では、特にシートP1,P2の厚さが薄
い場合、最先のシートP1のみを通して、2枚目のシート
P2以外をフラッパ23の先端で分離することが難しく、フ
ラッパ23の先端に引掛ってジャムを起す場合がある。即
ち、シートPの先端の状態やシートPのカール等に左右
されることがあり、分離の確実性を期すことが難しいと
いう問題がある。
い場合、最先のシートP1のみを通して、2枚目のシート
P2以外をフラッパ23の先端で分離することが難しく、フ
ラッパ23の先端に引掛ってジャムを起す場合がある。即
ち、シートPの先端の状態やシートPのカール等に左右
されることがあり、分離の確実性を期すことが難しいと
いう問題がある。
そこで、フラッパ23の分離位置に位置するタイミング
を制御し、更に、フラッパ23の分離位置の近傍のシート
搬送路に第17図に示すように凹部33aを設けることによ
り、最先のシートP1を押し下げることにより、確実に分
離して、安定したシート搬送性を有するシート搬送装置
の提案があった。
を制御し、更に、フラッパ23の分離位置の近傍のシート
搬送路に第17図に示すように凹部33aを設けることによ
り、最先のシートP1を押し下げることにより、確実に分
離して、安定したシート搬送性を有するシート搬送装置
の提案があった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記提案例では、シートPの束を搬送
する速度(複写機に適用した場合においては画像形成の
ための速度)が速い場合に、シートPの束から最先のシ
ートP1を分離する分離性能が不安定となる欠点があっ
た。
する速度(複写機に適用した場合においては画像形成の
ための速度)が速い場合に、シートPの束から最先のシ
ートP1を分離する分離性能が不安定となる欠点があっ
た。
そこで、本発明は、最先のシートとその他のシートの
束とを分離して、その他のシートの束を退避路へ導く切
換手段へ搬送されるシートの束の搬送速度を遅くする、
もしくは切換手段の最先のシートと2番目のシートの間
が到達したときに、シートの束の搬送を一次停止するこ
とにより、シートの分離を確実に安定させると共に、段
階状積載するシート間のずれ量を少なくしてシート積載
量を増大できるシート搬送装置を提供することを目的と
するものである。
束とを分離して、その他のシートの束を退避路へ導く切
換手段へ搬送されるシートの束の搬送速度を遅くする、
もしくは切換手段の最先のシートと2番目のシートの間
が到達したときに、シートの束の搬送を一次停止するこ
とにより、シートの分離を確実に安定させると共に、段
階状積載するシート間のずれ量を少なくしてシート積載
量を増大できるシート搬送装置を提供することを目的と
するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明、シートを搬入するシート搬入手段と、搬入さ
れた前記シートを所定量づつずらして積載すると共に、
積載されたシートの束を所定の速度で搬送するシート搬
送手段と、搬送された該シートの束の最先のシートを搬
出するシート搬出手段と、該シート搬出手段と前記シー
ト搬送手段との間に位置して順方向に搬送されているシ
ートの束を退避させる退避搬送路と、該退避搬送路へシ
ートの束を導く第1の位置と該シートの束を退避させな
い第2の位置とをとることが可能な切換手段と、前記シ
ートの束の最先のシートの先端が該切換手段に到達して
から2番目のシートが到着するまでの間に前記第2の位
置から第1の位置へ前記切換手段を移動させるように制
御する制御手段と、を有し、前記退避搬送路へ前記シー
トの束を搬送するときの前記シート搬送手段の搬送速度
を前記所定の速度よりも遅くしたことを特徴とする。
れた前記シートを所定量づつずらして積載すると共に、
積載されたシートの束を所定の速度で搬送するシート搬
送手段と、搬送された該シートの束の最先のシートを搬
出するシート搬出手段と、該シート搬出手段と前記シー
ト搬送手段との間に位置して順方向に搬送されているシ
ートの束を退避させる退避搬送路と、該退避搬送路へシ
ートの束を導く第1の位置と該シートの束を退避させな
い第2の位置とをとることが可能な切換手段と、前記シ
ートの束の最先のシートの先端が該切換手段に到達して
から2番目のシートが到着するまでの間に前記第2の位
置から第1の位置へ前記切換手段を移動させるように制
御する制御手段と、を有し、前記退避搬送路へ前記シー
トの束を搬送するときの前記シート搬送手段の搬送速度
を前記所定の速度よりも遅くしたことを特徴とする。
また本発明は、シートを搬入するシート搬入手段と、
搬入された前記シートを所定量づつずらして積載すると
共に、積載されたシートの束を搬送するシート搬送手段
と、搬送された該シートの束の最先のシートを搬出する
シート搬出手段と、該シート搬出手段と前記シート搬送
手段との間に位置して順方向に搬送されているシートの
束を退避させる退避搬送路と、該退避搬送路へシートの
束を導く第1の位置と該シートの束を退避させない第2
の位置とをとることが可能な切換手段と、前記シートの
束の最先のシートの先端が該切換手段に到達してから2
番目のシートが到達するまでの間に前記第2の位置から
第1の位置へ前記切換手段を移動させるように制御する
制御手段と、を有し、前記シートの束の最先のシートの
先端と2番目のシートとの間が前記切換手段の位置に到
達したときに、前記切換手段が第2の位置か第1の位置
へ移動するまでの間、前記シート搬送手段が一時停止す
るようにしたことを特徴とする。
搬入された前記シートを所定量づつずらして積載すると
共に、積載されたシートの束を搬送するシート搬送手段
と、搬送された該シートの束の最先のシートを搬出する
シート搬出手段と、該シート搬出手段と前記シート搬送
手段との間に位置して順方向に搬送されているシートの
束を退避させる退避搬送路と、該退避搬送路へシートの
束を導く第1の位置と該シートの束を退避させない第2
の位置とをとることが可能な切換手段と、前記シートの
束の最先のシートの先端が該切換手段に到達してから2
番目のシートが到達するまでの間に前記第2の位置から
第1の位置へ前記切換手段を移動させるように制御する
制御手段と、を有し、前記シートの束の最先のシートの
先端と2番目のシートとの間が前記切換手段の位置に到
達したときに、前記切換手段が第2の位置か第1の位置
へ移動するまでの間、前記シート搬送手段が一時停止す
るようにしたことを特徴とする。
(ホ) 作用 以上の構成に基づき、シートをシート搬入手段により
搬入し、搬入されたシートをシート搬送手段により所定
量づつずらして積載し、シートの束を形成した後に、シ
ートの束をシート搬送手段により所定の速度でシート搬
出手段へ搬送する。ここで、制御手段の指示により、搬
送されているシートの束の最先のシートの先端が到着
し、2枚目のシートが到着していない時点に、切換手段
が第1の位置に移動して、シートの束の最先のシートを
除く他のシートの束を退避搬送路へ退避させ、最先のシ
ートをシート搬出手段により搬出する。なお、この際、
シート搬送手段によりシートの束を切換手段へ搬送する
速度の所定の速度よりも遅くする。
搬入し、搬入されたシートをシート搬送手段により所定
量づつずらして積載し、シートの束を形成した後に、シ
ートの束をシート搬送手段により所定の速度でシート搬
出手段へ搬送する。ここで、制御手段の指示により、搬
送されているシートの束の最先のシートの先端が到着
し、2枚目のシートが到着していない時点に、切換手段
が第1の位置に移動して、シートの束の最先のシートを
除く他のシートの束を退避搬送路へ退避させ、最先のシ
ートをシート搬出手段により搬出する。なお、この際、
シート搬送手段によりシートの束を切換手段へ搬送する
速度の所定の速度よりも遅くする。
また、シートの束の最先のシートの先端と2番目のシ
ートの間が切換手段の位置に到達したときに、切換手段
が第2の位置から第1の位置へ移動するまでの間、シー
ト搬送手段を一時停止する。
ートの間が切換手段の位置に到達したときに、切換手段
が第2の位置から第1の位置へ移動するまでの間、シー
ト搬送手段を一時停止する。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図は、本発明を適用した画像形成装置であり、異
なる色による両面及び多重複写をする複写装置を示す。
なる色による両面及び多重複写をする複写装置を示す。
第1図において、第12図を示す従来例と共通の構成、
作用をする部材については同符号を付して説明を省略す
る。
作用をする部材については同符号を付して説明を省略す
る。
従って、搬送路15,20の合流する搬送路25からレジス
トローラ12までの部分を第1図及び第2図を参照して説
明する。
トローラ12までの部分を第1図及び第2図を参照して説
明する。
前記搬送路25の下流端にシートPの先端を検知するセ
ンサ26が設けられ、このセンサ26の少し上流側に搬送ロ
ーラ対27が設けられている。また、搬送路25の上ガイド
28が斜下方に延設されると共に、この上にガイド28の下
方にほぼ水平な下ガイド29が対向して設けられ、この下
ガイド29の上面とほぼ読一面上にニップ部を有するゴム
製の駆動ローラ30aが設けられ、摩擦係数が小さい樹脂
性の従動ローラ30bが駆動ローラ30aの上方に対向して、
上下移動可能に設けられて、板ばね31により下方に付勢
されている。
ンサ26が設けられ、このセンサ26の少し上流側に搬送ロ
ーラ対27が設けられている。また、搬送路25の上ガイド
28が斜下方に延設されると共に、この上にガイド28の下
方にほぼ水平な下ガイド29が対向して設けられ、この下
ガイド29の上面とほぼ読一面上にニップ部を有するゴム
製の駆動ローラ30aが設けられ、摩擦係数が小さい樹脂
性の従動ローラ30bが駆動ローラ30aの上方に対向して、
上下移動可能に設けられて、板ばね31により下方に付勢
されている。
また、ローラ対30a,30bの右側に上下ガイド28,29と同
様な上ガイド32、下ガイド33が設けられ、この両ガイド
32,33の右側にほぼ下ガイド33の上面と同一面にニップ
部を有するローラ対34a,34bが設けられ、ローラ34aは固
設された軸に軸支され、ローラ34bは上下動自在に板ば
ね37により下方に付勢され、ローラ34aに圧接するよう
になっている。そして、このローラ対34a,34bの右側に
平坦面から上方に湾曲して上下ガイド35,36が、下ガイ
ド36の上面がローラ対34a,34bのニップ部とほぼ同一面
になるように設けられている。
様な上ガイド32、下ガイド33が設けられ、この両ガイド
32,33の右側にほぼ下ガイド33の上面と同一面にニップ
部を有するローラ対34a,34bが設けられ、ローラ34aは固
設された軸に軸支され、ローラ34bは上下動自在に板ば
ね37により下方に付勢され、ローラ34aに圧接するよう
になっている。そして、このローラ対34a,34bの右側に
平坦面から上方に湾曲して上下ガイド35,36が、下ガイ
ド36の上面がローラ対34a,34bのニップ部とほぼ同一面
になるように設けられている。
また、前記上ガイド32のローラ対34a,34b寄りに分岐
ガイド24が斜め上方に設けられ、この分岐ガイド24の基
譚浮にフラッパ23が軸23aに枢支されている。
ガイド24が斜め上方に設けられ、この分岐ガイド24の基
譚浮にフラッパ23が軸23aに枢支されている。
そして、下ガイド33にはフラッパ23が下降した位置の
近傍に凹部33aが形成されている。そして、第2図
(b)に示すように、フラッパ23の底面23aは凹部33aの
底面から高さhの間隙があり、かつ下ガイド板33の表面
よりも少しの高さh1だけ下方に位置するようになってい
る。
近傍に凹部33aが形成されている。そして、第2図
(b)に示すように、フラッパ23の底面23aは凹部33aの
底面から高さhの間隙があり、かつ下ガイド板33の表面
よりも少しの高さh1だけ下方に位置するようになってい
る。
また、下ガイド33の凹部33aの上流側にシートPを検
知するセンサ38が取付けられている。
知するセンサ38が取付けられている。
そして、前記ローラ対27の駆動ローラ、ローラ30a、3
4aが夫々ステッピングモータ27m,30m,34mにギヤ列等を
介して連結されており、これ等モータ27m,30m,34mの信
号回路が制御部39に接続され、更に制御部39に複写枚
数、両面モード、多重モード、コピースタート等を指示
するキーボード40と、シートサイズ検出装置41とが夫々
接続されている。
4aが夫々ステッピングモータ27m,30m,34mにギヤ列等を
介して連結されており、これ等モータ27m,30m,34mの信
号回路が制御部39に接続され、更に制御部39に複写枚
数、両面モード、多重モード、コピースタート等を指示
するキーボード40と、シートサイズ検出装置41とが夫々
接続されている。
なお、フラッパ23はソレノイド23sに連結されてお
り、ソレノイド23sの信号回路が制御部39が接続されて
いる。
り、ソレノイド23sの信号回路が制御部39が接続されて
いる。
また、ローラ30a,34aは摩擦係数の大きいゴム等より
なり、ローラ30b,34bは摩擦係数が小さい樹脂等よりな
る。
なり、ローラ30b,34bは摩擦係数が小さい樹脂等よりな
る。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず、下ガイド29,33(再給紙通路)に複数のシート
Pの束を収納する動作を第3図のフローチャートを参照
して説明する。
Pの束を収納する動作を第3図のフローチャートを参照
して説明する。
キーボード40により画面又は多重の複写モードが設定
され、コピースタートが指示されると、前述した通りカ
セット10よりシートPが取り出され、感光ドラム3によ
り片面に画像が形成されたシートPがステップS1で回転
を開始したローラ27まで送られて来る。第3図のステッ
プS2にてセンサ26によりシートPの先端が検知されてか
らシート先端がローラ30a,30bのニップに達してループ
を形成し、先端を揃えるまでに必要な所定時間t1経時後
(ステップS3)、モータ30mをスタートさせる(ステッ
プS4)。そしてシートの後端をローラ対27およびガイド
25から抜くためにシートPがローラ対30a,30bに挟持さ
れてからあらかじめ設定された所定距離搬送する必要な
所定時間t2だけモータ30mを回転させ(ステップS5,第4
図)、t2経過後モータ30mを逆転させ(ステップS6)、t
2よりも短い所定時間t2−△tだけ逆転させた後にモー
タ30mを停止する(ステップS7,8)。モータ30mの逆転に
よりシートPはローラ対30a,30bによって逆方向に搬送
され、シートPの先端はローラ対30a,30bのニップ部か
ら所定距離lだけ下流側に位置する(第5図)。シート
の後端はガイド29上を案内されてローラ対27の下側に入
り込む。
され、コピースタートが指示されると、前述した通りカ
セット10よりシートPが取り出され、感光ドラム3によ
り片面に画像が形成されたシートPがステップS1で回転
を開始したローラ27まで送られて来る。第3図のステッ
プS2にてセンサ26によりシートPの先端が検知されてか
らシート先端がローラ30a,30bのニップに達してループ
を形成し、先端を揃えるまでに必要な所定時間t1経時後
(ステップS3)、モータ30mをスタートさせる(ステッ
プS4)。そしてシートの後端をローラ対27およびガイド
25から抜くためにシートPがローラ対30a,30bに挟持さ
れてからあらかじめ設定された所定距離搬送する必要な
所定時間t2だけモータ30mを回転させ(ステップS5,第4
図)、t2経過後モータ30mを逆転させ(ステップS6)、t
2よりも短い所定時間t2−△tだけ逆転させた後にモー
タ30mを停止する(ステップS7,8)。モータ30mの逆転に
よりシートPはローラ対30a,30bによって逆方向に搬送
され、シートPの先端はローラ対30a,30bのニップ部か
ら所定距離lだけ下流側に位置する(第5図)。シート
の後端はガイド29上を案内されてローラ対27の下側に入
り込む。
なお、ローラ対の回転は制御部39からモータ30mに送
るパルスの数によっても制御できる。すなわちシートP
先端がローラ対30a,30bのニップに達してからシートP
を所定距離だけ搬送するのに必要なモータ30mの回転角
に対応する数だけのパルスを送ることによっても同様に
ローラ対30a,30bを搬送できる。
るパルスの数によっても制御できる。すなわちシートP
先端がローラ対30a,30bのニップに達してからシートP
を所定距離だけ搬送するのに必要なモータ30mの回転角
に対応する数だけのパルスを送ることによっても同様に
ローラ対30a,30bを搬送できる。
次にステップS9において設定枚数の積載が終了したか
否かを判断し、終了していない場合はステップS2にもど
る。そして次のシートPが搬送され、ローラ対30a,30b
に到達すると、ローラ対30a,30bは1枚目のシートPを
挟持したまま前回と全く同じ作動をし、2枚目のシート
Pの先端をローラ30a,30bのニップ部よりlだけ下流側
に位置させる。この際、1枚目のシートPは2枚目のシ
ートPといっしょに搬送され、1枚目のシートP1の先端
は2枚目のシートP2の先端よりさらにlだけ下流側に位
置する。
否かを判断し、終了していない場合はステップS2にもど
る。そして次のシートPが搬送され、ローラ対30a,30b
に到達すると、ローラ対30a,30bは1枚目のシートPを
挟持したまま前回と全く同じ作動をし、2枚目のシート
Pの先端をローラ30a,30bのニップ部よりlだけ下流側
に位置させる。この際、1枚目のシートPは2枚目のシ
ートPといっしょに搬送され、1枚目のシートP1の先端
は2枚目のシートP2の先端よりさらにlだけ下流側に位
置する。
これにより2枚のシートP2は距離lだけずれた状態で
重ねられる。この動作を設定枚数のシートPに対し行う
ことで、第6図の如く順次シートを距離lだけずらした
状態で積み重ねることができる。そして、モータ27mは
停止する(ステップS10)。
重ねられる。この動作を設定枚数のシートPに対し行う
ことで、第6図の如く順次シートを距離lだけずらした
状態で積み重ねることができる。そして、モータ27mは
停止する(ステップS10)。
これらの過程において、ローラ対30a,30bにシートP
を付き当てる際に、搬送路中に突出しているのはすべり
性のよい樹脂性のローラ30bであるため、シートPの先
端はスムーズにローラ対30a,30bのニップに入り込むこ
とが可能である。
を付き当てる際に、搬送路中に突出しているのはすべり
性のよい樹脂性のローラ30bであるため、シートPの先
端はスムーズにローラ対30a,30bのニップに入り込むこ
とが可能である。
次に積載されたシートPを画面または多重複写の2回
目の画像形成のために再給紙する場合の作動について第
7図(a)に示すフローチャートに基づいて説明する。
目の画像形成のために再給紙する場合の作動について第
7図(a)に示すフローチャートに基づいて説明する。
キーボード40によりスタートが指示されるとモータ30
m,34mの回転が開始される。但し、モータ30mは所定速度
である通常の画像形成速度よりも遅速度で回転し、積載
されたシートPの束がローラ対34a,34bへ送られる(ス
テップS11,12)。モータ30mの回転が開始されてから、
最先のシートP1の先端がセンサ38に検知され(ステップ
S13)、第6図に示す凹部33aの底部33bに到達するのに
必要な所定時間t3経過後、フラッパ23が作動する(この
底部33bはフラッパ23が最先のシートP1のみに係合する
位置とする)(ステップS14,15)。
m,34mの回転が開始される。但し、モータ30mは所定速度
である通常の画像形成速度よりも遅速度で回転し、積載
されたシートPの束がローラ対34a,34bへ送られる(ス
テップS11,12)。モータ30mの回転が開始されてから、
最先のシートP1の先端がセンサ38に検知され(ステップ
S13)、第6図に示す凹部33aの底部33bに到達するのに
必要な所定時間t3経過後、フラッパ23が作動する(この
底部33bはフラッパ23が最先のシートP1のみに係合する
位置とする)(ステップS14,15)。
そして、第8図に示すように、フラッパ23が最先のシ
ートP1を凹部33aの方向に押し下げて、導き、フラッパ2
3は第2図(b)に示すように下ガイド33よりも高さh1
だけ低いために、2枚目のシートP2及びそれより上方の
シートPはコシの力で直進し、フラッパ23に掬い上げら
れ分離される。なお、最先のシートP1もフラッパ23と凹
部33aとの間の充分な隙間を自分のコシの力で前進す
る。
ートP1を凹部33aの方向に押し下げて、導き、フラッパ2
3は第2図(b)に示すように下ガイド33よりも高さh1
だけ低いために、2枚目のシートP2及びそれより上方の
シートPはコシの力で直進し、フラッパ23に掬い上げら
れ分離される。なお、最先のシートP1もフラッパ23と凹
部33aとの間の充分な隙間を自分のコシの力で前進す
る。
フラッパ23が作動した後、モータ30mを通常の画像形
成速度に戻し、シートpの束を搬送する(ステップ1S
6)。
成速度に戻し、シートpの束を搬送する(ステップ1S
6)。
最先のシートP1の後端が第9図に示すように、ローラ
対30a,30bを離れるのに必要なt3時間が経過すると、モ
ータ30mが逆転する(ステップS17,18)。最先のシートP
1はローラ対34a,34bにより下流に搬出され、t5時間が経
過すると、第2枚目のシートP2及び上方のシートPの束
はローラ対30a,30bにより逆送されて元の位置に戻り、
モータ30mは停止と共にフリッパ23は第6図に示す位置
に戻る(ステップS19,20)。
対30a,30bを離れるのに必要なt3時間が経過すると、モ
ータ30mが逆転する(ステップS17,18)。最先のシートP
1はローラ対34a,34bにより下流に搬出され、t5時間が経
過すると、第2枚目のシートP2及び上方のシートPの束
はローラ対30a,30bにより逆送されて元の位置に戻り、
モータ30mは停止と共にフリッパ23は第6図に示す位置
に戻る(ステップS19,20)。
更に、時間t6が経過後に、モータ34mは停止され、最
先のシートP1はレジストローラ12に搬送され、次の画像
形成が行なわれる(ステップS21,22)。
先のシートP1はレジストローラ12に搬送され、次の画像
形成が行なわれる(ステップS21,22)。
そして、設定枚数の再給紙が終了したか否かを(ステ
ップS23)により判断して、終了していない場合には
(ステップS11)に戻る。
ップS23)により判断して、終了していない場合には
(ステップS11)に戻る。
かかる構成においては、ローラ対30a,30bと34a,34bと
の間の間隔をシートPの長さに応じて変化させなくて
も、異なったサイズのシートPを階段状に積載し、確実
に分離して給送できると共に、シートP1,P2間の摺擦を
起すこともなく、汚れることもない。即ち、シートPを
段階的に積載する場合、第3図のフローチャート(ステ
ップS5)の時間t2と(ステップS7)の時間t2−△tをシ
ートPの搬送方向の長さに応じて変えればよい。シート
Pの後端をローラ対27とガイド25から抜くためには、長
いシートPほどt2を長くすればよい。同様にt2−△tも
シートPの長さに応じて設定すれば異なったサイズのシ
ートPを長さlづつずらして積載できる。第7図(a)
のフローチャートのt4,t5,t6をシートPの長さに応じて
変える。t4は最先のシートP1の後端がローラ対30a,30b
から抜くための時間であるから長いシートPほど長く設
定する。時間t5は最先のシートP1以外のシートPを元に
戻す時間であり、長いシートPほど長くなる。
の間の間隔をシートPの長さに応じて変化させなくて
も、異なったサイズのシートPを階段状に積載し、確実
に分離して給送できると共に、シートP1,P2間の摺擦を
起すこともなく、汚れることもない。即ち、シートPを
段階的に積載する場合、第3図のフローチャート(ステ
ップS5)の時間t2と(ステップS7)の時間t2−△tをシ
ートPの搬送方向の長さに応じて変えればよい。シート
Pの後端をローラ対27とガイド25から抜くためには、長
いシートPほどt2を長くすればよい。同様にt2−△tも
シートPの長さに応じて設定すれば異なったサイズのシ
ートPを長さlづつずらして積載できる。第7図(a)
のフローチャートのt4,t5,t6をシートPの長さに応じて
変える。t4は最先のシートP1の後端がローラ対30a,30b
から抜くための時間であるから長いシートPほど長く設
定する。時間t5は最先のシートP1以外のシートPを元に
戻す時間であり、長いシートPほど長くなる。
シートPのサイズはシートサイズ検出装置41で検知
し、検知したサイズに応じて、t1,t2,t3−△t,t4,t5時
間を制御部39で算出する。シートサイズ検出装置41は、
例えば公知のカセットからサイズを検出するタイプでも
よい。センサをシートPが通過する時間により検出する
ものでもよい。
し、検知したサイズに応じて、t1,t2,t3−△t,t4,t5時
間を制御部39で算出する。シートサイズ検出装置41は、
例えば公知のカセットからサイズを検出するタイプでも
よい。センサをシートPが通過する時間により検出する
ものでもよい。
次に、他の実施例を第7図(b)に示すフローチャー
トを参照して説明する。
トを参照して説明する。
第7図(a)のフローチャートに基づいて前記実施例
のステップS14、即ちt3時間が経過したときに、モータ3
0mを一時停止し、シートの束を止め(ステップa)、フ
ラッパ23で最先のシートP1の先端を押し下げた(ステッ
プb)後に、モータ30mを駆動させる。
のステップS14、即ちt3時間が経過したときに、モータ3
0mを一時停止し、シートの束を止め(ステップa)、フ
ラッパ23で最先のシートP1の先端を押し下げた(ステッ
プb)後に、モータ30mを駆動させる。
即ち、シートPの束を止めて、最先のシートP1を分離
するので、分離の確実が大幅に増大する。
するので、分離の確実が大幅に増大する。
次に、更に他の実施例を第10図を参照して説明する。
上記実施例においては、階段状にシートPを積載する
場合に最下位のシートPを最先のシートP1としたが、第
5図に示す長さlを−lになるようにすると、最上のシ
ートPが最先のシートP1となる。そのためには、第10図
に示すように、下ガイド29の左側にローラ対42を設け
て、ローラ対30a,30bが搬送できない長さ−lを搬送す
る。そして、上ガイド32に凹部32aを設け、分岐ガイド2
4、フラッパ23を下方に配設する。
場合に最下位のシートPを最先のシートP1としたが、第
5図に示す長さlを−lになるようにすると、最上のシ
ートPが最先のシートP1となる。そのためには、第10図
に示すように、下ガイド29の左側にローラ対42を設け
て、ローラ対30a,30bが搬送できない長さ−lを搬送す
る。そして、上ガイド32に凹部32aを設け、分岐ガイド2
4、フラッパ23を下方に配設する。
かくすることに、積載したシートPを逆順に再給紙し
て画像形成することができる。
て画像形成することができる。
また、効果については前記実施例と同様である。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、シート搬送路
に退避搬送路を設け、シートの束の最先のシートが該退
避搬送路に到着したときに、切換手段により最先のシー
トを除く他のシートの束を該退避搬送路に退避させると
きに、前記シートの束の搬送速度を所定の速度より遅く
するまたは一時停止させるので、最先のシートと他のシ
ートの束との分離を確実にして、所定したシートの搬送
性を得ることができる。また、分離を確実にできるた
め、シートの束の階段状積載のズレ量を少なくすること
ができ、この結果、同一のシート搬送路の長さに対し
て、シートの積載量を増加することができる。
に退避搬送路を設け、シートの束の最先のシートが該退
避搬送路に到着したときに、切換手段により最先のシー
トを除く他のシートの束を該退避搬送路に退避させると
きに、前記シートの束の搬送速度を所定の速度より遅く
するまたは一時停止させるので、最先のシートと他のシ
ートの束との分離を確実にして、所定したシートの搬送
性を得ることができる。また、分離を確実にできるた
め、シートの束の階段状積載のズレ量を少なくすること
ができ、この結果、同一のシート搬送路の長さに対し
て、シートの積載量を増加することができる。
第1図は本発明のシート搬送装置を実施した複写機の縦
断正面図、第2図(a)はそのシート搬送装置の縦断正
面図、第2図(b)はフラッパと搬送路との関係を示す
拡大正面図、第3図はそのシート積載時のフローチャー
ト、第4図、第5図、第6図はその中間段階の状態を示
す縦断正面図、第7図(a)はそのシート搬出のフロー
チャート、第7図(b)は他の実施例のシート搬出のフ
ローチャート、第8図、第9図はシート搬送の中間段階
を示す縦断正面図、第10図は更に、他の実施例を示す縦
段正面図、第11図、第12図は夫々異なる従来の複写機の
縦断正面図、第13図(a)は短いシートに対する搬送ロ
ーラの正しい配置を示す正面図、第13図(b)は第13図
(a)と同じローラ配置に対して、長いシートに対し不
具合が起ることを示す正面図、第14図(a),(b)は
シートが摺擦する状態を示す正面図、第15図(a),
(b)は第14図(a),(b)の夫々対応するシート汚
れ発生の状態を示す正面図、第16図、第17図は退避搬送
路に関する従来の異る提案例を夫々示す正面図である。 23……切換手段(フラッパ)、24……退避搬送路(分岐
ガイド)、27……シート搬入手段(ローラ対)、30a,30
b……シート搬送手段(ローラ対)、34a,34b……シート
搬出手段(ローラ対)、39……制御手段(制御部)、l
……所定量、P……シート、P1……最先のシート、P2…
…2番目のシート。
断正面図、第2図(a)はそのシート搬送装置の縦断正
面図、第2図(b)はフラッパと搬送路との関係を示す
拡大正面図、第3図はそのシート積載時のフローチャー
ト、第4図、第5図、第6図はその中間段階の状態を示
す縦断正面図、第7図(a)はそのシート搬出のフロー
チャート、第7図(b)は他の実施例のシート搬出のフ
ローチャート、第8図、第9図はシート搬送の中間段階
を示す縦断正面図、第10図は更に、他の実施例を示す縦
段正面図、第11図、第12図は夫々異なる従来の複写機の
縦断正面図、第13図(a)は短いシートに対する搬送ロ
ーラの正しい配置を示す正面図、第13図(b)は第13図
(a)と同じローラ配置に対して、長いシートに対し不
具合が起ることを示す正面図、第14図(a),(b)は
シートが摺擦する状態を示す正面図、第15図(a),
(b)は第14図(a),(b)の夫々対応するシート汚
れ発生の状態を示す正面図、第16図、第17図は退避搬送
路に関する従来の異る提案例を夫々示す正面図である。 23……切換手段(フラッパ)、24……退避搬送路(分岐
ガイド)、27……シート搬入手段(ローラ対)、30a,30
b……シート搬送手段(ローラ対)、34a,34b……シート
搬出手段(ローラ対)、39……制御手段(制御部)、l
……所定量、P……シート、P1……最先のシート、P2…
…2番目のシート。
Claims (2)
- 【請求項1】シートを搬入するシート搬入手段と、 搬入された前記シートを所定量づつずらして積載すると
共に、積載されたシートの束を所定の速度で搬送するシ
ート搬送手段と、 搬送された該シートの束の最先のシートを搬出するシー
ト搬出手段と、 該シート搬出手段と前記シート搬送手段との間に位置し
て順方向に搬送されているシートの束を退避させる退避
搬送路と、 該退避搬送路へシートの束を導く第1の位置と該シート
の束を退避させない第2の位置とをとることが可能な切
換手段と、 前記シートの束の最先のシートの先端が該切換手段に到
達してから2番目のシートが到着するまでの間に前記第
2の位置から第1の位置へ前記切換手段を移動させるよ
うに制御する制御手段と、 を有し、 前記退避搬送路へ前記シートの束を搬送するときの前記
シート搬送手段の搬送速度を前記所定の速度よりも遅く
したことを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項2】シートを搬入するシート搬入手段と、 搬入された前記シートを所定量づつずらして積載すると
共に、積載されたシートの束を搬送するシート搬送手段
と、 搬送された該シートの束の最先のシートを搬出するシー
ト搬出手段と、 該シート搬出手段と前記シート搬送手段との間に位置し
て順方向に搬送されているシートの束を退避させる退避
搬送路と、 該退避搬送路へシートの束を導く第1の位置と該シート
の束を退避させない第2の位置とをとることが可能な切
換手段と、 前記シートの束の最先のシートの先端が該切換手段に到
達してから2番目のシートが到着するまでの間に前記第
2の位置から第1の位置へ前記切換手段を移動させるよ
うに制御する制御手段と、 を有し、 前記シートの束の最先のシートの先端と2番目のシート
との間が前記切換手段の位置に到達したときに、前記切
換手段が第2の位置か第1の位置へ移動するまでの間、
前記シート搬送手段が一時停止するようにしたことを特
徴とするシート搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14588190A JP2925246B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14588190A JP2925246B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | シート搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441367A JPH0441367A (ja) | 1992-02-12 |
JP2925246B2 true JP2925246B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15395211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14588190A Expired - Fee Related JP2925246B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925246B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003103071A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Maruto Hasegawa Kosakusho:Kk | 握り鋏 |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP14588190A patent/JP2925246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441367A (ja) | 1992-02-12 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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