JP2922254B2 - 磁気記録再生装置のテープローディング機構 - Google Patents
磁気記録再生装置のテープローディング機構Info
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- JP2922254B2 JP2922254B2 JP2106013A JP10601390A JP2922254B2 JP 2922254 B2 JP2922254 B2 JP 2922254B2 JP 2106013 A JP2106013 A JP 2106013A JP 10601390 A JP10601390 A JP 10601390A JP 2922254 B2 JP2922254 B2 JP 2922254B2
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- rotating
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録再生装置のテープローディング機
構に関するものである。
構に関するものである。
第7図は例えば特開昭62−36772号公報に示された従
来の磁気記録再生装置のテープローディング機構を示す
要部平面図である。図において、(1)はデッキベー
ス、(2)は信号の読み書きを行う回転ヘッド(図示せ
ず)を搭載しかつデッキベース(1)に取付けられたド
ラム、(3)はドラム(2)に所定の角度巻き付けられ
て走行する磁気テープ、(4)は磁気テープ(3)を収
納するカセットであり、磁気テープ(3)が巻き付けら
れた供給リール(5)及び巻取りリール(6)が内蔵さ
れている。(7),(8)は磁気テープ(3)をカセッ
ト(4)より引き出してドラム(2)にローディングす
るテープ引出部材であり、それぞれ案内ポスト(9),
(10)及び(11),(12)が配置されて磁気テープ
(3)を安定に走行させる役目を果たしている。(1
3),(14)はデッキベース(1)に設けられたキャッ
チャーであり、磁気テープ(3)がドラム(2)にロー
ディングされたときのテープ引出部材(7),(8)の
位置決めを行つている。(15),(16)はデッキベース
(1)に設けられた案内溝であり、ローディング動作時
にテープ引出部材(7),(8)がそれぞれ案内溝(1
5),(16)に沿つて移動する。(17)は定速で回転し
ているキャプスタンシャフト、(18)はキャプスタンシ
ャフト(17)に磁気テープ(3)を押しつけるピンチロ
ーラ、(19)及び(20)はそれぞれ磁気テープ(3)に
摺接するコントロールヘッド及び全消去ヘッドである。
上記の構成では、ローディング動作時にテープ引出部材
(7),(8)が案内溝(15),(16)に沿つて移動
し、案内ポスト(9),(10),(11),(12)によつ
て磁気テープ(3)がカセット(4)内から引き出さ
れ、ドラム(2)にローディングされた後、定速回転す
るキャプスタンシャフト(17)とピンチローラ(18)に
より磁気テープ(3)が一定速度で走行し、信号の記録
又は再生が行われる。
来の磁気記録再生装置のテープローディング機構を示す
要部平面図である。図において、(1)はデッキベー
ス、(2)は信号の読み書きを行う回転ヘッド(図示せ
ず)を搭載しかつデッキベース(1)に取付けられたド
ラム、(3)はドラム(2)に所定の角度巻き付けられ
て走行する磁気テープ、(4)は磁気テープ(3)を収
納するカセットであり、磁気テープ(3)が巻き付けら
れた供給リール(5)及び巻取りリール(6)が内蔵さ
れている。(7),(8)は磁気テープ(3)をカセッ
ト(4)より引き出してドラム(2)にローディングす
るテープ引出部材であり、それぞれ案内ポスト(9),
(10)及び(11),(12)が配置されて磁気テープ
(3)を安定に走行させる役目を果たしている。(1
3),(14)はデッキベース(1)に設けられたキャッ
チャーであり、磁気テープ(3)がドラム(2)にロー
ディングされたときのテープ引出部材(7),(8)の
位置決めを行つている。(15),(16)はデッキベース
(1)に設けられた案内溝であり、ローディング動作時
にテープ引出部材(7),(8)がそれぞれ案内溝(1
5),(16)に沿つて移動する。(17)は定速で回転し
ているキャプスタンシャフト、(18)はキャプスタンシ
ャフト(17)に磁気テープ(3)を押しつけるピンチロ
ーラ、(19)及び(20)はそれぞれ磁気テープ(3)に
摺接するコントロールヘッド及び全消去ヘッドである。
上記の構成では、ローディング動作時にテープ引出部材
(7),(8)が案内溝(15),(16)に沿つて移動
し、案内ポスト(9),(10),(11),(12)によつ
て磁気テープ(3)がカセット(4)内から引き出さ
れ、ドラム(2)にローディングされた後、定速回転す
るキャプスタンシャフト(17)とピンチローラ(18)に
より磁気テープ(3)が一定速度で走行し、信号の記録
又は再生が行われる。
第8図は第7図の要部裏面図、第9図は第8図の線IX
−IXの矢視図である。図において、(21)はテープロー
ディング駆動源(図示せず)からの力を伝達する歯車、
(22)は外縁部に歯車(21)とかみ合う歯を有しかつ中
腹部にカム溝(23)が施された円形カムである。カム溝
(23)は円形カム(22)がほぼ一回転する範囲にわたつ
て設けられており、円形カム(22)はカム溝(23)の一
端から他端まで往復回動運動する。(24)はシャフト
(25)を中心に回動自在に設けられた回動ロッドであ
り、丁度カム溝(23)と係合する位置にピン(26)が植
設されている。ピン(26)は円形カム(22)の回動に応
じて円形カム(22)の半径方向に移動され、これにより
回動ロット(24)はシャフト(25)を中心に往復回動運
動する。また回動ロット(24)には歯車部(27),(2
8)が設けられている。
−IXの矢視図である。図において、(21)はテープロー
ディング駆動源(図示せず)からの力を伝達する歯車、
(22)は外縁部に歯車(21)とかみ合う歯を有しかつ中
腹部にカム溝(23)が施された円形カムである。カム溝
(23)は円形カム(22)がほぼ一回転する範囲にわたつ
て設けられており、円形カム(22)はカム溝(23)の一
端から他端まで往復回動運動する。(24)はシャフト
(25)を中心に回動自在に設けられた回動ロッドであ
り、丁度カム溝(23)と係合する位置にピン(26)が植
設されている。ピン(26)は円形カム(22)の回動に応
じて円形カム(22)の半径方向に移動され、これにより
回動ロット(24)はシャフト(25)を中心に往復回動運
動する。また回動ロット(24)には歯車部(27),(2
8)が設けられている。
第10図、第11図は回動ロット(24)からテープ引出部
材(7),(8)までの駆動機構を更に詳しく示す裏面
図であり、第10図はイジェクト状態、第11図はローディ
ング完了状態を示している。図において、(29),(3
0)は歯車部(27),(28)とかみ合う歯を有する回動
部材であり、軸(31),(32)を中心に回動自在になつ
ている。(33),(34)は軸(31),(32)にそれぞれ
かん合する回動自在なアームであり、バネ(35),(3
6)によりそれぞれ回動部材(29),(30)と連結され
かつテープローディング状態以外は回動部材(29),
(30)に設けられた係止部(39),(40)がアーム(3
3),(34)に設けられた回転止め(37),(38)に所
定の力で押しつけられるよう付勢されている。(41),
(42)は一端がアーム(33),(34)と軸(43),(4
4)により回動自在に連結されたアームであり、他端は
軸(45),(46)によりテープ引出部材(7),(8)
と回動自在に連結されている。
材(7),(8)までの駆動機構を更に詳しく示す裏面
図であり、第10図はイジェクト状態、第11図はローディ
ング完了状態を示している。図において、(29),(3
0)は歯車部(27),(28)とかみ合う歯を有する回動
部材であり、軸(31),(32)を中心に回動自在になつ
ている。(33),(34)は軸(31),(32)にそれぞれ
かん合する回動自在なアームであり、バネ(35),(3
6)によりそれぞれ回動部材(29),(30)と連結され
かつテープローディング状態以外は回動部材(29),
(30)に設けられた係止部(39),(40)がアーム(3
3),(34)に設けられた回転止め(37),(38)に所
定の力で押しつけられるよう付勢されている。(41),
(42)は一端がアーム(33),(34)と軸(43),(4
4)により回動自在に連結されたアームであり、他端は
軸(45),(46)によりテープ引出部材(7),(8)
と回動自在に連結されている。
上記のように構成されたテープローディング機構で
は、磁気テープ(3)はイジェクト状態ではカセット
(4)内に収納されており、テープ引出部材(7),
(8)は第10図の状態にある。この状態からテープロー
ディングを行うときは、テープローディング駆動源が作
動し、歯車(21)が回動して円形カム(22)が第8図に
おいて時計方向に回動し、ピン(26)がカム溝(23)に
沿つて移動することにより、回動ロット(24)がシャフ
ト(25)を中心に時計回りに回動する。さらに回動ロッ
ト(24)の歯車部(27),(28)の回動により回動部材
(29),(30)がそれぞれ反時計方向、時計方向に回動
し、これによつてテープ引出部材(7),(8)が案内
溝(15),(16)に沿つて移動する。最終的にテープ引
出部材(7),(8)はそれぞれキャッチャー(13),
(14)に押しつけられて位置決めされた後、回動ロッド
(24)はなおも時計方向に回動し、回動部材(29),
(30)を駆動するためそれぞれバネ(35),(36)が伸
びて適切なセット力が得られ、テープローディングが完
了する。
は、磁気テープ(3)はイジェクト状態ではカセット
(4)内に収納されており、テープ引出部材(7),
(8)は第10図の状態にある。この状態からテープロー
ディングを行うときは、テープローディング駆動源が作
動し、歯車(21)が回動して円形カム(22)が第8図に
おいて時計方向に回動し、ピン(26)がカム溝(23)に
沿つて移動することにより、回動ロット(24)がシャフ
ト(25)を中心に時計回りに回動する。さらに回動ロッ
ト(24)の歯車部(27),(28)の回動により回動部材
(29),(30)がそれぞれ反時計方向、時計方向に回動
し、これによつてテープ引出部材(7),(8)が案内
溝(15),(16)に沿つて移動する。最終的にテープ引
出部材(7),(8)はそれぞれキャッチャー(13),
(14)に押しつけられて位置決めされた後、回動ロッド
(24)はなおも時計方向に回動し、回動部材(29),
(30)を駆動するためそれぞれバネ(35),(36)が伸
びて適切なセット力が得られ、テープローディングが完
了する。
そして、テープローディング駆動源が停止すると、バ
ネ(35),(36)による押しつけ力は、円形カム(22)
のカム溝(23)の外側壁面で支えられる。
ネ(35),(36)による押しつけ力は、円形カム(22)
のカム溝(23)の外側壁面で支えられる。
従来の磁気記録再生装置のテープローディング機構で
は、テープローディング時にテープ引出部材(7),
(8)がそれぞれキャッチャー(13),(14)に接触し
てから、バネ(35),(36)が伸びて押しつけ力が加わ
る間中、押しつけ力の反力が円形カム(22)のカム溝
(23)を介して、円形カム(22)の回転軸(22a)に側
圧としてかかることになるので、テープローディング駆
動源への負荷が増大して消費電力の面で不利となつてい
た。
は、テープローディング時にテープ引出部材(7),
(8)がそれぞれキャッチャー(13),(14)に接触し
てから、バネ(35),(36)が伸びて押しつけ力が加わ
る間中、押しつけ力の反力が円形カム(22)のカム溝
(23)を介して、円形カム(22)の回転軸(22a)に側
圧としてかかることになるので、テープローディング駆
動源への負荷が増大して消費電力の面で不利となつてい
た。
また、バネ(35),(36)の伸び量は、回動ロット
(24)を介して円形カム(22)のカム溝(23)の位置で
決定されるため、多くの介在部材の寸法精度、カム溝
(23)の位置精度の影響を全て受けることになるので、
テープ引出部材(7),(8)のキャッチャー(13),
(14)への押しつけ力のバラつきが出やすく、信頼性を
低下させる原因となつていた。
(24)を介して円形カム(22)のカム溝(23)の位置で
決定されるため、多くの介在部材の寸法精度、カム溝
(23)の位置精度の影響を全て受けることになるので、
テープ引出部材(7),(8)のキャッチャー(13),
(14)への押しつけ力のバラつきが出やすく、信頼性を
低下させる原因となつていた。
さらに、テープローディングが完了して、テープロー
ディング駆動源が停止した時、バネ(35),(36)によ
る押しつけ力の反力を円形カム(22)のカム溝(23)の
壁面で保持する方式を用いているので、円形カム(22)
の中腹部に施されたカム溝(23)は低負荷で回動ロット
(24)のストロークをとるためにほぼ360゜又はそれ以
上にわたつて設けなければならず、強度上の問題からカ
ム溝(23)の底部にある程度の肉厚が必要となると共に
カム溝(23)から被駆動部材であるピン(26)が外れな
いようにカム溝(23)の深さを十分にとる必要があり、
装置の薄形化に不利となつていた。
ディング駆動源が停止した時、バネ(35),(36)によ
る押しつけ力の反力を円形カム(22)のカム溝(23)の
壁面で保持する方式を用いているので、円形カム(22)
の中腹部に施されたカム溝(23)は低負荷で回動ロット
(24)のストロークをとるためにほぼ360゜又はそれ以
上にわたつて設けなければならず、強度上の問題からカ
ム溝(23)の底部にある程度の肉厚が必要となると共に
カム溝(23)から被駆動部材であるピン(26)が外れな
いようにカム溝(23)の深さを十分にとる必要があり、
装置の薄形化に不利となつていた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、装置の薄形化を達成し易く、部品点数が削
減でき、信頼性の高い磁気記録再生装置のテープローデ
ィング機構を得ることを目的としている。
れたもので、装置の薄形化を達成し易く、部品点数が削
減でき、信頼性の高い磁気記録再生装置のテープローデ
ィング機構を得ることを目的としている。
この発明に係る磁気記録再生装置のテープローディン
グ機構は、供給リール台と巻取りリール台の一部をそれ
ぞれ挿通してデッキベースに回動自在な二つの回転板を
設け、これらの回転板は外縁部にお互いにかみ合うギア
部をそれぞれ有し、中腹部にはテープローディング完了
等のモード位置における回転角に対応して当接部が配置
されている。更にこれらの回転板の外周近傍で回転軸方
向の規制を行う外周近傍支持部材をそれぞれ設け、これ
らの外周近傍支持部材の一部には回転板の中腹部の当接
部を係止させ、又テープローディング駆動源の停止後も
回転板の各モードにおける回転角度を保持する係止部が
それぞれ設けられている。
グ機構は、供給リール台と巻取りリール台の一部をそれ
ぞれ挿通してデッキベースに回動自在な二つの回転板を
設け、これらの回転板は外縁部にお互いにかみ合うギア
部をそれぞれ有し、中腹部にはテープローディング完了
等のモード位置における回転角に対応して当接部が配置
されている。更にこれらの回転板の外周近傍で回転軸方
向の規制を行う外周近傍支持部材をそれぞれ設け、これ
らの外周近傍支持部材の一部には回転板の中腹部の当接
部を係止させ、又テープローディング駆動源の停止後も
回転板の各モードにおける回転角度を保持する係止部が
それぞれ設けられている。
この発明においては、テープローディング時のモード
位置が回転板の中腹部の当接部を外周近傍支持部材で係
止することで決定され、更にテープローディング駆動源
の停止後の押しつけ力の反力の保持も行われる。
位置が回転板の中腹部の当接部を外周近傍支持部材で係
止することで決定され、更にテープローディング駆動源
の停止後の押しつけ力の反力の保持も行われる。
以下、この発明の一実施例を第1図乃至第6図につい
て説明する。第1図はローディング完了時の磁気テープ
の早送り/巻戻し待機状態の主にデッキベースの上面に
取り付けられた部品を示す要部平面図、第2図は第1図
の拡大図、第3図は磁気テープの再生状態の要部平面
図、第4図はアンローディング状態を示す要部平面図、
第5図は第1図の裏面図、第6図はリール台付近の縦断
面図であり、前記従来装置と同一または相当部分には同
一符号を付して説明を省略する。
て説明する。第1図はローディング完了時の磁気テープ
の早送り/巻戻し待機状態の主にデッキベースの上面に
取り付けられた部品を示す要部平面図、第2図は第1図
の拡大図、第3図は磁気テープの再生状態の要部平面
図、第4図はアンローディング状態を示す要部平面図、
第5図は第1図の裏面図、第6図はリール台付近の縦断
面図であり、前記従来装置と同一または相当部分には同
一符号を付して説明を省略する。
図において、(100)はデッキベース(1)に固着さ
れた支柱、(101)は支柱(101)を介してデッキベース
(1)に取り付けられた金属印刷回路配線基板(以下金
属基板と略す)、(102)は金属基板(101)に接着され
たリールコイル、(103),(104)はそれぞれ装置に設
けられた供給リール台、巻取りリール台であり、カセッ
ト(4)内のハブと係合するリールフック部(103a),
(104a)とリールレスト部(103b),(104b)とリール
コイル(102)と軸部(103c),(104c)とにより構成
され、かつ軸部(103c),(104c)は金属基板(101)
に取り付けられている。
れた支柱、(101)は支柱(101)を介してデッキベース
(1)に取り付けられた金属印刷回路配線基板(以下金
属基板と略す)、(102)は金属基板(101)に接着され
たリールコイル、(103),(104)はそれぞれ装置に設
けられた供給リール台、巻取りリール台であり、カセッ
ト(4)内のハブと係合するリールフック部(103a),
(104a)とリールレスト部(103b),(104b)とリール
コイル(102)と軸部(103c),(104c)とにより構成
され、かつ軸部(103c),(104c)は金属基板(101)
に取り付けられている。
(105)はローディングモータ(106)に圧入された歯
車、(107),(108),(109)、および(110)はそれ
ぞれデッキベース(1)の下面に軸支された伝達ギア、
(111),(112)はデッキベース(1)に固着されたブ
ッシュ。
車、(107),(108),(109)、および(110)はそれ
ぞれデッキベース(1)の下面に軸支された伝達ギア、
(111),(112)はデッキベース(1)に固着されたブ
ッシュ。
(113),(114)はそれぞれデッキベース(1)に取
り付けられた外縁近傍支持部材、(115),(116)は外
縁近傍支持部材(113)の一部に形成された当接部、(1
17),(118)は外縁近傍支持部材(114)に形成された
当接部、(119),(120)は外縁近傍支持部材(11
3),(114)の一部にそれぞれに形成された係止部、
(121)はデッキベース(1)の上面に取り付けられた
ホルダー、(122)はホルダー(121)に支承された伝達
ギア。
り付けられた外縁近傍支持部材、(115),(116)は外
縁近傍支持部材(113)の一部に形成された当接部、(1
17),(118)は外縁近傍支持部材(114)に形成された
当接部、(119),(120)は外縁近傍支持部材(11
3),(114)の一部にそれぞれに形成された係止部、
(121)はデッキベース(1)の上面に取り付けられた
ホルダー、(122)はホルダー(121)に支承された伝達
ギア。
(123)はホルダー(121)の一部に設けられた当接
部、(124)はブッシュ(111)の外周に回動可能に装着
されかつ外縁近傍支持部材(113)とデッキベース
(1)に挾持された第一の回転板、(125)はブッシュ
(112)の外周に回動可能に装着されかつ外縁近傍支持
部材(114)とデッキベース(1)に挾持された第二の
回転板、(126)は第一の回転板(124)に形成された切
欠部、(127)は第二の回転板(125)に形成された切欠
部、(128)は第一の回転板(124)に形成された係部、
(129)は第二の回転板(125)に形成された係部、(13
0)は第一の回転板(124)に回動可能に軸支されたレバ
ー、(131)は第二の回転板(125)の回動可能に軸支さ
れたレバー、(132)は一端を係部(128)に係合され他
端をレバー(130)に係合された引張バネ。
部、(124)はブッシュ(111)の外周に回動可能に装着
されかつ外縁近傍支持部材(113)とデッキベース
(1)に挾持された第一の回転板、(125)はブッシュ
(112)の外周に回動可能に装着されかつ外縁近傍支持
部材(114)とデッキベース(1)に挾持された第二の
回転板、(126)は第一の回転板(124)に形成された切
欠部、(127)は第二の回転板(125)に形成された切欠
部、(128)は第一の回転板(124)に形成された係部、
(129)は第二の回転板(125)に形成された係部、(13
0)は第一の回転板(124)に回動可能に軸支されたレバ
ー、(131)は第二の回転板(125)の回動可能に軸支さ
れたレバー、(132)は一端を係部(128)に係合され他
端をレバー(130)に係合された引張バネ。
(133)は一端を係部(129)に係合され他端をレバー
(131)に係合された引張バネ、(134)は第一の回転板
(124)に形成された切欠部、(135)は第二の回転板
(125)に形成された切欠部、(136)はレバー(130)
に形成された当接部、(136)はレバー(131)に形成さ
れた当接部、(137)はレバー(132)に形成された当接
部、(138)はレバー(130)に回動可能に軸支されたロ
ツド、(139)はレバー(131)に回動可能に軸支された
ロッド、(140)は第二の回転板(125)に回動可能に軸
支されたロッド、(141)はロッド(139)に回動可能に
軸支されたリンク、(142)はロッド(139)の一部とリ
ンク(141)の一部にそれぞれの端部を係合された引張
バネ、(143)はロッド(140)に摺動可能に取り付けら
れたロッド、(144)はロッド(140)の一部とロッド
(143)の一部にそれぞれの端部を係合された引張バ
ネ。
(131)に係合された引張バネ、(134)は第一の回転板
(124)に形成された切欠部、(135)は第二の回転板
(125)に形成された切欠部、(136)はレバー(130)
に形成された当接部、(136)はレバー(131)に形成さ
れた当接部、(137)はレバー(132)に形成された当接
部、(138)はレバー(130)に回動可能に軸支されたロ
ツド、(139)はレバー(131)に回動可能に軸支された
ロッド、(140)は第二の回転板(125)に回動可能に軸
支されたロッド、(141)はロッド(139)に回動可能に
軸支されたリンク、(142)はロッド(139)の一部とリ
ンク(141)の一部にそれぞれの端部を係合された引張
バネ、(143)はロッド(140)に摺動可能に取り付けら
れたロッド、(144)はロッド(140)の一部とロッド
(143)の一部にそれぞれの端部を係合された引張バ
ネ。
(145)は第一の回転板(124)に植設された当接部、
(146)は第二の回転板(125)の一部に植設された当接
部であり、外縁近傍支持部材(113),(114)の一部に
それぞれに形成された係止部(119),(120)と当接可
能な位置に設けられている。(147)は第一の回転板(1
24)の外周に形成されたギア部、(148)は第二の回転
板(125)の外周に形成されたギア部、(149)は第一の
回転板(124)の外周に形成された間欠部、(150)はギ
ア部(147)の先端に設けられた先頭歯、(151)はギア
部(148)の先端に設けられた当接部、(152)はドラム
(2)を搭載しデッキベース(1)に取り付けられたホ
ルダー。
(146)は第二の回転板(125)の一部に植設された当接
部であり、外縁近傍支持部材(113),(114)の一部に
それぞれに形成された係止部(119),(120)と当接可
能な位置に設けられている。(147)は第一の回転板(1
24)の外周に形成されたギア部、(148)は第二の回転
板(125)の外周に形成されたギア部、(149)は第一の
回転板(124)の外周に形成された間欠部、(150)はギ
ア部(147)の先端に設けられた先頭歯、(151)はギア
部(148)の先端に設けられた当接部、(152)はドラム
(2)を搭載しデッキベース(1)に取り付けられたホ
ルダー。
(153)はデッキベース(1)に植設されたピン、(1
55)はピン(153)とピンチアーム(154)にそれぞれ端
部を係合したバネである。
55)はピン(153)とピンチアーム(154)にそれぞれ端
部を係合したバネである。
次に動作について説明する。第4図はテープ引出部材
(7),(8)およびピンチローラ(18)をカセット
(4)から引出すことのできる第1位置の状態、即ちロ
ーディング前の状態を示す図である。第1図は磁気テー
プ(3)をカセット(4)の外部に引き出して回転ヘッ
ドに添接させた第2位置の状態、即ちローディングが完
了した状態を示す図である。
(7),(8)およびピンチローラ(18)をカセット
(4)から引出すことのできる第1位置の状態、即ちロ
ーディング前の状態を示す図である。第1図は磁気テー
プ(3)をカセット(4)の外部に引き出して回転ヘッ
ドに添接させた第2位置の状態、即ちローディングが完
了した状態を示す図である。
第4図においてローディングを開始すると、ローディ
ングモータ(106)が回転し、この回転駆動力は歯車(1
05)、伝達ギア(107),(108),(109),(110),
(122)を経て第一の回転板(124)に伝達され、第一の
回転板(124)は反時計方向に回転する。この第一の回
転板(124)と係合している第二の回転板(125)は回転
駆動力を第一の回転板(124)より受けて時計方向に回
転する。
ングモータ(106)が回転し、この回転駆動力は歯車(1
05)、伝達ギア(107),(108),(109),(110),
(122)を経て第一の回転板(124)に伝達され、第一の
回転板(124)は反時計方向に回転する。この第一の回
転板(124)と係合している第二の回転板(125)は回転
駆動力を第一の回転板(124)より受けて時計方向に回
転する。
するとレバー(130)およびレバー(131)は第一の回
転板(124)および第二の回転板(125)とともに回転す
るので、ロッド(138),(140)はそれぞれテープ引出
部材(8)、ピンチアーム(154)を第1図で示す位置
まで移動させる。またテープ引出部材(7)はリンク
(141)を介して案内溝(15)に沿つて第1図の位置ま
で移動する。途中テープ引出部材(7),(8)はホル
ダー(152)のキャッチャー部(13),(14)の側面に
当接するが、なおもそれぞれロッド(139),(140)は
第一の回転板(124)、第二の回転板(125)の回動によ
つて上方に押し上げられるので、レバー(130)が引張
バネ(132)の付勢力に抗して反時計方向に回動し、ま
たロッド(143)は引張バネ(144)の付勢力に抗してロ
ッド(140)との相対位置を短縮する方向に摺動し、テ
ープ引出部材(7),(8)はそれぞれホルダー(15
2)のキャッチャー部(13),(14)に対して押圧力を
発生する。
転板(124)および第二の回転板(125)とともに回転す
るので、ロッド(138),(140)はそれぞれテープ引出
部材(8)、ピンチアーム(154)を第1図で示す位置
まで移動させる。またテープ引出部材(7)はリンク
(141)を介して案内溝(15)に沿つて第1図の位置ま
で移動する。途中テープ引出部材(7),(8)はホル
ダー(152)のキャッチャー部(13),(14)の側面に
当接するが、なおもそれぞれロッド(139),(140)は
第一の回転板(124)、第二の回転板(125)の回動によ
つて上方に押し上げられるので、レバー(130)が引張
バネ(132)の付勢力に抗して反時計方向に回動し、ま
たロッド(143)は引張バネ(144)の付勢力に抗してロ
ッド(140)との相対位置を短縮する方向に摺動し、テ
ープ引出部材(7),(8)はそれぞれホルダー(15
2)のキャッチャー部(13),(14)に対して押圧力を
発生する。
その後、第2図のようにさらに第一の回転板(124)
が反時計方向にわずかに回転すると、当接部(146)は
係止部(120)に当接し、ほぼ同時に動力伝達を行つて
いたギア部(147)とギア部(148)の係合は先頭歯(15
0)が当接部(151)と離れることによつて第二の回転板
(125)の回転は停止する。
が反時計方向にわずかに回転すると、当接部(146)は
係止部(120)に当接し、ほぼ同時に動力伝達を行つて
いたギア部(147)とギア部(148)の係合は先頭歯(15
0)が当接部(151)と離れることによつて第二の回転板
(125)の回転は停止する。
この時、テープ引出部材(7),(8)の押圧の反力
は第二の回転板(125)の回動中心よりも若干右側に回
り込むため、係止部(120)と当接部(146)の当接に圧
力が発生し、第一の回転板(124)との係合が切り離さ
れローディングモータ(106)の駆動力が伝達されない
状態で振動等の外力が第二の回転板(125)に加わつて
も、第二の回転板(125)は反時計方向に回転すること
なく、テープ引出部材(7),(8)の押圧が保持され
る。
は第二の回転板(125)の回動中心よりも若干右側に回
り込むため、係止部(120)と当接部(146)の当接に圧
力が発生し、第一の回転板(124)との係合が切り離さ
れローディングモータ(106)の駆動力が伝達されない
状態で振動等の外力が第二の回転板(125)に加わつて
も、第二の回転板(125)は反時計方向に回転すること
なく、テープ引出部材(7),(8)の押圧が保持され
る。
また、ピンチアーム(154)はバネ(155)によつてい
ままで回動してきた方向とは逆に反時計方向に付勢さ
れ、この力はロッド(138)を介し第一の回転板(124)
を時計方向に押し返し、先頭歯(150)は当接部(151)
に当接し圧力を発生する。この力は第二の回転板(12
5)を反時計方向に回転させる方向であるが、押圧固定
されたテープ引出部材(7),(8)の反力の和が第二
の回転板(125)を時計方向に回転させようとする力の
方がはるかに大きいため第二の回転板(125)は回転し
ない。
ままで回動してきた方向とは逆に反時計方向に付勢さ
れ、この力はロッド(138)を介し第一の回転板(124)
を時計方向に押し返し、先頭歯(150)は当接部(151)
に当接し圧力を発生する。この力は第二の回転板(12
5)を反時計方向に回転させる方向であるが、押圧固定
されたテープ引出部材(7),(8)の反力の和が第二
の回転板(125)を時計方向に回転させようとする力の
方がはるかに大きいため第二の回転板(125)は回転し
ない。
よつてピンチアーム(154)は振動などの外力が加わ
つても回動せず保持される。
つても回動せず保持される。
この状態のとき図示を省略したモード検出機構により
磁気テープ(3)の早送り/巻戻しの操作待機のモード
に入り、ローディングモータ(106)の回転は停止す
る。
磁気テープ(3)の早送り/巻戻しの操作待機のモード
に入り、ローディングモータ(106)の回転は停止す
る。
この状態で、早送りあるいは巻戻しのボタンを押す
と、磁気テープ(3)が案内ポスト(9),(10),
(11),(12)等に添接規制されて高速移送される。
と、磁気テープ(3)が案内ポスト(9),(10),
(11),(12)等に添接規制されて高速移送される。
つぎに、装置の使用者が再生あるいは記録ボタンを押
すと、第一の回転板(124)がさらに反時計方向に回転
し、ロッド(138)の動作に連動して回動しているピン
チアーム(154)に植設されたピンチローラ(18)がキ
ャプスタンシャフト(17)に当接する。
すと、第一の回転板(124)がさらに反時計方向に回転
し、ロッド(138)の動作に連動して回動しているピン
チアーム(154)に植設されたピンチローラ(18)がキ
ャプスタンシャフト(17)に当接する。
なおもさらに第一の回転板(124)が反時計方向に回
動すると第3図に示すようにレバー(130)は引張バネ
(132)の付勢力に抗して反時計方向に回動し、ピンチ
ローラ(18)は磁気テープ(3)を挾持しながらキャプ
スタンシャフト(17)に押圧する。
動すると第3図に示すようにレバー(130)は引張バネ
(132)の付勢力に抗して反時計方向に回動し、ピンチ
ローラ(18)は磁気テープ(3)を挾持しながらキャプ
スタンシャフト(17)に押圧する。
このとき当接部(145)は係止部(119)に当接し、第
一の回転板(124)の回転を阻止する。この状態のとき
モード検出機構(図示せず)により磁気テープ(3)の
再生あるいは記録を行うモードとなると、ローディング
モータ(106)の回転は停止するが、ピンチローラ(1
8)のキャプスタンシャフト(17)への押圧の反力の方
向は第一の回転板(124)の回転中心よりも左側に回り
込んでいるため、ローディングモータ(106)が停止し
駆動力が伝達されない状態で振動等の外力が第一の回転
板(124)に加わつても、第一の回転板(124)にはさら
に反時計方向に回転しようとする力が働くため、当接部
(145)と係止部(119)の当接に圧力が発生し、ピンチ
ローラ(18)の押圧が保持される。
一の回転板(124)の回転を阻止する。この状態のとき
モード検出機構(図示せず)により磁気テープ(3)の
再生あるいは記録を行うモードとなると、ローディング
モータ(106)の回転は停止するが、ピンチローラ(1
8)のキャプスタンシャフト(17)への押圧の反力の方
向は第一の回転板(124)の回転中心よりも左側に回り
込んでいるため、ローディングモータ(106)が停止し
駆動力が伝達されない状態で振動等の外力が第一の回転
板(124)に加わつても、第一の回転板(124)にはさら
に反時計方向に回転しようとする力が働くため、当接部
(145)と係止部(119)の当接に圧力が発生し、ピンチ
ローラ(18)の押圧が保持される。
この状態でキャプスタンシャフト(17)は一定速度で
回転し、磁気テープ(3)を定速移送する。
回転し、磁気テープ(3)を定速移送する。
つぎに、装置の使用者が再生あるいは記録を中止する
ためストップボタン(図示せず)を押すと、ローディン
グモータ(106)がローディング時と逆回転し、第一の
回転板(124)は時計方向に回転する。するとロッド(1
38)は下方に移動し、ピンチアーム(154)は反時計方
向に回動して、ピンチローラ(18)の押圧は解除され
る。
ためストップボタン(図示せず)を押すと、ローディン
グモータ(106)がローディング時と逆回転し、第一の
回転板(124)は時計方向に回転する。するとロッド(1
38)は下方に移動し、ピンチアーム(154)は反時計方
向に回動して、ピンチローラ(18)の押圧は解除され
る。
さらに第一の回転板(124)が時計方向に回転する
と、先頭歯(150)が当接部(151)に当接する。このと
きモード検出機構(図示せず)によつて早送り/巻戻し
の待機モードとなる。
と、先頭歯(150)が当接部(151)に当接する。このと
きモード検出機構(図示せず)によつて早送り/巻戻し
の待機モードとなる。
つぎに、装置からカセット(4)を取り出す場合、イ
ジェクトボタン(図示せず)を押すと、ローディングモ
ータ(106)が回転し、第一の回転板(124)がさらに時
計方向に回転する。すると、先頭歯(150)は当接部(1
51)を押し下げ、ギア部(147)とギア部(148)が係合
するので、第二の回転板(125)は第一の回転板(124)
より動力を伝達されて反時計方向に回転し、ロッド(13
9),(140)は下方に移動して、テープ引出部材
(7),(8)のキャッチャー部(13),(14)に対す
る押圧は解除され、テープ引出部材(7),(8)は案
内溝(15),(16)に沿つて第4図に示す位置まで移動
し、モード検出機構(図示せず)によつてローディング
モータ(106)の回転は停止する。
ジェクトボタン(図示せず)を押すと、ローディングモ
ータ(106)が回転し、第一の回転板(124)がさらに時
計方向に回転する。すると、先頭歯(150)は当接部(1
51)を押し下げ、ギア部(147)とギア部(148)が係合
するので、第二の回転板(125)は第一の回転板(124)
より動力を伝達されて反時計方向に回転し、ロッド(13
9),(140)は下方に移動して、テープ引出部材
(7),(8)のキャッチャー部(13),(14)に対す
る押圧は解除され、テープ引出部材(7),(8)は案
内溝(15),(16)に沿つて第4図に示す位置まで移動
し、モード検出機構(図示せず)によつてローディング
モータ(106)の回転は停止する。
以上のように、この発明によればデッキベースに回転
自在に取り付けられてリール台の一部を挿通しかつ動力
伝達機構より回転力をうける二つの回転板に、複数個の
テープ引出し用テープ引出部材を移動させる連結部材
と、再生/記録・早送り/巻戻しといつたモードを決定
する当接部を回転板の回転角度に応じて配置し、一方回
転板の回転軸方向の規制を行う外縁近傍支持部材の一部
に回転板上の当接部と接触する係止部を設け、テープ引
出部材の押圧の反力の方向が回転板の回転途中に回転中
心を通過したあとに回転板を係止するように構成したの
で、モード決定が多くの介在部材を経ず直接回転板の回
転角度で行え信頼性の高い機構が得られる。
自在に取り付けられてリール台の一部を挿通しかつ動力
伝達機構より回転力をうける二つの回転板に、複数個の
テープ引出し用テープ引出部材を移動させる連結部材
と、再生/記録・早送り/巻戻しといつたモードを決定
する当接部を回転板の回転角度に応じて配置し、一方回
転板の回転軸方向の規制を行う外縁近傍支持部材の一部
に回転板上の当接部と接触する係止部を設け、テープ引
出部材の押圧の反力の方向が回転板の回転途中に回転中
心を通過したあとに回転板を係止するように構成したの
で、モード決定が多くの介在部材を経ず直接回転板の回
転角度で行え信頼性の高い機構が得られる。
また、この発明によれば各モードにおけるテープ引出
部材の保持を簡単な構造で、かつテープローディング駆
動源への負荷が小さくなる構造で達成できるので、安価
で消費電力面でも有利な機構が得られる。
部材の保持を簡単な構造で、かつテープローディング駆
動源への負荷が小さくなる構造で達成できるので、安価
で消費電力面でも有利な機構が得られる。
さらに、この発明によれば回転板や外縁近傍支持部材
が共に板金状の部材で構成出来るので、装置の薄形化に
有利な機構が得られる。
が共に板金状の部材で構成出来るので、装置の薄形化に
有利な機構が得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示すローディング完了時
の早送り/巻戻し待機状態における主にデッキベース上
面に取り付けられた部品を示す要部平面図、第2図は第
1図の拡大図、第3図は第1図の記録再生時の各部品の
状態を示す要部平面図、第4図はイジェクト時の各部品
の状態を示す要部平面図、第5図は第1図の裏面図、第
6図はリール台付近の縦断側面図、第7図は従来のテー
プローディング機構を示す要部平面図、第8図は第7図
の要部裏面図、第9図は第8図のIX−IXの矢視図、第10
図はイジェクト時における駆動機構の詳細な裏面図、第
11図はローディング完了時における駆動機構の詳細な裏
面図である。 図において、(1)はデッキベース、(4)はカセッ
ト、(3)は磁気テープ、(7),(8)はテープ引出
部材、(103),(104)はリール台、(113),(114)
は外縁近傍支持部材、(119),(120)は係止部、(12
4)は第一の回転板、(125)は第二の回転板、(131)
はレバー、(140)はロッド、(145),(146)は当接
部、(147),(148)はギア部を示す。 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
の早送り/巻戻し待機状態における主にデッキベース上
面に取り付けられた部品を示す要部平面図、第2図は第
1図の拡大図、第3図は第1図の記録再生時の各部品の
状態を示す要部平面図、第4図はイジェクト時の各部品
の状態を示す要部平面図、第5図は第1図の裏面図、第
6図はリール台付近の縦断側面図、第7図は従来のテー
プローディング機構を示す要部平面図、第8図は第7図
の要部裏面図、第9図は第8図のIX−IXの矢視図、第10
図はイジェクト時における駆動機構の詳細な裏面図、第
11図はローディング完了時における駆動機構の詳細な裏
面図である。 図において、(1)はデッキベース、(4)はカセッ
ト、(3)は磁気テープ、(7),(8)はテープ引出
部材、(103),(104)はリール台、(113),(114)
は外縁近傍支持部材、(119),(120)は係止部、(12
4)は第一の回転板、(125)は第二の回転板、(131)
はレバー、(140)はロッド、(145),(146)は当接
部、(147),(148)はギア部を示す。 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】可動形のテープ引出部材により磁気テープ
をカセツトから引き出して所定のテープパスを設定する
磁気記録再生装置において、 デッキベースに回転自在に取り付けられてリール台の一
部を挿通する二つの回転板を備え、 前記二つの回転板の外縁部にはそれぞれ互いに係合する
ギア部を設け、かつ中腹部には前記可動形のテープ引出
部材を移動させる複数個の連結部材と、再生/記録・早
送り/巻戻しといつたモードを決定する当接部を回転板
の回転角度に応じて配置し、 一方、前記回転板の回転軸方向の規制を行いかつ一部に
回転板上の前記当接部と接触する係止部を配置した外縁
近傍支持部材を設け、 前記テープ引出部材の押圧の反力の方向が前記回転板の
回転途中に回転中心を通過したあとに前記当接部と係止
部を接触させることにより、モードの決定と前記テープ
引出部材の保持を行うことを特徴とする磁気記録再生装
置のテープローディング機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2106013A JP2922254B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 磁気記録再生装置のテープローディング機構 |
SG1996002459A SG47022A1 (en) | 1989-05-15 | 1990-05-14 | Magnetic recording and reproducing apparatus |
DE69026419T DE69026419T2 (de) | 1989-05-15 | 1990-05-14 | Magnetisches Aufzeichungs- und Wiedergabegerät |
EP90109062A EP0398227B1 (en) | 1989-05-15 | 1990-05-14 | Magnetic recording and reproducing apparatus |
US07/523,571 US5099369A (en) | 1989-05-15 | 1990-05-15 | Magnetic recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2106013A JP2922254B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 磁気記録再生装置のテープローディング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043356A JPH043356A (ja) | 1992-01-08 |
JP2922254B2 true JP2922254B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=14422782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2106013A Expired - Fee Related JP2922254B2 (ja) | 1989-05-15 | 1990-04-20 | 磁気記録再生装置のテープローディング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922254B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP2106013A patent/JP2922254B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043356A (ja) | 1992-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |