JP2918009B2 - クロック切替方式 - Google Patents
クロック切替方式Info
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- JP2918009B2 JP2918009B2 JP4166271A JP16627192A JP2918009B2 JP 2918009 B2 JP2918009 B2 JP 2918009B2 JP 4166271 A JP4166271 A JP 4166271A JP 16627192 A JP16627192 A JP 16627192A JP 2918009 B2 JP2918009 B2 JP 2918009B2
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- Japan
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- clock
- transmission device
- master
- transmission
- slave
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロックの切替方式に
関し、特に、複数の伝送装置をリング状に接続して構成
され、且つ、これらの伝送装置の全てを一つのクロック
で同期させて動作させる同期リング構成のシステムにお
いて、伝送路障害時、クロックの切替を行うクロック切
替方式に関する。
関し、特に、複数の伝送装置をリング状に接続して構成
され、且つ、これらの伝送装置の全てを一つのクロック
で同期させて動作させる同期リング構成のシステムにお
いて、伝送路障害時、クロックの切替を行うクロック切
替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の同期リング構成システム
では、マスタとなる装置(以下、マスタ伝送装置と呼
ぶ。)と、マスタ伝送装置からのクロックにしたがって
動作を行う伝送装置(以下、スレーブ伝送装置と呼
ぶ。)とを備え、このクロックにしたがって、各伝送装
置は双方向にデータを伝送することができる。具体的に
言えば、スレーブ伝送装置では、マスタ伝送装置から一
方向に伝送されるクロックを抽出して、そのスレーブ伝
送装置のクロックとして使用すると共に、次の伝送装置
へ一方向にクロックを伝送していた。以下、同様な動作
により、クロックは、順次、一方向に伝送され、最終的
には、マスタ伝送装置に戻されている。
では、マスタとなる装置(以下、マスタ伝送装置と呼
ぶ。)と、マスタ伝送装置からのクロックにしたがって
動作を行う伝送装置(以下、スレーブ伝送装置と呼
ぶ。)とを備え、このクロックにしたがって、各伝送装
置は双方向にデータを伝送することができる。具体的に
言えば、スレーブ伝送装置では、マスタ伝送装置から一
方向に伝送されるクロックを抽出して、そのスレーブ伝
送装置のクロックとして使用すると共に、次の伝送装置
へ一方向にクロックを伝送していた。以下、同様な動作
により、クロックは、順次、一方向に伝送され、最終的
には、マスタ伝送装置に戻されている。
【0003】この構成において、クロックを伝送する伝
送路に障害が発生し、クロックの受信ができなくなる
と、障害発生位置より下流に位置する伝送装置では、伝
送路のクロックを抽出することができなくなる。
送路に障害が発生し、クロックの受信ができなくなる
と、障害発生位置より下流に位置する伝送装置では、伝
送路のクロックを抽出することができなくなる。
【0004】この場合、障害発生位置の直後に位置する
スレーブ伝送装置において、障害を検出し、このスレー
ブ伝送装置内で発生させたクロックをマスタ伝送装置か
らのクロックの代わりに、伝送路に伝送している。この
ように、マスタ伝送装置のクロックの代わりに、スレー
ブ伝送装置のクロックを伝送するシステムでは、網同期
がとれなくなっていた。
スレーブ伝送装置において、障害を検出し、このスレー
ブ伝送装置内で発生させたクロックをマスタ伝送装置か
らのクロックの代わりに、伝送路に伝送している。この
ように、マスタ伝送装置のクロックの代わりに、スレー
ブ伝送装置のクロックを伝送するシステムでは、網同期
がとれなくなっていた。
【0005】一方、障害発生時、いままでの伝送路と反
対方向の伝送路に、マスタ伝送装置から送出されている
クロックを各スレーブ伝送装置で抽出するように、スレ
ーブ伝送装置を順次切り替えることも行われている。こ
の場合、各スレーブ伝送装置では、クロックを抽出する
伝送路を切り替える必要がある。各伝送装置における伝
送路の切替、即ち、クロックの切替は、通常、マスタ側
から伝送路障害を検出している伝送装置まで、順次、手
動により行われていた。また、伝送路の障害が復旧した
時にも、各伝送装置において、手動によって伝送路、即
ち、クロックの切り戻しが行われていた。
対方向の伝送路に、マスタ伝送装置から送出されている
クロックを各スレーブ伝送装置で抽出するように、スレ
ーブ伝送装置を順次切り替えることも行われている。こ
の場合、各スレーブ伝送装置では、クロックを抽出する
伝送路を切り替える必要がある。各伝送装置における伝
送路の切替、即ち、クロックの切替は、通常、マスタ側
から伝送路障害を検出している伝送装置まで、順次、手
動により行われていた。また、伝送路の障害が復旧した
時にも、各伝送装置において、手動によって伝送路、即
ち、クロックの切り戻しが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクロック切替方式では、伝送路障害時に、ク
ロックの切替を手動で制御しなければならない。そのた
め、切替に人手を必要とし、切り替えが終了するまでの
間、システムがマスタ伝送装置のクロックと同期した同
期網として機能しないという問題点があった。
うな従来のクロック切替方式では、伝送路障害時に、ク
ロックの切替を手動で制御しなければならない。そのた
め、切替に人手を必要とし、切り替えが終了するまでの
間、システムがマスタ伝送装置のクロックと同期した同
期網として機能しないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、リング構成された同期網のシステムにおいて、
伝送路障害発生時にクロックの抽出方向を切り替える場
合、自動的にクロック信号を切り替える方式を提供する
ことである。
に鑑み、リング構成された同期網のシステムにおいて、
伝送路障害発生時にクロックの抽出方向を切り替える場
合、自動的にクロック信号を切り替える方式を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マスタ
伝送装置と複数のスレーブ伝送装置とをリング状に接続
して構成され、複数のスレーブ伝送装置をマスタ伝送装
置からのクロックに同期させて、時計方向及び反時計方
向の双方向に伝送可能なリング状同期ネットワークに使
用されるクロック切替方式において、前記スレーブ伝送
装置の一つにおいて、マスタ伝送装置から所定方向に送
られてくるクロックの停止が検出されると、当該一つの
スレーブ伝送装置からマスタ伝送装置に対して、前記所
定方向に、前記クロックの停止について伝達する一方、
前記マスタ伝送装置では、伝送方向を所定方向とは逆方
向に切り替えることを指示する切替要求信号を逆方向
に、クロックの停止を検出したスレーブ伝送装置まで伝
送することを特徴とするクロック切替方式が得られる。
伝送装置と複数のスレーブ伝送装置とをリング状に接続
して構成され、複数のスレーブ伝送装置をマスタ伝送装
置からのクロックに同期させて、時計方向及び反時計方
向の双方向に伝送可能なリング状同期ネットワークに使
用されるクロック切替方式において、前記スレーブ伝送
装置の一つにおいて、マスタ伝送装置から所定方向に送
られてくるクロックの停止が検出されると、当該一つの
スレーブ伝送装置からマスタ伝送装置に対して、前記所
定方向に、前記クロックの停止について伝達する一方、
前記マスタ伝送装置では、伝送方向を所定方向とは逆方
向に切り替えることを指示する切替要求信号を逆方向
に、クロックの停止を検出したスレーブ伝送装置まで伝
送することを特徴とするクロック切替方式が得られる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1(A)、(B)、(C)、(D)、
(E)、及び(F)を参照して、本発明の一実施例に係
るクロック切替方式が、マスタ伝送装置10及び第1乃
至第5のスレーブ伝送装置11、12、13、14、及
び15を外回りの伝送路16と内回りの伝送路17によ
りリング状に接続した同期ネットワークに適用された場
合について説明する。ここで、外回りの伝送路16に
は、反時計方向にデータが伝送され、他方、内回りの伝
送路17には、時計方向にデータが伝送されるものとす
る。
(E)、及び(F)を参照して、本発明の一実施例に係
るクロック切替方式が、マスタ伝送装置10及び第1乃
至第5のスレーブ伝送装置11、12、13、14、及
び15を外回りの伝送路16と内回りの伝送路17によ
りリング状に接続した同期ネットワークに適用された場
合について説明する。ここで、外回りの伝送路16に
は、反時計方向にデータが伝送され、他方、内回りの伝
送路17には、時計方向にデータが伝送されるものとす
る。
【0011】また、マスタ伝送装置10には、マスタク
ロックを発生するマスタクロック発生器20が設けられ
ており、このマスタクロックはマスタ伝送装置10から
外回り及び内回りの伝送路16及び17上に送出されて
いる。各スレーブ伝送装置11乃至15では、通常状態
において、外回りの伝送路16からマスタクロックを抽
出して、内部クロックパルスを発生しているものとす
る。このように、通常状態において、各スレーブ伝送装
置11乃至15はマスタクロックに同期した内部クロッ
クパルスにしたがって動作しており、データを内回り或
いは外回りの伝送路16、17を介して、時計方向或い
は反時計方向に、マスタクロックにしたがって伝送され
ているものとする。したがって、通常状態では、図
(A)に示すように、全ての伝送装置10乃至15は反
時計回りの1つのマスタクロックに同期して動作してい
る。また、図1(A)には、図示されていないが、各ス
レーブ伝送装置11乃至15は、内部クロックを発生す
る内部クロック発生器を備えている。
ロックを発生するマスタクロック発生器20が設けられ
ており、このマスタクロックはマスタ伝送装置10から
外回り及び内回りの伝送路16及び17上に送出されて
いる。各スレーブ伝送装置11乃至15では、通常状態
において、外回りの伝送路16からマスタクロックを抽
出して、内部クロックパルスを発生しているものとす
る。このように、通常状態において、各スレーブ伝送装
置11乃至15はマスタクロックに同期した内部クロッ
クパルスにしたがって動作しており、データを内回り或
いは外回りの伝送路16、17を介して、時計方向或い
は反時計方向に、マスタクロックにしたがって伝送され
ているものとする。したがって、通常状態では、図
(A)に示すように、全ての伝送装置10乃至15は反
時計回りの1つのマスタクロックに同期して動作してい
る。また、図1(A)には、図示されていないが、各ス
レーブ伝送装置11乃至15は、内部クロックを発生す
る内部クロック発生器を備えている。
【0012】ここで、図1(B)に示すように、第5の
スレーブ伝送装置15と第4のスレーブ伝送装置14と
の間のXの地点で、伝送路障害が起こったものとする。
この場合、第4のスレーブ伝送装置14では、マスタク
ロックの抽出ができなくなり、このマスタクロックの中
断を監視することによって伝送路障害の発生を検出す
る。ここで、第4のスレーブ伝送装置14は障害検出元
装置と呼ぶ。
スレーブ伝送装置15と第4のスレーブ伝送装置14と
の間のXの地点で、伝送路障害が起こったものとする。
この場合、第4のスレーブ伝送装置14では、マスタク
ロックの抽出ができなくなり、このマスタクロックの中
断を監視することによって伝送路障害の発生を検出す
る。ここで、第4のスレーブ伝送装置14は障害検出元
装置と呼ぶ。
【0013】障害の発生を検出すると、第4のスレーブ
伝送装置14は内部クロック発生器に切り替え、この内
部クロックによりデータ信号を送出する。データ信号に
は、オーバーヘッドが含まれており、第4のスレーブ伝
送装置14はこのオーバーヘッドに伝送路障害の発生を
あらわす障害発生信号FDを外回りの伝送路16を介し
て、反時計方向に第3のスレーブ伝送装置13に送出す
る。第3乃至第1のスレーブ伝送装置13乃至11で
は、次々に障害発生信号FDを伝達していき、障害発生
信号FDは最終的にマスタ伝送装置10に与えられる。
伝送装置14は内部クロック発生器に切り替え、この内
部クロックによりデータ信号を送出する。データ信号に
は、オーバーヘッドが含まれており、第4のスレーブ伝
送装置14はこのオーバーヘッドに伝送路障害の発生を
あらわす障害発生信号FDを外回りの伝送路16を介し
て、反時計方向に第3のスレーブ伝送装置13に送出す
る。第3乃至第1のスレーブ伝送装置13乃至11で
は、次々に障害発生信号FDを伝達していき、障害発生
信号FDは最終的にマスタ伝送装置10に与えられる。
【0014】マスタ伝送装置10は、図1(C)に示す
ように、伝送路障害の発生をあらわす障害発生信号FD
を受け取ると、時計回りの方向にクロックの切替要求信
号SWをオーバーヘッドを使用して、第1のスレーブ伝
送装置11に送信する。第1のスレーブ伝送装置11で
は切替要求信号SWを受信して、クロック抽出元を切り
替える。この結果、第1のスレーブ伝送装置11は内回
りの伝送路17からクロックを抽出することになる。
ように、伝送路障害の発生をあらわす障害発生信号FD
を受け取ると、時計回りの方向にクロックの切替要求信
号SWをオーバーヘッドを使用して、第1のスレーブ伝
送装置11に送信する。第1のスレーブ伝送装置11で
は切替要求信号SWを受信して、クロック抽出元を切り
替える。この結果、第1のスレーブ伝送装置11は内回
りの伝送路17からクロックを抽出することになる。
【0015】クロック抽出元の切り替えを行った第1の
スレーブ伝送装置11では、図1(D)に示すように、
第2のスレーブ伝送装置12に向かって切替要求信号S
Wをオーバーヘッドを使用して転送し、装置12では、
切替要求信号SWを受信して、クロック抽出元を切り替
え、切替要求信号SWを第3のスレーブ伝送装置13に
送出する。結果として、第2のスレーブ伝送装置12
は、内回りの伝送路からクロックを抽出するように切り
替えられる。
スレーブ伝送装置11では、図1(D)に示すように、
第2のスレーブ伝送装置12に向かって切替要求信号S
Wをオーバーヘッドを使用して転送し、装置12では、
切替要求信号SWを受信して、クロック抽出元を切り替
え、切替要求信号SWを第3のスレーブ伝送装置13に
送出する。結果として、第2のスレーブ伝送装置12
は、内回りの伝送路からクロックを抽出するように切り
替えられる。
【0016】第3のスレーブ伝送装置13でも、図1
(E)に示すように、切り替え要求信号SWを受信した
後、クロック抽出元を切り替え、第4のスレーブ伝送装
置14、即ち、障害検出元装置に対して、切り替え要求
信号SWを送出する。
(E)に示すように、切り替え要求信号SWを受信した
後、クロック抽出元を切り替え、第4のスレーブ伝送装
置14、即ち、障害検出元装置に対して、切り替え要求
信号SWを送出する。
【0017】図1(F)に示すように、障害検出元装置
14が切り替え要求を受信すると、クロックを内部クロ
ックから時計回りの伝送路データからの抽出したクロッ
クに切り替え、切り替え完了を示す切替完了信号SCを
オーバーヘッドを使用して、第3乃至第1のスレーブ伝
送装置13乃至11を介して、マスタ伝送装置10に向
かって反時計方向に送出する。
14が切り替え要求を受信すると、クロックを内部クロ
ックから時計回りの伝送路データからの抽出したクロッ
クに切り替え、切り替え完了を示す切替完了信号SCを
オーバーヘッドを使用して、第3乃至第1のスレーブ伝
送装置13乃至11を介して、マスタ伝送装置10に向
かって反時計方向に送出する。
【0018】図2(A)、(B)、(C)、及び(D)
を参照して、Xの地点での障害が復旧した場合のクロッ
クの切り戻しの手順を説明する。障害が復旧した場合、
図2(A)に示すように、第4のスレーブ伝送装置14
はクロック抽出元を反時計回りの伝送路データに切り戻
すとともに、第3のスレーブ伝送装置13に対し切り戻
し要求信号RRをオーバーヘッドを使用して送出する。
を参照して、Xの地点での障害が復旧した場合のクロッ
クの切り戻しの手順を説明する。障害が復旧した場合、
図2(A)に示すように、第4のスレーブ伝送装置14
はクロック抽出元を反時計回りの伝送路データに切り戻
すとともに、第3のスレーブ伝送装置13に対し切り戻
し要求信号RRをオーバーヘッドを使用して送出する。
【0019】次に、図2(B)に示すように、第3のス
レーブ伝送装置13でも切り戻し要求を受信した後、ク
ロック抽出方向を内回りの伝送路17から外回りの伝送
路16に切り替え、第2のスレーブ伝送装置12に対し
て切り戻し要求信号RRを送出する。以下、同様にし
て、第2及び第1のスレーブ伝送装置12及び11はク
ロックの抽出方向を外回りの伝送路16に順次切り戻し
てゆく(図2(C)及び(D))。
レーブ伝送装置13でも切り戻し要求を受信した後、ク
ロック抽出方向を内回りの伝送路17から外回りの伝送
路16に切り替え、第2のスレーブ伝送装置12に対し
て切り戻し要求信号RRを送出する。以下、同様にし
て、第2及び第1のスレーブ伝送装置12及び11はク
ロックの抽出方向を外回りの伝送路16に順次切り戻し
てゆく(図2(C)及び(D))。
【0020】マスタ伝送装置10まで切り戻し要求RR
が伝達された段階で、リング構成された同期網全体が障
害が起こる前の状態で網同期がとられるようになる。
が伝達された段階で、リング構成された同期網全体が障
害が起こる前の状態で網同期がとられるようになる。
【0021】図3を参照して、上記した動作を行うスレ
ーブ伝送装置の構成を説明する。第1乃至第4のスレー
ブ伝送装置11乃至14は同様な構成を有しているか
ら、図3では、スレーブ伝送装置を1nで示している。
図示されたスレーブ伝送装置1n(nは正整数)は外回
り及び内回りの伝送路16及び17に接続され、これら
伝送路16及び17を介して、反時計方向及び時計方向
に、それぞれデータ信号を送出することができる。
ーブ伝送装置の構成を説明する。第1乃至第4のスレー
ブ伝送装置11乃至14は同様な構成を有しているか
ら、図3では、スレーブ伝送装置を1nで示している。
図示されたスレーブ伝送装置1n(nは正整数)は外回
り及び内回りの伝送路16及び17に接続され、これら
伝送路16及び17を介して、反時計方向及び時計方向
に、それぞれデータ信号を送出することができる。
【0022】図示されたスレーブ伝送装置1nは、第1
の入力断検出回路31、第1のオーバーヘッド終端部3
2、及び第1のオーバーヘッド挿入部33を備え、これ
らはいずれも、外回り伝送路16に接続されている。第
1の入力断検出回路31は上流の伝送装置から送られて
くるクロックの中断を検出し、中断検出を示す中断検出
信号を生成する。一方、第1のオーバーヘッド終端部3
2は外回り伝送路16からオーバーヘッドを抽出し、オ
ーバーヘッド信号を生成する。また、第1のオーバーヘ
ッド挿入部33は外回り伝送路16のデータ信号に対し
て、オーバーヘッドを挿入し、下流の伝送装置に反時計
回りに送出する。
の入力断検出回路31、第1のオーバーヘッド終端部3
2、及び第1のオーバーヘッド挿入部33を備え、これ
らはいずれも、外回り伝送路16に接続されている。第
1の入力断検出回路31は上流の伝送装置から送られて
くるクロックの中断を検出し、中断検出を示す中断検出
信号を生成する。一方、第1のオーバーヘッド終端部3
2は外回り伝送路16からオーバーヘッドを抽出し、オ
ーバーヘッド信号を生成する。また、第1のオーバーヘ
ッド挿入部33は外回り伝送路16のデータ信号に対し
て、オーバーヘッドを挿入し、下流の伝送装置に反時計
回りに送出する。
【0023】更に、スレーブ伝送装置1nは、内回り伝
送路17に接続された第2の入力断検出回路36、第2
のオーバーヘッド終端部37、第2のオーバーヘッド挿
入部38とを備え、これらはそれぞれ第1の入力断検出
回路31、第1のオーバーヘッド終端部32、及び第1
のオーバーヘッド挿入部33と同様な動作を行う。
送路17に接続された第2の入力断検出回路36、第2
のオーバーヘッド終端部37、第2のオーバーヘッド挿
入部38とを備え、これらはそれぞれ第1の入力断検出
回路31、第1のオーバーヘッド終端部32、及び第1
のオーバーヘッド挿入部33と同様な動作を行う。
【0024】中断検出信号及びオーバーヘッド信号は第
1及び第2の入力断検出回路31、36、第1及び第2
のオーバーヘッド終端部32、37からオーバーヘッド
解析制御部40に送出される。オーバーヘッド解析制御
部40は中断検出信号及びオーバーヘッド信号を解析
し、破線で示すように、制御信号を生成する。
1及び第2の入力断検出回路31、36、第1及び第2
のオーバーヘッド終端部32、37からオーバーヘッド
解析制御部40に送出される。オーバーヘッド解析制御
部40は中断検出信号及びオーバーヘッド信号を解析
し、破線で示すように、制御信号を生成する。
【0025】図3において、スレーブ伝送装置1nは、
内部クロック発生器41、クロック抽出回路42、内部
クロック発生器41及びクロック抽出回路42の双方に
接続された第1のセレクタ46、外回り及び内回り伝送
路16、17に接続された第2のセレクタ47とを有し
ている。このうち、第1及び第2のセレクタ46及び4
7は第1及び第2のオーバーヘッド挿入部33及び38
と共に、オーバーヘッド解析制御部40によって制御さ
れる。
内部クロック発生器41、クロック抽出回路42、内部
クロック発生器41及びクロック抽出回路42の双方に
接続された第1のセレクタ46、外回り及び内回り伝送
路16、17に接続された第2のセレクタ47とを有し
ている。このうち、第1及び第2のセレクタ46及び4
7は第1及び第2のオーバーヘッド挿入部33及び38
と共に、オーバーヘッド解析制御部40によって制御さ
れる。
【0026】図4を参照すると、マスタ伝送装置10は
外回り伝送路16及び内回り伝送路17からのデータ信
号を受け、且つ、内回り伝送路17及び外回り伝送路1
6にデータ信号を送出するように、構成されている。図
示されたマスタ伝送装置10は外回り伝送路16に接続
された第1のマスタオーバーヘッド終端部51、内回り
伝送路17に接続された第1のマスタオーバーヘッド挿
入部52、内回り伝送路17に接続された第2のマスタ
オーバーヘッド終端部53、外回り伝送路16に接続さ
れた第2のマスタオーバーヘッド挿入部54とを備えて
いる。マスタオーバーヘッド解析制御部55は第1及び
第2のマスタオーバーヘッド終端部51及び52によっ
て検出されたオーバーヘッド信号を解析し、その結果に
したがって、第1及び第2のマスタオーバーヘッド挿入
部52及び54にマスタ制御信号を送出する。
外回り伝送路16及び内回り伝送路17からのデータ信
号を受け、且つ、内回り伝送路17及び外回り伝送路1
6にデータ信号を送出するように、構成されている。図
示されたマスタ伝送装置10は外回り伝送路16に接続
された第1のマスタオーバーヘッド終端部51、内回り
伝送路17に接続された第1のマスタオーバーヘッド挿
入部52、内回り伝送路17に接続された第2のマスタ
オーバーヘッド終端部53、外回り伝送路16に接続さ
れた第2のマスタオーバーヘッド挿入部54とを備えて
いる。マスタオーバーヘッド解析制御部55は第1及び
第2のマスタオーバーヘッド終端部51及び52によっ
て検出されたオーバーヘッド信号を解析し、その結果に
したがって、第1及び第2のマスタオーバーヘッド挿入
部52及び54にマスタ制御信号を送出する。
【0027】また、マスタクロック発生器28からの原
クロックCLはマスタ入力断検出回路57に供給される
と共に、クロック受信部58に与えられる。マスタ入力
断検出回路57は原クロックを監視し、原クロックの断
が検出されると、入力断検出信号を発生する。他方、ク
ロック受信部58は原クロックCLから中間クロックC
Lmを生成する。クロック受信部58からの中間クロッ
クCLmはマスタクロック発生回路61からの内部クロ
ックCLiと共に、セレクタ62に与えられている。セ
レクタ62は選択されたクロックをマスタクロックとし
て外回り伝送路16及び内回り伝送路17に送出する一
方、装置内クロックとして、マスタ伝送装置10内部に
送出する。
クロックCLはマスタ入力断検出回路57に供給される
と共に、クロック受信部58に与えられる。マスタ入力
断検出回路57は原クロックを監視し、原クロックの断
が検出されると、入力断検出信号を発生する。他方、ク
ロック受信部58は原クロックCLから中間クロックC
Lmを生成する。クロック受信部58からの中間クロッ
クCLmはマスタクロック発生回路61からの内部クロ
ックCLiと共に、セレクタ62に与えられている。セ
レクタ62は選択されたクロックをマスタクロックとし
て外回り伝送路16及び内回り伝送路17に送出する一
方、装置内クロックとして、マスタ伝送装置10内部に
送出する。
【0028】この構成では、通常の状態では、クロック
受信部58からの中間クロックCLmがセレクタ62に
よって選択され、マスタクロックとして外回り及び内回
り伝送路16、17に送出される一方、原クロックCL
の断が検出されると、内部クロックCLiがセレクタ6
2で選択されて、マスタクロックとして出力される。図
示されたマスタオーバーヘッド解析制御部55は第1の
マスタオーバーヘッド挿入部51を制御し、切替要求信
号SWをオーバーヘッドに挿入して、当該切替要求信号
SWを内回り伝送路17に送出する機能を有している。
受信部58からの中間クロックCLmがセレクタ62に
よって選択され、マスタクロックとして外回り及び内回
り伝送路16、17に送出される一方、原クロックCL
の断が検出されると、内部クロックCLiがセレクタ6
2で選択されて、マスタクロックとして出力される。図
示されたマスタオーバーヘッド解析制御部55は第1の
マスタオーバーヘッド挿入部51を制御し、切替要求信
号SWをオーバーヘッドに挿入して、当該切替要求信号
SWを内回り伝送路17に送出する機能を有している。
【0029】図5(A)、(B)を図3及び図4と共に
参照して、スレーブ及びマスタ伝送装置1n及び10の
動作を説明する。図3に示されたスレーブ伝送装置1n
は、障害検出元装置として動作を行う場合と、障害検出
信号FD等を転送するための中間伝送装置として動作す
る場合とがあり、この関係で、図5(A)及び(B)で
は、障害検出元装置、中間伝送装置、及びマスタ伝送装
置の動作について説明する。
参照して、スレーブ及びマスタ伝送装置1n及び10の
動作を説明する。図3に示されたスレーブ伝送装置1n
は、障害検出元装置として動作を行う場合と、障害検出
信号FD等を転送するための中間伝送装置として動作す
る場合とがあり、この関係で、図5(A)及び(B)で
は、障害検出元装置、中間伝送装置、及びマスタ伝送装
置の動作について説明する。
【0030】通常の動作状態において、障害検出元装置
は外回り伝送路16上のマスタクロックを第1の入力断
検出回路31により監視している。この状態では、第2
のセレクタ47は外回り伝送路16上のデータ信号Oを
選択し、且つ、第1のセレクタ46はクロック抽出回路
42の出力Nを選択している。結果として、障害検出元
装置は外回り伝送路16上のマスタクロックを抽出して
動作を行っている。障害検出元装置において、外回り伝
送路16上のマスタクロックの断が検出されると、オー
バーヘッド解析制御部40は第1のセレクタ46に制御
信号を送出し、内部クロック発生回路41の出力Eを選
択するように、第1のセレクタ46を切り替える。この
ため、外回り伝送路16の下流側には、内部クロック発
生回路41の出力Eがクロックとして伝送されることに
なる。この時、オーバーヘッド解析制御部40は第1の
オーバーヘッド挿入部33に制御信号を送り、オーバー
ヘッドに障害検出信号FDを挿入する。
は外回り伝送路16上のマスタクロックを第1の入力断
検出回路31により監視している。この状態では、第2
のセレクタ47は外回り伝送路16上のデータ信号Oを
選択し、且つ、第1のセレクタ46はクロック抽出回路
42の出力Nを選択している。結果として、障害検出元
装置は外回り伝送路16上のマスタクロックを抽出して
動作を行っている。障害検出元装置において、外回り伝
送路16上のマスタクロックの断が検出されると、オー
バーヘッド解析制御部40は第1のセレクタ46に制御
信号を送出し、内部クロック発生回路41の出力Eを選
択するように、第1のセレクタ46を切り替える。この
ため、外回り伝送路16の下流側には、内部クロック発
生回路41の出力Eがクロックとして伝送されることに
なる。この時、オーバーヘッド解析制御部40は第1の
オーバーヘッド挿入部33に制御信号を送り、オーバー
ヘッドに障害検出信号FDを挿入する。
【0031】この障害検出信号FDは外回り伝送路16
を介して中間伝送装置に送られ、中間伝送装置は障害検
出信号FDをマスタ伝送装置10に転送する。
を介して中間伝送装置に送られ、中間伝送装置は障害検
出信号FDをマスタ伝送装置10に転送する。
【0032】マスタ伝送装置10では、第1のマスタオ
ーバーヘッド終端部51及びマスタオーバーヘッド解析
制御部55により、外回り伝送路16を介して送られて
くる障害検出信号FDを受信、検出すると、第1のマス
タオーバーヘッド挿入部52を制御して、切替要求信号
SWをオーバーヘッドに挿入する。この切替要求信号S
Wは内回り伝送路17を介して中間伝送装置へ送出され
る。
ーバーヘッド終端部51及びマスタオーバーヘッド解析
制御部55により、外回り伝送路16を介して送られて
くる障害検出信号FDを受信、検出すると、第1のマス
タオーバーヘッド挿入部52を制御して、切替要求信号
SWをオーバーヘッドに挿入する。この切替要求信号S
Wは内回り伝送路17を介して中間伝送装置へ送出され
る。
【0033】中間伝送装置は、切替要求信号SWを第2
のオーバーヘッド終端部27及びオーバーヘッド解析制
御部40(図3)により検出すると、第2のセレクタ4
7を内回り伝送路17側に切り替え、内回り伝送路17
からの信号Iを選択する状態になる。その結果として、
クロック抽出回路42は内回り伝送路17からクロック
を抽出し、抽出されたクロックを第1のセレクタ46を
介して装置内クロックとして内部に送出されると共に、
内回り伝送路17上にも送出する。このとき、第2のオ
ーバーヘッド挿入部38はオーバーヘッド解析制御部4
0の制御のもとに、切替要求信号SWをオーバヘッドに
挿入して、障害検出元装置に転送する。
のオーバーヘッド終端部27及びオーバーヘッド解析制
御部40(図3)により検出すると、第2のセレクタ4
7を内回り伝送路17側に切り替え、内回り伝送路17
からの信号Iを選択する状態になる。その結果として、
クロック抽出回路42は内回り伝送路17からクロック
を抽出し、抽出されたクロックを第1のセレクタ46を
介して装置内クロックとして内部に送出されると共に、
内回り伝送路17上にも送出する。このとき、第2のオ
ーバーヘッド挿入部38はオーバーヘッド解析制御部4
0の制御のもとに、切替要求信号SWをオーバヘッドに
挿入して、障害検出元装置に転送する。
【0034】障害検出元装置において、第2のオーバー
ヘッド終端部37及びオーバーヘッド解析制御部40に
より、内回り伝送路17からの切替要求信号SWが検出
されると、第2のセレクタ47を内回り伝送路17から
の信号I側に切り替えると共に、第1のセレクタ46を
クロック抽出回路42の出力N側に切り替える。続い
て、第1のオーバーヘッド挿入部31がオーバーヘッド
解析制御部40の制御のもとに、切替完了信号SCを外
回り伝送路16上に伝送する。切替完了信号SCは外回
り伝送路16を介して中間伝送装置に送られ、この中間
伝送装置からマスタ伝送装置に転送される。
ヘッド終端部37及びオーバーヘッド解析制御部40に
より、内回り伝送路17からの切替要求信号SWが検出
されると、第2のセレクタ47を内回り伝送路17から
の信号I側に切り替えると共に、第1のセレクタ46を
クロック抽出回路42の出力N側に切り替える。続い
て、第1のオーバーヘッド挿入部31がオーバーヘッド
解析制御部40の制御のもとに、切替完了信号SCを外
回り伝送路16上に伝送する。切替完了信号SCは外回
り伝送路16を介して中間伝送装置に送られ、この中間
伝送装置からマスタ伝送装置に転送される。
【0035】図5(B)を参照すると、障害検出元装置
では、第1の入力断検出回路31及びオーバーヘッド解
析制御部40により、マスタ伝送装置からのマスタクロ
ックの受信を検出することによって、障害の復旧が検出
される。障害復旧の検出により、第2のセレクタ47は
外回り伝送路16側の信号Oを選択するように切り替え
られる。次に、第1のオーバーヘッド挿入部33から、
外回り伝送路16上に切り戻し要求信号RRが送出さ
れ、中間伝送装置に送られる。
では、第1の入力断検出回路31及びオーバーヘッド解
析制御部40により、マスタ伝送装置からのマスタクロ
ックの受信を検出することによって、障害の復旧が検出
される。障害復旧の検出により、第2のセレクタ47は
外回り伝送路16側の信号Oを選択するように切り替え
られる。次に、第1のオーバーヘッド挿入部33から、
外回り伝送路16上に切り戻し要求信号RRが送出さ
れ、中間伝送装置に送られる。
【0036】中間伝送装置では、切り戻し要求信号RR
を受信すると、第2のセレクタ47が外回り伝送路16
側の信号Oを選択するように、切り替えられた後、切り
戻し要求信号RRをマスタ伝送装置10に転送する。
を受信すると、第2のセレクタ47が外回り伝送路16
側の信号Oを選択するように、切り替えられた後、切り
戻し要求信号RRをマスタ伝送装置10に転送する。
【0037】上記した障害検出元装置及び中間伝送装置
の動作は、図6に示されたフローチャートであらわすこ
とができ、他方、マスタ伝送装置の動作は、図7に示さ
れたフローチャートであらわすことができる。フローチ
ャートに示された動作は上述した動作と同様であるか
ら、ここでは、説明を省略する。
の動作は、図6に示されたフローチャートであらわすこ
とができ、他方、マスタ伝送装置の動作は、図7に示さ
れたフローチャートであらわすことができる。フローチ
ャートに示された動作は上述した動作と同様であるか
ら、ここでは、説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】本発明による切り替え方式により、伝送
路障害時のクロックの切り替えは人手を必要とせず、自
動的にかつ高速で同期クロックの復旧が可能となり、障
害復旧時にも自動的にクロックを切り戻すことが可能と
なるという効果がある。
路障害時のクロックの切り替えは人手を必要とせず、自
動的にかつ高速で同期クロックの復旧が可能となり、障
害復旧時にも自動的にクロックを切り戻すことが可能と
なるという効果がある。
【図1】本発明が提案するクロックの切り替え制御の手
順を説明するための図である。
順を説明するための図である。
【図2】本発明において、障害が復旧したときの切り戻
しの手順を説明するための図である。
しの手順を説明するための図である。
【図3】本発明の切替方式に使用されるスレーブ伝送装
置を説明するためのブロック図である。
置を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明の切替方式に使用されるマスタ伝送装置
を説明するためのブロック図である。
を説明するためのブロック図である。
【図5】図3及び図4の伝送装置における動作を説明す
るためのタイムチャートである。
るためのタイムチャートである。
【図6】図3のスレーブ伝送装置の動作手順を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図7】図4のマスタ伝送装置の動作手順を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
10 マスタ伝送装置, 11、12、13、14、15 スレーブ伝送装置 16 外回り伝送路 17 内回り伝送路 20 マスタクロック発生器 21 伝送路障害時の内部クロック発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−252180(JP,A) 特開 平5−235974(JP,A) 特開 平5−63721(JP,A) 特開 平5−14383(JP,A) 特開 平4−292033(JP,A) 特開 平3−117245(JP,A) 特開 昭61−26346(JP,A) 特開 昭58−68335(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/437 H04L 7/00 JICSTファイル(JOIS)
Claims (3)
- 【請求項1】 マスター伝送装置と複数のスレーブ伝送
装置とを2つの伝送路によりリング状に接続して構成さ
れ、複数のスレーブ伝送装置をマスター伝送装置からの
クロックに同期させて、時計方向及び反時計方向の双方
向に伝送可能なリング状同期ネットワークに使用される
クロック切替方式において、前記スレーブ伝送装置の一
つにおいて、マスター伝送装置から所定方向に送られて
くるクロックの停止が検出されると、当該一つのスレー
ブ伝送装置は、内部クロックに切替え、前記マスター伝
送装置に対して、前記所定方向に、前記内部クロックに
より、前記クロックの停止をあらわすデータ信号を伝達
する一方、前記マスター伝送装置では、伝送方向を所定
方向とは逆方向に切り替えることを指示する切替要求信
号を逆方向に、前記クロックの停止を検出した前記一つ
のスレーブ伝送装置まで伝送し、これによって、前記マ
スター伝送装置側から前記一つのスレーブ伝送装置ま
で、順次、前記伝送路が切替えられて行くことを特徴と
するクロック切替方式。 - 【請求項2】 請求項2記載のクロック切替方式におい
て、前記クロックの停止を検出した前記一つの伝送装置
は、前記切替要求信号を受信すると、前記内部クロック
を伝送路データからの抽出したクロックに切り替え、切
り替え完了を示す切替完了信号をマスター伝送装置に送
出することを特徴とするクロック切替方式。 - 【請求項3】 請求項1記載のクロック切替方式におい
て、前記クロックの停止が復旧すると、前記クロックの
停止したスレーブ伝送装置から前記マスタ伝送装置ま
で、順次、伝送路の切り戻しが行われることを特徴とす
るクロック切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4166271A JP2918009B2 (ja) | 1991-06-24 | 1992-06-24 | クロック切替方式 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15186691 | 1991-06-24 | ||
JP3-151866 | 1991-06-24 | ||
JP4166271A JP2918009B2 (ja) | 1991-06-24 | 1992-06-24 | クロック切替方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199250A JPH05199250A (ja) | 1993-08-06 |
JP2918009B2 true JP2918009B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=26480973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4166271A Expired - Lifetime JP2918009B2 (ja) | 1991-06-24 | 1992-06-24 | クロック切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918009B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0726664A3 (en) * | 1995-02-09 | 1999-07-28 | WANDEL & GOLTERMANN TECHNOLOGIES INC. | Multiport analyzing time stamp synchronizing and parallel communicating |
JP2011238982A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-24 | Panasonic Corp | 通信装置、リング状伝送路システムおよび伝送方向切替方法 |
JP5465104B2 (ja) * | 2010-06-18 | 2014-04-09 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | 通信システムおよびクロック同期方法 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4166271A patent/JP2918009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05199250A (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990324 |