JP2908293B2 - デジタルフェーズロックドループ回路 - Google Patents
デジタルフェーズロックドループ回路Info
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Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルフェーズロ
ックドループ回路に関し、特にLSI内部回路のクロッ
ク同期用に搭載するデジタルフェーズロックドループ回
路に関する。
ックドループ回路に関し、特にLSI内部回路のクロッ
ク同期用に搭載するデジタルフェーズロックドループ回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーションやハイエンド
パーソナルコンピュータに搭載されるマイクロプロセッ
サの動作周波数は100MHzを越え、さらに高速化の
動向にある。したがって、この種のマイクロプロセッサ
を用いるシステム設計においては、LSI間のデータの
転送も100MHz以上の高速動作が要求されてきてい
る。このような高速動作に対応してこれらシステムに用
いられるASIC等のLSIは、内部回路のクロック同
期用にフェーズロックドループ回路(以下PLL)を搭
載する傾向にある。その第1の理由は、高速動作におい
て従来の低速動作では問題とならなかったクロックスキ
ューのためLSI間のデータ転送が不能となるという問
題が生じ、この対策のためLSI間の基準クロックの同
期をとるためである。すなわち、内蔵PLLを用いて各
々のLSIの基準クロックの同期をとることにより、高
速のデータ転送が可能となる。第2の理由は、PLLの
逓倍機能を使用してLSI内部のクロック周波数をシス
テム基準クロック周波数の数倍に増加することにより内
部の処理速度を向上させるためである。また、システム
内の他の低速動作のLSIとの共存させるのにも適して
いる。
パーソナルコンピュータに搭載されるマイクロプロセッ
サの動作周波数は100MHzを越え、さらに高速化の
動向にある。したがって、この種のマイクロプロセッサ
を用いるシステム設計においては、LSI間のデータの
転送も100MHz以上の高速動作が要求されてきてい
る。このような高速動作に対応してこれらシステムに用
いられるASIC等のLSIは、内部回路のクロック同
期用にフェーズロックドループ回路(以下PLL)を搭
載する傾向にある。その第1の理由は、高速動作におい
て従来の低速動作では問題とならなかったクロックスキ
ューのためLSI間のデータ転送が不能となるという問
題が生じ、この対策のためLSI間の基準クロックの同
期をとるためである。すなわち、内蔵PLLを用いて各
々のLSIの基準クロックの同期をとることにより、高
速のデータ転送が可能となる。第2の理由は、PLLの
逓倍機能を使用してLSI内部のクロック周波数をシス
テム基準クロック周波数の数倍に増加することにより内
部の処理速度を向上させるためである。また、システム
内の他の低速動作のLSIとの共存させるのにも適して
いる。
【0003】従来、この種のPLLとしてはアナログ方
式(以下アナログ)とデジタル方式(以下デジタル)の
2種類が用いられてきた。
式(以下アナログ)とデジタル方式(以下デジタル)の
2種類が用いられてきた。
【0004】従来のアナログPLLをブロックで示す図
5を参照すると、この従来のアナログPLLは、位相比
較器101と、チャージポンプ102と、ループフィル
タ103と、ボルテージコントロールドオシレータ(以
下VCO)104と、分周器105とを備える。
5を参照すると、この従来のアナログPLLは、位相比
較器101と、チャージポンプ102と、ループフィル
タ103と、ボルテージコントロールドオシレータ(以
下VCO)104と、分周器105とを備える。
【0005】一般的な動作については公知であるので説
明は省略する。このアナログPLLをLSIに搭載する
場合の問題点は、アナログ電圧で制御されるVCO10
4がLSI内部のノイズ等の影響を受け易いということ
である。公知のように、VCOはアナログ制御電圧の供
給に応答して発振周波数が変化する発振器である。した
がって、LSIに内蔵する場合、VCOを構成するトラ
ンジスタの電源電圧がLSI内部の他の回路の影響によ
り変動したり、VCO制御信号線にノイズが混入したり
するとそれらがほんのわずかであってもVCOの発振周
波数が変動しジッタの要因となるという問題があった。
このため、アナログPLLはLSI内部に全ての構成要
素の搭載は困難で、アナログ部分であるループフィルタ
とVCOをLSI外付けにする必要があった。
明は省略する。このアナログPLLをLSIに搭載する
場合の問題点は、アナログ電圧で制御されるVCO10
4がLSI内部のノイズ等の影響を受け易いということ
である。公知のように、VCOはアナログ制御電圧の供
給に応答して発振周波数が変化する発振器である。した
がって、LSIに内蔵する場合、VCOを構成するトラ
ンジスタの電源電圧がLSI内部の他の回路の影響によ
り変動したり、VCO制御信号線にノイズが混入したり
するとそれらがほんのわずかであってもVCOの発振周
波数が変動しジッタの要因となるという問題があった。
このため、アナログPLLはLSI内部に全ての構成要
素の搭載は困難で、アナログ部分であるループフィルタ
とVCOをLSI外付けにする必要があった。
【0006】デジタルPLLは、VCOの代りにデジタ
ル回路素子から成るアップダウンカウンタと可変遅延回
路を用いることにより電源等のLSI内部の他の回路か
らのノイズ干渉による影響を大幅に緩和できる。公知の
ように、デジタル回路は、ノイズレベルが各回路を構成
するトランジスタのスレショルドレベルに達しない限り
誤動作することはない。したがって、LSIに容易に搭
載できる。
ル回路素子から成るアップダウンカウンタと可変遅延回
路を用いることにより電源等のLSI内部の他の回路か
らのノイズ干渉による影響を大幅に緩和できる。公知の
ように、デジタル回路は、ノイズレベルが各回路を構成
するトランジスタのスレショルドレベルに達しない限り
誤動作することはない。したがって、LSIに容易に搭
載できる。
【0007】従来のデジタルフェーズロックドループ回
路(デジタルPLL)をブロックで示す図5を参照する
と、この従来のデジタルPLLは、基準クロックCと帰
還信号FOとの位相を比較し帰還信号FOの進み/遅れ
に対応してアップ/ダウン信号U/Dを出力する位相比
較器1と、アップ/ダウン信号U/Dの供給に応答して
カウント値Nをアップ/ダウンするnビットのアップダ
ウンカウンタ2と、基準クロックCに付加する遅延値を
カウント値Nに比例して可変し出力信号O,帰還信号F
Oを出力するディレイ回路31とを備える。
路(デジタルPLL)をブロックで示す図5を参照する
と、この従来のデジタルPLLは、基準クロックCと帰
還信号FOとの位相を比較し帰還信号FOの進み/遅れ
に対応してアップ/ダウン信号U/Dを出力する位相比
較器1と、アップ/ダウン信号U/Dの供給に応答して
カウント値Nをアップ/ダウンするnビットのアップダ
ウンカウンタ2と、基準クロックCに付加する遅延値を
カウント値Nに比例して可変し出力信号O,帰還信号F
Oを出力するディレイ回路31とを備える。
【0008】次に、図6を参照して、従来のPLLの動
作について説明すると、位相比較器1は、基準クロック
Cと帰還信号FOの位相とを比較し、帰還信号FOの位
相が進んでいればアップ信号U,遅れていればダウン信
号Dをそれぞれアップダウンカウンタ2に供給する。そ
の判定は、基準クロックCの立上がりエッジにおける帰
還信号FOの論理レベルのサンプリングにより行う。サ
ンプリング結果が″H″であればアップ信号U,″L″
であればダウン信号Dと判定する。アップダウンカウン
タ2はアップ信号Uの供給に応答してカウント値Nをア
ップし、ダウン信号Dの供給に応答してカウント値Nを
ダウンしてディレイ回路31に供給する。ディレイ回路
3はカウント値Nに比例して遅延値を可変し、基準クロ
ックCに付加することにより出力信号Oすなわち帰還信
号FOの位相を変化させる。すなはちカウント値Nが小
さくなると上記遅延値は小さくなり、カウンタ値Nが大
きくなると上記遅延値が大きくなる。
作について説明すると、位相比較器1は、基準クロック
Cと帰還信号FOの位相とを比較し、帰還信号FOの位
相が進んでいればアップ信号U,遅れていればダウン信
号Dをそれぞれアップダウンカウンタ2に供給する。そ
の判定は、基準クロックCの立上がりエッジにおける帰
還信号FOの論理レベルのサンプリングにより行う。サ
ンプリング結果が″H″であればアップ信号U,″L″
であればダウン信号Dと判定する。アップダウンカウン
タ2はアップ信号Uの供給に応答してカウント値Nをア
ップし、ダウン信号Dの供給に応答してカウント値Nを
ダウンしてディレイ回路31に供給する。ディレイ回路
3はカウント値Nに比例して遅延値を可変し、基準クロ
ックCに付加することにより出力信号Oすなわち帰還信
号FOの位相を変化させる。すなはちカウント値Nが小
さくなると上記遅延値は小さくなり、カウンタ値Nが大
きくなると上記遅延値が大きくなる。
【0009】例えば、基準クロックCに対して帰還信号
FOの位相が進んでいれば、位相比較器1はアップ信号
Uを出力し、アップダウンカウンタ2はカウント値Nを
アップすなわち増加する。カウンタ値Nの増加にしたが
いディレイ回路31は基準クロックCに付加する遅延値
を増加し、その結果帰還信号FOの位相が遅れ基準クロ
ックCとの位相差は小さくなる。
FOの位相が進んでいれば、位相比較器1はアップ信号
Uを出力し、アップダウンカウンタ2はカウント値Nを
アップすなわち増加する。カウンタ値Nの増加にしたが
いディレイ回路31は基準クロックCに付加する遅延値
を増加し、その結果帰還信号FOの位相が遅れ基準クロ
ックCとの位相差は小さくなる。
【0010】反対に、基準クロックCに対して帰還信号
FOの位相が遅れていれば、位相比較器1はダウン信号
Dを出力し、アップダウンカウンタ2はカウント値Nを
ダウンすなわち減少する。カウンタ値Nの低減にしたが
いディレイ回路31は基準クロックCに付加する遅延値
を減少し、その結果帰還信号FOの位相が進み基準クロ
ックCとの位相差は小さくなる。
FOの位相が遅れていれば、位相比較器1はダウン信号
Dを出力し、アップダウンカウンタ2はカウント値Nを
ダウンすなわち減少する。カウンタ値Nの低減にしたが
いディレイ回路31は基準クロックCに付加する遅延値
を減少し、その結果帰還信号FOの位相が進み基準クロ
ックCとの位相差は小さくなる。
【0011】以上の動作を反復することによって基準ク
ロックCと帰還信号FOとの位相差は減少し最終的に上
記位相差はディレイ回路31の遅延値の最小可変単位す
なわち遅延ステップ値より小さくなる。すると、位相比
較結果はアップ/ダウンを繰り返すようになり位相同期
(ロック)状態となる。
ロックCと帰還信号FOとの位相差は減少し最終的に上
記位相差はディレイ回路31の遅延値の最小可変単位す
なわち遅延ステップ値より小さくなる。すると、位相比
較結果はアップ/ダウンを繰り返すようになり位相同期
(ロック)状態となる。
【0012】上述のように、デジタルPLLは全てデジ
タル回路により構成されているので、ジッタ等の性能低
下要因となるノイズによる干渉を受難く、したがってL
SIに容易に搭載できる。
タル回路により構成されているので、ジッタ等の性能低
下要因となるノイズによる干渉を受難く、したがってL
SIに容易に搭載できる。
【0013】しかし、このデジタルPLLは基準クロッ
クに所要の遅延を付加する回路構成であるため外部基準
クロックと同一の周波数の出力信号しか得られず、上述
の逓倍機能は有していない。したがって、LSI内部の
クロックとの位相同期用として使用する他に、高速化等
のため上記周波数の数倍の周波数のクロックを必要とす
る場合には別に逓倍回路を設ける必要があった。
クに所要の遅延を付加する回路構成であるため外部基準
クロックと同一の周波数の出力信号しか得られず、上述
の逓倍機能は有していない。したがって、LSI内部の
クロックとの位相同期用として使用する他に、高速化等
のため上記周波数の数倍の周波数のクロックを必要とす
る場合には別に逓倍回路を設ける必要があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデジタ
ルフェーズロックドループ回路は、基準クロックに所要
の遅延を付加する回路構成から外部基準クロックと同一
の周波数の出力信号しか得られないので、上記外部基準
クロック周波数の数倍の周波数のクロックを必要とする
場合には別に逓倍回路を設ける必要があるという欠点が
あった。
ルフェーズロックドループ回路は、基準クロックに所要
の遅延を付加する回路構成から外部基準クロックと同一
の周波数の出力信号しか得られないので、上記外部基準
クロック周波数の数倍の周波数のクロックを必要とする
場合には別に逓倍回路を設ける必要があるという欠点が
あった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルフェー
ズロックドループ回路は、基準クロック信号と第1の帰
還信号との位相比較を行い前記基準クロック信号に対す
る前記第1の帰還信号の進みおよび遅れの各々に対応し
てアップ信号およびダウン信号をそれぞれ出力する第1
の位相比較回路と、前記アップ信号,ダウン信号の供給
に応答してそれぞれアップおよびダウン計数を行い第1
の計数値を出力するアップダウンカウンタと、前記第1
の計数値に比例した第1の遅延値を生成して前記基準ク
ロック信号に付加し前記第1の帰還信号を生成する第1
の遅延回路とを備える第1のループ回路と、前記基準ク
ロック信号をアップ計数し第2の計数値を出力するアッ
プカウンタと、前記第2の計数値に比例した第2の遅延
値を生成して前記基準クロック信号に付加し第2の帰還
信号を生成する第2の遅延回路と、前記基準クロック信
号と前記第2の帰還信号との位相比較を行い位相比較信
号を生成する第2の位相比較回路と、前記位相比較信号
対応の演算値の供給に応答して前記基準クロック信号の
1周期の1/2N(Nは2以上の正の整数)ずつ位相を
ずらしたN−1個の移相信号を生成する移相信号生成回
路とを備える第2のループ回路と、前記第1の帰還信号
と前記N−1個の移相信号との論理演算を行い前記基準
クロック信号の周波数のN倍の周波数の出力信号を生成
する論理演算回路とを備えて構成されている。
ズロックドループ回路は、基準クロック信号と第1の帰
還信号との位相比較を行い前記基準クロック信号に対す
る前記第1の帰還信号の進みおよび遅れの各々に対応し
てアップ信号およびダウン信号をそれぞれ出力する第1
の位相比較回路と、前記アップ信号,ダウン信号の供給
に応答してそれぞれアップおよびダウン計数を行い第1
の計数値を出力するアップダウンカウンタと、前記第1
の計数値に比例した第1の遅延値を生成して前記基準ク
ロック信号に付加し前記第1の帰還信号を生成する第1
の遅延回路とを備える第1のループ回路と、前記基準ク
ロック信号をアップ計数し第2の計数値を出力するアッ
プカウンタと、前記第2の計数値に比例した第2の遅延
値を生成して前記基準クロック信号に付加し第2の帰還
信号を生成する第2の遅延回路と、前記基準クロック信
号と前記第2の帰還信号との位相比較を行い位相比較信
号を生成する第2の位相比較回路と、前記位相比較信号
対応の演算値の供給に応答して前記基準クロック信号の
1周期の1/2N(Nは2以上の正の整数)ずつ位相を
ずらしたN−1個の移相信号を生成する移相信号生成回
路とを備える第2のループ回路と、前記第1の帰還信号
と前記N−1個の移相信号との論理演算を行い前記基準
クロック信号の周波数のN倍の周波数の出力信号を生成
する論理演算回路とを備えて構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図6と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付
して同様にブロックで示す図1を参照すると、この図に
示す本実施の形態のデジタルフェーズロックドループ回
路(以下PLL)は、従来のデジタルPLLと同一構成
すなわち位相比較回路1とアップダウンカウンタ2とデ
ィレイ回路31とを含み基準クロックCと同期した帰還
信号F1を生成する第1ループ11と、帰還信号F1に
対して位相を1/4周期ずらした遅延信号D2を生成す
る第2ループ12と、帰還信号F1および遅延信号D2
の排他的論理和(EXOR)をとり2逓倍の出力信号O
2を生成するEXOR回路10とを備える。
を図6と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付
して同様にブロックで示す図1を参照すると、この図に
示す本実施の形態のデジタルフェーズロックドループ回
路(以下PLL)は、従来のデジタルPLLと同一構成
すなわち位相比較回路1とアップダウンカウンタ2とデ
ィレイ回路31とを含み基準クロックCと同期した帰還
信号F1を生成する第1ループ11と、帰還信号F1に
対して位相を1/4周期ずらした遅延信号D2を生成す
る第2ループ12と、帰還信号F1および遅延信号D2
の排他的論理和(EXOR)をとり2逓倍の出力信号O
2を生成するEXOR回路10とを備える。
【0017】第2ループ12は、基準クロックCをカウ
ントしてカウント値NUを出力するnビットのアップカ
ウンタ4と、基準クロックCと帰還信号F2とを比較し
比較結果が信号F2の進み対応のアップ信号から遅れ対
応のダウン信号に切替ったとき初回,次回にそれぞれラ
ッチ信号RA,RBを出力する位相比較回路5と、ラッ
チ信号RA,RBの各々の供給に応答してカウント値N
Uをそれぞれラッチし保持信号A,Bを出力するラッチ
回路6,7と、保持信号A,Bの供給を受け基準クロッ
クCから1/4周期分遅延に必要な演算(B−A)/4
を行い演算値Eを出力する演算回路8と、第1ループ1
1のアップダウンカウンタのカウント値Nと演算値Eと
を加算し加算値Sを出力する加算回路9と、加算値S,
カウント値NUの各々に比例する遅延値を生成し基準ク
ロックCに付加してそれぞれ遅延信号D2および帰還信
号F2を出力するディレイ回路31,32とを備える。
ントしてカウント値NUを出力するnビットのアップカ
ウンタ4と、基準クロックCと帰還信号F2とを比較し
比較結果が信号F2の進み対応のアップ信号から遅れ対
応のダウン信号に切替ったとき初回,次回にそれぞれラ
ッチ信号RA,RBを出力する位相比較回路5と、ラッ
チ信号RA,RBの各々の供給に応答してカウント値N
Uをそれぞれラッチし保持信号A,Bを出力するラッチ
回路6,7と、保持信号A,Bの供給を受け基準クロッ
クCから1/4周期分遅延に必要な演算(B−A)/4
を行い演算値Eを出力する演算回路8と、第1ループ1
1のアップダウンカウンタのカウント値Nと演算値Eと
を加算し加算値Sを出力する加算回路9と、加算値S,
カウント値NUの各々に比例する遅延値を生成し基準ク
ロックCに付加してそれぞれ遅延信号D2および帰還信
号F2を出力するディレイ回路31,32とを備える。
【0018】次に、図1を参照して本実施の形態の動作
について説明すると、まず、第1ループ11の動作は従
来と同一の動作を行い帰還信号F1を出力する。同時に
対応カウント値Nを加算器9に出力する。第2ループ1
2の位相相比較器5は、基準クロックCと帰還信号F2
の位相とを比較し、位相比較器1と同様、基準クロック
Cの立上がりエッジにおける帰還信号F2の論理レベル
のサンプリングにより帰還信号F2の位相の進み遅れを
判定し、それぞれ対応するアップ信号,ダウン信号を生
成する。最初は、アップカウンタ4のカウント値は0で
あり帰還信号F2の位相が進んでいるのでアップ信号を
生成している。一方、アップカウンタ4は基準クロック
Cの供給に応答してカウント値NUを増加し、カウント
値NUの増加にしたがってディレイ回路33は遅延値を
増加し帰還信号F2の位相を遅らせる。その結果、位相
比較回路5の位相比較結果が遅れ、それまで生成してい
たアップ信号がある時点でダウン信号に切替る。位相比
較回路5はこのアップ信号からダウン信号への切替時に
ラッチ信号RAを出力する。このラッチ信号RAの供給
に応答してラッチ回路6はカウント値NUをラッチす
る。
について説明すると、まず、第1ループ11の動作は従
来と同一の動作を行い帰還信号F1を出力する。同時に
対応カウント値Nを加算器9に出力する。第2ループ1
2の位相相比較器5は、基準クロックCと帰還信号F2
の位相とを比較し、位相比較器1と同様、基準クロック
Cの立上がりエッジにおける帰還信号F2の論理レベル
のサンプリングにより帰還信号F2の位相の進み遅れを
判定し、それぞれ対応するアップ信号,ダウン信号を生
成する。最初は、アップカウンタ4のカウント値は0で
あり帰還信号F2の位相が進んでいるのでアップ信号を
生成している。一方、アップカウンタ4は基準クロック
Cの供給に応答してカウント値NUを増加し、カウント
値NUの増加にしたがってディレイ回路33は遅延値を
増加し帰還信号F2の位相を遅らせる。その結果、位相
比較回路5の位相比較結果が遅れ、それまで生成してい
たアップ信号がある時点でダウン信号に切替る。位相比
較回路5はこのアップ信号からダウン信号への切替時に
ラッチ信号RAを出力する。このラッチ信号RAの供給
に応答してラッチ回路6はカウント値NUをラッチす
る。
【0019】さらに位相比較回路5の位相比較動作を反
復すると、カウント値NUの増大にともなって帰還信号
F2がさらに遅れ、この遅れの基準クロックCから約半
周期の時点で比較結果がアップ信号となり、さらに遅れ
て1周期に達すると比較結果が再度アップ信号からダウ
ン信号に切替る。位相比較回路5はこの2回目のアップ
信号からダウン信号への切替時にラッチ信号RBを出力
する。このラッチ信号RAの供給に応答してラッチ回路
7はカウント値NUをラッチする。
復すると、カウント値NUの増大にともなって帰還信号
F2がさらに遅れ、この遅れの基準クロックCから約半
周期の時点で比較結果がアップ信号となり、さらに遅れ
て1周期に達すると比較結果が再度アップ信号からダウ
ン信号に切替る。位相比較回路5はこの2回目のアップ
信号からダウン信号への切替時にラッチ信号RBを出力
する。このラッチ信号RAの供給に応答してラッチ回路
7はカウント値NUをラッチする。
【0020】演算回路8は、ラッチ回路6,7の各々の
カウント値NU対応の保持信号A,Bの供給を受け、基
準クロックCから1周期分遅延に必要なカウント値対応
の演算(B−A)を行いこれを1/4倍して1/4周期
対応の修正カウント値である演算値Eを出力する。加算
器9はカウント値Nと演算値Eとを加算し加算値Sをデ
ィレイ回路32に供給する。ディレイ回路32は加算値
Sに比例する遅延を基準クロックCに付加し遅延信号D
2を出力する。
カウント値NU対応の保持信号A,Bの供給を受け、基
準クロックCから1周期分遅延に必要なカウント値対応
の演算(B−A)を行いこれを1/4倍して1/4周期
対応の修正カウント値である演算値Eを出力する。加算
器9はカウント値Nと演算値Eとを加算し加算値Sをデ
ィレイ回路32に供給する。ディレイ回路32は加算値
Sに比例する遅延を基準クロックCに付加し遅延信号D
2を出力する。
【0021】本実施の形態の帰還信号F1,F2および
出力信号Oのタイミング関係を示すタイムチャートであ
る図2を併せて参照すると、遅延信号D2は帰還信号F
1より1/4周期遅延している。EXOR回路10は、
これら帰還信号F1および遅延信号D2の供給に応答し
てこれら信号F1,D2の排他的論理和である2逓倍の
出力信号O2を出力端子TOに出力する。
出力信号Oのタイミング関係を示すタイムチャートであ
る図2を併せて参照すると、遅延信号D2は帰還信号F
1より1/4周期遅延している。EXOR回路10は、
これら帰還信号F1および遅延信号D2の供給に応答し
てこれら信号F1,D2の排他的論理和である2逓倍の
出力信号O2を出力端子TOに出力する。
【0022】次に、4逓倍の出力信号を発生する本発明
の第2の実施の形態を図1と共通の構成要素は共通の文
字を付して同様にブロックで示す図3を参照すると、本
実施の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は、2
逓倍対応の第2ループ12の代りに4逓倍対応の第2ル
ープ13を、2入力のEXOR回路10の代りに4入力
のEXOR回路10Aをそれぞれ備えることである。
の第2の実施の形態を図1と共通の構成要素は共通の文
字を付して同様にブロックで示す図3を参照すると、本
実施の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は、2
逓倍対応の第2ループ12の代りに4逓倍対応の第2ル
ープ13を、2入力のEXOR回路10の代りに4入力
のEXOR回路10Aをそれぞれ備えることである。
【0023】第2ループ13は、第1の実施例と共通の
アップカウンタ4と、位相比較回路5と、ラッチ回路
6,7と、加算回路9と、ディレイ回路32,33とに
加えて、演算回路8の代りに保持信号B,Aの減算値B
−Aを1/8して加算値Gを出力する加算器8Aと、演
算値Gと加算回路9の出力の加算値Sとを加算し加算値
Tを出力する加算器14と、演算値Gと加算値Tとを加
算し加算値Vを出力する加算器15と、加算値T,Vの
各々に比例する遅延値を生成し基準クロックCに付加し
てそれぞれ遅延信号D3,D4を出力するディレイ回路
34,35とを備える。
アップカウンタ4と、位相比較回路5と、ラッチ回路
6,7と、加算回路9と、ディレイ回路32,33とに
加えて、演算回路8の代りに保持信号B,Aの減算値B
−Aを1/8して加算値Gを出力する加算器8Aと、演
算値Gと加算回路9の出力の加算値Sとを加算し加算値
Tを出力する加算器14と、演算値Gと加算値Tとを加
算し加算値Vを出力する加算器15と、加算値T,Vの
各々に比例する遅延値を生成し基準クロックCに付加し
てそれぞれ遅延信号D3,D4を出力するディレイ回路
34,35とを備える。
【0024】図3および本実施の形態の各信号のタイミ
ング関係を示す図4を参照して本実施の形態の動作につ
いて第1の実施の形態との相違点を重点に説明すると、
第2ループ13の演算回路8Aは、保持値A,Bの供給
に応答して1/8周期遅延に対応する演算(B−A)/
8を実行し演算値Gを出力する。加算器914,15の
各々は演算値Gとカウント値N,加算値S,Tとをそれ
ぞれ加算し加算値S,T,Vを出力してそれぞれディレ
イ回路32,34,35にに供給する。ディレイ回路3
2,34,35はこれら加算値対応の遅延を基準クロッ
クCに付加しそれぞれ基準クロックCから1/8,2/
8,3/8周期ずつ遅延した遅延信号D2,D3,D4
を出力する。EXOR回路10Aは、これら帰還信号F
1および遅延信号D2,D3,D4の供給に応答してこ
れら信号F1,D2,D3,D4の排他的論理和である
4逓倍の出力信号O4を出力端子TOに出力する。以上
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の主旨を損な
わぬ限りこれらに限定されないことは明らかである。た
とえば、出力信号を3逓倍とする場合は、第2ループ内
の演算回路は、(B−A)/6の演算結果から、位相を
1/6,2/6それぞれずらした2つの信号を生成し、
EXOR回路で3逓倍の出力を得ることも本発明の範囲
内であることは明らかである。
ング関係を示す図4を参照して本実施の形態の動作につ
いて第1の実施の形態との相違点を重点に説明すると、
第2ループ13の演算回路8Aは、保持値A,Bの供給
に応答して1/8周期遅延に対応する演算(B−A)/
8を実行し演算値Gを出力する。加算器914,15の
各々は演算値Gとカウント値N,加算値S,Tとをそれ
ぞれ加算し加算値S,T,Vを出力してそれぞれディレ
イ回路32,34,35にに供給する。ディレイ回路3
2,34,35はこれら加算値対応の遅延を基準クロッ
クCに付加しそれぞれ基準クロックCから1/8,2/
8,3/8周期ずつ遅延した遅延信号D2,D3,D4
を出力する。EXOR回路10Aは、これら帰還信号F
1および遅延信号D2,D3,D4の供給に応答してこ
れら信号F1,D2,D3,D4の排他的論理和である
4逓倍の出力信号O4を出力端子TOに出力する。以上
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の主旨を損な
わぬ限りこれらに限定されないことは明らかである。た
とえば、出力信号を3逓倍とする場合は、第2ループ内
の演算回路は、(B−A)/6の演算結果から、位相を
1/6,2/6それぞれずらした2つの信号を生成し、
EXOR回路で3逓倍の出力を得ることも本発明の範囲
内であることは明らかである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
フェーズロックドループ回路は、第1の帰還信号を生成
する第1のループ回路と、第2の計数値を出力するアッ
プカウンタと、第2の計数値から第2の帰還信号を生成
する第2の遅延回路と、第2の位相比較回路の位相比較
信号対応の演算値の供給に応答して1/2N周期ずつ位
相をずらしたN−1個の移相信号を生成する移相信号生
成回路とを備える第2のループ回路と、上記第1の帰還
信号と移相信号との論理演算を行う論理演算回路とを備
え、基準クロックに同期するとともにそのN倍の周波数
の出力信号を供給できるという効果がある。
フェーズロックドループ回路は、第1の帰還信号を生成
する第1のループ回路と、第2の計数値を出力するアッ
プカウンタと、第2の計数値から第2の帰還信号を生成
する第2の遅延回路と、第2の位相比較回路の位相比較
信号対応の演算値の供給に応答して1/2N周期ずつ位
相をずらしたN−1個の移相信号を生成する移相信号生
成回路とを備える第2のループ回路と、上記第1の帰還
信号と移相信号との論理演算を行う論理演算回路とを備
え、基準クロックに同期するとともにそのN倍の周波数
の出力信号を供給できるという効果がある。
【図1】本発明のデジタルフェーズロックドループ回路
の第1の実施の形態を示すブロック図である。
の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のデジタルフェーズロックドルー
プ回路における動作の一例を示すタイムチャートであ
る。
プ回路における動作の一例を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明のデジタルフェーズロックドループ回路
の第2の実施の形態を示すブロック図である。
の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態のデジタルフェーズロックドルー
プ回路における動作の一例を示すタイムチャートであ
る。
プ回路における動作の一例を示すタイムチャートであ
る。
【図5】従来のアナログ方式のフェーズロックドループ
回路の一例を示すブロック図である。
回路の一例を示すブロック図である。
【図6】従来のデジタルフェーズロックドループ回路の
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
1,5 位相比較器 2 アップダウンカウンタ 4 アップカウンタ 6,7 ラッチ回路 8,8A 演算回路 9,14,15 加算回路 10,10A EXOR回路 11 第1ループ 12,13 第2ループ 31,32,33,34,35 遅延回路
Claims (4)
- 【請求項1】 基準クロック信号と第1の帰還信号との
位相比較を行い前記基準クロック信号に対する前記第1
の帰還信号の進みおよび遅れの各々に対応してアップ信
号およびダウン信号をそれぞれ出力する第1の位相比較
回路と、前記アップ信号,ダウン信号の供給に応答して
それぞれアップおよびダウン計数を行い第1の計数値を
出力するアップダウンカウンタと、前記第1の計数値に
比例した第1の遅延値を生成して前記基準クロック信号
に付加し前記第1の帰還信号を生成する第1の遅延回路
とを備える第1のループ回路と、 前記基準クロック信号をアップ計数し第2の計数値を出
力するアップカウンタと、前記第2の計数値に比例した
第2の遅延値を生成して前記基準クロック信号に付加し
第2の帰還信号を生成する第2の遅延回路と、前記基準
クロック信号と前記第2の帰還信号との位相比較を行い
位相比較信号を生成する第2の位相比較回路と、前記位
相比較信号対応の演算値の供給に応答して前記基準クロ
ック信号の1周期の1/2N(Nは2以上の正の整数)
ずつ位相をずらしたN−1個の移相信号を生成する移相
信号生成回路とを備える第2のループ回路と、 前記第1の帰還信号と前記N−1個の移相信号との論理
演算を行い前記基準クロック信号の周波数のN倍の周波
数の出力信号を生成する論理演算回路とを備えることを
特徴とするデジタルフェーズロックドループ回路。 - 【請求項2】 前記第2の位相比較回路が、前記基準ク
ロック信号と前記第2の帰還信号とを比較し前記位相比
較信号が前記第2の帰還信号の進み状態から遅れ状態に
切替ったときの初回および次回にそれぞれ第1,第2の
ラッチ信号を出力するラッチ信号発生回路を備え、 前記移相信号生成回路が、前記第1,第2のラッチ信号
の各々の供給に応答して前記第2の計数値をそれぞれラ
ッチし第1,第2の保持信号を出力する第1,第2のラ
ッチ回路と、 前記第1,第2の保持信号の供給に応答して予め定めた
演算を実行し第1の演算値を出力する演算回路と、 前記第1の演算値と前記第1の計数値とを加算し第1の
加算値を出力する第1の加算回路と、 前記第1の加算値に比例した第2の遅延値を生成して前
記基準クロック信号に付加し第1の移相信号を生成する
第3の遅延回路とを備えことを特徴とする請求項1記載
のデジタルフェーズロックドループ回路。 - 【請求項3】 前記論理演算回路が、前記第1の帰還信
号と前記N−1個の移相信号との排他的論理和演算を行
う排他的論理和回路を備えることを特徴とする請求項1
記載のデジタルフェーズロックドループ回路。 - 【請求項4】 前記移相信号生成回路が、前記第1,
第2の保持信号の供給に応答して予め定めた演算を実行
し第2の演算値を出力する第2の演算回路と、 前記第2の演算値と前記第1の計数値とを加算し第1の
加算値を出力する第1の加算回路と、 前記第1の加算値と前記第2の演算値とを加算し第2の
加算値を出力する第2の加算回路と、 前記第2の加算値と前記第2の演算値とを加算し第3の
加算値を出力する第3の加算回路と、 前記第1,第2および第3の加算値の各々に比例した第
2,第3,第4の遅延値を生成して前記基準クロック信
号に付加しそれぞれ第1第2,第3の移相信号を生成す
る第3,第4,第5の遅延回路とを備えことを特徴とす
る請求項2記載のデジタルフェーズロックドループ回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7238023A JP2908293B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | デジタルフェーズロックドループ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7238023A JP2908293B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | デジタルフェーズロックドループ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983361A JPH0983361A (ja) | 1997-03-28 |
JP2908293B2 true JP2908293B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17024020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7238023A Expired - Fee Related JP2908293B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | デジタルフェーズロックドループ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908293B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100493046B1 (ko) | 2003-02-04 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 클럭의 듀티 사이클을 조정할 수 있는 주파수 체배기 및체배방법 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP7238023A patent/JP2908293B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0983361A (ja) | 1997-03-28 |
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