JP2885609B2 - 電子写真感光体の製造方法及び該方法で製造された電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体の製造方法及び該方法で製造された電子写真感光体Info
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Description
の製造方法に関し、より詳細には、有機光導電性材料を
使用した、高感度で高耐刷性を有する積層型の電子写真
感光体及びその製造方法に関する。
真プロセスは、感光体の光導電現象を利用した情報記録
手段の一つであり、以下のように行われる。まず、感光
体を暗所においてコロナ放電によりその表面を一様に帯
電させた後、像露光を施して露光部の電荷を選択的に放
電させることによって、非露光部に静電像を形成させ
る。
ナー)を静電引力等で付着させて可視像とし、画像を形
成する。これら一連のプロセスを経る電子写真技術にお
いて用いられる光導電性の感光体に要求される基本的な
特性としては、(1)暗所において適当な電位に一様に
帯電させることができること、(2)暗所において高い
電荷保持能を有し、電荷の放電が少ないこと、(3)光
感度に優れており、光照射によって速やかに電荷を放電
すること、などがある。
することができ、(5)残留電位が小さいこと、(6)
機械的強度があり、可とう性に優れていること、(7)
繰り返し使用する場合に電気的特性、特に帯電性や光感
度、残留電位等が変動しないこと、(8)熱・光・温度
・湿度やオゾン劣化等に対する耐性を有していること、
など、安定性、耐久性が大きい等の特性が必要である。
は、導電性支持体の上に感光層を形成して構成されてい
るが、 ・導電性支持体から感光層への不要な電荷注入に起因す
る感光層の表面電荷の消失もしくは減少による画像欠陥
の発生防止、 ・導電性支持体表面の欠陥の被覆、 ・帯電性の改善、 ・感光層の接着性の向上、及び ・塗工性改善、 等のために、導電性支持体と感光層との間に下引層を設
けることが行われている。
えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、
アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、メラ
ミン樹脂、シリコン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリアミド樹脂等の樹脂材料やこれらの繰り返し単位の
うち二つ以上を含む共重合体樹脂、例えば、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体樹脂等、さらには、カゼイン、ゼラチン、ポ
リビニルアルコール、エチルセルロース等が用いられ
る。これらの樹脂のうち、特に、ポリアミド樹脂が好ま
しいとされている(特開昭48−47344号公報、特
開昭52−25638号公報、特開昭58−95351
号公報)。
下引層にポリアミド樹脂等を使用した電子写真感光体に
おいては、その体積抵抗値が1012〜1015Ω・cm程度
であるために、下引層の膜厚としては1μm程度以下に
薄くしなければ、感光体に残留電位が蓄積され、画像に
カブリを生じる。一方、下引層の膜厚を薄膜化すると、
下引層の塗工時に膜厚の制御が難しくなり、導電性支持
体上の欠陥を被覆できなくなるばかりか、感光体の帯電
性の改善が認められなくなるという問題があった。
良好であり、一般の有機溶媒には不溶であるために感光
体層に対する耐溶剤性に優れている反面、吸湿性が大き
く、その影響により、低温低湿下では残留電位が上昇す
るという問題があった。さらに、繰り返し使用時におけ
る残留電位の蓄積が著しいばかりでなく、光感度も低下
するために画像にカブリが生じ、画質をそこなうことに
なるという問題があった。
の目的のために、酸化チタンと酸化スズとの混合物1〜
10重量部を、100重量部の8−ナイロンに分散させ
た下引層を設けた電子写真感光体(特開昭62−280
864号公報)や酸化チタンの分散性を改善するために
アルミナ被覆酸化チタン微粒子を用いたもの(特開平2
−181158号公報)なども提案されている。
ることで下引層の厚膜化を可能としたが、環境条件によ
り、特に低温低湿の環境では、繰り返し安定性が左右さ
れるという問題があった。
引層を設けることによって、感光体の帯電性や残留電位
を改善し、繰り返し使用しても、残留電位の蓄積が少な
く、光感度の劣化の小さい、繰り返し安定性や環境特性
に優れた電子写真感光体を提供するには、多数存在する
高分子材料の中から最適なものを選択することが重要で
ある。なぜなら、感光層が、下引層と接触すると、電荷
発生物質が、凝集し、塗工不良を生じる場合があり、こ
れによって光感度の低下や画像ムラを生じて不都合にな
る。又、下引層に使用される樹脂及び金属酸化物は、そ
の組み合せと配合比において、低温低湿や高温高湿など
の環境条件による抵抗値が変化せず安定していなければ
ならない。その上に導電性支持体からのホール注入に対
して障壁でなければならず、感光層形成時の溶剤に対し
ても耐性を示すことが必要である。
性や残留電位を改善し、繰り返し使用しても残留電位の
蓄積が少なく、光感度の劣化の小さい、繰り返し安定性
や環境特性に優れた電子写真感光体を提供することを目
的としている。また、導電性支持体の欠陥を実質的に無
くし、感光層を均一に塗工することができる平滑な表面
性を有する下引層からなる電子写真感光体を提供するこ
とを目的としている。
を介して感光層が積層され、前記下引層が非導電性酸化
チタン粒子とポリアミド系樹脂からなり、前記酸化チタ
ン粒子が下引層中80〜99重量%であり、かつ前記下
引層の膜厚が0.5μm〜4.8μmである電子写真感
光体を製造するに際して、酸化チタンとポリアミド系樹
脂とを、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール及びノルマルプロピルアルコールからなる群より選
ばれた低級アルコールと、クロロホルム、1,2−ジク
ロロエタン、ジクロロメタン、トリクレン、四塩化炭
素、ジメチルホルムアミド及び1,2−ジクロロプロパ
ンからなる群より選ばれた有機溶媒との混合溶媒に分散
し、該液を導電性支持体上に塗布することにより下引層
を形成する電子写真感光体の製造方法が提供される。
造された、非導電性酸化チタン粒子の下引層中の含有
量がA重量%、前記下引層の膜厚がBμmに対して 0.5≦B≦0.2A−15 80≦A≦99 を満たすか、非導電性酸化チタン粒子の体積抵抗値
が、100kg/cm2 の圧粉体で105 Ω・cm以上で
あるか、非導電性酸化チタン粒子が1次粒径1μm以
下であるか、非導電性酸化チタン粒子がAl2 O3 被
覆した非導電性酸化チタン粒子であるか、非導電性酸
化チタン粒子が表面未処理の非導電性酸化チタン粒子で
ある電子写真感光体が提供される。
支持体上に下引層が形成され、さらに下引層上に感光層
が形成されている。下引層は、メトキシメチル化ナイロ
ン樹脂に電子受容性材料を混合して構成されているか、
あるいは非導電性酸化チタン粒子とポリアミド系樹脂と
の配合比及び下引層の膜厚を特定している点に顕著な特
徴を有する。
ルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、ニッケル、チ
タンなど、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポ
リスチレン等の高分子材料及び硬質紙等にアルミニウム
等の金属箔をラミネートしたもの、導電性物質の含浸し
た高分子材料及び硬質紙等、アルミニウム、アルミニウ
ム合金、酸化インジウム、酸化錫、金等を蒸着したもの
等を用いることができる。それらの形状としては、特に
限定されるものではなく、ドラム状、シートまたはシー
ムレスベルト等があげられる。
ル化ナイロン樹脂に含有せしめる電子受容性材料として
は、一般的にはパラベンゾキノン、クロラニル、テトラ
クロロ1,2−ベンゾキノン、ハイドロキノン、2,6
−ジメチルベンゾキノン、メチル−1,4−ベンゾキノ
ン、α−ナフトキノン、β−ナフトキノン等のキノン系
化合物、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、
1,3,6,8−テトラニトロカルバゾール、P−ニト
ロベンゾフェノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9
−フルオレノン、2−ニトロフルオレノン等のニトロ化
合物、テトラシアノエチレン、7,7,8,8−テトラ
シアノキノジメタン、4−(P−ニトロベンゾイルオキ
シ)−2’,2’,ジシアノビニルベンゼン、4−(m
−ニトロベンゾイルオキシ)−2’,2’,ジシアノビ
ニルベンゼン等のシアノ化合物があげられ、これら化合
物の1種類以上をメトキシメチル化ナイロン樹脂の重量
に対して0.01〜20%、好ましくは0.1〜10%
混合して使用する。これら範囲外の添加量では、繰り返
し安定性に問題が生じる。
容性材料とを混合する場合には、メトキシメチル化ナイ
ロンと電子受容性材料とをメタノール、エタノール、そ
の他の低級アルコール、または水とそれらの混合物、も
しくはアルコール類と、芳香族系、ハロゲン系、エステ
ル系溶剤等のいずれかとを混合した溶剤に公知の方法に
て溶解させ、導電性支持体上に塗布することにより下引
き層を形成することができる。この場合の下引き層の膜
厚は、0.01〜20μm、好ましくは、0.05〜1
0μmの範囲に設定することが好ましい。下引き層の形
成手段としては、ディップコーター、ブレードコータ
ー、アプリケーター、ロッドコーター、ナイフコータ
ー、キャスティング及びスプレイ等の塗布によって行う
ことができる。
子とポリアミド樹脂が含有されていてもよい。非導電性
酸化チタン粒子とは、その体積抵抗値が、100kg/
cm 2 の圧粉体で105 Ω・cm以上の値である酸化チ
タン粒子のことをいい、10 6 Ω・cm以上あることが
好ましい。これより小さければ、画像濃度の低下や画像
欠陥を引き起こすことがあるからである。酸化チタン粒
子としては、その結晶形によりアナターゼ型とルチル型
等に大別されるが、いずれの酸化チタン粒子も、単独も
しくは混合して使用することができる。
体積抵抗値を低下させない限り、その粒子表面に種々の
処理を施してもよい。例えば、アルミニウム、ケイ素、
亜鉛、ニッケル、アンチモン、クロム等を処理剤とし
て、その粒子表面にAl2 O3、SiO2 、ZnO等の
酸化膜の被覆を行うことができる。その他、必要に応じ
てカップリング剤やステアリン酸、有機シロキサン等の
表面処理剤により分散性を向上させ撥水性を付与するこ
とも可能である。一方、例えば、酸化スズにアンチモン
をドーピングした導電体を形成するように表面処理を施
した場合には、酸化チタン粒子の体積抵抗値は100 〜
104 Ω・cmに低下するので好ましくない。つまり、
前記酸化スズ系導電体などの導電処理を施した酸化チタ
ン粒子を使用した場合には、下引層の抵抗値が低下し、
電荷ブロッキング層として機能しなくなるからである。
たとえば負帯電用機能分離型の電子写真感光体において
は、導電性支持体からのキャリアが注入されやすくな
り、注入されたキャリアは容易に電荷発生層を通過し電
荷輸送物質を通して感光体表面にまで到達する。このた
めに、電荷発生層の表面電荷が消失もしくは減少し、画
像濃度の低下や画像欠陥が発生することとなるためであ
る。
下のものが好ましく、0.01〜0.5μmのものが更
に好ましい。粒子径がこの範囲より大きくなると下引層
の表面性が悪くなるばかりか、導電性支持体の欠陥を被
覆する効果が低下し、下引層上に積層する感光層が均一
に形成することができなくなる。このために感光体の感
度等に悪影響を与え、特に画像欠陥や画像濃度ムラが生
じるため好ましくない。また、粒子径がこの範囲より小
さくなると、下引層の表面性には問題ないが、下引層用
の塗布液が非常に増粘し、下引層を薄く塗布することが
困難になる。その上、ゲル化が進行しやすく、下引層用
塗布液を長期間使用もしくは保存することができなくな
るという問題が生じるために好ましくない。
としては重量沈降法や光透過式粒度分布測定法などがあ
る。また、他の公知の方法を用いることもでき、直接顕
微鏡等で測定してもよい。
てはAl2 O3 被覆を施した超微粒子酸化チタン「TT
O−55(A)」、「TTO−55(B)」、ステアリ
ン酸で表面処理を施した超微粒子酸化チタン「TTO−
55(C)」、Al2 O3 とオルガノシロキサンで表面
処理を施した超微粒子酸化チタン「TTO−55
(S)」や高純度酸化チタン「CR−EL」、硫酸法酸
化チタン「R−550」、「R−580」、「R−63
0」、「R−670」、「R−680」、「R−78
0」、「A−100」、「A−220」、「W−1
0」、塩素法酸化チタン「CR−50」、「CR−5
8」、「CR−60」、「CR−60−2」、「CR−
67」(以上、石原産業製)や「R−60」、「A−1
10」、「A−150」などの酸化チタンをはじめ、A
l2 O3 被覆を施した「SR−1」、「R−GL」、
「R−5N」、「R−5N−2」、「R−52N」、
「RK−1」、「A−SP」、SiO2,Al2 O3 被覆
を施した「R−GX」、「R−7E」、ZnO,SiO
2,Al2 O3 被覆を施した「R−650」、ZrO2,A
l2 O3 被覆を施した「R−61N」(以上、堺化学工
業製)、又SiO2,Al2 O3 で表面処理された「TR
−700」、ZnO,SiO2,Al2 O3 で表面処理さ
れた「TR−840」、「TA−500」の他、「TA
−100」、「TA−200」、「TA−300」など
表面未処理の酸化チタン、Al2 O3 で表面処理を施し
た「TA−400」(以上、富士チタン製)等が挙げら
れるがこれらに限定されるものではない。
有量は、下引層中に重量%で80%〜99%の範囲内に
設定するのが好ましく、下引層の膜厚は非導電性酸化チ
タン粒子の含有量により0.5μm〜4.8μmの範囲
から選択することが重要である。例えば、該酸化チタン
粒子が重量%で80%未満の含有量であれば、下引層の
膜厚が1μm以上ではもちろん、1μmより薄くても、
残留電位の上昇はさけられず、特に低温低湿下では顕著
になる。このため下引層の膜厚を0.5μmより薄くす
れば残留電位の上昇や繰り返し使用時の蓄積は低減でき
るが、帯電性の向上や感度劣化の防止には効果がなくな
るばかりか導電性支持体の欠陥を無くし、感光層を均一
に塗工できる平滑な表面性をもつ下引層を形成すること
ができない。
で99%を越えると下引層の膜厚は4.8μmより厚く
なっても電子写真特性に問題はないが、膜強度及び導電
性支持体への接着性が低下するために膜が破断し、これ
が画像欠陥となるので耐久性に問題が生じる。具体的な
下引層の膜厚としては、非導電性酸化チタン粒子の含有
量が80重量%であるとき1.0μm以下であり、該酸
化チタン粒子の含有量が85重量%であるとき2.0μ
m以下であり、該酸化チタン粒子の含有量が90重量%
であるとき3.0μm以下であり、該酸化チタン粒子の
含有量が95重量%であるとき4.0μm以下であり、
該酸化チタン粒子の含有量が99重量%であるとき4.
8μm以下であることが好ましい。
含有量がA重量%、下引層の膜厚がBμmに対して、 0.5≦B≦0.2A−15 80≦A≦99 を満たす下引層を有している。
で示す。斜線の範囲内で示される領域にある、非導電性
酸化チタン粒子の含有量A重量%と下引層の膜厚Bμm
との組み合せで選択される下引層を有する電子写真感光
体においては、非常に良好な電子写真特性を示す。一
方、斜線でかこまれた範囲以外の非導電性酸化チタン粒
子の含有量A重量%とその時の下引層の膜厚Bμmとを
有する電子写真感光体においては、前述のように残留電
位が上昇したり、帯電性が向上されず繰り返し使用時に
感度が劣化する。また、下引層の膜強度の低下により画
像欠陥が発生するなど電子写真特性に悪影響を与えるこ
とになり、使用することができない。
脂としては、有機溶剤に可溶であり、かつ感光体層を形
成する際に用いられる有機溶剤に不溶であるものであれ
ば、特に限定されるものではない。例えば、6−ナイロ
ン、66−ナイロン、610−ナイロン、11−ナイロ
ン、12−ナイロン等を共重合させた、いわゆる共重合
ナイロンやN−アルコキシメチル変性ナイロン、N−ア
ルコキシエチル変性ナイロンのようにナイロンを化学的
に変性させたタイプなどのアルコール可溶性ナイロン樹
脂をあげることができる。具体的な商品名としては、例
えば「CM4000」「CM8000」(以上、東レ
製)、「F−30」「MF−30」「EF−30T」
(以上、帝国化学産業製)等があげられる。
チタン粒子とポリアミド系樹脂とを有機溶媒に分散し、
下引層形成用の塗布液を得、この塗布液を導電性支持体
に塗布することにより下引層を形成することができる。
有機溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール又はノルマルプロピルアルコール等の低
級アルコールと、クロロホルム、1,2−ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、トリクレン、四塩化炭素、ジメチ
ルホルムアミド又は1,2−ジクロロプロパンとを任意
の組み合わせ及び任意の割合で用いることが好ましい。
このように任意の組み合わせ及び割合で用いた場合に
は、一定圧力下において、溶液の組成と蒸気の組成とが
一致し、定沸点混合液となり、この溶液により均一な蒸
発がおこり、塗布ムラをなくすことができる。
ルミル、サンドミル、アトライター、振動ミル、超音波
分散機等がある。塗布手段としては、ディップコータ
ー、ブレードコーター、アプリケーター、ロッドコータ
ー、ナイフコーター、キャスティング及びスプレイ等の
塗布方法がある。
は、下引層上にさらに感光層を有している。感光層は機
能分離型の積層構造でも単層構造でもよいが、高感度、
高耐久性を有するために負帯電型の感光層が好ましい。
図1及び図2に、機能分離型の積層構造及び単層構造の
感光層を有する電子写真感光体を示す。なお、図1及び
図2中、1は導電性支持体、2は下引層を示す。
10においては、感光層50として電荷発生物質30を
含有した電荷発生層31の上に、電荷輸送物質40を含
有した電荷輸送層41が形成されて構成されている。電
荷発生層に使用される電荷発生物質としては、クロロダ
イアンブルー等のビスアゾ系化合物、ジブロモアンサン
スロン等の多環キノン系化合物、ペリレン系化合物、キ
ナクリドン系化合物、フタロシアニン系化合物、アズレ
ニウム塩系化合物等が知られており、1種もしくは2種
以上併用することも可能である。
で直接化合物を形成する方法及び結着性樹脂溶液中に分
散し、塗布して成膜する方法があるが、一般に後者の方
法が好ましい。電荷発生層の膜厚は0.05〜5μm、
で好ましくは、0.1〜1μmである。後者による作製
の場合、結着性樹脂溶液中への電荷発生物質の混合分散
の方法並びに、塗布方法としては、下引層と同様の方法
を用いることができる。また、結着性樹脂溶液用の結着
性樹脂としては、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、シリコ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、フェノキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、スチレン樹脂やこれらの繰り返し単位のうち
二つ以上を含む共重合体、例えば、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合
体樹脂などの絶縁性樹脂を挙げることができるが、これ
らに限定されるものではなく、一般に用いられるすべて
の樹脂を単独あるいは二種以上混合して使用することが
できる。
ては、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性
溶媒などを用いることができる。
物、ピラゾリン系化合物、トリフェニルアミン系化合
物、トリフェニルメタン系化合物、スチルベン系化合
物、オキサジアゾール系化合物等が使用可能である。電
荷輸送層は、結着性樹脂溶液中へ電荷輸送物質を溶解
し、該電荷輸送液を下引層と同様の方法により塗布して
作製ことができる。該電荷輸送層の膜厚は5〜50μ
m、好ましくは10〜40μmである。
いては、電荷発生物質30と電荷輸送物質40とを含有
した感光層50が形成されている。感光層を構成する電
荷発生物質30、電荷輸送物質40及び結着性樹脂や樹
脂を溶解させる溶剤などは、前述と同様の物質を用いる
ことができ、これらの混合分散の方法及び塗布方法とし
ては、下引層と同様の方法を用いることができる。該感
光層の膜厚は5〜50μm、好ましくは10〜40μm
である。
留電位や繰り返し使用時の疲労低減等を目的として、下
引層に、少なくとも1種類以上の電子受容性物質や色素
を使用することができる。電子受容性物質としては、上
記に示したような物質の他、4−ニトロベンズアルデヒ
ド等のアルデヒド類、無水コハク酸、無水マレイン酸、
無水フタル酸、4−クロロナフタル酸無水物等の酸無水
物、アントラキノン、1−ニトロアントラキノン等のア
ントラキノン類などを挙げることができる。これらのう
ち、フルオレノン系化合物、キノン系化合物やCl,C
N,NO2 等の電子吸引性の置換基のあるベンゼン誘導
体が特に好ましい。
素、チアジン色素、トリフェニルメタン色素やキノリン
系顔料、銅フタロシアニン顔料等の有機光導電性化合物
を用いることができる。さらに、本発明の電子写真感光
体の下引層には、安息香酸、スチルベン化合物やその誘
導体、トリアゾール化合物、イミダゾール化合物、オキ
サジアゾール化合物、チアゾール化合物及びその誘導体
等の含窒素化合物類などのような紫外線吸収剤、酸化防
止剤又はシリコーン樹脂などのレベリング剤を含有させ
ることもできる。
的強度を向上させるために、周知の可塑剤を含有しても
よい。可塑剤としては、二塩基酸エステル、脂肪酸エス
テル、リン酸エステル、フタル酸エステルや塩素化パラ
フィン、エポキシ型可塑剤が挙げられる。
ために保護層を設けてもよい。表面保護層は、ある程度
の透明性を有していれば、残留電位の上昇や感度低下し
ない範囲において、公知の熱可塑性樹脂や光又は熱硬化
性樹脂等の全てが利用できる。さらに、感光層中に使用
される樹脂層に、前述のような紫外線吸収剤、酸化防止
剤、レベリング剤、金属酸化物等の無機材料、有機金属
化合物、電子受容性物質等を含有させてもよい。また、
感光体層及び表面保護層に、必要に応じて、二塩基酸エ
ステル、脂肪酸エステル、燐酸エステル、フタル酸エス
テルや塩素化パラフィン等の可塑剤を混合させて加工性
及び可塑性を付与してもよい。
れば、導電性支持体上に下引き層を介して感光層が積層
され、前記下引き層がメトキシメチル化ナイロン樹脂と
1種類以上の電子受容性の材料からなるか、あるいは、
前記下引層が非導電性酸化チタン粒子とポリアミド系樹
脂からなり、前記酸化チタン粒子が下引層中80〜99
重量%であり、かつ前記下引層の膜厚が0.5μm〜
4.8μmであるので、帯電性の低下及び繰り返し使用
時の残留電位の上昇による画像欠陥が抑制されることと
なる。
を、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
及びノルマルプロピルアルコールからなる群より選ばれ
た低級アルコールと、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、ジクロロメタン、トリクレン、四塩化炭素、ジ
メチルホルムアミド及び1,2−ジクロロプロパンから
なる群より選ばれた有機溶媒の混合溶媒に分散し、該液
を導電性支持体上に塗布することにより下引層を形成す
るので、下引層の塗布むらが抑制されることとなる。
説明するが、以下の実施例に限定されるものではない。
タン53.3重量部との共沸組成混合溶媒に共重合ナイ
ロン樹脂(ナイロン6/66/610/12の四元共重
合ナイロン樹脂、東レ製:CM8000)3.6重量部
と、Al2 O3被覆した非導電性酸化チタン粒子(石原
産業製:TTO−55(A)平均粒径0.03μm、粉
体抵抗値107 Ω・cm)14.4重量部とを混合した。
この混合物をペイントシェーカーにて8時間分散し、下
引層用塗布液を作製した。このようにして作製した塗布
液を、厚さ100μmのアルミニウム製導電製基板1上
にベーカーアプリケーターにてコーティングした。そし
て、110℃の乾燥温度で10分間の熱風乾燥を行い、
乾燥膜厚1.0μmの下引層2を設けた。
部に下記構造式(I)のビスアゾ顔料(クロロダイアン
ブルー)1.5重量部とフェノキシ樹脂(ユニオンカー
バイド製:PKHH)1.5重量部とを混合したものを
ペイントシェーカーで8時間分散し、電荷発生層用塗布
液を作製した。この電荷発生層用塗布液を、ベーカーア
プリケーターにて下引層2上に塗布した。そして、90
℃の乾燥温度で10分間の熱風乾燥を行い、乾燥膜厚が
0.8μmの電荷発生層31を設けた。
造式(II)のヒドラゾン系化合物1重量部と、ポリカー
ボネート樹脂(三菱瓦斯化学製:Z−200)0.5重
量部、ポリアリレート樹脂(ユニチカ製:U−100)
0.5重量部を混合したものを、マグネティックスタラ
ーにて攪拌溶解し、電荷輸送層用塗布液を作製した。こ
の電荷輸送層用塗布液をベーカーアプリケーターにて電
荷発生層31上に塗布した。そして、80℃の乾燥温度
で1時間の熱風乾燥を行い、乾燥膜厚が20μmの電荷
輸送層41を設け、図1のような、機能分離型電子写真
感光体を作製した。
実際の機器(シャープ製:SF−8100)に搭載し
て、現像部での感光体表面電位、具体的には帯電性をみ
るために露光プロセスを除いた暗中での感光体表面電位
(V0)と、除電後の感光体表面電位(VR ) 及び感度を
みるために露光を行った時の白地部分の感光体表面電位
(VL ) とを測定した。
万回繰り返し後の特性を低温/低湿(5℃/30%R
H、以下「L/L」と示す)、常温/常湿(25℃/6
0%RH、以下「N/N」と示す)、高温/高湿(35
℃/85%RH、以下「H/H」と示す)の各環境条件
下で測定を行った。以上の結果を表1に示す。
2 O3 被覆した非導電性酸化チタン粒子の混合比率及び
下引層の膜厚をそれぞれ表1に示す組み合せの下引層に
した以外は実施例1と同様の方法にて電子写真感光体を
作製し、電子写真特性の測定を実施例1と同様の方法に
て行った。以上の結果を表1に示す。
2 O3 被覆した非導電性酸化チタン粒子の混合比率及び
下引層の膜厚をそれぞれ表1に示す組み合せの下引層に
した以外は実施例1と同様の方法にて電子写真感光体を
作製し、電子写真特性の測定を実施例1と同様の方法に
て行った。以上の結果を表1に示す。
メトキシメチル化ナイロン樹脂(帝国化学製:EF−3
0T)にし、Al2 O3 被覆した非導電性酸化チタン粒
子との混合比率及び下引層の膜厚をそれぞれ表2に示す
組み合せの下引層にした以外は、実施例1と同様の方法
にて電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実
施例1と同様の方法にて行った。以上の結果を表2に示
す。
ロンと、Al2 O3 被覆した非導電性酸化チタン粒子の
混合比率及び下引層の膜厚をそれぞれ表2に示す組み合
せの下引層にした以外は、実施例1と同様の方法にて電
子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例1
と同様の方法にて行った。以上の結果を表2に示す。
電性酸化チタン粒子を、Al2 O3 被覆していない非導
電性酸化チタン粒子(富士チタン製:TA−300、平
均粒径0.35μm、粉体抵抗値106 Ω・cm)にし、
共重合ナイロン樹脂との混合比率及び下引層の膜厚をそ
れぞれ表3に示す組み合せの下引層にした以外は、実施
例1と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写
真特性の測定を実施例1と同様の方法にて行った。以上
の結果を表3に示す。
い非導電性酸化チタン粒子と共重合ナイロン樹脂との混
合比率及び下引層の膜厚をそれぞれ表3に示す組み合せ
の下引層にした以外は、実施例1と同様の方法にて電子
写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例1と
同様の方法にて行った。以上の結果を表3に示す。
メトキシメチル化ナイロン樹脂(帝国化学製:EF−3
0T)にし、Al2 O3 被覆した非導電性酸化チタン粒
子を、Al2 O3 被覆していない非導電性酸化チタン粒
子(富士チタン製:TA−300、平均粒径0.35μ
m、粉体抵抗値106 Ω・cm)にし、その混合比率及び
下引層の膜厚を、それぞれ表4に示す組み合せの下引層
にした以外は、実施例1と同様の方法にて電子写真感光
体を作製し、電子写真特性の測定を実施例1と同様の方
法にて行った。以上の結果を表4に示す。
イロン樹脂と、Al2O3 被覆をしていない非導電性酸
化チタン粒子の混合比率及び下引層の膜厚をそれぞれ表
4に示す組み合せの下引層にした以外は、実施例1と同
様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写真特性の
測定を実施例1と同様の方法にて行った。以上の結果を
表4に示す。
(東レ製:CM8000)18重量部にし非導電性酸化
チタン粒子を除いた以外は、実施例1と同様の方法にて
電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例
1と同様の方法にて行った。以上の結果を表5に示す。
(帝国化学製:EF−30T)18重量部にし、非導電
性酸化チタン粒子を除いた以外は、実施例1と同様の方
法にて電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を
実施例1と同様の方法にて行った。以上の結果を表5に
示す。
導電性酸化チタン粒子(石原産業製:500W、平均粒
径0.3μm、粉体抵抗値3Ω・cm)にした以外は、実
施例1と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子
写真特性の測定を実施例1と同様の方法にて行った。以
上の結果を表5に示す。
導電性酸化チタン粒子(石原産業製:500W、平均粒
径0.3μm、粉体抵抗値3Ω・cm)にした以外は、実
施例1と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子
写真特性の測定を実施例1と同様の方法にて行った。以
上の結果を表5に示す。
エステル樹脂(東洋紡製:バイロン200)にし、溶媒
を1,2−ジクロロエタン82重量部にした以外は、実
施例1と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子
写真特性の測定を実施例1と同様の方法にて行った。以
上の結果を表5に示す。
F−8100)に搭載して、1万回繰り返して画像評価
を行ったところL/L,N/N及びH/Hのいずれの環
境条件下においても画像濃度の低下やカブリを生じるこ
とがなく1万回繰り返し前後において画像欠陥(黒ポ
チ、白ポチ等)のない非常に良好な画像であった。
評価したところ画像欠陥や画像濃度低下カブリ等のない
良好な結果が得られた。
非導電性酸化チタン粒子を平均粒径1.48μmの表面
処理を施していない非導電性酸化チタン粒子(富士チタ
ン工業製:TP−2、粉体抵抗値106 Ω・cm)に変
えた以外は実施例19と同様の方法にて電子写真感光体
を作製し、実施例21と同様の方法にて画像評価を行っ
た。
感光体を作成した場合、電荷発生物質の濃度ムラが発生
していた。又、下引層のムラ及び電荷発生物質のムラに
対応した画像濃度ムラや画像欠陥(黒ポチ、白ポチ等)
が初期の画像にみられた。さらに、1万回繰り返し後に
は部分的に画像にカブリを生じ、特にL/Lの環境条件
下において顕著であった。
用した構造式(I)のビスアゾ顔料(クロロダイアンブ
ルー)1重量部と構造式(II)のヒドラゾン系化合物5
重量物質とポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学製:Z
−200)2.5重量部ポリアリレート樹脂(ユニチカ
製:U−100)2.5重量部とをジクロルメタン95
重量部に加えて、これをボールミル中で10時間分散し
て作製した塗布液をベーカーアプリケーターにてコーテ
ィングし、80℃の乾燥温度で1時間の熱風乾燥を行い
乾燥膜厚が10μmの感光層50を設け、図2のような
単層型電子写真感光体を作製した。
1と同様に画像評価したところ画像欠陥や画像濃度低
下、カブリ等のない良好な結果が得られた。以上のよう
に、本発明によれば導電性支持体と感光層との間に、非
導電性酸化チタン粒子とポリアミド系樹脂からなる下引
層を設けることにより、感光体の帯電性や残留電位が改
善され、繰り返し使用しても残留電位の蓄積が少なく、
光感度の劣化の小さい繰り返し安定性や環境特性に優れ
た良好な画像特性が得られる。
タン53.3重量部の混合溶媒に、メトキシメチル化ナ
イロン樹脂(帝国化学:トレジンEF−30T)0.9
重量部と非導電性酸化チタン(石原産業:TTO−55
A)17.1重量部とを混合したものを、ペイントシェ
ーカーにより、8時間分散し、下引き層用塗布液を得
た。
μmのアルミニウム製導電性基板1上に、その下引き層
用塗布液をベイカーアプリケーターにて塗布し、110
℃の乾燥温度で10分間熱風乾燥を行って、乾燥膜厚が
1.5μmとなるように下引き層2を形成した。
構造式(I))1.5重量部とブチラール樹脂(ニユオ
ンカーバイト社製:XYSG)1.5重量部とを混合し
たものを、ペイントシェイカーにより、メチルイソブチ
ルケトン97重量部に8時間分散させて電荷発生層用塗
布液を調製した。この電荷発生層用塗布液をベイカーア
プリケーターによって、下引き層2上に塗布し、90℃
の乾燥温度で10分間の熱風乾燥を行って、乾燥膜厚が
0.8μmとなるように電荷発生層30を形成した。
(II):4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,N
−ジフェニルヒドラゾン)1重量部と、ポリカーボネイ
ト樹脂(三菱ガス化学社製:ユーピロン)1重量部とを
混合したものを、ジクロメタン8重量部に、マグネティ
ックスタラーにて攪拌溶解し、電荷輸送層用塗布液を得
た。
カーアプリケーターにて電荷発生層30上に塗布し、8
0℃の乾燥温度で1時間の熱風乾燥を行い、乾燥膜厚が
20μmの電荷輸送層40を形成して電子写真感光体を
作製した。このようにして作製した電子写真感光体を実
際の機器(シャープ(株)製:SF−8100)に搭載
して、現像部分での感光体表面電位、具体的には帯電性
をみるために、露光プロセスを除いた暗中での感光体表
面電位(V0 )、除電後の感光体表面電位(Vr)及び
感度をみるために露光を行った時の白地部分の感光体表
面電位(VL )とを測定した。
万回繰り返し後の特性の測定を低温/低湿(5℃/30
%RH)、常温/常湿(25℃/60%RH)、高温/高湿
(35℃/85%RH)の各環境条件下で測定を行った。
その結果を表6に示す。
イロン樹脂と非導電性酸化チタンとの混合比率を、それ
ぞれメトキシメチル化ナイロン樹脂1.8重量部と非導
電性酸化チタン16.2重量部にした以外は、実施例2
4と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写真
特性の測定を実施例24と同様の方法にて行った。その
結果を表7に示す。
イロン樹脂と非導電性酸化チタンとの混合比率を、それ
ぞれメトキシメチル化ナイロン樹脂0.18重量部と非
導電性酸化チタン17.82重量部にした以外は、実施
例24と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子
写真特性の測定を実施例24と同様の方法にて行った。
その結果を表8に示す。
イロン樹脂と非導電性酸化チタンとの混合比率を、メト
キシメチル化ナイロン樹脂18重量部にし、非導電性酸
化チタンを除いた以外は、実施例24と同様の方法にて
電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例
24と同様の方法にて行った。その結果を表9に示す。
イロン樹脂と非導電性酸化チタンとの混合比率を、メト
キシメチル化ナイロン樹脂3.6重量部と非導電性酸化
チタン14.4重量部にした以外は、実施例24と同様
の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写真特性の測
定を実施例24と同様の方法にて行った。その結果を表
10に示す。
を導電性酸化チタン(石原産業:500W)にした以外
は、実施例24と同様の方法にて電子写真感光体を作製
し、電子写真特性の測定を実施例24と同様の方法にて
行った。その結果を表11に示す。
イロン樹脂を共重合ナイロン樹脂(東レ:CM800
0)にした以外は、実施例24と同様の方法にて電子写
真感光体を作製し、電子写真特性の測定を実施例24と
同様の方法にて行った。その結果を表12に示す。
子写真感光体はいかなる環境条件においても、安定性に
優れていることがわかった。一方、表9〜12に示した
比較例においては、繰り返しにより、感光体表面電位
(V0 )、除電後の感光体表面電位(Vr)の上昇及び
露光を行った時の白地部分の感光体表面電位(VL )の
劣化が著しく、良好な電子写真感光体が得られなかっ
た。
タン53.3重量部の共沸組成混合溶媒にメトキシメチ
ル化ナイロン樹脂(帝国化学:トレジンEF−30T)
0.9重量部と非導電性酸化チタン(石原産業:TTO
−55A)17.1重量部とを混合したものをペイント
シェーカーにて8時間分散し下引層用塗布液を作製し
た。このようにして作製した塗布液を1mmt×80m
mφ×340mmのアルミニウム製ドラム状基板上に、
図4に示した浸漬塗布装置にてコーティングし110℃
の乾燥温度で10分間熱風乾燥を行い乾燥膜厚1.5μ
mの下引層を設けた。その上に、メチルイソブチルケト
ン97重量部に上記構造式(I)のビスアゾ系顔料[ク
ロルダイアンブルー]1.5重量部とブチラール樹脂
(ユニオンカーバイト社製)1.5重量部を混合したも
のをペイントシェーカーで8時間分散し作製した電荷発
生層用塗布液を前記浸漬塗布装置にてコーティングし9
0℃の乾燥温度で10分の熱風乾燥を行い乾燥膜厚が
0.8μmの電荷発生層を設けた。さらにその上にジク
ロルメタン8重量部に上記構造式(II)のヒドラゾン系
化合物[4,−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,
N−ジフェニルヒドラゾン]1重量部とポリカーボネイ
ト樹脂(三菱ガス化学社製ユーピロン)1重量部を混合
したものをマグネティクスタラーにて攪拌溶解し、作製
した電荷輸送用塗布液を前記浸漬塗布装置にてコーティ
ングし80℃の乾燥温度で1時間の熱風乾燥を行い乾燥
膜厚が20μmの電荷輸送層を設け機能分離型電子写真
感光体を作製した。この様にして作製した電子写真感光
体を、実際の複写機(シャープ(株)製:SF−810
0)に搭載して画像特性の評価を行った。その結果を表
13に示す。
ルアルコール41重量部と1,2−ジクロルエタン41
重量部の混合溶媒にした以外は、実施例27と同様の方
法にて電子写真感光体を作製し、同様の評価を行った。
その結果を表13に示す。
脂(東レ(株)製;CM8000)、下引層用塗布液の
溶媒をメチルアルコール41重量部と、ジクロルエタン
41重量部の混合溶媒にした以外は、実施例27と同様
の方法にて電子写真感光体を作製し、同様の評価を行っ
た。その結果を表13に示す。
ルコール82重量部のみにした以外は実施例27と同様
の方法にて電子写真感光体を作製し、同様の評価を行っ
た。その結果を表13に示す。
のポットライフが30日経過した塗布液を使用した以外
は、実施例27、28と同様の方法にて電子写真感光体
を作製し、同様の評価を行った。その結果を表13に示
す。
30日経過した塗布液を使用した以外は、比較例39と
同様の方法にて電子写真感光体を作製し、同様の評価を
行った。その結果を表13に示す。
布液の溶媒として、本発明による混合溶媒を使用するこ
とで、塗布液の分散性、安定性の改善が図れ、塗りムラ
のない良好な画像特性を有する電子写真感光体が得られ
る。
ロン樹脂(帝国化学:トレジン)3.96重量部と2,
4,7−トリニトロ−9−フルオレノン(下記構造式
(III ))0.04重量部とを混合したものを、マグネ
ティックスタラーにより攪拌溶解して下引き層用塗布液
を得た。
μmのアルミニウム製導電性基板1上に、その下引き層
用塗布液をベイカーアプリケーターにてコーティング
し、110℃の乾燥温度で10分間熱風乾燥を行って、
乾燥膜厚が0.3μmとなるように下引き層2を形成し
た。
構造式(I))2重量部とフェノキシ樹脂(ニユオンカ
ーバイト社製)1重量部とを混合したものを、ペイント
シェイカーにより、1,4−ジオキサン97重量部に8
時間分散させて電荷発生層用塗布液を調製した。この電
荷発生層用塗布液をベイカーアプリケーターによって、
下引き層2上に塗布し、90℃の乾燥温度で10分間の
熱風乾燥を行って、乾燥膜厚が0.8μmとなるように
電荷発生層31を形成した。
(II):4−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,N
−ジフェニルヒドラゾン)1重量部と、ポリカーボネイ
ト樹脂(三菱ガス化学社製:ユーピロン)1重量部とを
混合したものを、ジクロメタン8重量部に、マグネティ
ックスタラーにて攪拌溶解し、電荷輸送層用塗布液を得
た。
カーアプリケーターにて電荷発生層31上に塗布し、8
0℃の乾燥温度で1時間の熱風乾燥を行い、乾燥膜厚が
20μmの電荷輸送層41を形成して電子写真感光体を
作製した。このようにして作製した電子写真感光体を実
際の機器(シャープ(株)製:SF−8100)に搭載
して、現像部分での感光体表面電位、具体的には帯電性
をみるために、露光プロセスを除いた暗中での感光体表
面電位(V0 )、除電後の感光体表面電位(Vr)及び
感度をみるために露光を行った時の白地部分の感光体表
面電位(VL )とを測定した。
万回繰り返し後の特性の測定を低温/低湿(5℃/30
%RH)、常温/常湿(25℃/60%RH)、高温/高湿
(35℃/85%RH)の各環境条件下で測定を行った。
その結果を表14に示す。
トロ−9−フルオレノンの代わりに、テトラシアノエチ
レン(下記構造式(IV))を使用した以外は実施例32
と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写真特
性の測定を実施例32と同様の方法にて行った。その結
果を表15に示す。
トロ−9−フルオレノンの代わりに、テトラシアノエチ
レンと2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノンを
1:1の割合で混合したものを使用した以外は実施例3
2と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、電子写真
特性の測定を実施例32と同様の方法にて行った。その
結果を表16に示す。
トロ−9−フルオレノンの代わりに、下記構造式(1)
〜(6)の電子受容性材料をそれぞれ使用した以外は、
実施例32と同様の方法にて電子写真感光体を作製し、
電子写真特性の測定を実施例32と同様の方法にて行っ
た。その結果を表17に示す。
トロ−9−フルオレノンの添加量を0.004重量部に
した以外は実施例32と同様の方法にて電子写真感光体
を作製し、電子写真特性の測定を実施例32と同様の方
法にて行った。その結果を表18に示す。
トロ−9−フルオレノンの添加量を0.4重量部した以
外は実施例32と同様の方法にて電子写真感光体を作製
し、電子写真特性の測定を実施例32と同様の方法にて
行った。その結果を表19に示す。
トロ−9−フルオレノンを除いたメトキシメチル化ナイ
ロン樹脂のみの層にした以外は、実施例32と同様の方
法によって電子写真感光体を作製した。この電子写真感
光体の電子写真特性の測定を実施例32と同様の方法に
て行った。その結果を表20に示す。
は、実施例32と同様の方法によって電子写真感光体を
作製した。この電子写真感光体の電子写真特性の測定を
実施例32と同様の方法にて行った。その結果を表21
に示す。
トロ−9−フルオレノンの添加量を1.2重量部にした
以外は実施例32と同様の方法にて電子写真感光体を作
製した。この電子写真感光体の電子写真特性の測定を実
施例32と同様の方法にて行った。その結果を表22に
示す。
の電子写真感光体はいかなる環境条件においても、安定
性に優れていることがわかった。一方、表20〜22に
示した比較例においては、繰り返しにより、感光体表面
電位(V0 )、除電後の感光体表面電位(Vr)の上昇
及び露光を行った時の白地部分の感光体表面電位
(V L )の劣化が著しく、良好な電子写真感光体が得ら
れなかった。
法によれば、導電性支持体上に下引き層を介して感光層
が積層され、前記下引き層がメトキシメチル化ナイロン
樹脂よりなり、前記下引き層に1種類以上の電子受容性
の材料を含有するか、あるいは、前記下引層が非導電性
酸化チタン粒子とポリアミド系樹脂からなり、前記酸化
チタン粒子が下引層中80〜99重量%であり、かつ前
記下引層の膜厚が0.5μm〜4.8μmであるので、
帯電性の低下及び繰り返し使用時の残留電位の上昇によ
る画像欠陥を抑制することができ、いかなる環境下にお
いても繰り返し安定性に優れた電子写真感光体を得るこ
とができる。
を、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
及びノルマルプロピルアルコールからなる群より選ばれ
た低級アルコールと、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン、ジクロロメタン、トリクレン、四塩化炭素、ジ
メチルホルムアミド及び1,2−ジクロロプロパンから
なる群より選ばれた有機溶媒の混合溶媒に分散し、該液
を導電性支持体上に塗布することにより下引層を形成す
るので、下引層の塗布むらを抑制することができ、優れ
た画像特性を有する電子写真感光体を製造することが可
能となる。
ある。
る。
A重量%、下引層膜厚をBμmとした時、 0.5≦B≦0.2A−15 80≦A≦99 を満たす領域を斜線で示したグラフである。
る浸漬塗布用装置を示す概略断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 導電性支持体上に下引層を介して感光層
が積層され、前記下引層が非導電性酸化チタン粒子とポ
リアミド系樹脂からなり、前記酸化チタン粒子が下引層
中80〜99重量%であり、かつ前記下引層の膜厚が
0.5μm〜4.8μmである電子写真感光体を製造す
るに際して、 酸化チタンとポリアミド系樹脂とを、 メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール及び
ノルマルプロピルアルコールからなる群より選ばれた低
級アルコールと、クロロホルム、1,2−ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、トリクレン、四塩化炭素、ジメチ
ルホルムアミド及び1,2−ジクロロプロパンからなる
群より選ばれた有機溶媒との混合溶媒に分散し、該液を
導電性支持体上に塗布することにより下引層を形成する
電子写真感光体の製造方法。 - 【請求項2】 混合溶媒中の低級アルコールと有機溶媒
の混合比が共沸混合物を構成する組成比である請求項1
記載の電子写真感光体の製造方法。 - 【請求項3】 ポリアミド樹脂が四元共重合ナイロン樹
脂またはメトキシメチル化ナイロン樹脂またはそれらの
混合物である請求項1又は2に記載の電子写真感光体の
製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より製造された、 非導電性酸化チタン粒子の下引層中の含有量がA重量
%、前記下引層の膜厚がBμmに対して 0.5≦B≦0.2A−15 80≦A≦99 を満たす電子写真感光体。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より製造された、非導電性酸化チタン粒子の体積抵抗値
が、100kg/cm2 の圧粉体で105 Ω・cm以上で
ある電子写真感光体。 - 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より製造された、非導電性酸化チタン粒子が1次粒径1
μm以下である電子写真感光体。 - 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より製造された、非導電性酸化チタン粒子がAl2 O3
被覆した非導電性酸化チタン粒子である電子写真感光
体。 - 【請求項8】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法に
より製造された、非導電性酸化チタン粒子が表面未処理
の非導電性酸化チタン粒子である電子写真感光体。
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