JP2884995B2 - 荷役制御装置 - Google Patents
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
等における荷役動作を制御し、運搬物への衝撃を緩和す
るための荷役制御装置に関する。
ける駆動機構の一例を示すブロック図である。この図に
おいて、図中符号1は運搬物を昇降するためのリフトシ
リンダ1であり、このリフトシリンダ1は作動油路7を
介して流量制御弁2に接続されている。流量制御弁2の
開度は、リフトレバー6の傾動角度に応じて直接に操作
されるようになっている。流量制御弁2は、供給路8お
よび還流路9を介してタンク5に接続され、供給路8に
介装されたポンプ3がモータ4で駆動されるようになっ
ている。
トを上昇させる場合には、モータ4を駆動して流量制御
弁2に加圧した作動油を供給しつつ、リフトレバー6を
操作して流量制御弁2を開くことにより、その開度に応
じてリフトシリンダ1へ流れる作動油圧力が高まり、リ
フトが上昇する。逆にリフトを下降させる場合には、単
にリフトレバー6の角度に応じた開度に流量制御弁2を
開くことにより、還流路9を通じて作動油がリフトシリ
ンダ1からタンク5に戻り、リフトが下降する。
この例では、リフトレバー6と流量制御弁2との間に演
算器10が設けられ、この演算器10によって、リフト
レバー6の操作量に応じて流量制御弁2の開度が制御さ
れ、同時にモータ4の回転速度も制御されるようになっ
ている。この構成では、流量制御弁2の開度に対応して
ポンプ3による作動油供給量を増すことにより、作動油
加圧の効率を高めている。また、リフトレバー6の角度
に応じて、演算器10により流量制御弁2の開度が操作
される。
ォークリフトは、重量物やガラス類などの衝撃に弱い物
品の運搬にも用いられるが、このような運搬物の荷役作
業を行う場合、フォークリフト操作の熟練者であれば、
リフトシリンダの動き始めと止まる瞬間が滑らかになる
ようにリフトレバーを微妙に操作することにより、荷揺
れを防ぐことができる。
がフォークリフトを運転する機会が増えている。これら
初心者には、熟練者のような滑らかなレバー操作は困難
であるため、前述のようにリフトレバー6の操作量に応
じて直接、流量制御弁2の開度を操作する構成では、リ
フトレバー6を急激に操作すると流量制御弁も急開閉さ
れるため、車体が振動したり荷揺れが生じて運搬物を破
損する心配がある。このため、初心者でも熟練者並に荷
揺れを起こさずに済む安全な荷役制御装置が求められて
いるが、現状ではそのような装置は提供されていない。
で、荷役作業においてたとえ急激な操作を行った場合に
も、荷揺れや運搬物の破損を防ぐことができる荷役制御
装置を提供することを課題としている。
に、本発明の請求項1に係る荷役制御装置は、負荷を駆
動する流体シリンダと、この流体シリンダと流体供給源
との間に介装され、流体シリンダへの流体の出入量を調
整する流量制御弁と、この流量制御弁を開閉するために
被操作量に応じて操作量信号を出力する操作手段とを具
備する荷役制御装置において、前記操作量信号および前
回制御時点での流量制御弁の開度情報を用いてファジィ
推論を施すことにより流量制御弁の開度増減値を算出し
て前回の弁指令値に加える開度算出手段と、前記流体シ
リンダに供給される流体圧力の変動を検出し、圧力変動
信号を出力する圧力変動検出手段と、前記圧力変動信号
に応じた圧力フィードバック量を、前記開度算出手段の
出力から減ずることにより開度指令値を算出し、この開
度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフィードバック
制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
ンダに供給される流体圧力の変動を検出し、圧力変動信
号を出力する圧力変動検出手段と、前記圧力変動信号に
応じた圧力フィードバック量を、前記操作量信号から減
ずることにより開度指令値を算出し、この開度指令値に
基づいて流量制御弁の開度をフィードバック制御する制
御手段とを設けたことを特徴とする。
制御時点での流量制御弁の開度情報を用いてファジィ推
論を施すことにより流量制御弁の開度増減値を算出して
前回の弁指令値に加える開度算出手段と、負荷の加速度
を検出し加速度信号を出力する加速度検出手段と、前記
加速度信号に応じた加速度フィードバック量を、前記開
度算出手段の出力から減ずることにより開度指令値を算
出し、この開度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフ
ィードバック制御する制御手段とを設けたことを特徴と
する。
し、加速度信号を出力する加速度検出手段と、前記加速
度信号に応じた加速度フィードバック量を、前記操作量
信号から減ずることにより開度指令値を算出し、この開
度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフィードバック
制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
制御時点での流量制御弁の開度情報を用いてファジィ推
論を施すことにより流量制御弁の開度増減値を算出して
前回の弁指令値に加える開度算出手段と、流体シリンダ
への流体の出入量を検出して流量信号を出力する流量検
出手段と、前記流量信号に応じた流量フィードバック量
を、前記開度算出手段の出力から減ずることにより開度
指令値を算出し、この開度指令値に基づいて流量制御弁
の開度をフィードバック制御する制御手段とを設けたこ
とを特徴とする。
の出入量を検出して流量信号を出力する流量検出手段
と、前記流量信号に応じた流量フィードバック量を、操
作量信号から減ずることにより開度指令値を算出し、こ
の開度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフィードバ
ック制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
れる流体圧力の変動を検出し、圧力変動信号を出力する
圧力変動検出手段と、操作量信号、前記圧力変動信号お
よび前回制御時点での流量制御弁の開度情報を用いてフ
ァジィ推論を施すことにより流量制御弁の開度増減値を
算出し、この開度増減値を前回の弁指令値に加えること
により流量制御弁の開度を調整する制御手段とを設けた
ことを特徴とする。
し、加速度信号を出力する加速度検出手段と、操作量信
号、前記加速度信号および前回制御時点での流量制御弁
の開度情報を用いてファジィ推論を施すことにより流量
制御弁の開度増減値を算出し、この開度増減値を前回の
弁指令値に加えることにより流量制御弁の開度を調整す
る制御手段とを設けたことを特徴とする。
の出入量を検出して流量信号を出力する流量検出手段
と、操作量信号、前記流量信号および前回制御時点での
流量制御弁の開度情報を用いてファジィ推論を施すこと
により流量制御弁の開度増減値を算出し、この開度増減
値を前回の弁指令値に加えることにより流量制御弁の開
度を調整する制御手段とを設けたことを特徴とする。
出し、速度信号を出力する速度検出手段と、流体シリン
ダに供給される流体圧力の変動を検出し、圧力変動信号
を出力する圧力変動検出手段と、操作量信号、前記速度
信号および前記圧力変動信号を用いてファジィ推論を施
すことにより流量制御弁の開度増減値を算出し、この開
度増減値を前回の弁指令値に加えることにより流量制御
弁の開度を調整する制御手段とを設けたことを特徴とす
る。
出し、速度信号を出力する速度検出手段と、負荷の加速
度を検出し、加速度信号を出力する加速度検出手段と、
操作量信号、前記速度信号および前記加速度信号を用い
てファジィ推論を施すことにより流量制御弁の開度増減
値を算出し、この開度増減値を前回の弁指令値に加える
ことにより流量制御弁の開度を調整する制御手段とを設
けたことを特徴とする。
出し、速度信号を出力する速度検出手段と、流体シリン
ダへの流体の出入量を検出して流量信号を出力する流量
検出手段と、操作量信号、前記速度信号および前記流量
信号を用いてファジィ推論を施すことにより流量制御弁
の開度増減値を算出し、この開度増減値を前回の弁指令
値に加えることにより流量制御弁の開度を調整する制御
手段とを設けたことを特徴とする。
荷役制御装置によれば、ファジィ制御などを用いて作成
した弁指令パターンにフィードバック制御を加えるか、
操作手段からの操作量信号に直接フィードバック制御を
加えるか、あるいは3パラメータを用いたファジィ制御
を行うので、たとえ操作手段を急激に操作した場合に
も、荷の振動や衝撃を防いで、滑らかな荷役作業を行う
ことができる。
お、これら実施例では、フォークリフトの荷役制御を例
に挙げて説明しているが、本発明はフォークリフトに限
らず、負荷を移動させる際に衝撃を防ぐ必要のあるいか
なる用途にも適用可能である。
の請求項1に係る荷役制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図であり、先に説明した図26と同一部分は同一符号
を付して説明を省略し、以下に特徴点のみを説明する。
この実施例の主旨は、ファジィ制御を用いて弁開閉の指
令パターンを作成したうえ、この指令パターンにさらに
圧力フィードバック制御を加えることにより、負荷の振
動を抑制することにある。
応じてリフトレバー(操作手段)6から出力される操作
量信号は、演算器(開度算出手段)12に入力される。
演算器12にはまた、前回制御時点での流量制御弁2の
開度情報(以下、前回弁開度という)が入力される。前
回弁開度としては、流量制御弁2の開度を直接検知して
入力してもよいが、簡便のため、この例では演算器12
自身の出力である開度増減値が回帰的に入力されるよう
になっている。
量信号および前回弁開度を用いてファジィ推論を施し、
流量制御弁2の開度増減値し、前回の弁指令値に加える
ことにより、流量制御弁2への指令パターンを作成す
る。この指令パターンは、例えば熟練者が実際に行って
いるように「リフトシリンダの動き始めや停止前では加
速度を小さくして荷揺れを減少させる」等の知識に沿っ
て作成される。ファジィ推論の方法は以下に説明する通
りであり、作成された弁指令パターンは比較器20に伝
達される。
関数を、図3は前回弁開度のメンバーシップ関数を、さ
らに図4は弁開度増減値のメンバーシップ関数をそれぞ
れ示す。図中S,M,B,NB,NS,Z,PS,PB
はメンバーシップ関数のラベルであり、この例ではすべ
てグラフ形状が三角形の関数とされている。図2ないし
図4において、横軸はリフトレバー角度、前回弁開度ま
たは弁開度増減値を規格化した値を示し、縦軸はメンバ
ーシップ関数の値μを示す。μは0から1までの値をと
り、例えばある確定値が一つのファジィ集合に含まれる
場合に、その回りの値が同じファジィ集合に属する度合
いを示すものである。また、NB,NS,Z,PS,P
Bは、前回弁開度のファジィ集合であり、各ファジィ集
合には、 NB:大きく閉めろ NS:少し閉めろ Z:そのまま PS:少し開けろ PB:大きく開けろ に該当する値がそれぞれ属する。
て、表1に示すように9ルールを用いる。表1の縦列が
リフトレバー角度のファジィ集合、横列が前回弁開度の
ファジィ集合であり、表中は演算器12の出力となる弁
開度増減値のファジィ集合である。
る。例えば、リフトが降下位置で停止している状態から
急激にリフトレバー6を倒した場合、リフトレバー角度
=1でそのファジィ集合=B、前回弁開度=0でそのフ
ァジィ集合=Sとなるから、表1から弁開度増減値のフ
ァジィ集合=PBとなる。また、ファジィ集合PBのメ
ンバーシップ関数μの値としては、リフトレバー角度の
メンバーシップ関数μ=1と、前回弁開度のメンバーシ
ップ関数μ=1との小さい方の値=1を当てる。このよ
うにして、図4中右下がりの斜線で示す三角形の図形を
作成し、この図形の重心に対応する値x1をこの場合の
弁開度増減値として出力する。
流量制御弁2が開いていき、例えば前回弁開度が0.3
に達したとすると、前回弁開度=0.3に対応するファ
ジィ集合は図3に示すようにSおよびMとなり、ファジ
ィ集合Sに対応するメンバーシップ関数μは0.4、フ
ァジィ集合Mに対応するメンバーシップ関数μは0.6
となる。この場合のリフトレバー角度と前回弁開度の各
ファジィ集合の組み合わせは(B,S)と(B,M)
で、これらに対応する弁開度増減値のファジィ集合はP
BとPSとなる。
としては、リフトレバー角度のメンバーシップ関数μ=
1と、前回弁開度のファジィ集合Sのメンバーシップ関
数μ=0.4とを比較して、小さい方の値=0.4が当
てられる。同様に、ファジィ集合PSのメンバーシップ
関数μ=0.6とされる。これら集合の対応領域を図4
中に作図すると、左下がりの斜線で示す図形となるか
ら、この図形の重心に対応する値x2をこの場合の弁開
度増減値として出力する。
ー角度と前回弁開度の各ファジィ集合の組み合わせに対
応する弁開度増減値のファジィ集合を求め、これら集合
のメンバーシップ関数μを求めて図4中に図形を作成
し、その図形の重心に対応する値を開度増減値として出
力する。
弁指令パターンに応じて流量制御弁2の開度を制御する
だけでは、熟練者に近いレバー操作を実現するに過ぎ
ず、熟練者による操作以上に負荷の振動を抑えることは
できない。そこで本実施例では、リフトシリンダ1内の
作動油圧の変動が負荷振動と密接な関係を有することに
着目し、ファジィ制御による弁指令パターンに圧力フィ
ードバック制御を加え、さらに負荷振動を抑制するよう
にしている。
図1に示すように流量制御弁2からリフトシリンダ1に
至る作動油路7には、圧力センサ14が設けられてい
る。この圧力センサ14は、リフトシリンダ1に供給さ
れる作動油圧力を検知し、その圧力に応じた圧力信号を
出力する。圧力センサ14からの圧力信号はハイパスフ
ィルタ16に伝達され、直流成分が除去されることによ
り、圧力変動量に対応した圧力変動信号に変換される。
4およびハイパスフィルタ16が圧力変動検出手段を構
成している。圧力変動信号は、リフトシリンダ1中の作
動油圧力が上昇する過程では正の値、下降する過程では
負の値となり、その絶対値は変動速度に比例する。な
お、この実施例では、圧力信号を通すハイパスフィルタ
16のみを設けているが、その代わりに、PID制御用
のフィルタなどを設ける構成も可能である。
は増幅器18により増幅され、圧力フィードバック量に
変換された後、比較器20に伝達される。比較器20
は、演算器12が出力した弁指令パターンから、圧力フ
ィードバック量を減ずることにより開度指令値を算出
し、これに応じて弁駆動器22を作動させ、流量制御弁
2の開度を調整する。比較器20および弁駆動器22
が、制御手段を構成している。
圧力が前回制御時点より大きくなった場合には圧力フィ
ードバック量は正となり、最終的な開度指令値は演算器
12の算出した弁指令パターンよりも小さく算出され
る。逆に、リフト上昇時に作動油圧力が前回制御時より
も小さくなった場合は、圧力フィードバック量は負とな
り、最終的な開度指令値は弁指令パターンよりも大きく
算出される。このように圧力が増加している際には流量
制御弁2の開度を小さくし、圧力が減少している際には
流量制御弁2の開度を大きくすることにより、演算器1
2によるファジィ制御のみの場合に比してリフトの振動
をさらに抑制し、壊れやすい物品を運ぶ場合にも破損を
防止することができる。
荷役制御装置をフォークリフトに組み込み、負荷振動の
低減効果を実際に確かめた結果を示す。実験方法は、ま
ずリフトが下降位置で停止している状態から、リフトレ
バー6を急に倒して一定時間上昇させた後、リフトレバ
ー6を急に戻してリフトを停止させ、リフトレバー角
度、作動油圧力および弁開度指令値の変動を記録した。
図5はファジィ制御も圧力フィードバック制御も行って
いない場合(従来品)、図6はファジィ制御のみ行った
場合、図7はファジィ制御および圧力フィードバック制
御の両者とも行った場合の結果である。
5に示す従来方式では、リフトレバーを倒した時と戻し
た時にかなり大きな振動が発生し、なかなか減衰せずに
長時間にわたって続いている。また、ファジィ制御のみ
を行った図6では、従来方式に比べて圧力変動は減少し
ているものの、レバーを急に戻した時に少し振動が生じ
ている。これに対し、ファジィ制御と圧力フィードバッ
ク制御を組み合わせた場合には、図7に示すように圧力
変動がさらに減少し、レバーを急に戻した時の振動もほ
とんど無くなっている。これら図にはリフト上昇時の結
果のみを示したが、リフト下降時においても同様の振動
抑制効果が得られた。
は、リフトレバー角度と前回弁開度を用いて演算器12
により弁指令パターンを作成していたが、そのような弁
指令パターンを作成せずに、リフトレバー6からの操作
量信号に直接、圧力フィードバック制御を行う構成も可
能である。
図であり、リフトレバー6からの操作量信号は直接、比
較器20に入力される。そして比較器20では、圧力セ
ンサ14からの圧力変動信号に応じた圧力フィードバッ
ク量を、前記操作量信号から減ずることにより開度指令
値を算出し、弁駆動器22がその開度指令値に基づいて
流量制御弁2の開度を制御する。演算器10は、リフト
レバー角度に対応してモータ4の回転数を制御するのみ
である。この実施例によれば、ファジィ制御と組み合わ
せた前記実施例ほどではないが十分に実用的な振動抑制
効果を得ることができる。
力センサ14の代わりにリフトの加速度を測定する加速
度センサ30を用い、加速度フィードバック制御を行う
実施例を示している。他の構成は実施例1と同様であ
る。加速度センサ30の取付箇所としては、例えばフォ
ークの先端などが挙げられるが、運搬物にかかる加速度
を測定できる箇所であれば何処でもよい。また、加速度
センサの代わりに速度センサを使用し、その信号を微分
して加速度を検出する構成としてもよいし、位置センサ
を使用し、その信号を2回微分する構成としても同様の
制御が可能である。
前回弁開度を用いて演算器12によりファジィ推論を行
い、弁弁指令パターンを算出した後、比較器20におい
て弁弁指令パターンから加速度フィードバック量を減ず
ることにより開度指令値を算出し、さらにこの開度指令
値に基づいて、弁駆動器22により流量制御弁2の開度
を制御する。
ば、加速度フィードバック量は正となり、最終的な開度
指令値は演算器12の算出した弁指令パターンよりも小
さく算出される。逆に、リフト上昇時に加速度が負であ
れば、加速度フィードバック量は負となり、最終的な開
度指令値は弁指令パターンよりも大きく算出される。こ
のように加速度が正である際には流量制御弁2の開き速
度を遅くし、加速度が負である際には流量制御弁2の開
き速度を速くすることにより、演算器12によるファジ
ィ制御のみの場合よりもリフトの振動を抑制する。
に示す実施例からファジィ制御のための構成を除いた実
施例を示している。この実施例でも、十分に実用的な振
動抑制効果が得られる。
ンダ圧または加速度をフィードバックする代わりに、リ
フトシリンダ1への作動油の出入速度(流量)を測定
し、流量フィードバック制御を行う実施例を示してい
る。作動油路7には流量センサ32が設けられ、その出
力信号は、直流分を除去するためのハイパスフィルタ1
6および増幅器18を介して比較器20に伝達される。
他の構成は、既述した実施例と同様である。なお最近で
は、安価で性能の良い電磁式、渦式、超音波式等の流量
センサが一般に市販されている。
作動油の流量が前回制御時点よりも増加していれば、流
量フィードバック量は正となり、最終的な開度指令値は
演算器12の算出した弁指令パターンよりも小さく算出
される。逆に、リフト上昇時に流量が前回制御時点より
も減少していれば、流量フィードバック量は負となり、
最終的な開度指令値は弁指令パターンよりも大きく算出
される。このように流量が増加傾向にある際には流量制
御弁2の開き速度を遅くし、流量が減少傾向にある際に
は流量制御弁2の開き速度を速くすることにより、演算
器12によるファジィ制御のみの場合よりもリフトの振
動を抑制する。
1に示す実施例からファジィ制御のための構成を除いた
実施例を示している。この実施例でも、十分に実用的な
振動抑制効果が得られる。
フィードバック制御を組み合わせる代わりに、3パラメ
ータによるファジィ推論を行うことにより、振動抑制効
果を高めるようにした例を説明する。
役制御装置では、リフトレバー6からのリフトレバー角
度信号と、自身の出力を回帰させた前回弁開度信号と、
さらに作動油路7に取り付けられた圧力センサ14から
のシリンダ圧変動信号との3パラメータが、ファジィ制
御器40に入力され、ここでファジィ推論により弁開度
増減値が算出されるようになっている。そして、演算器
(制御手段)12がこの弁開度増減値を前回の弁開度信
号に加えることにより、流量制御弁2の開度を調整する
構成となっている。他の構成は、前述した実施例と同様
である。
例におけるリフトレバー角度、前回弁開度、シリンダ圧
および弁開度増減値のメンバーシップ関数を示すグラフ
である。図中S,M,B,N,Z,P,NB,NS,P
S,PBは各メンバーシップ関数のラベルであり、この
実施例では全て三角形をなす関数とした。表2および表
3はリフト上昇時およびリフト下降時のファジィ制御ル
ールをそれぞれ表し、表の縦列はリフトレバー角度のフ
ァジィ集合、横列が前回弁開度およびシリンダ圧変動の
各ファジィ集合、表中が弁開度増減値のファジィ集合を
示している。
を説明する。例えば、リフトを上昇させるために、リフ
ト停止状態から急激にリフトレバー6を倒した場合、リ
フトレバー角度=B、前回弁開度=S、シリンダ圧変動
=Zであるから、表2に示すように弁開度増減値=PB
(大きく開け)が選択され、演算器12は流量制御弁2
を急に開き始める。ここで、仮に流量制御弁2を早く開
きすぎて、シリンダ圧上昇が急激になった場合には、リ
フトレバー角度=B、前回弁開度=S、シリンダ圧変動
=Pとなるから、弁開度増減値=Z(そのままにしろ)
が選択され、演算器12は流量制御弁2の開き速度を遅
くし、リフトの振動を抑制する。
た状態で、シリンダ圧変動が僅かな場合には、リフトレ
バー角度=B、前回弁開度=M、シリンダ圧変動=Zで
あるから、弁開度増減値=PS(少し開け)が選択さ
れ、演算器12は流量制御弁2の開度を少し大きくす
る。逆に、シリンダ圧変動が過大であれば、リフトレバ
ー角度=B、前回弁開度=M、シリンダ圧変動=Pであ
るから、弁開度増減値=NS(少し閉めろ)が選択さ
れ、演算器12は流量制御弁2を少し閉める。また、シ
リンダ圧変動が負となった場合には、リフトレバー角度
=B、前回弁開度=M、シリンダ圧変動=Nであるか
ら、弁開度増減値=PB(大きく開け)が選択され、演
算器12は流量制御弁2を大きく開く。
まで開いてくると、リフトレバー角度=B、前回弁開度
=B、シリンダ圧変動=Zになるから、弁開度増減値=
Z(そのままにしろ)が選択され、演算器12は流量制
御弁2を最大開度に維持し、リフトが上昇する。同様
に、リフトレバー6を所定の角度まで倒した場合には、
その角度に応じた開度まで流量制御弁2が開くことにな
る。
制御弁2を最大に開いている状態から急にリフトレバー
6を戻した場合には、最初はリフトレバー角度=S、前
回弁開度=B、シリンダ圧変動=Zであるから、弁開度
増減値=NB(大きく閉めろ)が選択され、演算器12
は流量制御弁2を急速に閉め始める。ここで流量制御弁
2を早く閉めすぎてシリンダ圧低下が急激になった場合
には、リフトレバー角度=S、前回弁開度=B、シリン
ダ圧変動=Nとなるから、弁開度増減値=Z(そのまま
にしろ)が選択され、演算器12は流量制御弁2の閉め
速度を遅くし、リフトの振動を抑制する。
た状態で、シリンダ圧低下が僅かな場合には、リフトレ
バー角度=S、前回弁開度=M、シリンダ圧変動=Zで
あるから、弁開度増減値=NS(少し閉じろ)が選択さ
れ、演算器12は流量制御弁2の開度を少し小さくす
る。逆に、シリンダ圧低下が急激すぎれば、リフトレバ
ー角度=S、前回弁開度=M、シリンダ圧変動=Nであ
るから、弁開度増減値=PS(少し開けろ)が選択さ
れ、演算器12は流量制御弁2を少し開ける。また、シ
リンダ圧が上昇した場合には、リフトレバー角度=S、
前回弁開度=M、シリンダ圧変動=Pであるから、弁開
度増減値=NB(大きく閉めろ)が選択され、演算器1
2は流量制御弁2を大きく閉める。
に閉じられると、リフトレバー角度=S、前回弁開度=
S、シリンダ圧変動=Zになるから、弁開度増減値=Z
(そのままにしろ)が選択され、演算器12は流量制御
弁2を閉じた状態に維持し、リフトは所定の上昇位置で
停止する。
上記同様の制御を行えばよい。また上記説明では省いた
が、実際のファジィ制御では、リフトレバー角度、前回
弁開度およびシリンダ圧変動の各値が対応する全てのフ
ァジィ集合の組み合わせを求め、これら組み合わせに対
応する弁開度増減値のファジィ集合を全て求め、さらに
弁開度増減値の各ファジィ集合に対応するメンバーシッ
プ関数μを求めたうえ、図17中において対応領域を作
図し、その重心位置に対応する値を、その回の制御の弁
開度増減値として出力する。その方法は周知であるし、
前記実施例1について説明した方法と同様である。
レバー角度、前回弁開度およびシリンダ圧変動の3パラ
メータを入力とし、流量制御弁2の開度をファジィ制御
するので、前述のファジィ制御とフィードバック制御を
組み合わせた場合と同等の振動抑制効果が得られる。
項7に係る実施例と同様の構成において、圧力センサ1
4の代わりにリフトの加速度を測定する加速度センサ3
0を用い、リフトレバー角度、前回弁開度および加速度
の3パラメータを入力として弁開度をファジィ制御する
実施例を示している。加速度センサ30からの信号は、
図19に示すファジィ集合に分類され、シリンダ圧変動
の代わりに表2または表3に当てはめることにより、前
記同様のファジィ制御を行う。
りである。また、加速度センサの代わりに速度センサを
使用し、その信号を微分して加速度を検出する構成とし
てもよいし、位置センサを使用し、その信号を2回微分
する構成としても同様の制御が可能である。
項7に係る実施例と同様の構成において、圧力センサ1
4の代わりに、リフトシリンダ1への作動油の出入量を
計測する流量センサ32を設けることにより、リフトレ
バー角度、前回弁開度および作動油流量の3パラメータ
を入力として弁開度をファジィ制御する実施例を示して
いる。流量センサ32からの信号は、図21に示すファ
ジィ集合に分類され、シリンダ圧変動の代わりに表2ま
たは表3に当てはめることにより、前記同様のファジィ
制御を行う。
求項7に係る実施例と同様の構成において、前回弁開度
の代わりに、リフトの速度を計測する速度センサ42を
設けることにより、リフトレバー角度、リフト速度およ
び作動油流量の3パラメータを入力として、弁開度をフ
ァジィ制御する実施例を示している。速度センサ42か
らの信号は、図25に示すファジィ集合に分類され、前
回弁開度の代わりに表2または表3に当てはめることに
より、前記同様のファジィ制御を行う。
求項8に係る実施例と同様の構成において、前回弁開度
の代わりに速度センサ42を設けることにより、リフト
レバー角度、リフト速度および加速度の3パラメータを
入力として、弁開度をファジィ制御する実施例を示して
いる。ファジィ制御の方法は、これまで説明したものと
同様である。
求項9に係る実施例と同様の構成において、前回弁開度
の代わりに速度センサ42を設けることにより、リフト
レバー角度、リフト速度および作動油流量の3パラメー
タを入力として、弁開度をファジィ制御する実施例を示
している。ファジィ制御の方法は、これまで説明したも
のと同様である。
制御装置によれば、ファジィ制御などを用いて作成した
弁指令パターンにフィードバック制御を加えるか、操作
手段からの操作量信号に直接フィードバック制御を加え
るか、あるいは3パラメータを用いたファジィ制御を行
うので、たとえ操作手段を急激に操作した場合にも、荷
の振動や衝撃を防いで、滑らかな荷役作業を行うことが
できる。したがって、破損しやすい運搬物等を駆動する
場合にも、初心者が熟練者並に安全な荷役作業を行うこ
とが可能となる。
例を示すブロック図である。
プ関数を示すグラフである。
を示すグラフである。
数を示すグラフである。
グラフである。
動発生を示すグラフである。
リフトにおける振動発生を示すグラフである。
図である。
図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ク図である。
ップ関数を示すグラフである。
数を示すグラフである。
プ関数を示すグラフである。
関数を示すグラフである。
ク図である。
すグラフである。
ク図である。
示すグラフである。
ック図である。
ック図である。
ック図である。
数を示すグラフである。
ク図である。
ク図である。
Claims (12)
- 【請求項1】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記操作量信号および前回制御時点での流量制御弁の開
度情報を用いてファジィ推論を施すことにより流量制御
弁の開度増減値を算出して前回の弁指令値に加える開度
算出手段と、 前記流体シリンダに供給される流体圧力の変動を検出
し、圧力変動信号を出力する圧力変動検出手段と、 前記圧力変動信号に応じた圧力フィードバック量を、前
記開度算出手段の出力から減ずることにより開度指令値
を算出し、この開度指令値に基づいて流量制御弁の開度
をフィードバック制御する制御手段とを設けたことを特
徴とする荷役制御装置。 - 【請求項2】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記流体シリンダに供給される流体圧力の変動を検出
し、圧力変動信号を出力する圧力変動検出手段と、 前記圧力変動信号に応じた圧力フィードバック量を、前
記操作量信号から減ずることにより開度指令値を算出
し、この開度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフィ
ードバック制御する制御手段とを設けたことを特徴とす
る荷役制御装置。 - 【請求項3】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記操作量信号および前回制御時点での流量制御弁の開
度情報を用いてファジィ推論を施すことにより流量制御
弁の開度増減値を算出して前回の弁指令値に加える開度
算出手段と、 前記負荷の加速度を検出し、加速度信号を出力する加速
度検出手段と、 前記加速度信号に応じた加速度フィードバック量を、前
記開度算出手段の出力から減ずることにより開度指令値
を算出し、この開度指令値に基づいて流量制御弁の開度
をフィードバック制御する制御手段とを設けたことを特
徴とする荷役制御装置。 - 【請求項4】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記負荷の加速度を検出し、加速度信号を出力する加速
度検出手段と、 前記加速度信号に応じた加速度フィードバック量を、前
記操作量信号から減ずることにより開度指令値を算出
し、この開度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフィ
ードバック制御する制御手段とを設けたことを特徴とす
る荷役制御装置。 - 【請求項5】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記操作量信号および前回制御時点での流量制御弁の開
度情報を用いてファジィ推論を施すことにより流量制御
弁の開度増減値を算出して前回の弁指令値に加える開度
算出手段と、 前記流体シリンダへの流体の出入量を検出して流量信号
を出力する流量検出手段と、 前記流量信号に応じた流量フィードバック量を、前記開
度算出手段の出力から減ずることにより開度指令値を算
出し、この開度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフ
ィードバック制御する制御手段とを設けたことを特徴と
する荷役制御装置。 - 【請求項6】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記流体シリンダへの流体の出入量を検出して流量信号
を出力する流量検出手段と、 前記流量信号に応じた流量フィードバック量を、操作量
信号から減ずることにより開度指令値を算出し、この開
度指令値に基づいて流量制御弁の開度をフィードバック
制御する制御手段とを設けたことを特徴とする荷役制御
装置。 - 【請求項7】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記流体シリンダに供給される流体圧力の変動を検出
し、圧力変動信号を出力する圧力変動検出手段と、 前記操作量信号、前記圧力変動信号および前回制御時点
での流量制御弁の開度情報を用いてファジィ推論を施す
ことにより流量制御弁の開度増減値を算出し、この開度
増減値を前回の弁指令値に加えることにより流量制御弁
の開度を調整する制御手段とを設けたことを特徴とする
荷役制御装置。 - 【請求項8】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記負荷の加速度を検出し、加速度信号を出力する加速
度検出手段と、 前記操作量信号、前記加速度信号および前回制御時点で
の流量制御弁の開度情報を用いてファジィ推論を施すこ
とにより流量制御弁の開度増減値を算出し、この開度増
減値を前回の弁指令値に加えることにより流量制御弁の
開度を調整する制御手段とを設けたことを特徴とする荷
役制御装置。 - 【請求項9】負荷を駆動する流体シリンダと、この流体
シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリンダ
への流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量制
御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を出
力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記流体シリンダへの流体の出入量を検出して流量信号
を出力する流量検出手段と、 前記操作量信号、前記流量信号および前回制御時点での
流量制御弁の開度情報を用いてファジィ推論を施すこと
により流量制御弁の開度増減値を算出し、この開度増減
値を前回の弁指令値に加えることにより流量制御弁の開
度を調整する制御手段とを設けたことを特徴とする荷役
制御装置。 - 【請求項10】負荷を駆動する流体シリンダと、この流
体シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリン
ダへの流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量
制御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を
出力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記負荷の移動速度を検出し、速度信号を出力する速度
検出手段と、 前記流体シリンダに供給される流体圧力の変動を検出
し、圧力変動信号を出力する圧力変動検出手段と、 前記操作量信号、前記速度信号および前記圧力変動信号
を用いてファジィ推論を施すことにより流量制御弁の開
度増減値を算出し、この開度増減値を前回の弁指令値に
加えることにより流量制御弁の開度を調整する制御手段
とを設けたことを特徴とする荷役制御装置。 - 【請求項11】負荷を駆動する流体シリンダと、この流
体シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリン
ダへの流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量
制御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を
出力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記負荷の移動速度を検出し、速度信号を出力する速度
検出手段と、 前記負荷の加速度を検出し、加速度信号を出力する加速
度検出手段と、 前記操作量信号、前記速度信号および前記加速度信号を
用いてファジィ推論を施すことにより流量制御弁の開度
増減値を算出し、この開度増減値を前回の弁指令値に加
えることにより流量制御弁の開度を調整する制御手段と
を設けたことを特徴とする荷役制御装置。 - 【請求項12】負荷を駆動する流体シリンダと、この流
体シリンダと流体供給源との間に介装され、流体シリン
ダへの流体の出入量を調整する流量制御弁と、この流量
制御弁を開閉するために被操作量に応じて操作量信号を
出力する操作手段とを具備する荷役制御装置において、 前記負荷の移動速度を検出し、速度信号を出力する速度
検出手段と、 前記流体シリンダへの流体の出入量を検出して流量信号
を出力する流量検出手段と、 前記操作量信号、前記速度信号および前記流量信号を用
いてファジィ推論を施すことにより流量制御弁の開度増
減値を算出し、この開度増減値を前回の弁指令値に加え
ることにより流量制御弁の開度を調整する制御手段とを
設けたことを特徴とする荷役制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149634A JP2884995B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 荷役制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149634A JP2884995B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 荷役制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717700A JPH0717700A (ja) | 1995-01-20 |
JP2884995B2 true JP2884995B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15479518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5149634A Expired - Fee Related JP2884995B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 荷役制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2884995B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009029467A1 (de) * | 2009-09-15 | 2011-03-24 | Robert Bosch Gmbh | Lastenfahrzeug mit höhenverstellbarer Hubeinrichtung |
WO2012112431A1 (en) * | 2011-02-16 | 2012-08-23 | Crown Equipment Corporation | Materials handling vehicle estimating a speed of a movable assembly from a lift motor speed |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5149634A patent/JP2884995B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717700A (ja) | 1995-01-20 |
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