JP2882172B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Description
に制御装置に関するものである。
5号公報に示された従来の空気調和機の冷媒回路であ
り、図において1は冷媒を圧縮し吐き出す圧縮機、2は
この圧縮機1への冷媒入路及び出路を切り換える四方
弁、3は室外熱交換器、4は電動式膨張弁、5は室内熱
交換器で、これら圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器
3、電動式膨張弁4を順次冷媒配管6により接続し冷媒
回路を構成している。7はバイパス配管で、上記圧縮機
1の吐出側高圧配管6aト吸入側低圧配管6bとを連結
している。8はこのバイパス管7途中に配設されている
電磁弁。9はこの電磁弁8を含む室内ユニットの制御機
器を操作する制御ユニット、10は吐出冷媒ガス温度を
検知する検知器である。
おいて、冷媒は圧縮機1より四方弁2を経て室外熱交換
器3に送られ、凝縮して液化した後、電動式膨張弁4に
て減圧され室内熱交換器5にて蒸発しガス冷媒となって
四方弁2を通過して圧縮機1にもどる。
状態で、仮りに、冷凍サイクル形成上、異常と思われる
設定温度以上に吐出冷媒ガス温度が上昇した場合は、こ
れを制御ユニット9は検知器10にて検知して圧縮機1
を一時的に停止する様に制御する。この時、今まで閉状
態にあったバイパス管7の電磁弁8を同時に開状態にす
る様に制御ユニット9は制御を行なう、これらの制御を
行なうことより一度圧縮機1より吐出された冷媒ガスが
圧縮機1の停止により液化して逆流した場合でも、その
一部はバイパス管7を経て低圧側配管6bに流入し、吐
出配管6aが高圧になることなくサイクル配管内の圧力
がバランスのとれた状態に収束し、圧縮機1の再起動時
に高負荷をかけることなく冷凍サイクルを再開するよう
になっている。
御装置は以上のように構成されており、冷房運転時、外
気温度が高い条件等の冷房過負荷条件において、冷媒温
度や圧力の異常上昇などにより保護装置の動作を検知し
た場合、空気調和機の運転を停止させてしまい、冷房効
果が果たせなくなる問題点があった。又、過負荷条件な
どで保護装置が作動した場合、一端停止するとバイパス
弁を開いても再起動できなくなるという場合が有った。
めになされたもので、空気調和機が冷房運転時の過負荷
条件において頻繁に異常停止になるのを防止し、かつ冷
房運転時の過負荷条件での運転範囲拡大のできる空気調
和機の制御手段を提供することを目的とする。
機においては、圧縮機、室外熱交換器、減圧手段及び室
内熱交換器を順次冷媒配管によって連結構成した冷凍サ
イクルと、上記圧縮機の冷媒吐出側から上記減圧手段と
上記室内熱交換器とを連結する冷媒配管に電磁弁を介し
て連結するバイパス配管と、上記室外熱交換器の温度又
は圧力を検出する検出手段とを設け、上記検知手段の出
力信号が冷房運転過負荷状態での上記室外熱交換器の温
度又は圧力に対応する所定値よりも低い値で上記電磁弁
を開放する制御手段を備えたものである。
は、冷房運転時、冷媒の凝縮を行なう室外熱交換器の温
度または圧力が冷房過負荷状態における運転停止に至る
所定値より低い値に達した時点で、制御手段により電磁
弁を開き、室外熱交換器への冷媒流量を減少させて保護
装置が作動しないようにして空気調和機の運転を継続さ
せる。
する。図1において、11は入力端子11aからの運転
指令入力ON,OFFに応じて動作する運転入力手段、
12はサーミスター又は圧力センサー13からの室外熱
交換器3の温度又は圧力値を検知する室外熱交換器3の
温度又は圧力検知手段、14は前記運転指令入力手段1
1からの出力信号及び室外熱交換器3の温度又は圧力検
知手段12からの出力信号に基づいて、圧縮機1、電磁
弁8などの電気機器の運転・停止及び異常発生時の自己
保持・点検モード、再起動制御を行なう制御手段であ
り、この制御手段14にはその指令出力により制御され
る圧縮機駆動手段1a、表示駆動手段15及び電磁弁駆
動手段8aが接続され、更に圧縮機駆動手段1aには圧
縮機1が接続され、電磁弁駆動手段8aには電磁弁8が
接続され、表示駆動手段15には異常表示のための表示
器16が接続されている。
構成図である。図2において1は冷媒を圧縮して吐き出
す圧縮機、2は圧縮機1への冷媒入路及び圧縮冷媒の送
出先を切り換える四方弁、3は室外熱交換器、4は減圧
装置、5は室内熱交換器である。そしてこれらは冷媒配
管によって順次接続されることにより、空気調和機の冷
媒回路を構成している。13は室外熱交換器3の近傍に
おける冷媒配管上に設置されて、係る冷媒配管の温度検
出手段としてのサーミスター又は圧力検出手段としての
圧力センサー、7は圧縮機1の吐出端から減圧装置4と
室内熱交換器5を連結する配管6部分に連結されたバイ
パス配管、8は前記バイパス配管7部分に配設された電
磁弁である。
説明する。冷房運転時において、圧縮機1と吐き出され
る高温高圧の冷媒ガスは、四方弁2を介して室外熱交換
器3に供給されることにより、室外空気と熱交換されて
高圧の液冷媒となる。次にこの高圧の液冷媒は、減圧装
置4を通過することにより減圧され、更に室内熱交換器
5を通る家庭において、室内空気と熱交換して冷房を行
うことにより蒸発して低圧の冷媒ガスとなる。そして、
この低圧の冷媒ガスは四方弁2を介して圧縮機1に吸入
されることにより、再び圧縮されて高温高圧の冷媒ガス
として吐き出されることにより冷凍サイクルを構成する
ことになる。
に運転ON指令が入力されると運転指令入力手段11か
らは運転ON指令信号が出力され、制御手段14に取り
込まれる。制御手段14では運転ON指令信号に応じ
て、圧縮機駆動手段1aに動作指令を出力し、これを動
作することにより電動圧縮機1に電源が供給され、上記
圧縮機1を運転することにより上記冷凍サイクルを構成
させ、空気調和機を運転させる。
ー又は圧力センサー13による室外熱交換器3の温度又
は圧力を室外熱交換器温度又は圧力検知手段12により
検知し、出力信号を制御手段14に送出する。制御手段
14は室外熱交換器3の温度又は圧力が冷房運転が停止
する第1の所定値より低い第2の所定値に達すると、電
磁弁駆動手段8aに出力して電磁弁8を開放させる。
から吐き出された高温高圧の冷媒ガスの一部がバイパス
配管7を通って減圧装置4により減圧された低圧の冷媒
ガス側へ分配され、室外熱交換器3に流れる冷媒流量が
減少するため室外熱交換器3の温度又は圧力は減少す
る。したがって、冷房運転時、過負荷条件において空気
調和機を異常停止することがない。
空気調和機の動作について説明する。まず、ステップ3
1において冷房運転モードとする。次のステップ32に
おいて、制御手段により電磁弁駆動手段8aに出力信号
を送り電磁弁8を閉とする。次のステップ33において
入力端子11aから運転指令が入力されているか否かを
判定する。ここで運転指令信号がOFFであればステッ
プ42に進み、圧縮機1を停止させ、ステップ43停止
モードに進む。また、運転指令信号がONであればステ
ップ34に進み、制御手段から圧縮機1に電源が供給さ
れ、圧縮機1が駆動することにより空気調和機の運転が
開始される。そして次のステップ35に進む。ステップ
35ではサーミスター又は圧力センサー13によって、
室外熱交換器3の温度又は圧力を温度又は圧力検知手段
12により検知し、出力信号を制御手段に送付しステッ
プ46に進む。次のステップ46では制御手段において
室外熱交換器3の温度T又は圧力値Pと、所定温度T1
又は所定圧力P1 とを比較し、T>T1 又はP>P1 で
あるか否かの判定を行う。そして、このステップ46に
おける判定がNoである場合はステップ33にもどる。
また、ステップ46における判定がYesである場合は
ステップ47に進む。次のステップ47では制御手段1
4により、電磁弁駆動手段8aに出力して電磁弁8を開
とし次のステップ48に進む。ステップ48ではサーミ
スター又は圧力センサー13によって室外熱交換器3の
温度又は圧力を温度又は圧力検知手段12により検知
し、出力信号を制御手段14に送付しステップ49に進
む。次のステップ49では制御手段14において室外熱
交換器3の温度T又は圧力値Pと、所定温度T0 又は所
定圧力P0 とを比較し、T>T0 又はP>P0 であるか
否かの判定を行う。
ある場合は、保護装置作動と判定しステップ52に進
む。次のステップ52では制御手段14により圧縮機駆
動手段1aに停止指令を出力して、圧縮機1の運転を停
止させステップ53に進む。ステップ53では制御手段
14により異常表示駆動手段15に出力し、表示器16
を点灯し異常表示を行い、次のステップ54点灯モード
に進む。また、ステップ49における判定がNoである
場合にはステップ55に進む。ステップ55ではサーミ
スター又は圧力センサー13によって室外熱交換器3の
温度又は圧力を温度又は圧力検知手段12により検知
し、出力信号を制御手段14に送付しステップ50に進
む。次のステップ50では制御手段14において室外熱
交換器3の温度T又は圧力値Pと、所定温度T2 又は所
定圧力P2 とを比較し、T≦T2 又はP≦P2 であるか
否かの判定を行う。そしてこのステップ50における判
定がNoである場合にはステップ47にもどる。また、
ステップ50における判定がYesである場合はステッ
プ51に進む。次のステップ51では制御手段14によ
り電磁弁駆動手段8aに出力信号を送り電磁弁8を閉と
しステップ33にもどる。
(運転条件)により保護装置を作動させ異常停止させる
ことなく、空気調和機を運転させることができるので、
過負荷条件において運転範囲を拡大させる効果がある。
いるから、外気温度等が高くなり冷媒の温度、圧力が上
昇しようとしても、電磁弁が開かれて高温、高圧冷媒が
低圧側へバイパスされ、常に冷媒が所定の温度、圧力以
下に維持されるため、冷媒の温度、圧力上昇に起因して
発生する圧力機軸受等の事故を防止しうるとともに、特
に過負荷条件においても運転を継続し、使い勝手が良く
信頼性の高い空気調和機が得られる。
示す原理ブロック図である。
ある。
トである。
構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器、減圧手段及び室
内熱交換器を順次冷媒配管によって連結構成した冷凍サ
イクルと、上記圧縮機の吐出側と上記室内熱交換器の吸
入側とを電磁弁を介して連結するバイパス配管と、上記
室外熱交換器の温度又は圧力を検知する検知手段と、上
記検知手段の出力信号により電磁弁の開閉を制御する制
御手段とを備え、上記制御手段は上記検知手段の出力信
号が冷房運転過負荷状態での上記室外熱交換器の温度又
は圧力に対応する所定値よりも低い値で上記電磁弁を開
放するようにしたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065890A JP2882172B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065890A JP2882172B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264107A JPH05264107A (ja) | 1993-10-12 |
JP2882172B2 true JP2882172B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=13300017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4065890A Expired - Lifetime JP2882172B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2882172B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104456968B (zh) * | 2014-11-06 | 2017-08-15 | 广东芬尼克兹节能设备有限公司 | 一种智能化风机卸载调控方法 |
CN104791960B (zh) * | 2015-04-30 | 2018-02-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 一种空调器卸荷控制系统和方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS602778U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-10 | エスエムシ−株式会社 | 冷却装置の容量制御システム |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP4065890A patent/JP2882172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05264107A (ja) | 1993-10-12 |
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