JP2881654B2 - 繊維機械用制御装置 - Google Patents
繊維機械用制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、請求項1の上位概念として記載された制御
装置に関するものである。
装置に関するものである。
背景技術 最近のドビーにおいては、織り模様は電気信号の形態
を採り機械的な制御命令に切換えられる。電子技術と機
械技術との間のインターフェースは、極力、わずかな要
素を内蔵するにとどめるように意図され、切換えサイク
ルが高い場合に、長い寿命が確保されるようになってい
る必要がある。
を採り機械的な制御命令に切換えられる。電子技術と機
械技術との間のインターフェースは、極力、わずかな要
素を内蔵するにとどめるように意図され、切換えサイク
ルが高い場合に、長い寿命が確保されるようになってい
る必要がある。
既知の制御装置(例えばフランス特許FR8121106)
は、制御命令のYES/NOの選択のため、磁気ヨークに対し
て電磁石の電機子を駆動するカム駆動機構を用いるが、
その際に電磁石は、ばね力の作用を受ける磁石の電機子
に対し把持力を発生せねばならない。このような制御シ
ステムは、磁石の電機子駆動用のカム駆動機構や電磁石
の引張りおよび/または圧縮ばねの外に、更に、爪のよ
うな機械要素、力の機械的増幅に必要とされる対応滑動
面を備えたレバーを内蔵する。電磁石が機械的な助けを
受けずに制御機能用として磁石の電機子を吸引するとき
には、このような磁石は、それ相応の出力を発揮せねば
ならず、このため構造的にも電気的にもディメンション
が大きくなり、従って切換え時間は電機子の質量が大き
いために長くなり、この点がドビーに作動して悪い影響
を及ぼす。前述の機械部分は損耗を受け、騒音、振動の
原因になり、ドビーが長い運転時間にわたってトラブル
を生ぜずに機能を発揮することの妨げになる。
は、制御命令のYES/NOの選択のため、磁気ヨークに対し
て電磁石の電機子を駆動するカム駆動機構を用いるが、
その際に電磁石は、ばね力の作用を受ける磁石の電機子
に対し把持力を発生せねばならない。このような制御シ
ステムは、磁石の電機子駆動用のカム駆動機構や電磁石
の引張りおよび/または圧縮ばねの外に、更に、爪のよ
うな機械要素、力の機械的増幅に必要とされる対応滑動
面を備えたレバーを内蔵する。電磁石が機械的な助けを
受けずに制御機能用として磁石の電機子を吸引するとき
には、このような磁石は、それ相応の出力を発揮せねば
ならず、このため構造的にも電気的にもディメンション
が大きくなり、従って切換え時間は電機子の質量が大き
いために長くなり、この点がドビーに作動して悪い影響
を及ぼす。前述の機械部分は損耗を受け、騒音、振動の
原因になり、ドビーが長い運転時間にわたってトラブル
を生ぜずに機能を発揮することの妨げになる。
発明の開示 本発明の基本目的は、ドビー制御のために必要とされ
る多数の部品数を低減させ、サービス機能を向上し、高
い回転数のもとでも安定した作動を確保することにあ
る。
る多数の部品数を低減させ、サービス機能を向上し、高
い回転数のもとでも安定した作動を確保することにあ
る。
本発明によれば、高出力の永久磁石および電磁石の意
図された組合せ、およびこれに対応して選定され最小の
機械部分で機械的切換えプロセスを制御するのに必要な
作業能力を確保するための磁石の電機子の形状が、請求
項1に記述されるように構成されることによってこの目
的が解決される。本発明により達成される利点は、特に
磁気コイル内での極めて短い電気的制御パルスにより磁
石の電機子の位置の変動が起り、磁石の電機子の位置交
替の間高強度の出力パルスが生じ、この出力パルスがド
ビーの直接的制御に用いられ、かつ磁石の電機子がそれ
ぞれの終点位置に、電気的エネルギーの供給をせず、永
久磁石の永久磁束を利用することにより保持されること
にある。
図された組合せ、およびこれに対応して選定され最小の
機械部分で機械的切換えプロセスを制御するのに必要な
作業能力を確保するための磁石の電機子の形状が、請求
項1に記述されるように構成されることによってこの目
的が解決される。本発明により達成される利点は、特に
磁気コイル内での極めて短い電気的制御パルスにより磁
石の電機子の位置の変動が起り、磁石の電機子の位置交
替の間高強度の出力パルスが生じ、この出力パルスがド
ビーの直接的制御に用いられ、かつ磁石の電機子がそれ
ぞれの終点位置に、電気的エネルギーの供給をせず、永
久磁石の永久磁束を利用することにより保持されること
にある。
本発明の実施例を図解し、以下、詳細に記述する。
図面の簡単な説明 第1図はドビー用の制御装置であり、 第2図は図示された永久磁束を持つ制御装置であり、 第3図は図示された永久磁束および電磁励起束を有す
る制御装置であり、 第4図は(第2図と比較した場合に)移行された電機
子をもち、図示された永久磁束を有する制御装置であ
り、 第5図は、非対称性配置の永久磁石を備えた制御装置
であり、 第6図は、調整可能なストッパを備えた制御装置であ
り、 第7図は、揺動型電機子を具備する制御装置であり、 第8図は、静止電機子と可動磁気ヨークをもつ制御装
置であり、 第9図は、揺動型電機子にコイルを設けた制御装置で
ある。
る制御装置であり、 第4図は(第2図と比較した場合に)移行された電機
子をもち、図示された永久磁束を有する制御装置であ
り、 第5図は、非対称性配置の永久磁石を備えた制御装置
であり、 第6図は、調整可能なストッパを備えた制御装置であ
り、 第7図は、揺動型電機子を具備する制御装置であり、 第8図は、静止電機子と可動磁気ヨークをもつ制御装
置であり、 第9図は、揺動型電機子にコイルを設けた制御装置で
ある。
発明を実施するための最良の形態 ドビーにおける制御装置の利用の可能性が第1図に示
されている。本発明の対象物ではないドビーにおいて
は、ヘルドフレーム20はばね21を介して終点位置、例え
ば縦糸開口の下部にまで引きおろされる。ヘルドフレー
ム20は牽引ケーブル22により旋回可能なレバー23と接続
されていて、この旋回可能レバー23自体は揺動できる均
合い荷重24を有し、この均合い荷重24の互に向き合った
末端には、それぞれ一つの揺動可能なフック25,26が配
備されている。機械作動サイクルと連動する揺動可能な
ロッカー27は、フック25,26と共に均合い荷重24を、固
定された制御装置57の把持フック55,56の領域に向けて
動かす。前記把持フック55,56は、制御装置57からの電
子的な模様制御パルスによって、それぞれフック26,25
へ向って誘導され、また、フック26,25から離れる方向
へ誘導されるようになっている。
されている。本発明の対象物ではないドビーにおいて
は、ヘルドフレーム20はばね21を介して終点位置、例え
ば縦糸開口の下部にまで引きおろされる。ヘルドフレー
ム20は牽引ケーブル22により旋回可能なレバー23と接続
されていて、この旋回可能レバー23自体は揺動できる均
合い荷重24を有し、この均合い荷重24の互に向き合った
末端には、それぞれ一つの揺動可能なフック25,26が配
備されている。機械作動サイクルと連動する揺動可能な
ロッカー27は、フック25,26と共に均合い荷重24を、固
定された制御装置57の把持フック55,56の領域に向けて
動かす。前記把持フック55,56は、制御装置57からの電
子的な模様制御パルスによって、それぞれフック26,25
へ向って誘導され、また、フック26,25から離れる方向
へ誘導されるようになっている。
本実施の形態において、ヘルドフレーム20が縦糸開口
下部にある時には、フック26は把持フック55に接触せ
ず、またフック25は把持フック56に接触せず、両把持フ
ックと両フック間には連結状態は生じない。
下部にある時には、フック26は把持フック55に接触せ
ず、またフック25は把持フック56に接触せず、両把持フ
ックと両フック間には連結状態は生じない。
ヘルドフレーム20を織り模様に従って、前記と縦糸開
口下部から上部のよこ糸(weft)一本のみを挿入する位
置へ移動させる場合には、把持フック56又は55の一方
は、制御装置57により同制御装置からの電子的な模様制
御パルスによって、フック25又は26の一方へ向って誘導
され、把持フック56とフック25又は把持フック55とフッ
ク26の連結状態が生ずる。一方、この状態において、機
械作動サイクルに従ってロッカー27は、別の基本位置へ
と揺動する。これによって、レバー23は旋回運動を行な
って、ヘルドフレーム20は牽引ケーブル22を介して縦糸
開口上部のよこ糸一本のみを挿入する位置へ引き上げら
れることになる。
口下部から上部のよこ糸(weft)一本のみを挿入する位
置へ移動させる場合には、把持フック56又は55の一方
は、制御装置57により同制御装置からの電子的な模様制
御パルスによって、フック25又は26の一方へ向って誘導
され、把持フック56とフック25又は把持フック55とフッ
ク26の連結状態が生ずる。一方、この状態において、機
械作動サイクルに従ってロッカー27は、別の基本位置へ
と揺動する。これによって、レバー23は旋回運動を行な
って、ヘルドフレーム20は牽引ケーブル22を介して縦糸
開口上部のよこ糸一本のみを挿入する位置へ引き上げら
れることになる。
ヘルドフレーム20を、織り模様に従って、1本より多
い複数のよこ糸(weft)を挿入する縦糸開口上部へ更に
移動させる場合には、前記のようにフック25又は26の一
方と把持フック56又は55の一方とが連結されている状態
で、機械作動サイクルに従って揺動するロッカー27によ
って、他方のフックと制御装置によって作動される他方
の把持フックとの間にも連結状態が生じると共に旋回可
能なレバー23は旋回運動を行なう。これによって、縦糸
開口におけるヘルドフレーム20が1本より多い複数のよ
こ糸を挿入する位置へと変えられることになる。
い複数のよこ糸(weft)を挿入する縦糸開口上部へ更に
移動させる場合には、前記のようにフック25又は26の一
方と把持フック56又は55の一方とが連結されている状態
で、機械作動サイクルに従って揺動するロッカー27によ
って、他方のフックと制御装置によって作動される他方
の把持フックとの間にも連結状態が生じると共に旋回可
能なレバー23は旋回運動を行なう。これによって、縦糸
開口におけるヘルドフレーム20が1本より多い複数のよ
こ糸を挿入する位置へと変えられることになる。
ヘルドフレーム20が織り模様に従って再び縦糸開口下
部へ戻されねばならぬ場合、把持フック55,56によって
フック26,25は拘束されない状態となり、ヘルドフレー
ム20はバネ21により牽引ケーブル22を介して下方へ移動
される。
部へ戻されねばならぬ場合、把持フック55,56によって
フック26,25は拘束されない状態となり、ヘルドフレー
ム20はバネ21により牽引ケーブル22を介して下方へ移動
される。
制御装置の基本的な機能を第2図から第4図に示す。
双安定性磁石システムでは、磁気ヨーク1および2、コ
イル4ならびに極性化永久磁石3から構成される方式を
採り、可動性電機子5は、これが磁極シュー面P1および
P22に同時に接触し、その結果、永久磁束ΦMが電機子
5をこの位置に確保するように形成されている。
双安定性磁石システムでは、磁気ヨーク1および2、コ
イル4ならびに極性化永久磁石3から構成される方式を
採り、可動性電機子5は、これが磁極シュー面P1および
P22に同時に接触し、その結果、永久磁束ΦMが電機子
5をこの位置に確保するように形成されている。
織り模様に従って、電機子5の位置の変化が要求され
ると、永久磁石束ΦMとは逆向きの電磁励起束ΦEを電
機子5内に生ずる整流制御パルスがコイル4内へ供給さ
れる(第3図)。磁極シュー面P1およびP22において
は、これにより磁束ΦM−ΦEが生ずるが、反面、磁極
シュー面P11およびP2においては磁束ΦMが生じたまゝ
残る(第3図)。磁束ΦM−ΦEと比較した場合かなり
大きいこの磁束ΦMは、電機子5をP1,P22を有する安定
接触位置から安定接触位置P11,P2へ誘導する(第4
図)。電機子5は永久磁石束ΦMによって、コイル内を
電流が流れるのを要せずに磁極片P11,P2を接合したまゝ
に留まる。
ると、永久磁石束ΦMとは逆向きの電磁励起束ΦEを電
機子5内に生ずる整流制御パルスがコイル4内へ供給さ
れる(第3図)。磁極シュー面P1およびP22において
は、これにより磁束ΦM−ΦEが生ずるが、反面、磁極
シュー面P11およびP2においては磁束ΦMが生じたまゝ
残る(第3図)。磁束ΦM−ΦEと比較した場合かなり
大きいこの磁束ΦMは、電機子5をP1,P22を有する安定
接触位置から安定接触位置P11,P2へ誘導する(第4
図)。電機子5は永久磁石束ΦMによって、コイル内を
電流が流れるのを要せずに磁極片P11,P2を接合したまゝ
に留まる。
後続の機械作動サイクルにおいて織り模様に従って、
改めて電機子5自体の位置変化が要求される場合には、
永久磁束ΦMとは逆方向に向っている電磁束ΦEをコイ
ル4内で発生させる整流制御パルスがコイル4中に供給
され、これによって、第2図に示された状態が再び得ら
れる。第6図に示されるような移動可能なストッパ6,7
によって、磁極シュー面P1,P22およびP11,P2に対する電
機子終点位置を変えることによって制御装置の切換え挙
動に影響を与えることが可能である。磁極シュー面P1,P
22およびP2,P11からの電機子5の間隔D1およびD2を比較
的大きくすると、コイル4内で一定の電流強度が維持さ
れる際に一つの終点位置から他の終点位置への電機子5
の移動時間はより短かくなる。
改めて電機子5自体の位置変化が要求される場合には、
永久磁束ΦMとは逆方向に向っている電磁束ΦEをコイ
ル4内で発生させる整流制御パルスがコイル4中に供給
され、これによって、第2図に示された状態が再び得ら
れる。第6図に示されるような移動可能なストッパ6,7
によって、磁極シュー面P1,P22およびP11,P2に対する電
機子終点位置を変えることによって制御装置の切換え挙
動に影響を与えることが可能である。磁極シュー面P1,P
22およびP2,P11からの電機子5の間隔D1およびD2を比較
的大きくすると、コイル4内で一定の電流強度が維持さ
れる際に一つの終点位置から他の終点位置への電機子5
の移動時間はより短かくなる。
電機子を形態および機能面において揺動型電機子50と
して構成することが有利である。第7図に示された実施
態様においては、揺動型電機子50は、旋回点51を備えて
コイル本体56内に支持されている。
して構成することが有利である。第7図に示された実施
態様においては、揺動型電機子50は、旋回点51を備えて
コイル本体56内に支持されている。
揺動型電機子52に対する他の回転軸受位置を第9図に
示す。この位置において旋回点54は磁気ヨーク57内に配
置されている。揺動型電機子は、作動性を単純化するた
めに、制御装置外において、例えば第1図および第7図
に示す把持フック55として構成することもできる。
示す。この位置において旋回点54は磁気ヨーク57内に配
置されている。揺動型電機子は、作動性を単純化するた
めに、制御装置外において、例えば第1図および第7図
に示す把持フック55として構成することもできる。
制御装置の定められた利用において、揺動型電機子が
コイル本体53内に固定されていて、かつコイル本体53が
電機子と共に揺動するようにすると有利である(第9
図)。
コイル本体53内に固定されていて、かつコイル本体53が
電機子と共に揺動するようにすると有利である(第9
図)。
第8図は、電機子45もコイル44も固定されていて、磁
石ヨーク42,43が、例えば歯付きセグメント41により他
の要素に伝達され得る制御運動を行うことができるよう
な実施態様を示している。
石ヨーク42,43が、例えば歯付きセグメント41により他
の要素に伝達され得る制御運動を行うことができるよう
な実施態様を示している。
一方の側に空隙L1およびL2をもつ永久磁石33,34をカ
ップル面K11およびK2に対して配備することにより、第
5図に示されるように、制御装置の単安定切換え挙動が
得られる。電機子5はコイル4の電流遮断状態において
磁極シュー面P1,P22へと引張られる。電機子5におい
て、永久磁石と反対方向の電磁励起束が発生すると、電
機子は磁極シュー面P11,P2へ動かされ、電流がコイルか
ら遮断されるまでこの位置に留まる。更に、電機子は再
びその初期位置に戻され、磁極シュー面P1,P22に接触す
る。
ップル面K11およびK2に対して配備することにより、第
5図に示されるように、制御装置の単安定切換え挙動が
得られる。電機子5はコイル4の電流遮断状態において
磁極シュー面P1,P22へと引張られる。電機子5におい
て、永久磁石と反対方向の電磁励起束が発生すると、電
機子は磁極シュー面P11,P2へ動かされ、電流がコイルか
ら遮断されるまでこの位置に留まる。更に、電機子は再
びその初期位置に戻され、磁極シュー面P1,P22に接触す
る。
このようなばね力を用いずに行われる電機子5の自動
後退および磁気力による出発位置での固定保持は、作動
上大きな利点を生じ、また電機制御における簡単な解決
策をもたらすことになる。
後退および磁気力による出発位置での固定保持は、作動
上大きな利点を生じ、また電機制御における簡単な解決
策をもたらすことになる。
Claims (7)
- 【請求項1】形成された磁極のシュー面P1 P2 P11 P22
を備えた磁気ヨーク(1)と磁気ヨーク(2)、及び、
その間に配備され予め決められた方向に極性を有する永
久磁石(3)から成る繊維機械用、特にドビー用制御装
置において;永久磁石(3)が同一の磁極を磁気ヨーク
(1)のカップル面K1,K11および磁気ヨーク(2)のカ
ップル面K2,K22に向けており;一つ以上の非分極性電磁
コイル(4)が、磁気ヨークの間において2つの終点位
置間で可動の電機子(5,50)を取り囲んでおり;かつ前
記コイル内での整流制御パルスが電機子(5,50)内で永
久磁束ΦMに対して反対方向を採る電磁励起束ΦEを生
じ、これによって磁極シュー面P1およびP22において磁
束差ΦM−ΦEが生ずるまで、前記電機子(5,50)が磁
極シュー面P1およびP22において永久磁束ΦMにより終
点位置に保持され、また、磁極シュー面P11,P2には磁束
ΦMが生じたままになり、その結果、ΦM−ΦEと比較
してより大きな磁束ΦMによって電機子(5,50)は、P1
およびP22における安定接触位置からP11およびP2におけ
る安定接触位置へと移動され、併せて双安定切換え挙動
を有するように電機子(5,50)が構成されていることを
特徴とする繊維機械用制御装置。 - 【請求項2】永久磁石(33)は磁気ヨーク(1)におけ
るカップル面K1に載置されていて、磁気ヨーク(2)に
おけるカップル面K2に対して空隙L1を有し、磁石(34)
は磁気ヨーク(2)におけるカップル面K22に載置され
ていて、磁気ヨーク(1)におけるカップル面K11に対
して空隙L2を有し、永久磁束は、磁極シュー面P1 P22と
接触する電機子(5)の位置において、電機子−ヨーク
の大きな接合力を生じ、また、磁極片面P11 P2に接する
電機子(5)の位置において電機子−ヨークの小さな接
合力を生じ、電機子(5)が大きな接合力を有する位置
に常に滞留し、更にコイル(4)内においてコイル電流
をスイッチオンした際、永久磁束とは逆方向の電磁励起
束が生じ、その結果、電機子(5)は、コイル電流がス
イッチオフとなって電磁励起束が排除されるまで反対の
位置を採り、その後に電機子(5)は大きな接合力を備
えた位置に戻り、これによって単安定性切換え挙動を有
するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の繊維
機械用制御装置。 - 【請求項3】電機子(5)がコイル本体(4)内で直線
状に移動できるように支持されていることを特徴とする
請求項1に記載の繊維機械用制御装置。 - 【請求項4】電機子(50)が旋回点(51)のまわりに揺
動できることを特徴とする請求項1に記載の繊維機械用
制御装置。 - 【請求項5】磁気システムの切換え挙動を変更させるた
め、電機子(5)と磁極シュー面P1 P22およびP2 P11の
相互間で選択可能な距離D1およびD2により磁束に影響を
与えるための調整可能なストッパ(6,7)を有する請求
項1に記載の繊維機械用制御装置。 - 【請求項6】電機子(52)がコイル本体(53)内に固定
され、また、コイル本体(53)が電機子(52)と共に旋
回点(54)のまわりに揺動できる請求項1に記載の繊維
機械用制御装置。 - 【請求項7】把持フック(55)として構成された電機子
(50)を有する請求項1に記載の繊維機械用制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH3732/88-7 | 1988-10-07 | ||
CH3732/88A CH679870A5 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03501755A JPH03501755A (ja) | 1991-04-18 |
JP2881654B2 true JP2881654B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=4262307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1509599A Expired - Lifetime JP2881654B2 (ja) | 1988-10-07 | 1989-09-19 | 繊維機械用制御装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5029618A (ja) |
EP (1) | EP0391994B1 (ja) |
JP (1) | JP2881654B2 (ja) |
CH (1) | CH679870A5 (ja) |
WO (1) | WO1990004056A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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