JP2881265B2 - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents
エンジンの排気浄化装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1439—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the position of the sensor
- F02D41/1441—Plural sensors
- F02D41/1443—Plural sensors with one sensor per cylinder or group of cylinders
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- F02D41/1495—Detection of abnormalities in the air/fuel ratio feedback system
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの独立排気系を備
え各独立排気系にそれぞれ排気センサを設けた多気筒エ
ンジンにおける排気浄化装置に関するものである。
え各独立排気系にそれぞれ排気センサを設けた多気筒エ
ンジンにおける排気浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、V型エンジンなどの多気筒エ
ンジンにおいて、2組の気筒群にそれぞれ独立排気系を
接続し、各々の独立排気系にそれぞれ排気センサを設置
して排気ガス中の酸素濃度などから供給空燃比を検出
し、この検出空燃比が目標空燃比になるように空燃比制
御を行うようにしたエンジンの制御装置が、例えば特開
昭64−8332号公報に見られるように公知である。
ンジンにおいて、2組の気筒群にそれぞれ独立排気系を
接続し、各々の独立排気系にそれぞれ排気センサを設置
して排気ガス中の酸素濃度などから供給空燃比を検出
し、この検出空燃比が目標空燃比になるように空燃比制
御を行うようにしたエンジンの制御装置が、例えば特開
昭64−8332号公報に見られるように公知である。
【0003】また、エンジンの排気系に介装した排気浄
化用の触媒装置より下流側の排気通路に排気センサを設
置し、この触媒下流排気センサの検出信号から触媒の劣
化状態を判定するようにした技術が、例えば特開昭60−
231155号公報に開示されている。
化用の触媒装置より下流側の排気通路に排気センサを設
置し、この触媒下流排気センサの検出信号から触媒の劣
化状態を判定するようにした技術が、例えば特開昭60−
231155号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
にエンジンの空燃比制御用に配設した排気センサは、そ
の使用に応じて検出性能が劣化し、空燃比の変動に対す
る検出反応が遅くなり、空燃比制御が目標値から外れて
排気浄化性能が低下する問題を有する。
にエンジンの空燃比制御用に配設した排気センサは、そ
の使用に応じて検出性能が劣化し、空燃比の変動に対す
る検出反応が遅くなり、空燃比制御が目標値から外れて
排気浄化性能が低下する問題を有する。
【0005】上記排気センサが劣化状態となると、定常
のフィードバック制御状態においては反転周期が長くな
る傾向となり、特定の条件での反転周期が所定値より長
くなることで劣化状態を判定することが考えられるが、
他の制御要因で空燃比の変動周期そのものが長くなって
いる状態に対応した排気センサの検出特性を劣化状態と
誤判定する恐れがあり、そのために、判定基準の反転周
期を大きな値とすると劣化判定の検出精度が低く排気浄
化性能の悪化状態が継続される一方、判定基準を短くす
ると上記のような誤判定の問題を有する。
のフィードバック制御状態においては反転周期が長くな
る傾向となり、特定の条件での反転周期が所定値より長
くなることで劣化状態を判定することが考えられるが、
他の制御要因で空燃比の変動周期そのものが長くなって
いる状態に対応した排気センサの検出特性を劣化状態と
誤判定する恐れがあり、そのために、判定基準の反転周
期を大きな値とすると劣化判定の検出精度が低く排気浄
化性能の悪化状態が継続される一方、判定基準を短くす
ると上記のような誤判定の問題を有する。
【0006】また、V型エンジンのように2つの気筒群
に対応して独立排気系を設置し、それぞれの排気系に排
気センサを設置して空燃比制御を行うようにした場合
に、排気センサの劣化状態を判定するについて簡易な構
成で各々の排気センサの劣化状態が判定できると、コス
ト面、サービス性等で高い効果が得られる。
に対応して独立排気系を設置し、それぞれの排気系に排
気センサを設置して空燃比制御を行うようにした場合
に、排気センサの劣化状態を判定するについて簡易な構
成で各々の排気センサの劣化状態が判定できると、コス
ト面、サービス性等で高い効果が得られる。
【0007】そこで本発明は上記事情に鑑み、それぞれ
の独立排気系に配設した排気センサの劣化状態を各々の
排気センサに対して精度よく検出できるようにしたエン
ジンの排気浄化装置を提供することを目的とするもので
ある。
の独立排気系に配設した排気センサの劣化状態を各々の
排気センサに対して精度よく検出できるようにしたエン
ジンの排気浄化装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の排気浄化装置は、図1に基本構成を示すよう
に、エンジン10は2つの気筒群を有し、各気筒群10a,10
b に対して独立吸気系A 1 ,A2 および独立排気系
B1 ,B2 がそれぞれ接続され、独立吸気系A1 ,A2
にはそれぞれの空燃比を調整するインジェクタ17a,17b
などを備えた空燃比調整手段Dが設置されている。一
方、各独立排気系B1 ,B2 にはそれぞれ上流排気セン
サ20a,20b が設置され、この各上流排気センサ20a,20b
の信号は空燃比制御手段Gに出力され、該空燃比制御手
段Gは上流排気センサ20a,20b の信号に基づきそれぞれ
の独立排気系B1 ,B2 に対応する気筒の空燃比が目標
空燃比となるように空燃比調整手段Dを制御する。
本発明の排気浄化装置は、図1に基本構成を示すよう
に、エンジン10は2つの気筒群を有し、各気筒群10a,10
b に対して独立吸気系A 1 ,A2 および独立排気系
B1 ,B2 がそれぞれ接続され、独立吸気系A1 ,A2
にはそれぞれの空燃比を調整するインジェクタ17a,17b
などを備えた空燃比調整手段Dが設置されている。一
方、各独立排気系B1 ,B2 にはそれぞれ上流排気セン
サ20a,20b が設置され、この各上流排気センサ20a,20b
の信号は空燃比制御手段Gに出力され、該空燃比制御手
段Gは上流排気センサ20a,20b の信号に基づきそれぞれ
の独立排気系B1 ,B2 に対応する気筒の空燃比が目標
空燃比となるように空燃比調整手段Dを制御する。
【0009】さらに、上記2つの独立排気系B1 ,B2
を前記上流排気センサ20a,20b より下流側の部分におい
て集合させると共に、この集合部に触媒浄化装置21を介
装する。そして、上記触媒浄化装置21より下流側の排気
系に下流排気センサ22を設け、前記上流排気センサ20a,
20b および下流排気センサ22の検出信号が劣化判定手段
Kに出力される。この劣化判定手段Kは、下流排気セン
サ22の検出信号の反転出力に対して所定以上の相関関係
をもって検出信号が反転している上流排気センサ20a,20
b を劣化状態と判定するものである。上記劣化判定手段
Kでいずれかの上流排気センサ20a,20b の劣化状態が判
定されると、警報手段Mの作動によって運転者に警告を
与え、早期の整備作業を促す。
を前記上流排気センサ20a,20b より下流側の部分におい
て集合させると共に、この集合部に触媒浄化装置21を介
装する。そして、上記触媒浄化装置21より下流側の排気
系に下流排気センサ22を設け、前記上流排気センサ20a,
20b および下流排気センサ22の検出信号が劣化判定手段
Kに出力される。この劣化判定手段Kは、下流排気セン
サ22の検出信号の反転出力に対して所定以上の相関関係
をもって検出信号が反転している上流排気センサ20a,20
b を劣化状態と判定するものである。上記劣化判定手段
Kでいずれかの上流排気センサ20a,20b の劣化状態が判
定されると、警報手段Mの作動によって運転者に警告を
与え、早期の整備作業を促す。
【0010】また、前記劣化判定手段Kは、下流排気セ
ンサ22の出力がリーン反転している期間中、出力が常に
リーン反転している上流排気センサ20a,20b を劣化状態
と判定するのが好適である。
ンサ22の出力がリーン反転している期間中、出力が常に
リーン反転している上流排気センサ20a,20b を劣化状態
と判定するのが好適である。
【0011】
【作用および効果】上記のようなエンジンの排気浄化装
置では、基本的には各独立排気系に配設した上流排気セ
ンサの検出信号に応じて供給空燃比が目標空燃比となる
ように空燃比制御を行うことで、触媒浄化装置での良好
な浄化性能を確保しているものであり、上記上流排気セ
ンサが正常作動状態にある場合には、空燃比の変動幅も
少なく触媒浄化装置を経た排気ガスは触媒での反応によ
って排気濃度は略一定状態となり、下流排気センサの検
出出力が反転することはなく、また、特定の条件で反転
が生じても、この反転出力と上流排気センサとの反転出
力との相関関係は小さく、劣化判定手段による劣化判定
は行われない。
置では、基本的には各独立排気系に配設した上流排気セ
ンサの検出信号に応じて供給空燃比が目標空燃比となる
ように空燃比制御を行うことで、触媒浄化装置での良好
な浄化性能を確保しているものであり、上記上流排気セ
ンサが正常作動状態にある場合には、空燃比の変動幅も
少なく触媒浄化装置を経た排気ガスは触媒での反応によ
って排気濃度は略一定状態となり、下流排気センサの検
出出力が反転することはなく、また、特定の条件で反転
が生じても、この反転出力と上流排気センサとの反転出
力との相関関係は小さく、劣化判定手段による劣化判定
は行われない。
【0012】一方、上流排気センサの劣化が生起する
と、その反応の低下に応じて空燃比制御手段による制御
が目標空燃比からずれて空燃比変動が大きくなり、触媒
浄化装置を経た排気ガスにもその影響が発生して下流排
気センサの検出信号の反転出力が生じる。しかも、劣化
状態となった上流排気センサの検出信号は、下流排気セ
ンサの出力がリーン反転している期間中、出力が常にリ
ーン反転しているように、下流排気センサの反転出力に
対して所定以上の相関関係をもって反転するものであ
り、この上流排気センサを劣化状態と判定することで適
切な時期に正確な検出に基づく警報を行って排気浄化性
能の悪化を改善することができるものである。
と、その反応の低下に応じて空燃比制御手段による制御
が目標空燃比からずれて空燃比変動が大きくなり、触媒
浄化装置を経た排気ガスにもその影響が発生して下流排
気センサの検出信号の反転出力が生じる。しかも、劣化
状態となった上流排気センサの検出信号は、下流排気セ
ンサの出力がリーン反転している期間中、出力が常にリ
ーン反転しているように、下流排気センサの反転出力に
対して所定以上の相関関係をもって反転するものであ
り、この上流排気センサを劣化状態と判定することで適
切な時期に正確な検出に基づく警報を行って排気浄化性
能の悪化を改善することができるものである。
【0013】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例を説明す
る。図2にこの実施例の排気浄化装置を備えたV型エン
ジンの全体構成図を示す。
る。図2にこの実施例の排気浄化装置を備えたV型エン
ジンの全体構成図を示す。
【0014】V型エンジン10は、所定の角度をもって傾
斜した左右のバンク10a,10b を備え、両側のバンク10a,
10b の各気筒11に吸気を供給する吸気通路12は上流側か
らエアクリーナ14、エアフローセンサ15を備え、下流側
部分が各バンク10a,10b で独立形成され、それぞれの吸
気通路12a,12b にはスロットルバルブ16,16が介装さ
れ、下流端には燃料を噴射供給するインジェク17a,17b
が配設されている。
斜した左右のバンク10a,10b を備え、両側のバンク10a,
10b の各気筒11に吸気を供給する吸気通路12は上流側か
らエアクリーナ14、エアフローセンサ15を備え、下流側
部分が各バンク10a,10b で独立形成され、それぞれの吸
気通路12a,12b にはスロットルバルブ16,16が介装さ
れ、下流端には燃料を噴射供給するインジェク17a,17b
が配設されている。
【0015】また、両バンク10a,10b の各気筒11からの
排気ガスを排出する排気通路18は各バンク10a,10b で独
立形成され、それぞれの独立排気通路18a,18b には排気
ガスの酸素濃度から空燃比を検出する上流排気センサ20
a,20b(O2 センサ)がそれぞれ配設されている。両側の
独立排気通路18a,18b は上流排気センサ20a,20b より下
流側の部分で集合排気通路18c に合流され、この集合排
気通路18c には排気ガス浄化用の触媒コンバータ21(触
媒浄化装置)が介装されると共に、この触媒コンバータ
21より下流側に下流排気センサ22が配設されている。こ
の下流排気センサ22は上流排気センサ20a,20b と同様に
排気ガスの酸素濃度から空燃比を検出するものである。
排気ガスを排出する排気通路18は各バンク10a,10b で独
立形成され、それぞれの独立排気通路18a,18b には排気
ガスの酸素濃度から空燃比を検出する上流排気センサ20
a,20b(O2 センサ)がそれぞれ配設されている。両側の
独立排気通路18a,18b は上流排気センサ20a,20b より下
流側の部分で集合排気通路18c に合流され、この集合排
気通路18c には排気ガス浄化用の触媒コンバータ21(触
媒浄化装置)が介装されると共に、この触媒コンバータ
21より下流側に下流排気センサ22が配設されている。こ
の下流排気センサ22は上流排気センサ20a,20b と同様に
排気ガスの酸素濃度から空燃比を検出するものである。
【0016】また、前記インジェクタ17a,17b からの燃
料噴射量がコントローラ24から運転状態に応じた燃料噴
射パルスが出力されて調整されると共に、上流排気セン
サ20a,20b からの空燃比信号を受けたコントローラ24は
供給空燃比が目標空燃比となるように空燃比のフィード
バック制御を行う。さらに、上記コントローラ24には、
下流排気センサ22の信号が入力され、この下流排気セン
サ22の信号と上流排気センサ20a,20b の信号との比較に
基づいて上流排気センサ20a,20bの劣化状態が個々に判
定され、いずれかの上流排気センサ20a,20b が劣化状態
となっていると判定されると、警告表示灯25a,25b に信
号が出力されて点灯表示が行われる。
料噴射量がコントローラ24から運転状態に応じた燃料噴
射パルスが出力されて調整されると共に、上流排気セン
サ20a,20b からの空燃比信号を受けたコントローラ24は
供給空燃比が目標空燃比となるように空燃比のフィード
バック制御を行う。さらに、上記コントローラ24には、
下流排気センサ22の信号が入力され、この下流排気セン
サ22の信号と上流排気センサ20a,20b の信号との比較に
基づいて上流排気センサ20a,20bの劣化状態が個々に判
定され、いずれかの上流排気センサ20a,20b が劣化状態
となっていると判定されると、警告表示灯25a,25b に信
号が出力されて点灯表示が行われる。
【0017】そして、上記コントローラ24には、エンジ
ンの運転状態の検出のために、エアフローセンサ15から
の吸入空気量信号、回転センサ27からの回転数信号など
がそれぞれ入力される。
ンの運転状態の検出のために、エアフローセンサ15から
の吸入空気量信号、回転センサ27からの回転数信号など
がそれぞれ入力される。
【0018】前記コントローラ24による空燃比制御は、
基本的には運転状態に応じた燃料噴射パルスを演算し各
気筒に対して噴射供給し、上流排気センサ20a,20b の空
燃比検出信号に基づいて検出空燃比が目標空燃比となる
ようにそれぞれのバンク10a,10b で、両空燃比の偏差に
基づいて燃料噴射量を増減制御して、空燃比のフィード
バック制御を行うものである。また、下流排気センサ22
の信号に基づく上流排気センサ20a,20b の劣化判定は、
下流排気センサ22の信号がリーン反転している期間中に
常にリーン反転状態にある上流排気センサ20a,20b があ
る場合に、この上流排気センサ20a,20b を劣化状態であ
ると判定するものである。
基本的には運転状態に応じた燃料噴射パルスを演算し各
気筒に対して噴射供給し、上流排気センサ20a,20b の空
燃比検出信号に基づいて検出空燃比が目標空燃比となる
ようにそれぞれのバンク10a,10b で、両空燃比の偏差に
基づいて燃料噴射量を増減制御して、空燃比のフィード
バック制御を行うものである。また、下流排気センサ22
の信号に基づく上流排気センサ20a,20b の劣化判定は、
下流排気センサ22の信号がリーン反転している期間中に
常にリーン反転状態にある上流排気センサ20a,20b があ
る場合に、この上流排気センサ20a,20b を劣化状態であ
ると判定するものである。
【0019】上記コントローラ24による上流排気センサ
20a,20b劣化判定処理のルーチンを説明する前に、その
処理の概略を図3のタイムチャートによって説明する。
このタイムチャートは、第1上流排気センサ20a が劣化
している状態での判定処理を示している。まず、(1) は
第1上流排気センサ20a の出力EAを示し、その劣化に
よって長い反転周期で出力が反転している一方、(2) は
第2上流排気センサ20b の出力EBを示し、正常作動に
よって空燃比のフィードバック制御に対応する比較的短
い周期で出力が反転している。なお、空燃比がリッチ状
態にあるときに排気センサの出力EA,EBはハイレベ
ル1で、空燃比がリーンな状態にあるときには排気セン
サの出力EA,EBはローレベル0となるものである。
(3) は下流排気センサ22の出力ECを示し、基本的には
リッチ状態のハイレベル1を出力し、時々リーン反転し
てローレベル0信号を出力している。
20a,20b劣化判定処理のルーチンを説明する前に、その
処理の概略を図3のタイムチャートによって説明する。
このタイムチャートは、第1上流排気センサ20a が劣化
している状態での判定処理を示している。まず、(1) は
第1上流排気センサ20a の出力EAを示し、その劣化に
よって長い反転周期で出力が反転している一方、(2) は
第2上流排気センサ20b の出力EBを示し、正常作動に
よって空燃比のフィードバック制御に対応する比較的短
い周期で出力が反転している。なお、空燃比がリッチ状
態にあるときに排気センサの出力EA,EBはハイレベ
ル1で、空燃比がリーンな状態にあるときには排気セン
サの出力EA,EBはローレベル0となるものである。
(3) は下流排気センサ22の出力ECを示し、基本的には
リッチ状態のハイレベル1を出力し、時々リーン反転し
てローレベル0信号を出力している。
【0020】次に、(4) は上記(1) の第1上流排気セン
サ20a の出力EAをスライスレベルEo と比較してリッ
チ・リーン判定を行った第1R/LフラグFAを示し、
同様に(5) は上記(2) の第2上流排気センサ20b の出力
EBをスライスレベルEo と比較してリッチ・リーン判
定を行った第2R/LフラグFBを示し、(6) は上記
(3) の下流排気センサ22の出力ECをスライスレベルE
o と比較してリッチ・リーン判定を行った下流R/Lフ
ラグFCを示し、Rがリッチ検出、Lがリーン検出の状
態である。また、(7) は(6) の下流R/LフラグFCの
反転毎に0にクリアされる積算タイマの値Tを示してい
る。
サ20a の出力EAをスライスレベルEo と比較してリッ
チ・リーン判定を行った第1R/LフラグFAを示し、
同様に(5) は上記(2) の第2上流排気センサ20b の出力
EBをスライスレベルEo と比較してリッチ・リーン判
定を行った第2R/LフラグFBを示し、(6) は上記
(3) の下流排気センサ22の出力ECをスライスレベルE
o と比較してリッチ・リーン判定を行った下流R/Lフ
ラグFCを示し、Rがリッチ検出、Lがリーン検出の状
態である。また、(7) は(6) の下流R/LフラグFCの
反転毎に0にクリアされる積算タイマの値Tを示してい
る。
【0021】そして、(8) は第1上流排気センサ20a の
比較判定結果の第1故障判定フラグGAを示し、(4) の
第1R/LフラグFAと(6) の下流R/LフラグFCと
を比較し、下流R/LフラグFCが反転した時に両フラ
グが同一のときに、この第1故障判定フラグGAが1に
セットされ、下流R/LフラグFCが次に反転するまで
に第1R/LフラグFAが反転すると0にリセットされ
る。そして、上記下流R/LフラグFCが次に反転した
ときに第1R/LフラグFAが1にセットされている
と、第1上流排気センサ20a が劣化状態であると判定し
て、a,b,c点で第1の故障アラーム表示を行う。
比較判定結果の第1故障判定フラグGAを示し、(4) の
第1R/LフラグFAと(6) の下流R/LフラグFCと
を比較し、下流R/LフラグFCが反転した時に両フラ
グが同一のときに、この第1故障判定フラグGAが1に
セットされ、下流R/LフラグFCが次に反転するまで
に第1R/LフラグFAが反転すると0にリセットされ
る。そして、上記下流R/LフラグFCが次に反転した
ときに第1R/LフラグFAが1にセットされている
と、第1上流排気センサ20a が劣化状態であると判定し
て、a,b,c点で第1の故障アラーム表示を行う。
【0022】また、(9) は第2上流排気センサ20b の比
較判定結果の第2故障判定フラグGBを示し、(5) の第
2R/LフラグFBと(6) の下流R/LフラグFCとを
比較し、同様に下流R/LフラグFCが反転した時に両
フラグが同一のときに、この第2故障判定フラグGBが
1にセットされ、下流R/LフラグFCが次に反転する
までに第1R/LフラグFAが反転すると0にリセット
されるものであり、下流R/LフラグFCが次に反転し
たときに第2R/LフラグFBが1にセットされている
と、第2上流排気センサ20b が劣化状態であると判定し
て第2の故障アラーム表示を行うものであるが、この例
では下流R/LフラグFCの反転時に第2R/Lフラグ
FAが1にセットされておらず、正常状態であると判定
しているものである。
較判定結果の第2故障判定フラグGBを示し、(5) の第
2R/LフラグFBと(6) の下流R/LフラグFCとを
比較し、同様に下流R/LフラグFCが反転した時に両
フラグが同一のときに、この第2故障判定フラグGBが
1にセットされ、下流R/LフラグFCが次に反転する
までに第1R/LフラグFAが反転すると0にリセット
されるものであり、下流R/LフラグFCが次に反転し
たときに第2R/LフラグFBが1にセットされている
と、第2上流排気センサ20b が劣化状態であると判定し
て第2の故障アラーム表示を行うものであるが、この例
では下流R/LフラグFCの反転時に第2R/Lフラグ
FAが1にセットされておらず、正常状態であると判定
しているものである。
【0023】次に、上記のような判定処理のフローチャ
ートを図4の排気センサ故障判定ルーチンに沿って説明
する。制御スタート後、ステップS1でエンジン回転数
と負荷等から運転状態が燃料フィードバック領域か否か
を判定する。燃料フィードバック領域となると、ステッ
プS2でタイマーT(このタイマーはイニシャライズで
0にセットしておく)の積算を行ってから、ステップS
3で下流排気センサ22の検出信号ECをA/D変換して
読み込む。そして、ステップS4で上記下流排気センサ
22の出力信号ECがスライスレベルEo 以下か否か、す
なわち検出空燃比がリーンか否かの判定を行う。この判
定がYESでリーン検出の場合には、ステップS5で下
流R/LフラグFCにLをセットし、NO判定でリッチ
検出の場合にはステップS6で下流R/LフラグFCに
Rをセットする。
ートを図4の排気センサ故障判定ルーチンに沿って説明
する。制御スタート後、ステップS1でエンジン回転数
と負荷等から運転状態が燃料フィードバック領域か否か
を判定する。燃料フィードバック領域となると、ステッ
プS2でタイマーT(このタイマーはイニシャライズで
0にセットしておく)の積算を行ってから、ステップS
3で下流排気センサ22の検出信号ECをA/D変換して
読み込む。そして、ステップS4で上記下流排気センサ
22の出力信号ECがスライスレベルEo 以下か否か、す
なわち検出空燃比がリーンか否かの判定を行う。この判
定がYESでリーン検出の場合には、ステップS5で下
流R/LフラグFCにLをセットし、NO判定でリッチ
検出の場合にはステップS6で下流R/LフラグFCに
Rをセットする。
【0024】続いて、ステップS7で上記下流R/Lフ
ラグFCの今回値と前回値とが等しいか否か、すなわち
下流排気センサ22の検出に基づく下流R/LフラグFC
が反転していないか否かの判定を行う。そして、この判
定がYESで下流排気センサ22の出力信号ECが反転し
た場合には、ステップS12で前回の切換わり時間Tbに
今回の切換わり時間Tn のメモリ値を移し、ステップS
13で上記今回の切換わり時間Tn にタイマー値Tを書き
込み、ステップS14でタイマーTのリセットを行う。
ラグFCの今回値と前回値とが等しいか否か、すなわち
下流排気センサ22の検出に基づく下流R/LフラグFC
が反転していないか否かの判定を行う。そして、この判
定がYESで下流排気センサ22の出力信号ECが反転し
た場合には、ステップS12で前回の切換わり時間Tbに
今回の切換わり時間Tn のメモリ値を移し、ステップS
13で上記今回の切換わり時間Tn にタイマー値Tを書き
込み、ステップS14でタイマーTのリセットを行う。
【0025】ステップS15は後述の処理でセットされる
第1故障判定フラグGAが1にセットされているか否か
を判定し、この判定がNOの場合にはステップS17で同
様に第2故障判定フラグGBが1にセットされているか
否かを判定した後、ステップS19で下流R/LフラグF
Cと第1R/LフラグFAとが等しいかすなわちL−L
もしくはR−Rか否かを判定し、両者が等しいYES判
定時にはステップS20で第1故障判定フラグGAを1に
セットする一方、異なるNO判定時にはステップS21で
第1故障判定フラグGAを0にリセットする。また、同
様にステップS22で下流R/LフラグFCと第2R/L
フラグFBとが等しいか否かを判定し、両者が等しいY
ES判定時にはステップS23で第2故障判定フラグGB
を1にセットする一方、異なるNO判定時にはステップ
S24で第2故障判定フラグGBを0にリセットする。
第1故障判定フラグGAが1にセットされているか否か
を判定し、この判定がNOの場合にはステップS17で同
様に第2故障判定フラグGBが1にセットされているか
否かを判定した後、ステップS19で下流R/LフラグF
Cと第1R/LフラグFAとが等しいかすなわちL−L
もしくはR−Rか否かを判定し、両者が等しいYES判
定時にはステップS20で第1故障判定フラグGAを1に
セットする一方、異なるNO判定時にはステップS21で
第1故障判定フラグGAを0にリセットする。また、同
様にステップS22で下流R/LフラグFCと第2R/L
フラグFBとが等しいか否かを判定し、両者が等しいY
ES判定時にはステップS23で第2故障判定フラグGB
を1にセットする一方、異なるNO判定時にはステップ
S24で第2故障判定フラグGBを0にリセットする。
【0026】上記のような反転時の処理の後、下流R/
LフラグFCが次に反転するまでは前記ステップS7の
NO判定によりステップS8に進んで第1R/Lフラグ
FAがLからRにもしくはRからLに反転したか否かを
判定し、反転したYES判定時にはステップS9で第1
故障判定フラグGAを0にリセットする。また、同様に
ステップS10で第2R/LフラグFBが反転したか否か
を判定し、反転したYES判定時にはステップS11で第
2故障判定フラグGBを0にリセットする。
LフラグFCが次に反転するまでは前記ステップS7の
NO判定によりステップS8に進んで第1R/Lフラグ
FAがLからRにもしくはRからLに反転したか否かを
判定し、反転したYES判定時にはステップS9で第1
故障判定フラグGAを0にリセットする。また、同様に
ステップS10で第2R/LフラグFBが反転したか否か
を判定し、反転したYES判定時にはステップS11で第
2故障判定フラグGBを0にリセットする。
【0027】そして、前記ステップS20もしくはS23で
第1もしくは第2故障判定フラグGAまたはGBが1に
セットされている状態で、ステップS7の判定がYES
となって下流R/LフラグFCが反転した際には、ステ
ップS15もしくはS17のYES判定によって、ステップ
S16で第1故障アラーム表示を行うか、ステップS18で
第2故障アラーム表示を行うものである。
第1もしくは第2故障判定フラグGAまたはGBが1に
セットされている状態で、ステップS7の判定がYES
となって下流R/LフラグFCが反転した際には、ステ
ップS15もしくはS17のYES判定によって、ステップ
S16で第1故障アラーム表示を行うか、ステップS18で
第2故障アラーム表示を行うものである。
【0028】上記実施例のような処理によって、2つの
独立排気系に各々設置した上流排気センサ20a,20b の一
方に劣化が生じた際には、この劣化状態の検出といずれ
の上流排気センサ20a,20b が劣化しているかを判別して
警報を発するものである。
独立排気系に各々設置した上流排気センサ20a,20b の一
方に劣化が生じた際には、この劣化状態の検出といずれ
の上流排気センサ20a,20b が劣化しているかを判別して
警報を発するものである。
【0029】なお、前記実施例においては、V型エンジ
ンの例について説明したが、その他のエンジンについて
も2つの独立排気系が設置されているエンジンについて
同様に適用可能である。また、下流排気センサ22の反転
特性と上流排気センサ20a,20b との反転特性から劣化状
態を判定する処理の具体的フローチャートは、種々変更
可能である。
ンの例について説明したが、その他のエンジンについて
も2つの独立排気系が設置されているエンジンについて
同様に適用可能である。また、下流排気センサ22の反転
特性と上流排気センサ20a,20b との反転特性から劣化状
態を判定する処理の具体的フローチャートは、種々変更
可能である。
【図1】本発明のエンジンの排気浄化装置の構成を明示
するための基本構成図
するための基本構成図
【図2】具体例を示す排気浄化装置を備えたV型エンジ
ンの全体構成図
ンの全体構成図
【図3】上流排気センサの劣化検出の制御を説明するた
めのタイムチャート図
めのタイムチャート図
【図4】コントローラの処理を説明するための要部フロ
ーチャート図
ーチャート図
10 エンジン 18 排気通路 20a,20b 上流排気センサ 21 触媒浄化装置 22 下流排気センサ 24 コントローラ G 空燃比制御手段 K 劣化判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中一穂 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−49948(JP,A) 特開 平2−204648(JP,A) 特開 昭62−8332(JP,A) 特開 昭60−231155(JP,A) 特開 平4−204047(JP,A) 特開 平4−72438(JP,A) 特開 昭61−210242(JP,A) 特開 平1−280649(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/14 310 F02D 41/22 305 F02D 45/00 368
Claims (2)
- 【請求項1】 2つの独立排気系を備え、各独立排気系
にそれぞれ設置した上流排気センサの信号に基づきそれ
ぞれの独立排気系に対応する気筒の空燃比を制御する空
燃比制御手段を設けた多気筒エンジンにおいて、上記2
つの独立排気系を上流排気センサより下流側の部分にお
いて集合させると共に、この集合部に介装した触媒浄化
装置より下流側に下流排気センサを設け、前記上流排気
センサおよび下流排気センサの検出信号を受け、下流排
気センサの検出信号の反転出力に対して所定以上の相関
関係をもって検出信号が反転している上流排気センサを
劣化状態と判定する劣化判定手段を備えたことを特徴と
するエンジンの排気浄化装置。 - 【請求項2】 前記劣化判定手段は、下流排気センサの
出力がリーン反転している期間中、出力が常にリーン反
転している上流排気センサを劣化状態と判定することを
特徴とする請求項1記載のエンジンの排気浄化装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064686A JP2881265B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | エンジンの排気浄化装置 |
US07/859,014 US5247793A (en) | 1991-03-28 | 1992-03-30 | Exhaust purification system for multiple cylinder engines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064686A JP2881265B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | エンジンの排気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301155A JPH04301155A (ja) | 1992-10-23 |
JP2881265B2 true JP2881265B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=13265287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064686A Expired - Lifetime JP2881265B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | エンジンの排気浄化装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5247793A (ja) |
JP (1) | JP2881265B2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5337555A (en) * | 1991-12-13 | 1994-08-16 | Mazda Motor Corporation | Failure detection system for air-fuel ratio control system |
IT1257100B (it) * | 1992-09-14 | 1996-01-05 | Fiat Auto Spa | Sistema di monitoraggio dell'efficienza di un catalizzatore, particolarmente per autoveicoli. |
JP2843878B2 (ja) * | 1993-01-21 | 1999-01-06 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JP3197654B2 (ja) * | 1993-01-21 | 2001-08-13 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの空燃比センサ劣化検出装置 |
JPH06229292A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-16 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
DE4304144C2 (de) * | 1993-02-11 | 2000-01-05 | Audi Ag | Abgas-Nachbehandlungseinrichtung für eine Brennkraftmaschine |
JP2869911B2 (ja) * | 1993-04-15 | 1999-03-10 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの酸素センサ劣化検出装置 |
JP2969540B2 (ja) * | 1993-07-26 | 1999-11-02 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関の空燃比制御装置 |
US5370101A (en) * | 1993-10-04 | 1994-12-06 | Ford Motor Company | Fuel controller with oxygen sensor monitoring and offset correction |
US5385016A (en) * | 1993-12-27 | 1995-01-31 | Ford Motor Company | Air/fuel control system responsive to duo upstream EGO sensors with converter monitoring |
FR2715971B1 (fr) * | 1994-02-04 | 1996-03-15 | Peugeot | Dispositif de régulation de l'injection de carburant dans un moteur à deux rangées de cylindres. |
DE4441432A1 (de) * | 1994-11-22 | 1996-05-23 | Roth Technik Gmbh | Anordnung zur Überwachung der Funktionsfähigkeit von Katalysatoren und/oder Lambda-Sonden |
JPH08338288A (ja) * | 1995-06-08 | 1996-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | O▲2▼センサ故障診断装置及びo▲2▼センサ故障診断方法 |
JP2812252B2 (ja) * | 1995-06-19 | 1998-10-22 | トヨタ自動車株式会社 | 酸素濃度センサの異常判定装置 |
FR2755186B1 (fr) * | 1996-10-28 | 1998-12-24 | Inst Francais Du Petrole | Procede de controle de l'admission d'un moteur quatre temps a injection directe |
EP0894958B1 (de) * | 1997-07-31 | 2005-02-09 | Dr.Ing.h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | Fehlererkennungseinrichtung für Brennkraftmaschinen und ein Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine |
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DE19832020C1 (de) * | 1998-07-16 | 1999-04-01 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zum Überwachen der Funktion zweier Abgasturbolader |
US6467254B1 (en) | 2000-01-20 | 2002-10-22 | Ford Global Technologies, Inc. | Diagnostic system for detecting catalyst failure using switch ratio |
DE60105661T2 (de) | 2000-01-20 | 2005-02-10 | Ford Global Technologies, Inc., Dearborn | Diagnosesystem zur Überwachung der Funktionsfähigkeit eines Katalysators unter Verwendung eines Bogenlängen-Verhältnisses |
US6354077B1 (en) | 2000-01-20 | 2002-03-12 | Ford Global Technologies, Inc. | Method and system for controlling air/fuel level in two-bank exhaust system |
US6301880B1 (en) | 2000-01-20 | 2001-10-16 | Ford Global Technologies, Inc. | Method and system for controlling air/fuel level for internal combustion engine with two exhaust banks |
US6276129B1 (en) | 2000-01-20 | 2001-08-21 | Ford Global Technologies, Inc. | Method for controlling air/fuel mixture in an internal combustion engine |
US6282888B1 (en) | 2000-01-20 | 2001-09-04 | Ford Technologies, Inc. | Method and system for compensating for degraded pre-catalyst oxygen sensor in a two-bank exhaust system |
JP4106529B2 (ja) * | 2002-02-28 | 2008-06-25 | 三菱自動車工業株式会社 | 多気筒内燃機関の排気浄化装置 |
JP4995487B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2012-08-08 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサの劣化信号発生装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5319887A (en) * | 1976-08-08 | 1978-02-23 | Nippon Soken | Deterioration detecting apparatus for oxygen concentration detector |
CH668620A5 (de) * | 1984-04-12 | 1989-01-13 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur ueberpruefung und justierung von katalytischen abgasreinigungsanlagen von verbrennungsmotoren. |
DE3621905C1 (de) * | 1986-06-30 | 1987-07-09 | Voith Turbo Kg | Hydrodynamische Kupplung |
JPS648332A (en) * | 1987-06-30 | 1989-01-12 | Toyota Motor Corp | Air-fuel ratio controlling method |
JPH0326845A (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-05 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064686A patent/JP2881265B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-30 US US07/859,014 patent/US5247793A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5247793A (en) | 1993-09-28 |
JPH04301155A (ja) | 1992-10-23 |
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