JP2878864B2 - カメラ及びカートリッジ指標設定装置 - Google Patents
カメラ及びカートリッジ指標設定装置Info
- Publication number
- JP2878864B2 JP2878864B2 JP8913091A JP8913091A JP2878864B2 JP 2878864 B2 JP2878864 B2 JP 2878864B2 JP 8913091 A JP8913091 A JP 8913091A JP 8913091 A JP8913091 A JP 8913091A JP 2878864 B2 JP2878864 B2 JP 2878864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cartridge
- bar code
- index
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Description
ジのフィルム供給手段の回転に連動して回転しパターン
により所定の情報を示すバーコードと、該フィルム供給
手段の回転に連動して回転し停止位置によりフィルムの
使用状態を示す指標とを備えたフィルムカートリッジを
適用できるカメラ、及び、カートリッジ指標設定装置の
改良に関するものである。
円盤上にフィルムに関する情報を磁気情報として記録
し、フィルムの供給時にこの情報を読取るようにしたカ
メラが特開昭55−22799号にて提案されている。
また、実開昭58−183695号では、カセットテ−
プのテ−プ巻取りリ−ルにバ−コ−ドにて該カセットテ
−プに関する情報を記録したものが提案されているが、
前述のフィルム情報をこの様にバ−コ−ドにて前記円盤
に記録しておくことも可能である。そして、フィルムの
給送開始時にフォトインタラプタ等の光学的手段等によ
り読取る様に構成することにより、自動的にフィルム情
報の設定が可能となる。
ルムカ−トリッジ内のフィルム供給スプ−ルの回転と連
動して動く表示手段にて表示するフィルムカ−トリッジ
が特開平2−114248号にて提案されている。
ルムカートリッジ内のフィルム供給スプールと一体的に
回転し、フィルムに関する情報が記号化されて記録され
ている円盤と、前記フィルム供給スプールと一体的に回
転し、フィルムが未使用が使用済かをその回転位置によ
り表示する表示手段とを備えたフィルムカートリッジを
用いるカメラを構成した場合、前記円盤に記録されてい
る情報を読取る読取手段の他、撮影終了後、フィルムカ
ートリッジ内のフィルム供給スプールを前記表示手段が
フィルムが使用済であることを表示する位置に来る様に
設定するために、前記フィルム供給スプールと係合する
カメラのフォークの回転位置を検出する回転位置検出手
段を備えなければならず、大型化、コストアップ等を招
いてしまうという問題点があった。
ので、フィルムカートリッジのフィルム供給手段の回転
に連動して回転しパターンにより所定の情報を示すバー
コードと、該フィルム供給手段の回転に連動して回転し
停止位置によりフィルムの使用状態を示す指標とを備え
たフィルムカートリッジに対し、特別な構成を付加する
ことなくフィルムの使用状態を示す位置に前記指標を設
定することができ、小型化、低コスト化を達成できるカ
メラ及びカートリッジ指標設定装置を提供しようとする
ものである。
めに、本発明は、フィルムカートリッジのフィルム供給
手段の回転に連動して回転しパターンにより所定の情報
を示すバーコードと、該フィルム供給手段の回転に連動
して回転し停止位置によりフィルムの使用状態を示す指
標とを備えたフィルムカートリッジを適用できるカメラ
において、前記フィルム供給手段を駆動する駆動手段
と、前記バーコードのパターンの情報を読み取ると共に
前記指標がフィルムの使用状態を示す位置に来た際に該
バーコードの所定のパターンを検出できるように設けら
れる検出手段と、該検出手段が前記バーコードの前記所
定のパターンを検出することに応答して前記駆動手段を
停止させる制御手段とを有するカメラとするものであ
る。また、本発明は、フィルムカートリッジのフィルム
供給手段の回転に連動して回転しパターンにより所定の
情報を示すバーコードと、該フィルム供給手段の回転に
連動して回転し停止位置によりフィルムの使用状態を示
す指標とを備えたフィルムカートリッジを適用できるカ
ートリッジ指標設定装置において、前記フィルム供給手
段を駆動する駆動手段と、前記バーコードのパターンの
情報を読み取ると共に前記指標がフィルムの使用状態を
示す位置に来た際に該バーコードの所定のパターンを検
出できるように設けられる検出手段と、該検出手段が前
記バーコードの前記所定のパターンを検出することに応
答して前記駆動手段を停止させる制御手段とを有するカ
ートリッジ指標設定装置とするものである。
リッジのバーコードのパターンの情報を読み取る検出手
段により、前記指標の停止位置を設定できる。
ものであり、図1及び図2は本実施例において用いられ
るフィルムカ−トリッジの斜視図及び平面図である。
カ−トリッジ1内よりフィルムを外部に押出す為の供給
スプ−ル、2aはカメラのフォ−クと係合するスプライ
ン、2bは指標、3は供給スプ−ル2と一体的に回転す
るバ−コ−ド円盤で、例えばフィルム駒数,ISO感
度,ネガかポジか等のフィルムに関する情報が光学的に
読取られるバ−コ−ドにより記録されている。
図1及び図2に示す様に「未露光」及び「露光済」との
表示部1aがあり、供給スプ−ル2の回転位置により指
標2bが表示部1aの「未露光」あるいは「露光済」の
どちらかを示す様にすることにより、フィルムカ−トリ
ッジ1が未使用のものか使用済のものかを使用者に表示
するものである。つまり、フィルム使用前の状態では指
標2bは「未露光」の位置に合わされており、フィルム
使用後はフィルム巻戻し後のフォ−クの停止位置をカメ
ラが制御することになる為、図2に示す様に指標2bが
「露光済」の位置に合うようになる。従来においてはフ
ォ−クの回転位置を検出するスイッチやエンコ−タ等の
手段が必要となっていた。
する情報の開始を示す基準信号部3bが記録されてい
る。これは隣の黒で表示されるバ−コ−ド部3aの例え
ば10倍以上の黒表示が続けばそれが基準信号部3bで
あるとする方式で、バ−コ−ド部3aの幅をt1、基準
信号部3bの幅をt2とすると、「10t1<t2と」
の関係になっている。
ド円盤3に記録されているフィルムに関する情報の内容
に依らず、指標2bとバ−コ−ド円盤3の基準信号部3
bの左端面との角度αは図2に示す様に一定としてあ
る。
米国特許4834306号にて提案されている、以下に
述べるような構成のものである。
スプ−ル2に固着され該供給スプ−ル2に巻かれたフィ
ルム(図3にて後述する)、供給スプ−ル2に同軸上に
配置されフィルム最外周の半径方向の拡がりを規制部に
て規制し、フィルムの最外周がフィルムカ−トリッジ1
の内壁に実質的に接触するのを防ぐ押え部材(図3にて
後述する)と、該押え部材の一部を変形させ、押え部材
の半径方向の規制からフィルム最外周部を連続的に解除
する解除部材(不図示)と、該規制から解除されたフィ
ルムの部分をフィルム通過スリットに導く誘導部材(不
図示)とを備え、供給スプ−ル2のフィルム押出し方向
の回転によって生じるフィルムの巻き緩みによる最外周
の拡がりによりフィルムの外周と押え部材間をすべりの
ない状態とし、フィルムに押出し方向の駆動力を与え、
フィルムカ−トリッジ1からのフィルムの押出しを可能
にしたものである。以後、この種の供給スプ−ルの回転
によりフィルムの排出が可能なフィルムカ−トリッジを
押出し式(スラスト式)フィルムカ−トリッジと呼ぶこ
とにする。
用いれば、カメラへの装填後にカメラのフォ−ク(図3
にて後述する)により上記フィルムカ−トリッジ1内の
供給スプ−ル2を回転させ、フィルムを排出してカメラ
のフィルム巻取りスプ−ル(不図示)に巻き付くまでフ
ィルムを押出し、その後フィルム巻取りスプ−ルにより
フィルムを供給していくような構成をとることができ
る。この様に構成されたフィルム給送系としては、特開
平2−67535号等がある。
カ−トリッジ室に装填されている状態を示す縦断面図で
ある。
る前出の押え部材、6はフォトリフレクタで、バ−コ−
ド円盤3が回転する際、それに書かれたフィルムに関す
る情報を光学的に読出すためのものであり、カ−トリッ
ジ室7の内壁に取り付けられている。8はフレキシブル
プリント基板で、フォトリフレクタ6が実装され、フォ
トリフレクタ6を駆動する信号と該フォトリフレクタ6
による読出し信号を後述のフォトリフレクタ制御回路を
介して同じく後述の制御回路との間でやり取りするため
のものである。9はカ−トリッジ蓋で、軸部9aにおい
てカメラ本体に回動自在に取り付けられている。10は
弾性部材から成るカ−トリッジ押付部材で、カ−トリッ
ジ蓋9に固着され、カ−トリッジ蓋9が図3の様に閉じ
られている場合はフィルムカ−トリッジ1を上方に押し
付け位置決めを行うものである。
片11aと11bが導通となることでカ−トリッジ蓋9
が閉じられていることを後述の制御回路は検知する。カ
−トリッジ蓋9の9c部が接片11aと当接可能で、カ
−トリッジ蓋9が閉じられるとこの9c部が接片11a
と当接し、11bと接触をさせる。カ−トリッジ蓋9が
開いている時は接片11と11bは接触していない。1
2はカ−トリッジ蓋開閉レバ−で、カメラ本体からのダ
ボ13,14と長穴12a,12bで摺動可能に構成さ
れている。12c部は手動操作部である。15はスプリ
ングで、一端をカメラ本体に、他端をカ−トリッジ蓋開
閉レバ−12に取り付けられ、矢印と逆方向にカ−トリ
ッジ蓋開閉レバ−12を付勢している。16はカメラ本
体に設けられたストッパで、カ−トリッジ蓋開閉レバ−
12の左方向の位置規制をする。また、爪部12eと9
b部は係合可能であり、図3の状態は互いに係合し、カ
−トリッジ蓋9を閉じ位置に保持している。
るフォ−クギヤで、18はフォ−クギヤ17と一体的に
回転し、フィルムカ−トリッジ1の供給スプ−ル2のス
プライン2aと係合する前出のカメラのフォ−クであ
る。19はフィルムである。
おいては破線で示す位置にあり、該フォトリフレクタ6
が基準信号部3bの左端面を検出すると、後述のフィル
ム給送モ−タ或はフォ−ク18の回転が直ちに停止さ
れ、これに伴って指標2bが「露光済」を示す位置に停
止するように構成されている。
のブロック図である。
司る制御回路、32は被写体との距離を測定する測距回
路や測光回路を含み、不図示の撮影レンズの合焦動作及
び被写界の輝度にしたがってフィルム19への露光を制
御するシャッタの開閉動作を行うAF・AE制御回路、
33はフィルム給送用モ−タ34の回転制御を行うフィ
ルム給送制御回路、35は前記フォトリフレクタ6を作
動させ、バ−コ−ド円盤3の回転に伴ってここにバ−コ
−ドにより記録されたフィルムに関する情報を読出すた
めのフォトリフレクタ制御回路である。36は、フィル
ムカ−トリッジ1がカ−トリッジ室7に装填されたこと
によりONする、前記カ−トリッジ蓋開閉スイッチ11
と直列に接続されたカ−トリッジ検知スイッチ、37は
レリ−ズスイッチで、手動操作によりONされることに
よりカメラのレリ−ズが開始する。
すフロ−チャ−トにしたがって説明する。 「ステップ100」 カ−トリッジ室7にフィルムカ−
トリッジ1が装填され、カ−トリッジ蓋9が閉じられる
ことにより、カ−トリッジ蓋開閉スイッチ11及びカ−
トリッジ検知スイッチ36が共にONするが、制御回路
31はこれらスイッチがONすることによりカメラにフ
ィルムカ−トリッジ1が装填されたとしてステップ10
1へ進む。 「ステップ101」 内部タイマのリセットを行う。 「ステップ102」 フィルムカ−トリッジ1が装填さ
れたので、ここではフィルム給送制御回路33に巻上げ
開始信号を送る。これにより、フィルム給送用モ−タ1
が前述したようなギヤ列を介してフォ−ク18により供
給スプ−ル2を回転させ、フィルム19のフィルムカ−
トリッジ1よりの押出しが開始される。 「ステップ103」 上記タイマ回路をスタ−トさせ
る。
ルム給送制御回路33の駆動が開始され、フィルム給送
用モ−タ34が回転することにより、フィルムカ−トリ
ッジ1の供給スプ−ル2及びバ−コ−ド円盤3も回転す
るようになるが、フィルム給送用モ−タ34の立上がり
特性,ギヤ列の慣性力,ギヤ列のバックラッシュ,フォ
−ク18と供給スプ−ル2のスプライン2aの係合ガタ
等により、バ−コ−ド円盤3が安定した定常状態の回転
になるまでには巻上げ開始信号を送ってから時間Taを
必要とするものとする。 「ステップ104」 内部タイマが所定の時間T1(た
だしT1≧Ta)を経過したか否かを判別し、経過する
ことによりステップ105へ進み、経過していない場合
はステップ102へ戻り、フィルム給送をそのまま続け
る。 「ステップ105」 前記内部タイマを停止させる。 「ステップ106」 この時点ではバ−コ−ド円盤3の
回転は安定しているので、フォトリフレクタ制御回路3
5を駆動し、フォトリフレクタ6によりバ−コ−ド円盤
3に書かれたフィルム19に関する情報、例えばフィル
ム感度、フィルム規定駒数等の読出しを行う。 「ステップ107」 ここでは公知の手段、例えばフィ
ルム19の不図示のパ−フォレ−ションを不図示のフォ
トインタラプタでカウントすることによりフィルム給送
量を算出する、或はフィルム19に圧接したロ−ラの回
転数をパルス板等でカウントしてフィルム給送量を算出
する、或はフィルム給送用モ−タ34の駆動時間により
フィルム給送量を算出する等により、アパ−チャ部分に
フィルム19の1駒目が来たかどうかを判別し、1駒目
が該部分に達するまでフィルム給送を続ける。1駒目が
アパ−チャ部分に達したことを判別すると、ステップ1
08へ進む。 「ステップ108」 ここではフィルム給送制御回路3
3を介してフィルム給送モ−タ34の駆動を止め、フィ
ルム19の巻上げを停止する。
ップ109へと進む。「ステップ109」 ここでは図
示せぬレリ−ズボタンの第1ストロ−クがなされてスイ
ッチ37がオンしたか否かを判別し、該スイッチ37の
ONを判別することによりステップ110へ進む。 「ステップ110」 AF・AE制御回路32を動作さ
せて被写体の明るさを測定すると共に被写体までの距離
情報(測距情報)を算出し、これらの情報に基づいて不
図示の撮影レンズの合焦動作及びシャッタ制御による露
光動作等の撮影動作を行う。 「ステップ111」 レリ−ズの回数やフィルムの給送
量等と前記ステップ106で読み出したフィルム規定駒
数との比較を行い、残りの駒があるか否かを判別する。
この結果、残りの駒が無ければステップ115へ進み、
あればステップ112へ進む。 「ステップ112」 フィルム給送制御回路33を駆動
し、フィルム給送用モ−タ34を介して次駒の巻上げを
開始する。 「ステップ113」 例えばフィルム19のパ−フォレ
−ションを不図示のフォトカプラでカウントる方法や、
前述したフィルムに圧接したロ−ラの回転数のカウント
によりフィルム19の給送量を検出する方法により、フ
ィルム19の1駒巻上げがなされたか否かの判別を行
う。1駒巻上げがなされることによりステップ114へ
進む。 「ステップ114」 ここではフィルム給送制御回路3
3を介してフィルム給送用モ−タ34の駆動を止め、フ
ィルム19の巻上げを停止してステップ109へ戻る。
の残り駒がないと判別した場合は、前述したようにステ
ップ115へ進む。 「ステップ115」 フィルム19の巻戻し(フィルム
カ−トリッジ1への巻込み)を開始するため、フィルム
給送制御回路33を介してフィルム給送用モ−タ34を
巻戻し方向に駆動する。 「ステップ116」 フィルム19がフィルムカ−トリ
ッジ1内に巻戻されていき、該フィルム19がフィルム
カ−トリッジ1内に巻戻されたことを公知の手段、例え
ば使用者の判断により不図示の入力手段から信号が入力
されることや、フィルム19の巻戻しに所定の時間が経
過したことや、前述したフォトカプラによりフィルムの
位置を検出する方法等により検出されると、ステップ1
17へ進む。 「ステップ117」 フォトリフレクタ制御回路33を
駆動すると共に、フォトリフレクタ6によりバ−コ−ド
円盤3上の基準信号部3bの図2における左端面が検出
されたか否かを判別する。そして基準信号部3bの左端
面が検出されることにより、ステップ118へ進む。 「ステップ118」 フィルム給送制御回路33を介し
てフィルム給送用モ−タ34の駆動を止め、カメラ全体
の動作を停止させる。この時供給スプ−ル2の指標2b
は「露光済」を示す位置になるような場所で停止され
る。
作を示すフロ−チャ−トであり、回路構成等は第1の実
施例と同様である。
1は、バ−コ−ド円盤3に記録されているフィルムに関
する情報の内容に依らず、指標2bとバ−コ−ド円盤3
の基準信号部3bの右端面との角度βは図7に示すよう
に一定にしてある。また、フォトリフレクタ6は基準信
号部3bの右端面を検出する位置では、指標2bは「途
中巻戻し」を示す位置になるように構成されている。即
ち、この実施例で用いるフィルムカ−トリッジ1は、
「途中巻戻し」と「露光済」との成す角度をγとする
と、γは(β−α)と等しくなるように構成されてい
る。
最後の駒(規定駒)まで撮影を終え、その後巻戻しを行
った場合に、指標2bを「露光済」の位置で停止して、
全ての駒への撮影が終了したフィルムカ−トリッジ1で
あることを知らしめるようにしていたが、フィルムの使
用方法として、途中の駒まで撮影をし、一旦フィルム巻
戻し、その後例えばフィルム感度の異なるフィルムを装
填して撮影を行うような場合がある。この様な場合、第
1の実施例では途中まで撮影されたものであっても、指
標2bを「露光済」の位置で停止させてしまう不都合が
ある。この第2の実施例では、このようなフィルムの使
用がなされた場合にも対応可能なカメラを提供しようと
するものである。
尚、図5と同じ動作を行う部分には同じステップ番号を
付してあり、ここでは主要部分のみ図示してある。 「ステップ110」 AF・AE制御回路32を動作さ
せて被写体の明るさを測定すると共に被写体までの距離
情報(測距情報)を算出し、これらの情報に基づいて不
図示の撮影レンズの合焦動作及びシャッタ制御による露
光動作等の撮影動作を行う。 「ステップ201」 図示せぬプリワインドスイッチが
ONされたか否かを判別し、ONされていればフィルム
途中巻戻しを行うためにステップ115へ進む。又OF
Fであればステップ111へ進む。 「ステップ111」 レリ−ズの回数やフィルムの給送
量等と前記ステップ106で読み出したフィルム規定駒
数との比較を行い、残りの駒があるか否かを判別する。
この結果、残りの駒が無ければステップ115へ進み、
あればステップ112へ進む。
ドスイッチがONされている、或はステップ111にお
いてフィルム19の残り駒がないと判別した場合は、前
述したようにステップ115へ進む。 「ステップ115」 フィルム19の巻戻し(フィルム
カ−トリッジ1への巻込み)を開始するため、フィルム
給送制御回路33を介してフィルム給送用モ−タ34を
巻戻し方向に駆動する。 「ステップ116」 フィルム19がフィルムカ−トリ
ッジ1内に巻戻されていき、該フィルム19がフィルム
カ−トリッジ1内に巻戻されたことを公知の手段、例え
ば使用者の判断により不図示の入力手段から信号が入力
されることや、フィルム19の巻戻しに所定の時間が経
過したことや、前述したフォトカプラによりフィルムの
位置を検出する方法等により検出されると、ステップ2
02へ進む。 「ステップ202」 図示せぬプリワインドスイッチが
ONされたか否かを判別し、ONされていればステップ
203へ進む。又OFFであればステップ117へ進
む。 「ステップ117」 フォトリフレクタ制御回路35を
駆動すると共に、フォトリフレクタ6によりバ−コ−ド
円盤3上の基準信号部3bの図7における左端面が検出
されたか否かを判別する。そして基準信号部3bの左端
面が検出されることにより、ステップ118へ進む。 「ステップ118」 フィルム給送制御回路33を介し
てフィルム給送用モ−タ34の駆動を止め、カメラ全体
の動作を停止させる。この時供給スプ−ル2の指標2b
は「露光済」を示す位置になるような場所で停止され
る。
ドスイッチがONされていると判別した場合は、前述し
たようにステップ203へ進む。 「ステップ203」 フォトリフレクタ制御回路35を
駆動すると共に、フォトリフレクタ6によりバ−コ−ド
円盤3上の基準信号部3bの図7における左端面が検出
されたか否かを判別する。そして基準信号部3bの左端
面が検出されることにより、ステップ204へ進む。 「ステップ204」 フィルム給送制御回路33を介し
てフィルム給送用モ−タ34をフィルム巻上げ方向に駆
動する。 「ステップ205」 フォトリフレクタ制御回路35を
駆動すると共に、フォトリフレクタ6によりバ−コ−ド
円盤3上の基準信号部3bの右端面が検出されたか否か
を判別する(図7参照)。そして基準信号部3bの右端
面が検出されることにより、ステップ206へ進む。 「ステップ206」 フィルム給送制御回路33を介し
てフィルム給送用モ−タ34の駆動を止め、カメラ全体
の動作を停止させる。この時供給スプ−ル2の指標2b
は図7に示す様に「途中巻戻し」を示す位置になるよう
な場所で停止される。
を「使用済」であることを示すとしても、全駒を使用し
たか或は途中まで使用したかを容易に知ることが可能と
なる。
分の構成を示すカメラの縦断面図であり、図3と同じ部
分は同一符合を付してある。
報がバ−コ−ドではなく磁気手段により記録されている
バ−コ−ド円盤3の場合で、該バ−コ−ド円盤3に摺接
しここに記録されている磁気情報を読出す手段として磁
気ヘッド19がある。20は磁気ヘッド19が実装され
たフレキシブルプリント基板で、図4に示した制御回路
31と接続されている。
完全に巻き戻された際、フィルムカ−トリッジ1に備わ
った指標2bがバ−コ−ド円盤3に表示されている「露
光済」位置で止まるように構成しているため(基準信号
部3bの左端面検出により)、「露光済」位置を知らせ
るために従来においてはフォ−クの回転位置を検出する
スイッチやエンコ−タ等の手段を必要としていたが、こ
のような手段が不要となる為、カメラのコスト低減化を
図ることができる。
場合には、フィルムカートリッジ1に備わった指標2b
がバーコード円盤3に表示されている「途中巻戻し」位
置で止まるように構成しているため(基準信号部3bの
右端面検出により)、完全に最後まで撮影されたフィル
ムを収納したフィルムカートリッジであるか、途中まで
撮影され、まだ未露光駒の残っているフィルムを収納し
たフィルムカートリッジであるかを知らしめることが可
能となる。 (発明と実施例の対応) 上記の実施例において、フォ
ークギヤ17、フォーク18、フィルム給送制御回路3
3、フィルム給送用モータ34が本発明の駆動手段に、
フォトリフレクタ6が本発明の検出手段に、制御回路3
1が本発明の制御手段に、それぞれ相当する。
ば、フィルムカートリッジのフィルム供給手段の回転に
連動して回転しパターンにより所定の情報を示すバーコ
ードと、該フィルム供給手段の回転に連動して回転し停
止位置によりフィルムの使用状態を示す指標とを備えた
フィルムカートリッジに対し、特別な構成を付加するこ
となくフィルムの使用状態を示す位置に前記バーコード
を設定することができ、小型化、低コスト化を達成でき
るカメラ及びカートリッジ指標設定装置を提供できるも
のである。
ルムカ−トリッジを示す斜視図である。
カメラの縦断面図である。
ある。
ある。
動作を示すフロ−チャ−トである。
ルムカ−トリッジを示す平面図である。
カメラの縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルムカートリッジのフィルム供給手
段の回転に連動して回転しパターンにより所定の情報を
示すバーコードと、該フィルム供給手段の回転に連動し
て回転し停止位置によりフィルムの使用状態を示す指標
とを備えたフィルムカートリッジを適用できるカメラに
おいて、前記フィルム供給手段を駆動する駆動手段と、
前記バーコードのパターンの情報を読み取ると共に前記
指標がフィルムの使用状態を示す位置に来た際に該バー
コードの所定のパターンを検出できるように設けられる
検出手段と、該検出手段が前記バーコードの前記所定の
パターンを検出することに応答して前記駆動手段を停止
させる制御手段とを有することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 フィルムカートリッジのフィルム供給手
段の回転に連動して回転しパターンにより所定の情報を
示すバーコードと、該フィルム供給手段の回転に連動し
て回転し停止位置によりフィルムの使用状態を示す指標
とを備えたフィルムカートリッジを適用できるカートリ
ッジ指標設定装置において、前記フィルム供給手段を駆
動する駆動手段と、前記バーコードのパターンの情報を
読み取ると共に前記指標がフィルムの使用状態を示す位
置に来た際に該バーコードの所定のパターンを検出でき
るように設けられる検出手段と、該検出手段が前記バー
コードの前記所定のパターンを検出することに応答して
前記駆動手段を停止させる制御手段とを有することを特
徴とするカートリッジ指標設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8913091A JP2878864B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8913091A JP2878864B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301829A JPH04301829A (ja) | 1992-10-26 |
JP2878864B2 true JP2878864B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=13962300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8913091A Expired - Lifetime JP2878864B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878864B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3513300B2 (ja) | 1995-06-30 | 2004-03-31 | キヤノン株式会社 | カメラ及びフィルムカートリッジ表示設定装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP8913091A patent/JP2878864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04301829A (ja) | 1992-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4994833A (en) | Camera apparatus for preventing double-exposure of film returned to a self-thrusting cassette | |
US4965600A (en) | Camera for use with film cassette having film-exposure status indicator | |
KR100248583B1 (ko) | 가동차광도어를 지닌 필름카트리지를 사용하는 카메라 | |
JP2878864B2 (ja) | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 | |
US4980709A (en) | Camera apparatus for preventing initialization of exposed film stored in a self-thrusting cassette | |
JPH08271970A (ja) | 磁気ヘッド付きカメラ | |
JP2879751B2 (ja) | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 | |
JP2961700B2 (ja) | カメラ及びカメラのカートリッジ指標読取装置 | |
JP3143981B2 (ja) | カメラ及びフィルム送り装置 | |
EP0745887B1 (en) | Apparatus for precisely positioning film in a camera | |
JP3158120B2 (ja) | カメラ及びカメラのカートリッジ指標読取装置 | |
JP2791611B2 (ja) | カメラ及びフィルム使用規制装置 | |
JP2791612B2 (ja) | カメラ及びカートリッジ指標設定装置 | |
US6052542A (en) | Film cartridge indication control apparatus | |
US6266488B1 (en) | Camera and film cartridge display setting apparatus | |
JP2919933B2 (ja) | カメラ及びカメラの制御装置 | |
US5430513A (en) | Automatic film feeding apparatus for camera | |
JP3157255B2 (ja) | カメラのフィルム給送装置 | |
JPH07281276A (ja) | カメラ | |
JPH05158123A (ja) | カメラ | |
JPH0468333A (ja) | 磁気ヘッド付きオートローディングカメラ | |
JPH11174568A (ja) | カートリッジ途中交換可能なカメラ | |
JPH05142612A (ja) | カメラの最終駒検出装置 | |
JPH04215639A (ja) | カメラ | |
JPH10268408A (ja) | カメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100122 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110122 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120122 |