JP2878454B2 - 織物の処理方法および該方法に使用するためのすすぎ剤 - Google Patents
織物の処理方法および該方法に使用するためのすすぎ剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、酵素を用いることによる織物の処理方法お
よび該方法において用いるためのすすぎ剤に関する。
よび該方法において用いるためのすすぎ剤に関する。
背景技術 汚れた又は汚れていない織物の処理は、通常アニオン
および/又は非イオン界面活性剤を含有する洗剤で処理
し、次いですすぎ、乾燥することから成る。リパーゼを
洗剤に配合して脂肪染れを除去しうることは従来技術に
属する(EP130,064,EP214,761,US4,810,414)。また、
セルラーゼを含有する無粉塵性粒質物を主洗浄組成物に
添加して洗たく物の硬度を減少できることも従来技術に
属する(US4,435,307)。更に、蛋白質の汚れを除去す
るためアミラーゼは洗剤組成分中で有効であり、更にで
ん粉質の染れを除去するためにアミラーゼは洗剤中で有
効であることは従来技術に属する(US3,627,688および
4,548,727)。
および/又は非イオン界面活性剤を含有する洗剤で処理
し、次いですすぎ、乾燥することから成る。リパーゼを
洗剤に配合して脂肪染れを除去しうることは従来技術に
属する(EP130,064,EP214,761,US4,810,414)。また、
セルラーゼを含有する無粉塵性粒質物を主洗浄組成物に
添加して洗たく物の硬度を減少できることも従来技術に
属する(US4,435,307)。更に、蛋白質の汚れを除去す
るためアミラーゼは洗剤組成分中で有効であり、更にで
ん粉質の染れを除去するためにアミラーゼは洗剤中で有
効であることは従来技術に属する(US3,627,688および
4,548,727)。
しかし、与えられた酵素は酵素の不満足な活性および
安定性のために、与えられた洗剤組成物と両立し得な
い。更にこのことは酵素および洗剤配合において幾つか
の制限を課している。本発明の目的は、上記の制限を避
けながら、与えられたリパーゼの用量に対して有効な脂
肪分解の効果を得るための織物の処理におけるリパーゼ
の使用方法を提供することにある。
安定性のために、与えられた洗剤組成物と両立し得な
い。更にこのことは酵素および洗剤配合において幾つか
の制限を課している。本発明の目的は、上記の制限を避
けながら、与えられたリパーゼの用量に対して有効な脂
肪分解の効果を得るための織物の処理におけるリパーゼ
の使用方法を提供することにある。
発明の開示 驚くべきことに、本発明者等はリパーゼの使用が、主
洗浄組成物の成分として使用するときよりもすすぎ液中
で使用する場合、より良い脂肪分解効果を与えることを
見出した。この効果は、洗浄、すすぎおよび乾燥のくり
返し後に特に表れている。洗剤は、すすぎ中は本質的に
存在しない。従って両立性の問題は避けられる。好都合
には、リパーゼはカチオン界面活性剤と共に最後のすす
ぎ工程で添加できる。
洗浄組成物の成分として使用するときよりもすすぎ液中
で使用する場合、より良い脂肪分解効果を与えることを
見出した。この効果は、洗浄、すすぎおよび乾燥のくり
返し後に特に表れている。洗剤は、すすぎ中は本質的に
存在しない。従って両立性の問題は避けられる。好都合
には、リパーゼはカチオン界面活性剤と共に最後のすす
ぎ工程で添加できる。
従って、本発明は、洗浄後すすぎ工程に対するすすぎ
液中で用いられるリパーゼの使用による織物の処理方法
であって、該リパーゼがフミコラ ラヌギノザ又はプソ
イドモナス セパシアによって産生される、前記処理方
法を提供する。
液中で用いられるリパーゼの使用による織物の処理方法
であって、該リパーゼがフミコラ ラヌギノザ又はプソ
イドモナス セパシアによって産生される、前記処理方
法を提供する。
本発明に係る方法の好ましい態様において、リパーゼ
はヨーロッパ特許出願第87307684.8又は88307980.8に従
って得られる。このリパーゼは商品リポラーゼ(Lipola
se)(登録商標)である。これにより満足できる効果が
できた。
はヨーロッパ特許出願第87307684.8又は88307980.8に従
って得られる。このリパーゼは商品リポラーゼ(Lipola
se)(登録商標)である。これにより満足できる効果が
できた。
本発明に係るプロセスの好ましい態様において、洗た
く後のすすぎ工程に対するすすぎ液中、酵素がカチオン
界面活性剤と共に用いられる。満足できる効果の効果が
この態様で認められる。カチオン界面活性剤は、ジアル
キルジメチル アンモニウムクロリド又はアルキルイミ
ダゾリン メタンスルフェートである。
く後のすすぎ工程に対するすすぎ液中、酵素がカチオン
界面活性剤と共に用いられる。満足できる効果の効果が
この態様で認められる。カチオン界面活性剤は、ジアル
キルジメチル アンモニウムクロリド又はアルキルイミ
ダゾリン メタンスルフェートである。
本発明に係るプロセスの好ましい態様において、すす
ぎ液中のリパーゼの濃度は、すすぎ液1当たり純粋な
リパーゼ蛋白質0.001〜5g、好ましくは0.01〜2gの範囲
内である。すすぎ液1当たり0.001mg未満の純粋なリ
パーゼ蛋白質の濃度では、著るしいリパーゼ効果は得ら
れず、すすぎ液1当たり5mg超の純粋なリパーゼ蛋白
質では、リパーゼのコストは不合理に高すぎる。
ぎ液中のリパーゼの濃度は、すすぎ液1当たり純粋な
リパーゼ蛋白質0.001〜5g、好ましくは0.01〜2gの範囲
内である。すすぎ液1当たり0.001mg未満の純粋なリ
パーゼ蛋白質の濃度では、著るしいリパーゼ効果は得ら
れず、すすぎ液1当たり5mg超の純粋なリパーゼ蛋白
質では、リパーゼのコストは不合理に高すぎる。
また、本発明は本発明に係るプロセス中で用いられる
すすぎ剤を含み、このすすぎ剤はそれが、フミコラ イ
ンソレンス又はプソイドモナス セパシアによって産生
可能であり更に微生物感染に対し安定化しているリパー
ゼ製剤であることを特徴とする。
すすぎ剤を含み、このすすぎ剤はそれが、フミコラ イ
ンソレンス又はプソイドモナス セパシアによって産生
可能であり更に微生物感染に対し安定化しているリパー
ゼ製剤であることを特徴とする。
本発明に係るすすぎ剤の好ましい態様において、すす
ぎ剤は又カチオン界面活性剤をも含んでなる。このよう
にして、すすぎ剤の柔軟/帯電防止特性が改良される。
ぎ剤は又カチオン界面活性剤をも含んでなる。このよう
にして、すすぎ剤の柔軟/帯電防止特性が改良される。
本発明に係るすすぎ剤の好ましい態様において、すす
ぎ剤は水性であり、すすぎ剤1当たり0.001〜50mg、
好ましくは0.5〜10mgの純粋なリパーゼ蛋白質の酵素活
性を示す。このすすぎ剤は、すすぎ液に添加され、リパ
ーゼの適当な濃度を与える。
ぎ剤は水性であり、すすぎ剤1当たり0.001〜50mg、
好ましくは0.5〜10mgの純粋なリパーゼ蛋白質の酵素活
性を示す。このすすぎ剤は、すすぎ液に添加され、リパ
ーゼの適当な濃度を与える。
本発明に係るすすぎ剤の好ましい態様において、カチ
オン界面活性剤は活性物質の少なくとも1(重量)%の
量で存在する。このようにしてすすぎ剤の柔軟/帯電防
止特性が改良される。
オン界面活性剤は活性物質の少なくとも1(重量)%の
量で存在する。このようにしてすすぎ剤の柔軟/帯電防
止特性が改良される。
発明の詳細な記載 本発明で使用できるリパーゼは、フミコラ ラヌギノ
ザ(US4,810,414)およびプソイドモナス セパシア(W
o 89/04361)によって産生可能なリパーゼである。
ザ(US4,810,414)およびプソイドモナス セパシア(W
o 89/04361)によって産生可能なリパーゼである。
リパーゼ活性単位、LUは、ノボノルデイス社(デンマ
ーク国、バズグバエルト、DK−2880、ノボアレー)から
要求により入手可能である。この文献は1990年3月1日
前に公表された。
ーク国、バズグバエルト、DK−2880、ノボアレー)から
要求により入手可能である。この文献は1990年3月1日
前に公表された。
カチオン界面活性剤 本発明に係る好ましい態様によれば、布帛の後処理に
対する有効なカチオン界面活性剤が、本発明に係るプロ
セス中でリパーゼと共に用いられる。このようなカチオ
ン界面活性剤は公知である。一例は、四級アンモニウム
塩、例えばジアルキル(C16〜C18)ジメチルアンモニウ
ムクロリド、アルキル(C32〜C36)トリメチルアンモニ
ウムクロリド又はアルキル(C8〜C18)ジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド(ABDAC);およびアルキルイ
ミダゾリニウムメチルスルフェートである。
対する有効なカチオン界面活性剤が、本発明に係るプロ
セス中でリパーゼと共に用いられる。このようなカチオ
ン界面活性剤は公知である。一例は、四級アンモニウム
塩、例えばジアルキル(C16〜C18)ジメチルアンモニウ
ムクロリド、アルキル(C32〜C36)トリメチルアンモニ
ウムクロリド又はアルキル(C8〜C18)ジメチルベンジ
ルアンモニウムクロリド(ABDAC);およびアルキルイ
ミダゾリニウムメチルスルフェートである。
織物処理プロセス 本発明は、洗浄、すすぎおよび乾燥を含んでなる、染
れた又は汚れていない布帛の通常の処理方法のすすぎ工
程においてのリパーゼの使用である。すすぎ工程は、通
常、水を用いた2〜5回の連続すすぎ工程を含んでな
り、通常は3回又は4回である。好ましい態様におい
て、リパーゼはカチオン界面活性剤と共に添加される
(例えば0.1〜0.5g/l)。リパーゼは、好ましくは、第
2回又はより後のすすぎ工程、最も好ましくは最後のす
すぎ工程で添加され、ここでは洗剤濃度が最も低く(従
って洗剤と酵素の不適合性の問題は最少化する)および
それは好都合にはカチオン界面活性剤と共に添加でき
る。
れた又は汚れていない布帛の通常の処理方法のすすぎ工
程においてのリパーゼの使用である。すすぎ工程は、通
常、水を用いた2〜5回の連続すすぎ工程を含んでな
り、通常は3回又は4回である。好ましい態様におい
て、リパーゼはカチオン界面活性剤と共に添加される
(例えば0.1〜0.5g/l)。リパーゼは、好ましくは、第
2回又はより後のすすぎ工程、最も好ましくは最後のす
すぎ工程で添加され、ここでは洗剤濃度が最も低く(従
って洗剤と酵素の不適合性の問題は最少化する)および
それは好都合にはカチオン界面活性剤と共に添加でき
る。
但し、もしもそのようなカチオン界面活性剤が本発明
に係るプロセスにおいて使用される場合である。通常の
すすぎ条件、例えば10〜30℃の水、カチオン界面活性剤
の使用に応じて中性に近いpH(例えば5〜9)で1〜20
分が用いられる。
に係るプロセスにおいて使用される場合である。通常の
すすぎ条件、例えば10〜30℃の水、カチオン界面活性剤
の使用に応じて中性に近いpH(例えば5〜9)で1〜20
分が用いられる。
すすぎ剤 本発明に係るすすぎ剤は、好ましくは公知の安定化剤
を配合することにより微生物感染に対し安定化される。
無機塩(例えばNaCl)、糖(例えばスクロースおよびグ
ルコース)、ポリオール(例えばグリセロール、プロピ
レングリコールおよびソルビトール)およびアルコール
(例えばエタノールおよびイソプロパノール)がその例
である。これらは一般に10%超、特に20超の量で有効で
ある。他の例は、有機酸塩(例えば安息青酸、ソルビン
酸、プロピオン酸、乳酸およびギ酸)であり、これらは
一般に低pH(5未満)で0.01〜2%量で有効である。安
定化剤の他の例は、酸化防止剤(例えば二酸化イオ
ウ)、1,2−ベンズ−イソ−チアゾリン−3−オン(BI
T)およびパラベンである。これらの幾つかは又酵素安
定性を改良するのに有効である。
を配合することにより微生物感染に対し安定化される。
無機塩(例えばNaCl)、糖(例えばスクロースおよびグ
ルコース)、ポリオール(例えばグリセロール、プロピ
レングリコールおよびソルビトール)およびアルコール
(例えばエタノールおよびイソプロパノール)がその例
である。これらは一般に10%超、特に20超の量で有効で
ある。他の例は、有機酸塩(例えば安息青酸、ソルビン
酸、プロピオン酸、乳酸およびギ酸)であり、これらは
一般に低pH(5未満)で0.01〜2%量で有効である。安
定化剤の他の例は、酸化防止剤(例えば二酸化イオ
ウ)、1,2−ベンズ−イソ−チアゾリン−3−オン(BI
T)およびパラベンである。これらの幾つかは又酵素安
定性を改良するのに有効である。
更に添加剤を配合して酵素安定性又はすすぎ剤の物理
的安定性を改善し得る。そのような例は、CaCl2(例え
ば0.1〜0.5%)、又は0.5〜5%の低級アルコール(例
えばエタノール又はイソプロパノール、好ましくは多量
のポリオールと共に用いられる)。
的安定性を改善し得る。そのような例は、CaCl2(例え
ば0.1〜0.5%)、又は0.5〜5%の低級アルコール(例
えばエタノール又はイソプロパノール、好ましくは多量
のポリオールと共に用いられる)。
すすぎ剤は、通常、好ましくはアニオンおよび非イオ
ン界面活性剤(これらの5%未満、最も好ましくは2%
未満の合計量)を本質的に欠いている。
ン界面活性剤(これらの5%未満、最も好ましくは2%
未満の合計量)を本質的に欠いている。
すすぎ剤は、固体(例えば無粉塵性粒物質として)又
は液体の形態(例えば水性)であってよい。これはカチ
オン界面活性剤に基づいた公知の柔軟組成物/帯電防止
組成物にリパーゼを配合することにより成剤化され得
る。カチオン界面活性剤の含量は、好ましくは1〜50
%、特に5〜50%(有効物質としての%)である。
は液体の形態(例えば水性)であってよい。これはカチ
オン界面活性剤に基づいた公知の柔軟組成物/帯電防止
組成物にリパーゼを配合することにより成剤化され得
る。カチオン界面活性剤の含量は、好ましくは1〜50
%、特に5〜50%(有効物質としての%)である。
実施例 実施例で用いられるリパーゼは、US4,810,414に従っ
て得られるフミコラ ラヌギノザ又はWo 89/04361に従
って得られるプソイドモナス セパシア由来のものであ
る。
て得られるフミコラ ラヌギノザ又はWo 89/04361に従
って得られるプソイドモナス セパシア由来のものであ
る。
例1 すすぎプロセスのもとでの種々のリパーゼの効果 洗たくおよびすすぎ試験は、次の通りである。
布帛:ポリエステル/綿(50/50)又は綿 スロッチ径:9×9cm 汚れ:ラード/スーダンレッド(1000/0.75w/w)を70℃
に加熱し、次いで50μlをピペットで各スワッチ上にス
ポットする。しみを適用後、スワッチを75℃で30分間オ
ーブン中で加熱する。
に加熱し、次いで50μlをピペットで各スワッチ上にス
ポットする。しみを適用後、スワッチを75℃で30分間オ
ーブン中で加熱する。
洗たく:トルクーオート・メータ(100rpm)商業上のヨ
ーロッパ洗剤粉末、18°dH水中8g/l pHは調節していない(約10)30℃,20分 1の洗浄液を含有するビーカ当たり7個のスワッチ すすぎ:トルクーオート・メータ中4工程のすすぎ 1〜3回のすすぎ:1の冷水逆水中で6分 4回目のすすぎ:1の水(22℃)中10分 各すすぎ間手で絞ったスワッチ 4回目のすすぎ水に添加されるリパーゼ1当たり0又
は100LU4回目のすすぎ中に添加されるアーコード(Arqu
drd)2HT−75(ジアルキルジメチルアンモニウムクロリ
ド、75%の有効物質、アクゾーケミカルズ)1当たり
0又は0.20g 乾燥:室温でライン−乾燥(16時間) くりかえし:スワッチの洗たく、すすぎおよび乾燥の3
回のくりかえし 評価:3回目の洗浄後 油肪物質の含量をクロロホルムで5時間ソツクレー抽
出により決定 以下の表から次の内容が明白である。すなわち、最後
のすすぎ中、リパーゼの添加は、カチオン界面活性剤を
用い、および用いることなく、双方のリパーゼに関し、
脂肪物質の除去を改善する。
ーロッパ洗剤粉末、18°dH水中8g/l pHは調節していない(約10)30℃,20分 1の洗浄液を含有するビーカ当たり7個のスワッチ すすぎ:トルクーオート・メータ中4工程のすすぎ 1〜3回のすすぎ:1の冷水逆水中で6分 4回目のすすぎ:1の水(22℃)中10分 各すすぎ間手で絞ったスワッチ 4回目のすすぎ水に添加されるリパーゼ1当たり0又
は100LU4回目のすすぎ中に添加されるアーコード(Arqu
drd)2HT−75(ジアルキルジメチルアンモニウムクロリ
ド、75%の有効物質、アクゾーケミカルズ)1当たり
0又は0.20g 乾燥:室温でライン−乾燥(16時間) くりかえし:スワッチの洗たく、すすぎおよび乾燥の3
回のくりかえし 評価:3回目の洗浄後 油肪物質の含量をクロロホルムで5時間ソツクレー抽
出により決定 以下の表から次の内容が明白である。すなわち、最後
のすすぎ中、リパーゼの添加は、カチオン界面活性剤を
用い、および用いることなく、双方のリパーゼに関し、
脂肪物質の除去を改善する。
フミコラ ラヌギノザおよびプソイドモナス セパシ
アリパーゼのラード/綿スワッチに対する効果。リパー
ゼを最初4回目のすすぎ工程のもとで添加した;洗たく
工程中、リパーゼは存在しなかった。
アリパーゼのラード/綿スワッチに対する効果。リパー
ゼを最初4回目のすすぎ工程のもとで添加した;洗たく
工程中、リパーゼは存在しなかった。
フミコラ ラヌギノザおよびプソイドモナス セパシ
アリパーゼのラード/ポリエステール−綿スワッチに対
する効果。リパーゼを最初に、第4回目のすすぎ工程で
添加した;洗たく工程中、リパーゼは存在しなかった。
アリパーゼのラード/ポリエステール−綿スワッチに対
する効果。リパーゼを最初に、第4回目のすすぎ工程で
添加した;洗たく工程中、リパーゼは存在しなかった。
例2 種々のカチオン界面活性剤と組合せて用いた場合のリ
パーゼの性能 性能評価は、例1において記載した如く行ったが、唯
一の相違は、他の種類のカチオン界面活性剤をフミコラ
ラヌギノザリパーゼと組合せて用いたことであり、そ
してリパーゼ用量は1当たり、0〜3000LU間で変化し
た。
パーゼの性能 性能評価は、例1において記載した如く行ったが、唯
一の相違は、他の種類のカチオン界面活性剤をフミコラ
ラヌギノザリパーゼと組合せて用いたことであり、そ
してリパーゼ用量は1当たり、0〜3000LU間で変化し
た。
用いたカチオン界面活性剤は次の通りであった: 1)ヘキスト社のドジデン1490(ジアルキルジメチルア
ンモニウムクロリド,75%の有効物質)、 2)アルバートアンドウィルソンのエピゲンFRC75/S
(アルキル イミダゾリン メソスルフェート,75%の
有効物質) リパーゼ性能−従来技術との比較 性能評価を、例1において記載した如く行った。この
例において、すすぎ液におけるフミコラ ラヌギノザの
使用(本発明)を、主洗浄液における同酵素の使用(従
来技術)と比較した。リパーゼ用量は、100LU/lであっ
た。
ンモニウムクロリド,75%の有効物質)、 2)アルバートアンドウィルソンのエピゲンFRC75/S
(アルキル イミダゾリン メソスルフェート,75%の
有効物質) リパーゼ性能−従来技術との比較 性能評価を、例1において記載した如く行った。この
例において、すすぎ液におけるフミコラ ラヌギノザの
使用(本発明)を、主洗浄液における同酵素の使用(従
来技術)と比較した。リパーゼ用量は、100LU/lであっ
た。
上記のリパーゼ含有すすぎ製剤を、室温(20〜22℃)
で240日間保存し、リパーゼ活性を調べた。相対活性%
として表わされる次の結果を得た:
で240日間保存し、リパーゼ活性を調べた。相対活性%
として表わされる次の結果を得た:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 13/46 (72)発明者 ロショルム,ペテル デンマーク国,デーコー―1370 コペン ハーゲン コー.ネーレ セガーゼ 15 ベー,エステー.テーベー (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C11D 7/42 C11D 3/386 D06M 13/463 D06M 16/00 D06L 1/12 WPI/L(QUESTEL) EPAT(QUESTEL)
Claims (7)
- 【請求項1】洗浄後のすすぎ工程のためのすすぎ液中で
用いられるリパーゼの使用により織物を処理するための
方法であって、該リパーゼが、フミコラ・ラヌギノサ
(Humicola lanuginosa)又はプソイドモナス・セパシ
ア(Pseudomonas cepacia)により産生され得ることを
特徴とする方法。 - 【請求項2】前記リパーゼが、布帛柔軟剤及び/又は帯
電防止剤と共に、洗浄後のすすぎ工程のためのすすぎ液
中で用いられることを特徴とする請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】前記布帛柔軟剤及び/又は帯電防止剤がカ
チオン界面活性剤であることを特徴とする請求項2に記
載の方法。 - 【請求項4】前記リパーゼが、第2の又はより後のすす
ぎ工程のためのすすぎ液中で用いられることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】前記リパーゼが、最後のすすぎ工程におい
て用いられることを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】前記すすぎ液中のリパーゼの濃度がすすぎ
液1当たり0.001〜5mgの純粋な酸素蛋白質の範囲内に
あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項7】前記すすぎ液中のリパーゼの濃度がすすぎ
液1当たり0.01〜2mgの純粋な酸素蛋白質の範囲内に
あることを特徴とする請求項6に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DK530/90 | 1990-03-01 | ||
DK53090A DK53090D0 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | |
DK1489/90 | 1990-06-19 | ||
DK148990A DK148990D0 (da) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | Fremgangsmaade til behandling af tekstilmaterialer og skyllemiddel til anvendelse ved fremgangsmaaden |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05504367A JPH05504367A (ja) | 1993-07-08 |
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