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JP2873684B2 - 茶刈方法 - Google Patents

茶刈方法

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JP2873684B2
JP2873684B2 JP22573597A JP22573597A JP2873684B2 JP 2873684 B2 JP2873684 B2 JP 2873684B2 JP 22573597 A JP22573597 A JP 22573597A JP 22573597 A JP22573597 A JP 22573597A JP 2873684 B2 JP2873684 B2 JP 2873684B2
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JP
Japan
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tea
cutting
plucking
rail
traveling
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玄禎 大久保
明人 杉山
光二 山本
孝雄 堀
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Kawasaki Giken KK
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Kawasaki Giken KK
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶畝に沿って進退自
在な台車に茶畝全幅にわたる刈取体を装着した茶刈機に
よる茶刈方法に関するものであって、特願平2−209
683号の分割出願に係るものである。
【0002】
【発明の背景】近年、農作業者の不足から人手がかから
ない自走式の茶園管理機が注目されている。このような
装置には、例えば特開平1−174301号公報に見ら
れる装置が挙げられる。この装置は、レール上を前後に
走行する台車に摘採機を搭載し、台車を茶畝に沿って往
復させるとともに摘採機を作動して摘採作業を行おうと
するものである。
【0003】
【開発を試みた技術的課題】しかし刈取面は完全に平坦
ではなく、折れ曲がっていた枝が刈取後に伸びる等して
刈取面のところどころに突出しているため、台車を後退
する際に摘採機の下面が刈取面に引っ掛かり、台車の円
滑な移動が阻害され、また茶樹も傷めてしまう。加えて
従来は走行する台車の走行速度については格別の工夫が
されていなかったから、例えば摘採等の実質的な作業を
行っている実作業時以外も実作業時と同じような比較的
遅い速度で走行しており、作業能率を必ずしも上げ得て
いない。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
茶刈方法は、茶畝に沿って敷設されたレール上を走行す
る進退自在な台車に茶畝全幅にわたる刈取体を装着し、
茶畝の茶刈作業を行う方法において、前記刈取体を茶刈
りに適した位置に設定した上で台車を前進して茶刈りを
行い、その後、茶畝の終端または茶畝の途中で茶刈り作
業を止めて台車を後退する際には、刈取体を前記の設定
された茶刈りに適した位置よりも上方に退去させ、前記
茶刈り時の走行速度と比べて高速走行にて後退させ、更
に次の茶刈り作業を行うにあたっては、刈取体を前記の
設定された茶刈りに適した位置に戻して茶刈り作業を再
開することを特徴として成るものである。また請求項2
記載の茶刈方法は、前記請求項1記載の要件に加え、前
記茶刈りが摘採または剪枝作業であることを特徴として
成るものである。これら発明によれば、刈取体を茶刈り
に適した位置に調整した上で、台車を前進して茶刈りを
行えば、茶樹は刈り取られていく。台車を後退する際に
は刈取体を前記位置よりも上方に退去することにより刈
取体の下面が刈取面に引っ掛かることはない。そしてこ
の台車が所定の実作業、例えば刈り取り、摘採であれば
その作業を終えて、始発点に戻ったり、あるいは作業が
途中だった場合に再びその元の作業位置まで戻る場合は
高速で台車が走行するから、総作業時間の短縮が図られ
る。そして実作業に戻る際には刈取体は設定された茶刈
位置に自動的に正確に復帰する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を一例としてレール上
を走行する摘採機に適用した実施例について、図示に基
づいて説明する。符号1はレール走行式摘採機であり、
台車1Aに対し刈取体の一例である摘採機を搭載して成
る。まず台車1Aのフレーム部材について説明すると、
左右の下フレーム2にそれぞれ前後二本の縦フレーム3
を垂設し、前後の縦フレーム3の上部を横フレーム4に
て連結するとともに、左右の横フレーム4を門型フレー
ム5にて連結して、台車フレーム6が形成される。前後
に左右四本の縦フレーム3にはスライドフレーム7が嵌
合され、各スライドフレーム7は刈取面に適合した弧状
フレーム8にて連絡されており、弧状フレーム8は高さ
調整ハンドル9を操作することにより台車フレーム6に
対する上下位置が可変され、固定スクリュー10により
固定される。
【0006】前方左右のスライドフレーム7にはガイド
パイプ11とステー12が固着され、ガイドパイプ11
には上部にアタッチメントパイプ15の後端部を取り付
けたガイドロッド16が上下動自在に嵌入される。ステ
ー12にはモータシリンダ13が装着され、モータシリ
ンダ13のピストンロッド14の先端にはアタッチメン
トパイプ15の中央部が取り付けられ、モータシリンダ
13の作動によりピストンロッド14が伸縮すれば、ア
タッチメントパイプ15は上下に平行移動する。
【0007】符号17は刈取体たる前記摘採機であり、
摘採機17に固設されたインナーパイプ18をアタッチ
メントパイプ15に嵌め込むことによって、弧状フレー
ム8に組み付けられる。この摘採機17はバリカン式刈
刃19と、送込ハケ20と、その後方の送風口21を主
体として、側板22、中板23、上枠24、底板25を
組み合わせて成り、刈り取った茶葉をフック26に取り
付けられ、弧状フレーム8上に載置された茶袋に収容す
る。符号64はこの茶袋の後部を載置する延長板であ
り、剪枝作業等の不要時には弧状フレーム8下に収容さ
れる。
【0008】左右の下フレーム2にはそれぞれ駆動部取
付フレーム27、発電部取付フレーム28が固着されて
おり、駆動部取付フレーム27に積載されたエンジン2
9の出力軸30(図示略)には遠心クラッチプーリ31
(図示略)が取り付けられて、Vベルト32によりファ
ン33の軸34に伝達され、更にその一部はプーリ3
5、36、Vベルト37により刈刃駆動ボックス38に
伝達される。符号39は刈刃駆動ボックス38とクラン
クケース40を連絡するフレキシブルシャフトである。
クランクケース40の刈刃駆動機構については公知の技
術を援用できるので詳説しない。ファン33の吹出口4
1は蛇腹状の風導42により前述の送風口21と連絡さ
れる。
【0009】符号43はモータシリンダを利用し、エン
ジン29の回転数を高低二種に変更するアクセルであ
る。一方の発電部取付フレーム28には発電機44が積
載され、その電力は制御ボックス45に送電された後、
モータシリンダ13、アクセル43、送込ハケ20の駆
動用モータ46、走行用モータ47にそれぞれ供され
る。走行用モータ47は左の下フレーム2の後端に装着
され、ベベルギヤ(図示略)を利用して下方の駆動輪4
8を回転する。左の下フレーム2前端下部には従動輪4
9が配設され、一方、右の下フレーム2の前後には幅広
の従動輪52が配設されて左右のレールの間隔のズレに
対応する。更に左右の下フレーム2には規制輪50がレ
ール51を左右から挟持するように配設される。
【0010】また左右の下フレーム2の前端には前リミ
ット53、左の下フレーム2の後部内側には内リミット
54、右の下フレーム2の後端には後リミット55がそ
れぞれ配設される。なお特許請求の範囲他で言う台車1
Aとは、上述の諸装置における刈取体を除いた部材を概
念的に総称したものである。
【0011】レール51は地表にステー65を介して敷
設され、先端に前ストッパ56が設けられている。符号
57は移動台であり、レール51の後方に直交状に配し
たサブレール58上を移動輪59によって移動する台座
60上にレール51と同間隔に一対の移動レール61を
載置したものである。移動レール61の後端には後スト
ッパ62が設けられている。符号63は左の移動レール
前部内側に突設した突起であり、66は茶畝である。
【0012】次に本実施例装置による摘採方法について
説明する。 レール走行式摘採機1を載せた移動台57をこれか
ら摘採を行う茶畝66に移動するとともに、固定スクリ
ュー10を緩め、高さ調整ハンドル9を操作することに
より刈取体たる摘採機17を茶刈りに適した位置に高さ
を設定し、再度固定スクリュー10を締める。この作業
は実質的に作業位置の保存作業である。なおこのときモ
ータシリンダ13のピストンロッド14は伸長していて
も収縮していてもよいが、好ましくは作業開始までは伸
長している方がよい。
【0013】 次にエンジン29及び発電機44を始
動し、制御ボックス45の電源を入れる。このときエン
ジン29は低回転である。
【0014】 制御ボックス45の表面のスタートボ
タンを押すとアクセル43が働き、エンジン29が高回
転になるとともに、遠心クラッチプーリ31が働いてV
ベルト32を介してファン33が始動し、吹出口41か
ら吹き出した風は風導42を通って送風口21から後方
の茶袋へ向けて吹き出す一方、ファンの軸34とVベル
ト37等により連結された刈刃駆動ボックス38からフ
レキシブルシャフト39を介してクランクケース40に
伝達された回転力はバリカン式刈刃19に左右往復動を
与える。続いてピストンロッド14が伸長していたなら
ば、モータシリンダ13のピストンロッド14が収縮し
て摘採機17を摘採に適した位置、すなわち保存されて
いた作業位置に一義的に戻るべく、下降し、その後、走
行用モータ47が低速回転してレール走行式摘採機1は
低速前進を始める(第4図矢印a)。摘採機17が茶畝
66に至れば、茶葉はバリカン式刈刃19に刈り取られ
るとともに、送込ハケ20により後方に送られ、更に送
風口21から吹き出される風により茶袋内に収容され
る。
【0015】 そして茶畝66の前端に至ると左右い
ずれかの前リミット53が前ストッパ56に当たって走
行用モータ47が停止し、アクセル43が働き、エンジ
ン29を低回転にして遠心クラッチプーリ31の働きに
よりファン33、バリカン式刈刃19への動力伝達を断
つ。更にモータシリンダ13のピストンロッド14が伸
長して摘採機17を上方に退去させ(第3図に二点鎖線
で示す)、送込ハケ20の駆動用モータ46も停止す
る。その後、走行用モータ47が高速逆転してレール走
行式摘採機1を高速後退させる(第4図矢印b)。
【0016】 そしてレール走行式摘採機1が茶畝6
6の後端に至り、内リミット54が移動台57の突起6
3に接触すると、走行用モータ47は逆転のままその回
転数を下げ、レール走行式摘採機1は低速後退しつつ移
動レール61上に載り、後リミット55が後ストッパ6
2に当たると、走行用モータ47は停止する。
【0017】 そこで茶袋を新しいものと交換した上
でレール走行式摘採機1が載っている移動台57をサブ
レール58に沿って次に刈り取るべき茶畝66に移動し
(第4図矢印c)、再度以降の操作を繰り返す。
【0018】ところで摘採作業においては、茶袋の収容
量に限界がくれば茶畝66の途中であっても茶袋の空の
ものと交換しなくてはならないが、本例のような装置に
おいて、わざわざ作業者が茶畝66の途中まで歩いて茶
袋を交換しに行くのでは走行式の目的である省人化が図
られない。よってそのような場合に対応した第二の摘採
方法を次に説明する。この場合、制御ボックス45の表
面には第一タイマと第二タイマを設け、あらかじめ第一
タイマには摘採を開始してから茶袋が一杯になるまでの
予測時間を設定し、第二タイマには第一タイマの設定時
間に1未満の定数(例えば0.4)を乗じて求めた時間
を設定した上で、下記の操作を行う。
【0019】′レール走行式摘採機1を載せた移動台
57をこれから摘採を行う茶畝66に移動するととも
に、固定スクリュー10を緩め、高さ調整ハンドル9を
操作することにより刈取体たる摘採機17を茶刈りに適
した位置に高さを設定し、再度固定スクリュー10を締
める。この作業は実質的に作業位置の保存作業である。
なおこのときモータシリンダ13のピストンロッド14
は伸長していても収縮していてもよいが、好ましくは作
業開始までは伸長している方がよい。
【0020】′次にエンジン29及び発電機44を始
動し、制御ボックス45の電源を入れる。このときエン
ジン29は低回転である。
【0021】′制御ボックス45の表面のスタートボ
タンを押すとアクセル43が働き、エンジン29が高回
転になるとともに、遠心クラッチプーリ31が働いてV
ベルト32を介してファン33が始動し、吹出口41か
ら吹き出した風は風導42を通って送風口21から後方
の茶袋へ向けて吹き出す一方、ファンの軸34とVベル
ト37等により連結された刈刃駆動ボックス38からフ
レキシブルシャフト39を介してクランクケース40に
伝達された回転力はバリカン式刈刃19に左右往復動を
与える。続いてピストンロッド14が伸長していたなら
ば、モータシリンダ13のピストンロッド14が収縮し
て摘採機17を摘採に適した位置、すなわち保存されて
いた作業位置に一義的に戻るべく、下降し、その後、走
行用モータ47が低速回転してレール走行式摘採機1は
低速前進を始める(第4図矢印a)。摘採機17が茶畝
66に至れば、茶葉はバリカン式刈刃19に刈り取られ
るとともに、送込ハケ20により後方に送られ、更に送
風口21から吹き出される風により茶袋内に収容され
る。
【0022】′走行用モータ47が作動したときから
第一タイマはカウントを開始し、設定時間がタイムアッ
プすると、前述と同様に走行用モータ47が停止しアク
セル43が働き、エンジン29を低回転にして遠心クラ
ッチプーリ31の働きによりファン33、バリカン式刈
刃19への動力伝達を断つ。更にモータシリンダ13の
ピストンロッド14が伸長して摘採機17を上方に退去
し、送込ハケ20の駆動用モータ46も停止する。すな
わちレール走行式摘採機1は茶畝66の途中で摘採作業
を一時中止する。その後、走行用モータ47が高速逆転
してレール走行式摘採機1を高速後退させる(第4図矢
印d)。
【0023】′そしてレール走行式摘採機1が茶畝6
6の後端に至り、内リミット54が移動台57の突起6
3に接触すると、走行用モータ47は逆転のままその回
転数を下げ、レール走行式摘採機1は低速後退しつつ移
動レール61上に載り、後リミット55が後ストッパ6
2に当たると、走行用モータ47は停止する。
【0024】′そこで茶袋を新しいものと交換し、再
スタートボタンを押す。すると走行用モータ47が高速
回転してレール走行式摘採機1は高速前進するととも
に、第二タイマはカウントを開始し、設定時間がタイム
アップすると走行用モータ47が停止する。第二タイマ
の設定時間は、このときレール走行式摘採機1が前記
′で停止した位置の手前で再度停止するような時間に
設定する必要があり、この時間はあらかじめ実験的に求
めておく。なお第二タイマの設定時間が第一タイマの設
定時間よりも短いのは、今回のレール走行式摘採機1の
速度が高速だからである。その後、アクセル43が働
き、エンジン29が高回転になるとともに、遠心クラッ
チプーリ31が働いてVベルト32を介してファン33
が始動し、吹出口41から吹き出した風は風導42を通
って送風口21から後方の茶袋へ向けて吹き出す一方、
ファン33の軸34とVベルト37等により連結された
刈刃駆動ボックス38からフレキシブルシャフト39を
介してクランクケース40に伝達された回転力はバリカ
ン式刈刃19に左右往復動を与える。続いてモータシリ
ンダ13のピストンロッド14が収縮して摘採機17を
摘採に適した位置、すなわち保存されていた作業位置に
下降し、その後、走行用モータ47が低速回転してレー
ル走行式摘採機1は低速前進し、摘採を再開する(第4
図矢印e)。
【0025】′そして茶畝66の前端に至ると左右い
ずれかの前リミット53が前ストッパ56当たって走行
用モータ47が停止し、アクセル43が働き、エンジン
29を低回転にして遠心クラッチプーリ31の働きによ
りファン33、バリカン式刈刃19への動力伝達を断
つ。更にモータシリンダ13のピストンロッド14が伸
長して摘採機17を上方に退去させ(第3図に二点鎖線
で示す)、送込ハケ20の駆動用モータ46も停止す
る。その後、走行用モータ47が高速逆転してレール走
行式摘採機1を高速後退させる(第4図矢印b)。
【0026】′そしてレール走行式摘採機1が茶畝6
6の後端に至り、内リミット54が移動台57の突起6
3に接触すると、走行用モータ47は逆転のままその回
転数を下げ、レール走行式摘採機1は低速後退しつつ移
動レール61上に載り、後リミット55が後ストッパ6
2に当たると、走行用モータ47は停止する。
【0027】′そこで茶袋を新しいものと交換した上
でレール走行式摘採機1が載っている移動台57をサブ
レール58に沿って次に刈り取るべき茶畝66に移動し
(第4図矢印c)、再度以降の操作を繰り返す。この
ような摘採方法によれば、作業者が茶畝66内に入り込
む必要がなく省人化が図られる。また後退等の摘採作業
を伴わないレール走行式摘採機1の移動の際には、摘採
機17を上方に退去したので、摘採機17が茶畝66面
と接触することがなく、茶樹を傷めないばかりでなく、
レール走行式摘採機1が円滑に移動できるため、レール
走行式摘採機1を高速移動させることが可能である。
【0028】なお本発明はこの他にも、茶畝66上方に
張設されたレールから台車が吊り下げられるもの等への
応用が可能である。また刈取体には剪枝機も含まれ、刈
刃もバリカン式のみでなくシリンダ一式、水平回転式等
が利用できる。また摘採機17を上方に退去させる構造
として、モータシリンダ13だけでなくソレノイドその
他の機材を利用することができる。
【0029】また上述第二の摘採方法における′の操
作において、レール走行式摘採機1を茶畝66の途中で
停止させる際に、停止させる時期をどのように判断させ
るかという問題があり、本例においてはこれを第一タイ
マの設定時間のタイムアップのときとしたが、この他に
も茶袋の重量を測定して所定重量に至ったときとか、走
行用モータ47の回転量をカウントして所定数に至った
ときとか、一時停止用のリミットスイッチを設け、これ
を感知したとき等の様々な判断方法が考えられる。これ
ら判断方法は同′の操作においてレール走行式摘採機
1を再度停止させる時期を判断させる場合も同様に利用
できる。更に本発明の要旨ではないが、前記アタッチメ
ントパイプ15には肥料散布機等の茶園管理機器を組み
付けることが可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明の茶刈方法によれば、以上のよう
に台車1Aを後退する際には、摘採機17を上方に退去
させるため、摘採機17の下面が刈取面に引っ掛かり、
台車1Aの円滑な移動が阻害されたり、茶樹を傷めてし
まうことがない。また茶畝66の途中から摘採を再開し
た際に、茶畝66に段差が生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の茶刈方法を適用した茶刈機の一例であ
るレール走行式摘採機を示す斜視図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】刈取体の一部を拡大して示す縦断側面図であ
る。
【図4】摘採方法を示す平面図である。
【符号の説明】
1 レール走行式摘採機 1A 台車 2 下フレーム 3 縦フレーム 4 横フレーム 5 門型フレーム 6 台車フレーム 7 スライドフレーム 8 弧状フレーム 9 高さ調整ハンドル 10 固定スクリュー 11 ガイドパイプ 12 ステー 13 モータシリンダ 14 ピストンロッド 15 アタッチメントパイプ 16 ガイドロッド 17 摘採機 18 インナーパイプ 19 バリカン式刈刃 20 送込ハケ 21 送風口 22 側板 23 中板 24 上枠 25 底板 26 フック 27 駆動部取付フレーム 28 発電部取付フレーム 29 エンジン 30 出力軸 31 遠心クラッチプーリ 32 Vベルト 33 ファン 34 軸 35 プーリ 36 プーリ 37 Vベルト 38 刈刃駆動ボックス 39 フレキシブルシャフト 40 クランクケース 41 吹出口 42 風導 43 アクセル 44 発電機 45 制御ボックス 46 駆動用モータ 47 走行用モータ 48 駆動輪 49 従動輪 50 規制輪 51 レール 52 従動輪 53 前リミット 54 内リミット 55 後リミット 56 前ストッパ 57 移動台 58 サブレール 59 移動輪 60 台座 61 移動レール 62 後ストッパ 63 突起 64 延長板 65 ステー 66 茶畝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 46/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶畝に沿って敷設されたレール上を走行
    する進退自在な台車に茶畝全幅にわたる刈取体を装着
    し、茶畝の茶刈作業を行う方法において、前記刈取体を
    茶刈りに適した位置に設定した上で台車を前進して茶刈
    りを行い、その後、茶畝の終端または茶畝の途中で茶刈
    り作業を止めて台車を後退する際には、刈取体を前記の
    設定された茶刈りに適した位置よりも上方に退去させ、
    前記茶刈り時の走行速度と比べて高速走行にて後退さ
    せ、更に次の茶刈り作業を行うにあたっては、刈取体を
    前記の設定された茶刈りに適した位置に戻して茶刈り作
    業を再開することを特徴とした茶刈方法。
  2. 【請求項2】 前記茶刈りが摘採または剪枝作業である
    請求項1記載の茶刈方法。
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