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JP2862745B2 - ポリアルキレンナフタレート撚糸コードの製造方法 - Google Patents

ポリアルキレンナフタレート撚糸コードの製造方法

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JP2862745B2
JP2862745B2 JP2906793A JP2906793A JP2862745B2 JP 2862745 B2 JP2862745 B2 JP 2862745B2 JP 2906793 A JP2906793 A JP 2906793A JP 2906793 A JP2906793 A JP 2906793A JP 2862745 B2 JP2862745 B2 JP 2862745B2
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亨景 松井
俊正 黒田
博佐 渡辺
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高強力、高弾性率を有す
るポリアルキレンナフタレート撚糸コードの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアルキレンナフタレート繊維は本
来、分子骨格が剛直であるため強力、弾性率が高く、ま
た優れた耐熱性と寸法安定性とを兼備しているそし
て、この繊維は産業用途や一般用途に広く応用されロー
プ、漁網あるいは防護衣料などに使用されている。
【0003】しかし、この繊維にも、切断伸度かなり
低く取扱必ずしも容易ではない いう欠点がある。
【0004】特にこの繊維をタイヤコードやベルトなど
のゴム補強材として使用する場合は伸度が低いと疲労性
が悪化するので通常は撚糸コードとして疲労性の改善
が図られる。したがって、撚糸の役割は他の熱可塑性高
分子からなる繊維と比べはるかに重要である。なぜなら
この繊維は剛性が高いため撚糸後のコード強力やコ
ード弾性率が著しく低下する問題もかかえているからで
ある。特に撚数が高くなるほど、撚糸コードの強力や弾
性率の低下の割合が大きくなる
【0005】この撚糸コードの強力や弾性率の低下の原
因は、ポリアルキレンナフタレート繊維自身の剛性が高
いために、捩りに対してヤーンあるいは単繊維(構成フ
ィラメント)が均一に引き揃えられ難いことにある。し
かもポリアルキレンナフタレート繊維の伸度が、5〜1
2%と著しく低いことが、ますます均一な引き揃えを困
難としている。
【0006】従来はこの撚糸強力を改善する手段として
原糸の単繊維の引き揃えを良くしたり、原糸にポリエチ
レンワックス系油剤を付与して繊維同士の摩擦を少なく
したり、あるいは撚糸操作を2回に分けてできるだけ均
斉な撚糸が行われるように工夫したりしていたが撚糸コ
ードの強力やモジュラスは満足できる程度には至らなか
った。
【0007】また、特公昭56−15321号公報には
ポリエチレン−2,6−ナフタレートからなる撚糸コー
ドを経糸とした簾織物を、マイナス6%からプラス8%
までのストレッチ下で150〜240℃で接着熱処理す
ることが記載されている。
【0008】しかしながら、本発明者らの検討によれ
ば、簾織物に対し上記の伸長率を上げ、特に伸長率10
以上で緊張熱処理を施すと緯糸による拘束のため経糸
撚糸コードの伸長が不均一となり、その結果緯糸が経糸
に対して直角とならず斜めに傾く、いわゆる斜行という
実用上甚はだ好ましくない現象を生じることが判明し
。そのため、緊張下での熱処理による撚糸コードの強
力やモジュラスのさらなる向上は実現されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は高強
力、高弾性率のポリアルキレンナフタレート繊維を用い
て撚糸コードを作成する場合、従来にない高い強力また
は弾性率を有する撚糸コードを得ることができる製造方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリアル
キレンナフタレート繊維の撚糸コードの強力改善につい
鋭意検討した結果、簾織物にする前の撚糸コードを、
コード状態のままで10%以上の伸長率で緊張熱処理す
るとき、著しく高い撚糸強力あるいは高弾性率が実現さ
れることを見出した。このことは、後掲の表4の比較例
にも示すように、従来の簾織物の状態で緊張熱処理した
ものは、コード状態のままで緊張熱処理したものに比
べ、同一の伸長率でも、緯糸による拘束のため経糸撚糸
コードの伸長が不均一となって、十分な撚糸強力の改善
効果が得られないという事実に照らすとき、“コード状
態”の要件と“10%以上の緊張熱処理”の要件とは、
有機的に結合されているものと言える。
【0011】かくして本発明によれば、強度5g/de
以上のポリアルキレンナフタレート繊維からなる撚糸コ
ードの製造方法において、該繊維を2以上の撚係数で
糸して得た撚糸コードを、コード状態のままで100〜
350℃の温度下に10〜30%の伸長率で緊張熱処理
することを特徴とするポリアルキレンナフタレート撚糸
コードの製造方法が提供される。
【0012】このような撚糸強力の改善は、剛直なポリ
アルキレンナフタレート繊維にのみ効果があるのであっ
て、従来の熱溶融性高分子、例えばポリエチレンテレフ
タレートやナイロン6或いはナイロン66には見られな
い。何故ならポリエチレンテレフタレートやナイロン6
或いはナイロン66は分子骨格が十分柔軟であるので
係数の高い撚糸を行っても単糸もヤーンも柔軟に追従で
き、またヤーンの伸度も10〜20%と高いので撚糸時
の歪を吸収できるので、撚糸後の撚糸強力の改善が必要
ないからである。
【0013】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明のポリアルキレンナフタレート繊維は下記繰返し単
位(化2)からなる。特に好ましくはポリエチレン−
2、6−ナフタレート繊維である。これに15モル%未
満の第3成分が含まれた共重合体であっても差し支えな
い。また該ポリアルキレンナフタレートに不活性な艶消
剤が3%未満含まれていてもよい。
【0014】
【化2】
【0015】アルキル基は脂肪族でも脂環族でもよいが
炭素数2〜4の直鎖状アルキル基が好ましい。特にポリ
エチレン−2,6−ナフタレートが好ましい。
【0016】原糸の強度は5g/de以上が必要であ
る。5g/de未満の場合は高強度繊維としての価値が
低下し通常の熱溶融合成繊維とあまり変らなくなる。好
ましくは7g/de以上である。撚係数(TM)は2以
上である。撚係数(TM)は次式(1)にて定義され
る。
【0017】 TM=0.00323×(ヤーンのデニール)1/2 ×(撚数/10cm) ……………(1) 撚係数TMが2以上の高撚数でないと本発明の効果が十
分発揮できない。特にTMが3以上になると、10%以
上の緊張熱処理との組合せにより、本発明の効果が著し
く発現する。このことは、一般的に撚糸強力は撚数が高
くなるほど低下の度合いが著しくなるという従来の知見
に対して対照的な事象と言える。
【0018】使用されるヤーンの全繊度は凡そ500〜
10000デニールが好ましい。撚糸コードとして使用
されるのは500〜3000デニールのマルチフィラメ
ントヤーンが一般的である。作成されるコードは100
0〜18000デニールの範囲が通常である。撚糸コー
ドの作成方法は1本のヤーンを1方向のみに撚糸する片
撚の場合と2本以上のヤーンを縄のように撚合わせる場
合があり、いずれの方法でもよい。2本以上のヤーンを
撚り合わせる場合は予め各々のヤーンに同じ撚数の下撚
を施した後、これらのヤーンを揃えて逆方向にほぼ下撚
と同じ撚数の上撚をかける。この場合撚係数の計算には
全繊度として合糸されたヤーンの全繊度を用い撚数とし
ては下撚または上撚の多い方の値を用いて算出する。
【0019】撚糸コードを緊張するときの熱処理温度は
100〜350℃好ましくは150〜300℃であ
る。この温度が100℃未満では撚糸コードの強力の増
分が少なく、またこの温度が350℃を超えると繊維が
劣化する。加熱ヒーターは接触式の熱板でも非接触式の
円筒型またはスリット型のヒーターでも使用できる。
【0020】熱処理時の伸長率は10〜30%である。
この伸長率は以下のように定義する。撚糸されたコード
がボビンから解舒される引き出し速度をV0とし該撚糸
コードが緊張熱処理を終了して引き出されるロールの速
度をVhとするとき伸長率を次式(2)で求める。 伸長率=(Vh−V0)/V0×100………(2)
【0021】伸長は1段で行っても良いし2段以上に分
けて行ってもい。また緊張熱処理する態様は、撚糸コ
ードを伸長した後に熱処理する方法と実質的に伸長を掛
けつつ同時に熱処理を行う方法とがあるが両者いずれで
も差し支えない。但し後者の方法が伸長率を大きくとる
ことができる意味では好ましい。緊張熱処理が終了した
撚糸コードはそのまま自然冷却しながら巻き取っても良
いし一旦冷却ロールで冷却をした後に巻き取っても良
い。
【0022】ここで、伸長率が10%未満では、撚糸コ
ード状態のまま緊張熱処理する効果が不十分で撚糸コー
ドの強力があまり改善されない。また伸長率が30%を
超えるとポリアルキレンナフタレート繊維としては緊張
過多となり断糸などのトラブルが発生する。伸長率の最
適化は撚係数や処理温度によっても影響を受けるが撚係
数が高い場合あるいは処理温度が高い場合は、伸長率を
高くすると撚糸コードの強力およびモジュラスが増加し
やすい。なお本発明の緊張熱処理は独立した工程として
実施しても良いし他の加工工程で薬液処理を行いつつ連
続的に緊張熱処理を実施してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によればポリアルキ
レンナフタレート繊維を撚糸して得た撚糸コードを、コ
ード状態のままで(したがって、簾織物は含まない)、
10%以上の緊張熱処理を加成的に施すことにより、
来の簾織物では斜行の発生により為し得なかった伸長率
10%以上の高緊張熱処理が可能となり、且つこの高緊
張熱処理により、撚糸コードの伸長時の状態或いは応力
を受けるときの状態も均一になり、従来にない強力およ
び弾性率が著しく改善された撚糸コードを得ることがで
る。
【0024】以下に本発明を実施例をもって説明する。
なお実施例における各特性値は以下の方法で測定した。
【0025】(1)強度、伸度 繊維の強度、伸度はJIS−L−1017に準拠した。
サンプル長25cm、伸長速度30cm/min.撚糸
コードの強度、伸度もJIS−L−1017に準拠し
た。
【0026】(2)初期弾性率 繊維の初期弾性率はJIS−L−1017の初期引張抵
抗度に準拠して測定した。
【0027】(3)極限粘度 チップ又は繊維をフエノールと2、4、6−トリクロロ
フエノールとの混合溶媒(重量比6:4)に溶解し35
℃での流下時間から求めた。
【0028】(4)乾熱収縮率 JIS−L−1017B法(乾熱収縮率)に準拠し18
0℃で30分間熱処理後の乾熱収縮率を求めた。ただし
コードには50gの初期荷重をかけた。
【0029】
【実施例1】ナフタレン−2、6−ジカルボン酸とエチ
レングリコールとを縮重合反応させてポリエチレンナフ
タレートを得た。該ポリエチレンナフタレートの極限粘
度[η]は0.6であった。該ポリエチレンナフタレー
トをカットしたチップを230℃の窒素雰囲気中で30
時間固相重合して極限粘度[η]0.9のポリエチレン
ナフタレートとした。該固相重合チップを300℃で溶
融し320孔の紡糸口金から315℃で紡糸した。紡糸
口金の下50cmに雰囲気温度350℃の加熱領域を設
けその後25℃の冷却風で冷却固化させて500m/分
で巻き取った。
【0030】捲き取った未延伸糸を155℃で6.5倍
に延伸し更に220℃の熱板上で1.15倍に延伸し2
00℃の加熱ロール上で定長熱処理して1500デニー
ル/250フィラメント(以下1500de/250f
と略す)のマルチフィラメントヤーンを得た。
【0031】ヤーンの強度は10.8g/de、切断伸
度は6.3%、初期弾性率は290g/deであった。
該ヤーンを2本準備し各々のヤーンに10cmあたり4
0回の下撚を入れた後に、この2本のヤーンを揃えて逆
方向に10cmあたり40回の上撚を付与して撚糸コー
ドを作成した。この撚糸操作は一般に双撚と呼ばれ常用
の撚糸機にて実施できる。得られた撚糸コードを長さ3
mの筒型ヒーター中に毎分20m/分の速度で通過させ
ながら緊張熱処理を行った。筒型ヒーターの内温を85
℃から380℃まで変化させ伸長率は一定値10%で熱
処理を行った結果を表1に記す。なお該撚糸コードの撚
係数は式(1)によりTM=0.00323×(300
0)0.5 ×40=7.1である。
【0032】
【表1】
【0033】表1から明らかなように撚糸直後のコード
強力は21.6kgにすぎなかったが温度120〜33
0℃の範囲で緊張熱処理を施すとコード強力が23.1
〜24.1kgにまで大巾に改善される。一方熱処理温
度が80℃ではコード強力の改善が少なくなる。また温
度が380℃になると撚糸コードの強力が逆に低下して
しまった。
【0034】
【実施例2】実施例1で作成した原撚糸コード(実験N
O1;ブランク)を用い、長さ3mの筒型ヒータ中を毎
分20m/分で通過させた。ヒーター温度は250℃に
固定し伸長率を種々変更した結果を表2に示す。伸長率
10%未満の場合(実験NO8)、撚糸コードの強力
はブランク(実験NO1)に比べて若干改善されるもの
の効果が少ない。伸長率が10〜25%の範囲では撚糸
コード強力が2kg以上に改善され処理時の断糸も殆
んど発生しない。しかし伸長率が30%を超えると断糸
が頻発した。
【0035】
【表2】
【0036】
【実施例3】実施例1で重合した[η]0.6のポリエ
チレンナフタレートを(そのまま固相重合せずに)30
5℃で溶融紡糸した。紡糸口金は320孔で紡糸口金下
20cmを350℃に加熱し、ついで20℃の冷却風で
紡出糸を冷却固化し紡速4500m/分、表面温度15
0℃の第1ロールに15ターン捲回し続いて延伸速度5
400m/分、温度200℃の延伸ロールに導き該ロー
ルに15回捲回して熱処理し1500de/320fの
マルチフィラメントヤーンとし、これを高速ワインダー
で巻取った。得られたヤーンの強度は6.8g/de、
伸度は9%で初期弾性率は220g/deであった。該
ヤーンを2本用意し各々のヤーンに10cmあたり40
回の下撚を入れた後に2本揃えて逆方向に10cmあた
り40回の上撚を付与して撚糸コードを作成した。該撚
糸コードをゴム接着性向上のために濃度13%のエポキ
シ水溶液に浸漬し続いて濃度25%のレゾルシン・ホル
マリン・ラテックス(RFL)の混合溶液に浸漬した
後、270℃の非接触式ヒーターで乾燥した。レゾルシ
ン:ホルマリン:ラテックスの配合重量比は5:5:9
0とした。この乾燥中に撚糸コードを種々の伸長率で緊
張し得られたディップコードの強力を測定した。その結
果を表に示す。
【0037】
【表3】
【0038】高速紡糸と直接延伸とで得られた上記ヤー
ンは実施例に比べ強力の絶対値が低いが、それでも本発
明の熱処理によって強力が効果的に上昇する。また高速
製糸で得られた本発明のディップコード(実験NO.1
5および16)は伸長率が高いにもかかわらず180℃
に於ける乾熱収縮率は2%以下であり熱安定性に優れた
性能を示した。伸長率が30%を越えると処理中にコー
ドが破断しサンプルが採取できなかった。
【0039】
【実施例4】本実施例では簾織物の熱接着処理と撚糸コ
ードの熱接着処理とを比較した。実施例1で作成した撚
糸コード(実験NO1;ブランクテスト)を100本用
意し、これを経糸として簾織物を作成した。緯糸には1
00デニール24フイラメントのポリエチレンテレフタ
レート延伸繊維を用い1インチあたり2本の密度で打ち
込んだ。得られた簾織物に実施例に記載した方法に従
って熱接着処理を施した。すなわち濃度13%のエポキ
シ水溶液に浸漬し、ついで濃度25%のレゾルシン・ホ
ルマリン・ラテックス(RFL)の混合液に浸漬したの
ち270℃の非接触ヒーターで乾燥しながら伸長率10
%で緊張熱処理を施した。処理後の簾織物から緯糸を取
り除き100本の経糸撚糸コードの強力を測定し、その
平均値を求めた。一方、実施例1で作成した撚糸コード
(実験NO1;ブランクテスト)を100本そのまま引
き揃えて同様に熱接着処理を施し、得られた熱接着処理
後の撚糸コード100本の強力を測定し、その平均値を
求めた。結果を表に示した。
【0040】熱接着処理後の簾織物から取り出した緯糸
には、緯糸が経糸に対して直角とならず斜めに傾いた
という実用上甚はだ好ましくない現象が生じており、
正常な緯方向に対し約10度の傾斜が随所に観察され
た。また、撚糸コード状態のまま、緊張熱処理したもの
に比べ、簾織物の状態で緊張熱処理したものの撚糸後の
強力改善効果は非常に小さい。これらは簾織物に織成さ
れた経糸撚糸コードは緯糸によって拘束されており、経
糸撚糸コードの伸長が不均一となって、高い伸長率で緊
張熱処理を施してもそれが必ずしもそのまま撚糸コード
物性向上に結び付かないことを示している。
【0041】
【表4】
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−352811(JP,A) 特開 平3−292203(JP,A) 特開 昭50−55004(JP,A) 特開 昭48−77116(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D02G 3/00 - 3/48 D01F 6/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強度5g/de以上のポリアルキレンナ
    フタレート繊維からなる撚糸コードの製造方法におい
    て、該繊維を2以上の撚係数で撚糸して得た撚糸コード
    を、コード状態のままで100〜350℃の温度下に1
    〜30%の伸長率で緊張熱処理することを特徴とする
    ポリアルキレンナフタレート撚糸コードの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリアルキレンナフタレートの繰返し単
    位の85モル%以上が下記の繰返し単位(化1)からな
    る請求項1に記載のポリアルキレンナフタレート撚糸コ
    ードの製造方法。 【化1】
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