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JP2861795B2 - 周波数逓倍回路 - Google Patents

周波数逓倍回路

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Publication number
JP2861795B2
JP2861795B2 JP6052976A JP5297694A JP2861795B2 JP 2861795 B2 JP2861795 B2 JP 2861795B2 JP 6052976 A JP6052976 A JP 6052976A JP 5297694 A JP5297694 A JP 5297694A JP 2861795 B2 JP2861795 B2 JP 2861795B2
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JP
Japan
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transistor
input
differential
voltage
pair
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JP6052976A
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JPH07240630A (ja
Inventor
克治 木村
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to GB9503809A priority patent/GB2287146B/en
Publication of JPH07240630A publication Critical patent/JPH07240630A/ja
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Publication of JP2861795B2 publication Critical patent/JP2861795B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
    • H03D7/1441Balanced arrangements with transistors using field-effect transistors
    • HELECTRICITY
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    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B19/00Generation of oscillations by non-regenerative frequency multiplication or division of a signal from a separate source
    • H03B19/06Generation of oscillations by non-regenerative frequency multiplication or division of a signal from a separate source by means of discharge device or semiconductor device with more than two electrodes
    • H03B19/14Generation of oscillations by non-regenerative frequency multiplication or division of a signal from a separate source by means of discharge device or semiconductor device with more than two electrodes by means of a semiconductor device
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D2200/00Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03D2200/0041Functional aspects of demodulators
    • H03D2200/0047Offset of DC voltage or frequency
    • HELECTRICITY
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    • H03D7/12Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing by means of semiconductor devices having more than two electrodes
    • H03D7/125Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing by means of semiconductor devices having more than two electrodes with field effect transistors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周波数逓倍回路に係り、
特にMOS集積回路化に好適な構成で入力交流信号の周
波数を2逓倍する周波数逓倍回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路化に好適な周波数逓倍回
路としては、従来、例えば図6に示すバイポーラトラン
ジスタ構成のものが知られている。これは、本発明者
(木村)が先に出願したものである(特開平4−795
04号公報)。以下、概要を説明する。
【0003】図6において、(Q1、Q2)と(Q3、
Q4)の差動対は、それぞれ等値の定電流源I0 で駆動
されるが、各差動対はそれぞれ能力の異なるバイポーラ
トランジスタで構成される。即ちQ1とQ2及びQ3と
Q4のエミッタサイズ比は、Q2:Q1=Q3:Q4=
1:K(K>1)である。
【0004】この2つの差動対の相互間において、Q1
とQ3及びQ2とQ4は、それぞれ入力端(ベース)
共通接続され入力電圧VINが印加される差動入力端を
構成している。Q1とQ4及びQ2とQ3は、それぞれ
出力端が共通接続され出力電圧VOUTを送出する差動
出力端を構成している。なお、一方の出力端(Q2とQ
の共通接続出力端)には、a{(K−1)/(K+
1)}I0 なる定電流源が接続されている。これは、動
作電圧を適宜なものにするためである。
【0005】以上の構成において、αF をトランジスタ
の直流増幅率とすれば、各トランジスタのコレクタ電流
(IC1、IC2、IC3、IC4)は、数式1で示される。但
し、数式1において、VT は、ボルツマン定数kと絶対
温度Tと単位電子電荷qとを用いて、VT =kT/qと
表され、VK はこのVT を用いて数式2のように表せ
る。
【0006】
【数1】
【0007】
【数2】VK =VT lnK
【0008】数式1から、IC1−IC2(=ΔI1 )は数
式3、IC3−IC4(=ΔI2 )は数式4となるので、差
動出力電流ΔIは数式5と求まる。
【0009】
【数3】
【0010】
【数4】
【0011】
【数5】
【0012】そして、tanhxは数式6のように級数展開
できるので、これを用いて差動出力電流を展開すると数
式7となり、入力信号VINの2乗項が含まれる。
【0013】
【数6】tanhx=x−(1/3)x3 ……
【0014】
【数7】
【0015】そこで、入力信号VINを数式8とおくと、
入力信号VINの2乗項は数式9と求まり周波数が2逓倍
されることが解る。
【0016】
【数8】VIN=|VIN|cos(2πft)
【0017】
【数9】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の周波数
逓倍回路は、低電圧動作が可能であるが、差動対の一方
のトランジスタのエミッタサイズをK倍(K>1)とし
ているので、トランジスタサイズが大きくなり、周波数
特性が劣化するという問題がある。
【0061】
【0062】本発明の目的は、MOS集積回路化に好適
な構成であって、低電圧動作が可能で、かつ、高周波数
動作が可能な周波数逓倍回路を提供することにある。
【0063】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の周波数逓倍回路は、次の如き構成を有す
る。
【0064】
【0065】第1発明の周波数逓倍回路は、ほぼ等値の
定電流源で駆動されるMOSトランジスタ構成の2つの
差動対であって、この2つの差動対の相互間で、各差動
対の一方のトランジスタの出力端と他方のトランジスタ
の出力端とをそれぞれたすきがけに共通接続して成る第
1及び第2のトランジスタ対により差動出力対を構成
し、各差動対の一方のトランジスタの入力端間と他方の
トランジスタの入力端間それぞれにほぼ等値の直流バイ
アスとしてのオフセット電圧が出力端を共通接続して成
る前記第2のトランジスタ対の2つの入力端側に対する
極性を同じく正として形成され、前記差動出力対それぞ
れの入力端間における一方の入力端には周波数逓倍すべ
き交流信号が印加され他方の入力端には前記交流信号が
オフセット電圧に重畳されて印加されるとともに、入力
電圧範囲を、(入力電圧±オフセット電圧)の絶対値が
(定電流/トランスコンダクタンス)の平方根以下とす
ことを特徴とするものである。
【0066】第2発明の周波数逓倍回路は、ほぼ等値の
定電流源で駆動されるMOSトランジスタ構成の2つの
差動対であって、この2つの差動対の相互間で、各差動
対の一方のトランジスタの出力端と他方のトランジスタ
の出力端とをそれぞれたすきがけに共通接続して成る第
1及び第2のトランジスタ対により差動出力対を構成す
る2つの差動対と前記各差動対の一方のトランジスタ
の入力端間と他方のトランジスタの入力端間それぞれに
出力端を共通接続した前記第2のトランジスタ対の2つ
の入力端側に対する極性を同じく正としてほぼ等値の直
流バイアスとしてのオフセット電圧を形成する2つの回
路であって、その2つの回路それぞれの入力端には周波
数逓倍すべき交流信号が印加され、前記各差動対それぞ
れの入力端間における一方の入力端には前記交流信号を
入力信号として出力し、他方の入力端には前記入力信号
を前記オフセット電圧に重畳して出力する2つのオフセ
ット電圧形成回路とを備え、入力電圧範囲を、(入力電
圧±オフセット電圧)の絶対値が(定電流/トランスコ
ンダクタンス)の平方根以下とすることを特徴とするも
のである。
【0067】第3発明の周波数逓倍回路は、請求項2に
記載の周波数逓倍回路において前記オフセット電圧形
成回路は、入力端が共通接続され異値の電流で駆動され
る2つのMOSトランジスタで構成されるか、または、
入力端が共通接続されほぼ等値の電流で駆動される2つ
のMOSトランジスタであって能力が異なるもので構成
されるか、または、入力端が共通接続され異値の電流で
駆動される2つのMOSトランジスタであって能力が異
なるもので構成され前記オフセット電圧は、当該2つ
のMOSトランジスタ自体の出力電極における電圧差で
形成されることを特徴とするものである。
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】第4発明の周波数逓倍回路は、請求項2に
記載の周波数逓倍回路において前記2つのオフセット
電圧形成回路は、それぞれ1つのMOSトランジスタで
構成され前記オフセット電圧は、前記それぞれ1つの
MOSトランジスタの電流源側に介在させた抵抗による
電圧降下により形成されることを特徴とするものであ
る。
【0072】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の周波数逓
倍回路の作用を説明する。本発明の周波数逓倍回路は、
MOSトランジスタによる2つの差動対の出力端を、一
方の差動対の一方のトランジスタの出力と他方の差動対
の他方のトランジスタの出力とを共通接続するという形
式でたすきがけ接続して差動出力対を構成すると共に、
入力端をオフセット電圧を介してたすきがけ接続して2
乗特性を実現して入力交流信号を2逓倍する構成を備え
たことを基本的特徴とする。
【0073】本発明の周波数逓倍回路は、MOSトラン
ジスタで構成されるが、差動対が2個の場合もいわゆる
横一列に配置する構成であるので原理的に低電圧動作が
可能で、また最小単位のトランジスタを用いるので回路
規模は増大せず高周波動作が可能である。
【0074】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る周波数逓倍回路
を示す。この周波数逓倍回路は、ほぼ等値の定電流源I
0 で駆動されるMOSトランジスタ構成の2つの差動対
{(M1、M2)(M3、M4)}で構成されるが、こ
の2つの差動対の相互間で、出力端(ドレイン)をたす
きがけ接続して、即ち、M1とM4の出力端(ドレイ
ン)同士及びM2とM3の出力端(ドレイン)同士をそ
れぞれ共通接続して成る第1のトランジスタ対(M1,
M4)と、第2のトランジスタ対(M3,M2)による
差動出力対を構成し、また入力端(ゲート)をほぼ等値
のオフセット電圧VK を介してたすきがけ接続して、即
ち、M1とM3の入力端(ゲート)間及びM2とM4の
入力端(ゲート)間にほぼ等値のオフセット電圧VK
出力端を共通接続して成る第2のトランジスタ対の2つ
の入力端側の極性を同じく正として介在させてある。
【0075】従って、図1の例ではM1とM4の入力端
間に入力信号(電圧V1 )が印加されるデイファレンシ
ャルタイプであるが、M2とM3の入力端にはこの入力
信号がオフセット電圧VK に重畳されて印加されること
になる。なお、オフセット電圧VK は、電池を用いて発
生しても良いが、図4や図5に示すようにトランジスタ
を用いて発生しても良い。
【0076】以上の構成において、差動対(M1、M
2)の差動出力電流ΔI1 は数式37と求まり、数式3
8と表記できる。
【0077】
【数37】
【0078】
【数38】ΔI1 =I0 sgn(V1 −VK) (|V1
−VK |≧√(I0 /β))
【0079】同様に、差動対(M3、M4)の差動出力
電流ΔI2 は数式39と求まり、数式40と表記でき
る。
【0080】
【数39】
【0081】
【数40】ΔI2 =I0 sgn(V1 +VK) (|V1
+VK |≧√(I0 /β))
【0082】従って、2つの差動対をたすきがけして得
られる差動出力電流ΔIは数式41と表せるが、数式3
7は次の数式42で近似できる。このときの近似誤差
は、入力電圧範囲が、|V1 −VK |≦√(I0 /β)
の範囲においては3%以内である。同様に、数式39は
次の数式43で近似できる。
【0083】
【数41】ΔI=ΔI1 −ΔI2
【0084】
【数42】
【0085】
【数43】
【0086】即ち、数式42及び同43から明らかなよ
うに、入力電圧V1 の2乗の項が含まれているので、図
1の回路は2逓倍回路となっているのである。この周波
数逓倍回路の伝達特性を図2に、トランスコンダクタン
ス特性を図3に示してある。
【0087】なお、図1の周波数逓倍回路は、M1とM
4の一方の入力端に交流信号を印加し、他方の入力端を
交流的に接地するシングルタイプ(不平衡型)としても
使用できることは言うまでもない。
【0088】次に、図1の構成にオフセット電圧形成回
路及び出力回路を付加した周波数逓倍回路の具体的な構
成例を図4及び図5に示す。まず、図4において、M5
とM6及びM7とM8はそれぞれオフセット電圧形成回
路を構成し、M9とM10は出力回路を構成するアクテ
ィブロードである。
【0089】本実施例でのオフセット電圧形成回路は、
異なる電流値で駆動される2つのトランジスタで構成さ
れ、この2つのトランジスタの電圧差でオフセット電圧
Kを形成するものである。即ち、M5とM8はI00
駆動電流とし、M6とM7はKI00を駆動電流としてソ
ースフォロア動作をするトランジスタであるが、M5と
M6及びM7とM8はそれぞれ入力端を共通接続して入
力信号(電圧V1 )が印加され、M5のソースにはM3
の入力端(ゲート)が接続され、M6のソースにはM1
の入力端(ゲート)が接続され、M7のソースにはM4
の入力端(ゲート)が接続され、M8のソースにはM2
の入力端(ゲート)が接続される。
【0090】従って、M1とM3の入力端間にはM5と
M6の電圧差(オフセット電圧)が印加され、M4とM
2の入力端間にはM8とM7の電圧差(オフセット電
圧)が印加される。そして、入力信号は、M1とM4の
入力端にはそのまま印加されるが、M3とM2の入力端
にはオフセット電圧に重畳されて印加される。
【0091】なお2つのトランジスタの電圧差でオフセ
ット電圧を形成する方法としては、駆動電流値を異なら
せる方法の他に、駆動電流値は同じにして2つのトラン
ジスタの能力(これはゲート長とゲート幅の比で規定さ
れる)を異ならせる方法、駆動電流値と能力の双方を異
ならせる方法(ハイブリッド方式)等が考えられる。特
に、ハイブリッド方式では、チップサイズを重視するか
電流の低減を重視するか等の重み付けに従いパラメータ
を選択できるので設計の柔軟性に優れ、回路規模の縮小
化を容易にする利点がある。
【0092】また図5はオフセット電圧発生回路を1つ
のトランジスタ(M11、M12)で構成し、それぞれ
のソースに挿入した抵抗R1 の電圧降下でオフセット電
圧を形成した例を示す。M11とM12はそれぞれほぼ
等値の定電流源I00で駆動されソースフォロア動作をす
るが、M11のソースに挿入した抵抗R1 のソース側が
M3の入力端に接続され電流源側がM1の入力端にそれ
ぞれ接続される。同様に、M12のソースに挿入した抵
抗R1 のソース側がM2の入力端に接続され電流源側が
M4の入力端にそれぞれ接続される。
【0093】なお、図4及び図5に示す周波数逓倍回路
でも、シングルタイプの使用ができることは言うまでも
ない。
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】
【0121】
【0122】
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周波数逓
倍回路はMOSトランジスタによる2つの差動対の出力
端をたすきがけ接続して差動出力対を構成すると共に、
入力端をオフセット電圧を介してたすきがけ接続して2
乗特性を実現している。
【0124】従って、本発明の周波数逓倍回路は、MO
Sトランジスタで横一列に配置する構成であるので原理
的に低電圧動作が可能で、また最小単位のトランジスタ
を用いるので回路規模は増大せず高周波動作が可能であ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る周波数逓倍回路の回
路図である。
【図2】本発明の周波数逓倍回路の伝達特性図である。
【図3】本発明の周波数逓倍回路のトランスコンダクタ
ンス特性図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る周波数逓倍回路の回
路図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る周波数逓倍回路の回
路図である。
【図6】従来の周波数逓倍回路の回路図である。
【符号の説明】 I0 定電流源 M1〜M12 MOSトランジスタ 1 入力 電圧 K オフセット電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−160155(JP,A) IEEE Transactions on Circuits and S ystems I:Fundament al Theory and Appl ications,Vol.43,No. 7,July 1996,K.Kimur a,pp559−576,”Some Cir cuit Design Techni ques for Low−Volta ge Analog Function al Elements Using Squaring Circuits (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03B 19/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ等値の定電流源で駆動されるMOS
    トランジスタ構成の2つの差動対であって、この2つの
    差動対の相互間で、各差動対の一方のトランジスタの出
    力端と他方のトランジスタの出力端とをそれぞれたすき
    がけに共通接続して成る第1及び第2のトランジスタ対
    により差動出力対を構成し、各差動対の一方のトランジ
    スタの入力端間と他方のトランジスタの入力端間それぞ
    れにほぼ等値の直流バイアスとしてのオフセット電圧が
    出力端を共通接続して成る前記第2のトランジスタ対の
    2つの入力端側に対する極性を同じく正として形成さ
    れ、前記差動出力対それぞれの入力端間における一方の
    入力端には周波数逓倍すべき交流信号が印加され他方の
    入力端には前記交流信号がオフセット電圧に重畳されて
    印加されるとともに、入力電圧範囲を、(入力電圧±オ
    フセット電圧)の絶対値が(定電流/トランスコンダク
    タンス)の平方根以下とすることを特徴とする周波数逓
    倍回路。
  2. 【請求項2】 ほぼ等値の定電流源で駆動されるMOS
    トランジスタ構成の2つの差動対であって、この2つの
    差動対の相互間で、各差動対の一方のトランジスタの出
    力端と他方のトランジスタの出力端とをそれぞれたすき
    がけに共通接続して成る第1及び第2のトランジスタ対
    により差動出力対を構成する2つの差動対と前記各差
    動対の一方のトランジスタの入力端間と他方のトランジ
    スタの入力端間それぞれに出力端を共通接続した前記第
    2のトランジスタ対の2つの入力端側に対する極性を同
    じく正としてほぼ等値の直流バイアスとしてのオフセッ
    ト電圧を形成する2つの回路であって、その2つの回路
    それぞれの入力端には周波数逓倍すべき交流信号が印加
    され、前記各差動対それぞれの入力端間における一方の
    入力端には前記交流信号を入力信号として出力し、他方
    の入力端には前記入力信号を前記オフセット電圧に重畳
    して出力する2つのオフセット電圧形成回路とを備え
    入力電圧範囲を、(入力電圧±オフセット電圧)の絶対
    値が(定電流/トランスコンダクタンス)の平方根以下
    とすることを特徴とする周波数逓倍回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の周波数逓倍回路におい
    前記オフセット電圧形成回路は、入力端が共通接続
    され異値の電流で駆動される2つのMOSトランジスタ
    で構成されるか、または、入力端が共通接続されほぼ等
    値の電流で駆動される2つのMOSトランジスタであっ
    て能力が異なるもので構成されるか、または、入力端が
    共通接続され異値の電流で駆動される2つのMOSトラ
    ンジスタであって能力が異なるもので構成され前記オ
    フセット電圧は、当該2つのMOSトランジスタ自体の
    出力電極における電圧差で形成されることを特徴とする
    周波数逓倍回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の周波数逓倍回路におい
    前記2つのオフセット電圧形成回路は、それぞれ1
    つのMOSトランジスタで構成され前記オフセット電
    圧は、前記それぞれ1つのMOSトランジスタの電流源
    側に介在させた抵抗による電圧降下により形成されるこ
    とを特徴とする周波数逓倍回路。
JP6052976A 1994-02-25 1994-02-25 周波数逓倍回路 Expired - Lifetime JP2861795B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6052976A JP2861795B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 周波数逓倍回路
GB9503809A GB2287146B (en) 1994-02-25 1995-02-24 Frequency conversion circuit

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