JP2859701B2 - 鋸盤における切粉除去装置 - Google Patents
鋸盤における切粉除去装置Info
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- JP2859701B2 JP2859701B2 JP15541490A JP15541490A JP2859701B2 JP 2859701 B2 JP2859701 B2 JP 2859701B2 JP 15541490 A JP15541490 A JP 15541490A JP 15541490 A JP15541490 A JP 15541490A JP 2859701 B2 JP2859701 B2 JP 2859701B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、帯鋸盤、ハックソー,丸鋸盤のごとき鋸盤
において、鋸刃に付着した切粉を除去する切粉除去装置
に関する。
において、鋸刃に付着した切粉を除去する切粉除去装置
に関する。
(従来の技術) 従来、鋸盤における切粉除去装置として円形のワイヤ
ーブラシを使用していた。そして上記ワイヤーブラシの
毛先に対して鋸刃を相対的に所定量だけ入れ込んだ後に
ワイヤーブラシを回転させることにより、鋸刃に付着し
た切粉を除去していた。また、ワイヤーブラシが使用最
小径(摩耗によってワイヤーブラシの交換が必要になっ
たときのワイヤブラシの径)になったことを検出するた
めにワイヤーブラシの径をノギス等より直接検出してい
た。
ーブラシを使用していた。そして上記ワイヤーブラシの
毛先に対して鋸刃を相対的に所定量だけ入れ込んだ後に
ワイヤーブラシを回転させることにより、鋸刃に付着し
た切粉を除去していた。また、ワイヤーブラシが使用最
小径(摩耗によってワイヤーブラシの交換が必要になっ
たときのワイヤブラシの径)になったことを検出するた
めにワイヤーブラシの径をノギス等より直接検出してい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前述のごとき、従来の切粉除去装置において
は、ワイヤーブラシの摩耗が激しいものであるために、
ワイヤーブラシの径が摩耗により小さくなった場合に
は、その都度ワイヤーブラシの毛先に対して鋸刃を相対
的に所定量だけ入れ込む必要があり、ワイヤーブラシの
調節が厄介であった。一方、上記ワイヤーブラシの調節
が適切でない場合において切粉の除去をしていると、鋸
刃の刃先にチッピングが生じ、鋸刃の寿命が短くなると
共に適切な切削加工を行うことができないという問題が
あった。
は、ワイヤーブラシの摩耗が激しいものであるために、
ワイヤーブラシの径が摩耗により小さくなった場合に
は、その都度ワイヤーブラシの毛先に対して鋸刃を相対
的に所定量だけ入れ込む必要があり、ワイヤーブラシの
調節が厄介であった。一方、上記ワイヤーブラシの調節
が適切でない場合において切粉の除去をしていると、鋸
刃の刃先にチッピングが生じ、鋸刃の寿命が短くなると
共に適切な切削加工を行うことができないという問題が
あった。
また、ワイヤーブラシの径をノギス等により直接検出
することにより、ワイヤーブラシの径が使用最小径にな
ったことを判断しているために、その作業が厄介であっ
た。
することにより、ワイヤーブラシの径が使用最小径にな
ったことを判断しているために、その作業が厄介であっ
た。
そこで、本発明は上記問題点を解決することができる
鋸盤における切粉除去装置を提供することを目的とす
る。
鋸盤における切粉除去装置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するために、本発明
においは、鋸刃を備えた鋸刃ハウジングに、鋸刃に付着
した切粉を除去する円形のワイヤーブラシを回転自在に
支持するブラシ支持部材を設け、上記鋸刃に近接した位
置にワイヤーブラシの周縁が当接可能な当接部材を設
け、上記ブラシ支持部材を当接部材に接近、離反する方
向へ移動可能に設けると共に、当接部材にワイヤーブラ
シの周縁が当接したときに、ワイヤーブラシの毛先に対
して鋸刃が相対的に所定量だけ入り込むように設け、か
つワイヤーブラシを当接部材に当接する方向へ付勢する
付勢手段を設けてなるものである。
においは、鋸刃を備えた鋸刃ハウジングに、鋸刃に付着
した切粉を除去する円形のワイヤーブラシを回転自在に
支持するブラシ支持部材を設け、上記鋸刃に近接した位
置にワイヤーブラシの周縁が当接可能な当接部材を設
け、上記ブラシ支持部材を当接部材に接近、離反する方
向へ移動可能に設けると共に、当接部材にワイヤーブラ
シの周縁が当接したときに、ワイヤーブラシの毛先に対
して鋸刃が相対的に所定量だけ入り込むように設け、か
つワイヤーブラシを当接部材に当接する方向へ付勢する
付勢手段を設けてなるものである。
更に、上記構成要素のほかに前記ブラシ支持部材に検
出子を設け、ワイヤーブラシの径が摩耗により使用最小
径になったときに検出子によって作動されるセンサを設
けてなるものである。
出子を設け、ワイヤーブラシの径が摩耗により使用最小
径になったときに検出子によって作動されるセンサを設
けてなるものである。
(作用) 前記構成において、当接部材にワイヤーブラシの周縁
が当接した状態のもとでワイヤーブラシを回転させるこ
とにより、走行している鋸刃に付着した切粉が除去され
る。
が当接した状態のもとでワイヤーブラシを回転させるこ
とにより、走行している鋸刃に付着した切粉が除去され
る。
上記作用のもとで、ワイヤーブラシの径が摩耗によっ
て徐々に小さくなっていく場合においても、付勢手段に
よりワイヤーブラシを当接部材に当接す方向へ付勢して
いるために、常時ワイヤーブラシと当接部材の当接状態
が保たれている。したがって、ワイヤーブラシの毛先に
対して鋸刃が相対的に所定量がけ入り込んだ状態にあ
る。
て徐々に小さくなっていく場合においても、付勢手段に
よりワイヤーブラシを当接部材に当接す方向へ付勢して
いるために、常時ワイヤーブラシと当接部材の当接状態
が保たれている。したがって、ワイヤーブラシの毛先に
対して鋸刃が相対的に所定量がけ入り込んだ状態にあ
る。
そして、センサが検出子により作動されると、ワイヤ
ーブラシの摩耗が大きくなってワイヤーブラシの径が使
用最小径になったことがわかるものである。
ーブラシの摩耗が大きくなってワイヤーブラシの径が使
用最小径になったことがわかるものである。
(実施例) 以下、本発明に係る実施例について図に基づいて説明
する。
する。
第6図を参照するに、鋸盤の一例としての帯鋸盤1
は、箱状の基台3を備えてなり、この基台3には被削材
Wを支持するためのワークテーブル5が設けてあると共
に、被削材Wをワークテーブル5上の所定位置に固定す
るために一対の固定用バイス7a,7bが設けてある。な
お、固定用バイス7aは不動であり、固定用バイス7bは固
定用バイス7aに接近離反する左右方向(第6図において
左右方向)へ移動可能である。また、上記ワークテーブ
ル5は基台3の一部を構成するものである。
は、箱状の基台3を備えてなり、この基台3には被削材
Wを支持するためのワークテーブル5が設けてあると共
に、被削材Wをワークテーブル5上の所定位置に固定す
るために一対の固定用バイス7a,7bが設けてある。な
お、固定用バイス7aは不動であり、固定用バイス7bは固
定用バイス7aに接近離反する左右方向(第6図において
左右方向)へ移動可能である。また、上記ワークテーブ
ル5は基台3の一部を構成するものである。
上記基台3にはヒンジシャフト9を介して上下方向に
揺動自在な鋸刃ハウジング11が設けてある。上記鋸刃ハ
ウジング11を揺動させるために、基台3の適宜位置には
昇降用シリンダ13が設けてあり、この昇降用シリンダ13
から上方向へ突出自在なピストンロッド15は鋸刃ハウジ
ング11の適宜位置に連結してある。なお、基台3に対し
て鋸刃ハウジング11を上下動させるための構成として
は、上記構成の他に基台3にガイドポストを立設し、こ
のガイドポストに案内されて鋸刃ハウジング11が上下動
させる構成としても差し支えないものである。
揺動自在な鋸刃ハウジング11が設けてある。上記鋸刃ハ
ウジング11を揺動させるために、基台3の適宜位置には
昇降用シリンダ13が設けてあり、この昇降用シリンダ13
から上方向へ突出自在なピストンロッド15は鋸刃ハウジ
ング11の適宜位置に連結してある。なお、基台3に対し
て鋸刃ハウジング11を上下動させるための構成として
は、上記構成の他に基台3にガイドポストを立設し、こ
のガイドポストに案内されて鋸刃ハウジング11が上下動
させる構成としても差し支えないものである。
上記鋸刃ハウジング11内には駆動ホイール19、従動ホ
イール17が回転自在に設けてあり、この駆動、従動ホイ
ール19、17にはエンドレス状の鋸刃21が掛回してある。
なお、駆動ホイール19は回転装置(図示省略)に連動連
結してある。またワークテーブル5に支持された被削材
Wに対して、鋸刃21をほぼ垂直に保持するために、鋸刃
ハウジング11に取付けたビーム部材23には、一対の鋸刃
ガイド25a,25bが位置調節自在に設けてある。なお、上
記鋸刃ガイド25aは不動であり、鋸刃ガイド25bは鋸刃ガ
イド25aに接近、離反する左右方向へ移動可能である。
イール17が回転自在に設けてあり、この駆動、従動ホイ
ール19、17にはエンドレス状の鋸刃21が掛回してある。
なお、駆動ホイール19は回転装置(図示省略)に連動連
結してある。またワークテーブル5に支持された被削材
Wに対して、鋸刃21をほぼ垂直に保持するために、鋸刃
ハウジング11に取付けたビーム部材23には、一対の鋸刃
ガイド25a,25bが位置調節自在に設けてある。なお、上
記鋸刃ガイド25aは不動であり、鋸刃ガイド25bは鋸刃ガ
イド25aに接近、離反する左右方向へ移動可能である。
上記構成により、一対の固定バイス7a,7bを接近させ
ることにより、被削材Wをワークテーブル5の所定位置
に固定せしめる。そして、回転装置を適宜に操作して駆
動、従動ホイール19,17を回転させ、帯鋸刃21を走行駆
動させると共に、昇降用シリンダ13を適宜に操作して鋸
刃ハウジング11を下方向へ揺動させる。これによって、
一対の鋸刃ガイド25a,25bを介して被削材Wに対して垂
直に案内された鋸刃21により、所望の切削加工が行われ
るものである。
ることにより、被削材Wをワークテーブル5の所定位置
に固定せしめる。そして、回転装置を適宜に操作して駆
動、従動ホイール19,17を回転させ、帯鋸刃21を走行駆
動させると共に、昇降用シリンダ13を適宜に操作して鋸
刃ハウジング11を下方向へ揺動させる。これによって、
一対の鋸刃ガイド25a,25bを介して被削材Wに対して垂
直に案内された鋸刃21により、所望の切削加工が行われ
るものである。
上記鋸刃21に付着した切粉を除去するために鋸刃ハウ
ジング11には切粉除去装置27が設けてある。
ジング11には切粉除去装置27が設けてある。
上記切粉除去装置27の詳細については、第1図〜第4
図を参照するに、鋸刃ハウジング11には固定部材29が設
けてあり、この固定部材29にはケーシング31が設けてあ
る。上記ケーシング31の下側には支持プレート33が設け
てあり、支持プレート33には、ブラシ支持部材35が設け
てある。
図を参照するに、鋸刃ハウジング11には固定部材29が設
けてあり、この固定部材29にはケーシング31が設けてあ
る。上記ケーシング31の下側には支持プレート33が設け
てあり、支持プレート33には、ブラシ支持部材35が設け
てある。
上記ブラシ支持部材35は前後方向(第1図において左
右方向、第2図において右左方向、第3図において紙面
に向かって表裏方向、第4図において下上方向)へ移動
可能に設けてある。すなわち、支持プレート33には前後
方向に延びた長穴37が設けてあり、この長穴37を貫通し
たガイドボルト39,41がブラシ支持部材35に螺合して設
けてある。また、ブラシ支持部材35には支持プレート33
を押圧するプランジャ43が設けてあるために、ブラシ支
持部材35は所定摩擦力をもって前後方向へ移動するもの
である。
右方向、第2図において右左方向、第3図において紙面
に向かって表裏方向、第4図において下上方向)へ移動
可能に設けてある。すなわち、支持プレート33には前後
方向に延びた長穴37が設けてあり、この長穴37を貫通し
たガイドボルト39,41がブラシ支持部材35に螺合して設
けてある。また、ブラシ支持部材35には支持プレート33
を押圧するプランジャ43が設けてあるために、ブラシ支
持部材35は所定摩擦力をもって前後方向へ移動するもの
である。
上記ブラシ支持部材35にはワイヤーブラシ45が回転自
在に設けてある。より詳細には、第5図を参照するにブ
ラシ支持部材35には、ワイヤーブラシ45に一体的に設け
た回転軸47が複数のベアリング49を介して回転自在に設
けてあり、この回転軸47には従動かさ歯車51が一体的に
設けてある。また、上記ブラシ支持部材35の上部には中
間軸53が複数のベアリング55を介して回転自在に設けて
あり、この中間軸53には従動かさ歯車51に噛合した駆動
かさ歯車57が一体的に設けてある。上記中間軸53は、ケ
ーシング31に設けた駆動モータ59の回転軸61にユニバー
サルジョイント63を介して連結してある。
在に設けてある。より詳細には、第5図を参照するにブ
ラシ支持部材35には、ワイヤーブラシ45に一体的に設け
た回転軸47が複数のベアリング49を介して回転自在に設
けてあり、この回転軸47には従動かさ歯車51が一体的に
設けてある。また、上記ブラシ支持部材35の上部には中
間軸53が複数のベアリング55を介して回転自在に設けて
あり、この中間軸53には従動かさ歯車51に噛合した駆動
かさ歯車57が一体的に設けてある。上記中間軸53は、ケ
ーシング31に設けた駆動モータ59の回転軸61にユニバー
サルジョイント63を介して連結してある。
上記構成により、駆動モータ59を適宜に駆動させるこ
とにより、回転軸61が回転し、ユニバーサルジョイント
63を介して中間軸53が回転する。したがって、駆動かさ
歯車57、従動かさ歯車51を介して回転軸47が回転し、ワ
イヤーブラシ45が回転するものである。
とにより、回転軸61が回転し、ユニバーサルジョイント
63を介して中間軸53が回転する。したがって、駆動かさ
歯車57、従動かさ歯車51を介して回転軸47が回転し、ワ
イヤーブラシ45が回転するものである。
上記支持プレート33における鋸刃21の付近にはワーク
テーブル45の周縁が当接可能な当接部材として当接ロー
ラ65が回転自在に設けてあり、上記当接ローラ65にワイ
ヤーブラシ45が当接したときに、ワイヤーブラシ45の毛
先に対して鋸刃21が相対的に所定量だけ入り込むよう
に、当接ローラ65の位置は設定されている。また、上記
ワイヤーブラシ45を当接ローラ65に当接する方向へ付勢
するために、ブラシ支持部材35に取付けた取付けボルト
67と固定部材29に付けた取付けボルト69との間にはスプ
リング71が弾装してある。
テーブル45の周縁が当接可能な当接部材として当接ロー
ラ65が回転自在に設けてあり、上記当接ローラ65にワイ
ヤーブラシ45が当接したときに、ワイヤーブラシ45の毛
先に対して鋸刃21が相対的に所定量だけ入り込むよう
に、当接ローラ65の位置は設定されている。また、上記
ワイヤーブラシ45を当接ローラ65に当接する方向へ付勢
するために、ブラシ支持部材35に取付けた取付けボルト
67と固定部材29に付けた取付けボルト69との間にはスプ
リング71が弾装してある。
なお、上記当接ローラ65の代わりにワイヤーブラシ45
の周縁が当接可能な当接プレートを設けても差し支えな
いものであり、またスプリング71の代わりにケーシング
31とブラシ支持部材35の間に捩りスプリングを用いても
差し支えないものである。
の周縁が当接可能な当接プレートを設けても差し支えな
いものであり、またスプリング71の代わりにケーシング
31とブラシ支持部材35の間に捩りスプリングを用いても
差し支えないものである。
また、上記ワイヤーブラシ45が摩耗によって使用最小
径になったこと検出するために、支持プレート33の所定
位置には例えばリミットスイッチ、近接センサのごとき
センサ73が設けてある。上記センサ73は、ワイヤーブラ
シ45の径が使用最小径になったときに前記ガイドボルト
39が位置する所定位置に、ガイドボルト39が位置したこ
とを検出するものである。なお、上記センサ73により所
定の検出があった場合には駆動ホイール19の回転が停止
するように制御することがのぞましい。本実施例で検出
子としてガイドボルトを介して用いたが、検出子はワイ
ヤーブラシ45と一体的に移動するものであれば差し支え
ないものである。
径になったこと検出するために、支持プレート33の所定
位置には例えばリミットスイッチ、近接センサのごとき
センサ73が設けてある。上記センサ73は、ワイヤーブラ
シ45の径が使用最小径になったときに前記ガイドボルト
39が位置する所定位置に、ガイドボルト39が位置したこ
とを検出するものである。なお、上記センサ73により所
定の検出があった場合には駆動ホイール19の回転が停止
するように制御することがのぞましい。本実施例で検出
子としてガイドボルトを介して用いたが、検出子はワイ
ヤーブラシ45と一体的に移動するものであれば差し支え
ないものである。
前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明す
る。
る。
帯鋸盤1を適宜に操作して被削材Wに対して所望の切
削加工を行っている間、当接ローラ65にワイヤーブラシ
45の周縁が当接した状態のもとで、駆動モータ59を適宜
に駆動させてワイヤーブラシ45を回転させることによ
り、走行している鋸刃21に付着した切粉が除去される。
削加工を行っている間、当接ローラ65にワイヤーブラシ
45の周縁が当接した状態のもとで、駆動モータ59を適宜
に駆動させてワイヤーブラシ45を回転させることによ
り、走行している鋸刃21に付着した切粉が除去される。
上記作用のもとで、ワイヤーブラシ45の径が摩耗によ
って徐々に小さくなっていく場合においても、スプリン
グ71によりワイヤーブラシ45を当接する方向に付勢され
ているために、常時ワイヤーブラシ45が当接ローラ65に
当接した状態が保たれている。したがって、常時ワイヤ
ーブラシ45の毛先に対して鋸刃21が相対的に所定量だけ
入り込んだ状態にある。
って徐々に小さくなっていく場合においても、スプリン
グ71によりワイヤーブラシ45を当接する方向に付勢され
ているために、常時ワイヤーブラシ45が当接ローラ65に
当接した状態が保たれている。したがって、常時ワイヤ
ーブラシ45の毛先に対して鋸刃21が相対的に所定量だけ
入り込んだ状態にある。
そして、センサ73によりガイドボルト39が所定位置に
位置したことが検出されると、ワイヤーブラシ45の摩耗
が大きくなって、ワイヤーブラシ45の径が使用量小径に
なったことがわかるものである。
位置したことが検出されると、ワイヤーブラシ45の摩耗
が大きくなって、ワイヤーブラシ45の径が使用量小径に
なったことがわかるものである。
本実施例によれば、ワイヤーブラシ43の径が摩耗によ
って状態に小さくなっていった場合においても、ワイヤ
ーブラシ43が当接ローラ65に当接した当接状態は保たれ
ているために、ワイヤーブラシ43の毛先に対して鋸刃21
が相対的に所定量だけ常に入り込んでいるものである。
したがって、従来のごとくワイヤーブラシ43の調節をす
る必要がなくなり、作業能率が向上するものである。
って状態に小さくなっていった場合においても、ワイヤ
ーブラシ43が当接ローラ65に当接した当接状態は保たれ
ているために、ワイヤーブラシ43の毛先に対して鋸刃21
が相対的に所定量だけ常に入り込んでいるものである。
したがって、従来のごとくワイヤーブラシ43の調節をす
る必要がなくなり、作業能率が向上するものである。
また、センサ73によりガイドボルト39が検出されるこ
とによって、ワイヤーブラシ45の径が使用最小径になっ
たことがわかるために、作業者が直接ワイヤーブラシ45
の径を検出する必要なく、作業能率向上の効果を奏する
ものである。
とによって、ワイヤーブラシ45の径が使用最小径になっ
たことがわかるために、作業者が直接ワイヤーブラシ45
の径を検出する必要なく、作業能率向上の効果を奏する
ものである。
なお、本発明は前述の実施例の説明に限るものではな
く、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で
実施可能である。
く、適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で
実施可能である。
[発明の効果] 以上のごとき、実施例の説明により理解されるよう
に、本発明によれば、ワイヤーブラシの径が摩耗によっ
て徐々に小さくなっていった場合においても、ワイヤー
ブラシが当接部材に当接した状態に保たれるために、ワ
イヤーブラシの毛先に対して鋸刃が相対的に所定量だけ
入り込んでいるものである。したがって、従来のごとく
ワイヤーブラシの調節をする必要がなくなり、作業能率
が向上するものである。
に、本発明によれば、ワイヤーブラシの径が摩耗によっ
て徐々に小さくなっていった場合においても、ワイヤー
ブラシが当接部材に当接した状態に保たれるために、ワ
イヤーブラシの毛先に対して鋸刃が相対的に所定量だけ
入り込んでいるものである。したがって、従来のごとく
ワイヤーブラシの調節をする必要がなくなり、作業能率
が向上するものである。
また、センサにより検出子が検出されることによっ
て、ワイヤーブラシの径が使用最小径になったことがわ
かるために、作業者が直接ワイヤーブラシ45の径を検出
する必要はなく、作業能率向上の効果を奏するものであ
る。
て、ワイヤーブラシの径が使用最小径になったことがわ
かるために、作業者が直接ワイヤーブラシ45の径を検出
する必要はなく、作業能率向上の効果を奏するものであ
る。
図面は本発明に係る実施例を説明するものであり、第1
図は切粉除去装置の右側面図である。第2図は切粉除去
装置の左側面図である。第3図は切粉除去装置の正面図
である。第4図は切粉除去装置平面図である。第5図は
ワイヤーブラシを支持したブラシ支持装置の拡大図であ
る。第6図は帯鋸盤の正面図である。 1…帯鋸盤、21…鋸刃 27…切粉除去装置、35…ブラシ支持部材、39…ガイドボ
ルト、45…ワイヤーブラシ、65…当接ローラ、71…スプ
リング、73…センサ
図は切粉除去装置の右側面図である。第2図は切粉除去
装置の左側面図である。第3図は切粉除去装置の正面図
である。第4図は切粉除去装置平面図である。第5図は
ワイヤーブラシを支持したブラシ支持装置の拡大図であ
る。第6図は帯鋸盤の正面図である。 1…帯鋸盤、21…鋸刃 27…切粉除去装置、35…ブラシ支持部材、39…ガイドボ
ルト、45…ワイヤーブラシ、65…当接ローラ、71…スプ
リング、73…センサ
Claims (2)
- 【請求項1】鋸刃を備えた鋸刃ハウジングに、鋸刃に付
着した切粉を除去する円形のワイヤーブラシを回転自在
に支持するブラシ支持部材を設け、上記鋸刃に近接した
位置に、ワイヤーブラシの周縁が当接可能な当接部材を
設け、上記ブラシ支持部材を当接部材に接近、離反する
方向へ移動可能に設けると共に、当接部材にワイヤーブ
ラシの周縁が当接したときに、ワイヤーブラシの毛先に
対して鋸刃が相対的に所定量だけ入り込むように設け、
かつワイヤーブラシを当接部材に当接する方向へ付勢す
る付勢手段を設けてなることを特徴とする鋸盤における
切粉除去装置。 - 【請求項2】前記ブラシ支持部材に検出子を設け、ワイ
ヤーブラシの径が摩耗により使用最小径になったときに
検出子によって作動されるセンサを設けてなることを特
徴とする請求項第1記載の鋸盤における切粉除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15541490A JP2859701B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 鋸盤における切粉除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15541490A JP2859701B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 鋸盤における切粉除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0446711A JPH0446711A (ja) | 1992-02-17 |
JP2859701B2 true JP2859701B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=15605476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15541490A Expired - Fee Related JP2859701B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 鋸盤における切粉除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2859701B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5580070B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2014-08-27 | 株式会社アマダ | 帯鋸盤における切粉除去装置 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP15541490A patent/JP2859701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446711A (ja) | 1992-02-17 |
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Legal Events
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