JP2858450B2 - 車両シートのリクライニング機構 - Google Patents
車両シートのリクライニング機構Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/235—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
- B60N2/2352—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with external pawls
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両シートのリクライニ
ング機構に関し、特に構造の簡易化と薄肉化を実現した
リクライニング機構に関する。
ング機構に関し、特に構造の簡易化と薄肉化を実現した
リクライニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリクライニング機構の一例(例え
ば実開昭58−93254号公報)を図9、図10に示
す。図において、図略のシートクッション側縁に沿って
延びる板状のロアアーム4は後端が上方へ屈曲し、屈曲
部の板面に支軸6が立設してある。この支軸6には、上
方へ延びて図略のシートバックフレームに結合されたア
ッパアーム3の下端が回転自在に嵌装されている。上記
アッパアーム3の下端部板面に接して扇板状のラチェッ
ト1´が設けてあり、このラチェットは中心部が上記支
軸6に回転自在に嵌装されるとともに、板面の一か所で
リベット11によりアッパアーム3とカシメ結合されて
いる。ラチェット1´の外周面にはその大部分に歯形1
aが形成してある。ロアアーム4の板面に一端をピン2
1により回動自在に結合されて長板状のポール2´が設
けてあり、ポール2´の先端側面に形成した歯形2aが
上記ラチェット1´の歯形1aに噛合して、ラチェット
1´およびアッパフレーム3の旋回(すなわちシートバ
ックの傾倒)を阻止している。なお、これらラチェット
1´とポール2´は、平面視略T字状(図9)をなして
ロアアーム4に固定されたセットプレート5´により、
ロアアーム4との間で挟持されている。
ば実開昭58−93254号公報)を図9、図10に示
す。図において、図略のシートクッション側縁に沿って
延びる板状のロアアーム4は後端が上方へ屈曲し、屈曲
部の板面に支軸6が立設してある。この支軸6には、上
方へ延びて図略のシートバックフレームに結合されたア
ッパアーム3の下端が回転自在に嵌装されている。上記
アッパアーム3の下端部板面に接して扇板状のラチェッ
ト1´が設けてあり、このラチェットは中心部が上記支
軸6に回転自在に嵌装されるとともに、板面の一か所で
リベット11によりアッパアーム3とカシメ結合されて
いる。ラチェット1´の外周面にはその大部分に歯形1
aが形成してある。ロアアーム4の板面に一端をピン2
1により回動自在に結合されて長板状のポール2´が設
けてあり、ポール2´の先端側面に形成した歯形2aが
上記ラチェット1´の歯形1aに噛合して、ラチェット
1´およびアッパフレーム3の旋回(すなわちシートバ
ックの傾倒)を阻止している。なお、これらラチェット
1´とポール2´は、平面視略T字状(図9)をなして
ロアアーム4に固定されたセットプレート5´により、
ロアアーム4との間で挟持されている。
【0003】ロアアーム4に沿ってこれに略平行に延び
るレリーズハンドル7´は、へ字状に屈曲してその先端
が上記支軸6に回転自在に嵌装され、その屈曲部に設け
たガイドピン72が、ロアアーム4に略V字形に形成さ
れた長孔42の一辺に挿通されて、ロアアーム4の裏面
側に配設したアームプレート71´に結合されている。
図示のシートバック固定状態では、上記ガイドピン72
に設けたローラ73がポール2´先端の背面に当接し
て、歯形1a,2aの噛合を確実にしている。レリーズ
ハンドル7´の板面には上記ガイドピン72の近くに幅
方向へやや屈曲した長孔74が形成されて、これに上記
ポール2´に設けたピン22が挿通されている。なお、
レリーズハンドル7´はロアアーム4との間に配したコ
イルスプリング75により図示の位置に付勢されてお
り、また、アッパアーム3は支軸6との間に配したスパ
イラルスプリング13により反時計方向へ付勢されてい
る。
るレリーズハンドル7´は、へ字状に屈曲してその先端
が上記支軸6に回転自在に嵌装され、その屈曲部に設け
たガイドピン72が、ロアアーム4に略V字形に形成さ
れた長孔42の一辺に挿通されて、ロアアーム4の裏面
側に配設したアームプレート71´に結合されている。
図示のシートバック固定状態では、上記ガイドピン72
に設けたローラ73がポール2´先端の背面に当接し
て、歯形1a,2aの噛合を確実にしている。レリーズ
ハンドル7´の板面には上記ガイドピン72の近くに幅
方向へやや屈曲した長孔74が形成されて、これに上記
ポール2´に設けたピン22が挿通されている。なお、
レリーズハンドル7´はロアアーム4との間に配したコ
イルスプリング75により図示の位置に付勢されてお
り、また、アッパアーム3は支軸6との間に配したスパ
イラルスプリング13により反時計方向へ付勢されてい
る。
【0004】シートバックを倒す場合には、レリーズハ
ンドル7´の把手76を引き上げ操作すると、ガイドピ
ン72が長孔42の一辺を移動してローラ73がポール
2´先端の背面より外れ、続くハンドル操作により上記
ピン22が長孔42の他辺と長孔74の交差部に位置す
るように移動してポール2´がラチェット1´より離間
する。これにより、両者の歯形1a,2aの噛合状態が
解消されて、アッパアーム3が旋回可能となる。
ンドル7´の把手76を引き上げ操作すると、ガイドピ
ン72が長孔42の一辺を移動してローラ73がポール
2´先端の背面より外れ、続くハンドル操作により上記
ピン22が長孔42の他辺と長孔74の交差部に位置す
るように移動してポール2´がラチェット1´より離間
する。これにより、両者の歯形1a,2aの噛合状態が
解消されて、アッパアーム3が旋回可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリクライニ
ング機構において、既述の如くラチェット1´とポール
2´はロアアーム4とセットプレート5´により挟持さ
れて位置決めされているが、図10に示す如くセットプ
レート5´は、アッパアーム3とラチェット1´をカシ
メ結合するリベット11の頭部を迂回するためにこの部
分でラチェット1´板面より離間しており、ラチェット
1´の板厚方向の位置決めが確実とはいえなかった。そ
こで、ラチェット1´およびポール2´の板厚を厚くし
て、両者が板厚方向へ相対的にずれても歯形1a,2a
が外れないようにしている。しかしこれによると、セッ
トプレート5´が迂回のために外方へ大きく屈曲突出す
るとともに、ラチェット1´等の板厚も厚いことによ
り、リクライニング機構全体が大型化するという問題が
ある。また、従来は上記ロアアーム4を別体のシートア
ッパレールにカシメ固定しているが、組付けの手間を要
するとともに、構造が複雑化し、強度も未だ十分でない
という問題がある。なお、従来においてもロアアーム4
とシートアッパレールを一体化したものはあったが、セ
ットプレート5´は依然として専用部品を使用してい
た。
ング機構において、既述の如くラチェット1´とポール
2´はロアアーム4とセットプレート5´により挟持さ
れて位置決めされているが、図10に示す如くセットプ
レート5´は、アッパアーム3とラチェット1´をカシ
メ結合するリベット11の頭部を迂回するためにこの部
分でラチェット1´板面より離間しており、ラチェット
1´の板厚方向の位置決めが確実とはいえなかった。そ
こで、ラチェット1´およびポール2´の板厚を厚くし
て、両者が板厚方向へ相対的にずれても歯形1a,2a
が外れないようにしている。しかしこれによると、セッ
トプレート5´が迂回のために外方へ大きく屈曲突出す
るとともに、ラチェット1´等の板厚も厚いことによ
り、リクライニング機構全体が大型化するという問題が
ある。また、従来は上記ロアアーム4を別体のシートア
ッパレールにカシメ固定しているが、組付けの手間を要
するとともに、構造が複雑化し、強度も未だ十分でない
という問題がある。なお、従来においてもロアアーム4
とシートアッパレールを一体化したものはあったが、セ
ットプレート5´は依然として専用部品を使用してい
た。
【0006】本発明は上記問題点を解決するもので、全
体の薄肉小型化を実現し、構造の簡易化と強度向上、並
びに作動時の異物噛み込み等の防止を図ったリクライニ
ング機構を提供することを目的とする。
体の薄肉小型化を実現し、構造の簡易化と強度向上、並
びに作動時の異物噛み込み等の防止を図ったリクライニ
ング機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成では、支
軸6に中央が回転自在に嵌装され、一端外周に歯形1a
が形成されるとともに、他端にシートバック側のアッパ
アーム3が結合された板状ラチェット1と、レリーズハ
ンドル7により作動せしめられてその歯形2aが上記ラ
チェット1の歯形1aと噛合し、ないし噛合を解消する
板状ポール2と、上記ラチェット1のアッパアーム3と
の結合部を除く部分およびポール2の両板面に接してこ
れらを摺動可能に両側より挟持するシートクッション側
の平板状ロアアーム4および平板状セットプレート5と
を具備し、かつ、これらロアアーム4とセットプレート
5により上記支軸6およびポール2を保持している。
軸6に中央が回転自在に嵌装され、一端外周に歯形1a
が形成されるとともに、他端にシートバック側のアッパ
アーム3が結合された板状ラチェット1と、レリーズハ
ンドル7により作動せしめられてその歯形2aが上記ラ
チェット1の歯形1aと噛合し、ないし噛合を解消する
板状ポール2と、上記ラチェット1のアッパアーム3と
の結合部を除く部分およびポール2の両板面に接してこ
れらを摺動可能に両側より挟持するシートクッション側
の平板状ロアアーム4および平板状セットプレート5と
を具備し、かつ、これらロアアーム4とセットプレート
5により上記支軸6およびポール2を保持している。
【0008】請求項2の構成では、上記ロアアーム4と
セットプレート5をシートクッション側縁に沿って延長
せしめ、この部分で両者を接合してシートトラックのア
ッパレール8Aとしてある。
セットプレート5をシートクッション側縁に沿って延長
せしめ、この部分で両者を接合してシートトラックのア
ッパレール8Aとしてある。
【0009】請求項3の構成では、上記ロアアーム4を
上記ラチェット1とアッパアーム3間に介在せしめ、そ
の周縁をラチェット1側に屈曲せしめて上記ラチェット
1の板厚よりも高く延びる保護フランジ41としてあ
る。
上記ラチェット1とアッパアーム3間に介在せしめ、そ
の周縁をラチェット1側に屈曲せしめて上記ラチェット
1の板厚よりも高く延びる保護フランジ41としてあ
る。
【0010】請求項4の構成では、上記ラチェット1と
アッパアーム3の結合ピン11が挿通されて所定回動位
置で端面に当接する長孔43を上記ロアアーム4に設け
るとともに、上記ラチェット1を、その回動範囲で常に
ラチェット板面が上記長孔43上に位置して長孔43を
遮蔽する形状に形成する。
アッパアーム3の結合ピン11が挿通されて所定回動位
置で端面に当接する長孔43を上記ロアアーム4に設け
るとともに、上記ラチェット1を、その回動範囲で常に
ラチェット板面が上記長孔43上に位置して長孔43を
遮蔽する形状に形成する。
【0011】請求項5の構成では、上記アッパアーム3
を、ラチェット1との結合部よりさらに支軸6方向へ延
出せしめて、延出端部に形成した円形開口311を上記
支軸6に相対回転可能に嵌装する。
を、ラチェット1との結合部よりさらに支軸6方向へ延
出せしめて、延出端部に形成した円形開口311を上記
支軸6に相対回転可能に嵌装する。
【0012】
【作用】請求項1の構成において、ラチェット1は、歯
形1aを形成した一端とは支軸6を介して反対側の他端
でアッパアーム3に結合されているから、この他端部を
除いた板面の大部分がポール2と共に両側より平板状の
ロアアーム4とセットプレート5の板面に接して、これ
らにより確実に挟持される。したがって、ラチェット1
とポール2が厚み方向で相対位置ずれを生じることはな
く、歯形1a,2aの噛合が外れるのを防止するために
両者の板厚を必要以上に厚くする必要はないから、リク
ライニング機構の薄肉小型化が実現される。また、アッ
パアーム3とラチェット1の結合部を回避するためにセ
ットプレート5を大きく外方へ屈曲せしめる必要もない
から、これによってもリクライニング機構の薄肉小型化
が図られる。
形1aを形成した一端とは支軸6を介して反対側の他端
でアッパアーム3に結合されているから、この他端部を
除いた板面の大部分がポール2と共に両側より平板状の
ロアアーム4とセットプレート5の板面に接して、これ
らにより確実に挟持される。したがって、ラチェット1
とポール2が厚み方向で相対位置ずれを生じることはな
く、歯形1a,2aの噛合が外れるのを防止するために
両者の板厚を必要以上に厚くする必要はないから、リク
ライニング機構の薄肉小型化が実現される。また、アッ
パアーム3とラチェット1の結合部を回避するためにセ
ットプレート5を大きく外方へ屈曲せしめる必要もない
から、これによってもリクライニング機構の薄肉小型化
が図られる。
【0013】請求項2の構成においては、ロアアーム4
とセットプレート5がシートトラックのアッパレール8
Aと連続一体化されるから、強度が向上するとともに、
構造が簡易化され、組付けの手間も軽減される。
とセットプレート5がシートトラックのアッパレール8
Aと連続一体化されるから、強度が向上するとともに、
構造が簡易化され、組付けの手間も軽減される。
【0014】請求項3の構成においては、ロアアーム4
に保護フランジ41を形成してあるから、アッパアーム
3の傾倒に伴ってラチェット1の歯形1aが上方へ回動
しても、これが外方へ露出することはない。
に保護フランジ41を形成してあるから、アッパアーム
3の傾倒に伴ってラチェット1の歯形1aが上方へ回動
しても、これが外方へ露出することはない。
【0015】請求項4の構成においては、ラチェット1
がアッパアーム3と共にいずれの位置へ回動しても、長
孔43は常にラチェット1板面により遮蔽されているか
ら、移動する結合ピン11と長孔43端面との間に異物
が噛み込む等の不具合が避けられる。
がアッパアーム3と共にいずれの位置へ回動しても、長
孔43は常にラチェット1板面により遮蔽されているか
ら、移動する結合ピン11と長孔43端面との間に異物
が噛み込む等の不具合が避けられる。
【0016】請求項5の構成において、アッパアーム3
は、ラチェット1との結合部および支軸6への嵌装部の
両者で姿勢が保持されてラチェット1と一体に回動す
る。ラチェット1との結合部に一本の結合ピン11を使
用するだけでアッパアーム3の姿勢が確実に保持される
から、部品点数と組み付け工数が削減される。
は、ラチェット1との結合部および支軸6への嵌装部の
両者で姿勢が保持されてラチェット1と一体に回動す
る。ラチェット1との結合部に一本の結合ピン11を使
用するだけでアッパアーム3の姿勢が確実に保持される
から、部品点数と組み付け工数が削減される。
【0017】
【実施例1】図1、図2において、シートクッション側
縁に沿って延びるロアアーム4の後端部板面に支軸6が
立設され、これに中央を回転自在に嵌装されて板状のラ
チェット1が設けてある。ラチェット1は下半部が略扇
形をなし、その外周面には大部分に歯形1aが形成され
ている。ラチェット1の上半部は漸次幅広となって上方
へ延び、上端部の左右二か所でリベット11によりアッ
パアーム3にカシメ結合されている。ロアアーム4は上
端がラチェット1とアッパアーム3間に介在せしめられ
ており、上記各リベット11はその大径部が、ロアアー
ム4上端に形成した支軸6を中心とする円弧状の長孔4
3内に摺動可能に位置している。なお、上記アッパアー
ム3はシートバックのパイプフレーム31(図2)と一
体化されている。
縁に沿って延びるロアアーム4の後端部板面に支軸6が
立設され、これに中央を回転自在に嵌装されて板状のラ
チェット1が設けてある。ラチェット1は下半部が略扇
形をなし、その外周面には大部分に歯形1aが形成され
ている。ラチェット1の上半部は漸次幅広となって上方
へ延び、上端部の左右二か所でリベット11によりアッ
パアーム3にカシメ結合されている。ロアアーム4は上
端がラチェット1とアッパアーム3間に介在せしめられ
ており、上記各リベット11はその大径部が、ロアアー
ム4上端に形成した支軸6を中心とする円弧状の長孔4
3内に摺動可能に位置している。なお、上記アッパアー
ム3はシートバックのパイプフレーム31(図2)と一
体化されている。
【0018】上記ラチェット1の下方にポール2が位置
しており、これは長板体で、その基端はロアアーム4と
セットプレート5の両者にカシメ固定されたピン21
(図3)により、回動自在に支持されている。上記ポー
ル2の先端側面には歯形2aが形成されて、これがラチ
ェット1の歯形1aに噛合している。これらラチェット
1のアッパアーム3との結合部を除く部分とポール2
は、ロアアーム4とこれに平行に配設されたセットプレ
ート5との間に、両面を接して摺動可能に挟持されてい
る。
しており、これは長板体で、その基端はロアアーム4と
セットプレート5の両者にカシメ固定されたピン21
(図3)により、回動自在に支持されている。上記ポー
ル2の先端側面には歯形2aが形成されて、これがラチ
ェット1の歯形1aに噛合している。これらラチェット
1のアッパアーム3との結合部を除く部分とポール2
は、ロアアーム4とこれに平行に配設されたセットプレ
ート5との間に、両面を接して摺動可能に挟持されてい
る。
【0019】上記セットプレート5は、上端部を除いて
ほぼロアアーム4と同形の板体で、シートバック側縁に
沿って延びるその下端部は、図3に示す如くロアアーム
4の下端部と衝合溶接されてシートトラックのアッパレ
ール8Aとなっている。このアッパレール8Aは、ロア
アーム4およびセットプレート5を衝合部より互いに反
対方向へ直角に屈曲せしめて逆T字断面となしたもの
で、これを外方より略U字断面をなして覆うロアレール
8Bとの間にボールないしローラを介在せしめて、長手
方向へ相対移動自在となっている。
ほぼロアアーム4と同形の板体で、シートバック側縁に
沿って延びるその下端部は、図3に示す如くロアアーム
4の下端部と衝合溶接されてシートトラックのアッパレ
ール8Aとなっている。このアッパレール8Aは、ロア
アーム4およびセットプレート5を衝合部より互いに反
対方向へ直角に屈曲せしめて逆T字断面となしたもの
で、これを外方より略U字断面をなして覆うロアレール
8Bとの間にボールないしローラを介在せしめて、長手
方向へ相対移動自在となっている。
【0020】セットプレート5に平行にシートクッショ
ン側縁に沿ってレリーズハンドル7が設けられ、該ハン
ドル7は後端が斜め上方へ屈曲して上記支軸6に至りこ
れに嵌装されている。レリーズハンドル7の屈曲部に
は、ロアアーム4の背後に配したアームプレート71と
の間にガイドピン72が架設してあり、このガイドピン
72は、ロアアーム4とセットプレート5に同形で設け
た略V字形の長孔42,51の一辺に挿通されている。
ガイドピン72にはロアアーム4とセットプレート5の
間にローラ73が装着してあり、該ローラ73はポール
2の先端背面に当接してその歯形2aをラチェット1の
歯形1aに向けて押しやっている。なお、上記アームプ
レート71は基端が上記支軸6に回動自在に嵌装されて
いる。
ン側縁に沿ってレリーズハンドル7が設けられ、該ハン
ドル7は後端が斜め上方へ屈曲して上記支軸6に至りこ
れに嵌装されている。レリーズハンドル7の屈曲部に
は、ロアアーム4の背後に配したアームプレート71と
の間にガイドピン72が架設してあり、このガイドピン
72は、ロアアーム4とセットプレート5に同形で設け
た略V字形の長孔42,51の一辺に挿通されている。
ガイドピン72にはロアアーム4とセットプレート5の
間にローラ73が装着してあり、該ローラ73はポール
2の先端背面に当接してその歯形2aをラチェット1の
歯形1aに向けて押しやっている。なお、上記アームプ
レート71は基端が上記支軸6に回動自在に嵌装されて
いる。
【0021】上記ポール2には先端の板面にピン22が
立設され、このピン22は上記長孔42,51の他辺を
貫通して、レリーズハンドル7の板面に幅方向へ形成し
た長孔74に挿通されている。長孔74は大部分がラチ
ェット1の外周に沿って延び、一端部がラチェット1外
周より離れる方向へ屈曲している。レリーズハンドル7
はセットプレート5との間に配したコイルスプリング7
5により図示の位置に付勢されており、一方、ラチェッ
ト1及びこれと一体のアッパアーム3は、ラチェット1
の上端部板面に設けた係止ピン12と支軸6との間に配
したスパイラルスプリング13により、図示反時計方向
へ付勢されている。なお、ロアアーム4は下端縁を除い
た周縁41が、図2に示す如くラチェット1側へ直角に
屈曲せしめられて、ラチェット1の板厚よりも高く延び
る保護フランジとなっている。
立設され、このピン22は上記長孔42,51の他辺を
貫通して、レリーズハンドル7の板面に幅方向へ形成し
た長孔74に挿通されている。長孔74は大部分がラチ
ェット1の外周に沿って延び、一端部がラチェット1外
周より離れる方向へ屈曲している。レリーズハンドル7
はセットプレート5との間に配したコイルスプリング7
5により図示の位置に付勢されており、一方、ラチェッ
ト1及びこれと一体のアッパアーム3は、ラチェット1
の上端部板面に設けた係止ピン12と支軸6との間に配
したスパイラルスプリング13により、図示反時計方向
へ付勢されている。なお、ロアアーム4は下端縁を除い
た周縁41が、図2に示す如くラチェット1側へ直角に
屈曲せしめられて、ラチェット1の板厚よりも高く延び
る保護フランジとなっている。
【0022】上記構造のリクライニング機構において、
シートバックを傾倒する場合には、レリーズハンドル7
を上方へ回動操作すると、ガイドピン72が長孔42,
51の一辺を移動してローラ73がポール2の背後より
外れる。さらにレリーズハンドル7を操作すると、ポー
ル2のピン22は長孔42,51の他辺と長孔74の交
差部に常に位置するように移動するから、ポール2が次
第にラチェット1から離間するように回動し、歯形1
a,2aの噛合が解消される。これにより、アッパアー
ム3の傾倒回動が可能となる。
シートバックを傾倒する場合には、レリーズハンドル7
を上方へ回動操作すると、ガイドピン72が長孔42,
51の一辺を移動してローラ73がポール2の背後より
外れる。さらにレリーズハンドル7を操作すると、ポー
ル2のピン22は長孔42,51の他辺と長孔74の交
差部に常に位置するように移動するから、ポール2が次
第にラチェット1から離間するように回動し、歯形1
a,2aの噛合が解消される。これにより、アッパアー
ム3の傾倒回動が可能となる。
【0023】上記構造においては、ラチェット1のアッ
パアーム3との結合部を除く部分とポール2が、平行な
平板状のロアアーム4とセットプレート5の間に両面を
接して確実に位置決めされるから、板厚方向でずれを生
じることはない。したがって、ラチェット1およびポー
ル2の板厚を薄くしても歯形1a,2aが外れる等の不
具合は生じず、ロアアーム4とセットプレート5が凸部
のない平板であることと相まって、リクライニング機構
全体の肉厚が薄くなり、小型化される。
パアーム3との結合部を除く部分とポール2が、平行な
平板状のロアアーム4とセットプレート5の間に両面を
接して確実に位置決めされるから、板厚方向でずれを生
じることはない。したがって、ラチェット1およびポー
ル2の板厚を薄くしても歯形1a,2aが外れる等の不
具合は生じず、ロアアーム4とセットプレート5が凸部
のない平板であることと相まって、リクライニング機構
全体の肉厚が薄くなり、小型化される。
【0024】また、ロアアーム4とセットプレート5を
接合してシートトラックのアッパレール8Aを一体に形
成したから構造簡易であり、別体のものを組み付けるの
に比して手間が軽減されるとともに、十分な強度を有す
る。
接合してシートトラックのアッパレール8Aを一体に形
成したから構造簡易であり、別体のものを組み付けるの
に比して手間が軽減されるとともに、十分な強度を有す
る。
【0025】さらに、ロアアーム4の周縁に保護フラン
ジ41を形成してあるから、アッパアーム3の後方への
傾倒に伴ってラチェット1の下半部が上方へ回動して
も、その歯形1aが外方へ露出することはなく、従来良
く行われていたゴムひれ付きの樹脂保護カバー等を装着
する必要はない。
ジ41を形成してあるから、アッパアーム3の後方への
傾倒に伴ってラチェット1の下半部が上方へ回動して
も、その歯形1aが外方へ露出することはなく、従来良
く行われていたゴムひれ付きの樹脂保護カバー等を装着
する必要はない。
【0026】
【実施例2】図4において、ラチェット1は支軸6を中
心とする円板形としてあり、その外周の一部にポール2
の歯形2aと噛合する歯形1aが形成してある。ラチェ
ット1の円板径は、その板面がロアアーム4の長孔43
を覆うような大きさとしてある。
心とする円板形としてあり、その外周の一部にポール2
の歯形2aと噛合する歯形1aが形成してある。ラチェ
ット1の円板径は、その板面がロアアーム4の長孔43
を覆うような大きさとしてある。
【0027】かかる構造によれば、アッパアーム3の傾
動に伴いラチェット1が回動しても、ロアアーム4の長
孔43が外方へ露出することはなく、異物の噛み込み等
が効果的に防止される。
動に伴いラチェット1が回動しても、ロアアーム4の長
孔43が外方へ露出することはなく、異物の噛み込み等
が効果的に防止される。
【0028】
【実施例3】図5、図6において、アッパアーム3は途
中シート内方(図6の左方)へ屈曲した後さらに下方へ
延び、その下端部はロアアーム4の裏面より突出する支
軸6の小径基端部61に対向する位置へ至っている。そ
して、アッパアーム3の板面に貫通固定されたシートバ
ックパイプフレーム31の先端円形開口311が、上記
支軸基端部61の外周に回動自在に嵌装されている。一
方、ラチェット1はその上端がロアアーム4の上縁を越
えて上方へ延びて、アッパアーム3の板面にリベット1
1によりカシメ結合されている。
中シート内方(図6の左方)へ屈曲した後さらに下方へ
延び、その下端部はロアアーム4の裏面より突出する支
軸6の小径基端部61に対向する位置へ至っている。そ
して、アッパアーム3の板面に貫通固定されたシートバ
ックパイプフレーム31の先端円形開口311が、上記
支軸基端部61の外周に回動自在に嵌装されている。一
方、ラチェット1はその上端がロアアーム4の上縁を越
えて上方へ延びて、アッパアーム3の板面にリベット1
1によりカシメ結合されている。
【0029】かかる構造により、アッパアーム3はパイ
プフレーム31の嵌装部とリベット11によるカシメ結
合部の二点でその姿勢が保持されて、ラチェット1と一
体に支軸6回りに回動する。
プフレーム31の嵌装部とリベット11によるカシメ結
合部の二点でその姿勢が保持されて、ラチェット1と一
体に支軸6回りに回動する。
【0030】本実施例によれば、アッパアーム3とラチ
ェット1とのリベット結合部が一箇所で良いから、組み
付け工数および部品点数の削減が可能である。
ェット1とのリベット結合部が一箇所で良いから、組み
付け工数および部品点数の削減が可能である。
【0031】
【実施例4】図7、図8において、ロアアーム4の上端
部は、実施例1と異なってアッパアーム3とラチェット
1との結合部にまで至らず、途中でカットされてラチェ
ット1の旋回範囲内にのみ設けられている。アッパアー
ム3の回動は、その下縁フランジ32がセットプレート
5の傾斜する両側端面52(図7)に当接することによ
り規制される。なお、本実施例では上記各実施例と異な
り、ロアアーム4がシート外方に、セットプレート5が
シート内方に位置している。本実施例によれば、ロアア
ーム4を小型にできるから、軽量かつ安価なものとな
る。
部は、実施例1と異なってアッパアーム3とラチェット
1との結合部にまで至らず、途中でカットされてラチェ
ット1の旋回範囲内にのみ設けられている。アッパアー
ム3の回動は、その下縁フランジ32がセットプレート
5の傾斜する両側端面52(図7)に当接することによ
り規制される。なお、本実施例では上記各実施例と異な
り、ロアアーム4がシート外方に、セットプレート5が
シート内方に位置している。本実施例によれば、ロアア
ーム4を小型にできるから、軽量かつ安価なものとな
る。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる車両シートの
リクライニング機構は、薄肉小型であり、また、組み付
けの手間も要さず、十分な強度を有する。
リクライニング機構は、薄肉小型であり、また、組み付
けの手間も要さず、十分な強度を有する。
【図1】本発明の実施例1におけるリクライニング機構
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】本発明の実施例2におけるリクライニング機構
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図5】本発明の実施例3におけるリクライニング機構
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明の実施例4におけるリクライニング機構
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
る。
【図9】従来のリクライニング機構の全体側面図であ
る。
る。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
1 ラチェット 1a 歯形 11 リベット(結合ピン) 2 ポール 2a 歯形 3 アッパアーム 31 パイプフレーム 311 開口 4 ロアアーム 41 保護フランジ 43 長孔 5 セットプレート 6 支軸 7 レリーズハンドル 8A アッパレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−19113(JP,A) 特開 平1−297008(JP,A) 実開 昭64−30033(JP,U) 実開 平1−104238(JP,U) 実開 平5−46347(JP,U) 実開 平5−68347(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 1/025
Claims (5)
- 【請求項1】 支軸に中央が回転自在に嵌装され、一端
外周に歯形が形成されるとともに、他端にシートバック
側のアッパアームが結合された板状ラチェットと、レリ
ーズハンドルにより作動せしめられてその歯形が上記ラ
チェットの歯形に噛合し、ないし噛合を解消する板状ポ
ールと、上記ラチェットのアッパアームとの結合部を除
く部分およびポールの両板面に接してこれらを摺動可能
に両側より挟持するシートクッション側の平板状ロアア
ームおよび平板状セットプレートとを具備し、かつ、こ
れらロアアームとセットプレートにより上記支軸および
ポールを保持するようになした車両シートのリクライニ
ング機構。 - 【請求項2】 上記ロアアームとセットプレートをシー
トクッション側縁に沿って延長せしめ、この部分で両者
を接合してシートトラックのアッパレールとなした請求
項1記載の車両シートのリクライニング機構。 - 【請求項3】 上記ロアアームを上記ラチェットとアッ
パアーム間に介在せしめ、ロアアームの周縁をラチェッ
ト側に屈曲せしめて上記ラチェットの板厚よりも高く延
びる保護フランジとなした請求項1記載の車両シートの
リクライニング機構。 - 【請求項4】 上記ラチェットとアッパアームの結合ピ
ンが挿通されて所定回動位置で当接する長孔を上記ロア
アームに設けるとともに、上記ラチェットを、その回動
範囲で常にラチェット板面が上記長孔上に位置して長孔
を遮蔽する形状に形成した請求項1記載の車両シートの
リクライニング機構。 - 【請求項5】 上記アッパアームを、ラチェットとの結
合部よりさらに支軸方向へ延出せしめて、延出端部に形
成した円形開口を上記支軸に相対回転可能に嵌装した請
求項1記載の車両シートのリクライニング機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6142126A JP2858450B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-05-20 | 車両シートのリクライニング機構 |
EP94120514A EP0663315B1 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-23 | Reclining device for vehicle |
DE69417387T DE69417387T2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-23 | Neigungsverstellung für Fahrzeuge |
US08/363,906 US5547255A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Reclining device for vehicle |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35155893 | 1993-12-27 | ||
JP5-351558 | 1993-12-27 | ||
JP6142126A JP2858450B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-05-20 | 車両シートのリクライニング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07231819A JPH07231819A (ja) | 1995-09-05 |
JP2858450B2 true JP2858450B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=26474227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6142126A Expired - Fee Related JP2858450B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-05-20 | 車両シートのリクライニング機構 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5547255A (ja) |
EP (1) | EP0663315B1 (ja) |
JP (1) | JP2858450B2 (ja) |
DE (1) | DE69417387T2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5762400A (en) * | 1995-07-27 | 1998-06-09 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Seat reclining mechanism |
JP2960669B2 (ja) * | 1995-10-31 | 1999-10-12 | 富士機工株式会社 | シートリクライニング装置 |
US5664837A (en) * | 1996-03-29 | 1997-09-09 | Tachi-S Co., Ltd. | Reclining device for vehicle seat |
US5664836A (en) * | 1996-03-29 | 1997-09-09 | Tachi-S Co., Ltd. | Reclining device for vehicle seat |
FR2747967B1 (fr) * | 1996-04-26 | 1998-08-14 | Cesa | Articulation pour siege de vehicule automobile et siege muni de cette articulation |
DE19718838B4 (de) * | 1997-05-06 | 2007-08-30 | C. Rob. Hammerstein Gmbh & Co. Kg | Fahrzeugsitz mit einem Sitzgestell und mit einer im fertiggestellten Zustand an dieses Sitzgestell anmontierbaren Rückenlehne |
US6315361B1 (en) | 2000-04-24 | 2001-11-13 | Porter Engineered Systems. | Seat adjustment and dumping system with memory |
EP1197376A3 (en) | 2000-10-12 | 2006-01-04 | ATL Engineering (UK) Limited | Pivot mechanism for a seat recliner |
US6513875B1 (en) | 2000-11-03 | 2003-02-04 | Porter Engineered Systems | Fold-flat reclining mechanism for a vehicle seat |
JP3958533B2 (ja) * | 2001-04-23 | 2007-08-15 | 富士機工株式会社 | シートリクライニング装置 |
FR2876560B1 (fr) * | 2004-10-19 | 2007-01-12 | Antolin Grupo Ing Sa | Dispositif d'articulation d'un siege |
DE102006062720A1 (de) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Johnson Controls Gmbh | Neigungsversteller für einen Fahrzeugsitz |
JP5381300B2 (ja) * | 2009-05-07 | 2014-01-08 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
DE102014208076A1 (de) * | 2013-10-23 | 2015-05-07 | Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg | Elektrisch betriebener Lehnenversteller und Fahrzeugsitz mit einem solchen Lehnenversteller |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3902757A (en) * | 1973-03-29 | 1975-09-02 | Aisin Seiki | Hinge fitting for adjustable backrest |
JPS5893254A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-02 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPS5893254U (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-24 | トヨタ自動車株式会社 | 両側リクライニング装置 |
US4457557A (en) * | 1981-12-30 | 1984-07-03 | Toshiaki Une | Reclining device for use in a vehicle |
JPS602214A (ja) * | 1983-06-13 | 1985-01-08 | アイシン精機株式会社 | シ−トリクライニング装置 |
US4875735A (en) * | 1984-03-30 | 1989-10-24 | Moyer George A | Seatback recliner mechanism |
DE3519441A1 (de) * | 1984-05-31 | 1985-12-05 | Aisin Seiki K.K., Kariya, Aichi | Sitzverstellmechanismus fuer fahrzeuge |
US4736986A (en) * | 1986-10-08 | 1988-04-12 | Ikeda Bussan Co., Ltd. | Seat recliner assembly |
AU585402B2 (en) * | 1986-11-07 | 1989-06-15 | Tachi-S Co., Ltd. | Reclining device |
JPS63150549A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-23 | Kawasaki Steel Corp | 集塵装置の運転制御方法 |
WO1992007491A1 (en) * | 1990-10-31 | 1992-05-14 | Fujikiko Kabushiki Kaisha | Seat reclining device |
DE4020741A1 (de) * | 1990-06-29 | 1992-01-09 | Eckardt Ag | Biegeelement fuer eine kraftmesseinrichtung |
US5433507A (en) * | 1993-10-06 | 1995-07-18 | Chang; Chung L. | Seatback recliner mechanism |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6142126A patent/JP2858450B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-23 DE DE69417387T patent/DE69417387T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-23 EP EP94120514A patent/EP0663315B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-12-27 US US08/363,906 patent/US5547255A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07231819A (ja) | 1995-09-05 |
EP0663315B1 (en) | 1999-03-24 |
DE69417387T2 (de) | 1999-07-15 |
EP0663315A3 (en) | 1997-08-20 |
DE69417387D1 (de) | 1999-04-29 |
US5547255A (en) | 1996-08-20 |
EP0663315A2 (en) | 1995-07-19 |
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CN118770024A (zh) | 座椅 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |