JP2855652B2 - 送信装置 - Google Patents
送信装置Info
- Publication number
- JP2855652B2 JP2855652B2 JP1116363A JP11636389A JP2855652B2 JP 2855652 B2 JP2855652 B2 JP 2855652B2 JP 1116363 A JP1116363 A JP 1116363A JP 11636389 A JP11636389 A JP 11636389A JP 2855652 B2 JP2855652 B2 JP 2855652B2
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- Japan
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- signal
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送信装置に関し、特にデジタル無線通信シス
テムの送信装置に関する。
テムの送信装置に関する。
従来、この種の送信装置は、第4図に示す様に、端子
1から入力される中間周波帯の変調信号を周波数変換器
(以下MIXという)2により、局部発振器3からのRF帯
の搬送波と周波数混合し、その後、バンド・パス・フィ
ルタ(以下BPFという)4により送信する信号のみを通
し、不用波(搬送波及び搬送波をはさみ、反対側に出た
信号)を減衰させた後、出力レベルが一定になるよう自
動レベル制御された増幅器5にて規定された出力レベル
に増幅していた。
1から入力される中間周波帯の変調信号を周波数変換器
(以下MIXという)2により、局部発振器3からのRF帯
の搬送波と周波数混合し、その後、バンド・パス・フィ
ルタ(以下BPFという)4により送信する信号のみを通
し、不用波(搬送波及び搬送波をはさみ、反対側に出た
信号)を減衰させた後、出力レベルが一定になるよう自
動レベル制御された増幅器5にて規定された出力レベル
に増幅していた。
上述した従来の送信装置は、増幅器5への入力が無い
場合、増幅器5の自動レベル制御機能が最大利得の状態
に増幅器5を制御している為、搬送波リークは通常動作
時より多く出力され、他の通信に妨害を与える欠点があ
る。
場合、増幅器5の自動レベル制御機能が最大利得の状態
に増幅器5を制御している為、搬送波リークは通常動作
時より多く出力され、他の通信に妨害を与える欠点があ
る。
また、端子1から信号を入力するとその入力時に増幅
器5の出力は自動レベル制御機能の過渡応答特性のため
規定レベル以上の出力となる為、(第5図参照)増幅器
5の歪により、送信スペクトラムが広がる事で隣接する
他の通信に妨害を与える欠点がある。
器5の出力は自動レベル制御機能の過渡応答特性のため
規定レベル以上の出力となる為、(第5図参照)増幅器
5の歪により、送信スペクトラムが広がる事で隣接する
他の通信に妨害を与える欠点がある。
本発明の送信装置は、変調器から入力する中間周波信
号を高周波数帯に変換する周波数変換器と、局部発振器
と、この局部発振器から前記周波数変換器へ入力する搬
送波のレベルを制御信号に制御されて変化させる可変減
衰器と、前記周波数変換器が出力した高周波帯の所要の
信号をあらかじめ定めた出力レベルに増幅する自動レベ
ル制御増幅器と、前記変調器からの入力信号を検波する
検波器と、この検波器の出力で前記変調器から信号が入
力されている否かを判別する比較器と、この比較器から
の入力電圧により前記可変減衰器の減衰量を徐々に変え
ていくための前記制御信号を出力する時定数回路とを備
えている。
号を高周波数帯に変換する周波数変換器と、局部発振器
と、この局部発振器から前記周波数変換器へ入力する搬
送波のレベルを制御信号に制御されて変化させる可変減
衰器と、前記周波数変換器が出力した高周波帯の所要の
信号をあらかじめ定めた出力レベルに増幅する自動レベ
ル制御増幅器と、前記変調器からの入力信号を検波する
検波器と、この検波器の出力で前記変調器から信号が入
力されている否かを判別する比較器と、この比較器から
の入力電圧により前記可変減衰器の減衰量を徐々に変え
ていくための前記制御信号を出力する時定数回路とを備
えている。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実例のブロッ図、第2図(a)〜
(f)は第1図におけるポイントA〜Fにおける電圧あ
るいはレベルの変化を示した図である。
(f)は第1図におけるポイントA〜Fにおける電圧あ
るいはレベルの変化を示した図である。
端子1が無入力の場合、検波器6の検波電圧は低く、
従って、比較器(以下COMPという)7,時定数回路8を通
過して出力された可変減衰器(以下VAR ATTという)9
への制御電圧は低くなりVAR ATT9の減衰量が大きくな
る為、局部発振器3の出力は減衰されてMIX2に入力され
る為、増幅器5の入力レベルは、局部発振器5からの搬
送波のリークの入力レベルも含めて従来の送信装置に比
べて低く抑える事が出来、その結果、増幅器5の出力レ
ベルも低く出来る。
従って、比較器(以下COMPという)7,時定数回路8を通
過して出力された可変減衰器(以下VAR ATTという)9
への制御電圧は低くなりVAR ATT9の減衰量が大きくな
る為、局部発振器3の出力は減衰されてMIX2に入力され
る為、増幅器5の入力レベルは、局部発振器5からの搬
送波のリークの入力レベルも含めて従来の送信装置に比
べて低く抑える事が出来、その結果、増幅器5の出力レ
ベルも低く出来る。
端子1へ信号が入力された(第2図(a))時、検査
器6の検波電圧は高くなり、COMP7の出力電圧(第2図
(b))が時定数回路8を通る為に、時定数回路8の出
力電圧、すなわち、VARATT9への制御電圧が第2図
(c)に示す様に徐々に加わるのでVAR ATT9の減衰器
は徐々に減少していく。それに伴い、MIX2への局部発振
器3からの搬送波の入力レベルが徐々に増えいき(第2
図(d))、増幅器5の入力レベルも第2図(e)に示
す様に徐々に増えていく。この増加の時定数に対し、増
幅器5の自動レベル制御機能の時定数が早い為、増幅器
5の出力レベルは、第2図(f)に示す様に、規定出力
レベルを超える事なく定常状態に達する。又、増幅器5
の利得は第3図に示すように変化する。
器6の検波電圧は高くなり、COMP7の出力電圧(第2図
(b))が時定数回路8を通る為に、時定数回路8の出
力電圧、すなわち、VARATT9への制御電圧が第2図
(c)に示す様に徐々に加わるのでVAR ATT9の減衰器
は徐々に減少していく。それに伴い、MIX2への局部発振
器3からの搬送波の入力レベルが徐々に増えいき(第2
図(d))、増幅器5の入力レベルも第2図(e)に示
す様に徐々に増えていく。この増加の時定数に対し、増
幅器5の自動レベル制御機能の時定数が早い為、増幅器
5の出力レベルは、第2図(f)に示す様に、規定出力
レベルを超える事なく定常状態に達する。又、増幅器5
の利得は第3図に示すように変化する。
以上説明したように本発明は、周波数変換器への中間
周波信号の入力を検波器で検出し、無入力の場合、局部
発振器から周波数変換器へ入力する搬送波を減衰させる
ことで自動レベル制御増幅器の入力レベルを抑えること
により、無入力時の搬送波リークによる他の通信路への
妨害をおさえ、また、信号が入力された時に周波数変換
器へ、入力される局部発振器出力レベルを徐々に上げて
いく事により、自動レベル制御増幅器の出力レベルを現
定出力レベルに抑えて歪みによるスペクトラムの広がり
を抑え、隣接する他の通信路に妨害を与えないという効
果がある。
周波信号の入力を検波器で検出し、無入力の場合、局部
発振器から周波数変換器へ入力する搬送波を減衰させる
ことで自動レベル制御増幅器の入力レベルを抑えること
により、無入力時の搬送波リークによる他の通信路への
妨害をおさえ、また、信号が入力された時に周波数変換
器へ、入力される局部発振器出力レベルを徐々に上げて
いく事により、自動レベル制御増幅器の出力レベルを現
定出力レベルに抑えて歪みによるスペクトラムの広がり
を抑え、隣接する他の通信路に妨害を与えないという効
果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図(a)
〜(f)は第1図におけるポイントA〜Fにおける電圧
あるいはレベルの変化を示す図、第3図は第1図におけ
る増幅器5の利得の変化を示す図、第4図は従来の送信
装置の一例のブロック図、第5図は第4図における増幅
器5の出力レベルの変化を示す図である。 1……入力端子、2……周波数変換器(MIX)、3……
局部発振器、4……バンド・パス・フィルタ(BPF)、
5……増幅器、6……検波器、7……比較器(COMP)、
8……時定数回路、9……可変減衰器(VAR ATT)。
〜(f)は第1図におけるポイントA〜Fにおける電圧
あるいはレベルの変化を示す図、第3図は第1図におけ
る増幅器5の利得の変化を示す図、第4図は従来の送信
装置の一例のブロック図、第5図は第4図における増幅
器5の出力レベルの変化を示す図である。 1……入力端子、2……周波数変換器(MIX)、3……
局部発振器、4……バンド・パス・フィルタ(BPF)、
5……増幅器、6……検波器、7……比較器(COMP)、
8……時定数回路、9……可変減衰器(VAR ATT)。
Claims (1)
- 【請求項1】変調器から入力する中間周波信号を高周波
数帯に変換する周波数変換器と、局部発振器と、この局
部発振器から前記周波数変換器へ入力する搬送波のレベ
ルを制御信号に制御されて変化させる可変減衰器と、前
記周波数変換器が出力した高周波帯の所要の信号をあら
かじめ定めた出力レベルに増幅する自動レベル制御増幅
器と、前記変調器からの入力信号を検波する検波器と、
この検波器の出力で前記変調器から信号が入力されてい
る否かを判別する比較器と、この比較器からの入力電圧
により前記可変減衰器の減衰量を徐々に変えていくため
の前記制御信号を出力する時定数回路とを備えた事を特
徴とする送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1116363A JP2855652B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1116363A JP2855652B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02295257A JPH02295257A (ja) | 1990-12-06 |
JP2855652B2 true JP2855652B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=14685112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1116363A Expired - Fee Related JP2855652B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855652B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6448525A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-23 | Fujitsu Ltd | Transmission panel |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP1116363A patent/JP2855652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02295257A (ja) | 1990-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |