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JP2833900B2 - サーマルヘッド装置 - Google Patents

サーマルヘッド装置

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Publication number
JP2833900B2
JP2833900B2 JP1230592A JP1230592A JP2833900B2 JP 2833900 B2 JP2833900 B2 JP 2833900B2 JP 1230592 A JP1230592 A JP 1230592A JP 1230592 A JP1230592 A JP 1230592A JP 2833900 B2 JP2833900 B2 JP 2833900B2
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JP
Japan
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history control
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JP1230592A
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JPH05201056A (ja
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米持勝
山田弘
一行 大平
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NEC Corp
NEC Yonezawa Ltd
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NEC Yonezawa Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置に利用す
る。本発明は、サーマルヘッドの熱履歴制御に利用す
る。本発明は、印字濃度を正確に表現することができる
履歴制御回路を備えたサーマルヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、サーマルヘッドに内蔵されてい
る履歴制御回路は、図2に示す履歴制御における関係ド
ットの前2ドット(、)と隣接ドット(、)の
合計4ドットで判定を行っている。この4ドットの組み
合わせによるパターンは、図3に示すように理想の履歴
制御における印字パターンとして12通りあり、印字さ
れたドットに潰れやかすれが発生することのない最適と
なるパルス長が各パターンに存在する。この4ドット履
歴判定の理想的な形としては12通りの履歴レベルのパ
ルス制御を行える履歴方式がある。しかし、実際にはサ
ーマルヘッドの内蔵履歴制御回路で、5通りの履歴レベ
ルの判定だけが行われ、また、印字回数も各履歴該当ド
ットに対して1回だけ行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】履歴回路内蔵型サーマ
ルヘッドでは、5通りの履歴レベルの判定しか行えず、
本来同じ履歴レベルにあるパルス長に差を付けるべき印
字パターンでも同じパルス長で印字させているため、熱
エネルギーの残留や隣接ドットの発熱が影響して印字ド
ットが潰れ本来の濃度よりも濃く印字されたり、また、
潰れてしまうドットを本来の濃度に印字しようとしたと
きに別パターンの印字ドットが薄く印字されてしまう欠
点がある。
【0004】すなわち、サーマルヘッドに内蔵されてい
る履歴制御回路は、シフト・レジスタ回路と2段のラッ
チ回路で記憶された履歴ドットの印字データにより履歴
レベルの判定を行い、各履歴レベルに対応した印字パル
スを出力する。このような履歴回路内蔵型サーマルヘッ
ドでは、隣接ドットを含む過去3ドットの駆動状態によ
り適正印加エネルギーを多様に変化させる必要があるに
もかかわらず、5通りの履歴レベルの判定しか行うこと
ができない。
【0005】図12(a)は内蔵履歴制御における履歴
レベル(CONT1〜5)と各印字パターンの関係を示
したものであるが、本来同じ履歴レベルにあるパルス長
に差をつけるべき印字パターンでも同じパルス長で印字
させているため、熱エネルギーの残留や隣接ドットの発
熱が影響し、印字ドットが潰れて本来の濃度よりも濃く
印字されてしまう。また、同様の理由で、潰れてしまう
ドットを本来の濃度に印字しようとすると、同履歴レベ
ルの別印字パターンの各ドットがかすれて薄く印宇され
てしまう。
【0006】また、図12(b)はCONT1〜5のパ
ルス長の関係を示したものであるが、CONT1〜5は
それぞれT1〜T5の異なる長さのパルスとなってい
る。しかし、内蔵履歴回路では5種類の印字パルスによ
り5通りの履歴レベルの制御しか行えず、印字濃度が正
確に表現できない。また隣接ドットの履歴レベルはサー
マルヘッド性能と関連し、前印字ラインの履歴レベルは
印字速度に関係するため、すべてサーマルヘッドに内蔵
した履歴回路では印字速度を上げた場合に対応できなか
った。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもの
で、履歴回数を増やすことができ、かつ印字をより正確
な濃度で行うことができ、また履歴回路をサーマルヘッ
ド内外に分けることにより、異なる印字速度でも同じサ
ーマルヘッドで対応をとることができる履歴制御回路を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字データを
一時保持するシフト・レジスタ回路と、前ラインに印字
したデータを保存する第一ラッチ回路と、前々ラインに
印字したデータを保存する第二ラッチ回路と、この第一
および第二ラッチ回路に保存されているデータと印字し
ようとしているデータにより、対象ドットの隣接ドット
および前ラインならびに前々ラインでの対象ドットの印
字状態(これを履歴レベルという)の判定を行い、各印
字状態に対応した印字パルスを出力する内蔵履歴制御回
路とをサーマルヘッド内部に備えたサーマルヘッド制御
装置において、入力印字データの記憶機能を有し、印字
パターンの履歴レベルを判定して各履歴レベルに対応す
るパルス判定信号を発生する履歴判定回路と、このパル
ス判定信号に対応するパルス信号を前記内蔵履歴制御回
路に転送するパルス幅制御回路と、印字データを前記シ
フト・レジスタ回路に転送するデータ転送回路とを含む
履歴制御回路をサーマルヘッドの外に備えたことを特徴
とする。
【0009】本発明は、前記履歴制御回路から前記内蔵
履歴制御回路にデータを2回転送した後、1回の印字を
2度繰り返す1ライン4回転送2回印字履歴制御、前記
履歴制御回路から前記内蔵履歴制御回路にデータを3回
転送した後1回印字し、さらにデータを1回転送した後
1回印字する1ライン4回転送2回印字履歴制御、前記
履歴制御回路から前記内蔵履歴制御回路にデータを2回
転送した後1回印字し、さらにデータを1回転送した後
1回印字する1ライン3回転送2回印字履歴制御、およ
び前記履歴制御回路から前記内蔵履歴制御回路にデータ
を1回転送した後1回印字することを3度繰り返す1ラ
イン3回転送3回印字履歴制御を行うことができる。
【0010】
【作用】サーマルヘッドは繰り返し通電すると蓄熱を生
じ、発熱抵抗体の温度が上昇する。加熱が生じるとサー
マルヘッドの寿命が短くなり、また、過去に発熱した熱
エネルギーの残留や隣接ドットの発熱の影響により印字
濃度が変わる。これを防ぐためにサーマルヘッドの熱履
歴制御を行い、記録しようとする発熱体および周辺の発
熱体の印字ラインと数ライン前の履歴とをパターン化
し、記録エネルギーを1ドットごとに制御する。
【0011】すなわち、データ記憶機能を有する履歴判
定回路がそれぞれの印字パターンの履歴レベルを判定
し、それぞれの履歴レベルに対応したパルス判定信号を
パルス幅制御回路へ転送し、パルス幅制御回路がそのパ
ルス判定信号に対応したパルス信号をサーマルヘッドの
内蔵履歴制御回路に転送する。一方、履歴判定回路から
の印字データをデータ転送回路がサーマルヘッド内蔵の
シフト・レジスタ回路へ転送する。このように外付け履
歴制御回路とサーマルヘッドの内蔵履歴制御回路を併用
して印字パルスの制御を行い、履歴ドットの前2ドット
の履歴を外付け回路が制御し、左右の隣接ドットを内蔵
履歴回路が制御する。
【0012】これにより、データ転送回数と印字回数を
数回に分けて履歴回数を増やすことが可能となり、その
ため、履歴レベルを増加させることができ、すべて同じ
パルス幅で印字するのではなく、印字パルス幅に差を付
けて印字することができ、印字濃度を正確に表現するこ
とができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0014】本発明実施例は、印字データを一時保持す
るシフト・レジスタ回路16と、このシフト・レジスタ
回路16から転送されたデータを印字パターンに応じて
一時保持する第一および第二ラッチ回路15および14
と、この第一および第二ラッチ回路15および14を制
御し印字データにより履歴レベルの判定を行い、各履歴
レベルに対応した印字パルス6を出力する内蔵履歴制御
回路11とをサーマルヘッド10内部に備え、さらに、
本発明の特徴として、入力印字データ記憶機能を有し、
印字パターンの履歴レベルを判定して各履歴レベルに対
応するパルス判定信号を発生する履歴判定回路3と、こ
のパルス判定信号に対応するパルス信号を内蔵履歴制御
回路11に転送するパルス幅制御回路4と、印字データ
をシフト・レジスタ回路16に転送するデータ転送回路
5とを含む履歴制御回路2をサーマルヘッド10の外に
備える。
【0015】本発明実施例は、履歴制御回路2から内蔵
履歴制御回路11にデータを2回転送した後、1回の印
字を2度繰り返す1ライン4回転送2回印字履歴制御、
履歴制御回路2から内蔵履歴制御回路11にデータを3
回転送した後1回印字し、さらにデータを1回転送した
後1回印字する1ライン4回転送2回印字履歴制御、履
歴制御回路2から内蔵履歴制御回路11にデータを2回
転送した後1回印字し、さらにデータを1回転送した後
1回印字する1ライン3回転送2回印字履歴制御、およ
び履歴制御回路2から内蔵履歴制御回路11にデータを
1回転送した後1回印字することを3度繰り返す1ライ
ン3回転送3回印字履歴制御を行うことができる。
【0016】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。まず、サーマルヘッド内蔵履
歴制御回路11と履歴制御回路2を併用して印字パルス
6の制御を行うにあたっての基本的なデータ処理過程に
ついて説明する。
【0017】印字データ1は、履歴制御回路2内の履歴
判定回路3を経由してデータ転送回路5によりサーマル
ヘッド内蔵のシフト・レジスタ回路16に入力される。
入力された印字データ1はデータ転送用のクロック・パ
ルス9により順次転送され、1ライン分のデータがシフ
ト・レジスタ回路16内に転送された後、ラッチ・パル
ス7によって第一ラッチ回路15に転送され記憶され
る。同時に、第一ラッチ回路15内のデータは第二ラッ
チ回路14に転送され記憶される。
【0018】この状態で、印字現行ライン(下段3ドッ
ト)のデータはシフト・レジスタ回路16に記憶され、
前ライン(中段3ドット)のデータは第一ラッチ回路1
5に記憶され、前々ライン(上段3ドット)のデータは
第二ラッチ回路14へ記憶される。記憶されたそれぞれ
のデータは、内蔵履歴制御回路11へ転送される。ま
た、履歴制御回路2内の履歴判定回路3では、入力され
た印字データ1それぞれの履歴レベルを判定し、各履歴
レベルに対応した信号をパルス幅制御回路4に転送す
る。
【0019】パルス幅制御回路4は、入力信号に対応し
た印字パルス6(CONT1〜5)を内蔵履歴制御回路
11へ転送する。内蔵履歴制御回路11は、履歴該当ド
ットの履歴レベルに対応したパルス幅分だけ発熱体12
に電圧を加え印字を行う。
【0020】ここで、履歴制御回路2だけで図2に示す
前2ドットと左右の隣接ドットとを判定することは回路
の規模などの問題により困難であるため、前2ドットの
履歴を外付けの履歴制御回路2が制御し、隣接ドットを
内蔵履歴制御回路11が制御する。
【0021】印字中に次の印字データ1を転送すること
により印字速度を高速化することができるが、印字パル
ス6の外付け履歴制御では、印字速度(2ms/lin
e)およびデータ転送速度(350μs)を考慮する
と、データ転送回数は4回が限度であり、また編集の難
易度の問題などを含めると、外付けの履歴制御回路2を
利用したサーマルヘッド駆動制御方式としては4種類が
考えられる。
【0022】まず、第一実施例としての1ライン4回転
送2回印字履歴制御について説明する。図4(a)は履
歴制御回路2から内蔵履歴制御回路11へ印字データ8
を2回転送した後1回印字することを2度繰り返す1ラ
イン4回転送2回印字履歴制御方式における印字データ
の例、およびそのデータの外付け履歴動作時のサーマル
ヘッド(T/H)に送られるデータ処理過程を示したも
のである。そのデータ処理過程は〜に示すようにな
る。
【0023】すなわち、ではラッチを出力し1ライン
をクリアする。では前ライン(実際のデータの中段3
ドット)のデータを転送する。では印字ライン(実際
のデータの下段3ドット)のデータを転送する。では
1回目の印字を行う(印字パルス幅は履歴レベルにより
異なる)。ではラッチを出力し1ラインをクリアす
る。では前々ライン(実際のデータの上段3ドット)
のデータを転送する。では前ラインのデータを反転し
印字ラインと論理積をとったデータを転送する。そして
では2回目の印字を行う。
【0024】図4(b)は実際のデータ、その各印字時
における履歴データ、および各履歴(印字)パルス(C
ONT1〜5)を示す図である。この制御方式では、従
来方式の1発の印字パルス6を2発に分けて異なる長さ
の履歴パルスにより2回の印字を行っている。そのた
め、12通りの履歴レベルでの印字パルス6の制御が可
能となる。また、比較的データ編集が単純であり、編集
回数も1回で済ませることができるところに特徴があ
る。
【0025】また、図(c)はCONT1〜4の1、
2回目の印字時におけるパルス長の関係を示したもの
で、CONT1〜4の1、2回目の印字時において、そ
れぞれta1〜ti1で示されるような異なる長さのパ
ルスとなっている。この方式ではCONT5は1、2回
目とも使用されていない。
【0026】次に、第二実施例としての1ライン4回転
送2回印字履歴制御について説明する。図(a)は履
歴制御回路2から内蔵履歴制御回路11へデータを3回
転送した後1回印字し、さらにデータを1回転送した後
1回印字する1ライン4回転送2回線印字履歴制御方式
における印字データの例、およびそのデータの外付け履
歴動作時のサーマルヘッド(T/H)に送られるデータ
処理過程を示したものである。そのデータ処理過程は
〜に示すようになる。
【0027】すなわち、では前々ラインのデータを転
送する。では前ラインのデータを転送する。では印
字ラインのデータを転送する。では1回目の印字を行
う。では前ラインと前々ラインとの論理和をとり、そ
れを反転したデータと印字ラインの論理積をとったデー
タとを転送する。そしてでは2回目の印字を行う。
【0028】図(b)は実際のデータ、その各印字時
の履歴データ、および各履歴(印字)パルス(CONT
1〜5)を示す図である。この制御方式では12通りの
履歴レベルでの印字パルス6の制御が可能となり、デー
タ編集回数を1回で済ませることを特徴とする。
【0029】また、図(c)はCONT1〜5の1、
2回目の印字におけるパルス長の関係を示したもので、
CONT1〜5の1、2回目の印字時において、それぞ
れta2〜ti2で示されるような異なる長さのパルス
となっている。この方式では2回目の印字時にCONT
1とCONT5とは使用されていない。
【0030】次いで、第三実施例としての1ライン3回
転送2回印字履歴制御について説明する。図(a)は
外付け履歴制御回路2から内蔵履歴制御回路11へデー
タを2回転送した後1回印字し、さらにデータを1回転
送した後1回印字する1ライン3回転送2回印字履歴制
御方式における印字データの例、およびそのデータの外
付け履歴動作時のサーマルヘッド(T/H)に送られる
データ処理過程を示したものである。そのデータ処理過
程は〜に示すようになる。
【0031】すなわち、ではラッチを出力し1ライン
をクリアする。では前ラインのデータを転送する。
では印字ラインのデータを転送する。では1回目の印
字を行う。では前ラインと前々ラインとの論理和をと
りそれを反転したデータと印字ラインの論理積をとった
データを転送する。そして、では2回目の印字を行
う。
【0032】図(b)は、実際のデータとその各印字
時の履歴データと各履歴(印字)パルス(CONT1〜
5)を示す図である。この制御方式では12通りの履歴
レベルでの印字パルス6の制御が可能となり、データ編
集回数が1回で済むこと、およびデータ転送が3回で済
むことを特徴とする。
【0033】また、図(c)はCONT1〜4の1、
2回目の印字時におけるパルス長の 関係を示したもの
で、CONT1〜4の1、2回目の印字時において、そ
れぞれ ta3〜ti3で示されるような異なる長さの
パルスとなっている。この方式ではC ONT5は1、
2回目とも使用されなく、また2回目の印字時にCON
T1は使 用されていない。
【0034】最後に、第四実施例としての1ライン3回
転送3回印字履歴制御について説明 する。図10
(a)は外付け履歴制御回路2から内蔵履歴制御回路1
1へデータ を1回転送した後1回印字することを3度
繰り返す1ライン3回転送3回印字履 歴制御方式にお
ける印字データの例、およびそのデータの外付け履歴動
作時のサ ーマルヘッド(T/H)に送られるデータ処
理過程を示したものである。そのデ ータ処理過程は
〜に示すようになる。
【0035】すなわち、ではラッチを出力し2ライン
をクリアする。では印字ラインのデータを転送する。
では1回目の印字を行う。では前ラインと前々ライ
ンとの論理和をとりそれを反転したデータと現ラインの
論理積をとったデータとを転送する。では2回目の印
字を行う。では前ラインを反転し前々ラインとの論理
積をとったデータと印字ラインの論理積をとったデータ
とを転送する。そしてでは3回目の印字を行う。
【0036】図10(b)は実際のデータ、その各印字
時の履歴データ、および各履歴(印 字パルス(CON
T1〜5)を示す図である。この制御方式では12通り
の履歴 レベルでの印字パルス6の制御が可能となり、
データ編集回数が1回で済むこと 、およびデータ転送
が3回で済むことを特徴とする。
【0037】また、図11(c)はCONT1〜4の
1、2、3回目の印字時におけるパルス長の関係を示し
たもので、CONT1〜4の1、2回目の印字時におい
て、それぞれta4〜tk4で示されるような異なる長
さのパルスとなっている。この方式ではCONT5は
1、2回目とも使用されてなく、また1回目の印字時に
CONT4が、2回目の印字時にCONT1が使用され
ていない。さらに、tk4のパルスによって3回印字を
可能にしている。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ転送回数および印字回数を数回に分けることより履
歴回数を増やすことが可能となるため、印字パルス幅に
差を付けることができ、より正確な濃度で印字すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例の履歴制御における関係ドットを
示す図。
【図3】理想の履歴制御における印字パターンを示す
図。
【図4】本発明第一実施例における1ライン4回転送2
回印字履歴方式を説明する図。
【図5】本発明第一実施例における1ライン4回転送2
回印字履歴方式を説明する図。
【図6】本発明第二実施例における1ライン4回転送2
回印字履歴方式を説明する図。
【図7】本発明第二実施例における1ライン4回転送2
回印字履歴方式を説明する図。
【図8】本発明第三実施例における1ライン3回転送2
回印字履歴方式を説明する図。
【図9】本発明第三実施例における1ライン3回転送2
回印字履歴方式を説明する図。
【図10】本発明第四実施例における1ライン3回転送
3回印字履歴方式を説明する図。
【図11】本発明第四実施例における1ライン3回転迭
3回印字履歴方式を説明する図。
【図12】(a)は従来例の履歴制御における履歴レベ
ルおよび印字パターンを示す図、(b)は従来例におけ
るパルス長の関係を示す図。
【符号の説明】
1 印字データ 2 履歴制御回路 3 履歴判定回路 4 パルス幅制御回路 5 データ転送回路 6 印字パルス(CONT1〜5) 7 ラッチ・パルス 8 印字データ 9 クロック・パルス 10 サーマルヘッド 11 内蔵履歴制御回路 12 発熱体 13 発熱体駆動素子 14 第二ラッチ回路 15 第一ラッチ回路 16 シフト・レジスタ回路 17 発熱体駆動電源供給端子 18 グランド端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 一行 山形県米沢市下花沢2丁目6番80号 米 沢日本電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−264361(JP,A) 特開 昭60−254874(JP,A) 特開 昭60−196367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データを一時保持するシフト・レジ
    スタ回路と、前ラインに印字したデータを保存する第一
    ラッチ回路と、前々ラインに印字したデータを保存する
    第二ラッチ回路と、この第一および第二ラッチ回路に保
    存されているデータと印字しようとしているデータによ
    り、対象ドットの隣接ドットおよび前ラインならびに前
    々ラインでの対象ドットの印字状態の判定を行い、各印
    字状態に対応した印字パルスを出力する内蔵履歴制御回
    路とをサーマルヘッド内部に備えたサーマルヘッド制御
    装置において、 入力印字データの記憶機能を有し、印字パターンの前記
    対象ドットの隣接ドットおよび前ラインならびに前々ラ
    インでの対象ドットの印字状態を判定して各履歴レベル
    に対応するパルス判定信号を発生する履歴判定回路と、 このパルス判定信号に対応するパルス信号を前記内蔵履
    歴制御回路に転送するパルス幅制御回路と、 印字データを前記シフト・レジスタ回路に転送するデー
    タ転送回路とを含む履歴制御回路をサーマルヘッドの外
    に備えたことを特徴とするサーマルヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記履歴制御回路から前記内蔵履歴制御
    回路にデータを2回転送したのち、1回の印字を2度繰
    り返す1ライン4回転送2回印字履歴制御を行う請求項
    1記載のサーマルヘッド装置。
  3. 【請求項3】 前記履歴制御回路から前記内蔵履歴制御
    回路にデータを3回転送した後1回印字し、さらにデー
    タを1回転送した後1回印字する1ライン4回転送2回
    印字履歴制御を行う請求項1記載のサーマルヘッド装
    置。
  4. 【請求項4】 前記履歴制御回路から前記内蔵履歴制御
    回路にデータを2回転送した後1回印字し、さらにデー
    タを1回転送した後1回印字する1ライン3回転送2回
    印字履歴制御を行う請求項1記載のサーマルヘッド装
    置。
  5. 【請求項5】 前記履歴制御回路から前記内蔵履歴制御
    回路にデータを1回転送した後1回印字することを3度
    繰り返す1ライン3回転送3回印字履歴制御を行う請求
    項1記載のサーマルヘッド装置。
JP1230592A 1992-01-27 1992-01-27 サーマルヘッド装置 Expired - Lifetime JP2833900B2 (ja)

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JPH0752436A (ja) * 1993-08-12 1995-02-28 Nec Corp サーマルプリンタの熱制御回路

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