JP2832879B2 - センタワッシャを有する差動歯車装置 - Google Patents
センタワッシャを有する差動歯車装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/28—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears
- F16H48/285—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using self-locking gears or self-braking gears with self-braking intermeshing gears having parallel axes and having worms or helical teeth
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一対の太陽歯車の間
にセンタワッシャが配置された差動歯車装置に関する。
にセンタワッシャが配置された差動歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の差動歯車装置は、回転
駆動されるハウジングと、このハウジング内に設けられ
た一対の太陽歯車と、各太陽歯車とそれぞれ噛み合うと
ともに、互いに噛み合う少なくとも一対の遊星歯車とを
備えており、一対の太陽歯車間には一つのセンタワッシ
ャが配置されている。センタワッシャは、ハウジングに
対して回転不能に設けられており、その両端面には車両
の前進時に一対の太陽歯車がそれぞれ突き当たるように
なっている。したがって、差動時には、センタワッシャ
の両端面に一対の太陽歯車がそれぞれ摩擦接触すること
になる(PCT/US94/04435号参照)。
駆動されるハウジングと、このハウジング内に設けられ
た一対の太陽歯車と、各太陽歯車とそれぞれ噛み合うと
ともに、互いに噛み合う少なくとも一対の遊星歯車とを
備えており、一対の太陽歯車間には一つのセンタワッシ
ャが配置されている。センタワッシャは、ハウジングに
対して回転不能に設けられており、その両端面には車両
の前進時に一対の太陽歯車がそれぞれ突き当たるように
なっている。したがって、差動時には、センタワッシャ
の両端面に一対の太陽歯車がそれぞれ摩擦接触すること
になる(PCT/US94/04435号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】センタワッシャを有す
る従来の差動歯車装置においては、センタワッシャが早
期に摩耗するという問題があった。この問題について鋭
意研究した結果、その原因が次の点にあることが判明し
た。
る従来の差動歯車装置においては、センタワッシャが早
期に摩耗するという問題があった。この問題について鋭
意研究した結果、その原因が次の点にあることが判明し
た。
【0004】すなわち、センタワッシャの外周面には径
方向外側へ向かって突出する当接部が形成されており、
この当接部を一対の遊星歯車間に挿入することによって
回り止めされている。ただし、当接部と遊星歯車との間
には若干のガタがあり、その分だけセンタワッシャは回
動可能になっている。
方向外側へ向かって突出する当接部が形成されており、
この当接部を一対の遊星歯車間に挿入することによって
回り止めされている。ただし、当接部と遊星歯車との間
には若干のガタがあり、その分だけセンタワッシャは回
動可能になっている。
【0005】ところで、センタワッシャは、差動時に、
両端面に接触する一対の太陽歯車によって互いに逆方向
を向く回転トルクを受けており、一方の太陽歯車による
回転トルクが大きい場合には、ガタの分だけ一方向へ回
転させられて停止し、他方の太陽歯車による回転トルク
が大きい場合には、他方向へ回転させられて停止してい
る。したがって、センタワッシャは、各太陽歯車から受
ける回転トルクの大きさが逆転しない限りは停止してい
る。
両端面に接触する一対の太陽歯車によって互いに逆方向
を向く回転トルクを受けており、一方の太陽歯車による
回転トルクが大きい場合には、ガタの分だけ一方向へ回
転させられて停止し、他方の太陽歯車による回転トルク
が大きい場合には、他方向へ回転させられて停止してい
る。したがって、センタワッシャは、各太陽歯車から受
ける回転トルクの大きさが逆転しない限りは停止してい
る。
【0006】ところが、センタワッシャが各太陽歯車か
ら受ける回転トルクは常時変動しており、センタワッシ
ャに作用する二つの回転トルクの大きさが逆転すること
がある。回転トルクの大きさが逆転すると、センタワッ
シャは回転トルクの大きい太陽歯車と一緒に上記ガタの
分だけ回転する。センタワッシャと回転トルクの小さい
太陽歯車とは、停止時と比較するとほぼ2倍の速度で相
対回転することになる。このため、センタワッシャが早
期に摩耗するという問題が生じていたのである。
ら受ける回転トルクは常時変動しており、センタワッシ
ャに作用する二つの回転トルクの大きさが逆転すること
がある。回転トルクの大きさが逆転すると、センタワッ
シャは回転トルクの大きい太陽歯車と一緒に上記ガタの
分だけ回転する。センタワッシャと回転トルクの小さい
太陽歯車とは、停止時と比較するとほぼ2倍の速度で相
対回転することになる。このため、センタワッシャが早
期に摩耗するという問題が生じていたのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、請求項1に係る発明
は、回転駆動されるハウジングと、ねじれ歯を有し、上
記ハウジング内に軸線をハウジングの軸線と一致させて
回転自在に設けられた一対の太陽歯車と、上記ハウジン
グ内に回転自在に設けられ、上記一対の太陽歯車とそれ
ぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合う少なくとも一対
の遊星歯車と、上記一対の太陽歯車の間に配置されたセ
ンタワッシャとを備え、上記センタワッシャの外周面に
は、上記ハウジングまたは上記遊星歯車に突き当たるこ
とによってハウジングに対するセンタワッシャの回転を
阻止する当接部が形成されたセンタワッシャを有する差
動歯車装置において、上記センタワッシャを上記太陽歯
車の軸線方向に並べて二つ配置し、この二つのセンタワ
ッシャの対向する端面どうしを接触させたことを特徴と
している。この場合、後述する理由により、上記二つの
センタワッシャを、一方のセンタワッシャの当接部と他
方のセンタワッシャの当接部とが上記太陽歯車の軸線方
向に対向するように配置し、少なくとも一方のセンタワ
ッシャの当接部の他方のセンタワッシャ側の端面と側面
との交差部に面取りを形成するのが望ましい。また、上
記二つのセンタワッシャを、一方のセンタワッシャの当
接部と他方のセンタワッシャの当接部とがセンタワッシ
ャの周方向に互いに離れるように配置するのが望まし
い。また、請求項3に係る発明は、回転駆動されるハウ
ジングと、捩れ歯を有し、上記ハウジング内に軸線をハ
ウジングの軸線と一致させて回転自在に設けられた一対
の太陽歯車と、上記ハウジング内に回転自在に設けら
れ、上記一対の太陽歯車とそれぞれ噛み合うとともに、
互いに噛み合う少なくとも一対の遊星歯車と、上記一対
の太陽歯車の間に配置されたセンタワッシャとを備え、
上記センタワッシャの外周面には、上記ハウジングまた
は上記遊星歯車に突き当たることによってハウジングに
対するセンタワッシャの回転を阻止する当接部が形成さ
れたセンタワッシャを有する差動歯車装置において、上
記センタワッシャを上記太陽歯車の軸線方向に並べて二
つ配置し、この二つのセンタワッシャの間にスペーサを
介在させ、このスペーサの外周部の少なくとも上記当接
部に対応する箇所に当接部に接触するのを避けるための
逃げ部を形成したことを特徴としている。
を解決するためになされたもので、請求項1に係る発明
は、回転駆動されるハウジングと、ねじれ歯を有し、上
記ハウジング内に軸線をハウジングの軸線と一致させて
回転自在に設けられた一対の太陽歯車と、上記ハウジン
グ内に回転自在に設けられ、上記一対の太陽歯車とそれ
ぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合う少なくとも一対
の遊星歯車と、上記一対の太陽歯車の間に配置されたセ
ンタワッシャとを備え、上記センタワッシャの外周面に
は、上記ハウジングまたは上記遊星歯車に突き当たるこ
とによってハウジングに対するセンタワッシャの回転を
阻止する当接部が形成されたセンタワッシャを有する差
動歯車装置において、上記センタワッシャを上記太陽歯
車の軸線方向に並べて二つ配置し、この二つのセンタワ
ッシャの対向する端面どうしを接触させたことを特徴と
している。この場合、後述する理由により、上記二つの
センタワッシャを、一方のセンタワッシャの当接部と他
方のセンタワッシャの当接部とが上記太陽歯車の軸線方
向に対向するように配置し、少なくとも一方のセンタワ
ッシャの当接部の他方のセンタワッシャ側の端面と側面
との交差部に面取りを形成するのが望ましい。また、上
記二つのセンタワッシャを、一方のセンタワッシャの当
接部と他方のセンタワッシャの当接部とがセンタワッシ
ャの周方向に互いに離れるように配置するのが望まし
い。また、請求項3に係る発明は、回転駆動されるハウ
ジングと、捩れ歯を有し、上記ハウジング内に軸線をハ
ウジングの軸線と一致させて回転自在に設けられた一対
の太陽歯車と、上記ハウジング内に回転自在に設けら
れ、上記一対の太陽歯車とそれぞれ噛み合うとともに、
互いに噛み合う少なくとも一対の遊星歯車と、上記一対
の太陽歯車の間に配置されたセンタワッシャとを備え、
上記センタワッシャの外周面には、上記ハウジングまた
は上記遊星歯車に突き当たることによってハウジングに
対するセンタワッシャの回転を阻止する当接部が形成さ
れたセンタワッシャを有する差動歯車装置において、上
記センタワッシャを上記太陽歯車の軸線方向に並べて二
つ配置し、この二つのセンタワッシャの間にスペーサを
介在させ、このスペーサの外周部の少なくとも上記当接
部に対応する箇所に当接部に接触するのを避けるための
逃げ部を形成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1に係る発明において、差動時には、二
つのセンタワッシャがそれぞれに接触する太陽歯車から
回転トルクを受ける。このとき、各センタワッシャが受
ける回転トルクは、その大きさが変動することはあって
も、太陽歯車が一定方向に回転している限りその方向が
変化することはない。したがって、各センタワッシャは
停止状態を維持し、回転することがない。このような作
用は、請求項2〜4に係る発明においても同様である。
つのセンタワッシャがそれぞれに接触する太陽歯車から
回転トルクを受ける。このとき、各センタワッシャが受
ける回転トルクは、その大きさが変動することはあって
も、太陽歯車が一定方向に回転している限りその方向が
変化することはない。したがって、各センタワッシャは
停止状態を維持し、回転することがない。このような作
用は、請求項2〜4に係る発明においても同様である。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図1〜図9
を参照して説明する。図1〜図5はこの発明の一実施例
を示すものであり、図4および図5に示すように、この
実施例の差動歯車装置1は、軸線Lを中心として回転駆
動されるハウジング2を備えている。このハウジング2
の内部には、捩れ歯を有する一対の太陽歯車3A,3B
がその軸線を軸線Lと一致させて回転自在に設けられて
いる。また、ハウジング2の内部には、少なくとも一対
(この実施例では三対)の遊星歯車4A,4Bがその軸
線を軸線Lと平行にした状態で回転自在に設けられてい
る。遊星歯車4A,4Bは、太陽歯車3A,3Bとそれ
ぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合っている。太陽歯
車3A,3Bと遊星歯車4A,4Bとの噛み合いによ
り、各太陽歯車3A,3Bには、互いに接近する方向へ
押す推力が発生する。
を参照して説明する。図1〜図5はこの発明の一実施例
を示すものであり、図4および図5に示すように、この
実施例の差動歯車装置1は、軸線Lを中心として回転駆
動されるハウジング2を備えている。このハウジング2
の内部には、捩れ歯を有する一対の太陽歯車3A,3B
がその軸線を軸線Lと一致させて回転自在に設けられて
いる。また、ハウジング2の内部には、少なくとも一対
(この実施例では三対)の遊星歯車4A,4Bがその軸
線を軸線Lと平行にした状態で回転自在に設けられてい
る。遊星歯車4A,4Bは、太陽歯車3A,3Bとそれ
ぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合っている。太陽歯
車3A,3Bと遊星歯車4A,4Bとの噛み合いによ
り、各太陽歯車3A,3Bには、互いに接近する方向へ
押す推力が発生する。
【0010】上記一対の太陽歯車3A,3Bの間には、
二つのセンタワッシャ5A,5Bが並んで配置されてい
る。二つのセンタワッシャ5A,5Bは、太陽歯車3
A,3Bが互いに接近する方向へ押圧されたとき、太陽
歯車3A,3Bとそれぞれ接触するとともに、互いに接
触する。図2および図3に示すように、センタワッシャ
5A,5Bは同形、同大の円板状に形成されており、そ
の外周面には、径方向外側へ突出する当接部51が三つ
形成されている。
二つのセンタワッシャ5A,5Bが並んで配置されてい
る。二つのセンタワッシャ5A,5Bは、太陽歯車3
A,3Bが互いに接近する方向へ押圧されたとき、太陽
歯車3A,3Bとそれぞれ接触するとともに、互いに接
触する。図2および図3に示すように、センタワッシャ
5A,5Bは同形、同大の円板状に形成されており、そ
の外周面には、径方向外側へ突出する当接部51が三つ
形成されている。
【0011】各当接部51は、センタワッシャ5A,5
Bの周方向へ等間隔離れて配置されており、図5に示す
ように、一対の遊星歯車4A,4B間に挿入されてい
る。したがって、センタワッシャ5A,5Bがハウジン
グ2に対して相対回転すると、センタワッシャ5A,5
Bの周方向を向く各当接部51の側面が遊星歯車4A,
4Bに突き当たる。これにより、センタワッシャ5A,
5Bの回転が阻止され、それらはハウジングと一体に回
転するようになっている。ただし、製造誤差等によりセ
ンタワッシャ5A,5Bが組み付け不能になるのを防止
するために、当接部51の各部の周方向の幅は、遊星歯
車4A,4Bの対応する部分の間隔より若干小さくなっ
ており、それらの間にはガタがある。したがって、セン
タワッシャ5A,5Bは、そのガタの分だけ回転可能で
ある。
Bの周方向へ等間隔離れて配置されており、図5に示す
ように、一対の遊星歯車4A,4B間に挿入されてい
る。したがって、センタワッシャ5A,5Bがハウジン
グ2に対して相対回転すると、センタワッシャ5A,5
Bの周方向を向く各当接部51の側面が遊星歯車4A,
4Bに突き当たる。これにより、センタワッシャ5A,
5Bの回転が阻止され、それらはハウジングと一体に回
転するようになっている。ただし、製造誤差等によりセ
ンタワッシャ5A,5Bが組み付け不能になるのを防止
するために、当接部51の各部の周方向の幅は、遊星歯
車4A,4Bの対応する部分の間隔より若干小さくなっ
ており、それらの間にはガタがある。したがって、セン
タワッシャ5A,5Bは、そのガタの分だけ回転可能で
ある。
【0012】また、図1(A),(B)に示すように、
各当接部51の両側面と両端面との各交差部には、当接
部51に沿って延びる面取り52が形成されている。こ
の場合、面取り52は、各当接部51のみならず、セン
タワッシャ5A,5Bの外周面の一部まで延びている
が、当接部51にのみ形成してもよい。また、面取り5
2を各当接部51の両端面と両側面との4箇所の交差部
に形成しているが、センタワッシャ5A,5Bが対向す
る側の一方の端面と両側面との交差部(2箇所)にのみ
形成してもよく、さらに当該一方の端面と、車両の前進
時における差動時に太陽歯車3A,3Bがハウジングに
対して回転する方向前方側の側面との交差部(1箇所)
にのみ形成してもよい。また、面取り52は、平面的に
形成せずに、円弧面状に形成してもよい。
各当接部51の両側面と両端面との各交差部には、当接
部51に沿って延びる面取り52が形成されている。こ
の場合、面取り52は、各当接部51のみならず、セン
タワッシャ5A,5Bの外周面の一部まで延びている
が、当接部51にのみ形成してもよい。また、面取り5
2を各当接部51の両端面と両側面との4箇所の交差部
に形成しているが、センタワッシャ5A,5Bが対向す
る側の一方の端面と両側面との交差部(2箇所)にのみ
形成してもよく、さらに当該一方の端面と、車両の前進
時における差動時に太陽歯車3A,3Bがハウジングに
対して回転する方向前方側の側面との交差部(1箇所)
にのみ形成してもよい。また、面取り52は、平面的に
形成せずに、円弧面状に形成してもよい。
【0013】上記構成の差動歯車装置1において、セン
タワッシャ5A(5B)は、一方の太陽歯車3A(3
B)にのみ接触している。したがって、センタワッシャ
5A(5B)には、差動時に、互いに逆方向を向く二つ
の回転力が同時に作用することがなく、一定方向の回転
トルクが作用するだけである。この結果、センタワッシ
ャ5A,5Bは停止状態を維持する。したがって、セン
タワッシャ5A(5B)と太陽歯車3A(3B)との間
の相対回転速度は、太陽歯車3A(3B)とハウジング
1との間の相対回転速度に等しく、太陽歯車3A(3
B)の回転速度の2倍の速度になることがない。よっ
て、センタワッシャ5A,5Bの早期摩耗を防止するこ
とができる。
タワッシャ5A(5B)は、一方の太陽歯車3A(3
B)にのみ接触している。したがって、センタワッシャ
5A(5B)には、差動時に、互いに逆方向を向く二つ
の回転力が同時に作用することがなく、一定方向の回転
トルクが作用するだけである。この結果、センタワッシ
ャ5A,5Bは停止状態を維持する。したがって、セン
タワッシャ5A(5B)と太陽歯車3A(3B)との間
の相対回転速度は、太陽歯車3A(3B)とハウジング
1との間の相対回転速度に等しく、太陽歯車3A(3
B)の回転速度の2倍の速度になることがない。よっ
て、センタワッシャ5A,5Bの早期摩耗を防止するこ
とができる。
【0014】また、上記実施例の差動歯車装置1におい
ては、当接部51に面取り52を形成しているので、差
動歯車装置1の特性が変化するのを確実に防止すること
ができる。すなわち、図6に示すように、当接部51に
面取りが形成されていない場合には、差動歯車装置1を
長期間使用すると、当接部51の側面と両端面との各交
差部、特に車両の前進時における差動時に当接部51が
遊星歯車4A(4B)と突き当たる側面と両端面との各
交差部に、センタワッシャ5A(5B)の軸線方向に突
出する突起Pが形成される。このような突起Pが形成さ
れると、各当接部51の突起Pに他方の当接部51が乗
り上がることがあり、そのような場合には、センタワッ
シャ5A,5Bが端面全体で接触することができなくな
り、端面の一部でのみ接触するいわゆる片当たり状態に
なる。この結果、差動歯車装置1の特性が変化してしま
うことがある。
ては、当接部51に面取り52を形成しているので、差
動歯車装置1の特性が変化するのを確実に防止すること
ができる。すなわち、図6に示すように、当接部51に
面取りが形成されていない場合には、差動歯車装置1を
長期間使用すると、当接部51の側面と両端面との各交
差部、特に車両の前進時における差動時に当接部51が
遊星歯車4A(4B)と突き当たる側面と両端面との各
交差部に、センタワッシャ5A(5B)の軸線方向に突
出する突起Pが形成される。このような突起Pが形成さ
れると、各当接部51の突起Pに他方の当接部51が乗
り上がることがあり、そのような場合には、センタワッ
シャ5A,5Bが端面全体で接触することができなくな
り、端面の一部でのみ接触するいわゆる片当たり状態に
なる。この結果、差動歯車装置1の特性が変化してしま
うことがある。
【0015】この点、上記の差動歯車装置1において
は、当接部51に面取り52を形成しているので、面取
り52と当接部51の側面との交差部に突起が形成され
ることになるが、この突起が面取り52を越えてセンタ
ワッシャ5A(5B)の端面から軸線方向に突出するこ
とがない。したがって、突起に当接部51が乗り上がる
ことがなく、センタワッシャ5A,5Bが片当たり状態
になるのを防止することができる。よって、差動歯車装
置1の特性が変化するのを確実に防止することができ
る。
は、当接部51に面取り52を形成しているので、面取
り52と当接部51の側面との交差部に突起が形成され
ることになるが、この突起が面取り52を越えてセンタ
ワッシャ5A(5B)の端面から軸線方向に突出するこ
とがない。したがって、突起に当接部51が乗り上がる
ことがなく、センタワッシャ5A,5Bが片当たり状態
になるのを防止することができる。よって、差動歯車装
置1の特性が変化するのを確実に防止することができ
る。
【0016】センタワッシャ5A,5Bの片当たりによ
る差動歯車装置1の特性変化は、次のように構成するこ
とによっても防止することができる。次に、この点につ
いて説明する。
る差動歯車装置1の特性変化は、次のように構成するこ
とによっても防止することができる。次に、この点につ
いて説明する。
【0017】図7および図8に示す実施例は、当接部5
1に面取りを形成する代わりに、センタワッシャ5A,
5B間にスペーサ6を配置したものである。スペーサ6
は、薄い円板状をなしており、その外径はセンタワッシ
ャ5A,5Bの外径より小さくなっている。また、その
厚さは、各当接部51に突起が形成されたとしても、そ
の突起に他方の当接部51が接触するのを防止すること
ができるような厚さに設定されている。したがって、当
接部51が突起に乗り上げることがない。また、スペー
サ6の外径がセンタワッシャ5A,5Bの外径より小さ
いから、スペーサ6が突起に乗り上がることもない。し
たがって、差動歯車装置の特性が変化するのを防止する
ことができる。
1に面取りを形成する代わりに、センタワッシャ5A,
5B間にスペーサ6を配置したものである。スペーサ6
は、薄い円板状をなしており、その外径はセンタワッシ
ャ5A,5Bの外径より小さくなっている。また、その
厚さは、各当接部51に突起が形成されたとしても、そ
の突起に他方の当接部51が接触するのを防止すること
ができるような厚さに設定されている。したがって、当
接部51が突起に乗り上げることがない。また、スペー
サ6の外径がセンタワッシャ5A,5Bの外径より小さ
いから、スペーサ6が突起に乗り上がることもない。し
たがって、差動歯車装置の特性が変化するのを防止する
ことができる。
【0018】なお、スペーサ6はハウジング2に回転自
在に取り付けてもよく、回転不能に取り付けてもよい。
回転不能に取り付ける場合には、スペーサ6の外径をセ
ンタワッシャ5A,5Bの外径と同一にし、当接部51
に対応する外周部を切り欠くことによってそこに逃げ部
を形成するようにしてもよい。換言すれば、スペーサ6
を上記のようにセンタワッシャ5A,5Bより小さく形
成した場合には、スペーサ6の外周部全体が逃げ部にな
っているのである。
在に取り付けてもよく、回転不能に取り付けてもよい。
回転不能に取り付ける場合には、スペーサ6の外径をセ
ンタワッシャ5A,5Bの外径と同一にし、当接部51
に対応する外周部を切り欠くことによってそこに逃げ部
を形成するようにしてもよい。換言すれば、スペーサ6
を上記のようにセンタワッシャ5A,5Bより小さく形
成した場合には、スペーサ6の外周部全体が逃げ部にな
っているのである。
【0019】また、図9および図10に示す実施例は、
遊星歯車4A,4Bが四対配置されている場合に好適な
ものであり、各センタワッシャ5A,5Bには、当接部
51が二つずつ形成されている。二つの当接部51,5
1は、周方向に180°離れて配置されている。センタ
ワッシャ5Aの当接部51,51は、180°離れて配
置された二対の遊星歯車4A,4Bの各間にそれぞれ挿
入されている。他方のセンタワッシャ5Bの各当接部5
1は、センタワッシャ5Aの当接部51,51が挿入さ
れた二対の遊星歯車4A,4Bに対して90°離れた二
対の遊星歯車4A,4Bの各間にそれぞれ挿入されてい
る。この結果、センタワッシャ5Aの当接部51とセン
タワッシャ5Bの当接部51とは周方向に90°離れて
位置することになり、当接部51が突起に乗り上がるこ
とがない。よって、差動歯車装置の特性が変化するのを
防止することができる。
遊星歯車4A,4Bが四対配置されている場合に好適な
ものであり、各センタワッシャ5A,5Bには、当接部
51が二つずつ形成されている。二つの当接部51,5
1は、周方向に180°離れて配置されている。センタ
ワッシャ5Aの当接部51,51は、180°離れて配
置された二対の遊星歯車4A,4Bの各間にそれぞれ挿
入されている。他方のセンタワッシャ5Bの各当接部5
1は、センタワッシャ5Aの当接部51,51が挿入さ
れた二対の遊星歯車4A,4Bに対して90°離れた二
対の遊星歯車4A,4Bの各間にそれぞれ挿入されてい
る。この結果、センタワッシャ5Aの当接部51とセン
タワッシャ5Bの当接部51とは周方向に90°離れて
位置することになり、当接部51が突起に乗り上がるこ
とがない。よって、差動歯車装置の特性が変化するのを
防止することができる。
【0020】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、適宜設計変更可能である。例えば、上
記の実施例においては、当接部51を対をなす遊星歯車
4A,4B間に挿入しているが、ハウジング1に凹部を
形成し、この凹部に当接部51が挿入するようにしても
よい。
れるものでなく、適宜設計変更可能である。例えば、上
記の実施例においては、当接部51を対をなす遊星歯車
4A,4B間に挿入しているが、ハウジング1に凹部を
形成し、この凹部に当接部51が挿入するようにしても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、センタワッシャが早期に摩耗するのを防止
することができる。請求項2〜4に係る発明によれば、
差動歯車装置の特性が変化するのを防止することができ
る。
明によれば、センタワッシャが早期に摩耗するのを防止
することができる。請求項2〜4に係る発明によれば、
差動歯車装置の特性が変化するのを防止することができ
る。
【図1】この発明に係る差動歯車装置の一実施例の当接
部を示す図であって、図1(A)は図2のA円部の拡大
図、図1(B)は図3のB円部の拡大図である。
部を示す図であって、図1(A)は図2のA円部の拡大
図、図1(B)は図3のB円部の拡大図である。
【図2】同実施例のセンタワッシャを示す平面図であ
る。
る。
【図3】同実施例のセンタワッシャを示す正面図であ
る。
る。
【図4】同実施例の全体構成を示す断面図であって、図
5のX−X断面図である。
5のX−X断面図である。
【図5】同実施例の全体構成を示す断面図であって、図
4のY−Y断面図である。
4のY−Y断面図である。
【図6】突起が形成された当接部を示す断面図である。
【図7】この発明に係る差動歯車装置の他の実施例にお
ける二つのセンタワッシャとスペーサとを示す斜視図で
ある。
ける二つのセンタワッシャとスペーサとを示す斜視図で
ある。
【図8】同実施例のセンタワッシャとスペーサとを示す
平面図である。
平面図である。
【図9】この発明に係る差動歯車装置のさらに他の実施
例における四対の遊星歯車と二つのセンタワッシャとの
配置関係を示す平面図である。
例における四対の遊星歯車と二つのセンタワッシャとの
配置関係を示す平面図である。
【図10】遊星歯車を省略して示す図9のZ矢視図であ
る。
る。
1 差動歯車装置 2 ハウジング 3A 太陽歯車 3B 太陽歯車 4A 遊星歯車 4B 遊星歯車 5A センタワッシャ 5B センタワッシャ 6 スペーサ 51 当接部 52 面取り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 48/20
Claims (4)
- 【請求項1】 回転駆動されるハウジングと、捩れ歯を
有し、上記ハウジング内に軸線をハウジングの軸線と一
致させて回転自在に設けられた一対の太陽歯車と、上記
ハウジング内に回転自在に設けられ、上記一対の太陽歯
車とそれぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合う少なく
とも一対の遊星歯車と、上記一対の太陽歯車の間に配置
されたセンタワッシャとを備え、上記センタワッシャの
外周面には、上記ハウジングまたは上記遊星歯車に突き
当たることによってハウジングに対するセンタワッシャ
の回転を阻止する当接部が形成されたセンタワッシャを
有する差動歯車装置において、上記センタワッシャを上
記太陽歯車の軸線方向に並べて二つ配置し、この二つの
センタワッシャの対向する端面どうしを接触させたこと
を特徴とするセンタワッシャを有する差動歯車装置。 - 【請求項2】 上記二つのセンタワッシャを、一方のセ
ンタワッシャの当接部と他方のセンタワッシャの当接部
とが上記太陽歯車の軸線方向に対向するように配置し、
少なくとも一方のセンタワッシャの当接部の他方のセン
タワッシャ側の端面と側面との交差部に面取りを形成し
たことを特徴とする請求項1に記載のセンタワッシャを
有する差動歯車装置。 - 【請求項3】 回転駆動されるハウジングと、捩れ歯を
有し、上記ハウジング内に軸線をハウジングの軸線と一
致させて回転自在に設けられた一対の太陽歯車と、上記
ハウジング内に回転自在に設けられ、上記一対の太陽歯
車とそれぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合う少なく
とも一対の遊星歯車と、上記一対の太陽歯車の間に配置
されたセンタワッシャとを備え、上記センタワッシャの
外周面には、上記ハウジングまたは上記遊星歯車に突き
当たることによってハウジングに対するセンタワッシャ
の回転を阻止する当接部が形成されたセンタワッシャを
有する差動歯車装置において、上記センタワッシャを上
記太陽歯車の軸線方向に並べて二つ配置し、この二つの
センタワッシャの間にスペーサを介在させ、このスペー
サの外周部の少なくとも上記当接部に対応する箇所に当
接部に接触するのを避けるための逃げ部を形成したこと
を特徴とするセンタワッシャを有する差動歯車装置。 - 【請求項4】 上記二つのセンタワッシャを、一方のセ
ンタワッシャの当接部と他方のセンタワッシャの当接部
とがセンタワッシャの周方向に互いに離れるように配置
したことを特徴とする請求項1に記載のセンタワッシャ
を有する差動歯車装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181116A JP2832879B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | センタワッシャを有する差動歯車装置 |
US08/658,263 US5685795A (en) | 1995-06-23 | 1996-06-05 | Differential |
DE19624504A DE19624504C2 (de) | 1995-06-23 | 1996-06-19 | Differential |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181116A JP2832879B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | センタワッシャを有する差動歯車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0914395A JPH0914395A (ja) | 1997-01-14 |
JP2832879B2 true JP2832879B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=16095135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7181116A Expired - Fee Related JP2832879B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | センタワッシャを有する差動歯車装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5685795A (ja) |
JP (1) | JP2832879B2 (ja) |
DE (1) | DE19624504C2 (ja) |
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US11028914B2 (en) * | 2018-11-29 | 2021-06-08 | Jtekt Corporation | Vehicle differential device |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4890511A (en) * | 1987-10-22 | 1990-01-02 | D-K Gleason, Inc. | Friction reduction in a differential assembly |
DE4013197C1 (ja) * | 1990-04-25 | 1992-02-06 | Viscodrive Gmbh, 5204 Lohmar, De | |
DE4013202A1 (de) * | 1990-04-25 | 1991-10-31 | Viscodrive Gmbh | Differentialgetriebe |
US5108353A (en) * | 1991-04-24 | 1992-04-28 | Zexel-Gleason U.S.A., Inc. | Crossed-axis gear differential |
DE4217784C2 (de) * | 1991-06-12 | 1994-02-17 | Viscodrive Gmbh | Differentialgetriebe |
JP3098116B2 (ja) * | 1992-10-28 | 2000-10-16 | 栃木富士産業株式会社 | デファレンシャル装置 |
US5433673A (en) * | 1993-05-06 | 1995-07-18 | Zexel Torsen Inc. | Differential with pivotable gear mountings |
US5462497A (en) * | 1993-05-06 | 1995-10-31 | Zexel Torsen Inc | Controllable parallel axis differential |
US5415601A (en) * | 1993-06-10 | 1995-05-16 | Zexel-Gleason Usa, Inc. | Parallel-axis differential with restrained center washer |
JPH0828656A (ja) * | 1994-07-18 | 1996-02-02 | Zexel Corp | 差動歯車装置 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7181116A patent/JP2832879B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-05 US US08/658,263 patent/US5685795A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-06-19 DE DE19624504A patent/DE19624504C2/de not_active Expired - Fee Related
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DE19624504A1 (de) | 1997-01-09 |
US5685795A (en) | 1997-11-11 |
JPH0914395A (ja) | 1997-01-14 |
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