JP2832818B2 - 車両台車のトラバース方法及び車両台車用トラバーサ - Google Patents
車両台車のトラバース方法及び車両台車用トラバーサInfo
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- JP2832818B2 JP2832818B2 JP14672596A JP14672596A JP2832818B2 JP 2832818 B2 JP2832818 B2 JP 2832818B2 JP 14672596 A JP14672596 A JP 14672596A JP 14672596 A JP14672596 A JP 14672596A JP 2832818 B2 JP2832818 B2 JP 2832818B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、鉄道車両の製作
工場等において車両の車体を載せるための車両台車を、
床面に設けられた複数の平行なレール間でトラバース
(横移動)させる車両台車のトラバース方法及び車両台
車用トラバーサに係る技術分野に関する。
工場等において車両の車体を載せるための車両台車を、
床面に設けられた複数の平行なレール間でトラバース
(横移動)させる車両台車のトラバース方法及び車両台
車用トラバーサに係る技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】 鉄道車両の製作工場等では、床面上に
複数のレールが平行に設けられており、レール上に載置
された鉄道車両(車体+車両台車)、または車体を載せ
る車両台車を他のレール上にトラバースさせる必要があ
るため、床面に設けられた複数の平行なレールに対して
直交する方向に移動するトラバーサに搬送物(鉄道車両
または車両台車)を載せてトラバースする方式をとって
おり、図11に示されるようにトラバーサを床面の高さ
で走行させる場合には、トラバーサ1の搬送物2を載せ
る面が床面より高くなるため、搬送物を斜面3に沿って
引上げる(または押上げる)作業を必要としていた。ま
た、図12に示されるように、トラバーサの搬送物を載
せる面を床面の高さと同じにする場合には、搬送物2を
床面の高さで移動させてトラバーサ1に載せることがで
きるが、トラバーサ1を床面の高さより低い所で走行さ
せる必要があるため、ピット4を工場の床面に掘ってそ
の中をトラバーサ1が走行するようにしていた。(例え
ば、特開昭56−120453号公報,特開平4−10
8066号公報参照)
複数のレールが平行に設けられており、レール上に載置
された鉄道車両(車体+車両台車)、または車体を載せ
る車両台車を他のレール上にトラバースさせる必要があ
るため、床面に設けられた複数の平行なレールに対して
直交する方向に移動するトラバーサに搬送物(鉄道車両
または車両台車)を載せてトラバースする方式をとって
おり、図11に示されるようにトラバーサを床面の高さ
で走行させる場合には、トラバーサ1の搬送物2を載せ
る面が床面より高くなるため、搬送物を斜面3に沿って
引上げる(または押上げる)作業を必要としていた。ま
た、図12に示されるように、トラバーサの搬送物を載
せる面を床面の高さと同じにする場合には、搬送物2を
床面の高さで移動させてトラバーサ1に載せることがで
きるが、トラバーサ1を床面の高さより低い所で走行さ
せる必要があるため、ピット4を工場の床面に掘ってそ
の中をトラバーサ1が走行するようにしていた。(例え
ば、特開昭56−120453号公報,特開平4−10
8066号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら従来の
トラバーサは、床面の高さで走行させる場合には、搬送
物を斜面に沿って引上げる時や搬送物を降ろす時に、作
業員が直接搬送物に接触して引上げ用のワイヤをかける
などの作業を行わなければならず、搬送物が斜面上を移
動する際に引上げ用のワイヤが切断したり外れたりする
と、搬送物が暴走する等の危険をともなっていた。ま
た、トラバーサの搬送物を載せる面を床面の高さと同じ
にする場合には、搬送物を斜面に沿って移動させる作業
がないので安全であるが、工場内にピットを掘るために
工場床面が分断され、作業者や作業車両等がピットを横
断することができない等の問題があった。
トラバーサは、床面の高さで走行させる場合には、搬送
物を斜面に沿って引上げる時や搬送物を降ろす時に、作
業員が直接搬送物に接触して引上げ用のワイヤをかける
などの作業を行わなければならず、搬送物が斜面上を移
動する際に引上げ用のワイヤが切断したり外れたりする
と、搬送物が暴走する等の危険をともなっていた。ま
た、トラバーサの搬送物を載せる面を床面の高さと同じ
にする場合には、搬送物を斜面に沿って移動させる作業
がないので安全であるが、工場内にピットを掘るために
工場床面が分断され、作業者や作業車両等がピットを横
断することができない等の問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決
し、作業員が車両台車に触れることなしにトラバーサへ
搬送物を載せることができるとともに、工場内にピット
を掘らないで床面の高さでトラバーサを走行させること
ができるようにすることを目的とする。
し、作業員が車両台車に触れることなしにトラバーサへ
搬送物を載せることができるとともに、工場内にピット
を掘らないで床面の高さでトラバーサを走行させること
ができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的は、床面に設
けられた複数組の平 行した台車専用レール上の車両台車
を、台車専用レールと直交するよう同じく床面に設けた
トラバーサ専用レール上を走行するトラバーサに引き込
み、車両台車をトラバーサと共にトラバーサ専用レール
トを走行搬送して他の台車専用レール部に適合させ、車
両台車を他の台車専用レール上に払出しする車両台車の
トラバース方法において 床面に設けられた台車専用レ
ール上の車両台車を、トラバーサに設けられた伸縮アー
ムの把持部で把持して台車専用レール上を走行させなが
らトラバーサの本体フレーム内に引込み、トラバーサに
設けられた昇降装置で車両台車を台車専用レール上から
持上げてトラバーサ内に抱え込み保持するとともに、ト
ラバーサを床面の高さで台車専用レールと直交するトラ
バーサ専用レール上を走行させることにより、車両台車
を床面に設けられた複数の平行な台車専用レール間でト
ラバースすることにより達成される。上記目的は、下部
に車両台車を収容可能な空間を有する本体フレームと、
車両台車を把持する把持部を有し、車両台車を本体フレ
ームの下部に抱え込み保持又は払出しする伸縮自在な伸
縮アームと、床面に設けられた複数組の平行した台車車
用レール上の車両台車を持上げる昇降装置と、床面の高
さで台車専用レールと直交するトラバーサ専用レール上
を走行させる移動機構とからなることにより達成され
る。
けられた複数組の平 行した台車専用レール上の車両台車
を、台車専用レールと直交するよう同じく床面に設けた
トラバーサ専用レール上を走行するトラバーサに引き込
み、車両台車をトラバーサと共にトラバーサ専用レール
トを走行搬送して他の台車専用レール部に適合させ、車
両台車を他の台車専用レール上に払出しする車両台車の
トラバース方法において 床面に設けられた台車専用レ
ール上の車両台車を、トラバーサに設けられた伸縮アー
ムの把持部で把持して台車専用レール上を走行させなが
らトラバーサの本体フレーム内に引込み、トラバーサに
設けられた昇降装置で車両台車を台車専用レール上から
持上げてトラバーサ内に抱え込み保持するとともに、ト
ラバーサを床面の高さで台車専用レールと直交するトラ
バーサ専用レール上を走行させることにより、車両台車
を床面に設けられた複数の平行な台車専用レール間でト
ラバースすることにより達成される。上記目的は、下部
に車両台車を収容可能な空間を有する本体フレームと、
車両台車を把持する把持部を有し、車両台車を本体フレ
ームの下部に抱え込み保持又は払出しする伸縮自在な伸
縮アームと、床面に設けられた複数組の平行した台車車
用レール上の車両台車を持上げる昇降装置と、床面の高
さで台車専用レールと直交するトラバーサ専用レール上
を走行させる移動機構とからなることにより達成され
る。
【0006】
【作用】 本発明の作用について述べる。トラバーサに
設けられた伸縮アームの把持部で車両台車を把持してレ
ール上を走行させながら、トラバーサの本体フレーム内
に車両台車を引込み、トラバーサに設けられた昇降装置
で車両台車を持上げて、レールと車両台車との接触を断
った状態でトラバーサ内に車両台車を保持し、トラバー
サを床面の高さで走行させることにより車両台車をトラ
バースすることができる。
設けられた伸縮アームの把持部で車両台車を把持してレ
ール上を走行させながら、トラバーサの本体フレーム内
に車両台車を引込み、トラバーサに設けられた昇降装置
で車両台車を持上げて、レールと車両台車との接触を断
った状態でトラバーサ内に車両台車を保持し、トラバー
サを床面の高さで走行させることにより車両台車をトラ
バースすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施例のトラバーサ
の平面図である。本体フレーム5に図の左右方向(水平
方向)に伸縮自在な伸縮アーム6が設けられており、本
体フレームの四隅には車両台車8を持上げる昇降装置7
が設けられている。
基づいて説明する。図1は本発明の実施例のトラバーサ
の平面図である。本体フレーム5に図の左右方向(水平
方向)に伸縮自在な伸縮アーム6が設けられており、本
体フレームの四隅には車両台車8を持上げる昇降装置7
が設けられている。
【0008】図2は本発明の実施例のトラバーサの正面
図である。伸縮アーム6には伸縮アーム6の伸縮に連動
して移動する把持部6aが設けられており、該把持部6
aで車両台車8の一部を把持した状態で伸縮アーム6を
伸縮させることにより車両台車8を複数組の平行した台
車専用レールトを走行させながら本体フレーム5内に引
込んだり本体フレーム5内から払出したりすることがで
きる。
図である。伸縮アーム6には伸縮アーム6の伸縮に連動
して移動する把持部6aが設けられており、該把持部6
aで車両台車8の一部を把持した状態で伸縮アーム6を
伸縮させることにより車両台車8を複数組の平行した台
車専用レールトを走行させながら本体フレーム5内に引
込んだり本体フレーム5内から払出したりすることがで
きる。
【0009】図3は本発明の実施例のトラバーサの側面
図である。本体フレーム5内に鎖線で示すように車両台
車8を引込んだ状態を示しており、昇降装置7のフォー
ク部7aを上昇させることにより、車両台車8を持ち上
げて車両台車と台車専用レールとの接触を断つことがで
きる。そして車両台車を持上げた状態で、トラバーサを
床面の高さで台車車用レールと直交するトラバーサ専用
レール上を走行させることにより、車両台車8を床面に
設けられた複数組の平行な台車専用レール間でトラバー
スすることができる。なお、トラバーサを走行させる際
に床面に車両台車専用のレールと直交する方向にトラバ
ーサ専用のレールを設け該レール上をトラバーサが走行
するようにしたものである。
図である。本体フレーム5内に鎖線で示すように車両台
車8を引込んだ状態を示しており、昇降装置7のフォー
ク部7aを上昇させることにより、車両台車8を持ち上
げて車両台車と台車専用レールとの接触を断つことがで
きる。そして車両台車を持上げた状態で、トラバーサを
床面の高さで台車車用レールと直交するトラバーサ専用
レール上を走行させることにより、車両台車8を床面に
設けられた複数組の平行な台車専用レール間でトラバー
スすることができる。なお、トラバーサを走行させる際
に床面に車両台車専用のレールと直交する方向にトラバ
ーサ専用のレールを設け該レール上をトラバーサが走行
するようにしたものである。
【0010】図4は伸縮アーム6の概略図である。伸縮
アームは固定アーム6bとスライドアーム6cとを有し
ており、駆動部6dからの駆動力がチェーンを介して伝
達されると、固定アーム6bに沿ってスライドアームが
スライドして伸縮アーム6の伸縮が行われる。把持部6
aは、伸縮アーム6の伸縮に連動して伸縮アーム6の先
端と図示された位置との間を移動する。なお、図では伸
縮アーム6を両側に設けた例が記載されているが、伸縮
アーム6を片側のみに設けるようにしてもよいことはい
うまでもない。
アームは固定アーム6bとスライドアーム6cとを有し
ており、駆動部6dからの駆動力がチェーンを介して伝
達されると、固定アーム6bに沿ってスライドアームが
スライドして伸縮アーム6の伸縮が行われる。把持部6
aは、伸縮アーム6の伸縮に連動して伸縮アーム6の先
端と図示された位置との間を移動する。なお、図では伸
縮アーム6を両側に設けた例が記載されているが、伸縮
アーム6を片側のみに設けるようにしてもよいことはい
うまでもない。
【0011】図5は伸縮アーム6が伸びた状態を表す図
である。伸縮アーム6のスライドアーム6cが固定アー
ム6bから突出しており、把持部6aはスライドアーム
6cの先端付近まで移動している。
である。伸縮アーム6のスライドアーム6cが固定アー
ム6bから突出しており、把持部6aはスライドアーム
6cの先端付近まで移動している。
【0012】図6は図5の部分拡大図である。スライド
アーム6cの先端付近に移動した把持部6aは、図示さ
れない手段により上下方向に移動させることができ、把
持部6aの下面が車両台車8と係合することにより車両
台車8を把持する。
アーム6cの先端付近に移動した把持部6aは、図示さ
れない手段により上下方向に移動させることができ、把
持部6aの下面が車両台車8と係合することにより車両
台車8を把持する。
【0013】図7は把持部6aが車両台車8を把持して
いる状態を示す図である。把持部6aが下降して車両台
車8の係合部10を押え付けるようにして係合してい
る。この状態で伸縮アーム6を伸縮させると、把持部6
aは図の左右方向に移動し把持部6aの下面の突起部と
車両台車8の係合部10とが引掛かるので車両台車8を
移動させることができる。なお、把持部6aの形状は車
両台車8の係合部10の形状に合わせて適当な形状とす
ればよいことはいうまでもない。また、車両台車8は床
面の高さで台車専用レール上を走行させてトラバーサに
引込むので、このような係合のみで充分車両台車8を引
込めるが、把持部6aの構造としては車両台車8の一部
を一対の挾持部材で挟持する構造や、その他の構造を用
いてもよいことはいうまでもない。
いる状態を示す図である。把持部6aが下降して車両台
車8の係合部10を押え付けるようにして係合してい
る。この状態で伸縮アーム6を伸縮させると、把持部6
aは図の左右方向に移動し把持部6aの下面の突起部と
車両台車8の係合部10とが引掛かるので車両台車8を
移動させることができる。なお、把持部6aの形状は車
両台車8の係合部10の形状に合わせて適当な形状とす
ればよいことはいうまでもない。また、車両台車8は床
面の高さで台車専用レール上を走行させてトラバーサに
引込むので、このような係合のみで充分車両台車8を引
込めるが、把持部6aの構造としては車両台車8の一部
を一対の挾持部材で挟持する構造や、その他の構造を用
いてもよいことはいうまでもない。
【0014】図8は昇降装置7の側面図である。昇降装
置7は昇降フレーム7bに設けられたガイドローラ7
c、7dが本体フレーム5を挟むように設けられてお
り、該ガイドローラ7c,7dが本体フレーム5に案内
されて昇降装置7が昇降する。昇降フレーム7bの先端
にフォーク部7aが設けられており、該フォーク部7a
で車両台車8を持上げる。昇降フレーム7bは後述する
昇降用ジャッキと連結部11を介して連結されている。
置7は昇降フレーム7bに設けられたガイドローラ7
c、7dが本体フレーム5を挟むように設けられてお
り、該ガイドローラ7c,7dが本体フレーム5に案内
されて昇降装置7が昇降する。昇降フレーム7bの先端
にフォーク部7aが設けられており、該フォーク部7a
で車両台車8を持上げる。昇降フレーム7bは後述する
昇降用ジャッキと連結部11を介して連結されている。
【0015】図9は昇降装置7の正面図である。本体フ
レーム5には昇降用ジャッキ12が設けられており昇降
フレーム7bを連結部11を介して昇降させる。
レーム5には昇降用ジャッキ12が設けられており昇降
フレーム7bを連結部11を介して昇降させる。
【0016】図10は昇降用ジャッキ部12の拡大図で
ある。本体フレーム5に設けられた昇降用ジャッキ12
は、駆動装置13から連動部を介して駆動力が伝達され
ている。
ある。本体フレーム5に設けられた昇降用ジャッキ12
は、駆動装置13から連動部を介して駆動力が伝達され
ている。
【0017】
【発明の効果】 以上のように本発明の構成によれば、
次のような効果が得られる。車両台車に作業員が手を触
れることなく安全に車両台車をトラバーサに載せること
ができるとともに、工場内にピットを掘らずに床面の高
さでトラバーサを走行させて車両台車をトラバースでき
るので、工場内の作業者や作業車両の通行に支障がな
く、床面を他の目的にも利用することができる。
次のような効果が得られる。車両台車に作業員が手を触
れることなく安全に車両台車をトラバーサに載せること
ができるとともに、工場内にピットを掘らずに床面の高
さでトラバーサを走行させて車両台車をトラバースでき
るので、工場内の作業者や作業車両の通行に支障がな
く、床面を他の目的にも利用することができる。
【図1】 この発明の実施例のトラバーサの平面図であ
る。
る。
【図2】 この発明の実施例のトラバーサの正面図であ
る。
る。
【図3】 この発明の実施例のトラバーサの側面図であ
る。
る。
【図4】 伸縮アームの概略図である。
【図5】 伸縮アームが伸びた状態を表す図である。
【図6】 図5の部分拡大図である。
【図7】 把持部が車両台車を把持している状態を示す
図である。
図である。
【図8】 昇降装置の側面図である。
【図9】 昇降装置の正面図である。
【図10】 昇降用ジャッキ部の拡大図である。
【図11】 従来の床面の高さで走行するトラバーサの
例を示す図である。
例を示す図である。
【図12】 従来のピットの中を走行するトラバーサの
例を示す図である。
例を示す図である。
5 本体フレーム 6 伸縮アーム 6a 把持部 6b 固定アーム 6c スライドアーム 6d 駆動部 7 昇降装置 7a フォーク部 7b 昇降フレーム 7c ガイドローラ 7d ガイドローラ 8 車両台車 12 昇降用ジャッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B61F 5/00 B61D 15/00 B61J 1/10
Claims (2)
- 【請求項1】 床面に設けられた複数組の平行した台車
車用レール上の車両台車を、台車専用レールと直交する
よう同じく床面に設けたトラバーサ専用レール上を走行
するトラバーサに引き込み、車両台車をトラバーサと共
にトラバーサ専用レール上を走行搬送して他の台車専用
レール部に適合させ、車両台車を他の台車専用レール上
に払出しする車両台車のトラバース方法において、床面
に設けられた台車専用レール上の車両台車を、トラバー
サに設けられた伸縮アームの把持部で把持して台車専用
レール上を走行させながらトラバーサの本体フレーム内
に引込み、トラバーサに設けられた昇降装置で車両台車
を台車専用レール上から持上げてトラバーサ内に抱え込
み保持するとともに、トラバーサを床面の高さで台車専
用レールと直交するトラバーサ専用レール上を走行させ
るにとにより、車両台車を床面に設けられた複数の平行
な台車専用レール間でトラバースすることを特徴とする
車両台車のトラバース方法。 - 【請求項2】 下部に車両台車を収容可能な空間を有す
る本体フレームと、車両台車を把持する把持部を有し、
車両台車を本体フレームの下部に抱え込み保持又は払出
しする伸縮自在な伸縮アームと、床面に設けられた複数
組の平行した台車専用レール上の車両台車を持上げる昇
降装置と、床面の高さで台車専用レールと直交するトラ
バーサ専用レール上を走行させる移動機構とからなるこ
とを特徴とする車両台車用トラバーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14672596A JP2832818B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 車両台車のトラバース方法及び車両台車用トラバーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14672596A JP2832818B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 車両台車のトラバース方法及び車両台車用トラバーサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301171A JPH09301171A (ja) | 1997-11-25 |
JP2832818B2 true JP2832818B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15414163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14672596A Expired - Lifetime JP2832818B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | 車両台車のトラバース方法及び車両台車用トラバーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2832818B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7321646B2 (ja) * | 2019-09-13 | 2023-08-07 | 日本車輌製造株式会社 | 台車載せ降ろし機構を備える鉄道車両用トラバーサ |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP14672596A patent/JP2832818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09301171A (ja) | 1997-11-25 |
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