JP2826951B2 - ガス器具の火力調節装置 - Google Patents
ガス器具の火力調節装置Info
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Description
の間を往復動することによりバーナへ供給されるガス量
を増減する絞り弁を備えたガス器具の火力調節装置に関
する。
る場合には、バーナの上流側に位置する混合管内にノズ
ルから高速でガスを噴射すると共に、該ガスの噴射によ
るエゼクタ効果によりノズルの周囲の空気を混合管内に
吸い込ませ、混合管内でガスと空気とを適正な比率で混
合させ混合気の状態にしてバーナに供給するようにして
いる。このようなタイプのガス器具では、ガスの噴射量
を増減制御して火力調節を行なうが、ガスの噴射量が増
減すると、これに伴って空気の吸込量も変化する。即ち
ガスの噴射量が減少すれば空気の吸込量も減少し、逆に
ガスの噴射量が増加すれば空気の吸込量も増加し、ガス
の噴射量の多少にかかわらず混合気の空燃比は一定に保
たれる。
的に空燃比が正常値からはずれることがある。特に、強
火から弱火へと火力を急激に減少させると空気の減少速
度よりガスの減少速度の方が速くなり、空気に対するガ
スの混合比が低下し、かつ混合気量自体も減少すること
によりバーナにおいて失火するおそれがある。
して、例えば実開平3−30052号公報により、バー
ナへのガス供給量を増減制御する絞り弁を備え、該絞り
弁を往復動させる火力調節用のレバーの移動軌跡途中に
該レバーの弱火方向への移動を強制的に一旦停止させる
ストッパを設け、火力を強火から弱火にする場合に該レ
バーをストッパにより一旦停止させ、その後レバーを持
ち上げてストッパによる停止を解除した後、更に弱火方
向へ操作するように構成し、強火位置から弱火位置へレ
バーが一気に操作されないようにしたものが知られてい
る。
のものでは、レバーをゆっくり操作し失火のおそれのな
い場合でもレバーの操作はストッパにより一旦停止さ
れ、火力調節における操作性が損なわれるという問題が
ある。
力調節を行なう操作機構が急激に弱火側に操作された場
合であっても操作機構の移動を途中で一旦停止させるこ
となくバーナでの失火を防止し得るガス器具の火力調節
装置を提供することを目的とする。
に、請求項1の発明は、操作機構により絞り弁を強火位
置と弱火位置との間で往復動させガス流量を調節するガ
ス器具の火力調節装置において、上記操作機構を、絞り
弁の弱火位置側への移動が該操作機構の操作位置に応じ
た所定の位置で規制され、かつ該操作機構の少なくとも
弱火操作位置では弱火位置よりも火力の強い位置にわた
って絞り弁が移動可能となるように構成すると共に、絞
り弁を弱火位置に向って付勢する付勢手段と、絞り弁の
弱火位置への高速移動を規制する規制手段と設けたこと
を特徴とする。
おいて、上記絞り弁に往復方向に直角な突起を形成し、
往復方向に対して所定角度傾斜し絞り弁の弱火位置への
移動時に該突起が接触する傾斜部を設け、該傾斜部を規
制手段としたことを特徴とする。
おいて、上記規制手段を、絞り弁に対し摺動クリアラン
スを存して対向する固定部材と該摺動クリアランスに充
填する粘性体とで構成したことを特徴とする。
おいて、上記規制手段を、絞り弁に摺動クリアランスを
存して対向する中間部材と該摺動クリアランスに充填す
る粘性体と該中間部材を保持する固定部材とで構成する
と共に、上記付勢手段を中間部材に設けたことを特徴と
する。
おいて、上記中間部材を、絞り弁の摺動方向に対して直
角方向に移動自在にしたことを特徴とする。
おいて、上記中間部材を、絞り弁の摺動方向に沿って移
動自在とすると共に、上記付勢手段から中間部材に作用
する反力に抗して該中間部材を移動途中で停止させるス
トッパを設けたことを特徴とする。
おいて、上記中間部材と絞り弁との間に、双方に対して
摺動クリアランスを存する差動部材を介設し、絞り弁と
差動部材との間の摺動クリアランスに粘性体を充填する
と共に、差動部材を介して絞り弁を弱火位置に向って付
勢する第2の付勢手段を中間部材に設け、かつ中間部材
に係合し差動部材の中間部材に対する摺動を途中で停止
させる係合手段を設けたことを特徴とする。
されているので、操作機構を弱火操作位置に急激に操作
すると絞り弁は付勢手段によって弱火位置に移動しよう
とする。この絞り弁の弱火位置への移動時には規制手段
により高速移動が規制されているため、絞り弁は操作機
構の操作速度に追従することができず、少なくとも操作
機構が弱火操作位置に到達した時点では絞り弁は弱火位
置より火力の強い位置までしか到達していない。該位置
から規制手段により高速移動が規制された状態で付勢手
段による付勢力により弱火位置に移動し、これによりガ
スの減少速度が遅くなりバーナでの失火が防止される。
るものであればどのようなものでもよいが、例えば請求
項2に示す構成であれば、絞り弁が弱火位置に向かって
移動する際に突起が傾斜部に接触し、絞り弁の弱火位置
への移動に伴って突起と傾斜部との間に摩擦力が生じ、
該摩擦力により減速され絞り弁の高速移動が規制され
る。
を固定部材と摺動クリアランスに充填する粘性体とで構
成すると、絞り弁の移動により該粘性体に剪断応力が作
用し該粘性体はダッシュポットとして作用する。即ち、
該粘性体から絞り弁に対して減速方向に作用する力は絞
り弁の移動速度に比例して増加するので、弾性手段によ
る付勢力により絞り弁を急速に弱火位置に向って移動さ
せようとしても粘性体による減速方向の力により絞り弁
の移動が制動されてゆっくりと弱火位置に向って移動す
る。
材とは別個に中間部材を設け、該固定部材と中間部材と
粘性体とにより規制手段を構成するようにしてもよい。
尚、請求項5に示すように該中間部材の移動を許容する
ように構成すれば固定部材に対する絞り弁の位置ずれを
中間部材が固定部材に対して移動することにより吸収す
ることができる。
を弱火操作位置まで急激に操作すると粘性体による粘性
力により中間部材は絞り弁と共に一体となって絞り弁の
弱火位置側に摺動することになり、その結果操作機構を
軽く操作できる。そして、その後は付勢手段による反力
により中間部材が絞り弁の強火位置側に向って摺動して
戻され、その後ストッパにより中間部材の移動が停めら
れると、付勢手段の付勢力は全て絞り弁に作用し、規制
手段により高速移動が規制された状態でゆっくり弱火位
置まで移動する。
火位置から強火位置側へ戻す際にも規制手段による規制
力が作用する。そこで、請求項7に示すように差動部材
を設け、絞り弁の強火位置への移動時に作用する規制手
段による規制力によって、差動部材が絞り弁と共に中間
部材に対して相対移動するようにし、第2の付勢力に抗
し得る操作力だけで絞り弁を強火位置へ移動させるよう
にした。
る混合管42へ供給するガス量を調節する火力調節装置
であり、元口11から供給されるガスを供給路12から
ノズル41を介して混合管42内へ噴射し、エゼクタ効
果により吸い込ませた周囲の空気とガスとの混合気をバ
ーナへ供給するように構成されている。本装置はバーナ
の点消火を行なう点消火ぼたん13が押操作されると電
磁安全弁15が開き、更にプッシュプッシュ機構14に
より元弁16が開状態に保持される周知のものである。
の押操作によりばね13aに抗して押される摺動体13
bの先端面より、電磁安全弁15のロッド15aと元弁
16のロッド16aとが押されて電磁安全弁15及び元
弁16共に開弁する。ここで、点消火ぼたん13に対す
る押操作を解除すると摺動体13bはばね13aの付勢
力により押し戻させるが、摺動体13bに形成されたハ
ートカム溝14aの中間係止位置に係止ピン14bが係
止されて摺動体13bは途中の中間係止位置に一旦係止
される。この時、元弁16はそのロッド16aが摺動体
13bの先端面に当たっていて開弁状態になっている。
一方、電磁安全弁15のロッド15aは上記先端面と離
れた状態にあるが、図示しない熱電対の熱起電力で吸着
され開弁保持されている。また、消火に際しては点消火
ぼたん13を再度押操作することにより係止ピン14b
がハートカム溝14aの中間係止位置からはずれ、摺動
体13bはばね13aの付勢力により元の位置に戻る。
これにより元弁16は閉弁するのでガスはバーナに供給
されず消火する。すると熱電対からの熱起電力がなくな
り電磁安全弁15は開弁保持されなくなり閉弁する。
の増減制御は絞り弁17の昇降によって行なわれる。該
絞り弁17が上昇すると絞り弁17が設けられている部
分のガスの通路面積が拡がり、逆に下降すると通路面積
が狭まるように設定されている。該絞り弁17にはピン
17aが突設されており、該ピン17aは固定部材であ
る案内板18に開設されたカム窓19に挿通され、絞り
弁17は案内板18との間に縮設された付勢手段である
スプリング3によって下方に付勢されている。また、該
火力調節装置1には支点ピン21により操作機構である
揺動自在に枢支されたレバー2が設けられており、上記
ピン17aは該レバー2に開設された縦方向に長手の長
溝22にも挿通されている。
り、レバー2が強火操作位置にあってピン17aが絞り
弁17の強火位置に対応する位置aにある場合にレバー
2をゆっくりと弱火操作位置に操作すると長溝22の一
方の側縁22bがピン17aを図において左側へ移動さ
せる。この時絞り弁17はスプリング3により下方に付
勢されているので、ピン17aはカム窓19の斜辺bに
沿って移動し、レバー2が弱火操作位置まで操作された
時には絞り弁17の弱火位置に対応する位置cまで移動
する。ところが、レバー2を強火操作位置から弱火操作
位置に向かって急激に操作するとスプリング3により絞
り弁17は下方に付勢されているものの、ピン17aは
斜辺bから離れた軌跡を通り側縁22bに押されたピン
17aがカム窓19の縦辺eに当接してレバー2が弱火
操作位置まで操作された時には、位置cを通り越し、か
つ絞り弁17の弱火位置より強火側の位置gに達し、そ
の後スプリング3の付勢力により規制手段である斜辺d
に当接したまま絞り弁17の弱火位置に相当する位置c
まで下降する。この時ピン17aは斜辺dとの間に生じ
る摩擦力により減速され高速で下降することなく比較的
ゆっくりとcに到達する。尚、位置dから位置cへ移動
しピン17aが横方向に若干戻るに際し、レバー2の側
縁22bがピン17aの戻り動作を邪魔しないように長
溝22の下部に図示のごとく逃げ部22dを傾斜させて
形成した。即ち、ばね3で絞り弁17を下方に付勢して
いるが、該付勢力はレバー2を動かす程強くないのでこ
のように逃げ部22dを形成したものであり、従って中
間位置でピン17aが斜辺bの途中に接している状態で
レバー2から手を離してもレバー2はばね3により動か
されることはない。ところで、長溝22の下部を斜めに
すると斜辺22aが形成されるが、カム窓19の斜辺d
を切除し該斜辺22aを規制手段としてもよい。尚、火
力を弱火から強火にするにはレバー2を弱火位置から強
火位置側へ操作するものであり、これによればピン17
aは長溝22の他方の側縁22cにより押され、斜辺b
に沿って位置aまで上昇移動する。
辺bを規制手段として作用させることができる。この場
合には長溝22の上記他方の側縁22cに相当する部分
を備えていればよく、レバー2の操作によりピン17a
が斜辺bに沿って下降しようとするが、ピン17aの移
動を側縁22cで保持しながら位置cまで移動させ、レ
バー2が強火操作位置から弱火操作位置へ急激に操作さ
れ、側縁22cが急速に左へ移動した場合にもピン17
aを斜辺bとの接触による摩擦力で減速させながら移動
させる。
たが、図4に示すように、案内板18の上面に筒状部3
1を延設すると共に絞り弁17の頭部に円柱突起32を
設け、該円柱突起32を筒状部31内に摺動クリアラン
ス33を存するように挿入し、更に該摺動クリアランス
33に粘着グリスを充填し、筒状部31と粘着グリスと
で規制手段を構成するようにしてもよい。尚、このよう
に構成した場合には斜辺を規制手段とする必要がないの
で、カム窓19の形状は図5に示すものでよく、かつ長
溝22に逃げ部22dを設けなくてよい。
から弱火操作位置にゆっくりと操作した場合には上記図
5に示すようにピン17aは一方の側縁22bに押され
て絞り弁17の強火位置であってレバー2の強火操作位
置に対応する位置aから斜辺bに沿って絞り弁17の弱
火位置に対応する位置cに移動するが、レバー2を急激
に操作すると斜辺bから離れた軌跡を通ってピン17a
が縦辺eに当接するレバー2の弱火操作位置では絞り弁
17の弱火位置より火力の強い位置に相当する位置gま
で移動し、その後スプリング3の付勢力により弱火位置
に相当する位置cまで下降する。この時絞り弁17には
粘着グリスによる減速力が作用し、これにより絞り弁1
7は高速で下降することなくゆっくりと弱火位置に移動
する。尚、レバー2にストッパを設けてピン17aが縦
辺eに当接する手前で止めるようにしてもよい。
設けた円柱突起32に中間部材であるブッシュ4を円柱
突起32との間に摺動クリアランス41を存して装着
し、該摺動クリアランス41に粘着グリスを充填し、案
内板18に開設した逃げ穴34内に挿通した。該逃げ穴
34はブッシュ4の外径より所定寸法大径に形成されて
おり、逃げ穴34内においてブッシュ4の横方向の移動
を許容している。また、該ブッシュ4にはストッパであ
るフランジ42を設けており、フランジ42の上面が案
内板18の下面に当接して逃げ穴34から抜け出ること
を防止し、スプリング3を該フランジ42と絞り弁17
との間に縮設した。尚、この場合にはカム窓19及び長
溝22の形状は上記図5に示したものでもよいが、本実
施例の場合には図7に示す形状とした。
から弱火操作位置に向かってゆっくりと操作すると、ピ
ン17aは図7において絞り弁17の強火位置に相当す
る位置aから斜辺bに沿って絞り弁17の弱火位置に相
当する位置cまで移動し、絞り弁17は図6の(i)に
示す状態から(iii) に示す状態に変化する。また、レバ
ー2を急激に操作すると、ピン17aは斜辺bを離れ、
該斜辺bに対して所定間隔を存して略平行な斜辺fに沿
って縦辺eに当接するまで強制的に高速で途中位置hま
で下降される。このとき粘着グリスにより絞り弁17と
ブッシュ4との相対速度が規制されるので、ブッシュ4
は絞り弁17と共に下降して、レバー2を軽く操作する
ことができ、図6の(ii)に示す状態になる。この状態で
はブッシュ4の上方への移動を拘束するものがないの
で、スプリング3の付勢力によりブッシュ4は押し上げ
られフランジ42が案内板18に当接する。すると、ブ
ッシュ4のそれ以上の上昇が禁止されるのでスプリング
3の付勢力は絞り弁17に作用し、絞り弁17はスプリ
ング3の付勢力から粘着グリスによる減速力を差し引い
た力により途中位置hから弱火位置に対応する位置cま
でゆっくりと下降する。尚、図7に示す形状のカム窓1
9を用いると失火の生じない位置までは高速で絞ること
ができるため、絞り操作時の使い勝手がよい。
17を弱火位置から強火位置へ移動させる際にも粘着グ
リスによる規制力が作用しレバー2の操作が重くなる
が、図8に示す場合には、ブッシュ4と円柱突起32と
の間に差動部材であるパイプ5を、ブッシュ4及び円柱
突起32の双方に対して摺動クリアランス41・51を
存して介在させ、一方の摺動クリアランス51にのみ粘
着グリスを充填する。尚、ブッシュ4には上記図6の場
合と同様にフランジ42を設け、また、該パイプ5には
一端にスプリング受け部52を設けると共に、他端にブ
ッシュ4に係合する係合手段である爪53を同一円周上
に間隔を存して、例えば本実施例の場合4か所に形成
し、パイプ5をブッシュ4に組み付ける際には爪53を
一時的に内側にたわませて挿入するようにし、更に、フ
ランジ42とスプリング受け部52との間に第2の付勢
手段であるスプリング31を縮設した。尚、本構成の場
合のカム溝19及び長溝22は上記図7に示したものと
同一の形状のものを用いる。
から弱火操作位置に向かってゆっくりと操作すると、カ
ム窓19内においてピン17aは絞り弁17の強火位置
に相当する位置aから斜辺bに沿って絞り弁17の弱火
位置に相当する位置cに移動し、絞り弁17は図8の
(i)に示す状態から(iii) に示す状態に変化するが、
レバー2を急激に操作すると、爪53がブッシュ4に係
合しているためブッシュ4とパイプ5とは一体として移
動し、絞り弁17は図8の(i)に示す状態から(ii)に
示す状態に移動する。するとスプリング3の付勢力によ
りブッシュ4及びパイプ5は一体となって押し上げら
れ、ブッシュ4のフランジ42が案内板18に当接し、
その後絞り弁17はスプリング3の付勢力から摺動クリ
アランス51に充填された粘着グリスによる減速力を差
し引いた小さな力によりゆっくりと弱火位置まで下降す
る。次に、レバー2を弱火操作位置から強火操作位置に
操作して弱火位置にある絞り弁17を強火位置に向かっ
て上昇させると、本図(iv)に示すように、摺動クリアラ
ンス51内の粘着グリスによる規制力のためパイプ5は
スプリング31を圧縮させながら絞り弁17と共に上昇
する。この時、摺動クリアランス41には粘着グリスが
充填されていないのでレバー2には粘着グリスによる規
制力は作用せず、スプリング31の圧縮力のみが作用
し、従って、スプリング31の付勢力をきわめて小さな
ものに設定すれば上記図6に示した構成の場合より小さ
な力でレバー2を弱火操作位置から強火操作位置に向か
って操作することができる。そして、レバー2が強火操
作位置に操作され絞り弁17が強火位置まで上昇した後
はスプリング31の復元力によりパイプ5は爪53がブ
ッシュ4の上端に係合した元の(i)に示す状態に戻さ
れる。
によれば火力を減少させる操作を急激に行なった場合で
も操作機構を操作途中で強制的に一旦停止させることな
く、ガス供給量の減少速度を遅くしてバーナでの失火を
防止することができる。
II断面図
図
Claims (7)
- 【請求項1】 操作機構により絞り弁を強火位置と弱
火位置との間で往復動させガス流量を調節するガス器具
の火力調節装置において、上記操作機構を、絞り弁の弱
火位置側への移動が該操作機構の操作位置に応じた所定
の位置で規制され、かつ該操作機構の少なくとも弱火操
作位置では弱火位置よりも火力の強い位置にわたって絞
り弁が移動可能となるように構成すると共に、絞り弁を
弱火位置に向って付勢する付勢手段と、絞り弁の弱火位
置への高速移動を規制する規制手段と設けたことを特徴
とするガス器具の火力調節装置。 - 【請求項2】 上記絞り弁に往復方向に直角な突起を
形成し、往復方向に対して所定角度傾斜し絞り弁の弱火
位置への移動時に該突起が接触する傾斜部を設け、該傾
斜部を規制手段としたことを特徴とする請求項1記載の
ガス器具の火力調節装置。 - 【請求項3】 上記規制手段を、絞り弁に対し摺動ク
リアランスを存して対向する固定部材と該摺動クリアラ
ンスに充填する粘性体とで構成したことを特徴とする請
求項1記載のガス器具の火力調節装置。 - 【請求項4】 上記規制手段を、絞り弁に摺動クリア
ランスを存して対向する中間部材と該摺動クリアランス
に充填する粘性体と該中間部材を保持する固定部材とで
構成すると共に、上記付勢手段を中間部材に設けたこと
を特徴とする請求項1記載のガス器具の火力調節装置。 - 【請求項5】 上記中間部材を、絞り弁の摺動方向に
対して直角方向に移動自在にしたことを特徴とする請求
項4記載のガス器具の火力調節装置。 - 【請求項6】 上記中間部材を、絞り弁の摺動方向に
沿って移動自在とすると共に、上記付勢手段から中間部
材に作用する反力に抗して該中間部材を移動途中で停止
させるストッパを設けたことを特徴とする請求項4記載
のガス器具の火力調節装置。 - 【請求項7】 上記中間部材と絞り弁との間に、双方
に対して摺動クリアランスを存する差動部材を介設し、
絞り弁と差動部材との間の摺動クリアランスに粘性体を
充填すると共に、差動部材を介して絞り弁を弱火位置に
向って付勢する第2の付勢手段を中間部材に設け、かつ
中間部材に係合し差動部材の中間部材に対する摺動を途
中で停止させる係合手段を設けたことを特徴とする請求
項6記載のガス器具の火力調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8841694A JP2826951B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | ガス器具の火力調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8841694A JP2826951B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | ガス器具の火力調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293859A JPH07293859A (ja) | 1995-11-10 |
JP2826951B2 true JP2826951B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=13942196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8841694A Expired - Lifetime JP2826951B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | ガス器具の火力調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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JP5806162B2 (ja) * | 2012-04-03 | 2015-11-10 | 株式会社パロマ | 火力調節装置及びガス加熱調理器 |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP8841694A patent/JP2826951B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH07293859A (ja) | 1995-11-10 |
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