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JP2825996B2 - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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Publication number
JP2825996B2
JP2825996B2 JP11475791A JP11475791A JP2825996B2 JP 2825996 B2 JP2825996 B2 JP 2825996B2 JP 11475791 A JP11475791 A JP 11475791A JP 11475791 A JP11475791 A JP 11475791A JP 2825996 B2 JP2825996 B2 JP 2825996B2
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JP
Japan
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input
key
character
unit
terminal device
Prior art date
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JP11475791A
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English (en)
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JPH04343119A (ja
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庄作 古林
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PII EFU YUU KK
Original Assignee
PII EFU YUU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by PII EFU YUU KK filed Critical PII EFU YUU KK
Priority to JP11475791A priority Critical patent/JP2825996B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末装置、特に文字入
力を簡単に行うことができる小型、省スペースの入力部
を備えた端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オペレータが直接文字を入力する
方法として、キー入力方式のものとタッチパネルによる
手書き入力方式のものが代表的であり、現場で使用され
るハンディ端末装置の入力部には図16に示す様に、キ
ー入力方式が多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キーか
らの入力方式では文字コード入力用に数多くのキー61
を設けなくてはならないため、入力部の占める割合が高
くハンディ端末装置などの小型化が困難であり、これを
解決する手段として個々のキーを小さくして小型化を図
っている。
【0004】この個々のキーを小さくすると、キー入力
の操作性が悪く、また誤入力する欠点があった。またハ
ンディ端末装置でよく行われる数量や金額入力の業務で
は不要なキーが多く、これがために現場のオペレータに
は煩わしく、誤操作し易い欠点となっていた。
【0005】タッチパネルによる手書き入力方式では、
キー入力の様な高速入力ができない欠点があり、キーと
併用した場合にはタッチパネルの取り付けによってハン
ディ端末装置の重量が重くなり、その上価格が高くなる
欠点があった。入力部に関し、ハンディ型のものでは小
型化の点から特にキーの数が少ないことが要求され、卓
上型のものではキー入力の操作性の点からキーの数が少
ないことが要求される。
【0006】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、文字入力を可能とする機能キーを備えた
シート・キーボードで、文字入力では使用されないキー
部分に文字の手書き入力域を割り付け、文字入力時以外
では当該手書き入力域を通常のキーとして使用されるキ
ー入力部を具備した端末装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。1はキー入力部であり、文字以外のテン・キ
ーや機能キーが割り付けられているもの、2は情報処理
部であり、キー入力部1から入力されてくる入力情報を
基にして端末装置としての情報処理を実行するもの、3
は表示部であり、情報処理部2で処理された情報結果を
表示するもの、4は文字入力機能キーであり、キー入力
部1内のキーを用いて手書きによる文字入力を可能にす
るもの、5は手書き入力域であり、文字入力機能キー4
による文字入力モード時に、文字入力では使用されない
上記テン・キーや機能キーが文字入力用に変換される一
定の範囲キー領域、6は認識処理部であり、文字入力モ
ード時オペレータが手書き入力域5に描いた文字の入力
情報を基に文字認識を行い、認識された文字の文字コー
ドを出力するものである。
【0008】
【作用】文字入力機能キー4が押されると、文字入力モ
ードとなりテン・キーや機能キーであった手書き入力域
5内の各キーは文字入力の領域に変換される。オペレー
タが当該手書き入力域5に文字像を指等でなぞると、当
該手書き入力域5内の各キーからその入力情報が認識処
理部6へ送られ、認識処理部6で文字認識が行われる。
認識された文字コードが情報処理部2を経て表示部3に
送られ、手書き入力域5から入力された文字、すなわち
認識文字が表示部3に表示される。
【0009】数の多い文字は手書き入力域5から入力す
るようにしているので、キー入力部1のキーの数が少な
くて済み、従ってキー自体の大きさを小さくしなくてキ
ー入力部1のスペースを小さくできる。また文字以外は
従来通りのキーが割り付けられているので、キーの操作
性が従来通り保持される。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例外観正面図であり、
符号1,3ないし5は図1のものに対応しており、7は
本体を表している。本体7の側面部に図示されていない
入出力端子が設けられており、当該入出力端子を介して
他の装置、例えばジャーナルプリンタ等の印刷装置、フ
ロッピィやメモリカード等のファイル装置、RS232
Cやモデム等を介しての通信装置等が接続されるように
なっている。
【0011】図3はキー入力部の一実施例キー配列図を
示している。キーには定型業務でよく使用される数字、
加減乗除記号等が割り付けられている他、プログラム処
理を定めるファンクション・キーF1ないしF7、カー
ソル移動用キー等の機能キーが設けられているが、アル
ファニューメリック、平仮名、片仮名等の文字のキーは
設けられていない。
【0012】これらの文字入力は文字入力機能キー4を
用いることにより手書きで入れられる。すなわち、当該
文字入力機能キー4を押下することにより文字入力モー
ドとなり、文字入力では使用されることのない太線黒枠
内のF1ないしF4のファンクション・キー、加減乗除
記号のキー、数字000を含め0から9のテン・キー及
び点のキーが手書き入力域5を形成する。当該手書き入
力域5に手書き等で上記入力文字を書く。この時手書き
入力域5以外のキーを不用意に押下されないような工夫
が次に説明するようにこらされている。
【0013】図4は本発明のシート・キーボードの一実
施例表面形状図を示している。キー入力部1はシート・
キーボードが用いられており、手書き入力域5の境界と
なるシート・キーボードの表面に仕切り用の突起8が設
けられている。この仕切り用の突起8によって文字入力
モード時に手書き入力域5以外のキーの不用意な押下を
防止することができる。
【0014】また、文字入力モード時に手書き入力域5
となるシート・キーボードの表面を他のキー領域の表面
と比べ少し低く形成して段差を設け、文字入力モード時
に手書き入力域5以外のキーの不用意な押下を防止する
ようにしてもよい。なお,キー入力部(1)の手書き入
力域(5)と他の入力域との境界に設けられる誤入力防
止用の仕切り手段は、突起(8)が形成されてもよい。
【0015】また,キー入力部(1)の手書き入力域
(5)と他の入力域との境界に設けられる誤入力防止用
の仕切り手段は、手書き入力域(5)が他の入力域に比
べて低く形成され、手書き入力域(5)と他の入力域と
の境界に段差が設けられてもよい。
【0016】図5はシート・キーボードのキー部分の拡
大断面図を示している。絶縁性のスペーサ9を介して2
枚の絶縁性シート10,11が対向して設けられ、シー
ト10,11に相対向した位置に電極12がそれぞれ配
設されている。指等でシート10を押下すると2つ電極
が接触し、その接点を介して電流が流れ入力情報を得る
ことができる。
【0017】図6はキーの一実施例接点構成図を示して
おり、黒丸は接点を表している。同図(A)のものは1
つのキーに付き4個の接点を有しており、入力モード時
に手書き入力域5を形成する総てのキーに用いられ、同
図(B)のものは1つのキーに付き1個の接点を有し、
上記手書き入力域5を形成するキー以外のキーに用いら
れる。
【0018】手書き入力域5となるキーに複数個(図6
(A)の如く4個に限られるものではない)の接点が設
けられていることにより、文字入力モード時の文字情報
(イメージ・データ)の解像度が向上し、後に説明する
文字認識の確度が高くなる。但し通常のキー入力では個
々のキーのどの接点がオンされても、或いは複数個が同
時にオンされても後に説明するように、当該キーに割り
付けられている該当コードの情報が出力される。
【0019】図7は本発明の一実施例構成を示してお
り、符号21はシート・キーボード入力部、22はシー
ト・キーボード、23は入力座標検出部、24は入力キ
ー・文字の認識部、25は本体処理部、26は表示装
置、27は入出力端子、28は印刷装置、29はファイ
ル装置、30は通信装置を表している。
【0020】シート・キーボード入力部21はシート・
キーボード22、入力座標検出部23及び入力キー・文
字の認識部24で構成されており、キー入力モード時に
はシート・キーボード22に入力されたキーのキーコー
ドを本体処理部25へ通知し、文字入力モード時にはシ
ート・キーボード22に入力された手書き入力文字を文
字認識した後、その文字コードに変換して本体処理部2
5へ通知するようになっている。
【0021】上記シート・キーボード22は図3ないし
図6で説明した構成のものと同様な機能を有するものが
使用されており、入力座標検出部23は図8に示された
構成でシート・キーボード22から入力された情報を
X,Y座標検出し、X,Y座標情報のデータとして出力
する。すなわち次の如くである。
【0022】図8はシート・キーボード及び入力座標検
出部の一実施例構成を示しており、符号22,23は図
7のものに対応している。符号31はX座標のスキャン
回路、32はY座標のスキャン回路、33はオン・オフ
検出回路、34は電池を表している。
【0023】X座標及びY座標のスキャン回路31,3
2が常時スキャンを行っており、シート・キーボード2
2の接点が閉じられると、当該接点を介してオン・オフ
検出回路33に電流が流れ、当該オン・オフ検出回路3
3によって閉じられた接点のX座標、Y座標が検出され
る。
【0024】例えばシート・キーボード22の斜線部の
キーが押下された場合、X座標及びY座標のスキャン回
路31,32において座標(X3 ,Y1 )の位置で回路
が閉じ、オン・オフ検出回路33はオン状態を検出し、
その座標情報(X3 ,Y1 )を入力キー・文字の認識部
24へ向けて出力する。シート・キーボード22の複数
個のキーが押下されておれば、オン・オフ検出回路33
から複数の座標情報が出力される。
【0025】図9は入力キー・文字の認識部の一実施例
構成を示しており、符号24は図7のものに対応してい
る。符号35はプロセッサ、36は座標データ入力部、
37はROM、38はRAM、39は文字パターン辞
書、40はキーコード・テーブル、41はコード出力部
を表している。
【0026】プロセッサ35はキー入力モード時にシー
ト・キーボード22に入力されたキー入力をそのキーコ
ードに変換し、また文字入力モード時にシート・キーボ
ード22に入力された手書き文字を文字認識した後、そ
の文字コードに変換する処理等を行う。
【0027】座標データ入力部36は上記説明の入力座
標検出部23から入力されるX,Y座標情報のデータを
一時記憶しておくバッファである。ROM37は上記キ
ーコード変換、文字認識、文字コード変換等の各処理を
実行するプログラムが格納されているメモリである。
【0028】RAM38は後の図12で説明するバッフ
ァ・データや制御フラグ等を記憶するメモリである。文
字パターン辞書39は各文字種についてそのドットパタ
ーンが辞書として格納されているもので、文字入力モー
ド時にシート・キーボード22から入力された手書き文
字についてのドットパターンと比較されるものである。
例えば片仮名の「オ」は図10に示された如く黒丸を例
えば「1」とし、その黒丸のドットパターンが辞書とし
て文字パターン辞書39に格納されている。
【0029】キーコード・テーブル40はキー入力モー
ド時にシート・キーボード22から入力されたキー入力
の上記X,Y座標情報から、当該入力されたキーに割り
付けられているキーコードに変換するためのテーブルで
ある。図11はキーコード・テーブルの一実施例を示し
ており、上記説明の図3に示されたキー入力部1に対応
したものである。
【0030】図11図示のキーコード・テーブルから明
らかな様に、キー入力モード時に例えばテンキーの
「4」のキーが押され、4個の接点の内いずれかの接点
がオンとなれば当該入力キー、すなわち数字「4」に割
り付けられているキーコードに変換されることが理解さ
れる。
【0031】なお、図11のキーコード・テーブルにお
いて、空白の所は接点のない所を示している。コード出
力部41はキー入力モード時にシート・キーボード22
から入力されたキー入力のキーコード、及び文字入力モ
ード時にシート・キーボード22から手書き入力され認
識された文字の文字コードを一時記憶しておくバッファ
である。
【0032】図12はROM・RAM上の一実施例構成
を示しており、符号37,38は図9のものに対応して
いる。符号42は#1キー入力バッファ、43は#2キ
ー入力バッファ、44はキー出力バッファ、45は文字
パターン展開バッファ、46は入力モード・フラグ域を
表している。
【0033】図13と図14とは一緒になって1つの図
を構成している入力キー・文字の認識部24のフローチ
ャートを示している。図の配置関係は次の通りである。
すなわち図13の下側に図14の上側が連結され、図1
3に示されるないしが図14におけるないしに
それぞれ接続される。
【0034】次に図9の動作を図12のROM・RAM
上の一実施例構成を用いて、図13、図14のフローチ
ャートを参照しながら説明する。電源が投入されると、
初期段階としてプロセッサ35は入力モード・フラグ域
46に例えば「0」を立ててキー入力部1をキー入力モ
ードに定義付け、RAM38内の少なくとも#1キー入
力バッファ42、#2キー入力バッファ43、キー出力
バッファ44及び文字パターン展開バッファ45を初期
化する(ステップ1)。
【0035】その上で、プロセッサ35はシート・キー
ボード22、すなわち入力座標検出部23からX,Y座
標情報のデータが座標データ入力部36に入力されてい
るか否かの入力監視を行う(ステップ2)。座標データ
入力部36にデータが入力されるまでその入力監視が続
けられる(ステップ3とステップ2)。
【0036】座標データ入力部36にデータが入力され
ると(ステップ3)、プロセッサ35はそのデータを#
1キー入力バッファ42に格納し(ステップ4)、当該
データと#2キー入力バッファ43に格納されているデ
ータとが同一か否かの判断を行う(ステップ5)。この
判断で同一と判断されると、#1キー入力バッファ42
に次の新しいデータが格納されるまで繰り返して待たれ
る(ステップ2ないしステップ5)。つまりキー入力部
1のキーが押されてそのキーが離れる状態になるまで待
っている状態である。
【0037】#1キー入力バッファ42に格納されてい
るデータと#2キー入力バッファ43に格納されている
データとが異なるとき(ステップ5)、特に当該#2キ
ー入力バッファ43に格納されているデータが総て
「0」のとき(ステップ6)、すなわち初期化された直
後のとき、#1キー入力バッファ42に格納されている
データを#2キー入力バッファ43へ移し(ステップ1
7)、ステップ2に戻る。#2キー入力バッファ43に
格納されているデータが総て「0」でないとき(ステッ
プ6)、プロセッサ35は当該#2キー入力バッファ4
3に格納されているデータに対して、当該データがキー
入力部1の手書き入力域5以外の座標のデータかどうか
を判断する(ステップ7)。つまりキー入力部1で押下
されたキーが手書き入力域5以外のものかどうかを判断
しており、手書き入力域5以外の座標データ、つまり元
々手書き入力域5以外のキーによって入力されたデータ
であれば(ステップ7)、プロセッサ35はキーコード
・テーブル40を参照し当該データに対応したキーコー
ドを求める(ステップ10)。このキーコードを読み出
す際#2キー入力バッファ43に複数個のデータが格納
されている場合、プロセッサ35は最多コード或いは最
初のコードをそのキーコードとして選択する。
【0038】この様にしてステップ10で求められたキ
ーコードがキー入力部1の文字入力機能キー4に割り付
けられているキーコードかどうかが調べられる(ステッ
プ11)。このキーコードが異なるとき、既に文字入力
モードであるか否かが入力モード・フラグ域46に立て
られているフラグによって調べられる(ステップ1
3)、既に文字入力モードでないとき、ステップ10で
求められた当該キーコードのデータはキー出力バッファ
44に格納される(ステップ18)。そしてコード出力
部41に移した上で本体処理部25へ当該キーコードを
転送する(ステップ16)。その後#1キー入力バッフ
ァ42に格納されているデータを#2キー入力バッファ
43へ移し(ステップ17)、ステップ2へ戻る。
【0039】ステップ11において、ステップ10で求
められたキーコードがキー入力部1の文字入力機能キー
4に割り付けられているキーコードと同一であるとき、
つまり文字入力機能キー4が押下されているとき、プロ
セッサ35は入力モード・フラグ域46にフラグ「1」
を立てて文字入力モードにした後(ステップ12)。#
1キー入力バッファ42に格納されているデータを#2
キー入力バッファ43へ移し(ステップ17)、ステッ
プ2へ戻る。
【0040】ステップ7において、#2キー入力バッフ
ァ43に格納されているデータが、キー入力部1の手書
き入力域5内の座標のデータであり、このとき入力モー
ド・フラグ域46にフラグ「0」が立っていてキー入力
モードのとき(ステップ8)、上記説明したステップ1
0へ移行する。つまりキー入力モード時、例えば手書き
入力域5内のテン・キーを押下したとき、当該テン・キ
ーに割り付けられているキーコードがステップ10で求
められる。
【0041】一方、ステップ8でキー入力モードでない
とき、すなわち文字入力モードのとき、#2キー入力バ
ッファ43に格納されているデータが文字パターン展開
バッファ45に重ねられる(ステップ9)。そしてステ
ップ17を経てステップ2に戻る。つまりキー入力部1
の手書き入力域5を用いて文字入力を行う状態を意味し
ており、データを文字パターン展開バッファ45に重ね
合わせながら逐次情報をオアして行く。
【0042】またステップ14において、ステップ10
で求められたキーコードが文字入力機能キー4に割り付
けられたキーコードでなく(ステップ11)、文字入力
モードにおける(ステップ13)キー入力部1の機能キ
ーの「入力」に割り付けられたキーコードのとき、つま
り文字入力モード時に手書き入力域5から手書きで文字
を入力し終わってこれでその文字を確定させるとき押さ
れる機能キーの「入力」に割り付けられたキーコードで
あるとき、プロセッサ35は上記文字パターン展開バッ
ファ45内のパターンと文字パターン辞書39とを比較
し、最も可能性の高い文字コードを文字パターン辞書3
9から読み出す(ステップ15)。
【0043】この様にして得られた認識文字の文字コー
ドがコード出力部41に移され、本体処理部25へ当該
文字コードが転送される(ステップ16)。その後ステ
ップ17を経てステップ2へ戻る。またステップ14に
おいて、上記ステップ10で求められたキーコードが文
字入力機能キー4に割り付けられたキーコードでなく
(ステップ11)、文字入力モードにおける(ステップ
13)キー入力部1の機能キー「入力」に割り付けられ
たキーコードでもないとき、例えば機能キーの「変換」
に割り付けられたキーコードであるとき、当該キーコー
ドのデータはキー出力バッファ44に格納される。
【0044】入力キー・文字の認識部24は上記説明の
如くシート・キーボード22から得られる座標情報に基
づいてキーコードや文字コードを求める処理が行われる
が、文字認識に当って、手書き入力域5に入力された文
字が小さい場合、文字が傾いている場合等は認識率を向
上させるためそれぞれ修正の前処理が行われる。
【0045】図15は文字変換の一実施例説明図を示し
ている。符号51は入力バッファ、52は表示バッフ
ァ、53は表示画面を表している。シート・キーボード
22から入力された手書き文字の座標情報のデータは、
上述の処理を経て文字コードに変換され、本体処理部2
5に入力される。例えば「かんじ」の各文字コードが入
力されてくると、これらの文字コードは本体処理部25
に設けられた入力バッファ51に順次格納されると共
に、表示バッファ52にも格納され、表示装置26の表
示画面53にその表示がなされる。
【0046】本体処理部25に「変換」のキーコードが
入力されると、本体処理部25は入力バッファ51の文
字列に該当する漢字や日本語文章を内蔵している辞書を
用いて検索し、その第1候補を図15の矢印に示されて
いる如く表示バッファ52にはそのコードを格納し、表
示画面53には漢字で表示する。引き続き本体処理部2
5に「変換」のキーコードが入力される毎に、第2、第
3候補が順に表示画面53に表示される。
【0047】又「無変換」のキーコードが入力される
と、入力コードのまま表示画面53の如くその表示が確
定する。上記以外のコードが本体処理部25に入力され
ると、新たな入力データとして処理が行われる。
【0048】この様に本体処理部25の動作については
従来からのものと同一である。以上の説明はハンディ端
末装置について説明してきたが、卓上端末装置について
も適用される。(請求項1)において,…キー入力部の
キーの内予め定められた範囲のキーが文字入力用に変換
する手書き入力域…とあるが,例えば文字入力で使用さ
れる「文字入力キー」や「入力キー」等の機能キーを装
置の側面や後面などに別に配置し,キー入力全体を手書
き入力に変換することもでき,必ずしも文字入力域の範
囲を限定するものではない。
【0049】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、 (1)小型、省スペースで誰にでも操作でき、誤入力な
く入力可能なキー入力部が可能となり、ハンディ端末装
置を小型化できる。従って情報収集分野などへの利用範
囲を広げることができる。 (2)定型業務で使用する入力コードは従来通りキーに
割り付け可能であり、高操作が可能である。 (3)ハンディ端末装置、卓上端末装置のいずれにも、
文字入力時に多くのキーの中から該当キーを探し出す必
要がなく、また容易に入力ができる。(4) 手書き入力域となるキーに複数個の接点が設け
られていることにより、文字入力モード時の文字情報
(イメージ・データ)の解像度が向上し、文字認識の確
度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の一実施例外観正面図である。
【図3】一実施例キー配列図である。
【図4】本発明のシート・キーボードの一実施例表面形
状図である。
【図5】シート・キーボードの部分拡大断面図である。
【図6】キーの一実施例接点構成図である。
【図7】本発明の一実施例構成である。
【図8】シート・キーボード及び入力座標検出部の一実
施例構成である。
【図9】入力キー・文字の認識部の一実施例構成であ
る。
【図10】文字パターン辞書の一実施例図である。
【図11】キーコード・テーブルの一実施例図である。
【図12】ROM・RAM上の一実施例構成である。
【図13】入力キー・文字の認識部のフローチャートの
一部である。
【図14】図13と一緒になって1つの図を構成してい
るフローチャートの一部である。
【図15】文字変換の一実施例説明図である。
【図16】従来のハンディ端末装置の外観図である。
【符号の説明】
1 キー入力部 2 情報処理部 3 表示部 4 文字入力機能キー 5 手書き入力域 6 認識処理部 8 突起 21 シート・キーボード入力部 22 シート・キーボード 23 入力座標検出部 24 入力キー・文字の認識部 25 本体処理部 26 表示装置 31 スキャン回路 32 スキャン回路 33 オン・オフ検出回路 35 プロセッサ 36 座標データ入力部 37 ROM 38 RAM 39 文字パターン辞書 40 キーコード・テーブル 41 コード出力部 42 #1キー入力バッファ 43 #2キー入力バッファ 44 キー出力バッファ 45 文字パターン展開バッファ 46 入力モード・フラグ域

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力をキー入力部(1)のキー入力
    によって行う端末装置において、 当該 キー入力部(1)から入力された入力情報を基に情
    報処理を行う情報処理部(2)と、情報処理部(2)で
    処理された情報を表示する表示部(3)とを備え、 前記キー入力部(1)は、 文字入力機能キー(4)と、
    キー入力部(1)のキーの内予め定められた範囲のキー
    から構成されると共に、当該定められた範囲のキーのそ
    れぞれに複数個の接点が設けられている手書き入力域
    (5)とを備え、前記文字入力機能キー(4)により文
    字入力モードになったとき、前記定められた範囲のキー
    を手書き文字入力用に変換し、 前記情報処理部(2)は、 当該手書き入力域(5)から
    入力された入力情報を基に文字認識を行う認識処理部
    (6)を備える、 ことを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 キー入力部(1)にシート・キーボード
    が使用されていることを特徴とする請求項1の端末装
    置。
  3. 【請求項3】 なお,キー入力部(1)の手書き入力域
    (5)と他の入力域との境界に誤入力防止用の仕切り手
    段が設けられていることを特徴とする請求項2の端末装
    置。
  4. 【請求項4】 情報処理部(2)は同一キーからの複数
    入力防止処理部を備え、同一キーからの2度押しによる
    複数キーコードの入力を防止するようにしたことを特徴
    とする請求項1の端末装置。
  5. 【請求項5】 認識処理部(6)は手書き入力域(5)
    に入力される文字のなぞり終わりを検出する入力終了検
    出処理部を備え、当該文字のなぞり終わりで当該入力文
    字の文字入力情報が確立するようにしたことを特徴とす
    る請求項1の端末装置。
  6. 【請求項6】 認識処理部(6)はキー入力部(1)に
    設けられた接点のオン状態をX,Y座標で検出する入力
    座標検出部(23)と、当該入力座標検出部(23)で
    検出されたX,Y座標情報を基に文字認識を行いその認
    識文字の文字を得る入力キー・文字の認識部(24)と
    を備え、手書き入力域(5)から入力された手書き文字
    のX,Y座標情報を基に文字認識を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1の端末装置。
  7. 【請求項7】 認識処理部(6)は文字対応の文字コー
    ドが格納された文字パターン辞書を備え、文字コードを
    出力するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項6の端末装置。
  8. 【請求項8】 情報処理部(2)はキー入力部(1)の
    座標に対してキーコードに変換するキーコード・テーブ
    ル(40)を備え、キー入力部(1)の座標情報を基に
    押下されたキーのキーコードを得るようにしたことを特
    徴とする請求項1の端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、端末装置のいずれか
    に入出力用端子を備え、外部入出力装置と接続されるこ
    とを特徴とする端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、キー入力部(1)
    に変換キーを備え、当該変換キーにより手書き入力域
    (5)に入力された手書き文字が漢字変換された文章に
    変換されることを特徴とする端末装置。
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