JP2821587B2 - 電気接点構造 - Google Patents
電気接点構造Info
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- JP2821587B2 JP2821587B2 JP6135466A JP13546694A JP2821587B2 JP 2821587 B2 JP2821587 B2 JP 2821587B2 JP 6135466 A JP6135466 A JP 6135466A JP 13546694 A JP13546694 A JP 13546694A JP 2821587 B2 JP2821587 B2 JP 2821587B2
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- electrodes
- spherical
- substrate
- electrode
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4007—Surface contacts, e.g. bumps
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電極に球状接点が形成
されてなる電気接点構造に関する。
されてなる電気接点構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばプリント基板などの基板上に形成
された複数の電極を、それと対応して他のプリント基板
や端子板あるいはコネクタなどに形成されている複数の
電極と対接させて接続する場合、各電極間の良好な接触
状態を得るべく、基板上の各電極にそれぞれ球状接点を
形成することが従来行われている。
された複数の電極を、それと対応して他のプリント基板
や端子板あるいはコネクタなどに形成されている複数の
電極と対接させて接続する場合、各電極間の良好な接触
状態を得るべく、基板上の各電極にそれぞれ球状接点を
形成することが従来行われている。
【0003】図3はこの種の球状接点が電極に形成され
た従来の電気接点構造の一例を示したものである。基板
11の一面上には複数の電極12が配列形成されてお
り、それら電極12の相手方電極と接続される部分(こ
の例では基板11の一端に近接する部分)にそれぞれ球
状接点13が突出形成されている。球状接点13は例え
ば電極12と同一材料を用いてそれと一体に形成され
る。
た従来の電気接点構造の一例を示したものである。基板
11の一面上には複数の電極12が配列形成されてお
り、それら電極12の相手方電極と接続される部分(こ
の例では基板11の一端に近接する部分)にそれぞれ球
状接点13が突出形成されている。球状接点13は例え
ば電極12と同一材料を用いてそれと一体に形成され
る。
【0004】このように球状接点13が各電極12に形
成されていると、これら電極12に相手方電極を対接さ
せて加圧した際に、その加圧力が球状接点13に集中
し、大きな接触圧が得られると共に、例えば球状接点1
3の頂部が加圧力によってつぶれることにより、電極形
成面のそりやうねりあるいは各球状接点13の高さのば
らつきを球状接点13の変形によって吸収することがで
き、多数の電極12の一括接続を良好に行うことができ
る。
成されていると、これら電極12に相手方電極を対接さ
せて加圧した際に、その加圧力が球状接点13に集中
し、大きな接触圧が得られると共に、例えば球状接点1
3の頂部が加圧力によってつぶれることにより、電極形
成面のそりやうねりあるいは各球状接点13の高さのば
らつきを球状接点13の変形によって吸収することがで
き、多数の電極12の一括接続を良好に行うことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の電気接点構造はその球状接点を加圧によって変形さ
せることにより、複数の電極の良好な一括接続を可能と
するものであり、例えば高さの高い球状接点は大きく変
形する恐れがあるものとなっていた。球状接点を有する
複数の電極と相手方の複数の電極とを接続した後、脱着
させることなく、その状態を維持し、つまり永久接続す
る場合には球状接点に変形が発生していても何ら問題は
生じないが、例えば相手方電極が形成されているプリン
ト基板等を他のものと交換する場合のように、脱着後、
球状接点が形成されている複数の電極を前と異なる複数
の電極と互いに接続させる必要がある場合には、既に変
形をきたした球状接点では良好な接続状態を得ることが
できず、即ち従来の電気接点構造は基本的に再使用でき
ないものとなっていた。
来の電気接点構造はその球状接点を加圧によって変形さ
せることにより、複数の電極の良好な一括接続を可能と
するものであり、例えば高さの高い球状接点は大きく変
形する恐れがあるものとなっていた。球状接点を有する
複数の電極と相手方の複数の電極とを接続した後、脱着
させることなく、その状態を維持し、つまり永久接続す
る場合には球状接点に変形が発生していても何ら問題は
生じないが、例えば相手方電極が形成されているプリン
ト基板等を他のものと交換する場合のように、脱着後、
球状接点が形成されている複数の電極を前と異なる複数
の電極と互いに接続させる必要がある場合には、既に変
形をきたした球状接点では良好な接続状態を得ることが
できず、即ち従来の電気接点構造は基本的に再使用でき
ないものとなっていた。
【0006】この発明の目的は従来の欠点を除去し、脱
着後の再使用が可能な電気接点構造を提供することにあ
る。
着後の再使用が可能な電気接点構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は基板上に複数
の電極が設けられ、その各電極にそれぞれ球状接点が形
成された電気接点構造において、基板に各電極とそれぞ
れ対応して凹部を形成して、その各凹部内に弾性材を充
填し、各電極を基板上に固定されている固定部と、その
固定部に一端が連結され、上記弾性材上に延長された支
持片とを有するものとして、その支持片上にそれぞれ上
記球状接点を突出形成したものである。
の電極が設けられ、その各電極にそれぞれ球状接点が形
成された電気接点構造において、基板に各電極とそれぞ
れ対応して凹部を形成して、その各凹部内に弾性材を充
填し、各電極を基板上に固定されている固定部と、その
固定部に一端が連結され、上記弾性材上に延長された支
持片とを有するものとして、その支持片上にそれぞれ上
記球状接点を突出形成したものである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこの発明では、弾性材
が弾性変形することによって球状接点は可動し、よって
球状接点に変形は発生しない。
が弾性変形することによって球状接点は可動し、よって
球状接点に変形は発生しない。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。基板11の一面上に配列形成された複数の電極12
とそれぞれ対応して例えば円形状の凹部21が基板11
の相手方電極と接続される部分に形成される。この例で
は各凹部21は基板11の一端面11aの近くに、一端
面11aに沿って配列形成されている。
る。基板11の一面上に配列形成された複数の電極12
とそれぞれ対応して例えば円形状の凹部21が基板11
の相手方電極と接続される部分に形成される。この例で
は各凹部21は基板11の一端面11aの近くに、一端
面11aに沿って配列形成されている。
【0010】各凹部21内には弾性材22が充填され
る。弾性材22としては例えばシリコーンゴムが用いら
れ、液状のものを各凹部21に注入して固めることによ
って各凹部21に充填される。各電極12は基板11上
に固定されている固定部12aと支持片12bとよりな
り、支持片12bはその一端が固定部12aに連結さ
れ、他端が弾性材22上に延長されている。弾性材22
上に位置する支持片12bの他端側は例えば円形状とさ
れて拡大されており、支持片12bのこの拡大部上にそ
れぞれ球状接点23が突出形成される。従って、各球状
接点23はそれぞれ弾性材22上に、支持片12bを介
して配置される。
る。弾性材22としては例えばシリコーンゴムが用いら
れ、液状のものを各凹部21に注入して固めることによ
って各凹部21に充填される。各電極12は基板11上
に固定されている固定部12aと支持片12bとよりな
り、支持片12bはその一端が固定部12aに連結さ
れ、他端が弾性材22上に延長されている。弾性材22
上に位置する支持片12bの他端側は例えば円形状とさ
れて拡大されており、支持片12bのこの拡大部上にそ
れぞれ球状接点23が突出形成される。従って、各球状
接点23はそれぞれ弾性材22上に、支持片12bを介
して配置される。
【0011】この発明による電気接点構造においては、
球状接点23が相手方電極と対接されて加圧されると、
その加圧力によって、弾性材22が弾性変形し、球状接
点23は変形することなく、弾性材22側に沈み込む。
各球状接点23はこのように各別に可動自在とされてい
るため、これら球状接点23に相手方の電極を一括して
対接させた場合、例えば各球状接点23の高さにばらつ
きがあっても、各球状接点23がそれぞれその高さに応
じて変位することによって、全ての球状接点23が相手
方電極と接触する状態となる。そして、弾性材22の弾
性復元力によって各球状接点23は相手方電極に弾接さ
れ、良好に接続される。
球状接点23が相手方電極と対接されて加圧されると、
その加圧力によって、弾性材22が弾性変形し、球状接
点23は変形することなく、弾性材22側に沈み込む。
各球状接点23はこのように各別に可動自在とされてい
るため、これら球状接点23に相手方の電極を一括して
対接させた場合、例えば各球状接点23の高さにばらつ
きがあっても、各球状接点23がそれぞれその高さに応
じて変位することによって、全ての球状接点23が相手
方電極と接触する状態となる。そして、弾性材22の弾
性復元力によって各球状接点23は相手方電極に弾接さ
れ、良好に接続される。
【0012】なお、弾性材22の特性、厚さ等は相手方
電極によって加圧された球状接点23が変形することな
く、十分可動できるように選定され、例えば球状接点2
3が変形することなく、最低でもその高さの1/10弾
性材22側に沈み込むことが可能なように選定される。
図2はこの発明の他の実施例を示したものである。この
例では各電極12の支持片12bは固定部12aの一端
から延長形成され、固定部12aの一端と基板11の一
端面11aとの間に形成された凹部21に充填された弾
性材22上に位置されている。
電極によって加圧された球状接点23が変形することな
く、十分可動できるように選定され、例えば球状接点2
3が変形することなく、最低でもその高さの1/10弾
性材22側に沈み込むことが可能なように選定される。
図2はこの発明の他の実施例を示したものである。この
例では各電極12の支持片12bは固定部12aの一端
から延長形成され、固定部12aの一端と基板11の一
端面11aとの間に形成された凹部21に充填された弾
性材22上に位置されている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は各球状
接点を支持片を介して弾性材上に位置させ、その弾性材
の弾性変形を利用してそれら球状接点が形成されている
複数の電極と相手方電極との一括接続を良好に行えるよ
うにしたものであって、球状接点自体に変形は発生せ
ず、また弾性材側に変位した球状接点は相手方電極によ
る加圧が解除されれば弾性材の弾性復元力によって元の
位置に復帰するものとなっている。
接点を支持片を介して弾性材上に位置させ、その弾性材
の弾性変形を利用してそれら球状接点が形成されている
複数の電極と相手方電極との一括接続を良好に行えるよ
うにしたものであって、球状接点自体に変形は発生せ
ず、また弾性材側に変位した球状接点は相手方電極によ
る加圧が解除されれば弾性材の弾性復元力によって元の
位置に復帰するものとなっている。
【0014】従って、一旦接続後、相手方電極を脱着し
て他の電極と再接続する場合においても、接続品質は何
ら低下しないため、再使用することができ、極めて有益
な電気接点構造を提供することができる。
て他の電極と再接続する場合においても、接続品質は何
ら低下しないため、再使用することができ、極めて有益
な電気接点構造を提供することができる。
【図1】Aはこの発明による電気接点構造の一実施例を
示す平面図、BはそのCC断面拡大図。
示す平面図、BはそのCC断面拡大図。
【図2】Aはこの発明による電気接点構造の他の実施例
を示す平面図、BはそのCC断面拡大図。
を示す平面図、BはそのCC断面拡大図。
【図3】Aは従来の電気接点構造を示す平面図、Bはそ
のCC断面拡大図。
のCC断面拡大図。
11 基板 12 電極 12a 固定部 12b 支持片 21 凹部 22 弾性材 23 球状接点
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に複数の電極が設けられ、その各
電極にそれぞれ球状接点が形成された電気接点構造にお
いて、 上記基板に上記各電極とそれぞれ対応して凹部が形成さ
れ、 その各凹部内に弾性材が充填され、 上記各電極は上記基板上に固定されている固定部と、そ
の固定部に一端が連結され、上記弾性材上に延長された
支持片とを有し、 その支持片上にそれぞれ上記球状接点が突出形成されて
いる電気接点構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135466A JP2821587B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電気接点構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135466A JP2821587B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電気接点構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087966A JPH087966A (ja) | 1996-01-12 |
JP2821587B2 true JP2821587B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=15152377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6135466A Expired - Fee Related JP2821587B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 電気接点構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821587B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135466A patent/JP2821587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH087966A (ja) | 1996-01-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980714 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |