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JP2821215B2 - カメラの受信表示装置 - Google Patents

カメラの受信表示装置

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JP2821215B2
JP2821215B2 JP1343063A JP34306389A JP2821215B2 JP 2821215 B2 JP2821215 B2 JP 2821215B2 JP 1343063 A JP1343063 A JP 1343063A JP 34306389 A JP34306389 A JP 34306389A JP 2821215 B2 JP2821215 B2 JP 2821215B2
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浩 秋竹
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Olympus Optic Co Ltd
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラの受信表示装置、詳しくはリモコン
送信機からのリモコン信号により遠隔操作されるカメラ
の受信表示装置に関する。
[従来の技術] 従来、カメラを遠隔操作するリモートコントロール装
置の受信確認には、受信側にランプやLEDを設け、これ
を点灯又は点滅させることにより行っていた。そのため
に、遠距離又は近距離で有っても、周囲が明るい場合や
屋外の太陽光下では、表示が見えにくく、その受信確認
が容易でないという欠点があった。一方、送信機側に受
信確認表示を設けるためには、送信機及び受信機に各々
送信と受信の機能を備えなければならず、大型化やコス
トが高久なるといった欠点があった。そこで、送信側か
らのリモートコントロール信号により撮影動作を行った
際には、その受信確認としてストロボ装置の閃光発光さ
せるようにしたカメラの受信確認装置が、特開昭61−15
6245号公報に開示されている。即ち、この特開昭61−15
6245号においては、リモコン送信機からのリモコン信号
をカメラが受信すると、 i)被写体輝度が低い場合は、当該撮影用ストロボ光が
被写体に向け照射されるので、これにより受信確認がで
きる。
ii)被写体輝度が高い場合は、シャッタ閉後、メインコ
ンデンサン、あるいは別に設けた受信確認用コンデンサ
に蓄えられた電荷を全充電して、ストロボ発光し、これ
によって受信確認ができるようになっている。
また、ストロボによる閃光発光撮影時に被写体の目が
赤く写る、所謂赤目現象を防止するために、カメラのレ
リーズ信号に応動し、シャッタの開動作直前に瞳孔収縮
用としての微小な閃光発光を複数回行わせ、シャッタの
開動作開始後に撮影用としての閃光発光を行わせるよう
にした閃光発光装置が、特願昭63−311619号(特開平2
−157733号公報参照)により本出願人により出願されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したリモコン撮影時における受信
確認として、シャッタ閉後にメインコンデンサを全放電
させてストロボ発光したり、あるいはメインコンデンサ
とは別に設けた受信確認用コンデンサを全放電させてス
トロボ発光させるようにした上記特開昭61−156245号公
報に開示された提案では、ストロボ発光を用いているの
で非常に見易いが、受信表示にストロボのメインコンデ
ンサに蓄えられた電荷を全放電させてしまうので、撮影
用の本発光はメインコンデンサを再充電する時間の経過
後でなければ行えないから、シャッタチャンスを逸する
ことになってしまう。また、メインコンデンサとは別に
受信確認用コンデンサを設け、この確認用コンデンサに
蓄えられた電荷により受信確認用発光を行うようにして
も、このための受信確認用コンデンサが必要になってし
まう。
そこで本発明の目的は、上述の問題点を解消し、リモ
コン撮影時の受信確認を、わかり易く、且つ余分の部品
を付加することなく行いながら、引続いてストロボの本
発光を可能にしたカメラの受信表示装置を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明のカメラの受信表示装置は、リモコン装置から
の撮影動作信号を受信する受信手段と、通常の発光と微
小発光量の閃光発光の制御可能なストロボ装置と、上記
撮影動作信号を受信した際に上記ストロボ装置に微小発
光を実行させる制御手段と、上記微小発光の後に撮影動
作を行う撮影動作制御手段と、を具備したことを特徴と
するものである。
[作 用] このカメラの受信表示装置では、リモコン受信時に輝
度の高い微小発光量の閃光発光により受信確認表示を行
うが、この閃光発光に要するエネルギーは僅かなので、
引続いて撮影用の本発光も行うことができる。
[実 施 例] 以下、図示の実施例により本発明を具体的に説明す
る。
第1図は、本発明が適用されるズームレンズカメラの
ブロック系統図である。図において、CPU101はこのカメ
ラの全体の動作を制御するマイクロコンピュータで、カ
メラ動作のシーケンス制御,AF/AE演算,A/D変換,LCD/LED
制御およびスイッチ入力制御等を司どるようになってい
る。即ち、このCPU101は、スイッチ操作部115に列挙し
た各種スイッチ、例えば、第1レリーズスイッチ“1R",
第2レリーズスイッチ“2R",ズーム操作スイッチ“Z−
UP",“Z−DOWN",スポット測光用スイッチ“SPOT",スト
ロボモード用スイッチ“FLASH",セルフタイマ用スイッ
チ“SELF",電源スイッチ“POWER",CPUリセットスイッチ
“RST",強制巻戻し用スイッチ“REWIND",裏蓋スイッチ
“BK",レンズ初期位置検知スイッチ“AF",露出トリガス
イッチ“AF"等からのスイッチ入力を必要とするタイミ
ングでCPU内に取り込むと共に、得られた各種情報をLCD
パネル116に送出し、同パネル上にモニタ表示する。ま
た、日付データをデータバックユニット117に送出し
て、フィルム上に撮影年月日等を写し込むと共に、フィ
ルムよりDXコードを読取って、分割型SPD105よりの測光
情報に基づきAE演算して露光制御を行う。更にまた、ス
トロボユニット118にチャージ信号を与えてストロボ充
電を開始し、充電電圧をCPU101へ返送してA/D変換した
後、EEPROM−IC119の充電電圧情報と比較し、充電完了
か否かをチェックする。
符号102は、測距用のAF−ICでCPU101からの制御信号
に基づき被写体距離の測距を行なう。そして、得られた
測距データは、シリアルデータバスを通じてCPU101に送
られる。この際、被写体が暗くて測距不能ならAF補助光
103を発光して測距が行なわれるようになっている。
EEPROM−IC119は、電気的に再書込可能なROMで、フィ
ルム駒数,露出補正情報,ストロボ充電電圧情報,バッ
テリチェック情報等の各種調整値を記憶し、シリアルデ
ータバスを介してCPU101とデータ通信を行うようになっ
ている。
符号104は、CPU101により制御されるインタフェース
用のICで、分割型SPD105より得られた測光情報に基づき
被写体の輝度を電圧に変換しCPU101に送出する。する
と、CPU101は、内蔵されたA/D変換器により被写体輝度
をディジタルデータに変換してCPU内のRAMに取り込む。
106はLED表示部で、CPUの制御によってストロボが発光
可能ならストロボLEDを、AFIC102が測距できたときはAF
LEDを、スポットモードのときはSPOTLEDを、セルフタイ
マ作動もしくはAF補助光が必要ならセルフLEDを、それ
ぞれ点灯させるようになっている。なお、121はセクタ
開閉用のマグネットである。
符号107,108はモータ駆動用ICで、ズームモータ109,A
E,AFモータ110,巻上・巻戻しモータ111等をそれぞれ駆
動する。上記ズームモータ108にはズームエンコーダ(Z
E)112が設けらていて、現在のズーム位置をCPU101に伝
える。また、AE,AFモータ110,巻上・巻戻しモータ111に
は、それぞれフォトインタクラプタ(以下、PIと略記す
る)113,114が設けらてていて、AF−IC102によって測距
したデータをCPU101がCI113のパルス数を演算し、その
パルスをCPUがカウントしてレンズ駆動を制御する。ま
た、巻上げ時フィルムの移動によってパルスが出力され
るので、その数をカウントすることで一駒のフィルム巻
上げを行う。
符号120はリモコン受信用のフォトダイオードで、図
示しないリモコン送信機より一定のパルスが赤外LEDよ
り投光されると、その光をこのフォトダイオード120で
受光し、インタフェースIC104を通してCPU101に伝え
る。すると、CPU101は、リモコン信号であるか否かをチ
ェックし、正規のリモコン信号ならレリーズ動作を行う
ようになっている。
第2図は、上記第1図におけるストロボユニット118
の一例を示す回路図である。このストロボユニット118
は、CPU101と端子CHRGE,VST,TRGでそれぞれ接続されて
いる。上記端子“CHRGE"はストロボチャージ用端子、VS
Tは充電電圧モニタ用端子で、CPUでA/D変換され、所定
の電圧に達すると、ストロボのメインコンデンサのチャ
ージを停止させるようになっている。また、“TRG"はス
トロボ発光用端子で、Vccはで電源電圧を、GNDアース電
位を、それぞれ表わしている。
上記第1図におけるスイッチ操作部116の第2レリー
ズスイッチ2Rがオンすると、CPU101は端子“CHRGE"に出
力される信号のレベルを“H"→“L"にする。すると、こ
の第2図に示すストロボユニットのトランジスタQ601,6
02がオンし、抵抗R501,R502,R503,R504,トランジスタQ5
01,Q502,ダイオードD501,D601,コンデンサC601,昇圧ト
ランスT501が図示のように接続されて構成された周知の
DC/DCコンバータの発振動作が開始される。発振を開始
すると、昇圧トランスT501の2次側に高電圧が発生し、
ダイオードD502,D401を通してメインコンデンサC402を
充電する。同時に、昇圧トランスT501の中間タップより
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)Q401のバ
イアス用として約30Vの電圧が発生し、ダイオードD503,
抵抗R401を介してコンデンサC401を充電する。なお、定
電圧ダイオードD402は、充電電圧が高くならないように
挿入されている。
抵抗R505はメインコンデンサC402の充電電圧情報をCP
U101に伝える分圧抵抗の一方で、もう片方の抵抗はCRU
内に設けられている。なお、コンデンサC502はノイズ吸
収用である。CPU101は充電が完了したと判断すると、端
子CHRGEを“H"にして上記DC/DCコンバータの発振動作を
停止する。なお、上記充電電圧情報は、前記第1図に示
すEEPROM−IC119に記憶されるようになっている。
ストロボ発光時には、CPU101はTRG信号を“H"→“L"
にする。すると、抵抗R408,R407を介し、トランジスタQ
404,Q402がオンするので、これにより抵抗R405を介して
IGBT Q401がオンする。すると、コンデンサC403,トリ
ガ用トランスT401のLC回路が発振してキセノン管DS401
がトリガされて発光する。ダイオードD402,コンデンサC
404,抵抗R403は、メインコンデンサC402の両端電圧が低
下しても、キセノン管DS401が発光を継続するようにし
ている。
TRG信号が“H"になると、トランジスタQ402,Q404がオ
フする。このとき、一瞬間だけトランジスタQ403が抵抗
R406を介してオンするので、IGBT Q401が直ちにオフ
し、ストロボ発光が停止する。従って、CPUは、TRG信号
を“H",“L"するだけでキセノン管DS401の発光をそれに
応じて正しく制御することができる。
リモコン受信確認発光や赤目防止発光はこの制御方式
を利用して本発光に影響のない範囲でストロボを間欠発
光させるようにしている。後述するフローチャートに示
すようにリモコンによるレリーズの場合、微小発光のス
トロボ光を発光させ、これによってリモコン信号を受信
したことをユーザに知らせるようにしているので、距離
が多少遠く離れていてもユーザは認知することができ
る。なお、本発明は、シャッタ駆動制御中において、測
光結果に基づき行われる。
このように構成された本実施例の動作を、第3図以下
のフローチャートにより、CPU101のコントロールを中心
として以下に説明する。
第3図は、パワーオンリセットのフローである。図に
おいて、電池を投入するか、パワースイッチをオンする
と、CPUはプログラムを実行する。最初に“ポートの初
期設定,RAMクリア”を行い(ステップS1)、E2PROMの内
容を一度読込んで前回撮影時のカメラ状態を認知する
(ステップS2)。アトブタスイッチをチェックして(ス
テップS3)、開ならアトブタ開処理を(ステップS4)、
閉なら前回(BKJF)の状態をチェックする(ステップS
5)。この場合、前回が開なら空送りをして(ステップS
6)、閉ならそのまま、何もしないでステップS7に進
む。
ステップS7では、“巻戻し中”であったか否かをチェ
ックし、巻戻し中ならステップS8に進んで巻戻しを行
う。次に、ステップS9で“巻上げ中”であったか否かを
チェックし、巻上中ならステップS10に進んで“巻上
げ”を行う。そして、ステップS11に進み“パワースイ
ッチ”をチェックするが、ここまでが前回撮影時のカメ
ラ状態の復元動作である。
このステップS11で、パワースイッチがオンなら、ス
テップS12〜S14で表示LCDをオンして割込みを許可しHAL
T状態になる。このHALT状態は一定時間ごとに解除さ
れ、解除されると後述するMAINループを実行する。一
方、パワースイッチがオフならステップS15〜S17でLCD
をオフして割込みを許可した後STOP状態に入る。そし
て、割込みがかかるとMAINループを実行することにな
る。
第4図は、“MAIN"ループのフローチャートである。
このMAINルーブでは、最初にアトブタの割込みであるか
否かをチェックする(ステップS21)。アトブタの割込
みであれば、ステップS22でアトブタスイッチをチェッ
クし、開ならば上記ステップS4のアトブタ開処理を、閉
ならばステップS23に進む。このステップS23では前回状
態をみて、前回が開ならば空送りを、閉ならステップS2
4に進む。このステップS24ではリモコンの割込みである
か否かをチェックし、リモコン割込みならステップS25
に進んで“リモコン受信”のサブルーチンを実行する。
即ち、リモコン送信機からリモコン受信ダイオードに光
が照射されると、IFIC104(第1図参照)の受信回路よ
りCPU101へ割込み信号とリモコン信号とが入力されるよ
うになっている。そこで、CPU101はリモコン信号をチェ
ックし、リモコンによるレリーズ信号ならこれを記憶し
ておく。そして、ステップS26,S27に進み、巻戻しボタ
ンが押されたことによる巻戻し割込みか否かをチェック
し、巻戻しボタン割込みなら、次に、巻戻しボタンがオ
ンされているか否かをチェックして巻戻して行う。
ステップS28では、パワースイッチがオフされたか否
かをチェックし、オフなら上述のSTLOOPへ進む。また、
パワースイッチがオンなら、表示90秒が経過したか否か
をチェックし(ステップS29)、90秒経過していたらSTL
OOPへ進むし、90秒経過していなければステップS30に進
む。そして、キー入力をチェックし、何れかのキーが押
されていればステップS31へ、押されていなければHTLOO
Pへ進む。このステップS31では、第1レリーズスイッチ
“1R"(第1図のスイッチ操作部115内)チェックし、オ
ンならステップS32のサブルーチン“R1"処理を実行す
る。なお、この“R1"処理については後記第6図で詳述
する。第1レリーズスイッチ1Rがオフなら、ステップS3
3,S35に進んでZ−UP,またはZ−DOWNスイッチをチェッ
クし、どちらかのスイッチが押されていればズーム動作
を行う(ステップS34)。
何れのスイッチもオフなら、ステップS36に進んで、S
POTスイッチが押されているか否かをチェックし、押さ
れていればスポット測光を行う(ステップS37)。SPOT
スイッチがオフなら、ステップS38に進んでFLASHスイッ
チが押されているか否かをチェックし、オンならステッ
プS39に進んでフラッシュモード切換、つまりAUTOモー
ド,赤目モード,ストロボオフモードに順次切換える。
このAUTOモード時には、平均測光とスポット測光を実行
して一定の輝度差があれば、逆光と判定し自動的にスト
ロボを発光させる。また、赤目モードでは、ストロボ発
光によって人間の目が赤く写る所謂赤目現象を防ぐため
にプリ発光を実行し、赤目現象を防止するようにする。
上記ステップS38でFLASHスイッチがオフならステップS4
0を実行し、SELFスイッチが押されていればセルフタイ
マモードにする(ステップS41)。以上をチェックしてH
TLOOPに進み、待機状態になる。
第5図と第6図は、上記第4図におけるステップS32
のサブルーチン“R1"の詳細を示すフローチャートであ
る。そして、第5図では、低輝度だったり逆光状態等の
ため、ストロボ撮影する場合には、例えリモコンモード
時のリモコン信号をカメラ側で受信しても、リモコン受
信確認発光は行わず、これに代えてストロボ本発光によ
りユーザにリモコン受信を知らせるようにしている。一
方、第6図ではリモコンモード時のリモコン信号をカメ
ラ側で受信すると、ストロボ発光の有無に拘らず、リモ
コン受信確認発光を行ない、その後必要なら赤目防止用
と本発光用のストロボ発光を行うようにしている。そし
て、これらに両図においては、ステップS51〜S60および
ステップS66〜S69は全く同じで、異なる点はステップS6
1〜S65の配列順序のみである。
第5図において、第1レリーズスイッチ1R(第1図参
照)がオンすると、ステップS51に進んで90秒の表示タ
イマをクリアする。そして、AFを行い測距する(ステッ
プS52)。次に、AF演算して(ステップS53)レンズの繰
出し量に換算する。そして、測光を行い(ステップS5
4)、測光演算でシャッタ秒時を決め(ステップS55)、
レンズを繰出す(ステップS56)。このとき、上記ステ
ップS56で演算した繰出し量に基づいてAF用のフォトイ
ンタラプタからのパルスをAFスイッチ(第1図のスイッ
チ操作部115内)のオフよりカウントして、カウント値
が一定値になったところでモータを停止する。
ステップS57では、第2レリーズスイッチ2Rがオンさ
れているか否かをチェックし、オフならステップS58に
進んで、再度第1レリーズスイッチ1Rをチェックする。
この第1レリーズスイッチ1Rがオフならリターンする
し、オンなら上記ステップS57に戻り、ステップS57,S58
を実行しながら第2レリーズスイッチ2Rがオンする迄待
機することになる。そして第2レリーズスイッチ2Rがオ
ンされたら下記ステップS59〜S65の露出制御動作を実行
することになる。即ち、ステップS59,S60でセルフタイ
マモードならセルフタイマを作動させる。そしてステッ
プS63に進むと、上記ステップS54における測光動作で得
られた測光データに基づき、例えば低輝度とか逆光状態
等のための照度不足によるストロボ発光が必要か否かが
判断される。ストロボ発光が必要ならステップS64,S65
に進んで、赤目モードなら赤目防止用の微小発光を行う
し、ストロボ発光の必要がなければ、ステップS61,S62
に進んで、リモコンモードならリモコン受信確認発光を
行う。
次に、演算されたシャッタ秒時においてセクタ駆動を
行う(ステップ66)。なお、AEスイッチは露光開始信号
として使い、ステップS67に進んでシャッタ制御後、フ
ィルムの巻上げを行う(ステップS67)。そして、ステ
ップS68,S69に進んで、レンズリセットを行い、ストロ
ボチャージャを行ってリターンする。
以上を換言すると、上記ステップS54の測光結果が低
輝度のため、例えば低輝度フラグが立てられていれば、
撮影用のストロボ本発光が上記ステップS66で行われる
ので、このストロボ本発光でリモコン受信確認発光が兼
用することとし、ストロボ発光しない場合のみ、上記ス
テップS62でリモコン受信確認発光を行うこととしてい
る。
次に、第6図の説明を行う。この第6図では、上述し
たようにステップS51〜S60およびステップS66〜S69はそ
の内容および配列が上記第5図と同じなのでその説明を
省略する。また、ステップS61〜S65は、その内容は同じ
だが配列が異なるので、以下に簡単に説明する。即ち、
ステップS54の測光結果に関係なく、ステップS61,S62で
リモコンモードならリモコン受信確認発光を行う。そし
て、ステップS63〜S65で、赤目防止モードなら赤目防止
用の微小発光を、ステップS66のシャッタ制御に先立っ
て行うようにしている。
第7図は、上記第5,6図におけるステップS62“リモコ
ン受信確認発光”の詳細を示すフローチャートである。
図において、このフローがスタートすると、先ずステッ
プS71に進んで前記第2図に示すTRG端子にCPU101から供
給されている信号TRGを“L"レベルにしてストロボ発光
させる。そして、ステップS72に進み、所定の微小時間
経過したらステップS73に進んで上記ステップS71で実行
したRTG“L"の回数、つまりリモコン受信確認用の微小
発光の回数をカウントする。そして、ステップS74に進
み、前記第2図における端子TRGを“H"レベルにして微
小発光を停止させる。その後、ステップS75に進んで所
定時間経過するまで待機し、ステップS76に進む。この
ステップS76では、所定回数発光したか否かを判定し、
リモコン受信確認用の微小ストロボ発光の発光回数が所
定回数に達するまで上記ステップS71に戻って、上記ス
テップS71〜S76を繰返し実行する。このリモコン受信確
認発光が所定回数に達したらリターンする。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、カメラの受信表示
と閃光装置の微小発光を行うことにより、遠距離や近距
離で明るい場合でもユーザがこれを認知でき、かつ、撮
影時の本発光も可能となるという顕著な効果が発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るカメラの受信表示装置が適用さ
れたズームレンズカメラのブロック系統図、 第2図は、上記第1図におけるストロボユニットの一例
を示す回路図、 第3図は、パワーオンリセットのフローチャート、 第4図は、MAINループのフローチャート、 第5図と第6図は、上記第4図における“R1"のサブル
ーチンの詳細を示すフローチャート、 第7図は、上記第5,6図におけるリモコン受信確認発光
のサブルーチンの詳細を示すフローチャートである。 101……CPU(制御手段および撮影動作制御手段) 118……ストロボユニット(ストロボ装置) 120……リモコン受信ダイオード(受信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 15/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモコン装置からの撮影動作信号を受信す
    る受信手段と、 通常の発光と微小発光量の閃光発光の制御可能なストロ
    ボ装置と、 上記撮影動作信号を受信した際に上記ストロボ装置に微
    小発光を実行させる制御手段と、 上記微小発光の後に撮影動作を行う撮影動作制御手段
    と、 を具備したことを特徴とするカメラの受信表示装置。
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