JP2819652B2 - ウェルズおよび管球 - Google Patents
ウェルズおよび管球Info
- Publication number
- JP2819652B2 JP2819652B2 JP22566689A JP22566689A JP2819652B2 JP 2819652 B2 JP2819652 B2 JP 2819652B2 JP 22566689 A JP22566689 A JP 22566689A JP 22566689 A JP22566689 A JP 22566689A JP 2819652 B2 JP2819652 B2 JP 2819652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- dumet
- wells
- dumet wire
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はガラスとの気密封着性と溶接強度を向上した
ウェルズおよびこのウェルズを用いた管球に関する。
ウェルズおよびこのウェルズを用いた管球に関する。
(従来の技術) 従来、放電ランプ、高出力の白熱電球、ブラウン管お
よび映像管などの管球のステムやバルブなどのガラス部
材に封着されるウェルズは、例えば特公昭52−888号公
報(従来例1)および特公昭56−35027号公報(従来例
2)などに記載されている。特に、従来例1では、ウェ
ルズは、ジュメット線の一端または両端にリード線を溶
接することによって形成されている。
よび映像管などの管球のステムやバルブなどのガラス部
材に封着されるウェルズは、例えば特公昭52−888号公
報(従来例1)および特公昭56−35027号公報(従来例
2)などに記載されている。特に、従来例1では、ウェ
ルズは、ジュメット線の一端または両端にリード線を溶
接することによって形成されている。
なお、ジュメット線の先端部に単に大径部を設けるこ
とは、従来例2に記載されているが、このものは、ジュ
メット線の先端部に半導体を安定して圧着するためその
径を大きくしたものであり、また大径部はガラスとの密
着性の関係から封着部を避けた位置に配設されていて、
特に大径部にリード線を接続させることの記載や示唆は
ない。
とは、従来例2に記載されているが、このものは、ジュ
メット線の先端部に半導体を安定して圧着するためその
径を大きくしたものであり、また大径部はガラスとの密
着性の関係から封着部を避けた位置に配設されていて、
特に大径部にリード線を接続させることの記載や示唆は
ない。
また、実願昭62−4920号(実開昭63−116960号)のマ
イクロフィルム(従来例3)および実願昭61−42862号
(実開昭62−153748号)のマイクロフィルム(従来例
4)に記載されている3パーツウェルズは、ジュメット
線の一端にジュメット線より大径のニッケルめっき鉄線
のインナーリード線を溶接し、また他端に大径のニッケ
ル線や鋼めっき鉄線のアウターリード線を溶接して形成
されている。
イクロフィルム(従来例3)および実願昭61−42862号
(実開昭62−153748号)のマイクロフィルム(従来例
4)に記載されている3パーツウェルズは、ジュメット
線の一端にジュメット線より大径のニッケルめっき鉄線
のインナーリード線を溶接し、また他端に大径のニッケ
ル線や鋼めっき鉄線のアウターリード線を溶接して形成
されている。
(発明が解決しようとする課題) ウェルズは、通常、異種材料で熱膨張係数が異なるガ
ラスとの気密封着性および歪量を小さくする必要から、
使用特性に合わせガラス中に埋め込まれるジュメット線
は、できる限り小径のものが用いられている。これに対
し、ジュメット線に接続されるインナーリード線やアウ
ターリード線は、電流容量の確保のほか電極部品の保持
や他部品との接続の関係からジュメット線より線径が大
径のものが用いられている。
ラスとの気密封着性および歪量を小さくする必要から、
使用特性に合わせガラス中に埋め込まれるジュメット線
は、できる限り小径のものが用いられている。これに対
し、ジュメット線に接続されるインナーリード線やアウ
ターリード線は、電流容量の確保のほか電極部品の保持
や他部品との接続の関係からジュメット線より線径が大
径のものが用いられている。
このような線径差の大きいものを溶接する場合、一般
的には溶接部端面の断面積が小さい側と略同大の溶接部
となることや溶接部にジュメット線端部表面層の破片が
埋め込まれることがあり、このため溶接強度が低下する
ことがある。
的には溶接部端面の断面積が小さい側と略同大の溶接部
となることや溶接部にジュメット線端部表面層の破片が
埋め込まれることがあり、このため溶接強度が低下する
ことがある。
また、この溶接作業をアークパーカーション溶接法で
行った場合には、量産性に優れているが溶接強度のばら
つきが大きい。また、溶接点も大きくなり、かつスプラ
ッシュ(溶接飛沫)が飛び易く、ウェルズ相互が引掛か
り取出しに苦慮する場合がある。
行った場合には、量産性に優れているが溶接強度のばら
つきが大きい。また、溶接点も大きくなり、かつスプラ
ッシュ(溶接飛沫)が飛び易く、ウェルズ相互が引掛か
り取出しに苦慮する場合がある。
また、抵抗溶接法で行った場合は、ジュメット線を導
電チャックで把持してジュメット線表面から通電する方
法が採用されている関係で、ジュメット線表面層の亜酸
化銅とほう砂からなる電気絶縁層を事前に除去しておく
必要がある。この除去方法としてはジュメット線を湯洗
やアルコール洗浄したり、針状の特殊なチャックを用い
て電気絶縁層を破壊して通電する方法がある。
電チャックで把持してジュメット線表面から通電する方
法が採用されている関係で、ジュメット線表面層の亜酸
化銅とほう砂からなる電気絶縁層を事前に除去しておく
必要がある。この除去方法としてはジュメット線を湯洗
やアルコール洗浄したり、針状の特殊なチャックを用い
て電気絶縁層を破壊して通電する方法がある。
しかしながら、このようにジュメット線の電気絶縁層
を除去または破壊するとジュメット線とガラス部材との
封着時に気泡や泡筋が発生して気密封着が困難になる。
を除去または破壊するとジュメット線とガラス部材との
封着時に気泡や泡筋が発生して気密封着が困難になる。
本発明は、ガラスとの良好な気密性と溶接強度とが高
いウェルズおよびこのウェルズを用いた管球を提供する
ことを目的とする。
いウェルズおよびこのウェルズを用いた管球を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1に記載の発明は、端面を有する大径部が形成
された心線、端面を除いて心線に形成された銅被覆層お
よび大径部を除いて銅被覆層に形成された表面層を有す
るジュメット線と;ジュメット線の大径部の端面に溶接
されたジュメット線の大径部よりも大径のリード線と;
を具備している。
された心線、端面を除いて心線に形成された銅被覆層お
よび大径部を除いて銅被覆層に形成された表面層を有す
るジュメット線と;ジュメット線の大径部の端面に溶接
されたジュメット線の大径部よりも大径のリード線と;
を具備している。
請求項2に記載の発明は、気密容器を構成するガラス
部材と;ガラス部材に封着された請求項1記載のウェル
ズと;を具備している。
部材と;ガラス部材に封着された請求項1記載のウェル
ズと;を具備している。
(作 用) 請求項1の発明によると、ジュメット線は、端面を除
いて心線に形成された銅被覆層および大径部を除いて銅
被覆層に形成された表面層を有するので、リード線との
溶接面積が大きくなるとともに、ジュメット線の端面を
圧潰して形成した大径部は、大径化に伴って表面層が破
壊され押し潰され大径化した心線部分が導電性チャック
に部分的に接触して通電が良好になり、抵抗溶接する場
合に良好な通電ができて充分な溶接強度を得ることがで
きる。
いて心線に形成された銅被覆層および大径部を除いて銅
被覆層に形成された表面層を有するので、リード線との
溶接面積が大きくなるとともに、ジュメット線の端面を
圧潰して形成した大径部は、大径化に伴って表面層が破
壊され押し潰され大径化した心線部分が導電性チャック
に部分的に接触して通電が良好になり、抵抗溶接する場
合に良好な通電ができて充分な溶接強度を得ることがで
きる。
さらに、ジュメット線の大径部以外は、導電性チャッ
クで保護される場合には、端部を圧潰するとき表面層が
破壊されることがないので、封着時に気泡や泡筋が発生
して気密封着が困難になることを抑制できる。
クで保護される場合には、端部を圧潰するとき表面層が
破壊されることがないので、封着時に気泡や泡筋が発生
して気密封着が困難になることを抑制できる。
請求項2の発明によると、請求項1のウェルズを使用
したので、封着の信頼性の高い管球を得ることができ
る。
したので、封着の信頼性の高い管球を得ることができ
る。
(実施例) 以下、本発明の詳細を実施例によって説明する。第1
図は本発明を適用した3パーツウェルズの一例を示し、
図中1は線径0.4mm、長さ2.0mmのジュメット線、2はこ
のジュメット線1の一端に溶接接続されたジュメット線
1より大径の線径が0.6mmのニッケル製インナーリード
線、3はジュメット線1の他端に溶接接続された同じく
ジュメット線1より大径の線径が1.01mmのニッケル製ア
ウターリード線である。
図は本発明を適用した3パーツウェルズの一例を示し、
図中1は線径0.4mm、長さ2.0mmのジュメット線、2はこ
のジュメット線1の一端に溶接接続されたジュメット線
1より大径の線径が0.6mmのニッケル製インナーリード
線、3はジュメット線1の他端に溶接接続された同じく
ジュメット線1より大径の線径が1.01mmのニッケル製ア
ウターリード線である。
上記ジュメット線1は長尺ジュメット線を切断し、そ
の両端を後述するように押圧して圧潰し外径0.59mmの大
径部12、12を同軸上に形成したもので、この大径部12、
12の表面にはジュメット線1の表面に形成された電気絶
縁層の残物がほとんど存在せず、しかも大径部12、12の
端面全面で各リード線2、3と溶着している。
の両端を後述するように押圧して圧潰し外径0.59mmの大
径部12、12を同軸上に形成したもので、この大径部12、
12の表面にはジュメット線1の表面に形成された電気絶
縁層の残物がほとんど存在せず、しかも大径部12、12の
端面全面で各リード線2、3と溶着している。
つぎに、このウェルズの製造方法を第2図ないし第6
図によって説明する。まず、長尺のジュメット線を規定
寸法より長い約2.2mmの長さに切断して切断片13を製作
する。つぎに、第2図に示すようにジュメット線の被封
着部11の有効長さに相当する1.8mmの長さの金属製分割
円筒型チャック4に切断片13を把持させる。ついで、プ
レスの押圧型5、5をジュメット線切断片13の両端面に
当接させ両押圧型5、5間に電源6から加熱電流を1〜
2秒間通流する。この通電によってチャック4に把持さ
れていない部分の熱容量の小さいジュメット線切断片13
端部の露出部が加熱される。ついで、第3図に示すよう
に、加熱電流を遮断または通流しながら押圧型5、5を
互いに近接する方向に作動させて、ジュメット線切断片
13の両端面を強圧して圧潰し大径部12、12を形成する。
ついで、押圧型5、5を引離すことにより両端に大径部
12、12を有するジュメット線1が得られる。
図によって説明する。まず、長尺のジュメット線を規定
寸法より長い約2.2mmの長さに切断して切断片13を製作
する。つぎに、第2図に示すようにジュメット線の被封
着部11の有効長さに相当する1.8mmの長さの金属製分割
円筒型チャック4に切断片13を把持させる。ついで、プ
レスの押圧型5、5をジュメット線切断片13の両端面に
当接させ両押圧型5、5間に電源6から加熱電流を1〜
2秒間通流する。この通電によってチャック4に把持さ
れていない部分の熱容量の小さいジュメット線切断片13
端部の露出部が加熱される。ついで、第3図に示すよう
に、加熱電流を遮断または通流しながら押圧型5、5を
互いに近接する方向に作動させて、ジュメット線切断片
13の両端面を強圧して圧潰し大径部12、12を形成する。
ついで、押圧型5、5を引離すことにより両端に大径部
12、12を有するジュメット線1が得られる。
このようにして成形されたジュメット線1は第4図に
拡大して示すように、有効となる被封着部11が金属製分
割円筒型チャック4で密着把持されていたので、圧潰作
業によっても心線15、銅被覆層16および表面層17(亜酸
化銅Cu2Oとほう砂とからなるガラス体)の3重構造が破
壊されることはない。これに対して、切断片13の端部は
チャック4による保護がないので、圧潰によって膨大化
し大径部12、12が形成される。
拡大して示すように、有効となる被封着部11が金属製分
割円筒型チャック4で密着把持されていたので、圧潰作
業によっても心線15、銅被覆層16および表面層17(亜酸
化銅Cu2Oとほう砂とからなるガラス体)の3重構造が破
壊されることはない。これに対して、切断片13の端部は
チャック4による保護がないので、圧潰によって膨大化
し大径部12、12が形成される。
この状態は第4図に示すように、端部が圧潰されて大
径になり、特にチャック4の端面に圧着されてこの端面
に沿った部分が平坦面になるとともに全体的にはほぼ太
鼓形状になる。また、この圧潰により端部の表面層17は
ガラス質であるゆえ延展性に乏しく、圧潰による膨大に
追従できず、その大部分が破壊し剥落する。また、銅被
覆層16は心線15に比べ軟らかく延展性が高いので破壊
し、その表面の酸化膜部分はもちろん銅被覆層16の大部
分に亀裂を生じ、圧潰部の表面には心線15部分が露出す
る。特にチャック4のかど部や端面に接触する部位にお
いては銅被覆層16および心線15部分が直接チャック4に
接触し、チャック4との導電性が良好となる。また、端
面は切断したときすでに心線15および銅被覆層16の切断
面が露出しており、これが圧潰されても表面層17に覆わ
れることはない。
径になり、特にチャック4の端面に圧着されてこの端面
に沿った部分が平坦面になるとともに全体的にはほぼ太
鼓形状になる。また、この圧潰により端部の表面層17は
ガラス質であるゆえ延展性に乏しく、圧潰による膨大に
追従できず、その大部分が破壊し剥落する。また、銅被
覆層16は心線15に比べ軟らかく延展性が高いので破壊
し、その表面の酸化膜部分はもちろん銅被覆層16の大部
分に亀裂を生じ、圧潰部の表面には心線15部分が露出す
る。特にチャック4のかど部や端面に接触する部位にお
いては銅被覆層16および心線15部分が直接チャック4に
接触し、チャック4との導電性が良好となる。また、端
面は切断したときすでに心線15および銅被覆層16の切断
面が露出しており、これが圧潰されても表面層17に覆わ
れることはない。
つぎに、第5図に示すようにジュメット線1を金属製
分割円筒型チャック4に把持したまま一方の大径部12の
端面に、同じく金属製チャック7aに保持されたインナー
リード線2の端面を圧接させ、スイッチ8を上方に入れ
溶接電源9より所定の電圧を印加することによりジュメ
ット線1とインナーリード線2とを抵抗溶接する。つい
で、上記と同様に他方の大径部12の端面に金属製チャッ
ク7bに保持されたアウターリード線3の端面を圧接さ
せ、スイッチ8を下方に入れることにより溶接電源9よ
り所定の電圧を印加して、アウターリード線3を溶接し
て所望のウェルズを完成する。
分割円筒型チャック4に把持したまま一方の大径部12の
端面に、同じく金属製チャック7aに保持されたインナー
リード線2の端面を圧接させ、スイッチ8を上方に入れ
溶接電源9より所定の電圧を印加することによりジュメ
ット線1とインナーリード線2とを抵抗溶接する。つい
で、上記と同様に他方の大径部12の端面に金属製チャッ
ク7bに保持されたアウターリード線3の端面を圧接さ
せ、スイッチ8を下方に入れることにより溶接電源9よ
り所定の電圧を印加して、アウターリード線3を溶接し
て所望のウェルズを完成する。
このようにして得られたウェルズは第6図にその要部
を断面して示すように、ジュメット線1の大径部12の端
面とインナーリード線2の端面との間には両者2、12が
混融してなる混融層8が形成され、この混融層8を介し
てジュメット線1とインナーリード線2とが接続されて
いる。しかも、大径部12の直径が約0.59mmでインナーリ
ード線2の直径0.60mmに近似し、混融層8はこれら両端
面のほぼ全面に形成されているので溶接面積が大きく、
溶接強度が充分に高い。そして、被封着部11の表面を覆
った表面層17には剥離、刺傷、掻傷なとの発生がほとん
どない。
を断面して示すように、ジュメット線1の大径部12の端
面とインナーリード線2の端面との間には両者2、12が
混融してなる混融層8が形成され、この混融層8を介し
てジュメット線1とインナーリード線2とが接続されて
いる。しかも、大径部12の直径が約0.59mmでインナーリ
ード線2の直径0.60mmに近似し、混融層8はこれら両端
面のほぼ全面に形成されているので溶接面積が大きく、
溶接強度が充分に高い。そして、被封着部11の表面を覆
った表面層17には剥離、刺傷、掻傷なとの発生がほとん
どない。
また、このウェルズは、ジュメット線切断片13を金属
製のチャック4で把持したままプレスして圧潰されてい
るので、封着に有用な被封着部11の表面層17が破壊され
ることがない。また、圧潰過程において押圧型5、5間
に流れる電流により切断片13の両端部が赤熱して軟化
し、圧潰することによって容易に太鼓形状の大径部12が
形成される。また、大径部12の端面は心線15と銅被覆層
16とが露出して表面層17や酸化銅膜の破片がほとんどま
たは全く存在せず、かつ、大径部12の側面にも表面層17
や酸化銅膜の残存があっても少量なので、インナーリー
ド線2、アウターリード線3を抵抗溶接したとき混融層
8に表面層17や酸化銅膜の破片が混入することはほとん
どない。したがって、この理由からも溶接強度が高く、
仮に若干の残存の破片が存在しても強度低下は少ない。
製のチャック4で把持したままプレスして圧潰されてい
るので、封着に有用な被封着部11の表面層17が破壊され
ることがない。また、圧潰過程において押圧型5、5間
に流れる電流により切断片13の両端部が赤熱して軟化
し、圧潰することによって容易に太鼓形状の大径部12が
形成される。また、大径部12の端面は心線15と銅被覆層
16とが露出して表面層17や酸化銅膜の破片がほとんどま
たは全く存在せず、かつ、大径部12の側面にも表面層17
や酸化銅膜の残存があっても少量なので、インナーリー
ド線2、アウターリード線3を抵抗溶接したとき混融層
8に表面層17や酸化銅膜の破片が混入することはほとん
どない。したがって、この理由からも溶接強度が高く、
仮に若干の残存の破片が存在しても強度低下は少ない。
また、抵抗溶接に際し、金属製のチャック4の端面お
よびかど部が直接心線15や銅被覆層16に接触しているの
で、通電抵抗が小さく、したがって、充分に大きい溶接
電流が得られるので上述の大面積の抵抗溶接が良好にで
きる。
よびかど部が直接心線15や銅被覆層16に接触しているの
で、通電抵抗が小さく、したがって、充分に大きい溶接
電流が得られるので上述の大面積の抵抗溶接が良好にで
きる。
また、このウェルズは大径部12、12を含む被封着部11
が、後刻ステムやバルブなど容器を形成するガラス部材
と封着されたときガラス中に埋め込まれても、気密性が
良好でリークの発生がないとともに接続部から断線する
ようなこともない。
が、後刻ステムやバルブなど容器を形成するガラス部材
と封着されたときガラス中に埋め込まれても、気密性が
良好でリークの発生がないとともに接続部から断線する
ようなこともない。
つぎに、上述の実施例においてジュメット線1とイン
ナーリード線2との溶接部の機械的強度を調査し、これ
を同寸法の従来例、すなわち大径部12がなく、かつ、湯
洗したものの強度と比較した。試験は引張り強度、折り
曲げ強度(左右90度の折り曲げの反復で10回以上を合
格、9回以したを不合格とした。)について行い、さら
に、上記各ウェルズをガラス部材に封着してリーク発生
率を調査した。これらの試験結果を次表に示す。
ナーリード線2との溶接部の機械的強度を調査し、これ
を同寸法の従来例、すなわち大径部12がなく、かつ、湯
洗したものの強度と比較した。試験は引張り強度、折り
曲げ強度(左右90度の折り曲げの反復で10回以上を合
格、9回以したを不合格とした。)について行い、さら
に、上記各ウェルズをガラス部材に封着してリーク発生
率を調査した。これらの試験結果を次表に示す。
この表から明らかなように、本実施例のものは機械的
強度に優れ、かつ、リークの発生が格段に低下したこと
が判った。
強度に優れ、かつ、リークの発生が格段に低下したこと
が判った。
また、このようなウェルズを放電ランプ、高出力の白
熱電球、ブラウン管や撮像管など管球のステムやバルブ
など気密容器を構成するガラス部材と封着して、ウェル
ズの溶接部における断線状況を確認した。このウェルズ
はステムのガラス管やガラスバルブとの封着時の加熱に
対しても強度的にも気密封着性にも優れ、また、組立て
後も電極などマウント部材の支持にも耐え得る強度を有
し、問題なく各種の管球に適用できた。
熱電球、ブラウン管や撮像管など管球のステムやバルブ
など気密容器を構成するガラス部材と封着して、ウェル
ズの溶接部における断線状況を確認した。このウェルズ
はステムのガラス管やガラスバルブとの封着時の加熱に
対しても強度的にも気密封着性にも優れ、また、組立て
後も電極などマウント部材の支持にも耐え得る強度を有
し、問題なく各種の管球に適用できた。
なお、本発明のウェルズはジュメット線切断片の端部
を加熱し圧潰して大径部を形成したがこれに限らない。
すなわち、本発明のウェルズは圧潰に際して加熱するこ
とは不可欠でなく、他の手段で大径部を形成してもよ
い。たとえば、小径部と大径部とを交互に連設した心線
に銅被膜およびほう砂付けを施してから切断してジュメ
ット線を得てもよく、要はジュメット線端部の大径部端
面の金属面にこのジュメット線より大径のリード線を突
合わせ溶接したウェルズであればよい。また、溶接は抵
抗溶接したものに限らない。
を加熱し圧潰して大径部を形成したがこれに限らない。
すなわち、本発明のウェルズは圧潰に際して加熱するこ
とは不可欠でなく、他の手段で大径部を形成してもよ
い。たとえば、小径部と大径部とを交互に連設した心線
に銅被膜およびほう砂付けを施してから切断してジュメ
ット線を得てもよく、要はジュメット線端部の大径部端
面の金属面にこのジュメット線より大径のリード線を突
合わせ溶接したウェルズであればよい。また、溶接は抵
抗溶接したものに限らない。
また、本発明のウェルズは2パーツウェルズにも適用
ができ、この2パーツウェルズの場合は、ジュメット線
の一端側には露出部が出ないようチャックで把持し、他
端側のみを加熱軟化して押圧型で圧潰させればよい。
ができ、この2パーツウェルズの場合は、ジュメット線
の一端側には露出部が出ないようチャックで把持し、他
端側のみを加熱軟化して押圧型で圧潰させればよい。
請求項1の発明では、ジュメット線は、端面を除いて
心線に形成された銅被覆層および大径部を除いて銅被覆
層に形成された表面層を有するので、リード線との溶接
面積が大きくなるとともに、ジュメット線の端面を圧潰
して形成した大径部は、大径化に伴って表面層が破壊さ
れ押し潰され大径化した心線部分が導電性チャックに部
分的に接触して通電が良好になり、抵抗溶接する場合に
良好な通電ができて充分な溶接強度を得ることができ
る。
心線に形成された銅被覆層および大径部を除いて銅被覆
層に形成された表面層を有するので、リード線との溶接
面積が大きくなるとともに、ジュメット線の端面を圧潰
して形成した大径部は、大径化に伴って表面層が破壊さ
れ押し潰され大径化した心線部分が導電性チャックに部
分的に接触して通電が良好になり、抵抗溶接する場合に
良好な通電ができて充分な溶接強度を得ることができ
る。
さらに、ジュメット線の大径部以外は、導電性チャッ
クで保護される場合には、端部を圧潰するとき表面層が
破壊されることがないので、封着時に気泡や泡筋が発生
して気密封着が困難になることを抑制できる。
クで保護される場合には、端部を圧潰するとき表面層が
破壊されることがないので、封着時に気泡や泡筋が発生
して気密封着が困難になることを抑制できる。
請求項2の発明では、請求項1のウェルズを使用した
ので、封着の信頼性の高い管球を得ることができる。
ので、封着の信頼性の高い管球を得ることができる。
第1図は本発明のウェルズの一実施例の正面図、第2図
および第3図は本発明のウェルズの製造方法の一実施例
のジュメット線圧潰工程をその順序を追って示す説明
図、第4図は上記圧潰工程によって得られたジュメット
線の要部拡大断面図、第5図は上記実施例のリード線溶
接工程の説明図、第6図は上記溶接工程によって得られ
たウェルズの要部拡大断面図である。 (1)……ジュメット線、(11)……被封着部 (12)……大径部、(13)……切断片 (15)……心線、(16)……銅被覆層 (17)……表面層、(8)……混融層
および第3図は本発明のウェルズの製造方法の一実施例
のジュメット線圧潰工程をその順序を追って示す説明
図、第4図は上記圧潰工程によって得られたジュメット
線の要部拡大断面図、第5図は上記実施例のリード線溶
接工程の説明図、第6図は上記溶接工程によって得られ
たウェルズの要部拡大断面図である。 (1)……ジュメット線、(11)……被封着部 (12)……大径部、(13)……切断片 (15)……心線、(16)……銅被覆層 (17)……表面層、(8)……混融層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 5/46 H01J 9/28
Claims (2)
- 【請求項1】端面を有する大径部が形成された心線、端
面を除いて心線に形成された銅被覆層および大径部を除
いて銅被覆層に形成された表面層を有するジュメット線
と; ジュメット線の大径部の端面に溶接されたジュメット線
の大径部よりも大径のリード線と; を具備していることを特徴とするウェルズ。 - 【請求項2】気密容器を構成するガラス部材と; ガラス部材に封着された請求項1記載のウェルズと; を具備していることを特徴とする管球。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22566689A JP2819652B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ウェルズおよび管球 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22566689A JP2819652B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ウェルズおよび管球 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389426A JPH0389426A (ja) | 1991-04-15 |
| JP2819652B2 true JP2819652B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=16832879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22566689A Expired - Fee Related JP2819652B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | ウェルズおよび管球 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2819652B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4138582B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2008-08-27 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52888A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-06 | Masanori Iwano | Method for preventing the shrinkage water containing polyester in the curing process |
| JPS5635027A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-07 | Matsushita Electric Works Ltd | Radiation meter |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22566689A patent/JP2819652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0389426A (ja) | 1991-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3039626B2 (ja) | メタルハライドランプおよびその製造方法 | |
| US2786882A (en) | Lead-in seal for electrical discharge devices | |
| JPH08264256A (ja) | 端子と電線の接続方法および接続用電極 | |
| US1575994A (en) | Lead-in wire and gas-tight seal and method of making the same | |
| GB2351602A (en) | Arc tube manufacture for preventing leaks from arc tube | |
| KR100541506B1 (ko) | 글래스내에서의몰리부덴박막밀봉부와이러한몰리부덴박막밀봉부를가지는전기램프 | |
| JP3075094B2 (ja) | 電極水冷型放電灯 | |
| JP2619578B2 (ja) | アークチューブ用電極アッシー及びその製造方法 | |
| JP2819652B2 (ja) | ウェルズおよび管球 | |
| EP0160316B1 (en) | Single-ended high intensity discharge lamp and manufacture | |
| US3621111A (en) | Lead-in conductor for electrical devices | |
| JP2007501493A (ja) | 新たな種類の接続部を有する電極系、電極シートを有する関連のランプ、および該接続部を製造する方法 | |
| US2664180A (en) | Quartz-to-metal seal | |
| US4066427A (en) | Bonding method using a soldering glass | |
| US2340459A (en) | Method of making tubes | |
| JP3341294B2 (ja) | 冷陰極放電灯 | |
| JP3555051B2 (ja) | ガラス封着用金属線および管球ならびに電気部品 | |
| US2198769A (en) | Metal to glass seal | |
| JP2002346757A (ja) | プロジェクション溶接方法 | |
| KR100242330B1 (ko) | 진공밸브 및 이를 사용한 진공차단기 | |
| JP3166523B2 (ja) | 真空バルブ及びその製造方法並びに真空遮断器 | |
| US3147361A (en) | Vacuum tight joint and method of making such joint | |
| US3818558A (en) | Method of making lamp cap connections using superplastic alloy | |
| US3320352A (en) | Quartz-to-metal seal | |
| US2340460A (en) | Tube |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090828 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |