JP2814514B2 - リングバックトーン送出回路 - Google Patents
リングバックトーン送出回路Info
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- JP2814514B2 JP2814514B2 JP1026646A JP2664689A JP2814514B2 JP 2814514 B2 JP2814514 B2 JP 2814514B2 JP 1026646 A JP1026646 A JP 1026646A JP 2664689 A JP2664689 A JP 2664689A JP 2814514 B2 JP2814514 B2 JP 2814514B2
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- Japan
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- pcm
- ringback tone
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,電話機相互間を直通回線で接続するPCM搬
送装置に用いられるリングバックトーン送出回路に関す
る。
送装置に用いられるリングバックトーン送出回路に関す
る。
電話機相互をPCM搬送装置を用いて直通回線で接続す
る際には,一般に第3図に示すシステムが知られてい
る。第3図を参照して,第1の電話機17の受話器を持ち
上げる(オフフック)と,このオフフックを第1のPCM
端局装置18が検出して,オフフック情報を第2のPCM端
局装置19に転送する。第2のPCM端局装置は上記のオフ
フック情報を受けると,第2の電話機20にリング発生器
24からの呼出し信号を送出する。同時に第2のPCM端局
装置19からリングバックトーン発生器23によってリング
バックトーンが第1のPCM端局装置8を通して第1の電
話機17に送出される。第2の電話機20の受話器を持ち上
げると,第1の電話機17と第2の電話機20との間で相互
に通話ができる。同様にして,第2の電話機20から第1
の電話機17を呼び出すことができる。
る際には,一般に第3図に示すシステムが知られてい
る。第3図を参照して,第1の電話機17の受話器を持ち
上げる(オフフック)と,このオフフックを第1のPCM
端局装置18が検出して,オフフック情報を第2のPCM端
局装置19に転送する。第2のPCM端局装置は上記のオフ
フック情報を受けると,第2の電話機20にリング発生器
24からの呼出し信号を送出する。同時に第2のPCM端局
装置19からリングバックトーン発生器23によってリング
バックトーンが第1のPCM端局装置8を通して第1の電
話機17に送出される。第2の電話機20の受話器を持ち上
げると,第1の電話機17と第2の電話機20との間で相互
に通話ができる。同様にして,第2の電話機20から第1
の電話機17を呼び出すことができる。
ここで,従来のリングバックトーン送出回路を第2図
に示す。
に示す。
第2図を参照して,リングバックトーン送出回路はPC
M端局装置に備えられている。
M端局装置に備えられている。
リングバックトーン送出回路は,切替器10,2線/4線
(2W/4W)変換回路11,符号器12,及び復号器15を備えて
いる。切替器10は加入者線入力端子aに接線されるとと
もにアナログ式のリングバックトーン発生器16に接続さ
れている。また符号器12はPCM出力端子13に接続され,
復号器15はPCM入力端子14に接続されている。
(2W/4W)変換回路11,符号器12,及び復号器15を備えて
いる。切替器10は加入者線入力端子aに接線されるとと
もにアナログ式のリングバックトーン発生器16に接続さ
れている。また符号器12はPCM出力端子13に接続され,
復号器15はPCM入力端子14に接続されている。
リングバックトーンを送出する必要が生じた際には,
通話路盤は切替器10を動作させて,リングバックトーン
発生器16の出力を2W/4W変換回路11に接続する。リング
バックトーン発生器16が2W/4W変換回路11に接続された
際には,リングバックトーンが2W/4W変換回路11及び符
号器12を介してPCM出力端子13から対向局へ送出され
る。
通話路盤は切替器10を動作させて,リングバックトーン
発生器16の出力を2W/4W変換回路11に接続する。リング
バックトーン発生器16が2W/4W変換回路11に接続された
際には,リングバックトーンが2W/4W変換回路11及び符
号器12を介してPCM出力端子13から対向局へ送出され
る。
一方,リングバックトーンを受ける場合には,切替器
10によって2W/4W変換回路11が加入者線入力端子9と接
続され,PCM入力端子14及び復号器15を介してリングバッ
クトーンを受け,このリングバックトーンを加入者線入
力端子9へ与える。
10によって2W/4W変換回路11が加入者線入力端子9と接
続され,PCM入力端子14及び復号器15を介してリングバッ
クトーンを受け,このリングバックトーンを加入者線入
力端子9へ与える。
上述した従来のリングバックトーン送出回路では,同
時に複数の通話路盤が起動された場合,それらがすべて
リングバックトーン送出回路に並列に接続される。その
結果,2W/4W変換回路の加入者線入力端子とのインピーダ
ンス整合がとれなくなり,リングバックトーンの送出レ
ベルが低下する。つまり,同時に起動される通話路盤の
数により,送出レベルが変動すると云う問題点がある。
時に複数の通話路盤が起動された場合,それらがすべて
リングバックトーン送出回路に並列に接続される。その
結果,2W/4W変換回路の加入者線入力端子とのインピーダ
ンス整合がとれなくなり,リングバックトーンの送出レ
ベルが低下する。つまり,同時に起動される通話路盤の
数により,送出レベルが変動すると云う問題点がある。
また,PCM搬送装置に収容される通話路盤が全部同時に
起動された場合を考えると,出力容量の大きなリングバ
ックトーン発生器が必要となる。このようなリングバッ
クトーン発生器は価格が高く,大きな設置スペースが必
要となる問題点がある。
起動された場合を考えると,出力容量の大きなリングバ
ックトーン発生器が必要となる。このようなリングバッ
クトーン発生器は価格が高く,大きな設置スペースが必
要となる問題点がある。
本発明の目的は送出レベルの変動がないリングバック
トーン送出回路を提供することにある。
トーン送出回路を提供することにある。
本発明の他の目的は高価なリングバックトーンを必要
とすることなく,しかも設置スペースが小さくて済むリ
ングバックトーン送出回路を提供することにある。
とすることなく,しかも設置スペースが小さくて済むリ
ングバックトーン送出回路を提供することにある。
本発明によれば,2線式加入者線からの送信アナログ信
号をPCMコードに変換し送信PCMコードとしてディジタル
回線に送出する一方,前記ディジタル回線からの受信PC
Mコードをアナログ信号に変換し受信アナログ信号とし
て前記2線式加入者線に与えるPCM搬送装置に用いら
れ,リングバックトーンPCMコードとして送出するPCMコ
ード発生器と,前記送信PCMコードと前記トーンPCMコー
ドとを選択的に前記ディジタル回線に送出する送出切替
手段とを有することを特徴とするリングバックトーン送
出回路が得られる。
号をPCMコードに変換し送信PCMコードとしてディジタル
回線に送出する一方,前記ディジタル回線からの受信PC
Mコードをアナログ信号に変換し受信アナログ信号とし
て前記2線式加入者線に与えるPCM搬送装置に用いら
れ,リングバックトーンPCMコードとして送出するPCMコ
ード発生器と,前記送信PCMコードと前記トーンPCMコー
ドとを選択的に前記ディジタル回線に送出する送出切替
手段とを有することを特徴とするリングバックトーン送
出回路が得られる。
次に本発明について実施例によって説明する。
第1図を参照して,1は加入者線に接続される加入者端
子,2は音声信号を2W/4W変換する2W/4W変換回路,3は音声
信号をPCM符号に変換する符号器,4はリングバックトー
ンをPCM符号化したPCMコードを発生するPCMコード発生
器,5は符号器3の出力とPCMコード発生器4の出力を切
り替えるディジタル切替器,6はPCMコードを対向局に送
出する出力端子,7は対向局からのPCMコードを入力する
入力端子,8はPCMコードをアナログ信号に復号する復号
器である。
子,2は音声信号を2W/4W変換する2W/4W変換回路,3は音声
信号をPCM符号に変換する符号器,4はリングバックトー
ンをPCM符号化したPCMコードを発生するPCMコード発生
器,5は符号器3の出力とPCMコード発生器4の出力を切
り替えるディジタル切替器,6はPCMコードを対向局に送
出する出力端子,7は対向局からのPCMコードを入力する
入力端子,8はPCMコードをアナログ信号に復号する復号
器である。
通常の場合(通話の場合),端子1より入力された音
声信号は,2W/4W変換回路2を通し符号器3に入力され,
ここでPCMコードに符号化される。このPCMコードはディ
ジタル切替器5を通して出力端子6から対向局に送出さ
れる。一方,対向局より入力端子7を経て入力されたPC
Mコードは復号器8でアナログ信号に変換され,2W/4W変
換回路2を通して,加入者端子1に出力される。
声信号は,2W/4W変換回路2を通し符号器3に入力され,
ここでPCMコードに符号化される。このPCMコードはディ
ジタル切替器5を通して出力端子6から対向局に送出さ
れる。一方,対向局より入力端子7を経て入力されたPC
Mコードは復号器8でアナログ信号に変換され,2W/4W変
換回路2を通して,加入者端子1に出力される。
リングバックトーンの送出が必要となった場合,ディ
ジタル切替器をPCMコード発生器4側に切替える。PCMコ
ード発生器4では,アナログのリングバックトーンをPC
M符号化したPCM符号を繰返し発生しており,このPCM符
号がディジタル切替器5を通して出力端子6から対向局
に送出される。対向局ではリングバックトーンを示すPC
M符号が入力端子7に入力され,復号器8で所定レベル
のアナログのリングバックトーンに復号化され,2W/4W変
換回路2を通して加入者端子1に出力される。そして,
ここから対向局の加入者に送出され,加入者は相手を呼
び出していることを確かめることができる。
ジタル切替器をPCMコード発生器4側に切替える。PCMコ
ード発生器4では,アナログのリングバックトーンをPC
M符号化したPCM符号を繰返し発生しており,このPCM符
号がディジタル切替器5を通して出力端子6から対向局
に送出される。対向局ではリングバックトーンを示すPC
M符号が入力端子7に入力され,復号器8で所定レベル
のアナログのリングバックトーンに復号化され,2W/4W変
換回路2を通して加入者端子1に出力される。そして,
ここから対向局の加入者に送出され,加入者は相手を呼
び出していることを確かめることができる。
以上説明したように本発明では,リングバックトーン
をPCM符号化したPCMコードを発生するPCMコード発生器
を各リングバックトーン送出回路毎に備えており,各通
話路毎に一定のレベルのPCMコードを発生するように設
定できる。従って,送出されるリングバックトーンの出
力レベルは常に一定となり,その結果,従来のように同
時動作する通話路の数によりレベルが変動することがな
い。
をPCM符号化したPCMコードを発生するPCMコード発生器
を各リングバックトーン送出回路毎に備えており,各通
話路毎に一定のレベルのPCMコードを発生するように設
定できる。従って,送出されるリングバックトーンの出
力レベルは常に一定となり,その結果,従来のように同
時動作する通話路の数によりレベルが変動することがな
い。
また,ディジタル切替器及びPCMコード発生器はディ
ジタル回路で簡単に構成でき,IC技術を適用すれば,安
価で,小型で,低消費電力のものが容易に実現すること
が可能である。
ジタル回路で簡単に構成でき,IC技術を適用すれば,安
価で,小型で,低消費電力のものが容易に実現すること
が可能である。
第1図は本発明によるリングバックトーン送出回路の一
実施例を示す図,第2図は従来のリングバックトーン送
出回路を示す図,第3図はPCM搬送装置を用いた通信回
線システムを示す図である。 1,9……加入者線入力端子,2,11……2W/4W変換回路,3,12
……符号器,4……ディジタル切替器,5,13……PCM出力端
子,6,14……PCM入力端子,7,15……復号器,8……リング
バックトーンPCMコード発生器,10……切替器,16……ア
ナログ型リングバックトーン発生器,17,20……加入者の
電話機,18,19……PCM搬送装置,21,24……RING信号発生
器,22,23……アナログ型リングバックトーン発生器。
実施例を示す図,第2図は従来のリングバックトーン送
出回路を示す図,第3図はPCM搬送装置を用いた通信回
線システムを示す図である。 1,9……加入者線入力端子,2,11……2W/4W変換回路,3,12
……符号器,4……ディジタル切替器,5,13……PCM出力端
子,6,14……PCM入力端子,7,15……復号器,8……リング
バックトーンPCMコード発生器,10……切替器,16……ア
ナログ型リングバックトーン発生器,17,20……加入者の
電話機,18,19……PCM搬送装置,21,24……RING信号発生
器,22,23……アナログ型リングバックトーン発生器。
Claims (1)
- 【請求項1】2線式加入者線路からの送信アナログ信号
を受けるとともに受信アナログ信号を前記2線式加入者
線路に与える2線/4線変換回路と、該2線/4線変換回路
に接続され前記送信アナログ信号をPCMコードに変換し
送信PCMコードとする符号器と、ディジタル回線からの
受信PCMコードをアナログ信号に変換し前記受信アナロ
グ信号とする復号器とを有する通話路盤を複数備えるPC
M搬送装置に用いられ、前記複数の通話路盤の各々は、
リングバックトーンがPCM符号化されたトーンPCMコード
を発生するPCMコード発生器と、前記符号器及び前記PCM
コード発生器に接続され前記送信PCMコードと前記トー
ンPCMコードとを選択的に前記ディジタル回線に送出す
るディジタル切替器とを有することを特徴とするリング
バックトーン送出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1026646A JP2814514B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | リングバックトーン送出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1026646A JP2814514B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | リングバックトーン送出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02206961A JPH02206961A (ja) | 1990-08-16 |
JP2814514B2 true JP2814514B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=12199210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1026646A Expired - Fee Related JP2814514B2 (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | リングバックトーン送出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814514B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58207789A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-03 | Nec Corp | 時分割交換機に於ける交換制御方式 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1026646A patent/JP2814514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02206961A (ja) | 1990-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |