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JP2813059B2 - 位置データの近似方法 - Google Patents

位置データの近似方法

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Publication number
JP2813059B2
JP2813059B2 JP2298389A JP29838990A JP2813059B2 JP 2813059 B2 JP2813059 B2 JP 2813059B2 JP 2298389 A JP2298389 A JP 2298389A JP 29838990 A JP29838990 A JP 29838990A JP 2813059 B2 JP2813059 B2 JP 2813059B2
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JP
Japan
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boundary point
curve
position data
candidate
straight line
Prior art date
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JP2298389A
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English (en)
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JPH04170684A (ja
Inventor
森山  浩
純一 朝比奈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPH04170684A publication Critical patent/JPH04170684A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は点列形状の位置データを関数を用いて近似す
る位置データの近似方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、文字、図形等の形状をイメージリーダで読み
取り、これをCRTや用紙等に再生することが盛んに行な
われている。
この場合、アウトラインフォントと称し、文字、図形
等の輪郭部のみの位置データを読み取り、この輪郭部に
囲まれている部分を文字、図形等として再生することが
行なわれている。
このようなアウトラインフォントを利用した図形処理
は、文字、図形等の輪郭を点列形状としてとらえ、これ
を読み取ったり再生するものであるが、今日においては
原図形の位置データをそのまま用いないで、これを任意
の関数を利用して近似した近似位置データを用いてい
る。なぜならば、原図形の位置データは、一般に、変化
が大きいためメモリに記憶する場合に大容量を必要と
し、各種のデータ処理に要する時間も長時間必要とな
り、再生にも時間がかかってしまう。これを例えば任意
の3次関数等を用いて近似することにより位置データの
圧縮を図り、記憶容量の低減化、各種データ処理の迅速
化、再生時間の短縮化を図り、しかも原図形とほぼ同等
の再生図形を再生することができる。
従来の近似方法においては、直線と曲線との接続点の
全部を求め、これらの接続点によって区切られた各近似
区間について、それぞれ任意の関数を用いて近似してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来においては、関数を用いて近似す
る近似区間を決定する際に、全部の接続点を区間を定め
る点として採用していたために、近似位置データを再生
すると、隣接する近似区間の接続点における接合具合が
理論的に滑らかとならず、著しい場合には鋭く角ばって
しまうという不都合であった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、隣
接する近似区間の近似位置データを滑らかに接合するこ
とができ、しかも原図形の位置データに対する近似精度
を所定値に保持して再生することのできる位置データの
近似方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の位置データの近似方法は、点列形状の位置デ
ータを、前記点列形状を複数の近似区間に区切り、各近
似区間内で関数を用いて近似して近似位置データとし、
直線と曲線とのつながりを滑らかにする位置データの近
似方法において、直線と曲線との接続部となる境界点の
候補を抽出するステップと、抽出された境界点候補に対
し、直線と曲線との挟角が第1の所定値以上の場合は該
当する境界点を境界点候補として残すステップと、直線
と曲線との線分比が第2の所定値以上の場合は該当する
境界点を境界点候補として残すステップと、直線と曲線
との全体形状が凸性を備えた場合に該当する境界点を境
界点候補として残すステップと、残った境界点により区
切られた近似区間をもって近似するステップとを有する
ことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明によれば、直線と曲線とをつなぐために境界点
によって近似区間を区切る場合に、まず直線と曲線との
接続となる境界点の候補を抽出し、次に抽出された境界
点候補に対し、直線と曲線との挟角が第1の所定値以上
の場合は該当する境界点を境界点候補として残し、次に
直線と曲線との線分比が第2の所定値以上の場合は該当
する境界点を境界点候補として残し、次に直線と曲線と
の全体形状が凸性を備えた場合に該当する境界点を境界
点候補として残し、次に残った境界点により区切られた
近似区間をもって近似するために、直線と曲線とが境界
点において極めて滑らかに接合されることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第4図について説
明する。
第1図は本発明の一実施例に基ずく境界点の選択方法
を示すフローチャートであり、以下順に説明する。
まず、境界点の選択がスタートすると、ステップST1
において、境界点候補の抽出が行なわれる。この境界点
候補は直線と曲線の接続点の全部が対象とされる。
次に、ステップST2からST4に従って境界点であるか否
かが判定される。
すなわち、ステップST2においては、境界点候補にお
ける直線と曲線との挟角の大きさが所定値以上であるか
否かが判断され、所定値以上のものが更に次にステップ
ST3の判断へ進行する。このステップST2においては、直
線から曲線への移り変わりの滑らかさを調べ、滑らかで
ないものはステップへ進行して境界点候補より除去さ
れる。第2図により更に説明すると、同図(a)の境界
点候補P1と、同図(b)の境界点候補P2とにおいては、
一方の点P1はひきつづき境界点候補とされ、他方の点P2
は境界点候補から除去される。この場合、直線と曲線と
の挟む角度の内積(cos)を求めて、その値と所定値と
を比較することにより簡単に判断することができる。
ステップST3においては、境界点候補を挟んだ直線と
曲線との線分長さの比が所定値以上であるか否かを判断
され、所定値以上のものが更に次のステップの判断へ
進行し、所定値以上でないものはステップへ進行して
境界点候補より除去される。このステップST3において
は、境界点候補を挟んだ直線と曲線との各線分長さが、
一方が他方に対して非常に短い場合には、その点を境界
点として近似区間点として得ても、良好なつなぎ処理効
果を得られないからである。第3図により更に説明する
と、同図(a)と(b)との境界点候補P3,P4を判断す
る場合に、長い線分に対する短い線分の長さの比である
L1/L2並びにL3/L4を求め、所定値kより大きいか否かを
演算する。第3図においては、一方の点P3はひきつづき
境界点候補とされ、他方のP4は境界点候補から除去され
る。
ステップにおいては、境界点候補を挟んだ直線と曲
線との全体形状が凸性を備えているか否かが判断され、
凸性を備えているものが更に次のステップへ進行し、
凸性を備えていないものはステップへ進行して境界点
候補より除去される。このステップST5においては、境
界点候補を挟んだ直線と曲線との全体形状が凸性を備え
ている場合が、凸性を備えていない場合に比べて接続状
態が滑らかになるからである。第4図により更に説明す
ると、同図(a)と(b)との境界点候補P5,P7を判断
する場合に、直線から曲線方向に延長した線分1と、境
界点候補P5からP6またはP7からP8の曲線2と、両境界点
候補P5からP6またはP7からP8とを結ぶ線分3との関係
が、線分1と3との間に線分2が位置するような場合に
凸性があると判断する。第4図においては、一方の点P5
はひきつづき境界点候補とされ、他方の点P7は境界点候
補から除去される。
その後ステップST5に進行して、ステップにおいて
境界点候補と判断された点を境界点としてメモリーす
る。
その後テップST7に進行して、全部の境界点候補に対
する判断が終了したか否かが判断される。終了していな
い場合には、ステップからの判断が繰返され、終了し
ている場合には、境界点の抽出を終了する。
このように本実施例によれば、点列形状が直線と曲線
とが接続されている境界点を有する場合には、位置デー
タに対する近似位置データの近似精度を所定値にする境
界点候補のみを境界点として採用し、それらの境界点に
より区切られた近似区間をもって近似するようにしてい
るので、再生された近似図形は直線と曲線との接続状態
が極めて滑らかなものとなる。
また、本発明によって求められた境界点に、位置デー
タより求められる変曲点並びに極値点のうち近似精度を
良くするものを加えて近似区間を設定して、近似位置デ
ータ求めて再生すると第5図のようになり、第6図に示
した単に直線と曲線との接続点だけをもって区切った近
似区間により求めた従来方法による再生図形と比較する
と、その近似精度が格段に優れていることがわかる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明の位置データの近似方法はこのように構成され
作用するものであるから、隣接する近似区間の近似位置
データを滑らかに接合することができ、しかも原図形の
位置データに対する近似精度を所定値に保持して再生す
ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置データの近似方法により近似する
場合を示すフローチャート、第2図(a),(b)は挟
角の大きさの判断の説明図、第3図(a),(b)は線
分比の大きさの判断の説明図、第4図(a),(b)は
凸性の判断の説明図、第5図は本発明方法により近似し
た再生図、第6図は従来方法により近似したデータの再
生線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 5/00 G09G 5/24 620

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点列形状の位置データを、前記点列形状を
    複数の近似区間に区切り、各近似区間内で関数を用いて
    近似して近似位置データとし、直線と曲線とのつながり
    を滑らかにする位置データの近似方法において、直線と
    曲線との接続部となる境界点の候補を抽出するステップ
    と、抽出された境界点候補に対し、直線と曲線との挟角
    が第1の所定値以上の場合は該当する境界点を境界点候
    補として残すステップと、直線と曲線との線分比が第2
    の所定値以上の場合は該当する境界点を境界点候補とし
    て残すステップと、直線と曲線との全体形状が凸性を備
    えた場合に該当する境界点を境界点候補として残すステ
    ップと、残った境界点により区切られた近似区間をもっ
    て近似するステップとを有することを特徴とする位置デ
    ータの近似方法。
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