JP2811969B2 - 位相同期回路 - Google Patents
位相同期回路Info
- Publication number
- JP2811969B2 JP2811969B2 JP3003061A JP306191A JP2811969B2 JP 2811969 B2 JP2811969 B2 JP 2811969B2 JP 3003061 A JP3003061 A JP 3003061A JP 306191 A JP306191 A JP 306191A JP 2811969 B2 JP2811969 B2 JP 2811969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- phase
- pulse width
- output
- charge pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期回路(PLL回
路)に関し、特に短いロックアップタイムを要求される
PLL回路の周波数位相比較回路とチャージポンプ回路
に関する。
路)に関し、特に短いロックアップタイムを要求される
PLL回路の周波数位相比較回路とチャージポンプ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PLL回路は、図4(a)に示す
ように、ゲート回路の組み合せにより成り立つ周波数位
相比較回路10およびチャージポンプ回路18cとを含
んで構成され、なおPLL回路は、この他にローパスフ
ィルタおよび電圧制御発振器(VCO)が含まれるが図
示していない。また、周波数位相比較回路10は、図4
(b)のような回路で構成される。また、周波数位相比
較器10のU、位相誤差出力(3)をチャージポンプ1
8cの特性に合わせるように反転器15を含んでいる。
ように、ゲート回路の組み合せにより成り立つ周波数位
相比較回路10およびチャージポンプ回路18cとを含
んで構成され、なおPLL回路は、この他にローパスフ
ィルタおよび電圧制御発振器(VCO)が含まれるが図
示していない。また、周波数位相比較回路10は、図4
(b)のような回路で構成される。また、周波数位相比
較器10のU、位相誤差出力(3)をチャージポンプ1
8cの特性に合わせるように反転器15を含んでいる。
【0003】図5は図4の各部の波形のタイミングチャ
ートである。周波数位相比較器10の入力信号(1)に
対し、もう一方の入力信号V(2)の位相が進んでいる
か周波数が高い期間では、U出力信号(3)はその期間
ロウ(LOW)出力を出し、D出力信号(4)はハイ
(HIGH)出力を出す。これらU出力信号(3)及び
D出力信号(4)の値によりチャージポンプ18cの出
力信号(9)は、PchMOSトランジスタQ1がオ
フ、NchMOSトランジスタQ2がオン状態となるの
でロウ出力の電流引込みを行う。
ートである。周波数位相比較器10の入力信号(1)に
対し、もう一方の入力信号V(2)の位相が進んでいる
か周波数が高い期間では、U出力信号(3)はその期間
ロウ(LOW)出力を出し、D出力信号(4)はハイ
(HIGH)出力を出す。これらU出力信号(3)及び
D出力信号(4)の値によりチャージポンプ18cの出
力信号(9)は、PchMOSトランジスタQ1がオ
フ、NchMOSトランジスタQ2がオン状態となるの
でロウ出力の電流引込みを行う。
【0004】チャージポンプ18bの出力信号(9)は
その負荷側が通常容量性の負荷となり、ローパスフィル
タ(PLLではループフィルタという)を構成するの
で、この場合Cチャージダウンを行う。
その負荷側が通常容量性の負荷となり、ローパスフィル
タ(PLLではループフィルタという)を構成するの
で、この場合Cチャージダウンを行う。
【0005】入力信号R(1)に対し、入力信号V
(2)の位相が遅れているか周波数が低い場合には、D
出力信号(4)はその期間ロウ出力を出し、U出力信号
(3)はハイ出力となる。チャージポンプ18bの出力
信号(9)は、PMOSトランジスタQ1がオン、NM
OSトランジスタQ2がオフ状態となるので、ハイ出力
の電流はき出しを行う。この出力信号(9)の負荷であ
るローパスフィルタに対してはCチャージアップを行う
ことになる。
(2)の位相が遅れているか周波数が低い場合には、D
出力信号(4)はその期間ロウ出力を出し、U出力信号
(3)はハイ出力となる。チャージポンプ18bの出力
信号(9)は、PMOSトランジスタQ1がオン、NM
OSトランジスタQ2がオフ状態となるので、ハイ出力
の電流はき出しを行う。この出力信号(9)の負荷であ
るローパスフィルタに対してはCチャージアップを行う
ことになる。
【0006】また、入力信号R(1)と入力信号V
(2)の位相が一致している場合には、U出力信号
(3),D出力信号(4)は共にハイレベルを出力して
いる。
(2)の位相が一致している場合には、U出力信号
(3),D出力信号(4)は共にハイレベルを出力して
いる。
【0007】チャージポンプ18bの出力信号(9)は
PMOSトランジスタQ1,NMOSトランジスタQ2
が共にオフ状態であるためハイインピーダンス状態
(H)となる。負荷のローパスフィルタに対してはハイ
インピーダンスであるので電流の引込み,はき出しがな
く、保持する状態になる。PLL回路が、ロックしてい
る場合は、この保持状態であり、ローパスフィルタ出力
の電位を一定に保ち(VCOのチューニング電圧とな
る)、VCOの発信周波数を一定にしている。
PMOSトランジスタQ1,NMOSトランジスタQ2
が共にオフ状態であるためハイインピーダンス状態
(H)となる。負荷のローパスフィルタに対してはハイ
インピーダンスであるので電流の引込み,はき出しがな
く、保持する状態になる。PLL回路が、ロックしてい
る場合は、この保持状態であり、ローパスフィルタ出力
の電位を一定に保ち(VCOのチューニング電圧とな
る)、VCOの発信周波数を一定にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したPLLによる
周波数シンセサイズを用いたデジタルチューニングシス
テム(DTS)等においては、PLL周波数シンセサイ
ザの値を順次変えていき、受信点を探すスキャンモード
がある。この場合、早いスキャンを行うにはPLLのロ
ックアップを早くしなければならない。移動無線等で低
消費電力を問題とする場合はシステムの間欠動作をさせ
るが、この場合もシステムをオンさせる時間はPLLの
ロックアップ時間が問題となる。このようにPLL回路
では、ロックアップタイムを短くするという技術が必要
となってくる。
周波数シンセサイズを用いたデジタルチューニングシス
テム(DTS)等においては、PLL周波数シンセサイ
ザの値を順次変えていき、受信点を探すスキャンモード
がある。この場合、早いスキャンを行うにはPLLのロ
ックアップを早くしなければならない。移動無線等で低
消費電力を問題とする場合はシステムの間欠動作をさせ
るが、この場合もシステムをオンさせる時間はPLLの
ロックアップ時間が問題となる。このようにPLL回路
では、ロックアップタイムを短くするという技術が必要
となってくる。
【0009】このロックアップを決める要因としてチャ
ージポンプの出力特性があり、ローパスフィルタに対し
てのCチャージドライブ能力である。
ージポンプの出力特性があり、ローパスフィルタに対し
てのCチャージドライブ能力である。
【0010】従来のPLL回路における周波数位相比較
回路とチャージポンプにおいては、ドライブ能力はチャ
ージポンプのMOSトランジスタのドライブ能力にな
る。しかし、このMOSトランジスタのドライブ能力を
単純に大きくすると、位相誤差に対するローパスフィル
タ出力が敏感になり、特にPLLがロックしている時に
定常許容誤差に対しても敏感になっているため、ローパ
スフィルタの出力が変動してしまい、これは結果的にV
COのC/Nを悪くしてしまうという問題点がある。
回路とチャージポンプにおいては、ドライブ能力はチャ
ージポンプのMOSトランジスタのドライブ能力にな
る。しかし、このMOSトランジスタのドライブ能力を
単純に大きくすると、位相誤差に対するローパスフィル
タ出力が敏感になり、特にPLLがロックしている時に
定常許容誤差に対しても敏感になっているため、ローパ
スフィルタの出力が変動してしまい、これは結果的にV
COのC/Nを悪くしてしまうという問題点がある。
【0011】本発明の目的は、このような問題点を解決
し、VCOのC/Nを良くすると共に、ロックアップタ
イムを早くしたPLL回路を提供することにある。
し、VCOのC/Nを良くすると共に、ロックアップタ
イムを早くしたPLL回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の位相同期回路の
構成は、2入力信号の位相差を検出する周波数位相比較
回路と、この周波数位相比較回路の2つの位相誤差出力
が前記入力信号に対応する所定パルス幅より大きいかか
否かをそれぞれ検出する第1,第2のパルス幅検出回路
と、ソース及びドレインがそれぞれ共通接続されドレイ
ンが出力端子へつながる第1及び第2のPチャネルMO
Sトランジスタおよびソース及びドレインがそれぞれ共
通接続されドレインが前記出力端子へつながる第1及び
第2のNチャネルMOSトランジスタからなるチャージ
ポンプ回路とを備え、前記第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタのゲートに前記周波数位相比較回路の第2の位
相誤差出力を接続し、前記第2のPチャネルMOSトラ
ンジスタのゲートに前記第2のパルス幅検出回路の出力
を接続し、前記第1のNチャネルMOSトランジスタの
ゲートに前記周波数位相比較回路の第1の位相誤差出力
を反転させた出力を接続し、前記第2のNチャネルMO
Sトランジスタのゲートに前記第1のパルス幅検出回路
の出力を反転させた出力を接続し、前記記入力信号が前
記所定パルス幅より大きいとき、前記第2のPチャネル
およびNチャネルの各MOSトランジスタを動作させる
ようにしたことを特徴とする。
構成は、2入力信号の位相差を検出する周波数位相比較
回路と、この周波数位相比較回路の2つの位相誤差出力
が前記入力信号に対応する所定パルス幅より大きいかか
否かをそれぞれ検出する第1,第2のパルス幅検出回路
と、ソース及びドレインがそれぞれ共通接続されドレイ
ンが出力端子へつながる第1及び第2のPチャネルMO
Sトランジスタおよびソース及びドレインがそれぞれ共
通接続されドレインが前記出力端子へつながる第1及び
第2のNチャネルMOSトランジスタからなるチャージ
ポンプ回路とを備え、前記第1のPチャネルMOSトラ
ンジスタのゲートに前記周波数位相比較回路の第2の位
相誤差出力を接続し、前記第2のPチャネルMOSトラ
ンジスタのゲートに前記第2のパルス幅検出回路の出力
を接続し、前記第1のNチャネルMOSトランジスタの
ゲートに前記周波数位相比較回路の第1の位相誤差出力
を反転させた出力を接続し、前記第2のNチャネルMO
Sトランジスタのゲートに前記第1のパルス幅検出回路
の出力を反転させた出力を接続し、前記記入力信号が前
記所定パルス幅より大きいとき、前記第2のPチャネル
およびNチャネルの各MOSトランジスタを動作させる
ようにしたことを特徴とする。
【0013】本発明において、周波数位相比較回路の一
対出力が各対ごとに検出パルス幅の異なる複数のパルス
幅検出回路に接続され、これら複数のパルス幅検出回路
の出力が各対のPチャネルおよびNチャネルのMOSト
ランジスタのゲートに接続されたものとすることができ
る。
対出力が各対ごとに検出パルス幅の異なる複数のパルス
幅検出回路に接続され、これら複数のパルス幅検出回路
の出力が各対のPチャネルおよびNチャネルのMOSト
ランジスタのゲートに接続されたものとすることができ
る。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。本
実施例は、従来と同様の周波数位相比較回路10と、こ
の周波数位相比較回路の2つの位相誤差出力信号U
(3)とD(4)の出力のパルス幅を検出するパルス幅
検出回路11,12を備え、前記位相誤差出力U(3)
を入力としたパルス幅検出回路11の出力信号U
SUB (5)と位相誤差出力信号D(4)を入力としたパ
ルス幅検出回路12の出力信号DSUB (6)とを比較す
る周波数位相比較回路(10)とみなされる。
実施例は、従来と同様の周波数位相比較回路10と、こ
の周波数位相比較回路の2つの位相誤差出力信号U
(3)とD(4)の出力のパルス幅を検出するパルス幅
検出回路11,12を備え、前記位相誤差出力U(3)
を入力としたパルス幅検出回路11の出力信号U
SUB (5)と位相誤差出力信号D(4)を入力としたパ
ルス幅検出回路12の出力信号DSUB (6)とを比較す
る周波数位相比較回路(10)とみなされる。
【0015】この周波数位相比較回路(10)の出力を
受けるチャージポンプ18としては、ソース及びドレイ
ンが共通に接続されており、ゲートは位相比較回路10
の位相誤差出力信号D(4)に接続される第1のPMO
SトランジスタQ1と、ゲートはパルス幅検出回路12
の出力DSUB (6)に接続される第2のPMOSトラン
ジスタQ3からなりドレインは出力端子9へつながる一
対のPMOSトランジスタQ1,Q3と、ソース及びド
レインが共通に接続され、ゲートが位相誤差出力U
(3)をトランジスタの極性に合せ反転させる反転器1
5の出力に接続される第1のNMOSトランジスタQ2
と、他方ゲートはパルス幅検出回路11の出力U
SUB (5)をトランジスタの極性に合わせて、反転させ
る反転器16の出力に接続される第2のNMOSトラン
ジスタQ4からなり、ドレインは出力端子9へつながる
一対のNMOSトランジスタQ2,Q4から構成されて
いる。
受けるチャージポンプ18としては、ソース及びドレイ
ンが共通に接続されており、ゲートは位相比較回路10
の位相誤差出力信号D(4)に接続される第1のPMO
SトランジスタQ1と、ゲートはパルス幅検出回路12
の出力DSUB (6)に接続される第2のPMOSトラン
ジスタQ3からなりドレインは出力端子9へつながる一
対のPMOSトランジスタQ1,Q3と、ソース及びド
レインが共通に接続され、ゲートが位相誤差出力U
(3)をトランジスタの極性に合せ反転させる反転器1
5の出力に接続される第1のNMOSトランジスタQ2
と、他方ゲートはパルス幅検出回路11の出力U
SUB (5)をトランジスタの極性に合わせて、反転させ
る反転器16の出力に接続される第2のNMOSトラン
ジスタQ4からなり、ドレインは出力端子9へつながる
一対のNMOSトランジスタQ2,Q4から構成されて
いる。
【0016】入力信号R(1),入力信号V(2)に対
する出力信号U(3)と出力信号D(4)の動作は、従
来と同様であるが、出力信号USUB (5)、出力信号D
SUB (6)はパルス幅検出回路11,12を介すること
により一定のパルス幅以下のパルスを検出することはな
い。
する出力信号U(3)と出力信号D(4)の動作は、従
来と同様であるが、出力信号USUB (5)、出力信号D
SUB (6)はパルス幅検出回路11,12を介すること
により一定のパルス幅以下のパルスを検出することはな
い。
【0017】チャージポンプ回路18におけるPMOS
トランジスタQ1及びNMOSトランジスタQ2は従来
のチャージポンプ18bと同様の動作を行うが、PMO
SトランジスタQ3はパルス幅検出回路12により動作
し、NMOSトランジスタQ4はパルス幅検出回路11
により動作を行う。
トランジスタQ1及びNMOSトランジスタQ2は従来
のチャージポンプ18bと同様の動作を行うが、PMO
SトランジスタQ3はパルス幅検出回路12により動作
し、NMOSトランジスタQ4はパルス幅検出回路11
により動作を行う。
【0018】これらパルス幅検出回路11,12で設定
されるパルス幅PWより各入力信号の位相誤差が小さい
場合は、従来と同じチャージポンプの動作をするが、位
相誤差が設定パルス幅PWより大きくなるとPMOSト
ランジスタQ3、又はNMOSトランジスタQ4が動作
を行う。これはチップ18のPMOSトランジスタ又は
NMOSトランジスタが等価的にドライブ能力を大きく
したことに相当する。
されるパルス幅PWより各入力信号の位相誤差が小さい
場合は、従来と同じチャージポンプの動作をするが、位
相誤差が設定パルス幅PWより大きくなるとPMOSト
ランジスタQ3、又はNMOSトランジスタQ4が動作
を行う。これはチップ18のPMOSトランジスタ又は
NMOSトランジスタが等価的にドライブ能力を大きく
したことに相当する。
【0019】すなわち、2信号の位相誤差が設定パルス
幅PWより大きくなった場合だけ、チャージポンプ18
のドライブ能力が増加し、その結果ループフィルタのC
チャージアップ・ダウンを早くし、ロックアップタイム
を短縮するのに有利に働く。一方位相誤差が設定パルス
幅PWより小さい場合は、必要以上のドライブ能力をも
たせなくて済み、そのため定常位相誤差に対する感度は
敏感にならずに済み、VCOのC/Nが悪化することは
ない。
幅PWより大きくなった場合だけ、チャージポンプ18
のドライブ能力が増加し、その結果ループフィルタのC
チャージアップ・ダウンを早くし、ロックアップタイム
を短縮するのに有利に働く。一方位相誤差が設定パルス
幅PWより小さい場合は、必要以上のドライブ能力をも
たせなくて済み、そのため定常位相誤差に対する感度は
敏感にならずに済み、VCOのC/Nが悪化することは
ない。
【0020】図3は本発明の第2の実施例の回路図であ
る。本実施例は、パルス幅検出回路の設定パルス幅を変
えたパルス幅検出回路13,14を追加して図1に対し
増加し、これに伴いチャージポンプ回路18aのPMO
S,NMOSの各トランジスタQ5,Q6を相当分だけ
並列(パラレル)につなぎ増加している。
る。本実施例は、パルス幅検出回路の設定パルス幅を変
えたパルス幅検出回路13,14を追加して図1に対し
増加し、これに伴いチャージポンプ回路18aのPMO
S,NMOSの各トランジスタQ5,Q6を相当分だけ
並列(パラレル)につなぎ増加している。
【0021】この回路は、位相誤差に応じてより大きな
ドライブ能力を設定できるという特徴がある。
ドライブ能力を設定できるという特徴がある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、位相誤差
が設定値以上のときだけチャージポンプのドライブ能力
を上げロックアップタイム短縮を図ることができ、定常
のロック時にはドライブ能力は最適にできるため、VC
OのC/Nが良く、かつロックアップタイムを早くでき
るという相反する特性の両方を満足させることができる
という効果がある。
が設定値以上のときだけチャージポンプのドライブ能力
を上げロックアップタイム短縮を図ることができ、定常
のロック時にはドライブ能力は最適にできるため、VC
OのC/Nが良く、かつロックアップタイムを早くでき
るという相反する特性の両方を満足させることができる
という効果がある。
【図1】本発明の一実施例の周波数位相比較回路および
チャージポンプ回路の回路図。
チャージポンプ回路の回路図。
【図2】図1の各部の動作状態を示すタイミングチャー
ト。
ト。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図。
【図4】従来例のPLL回路および周波数位相比較回路
の回路図。
の回路図。
【図5】図の各部の動作を示すタイミングチャート。
1,2 周波数位相比較回路のR,V入力端子 3,4 U,D出力端子 5〜8 パルス幅検出回路の出力端子 9 チャージポンプ出力端子 10 周波数位相比較回路 11〜14 パルス幅検出回路 15〜17 反転器(インバータ) 18a〜18c チャージポンプ回路 Q1,Q3,Q5 PMOSトランジスタ Q2,Q4,Q6 NMOSトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】2入力信号の位相差を検出する周波数位相
比較回路と、この周波数位相比較回路の2つの位相誤差
出力が所定パルス幅より大きい場合にはそれぞれ検出信
号を出力する第1及び第2のパルス幅検出回路と、前記
周波数位相比較回路の2つの位相誤差出力を受けて動作
する第1のチャージポンプ回路と、前記第1及び第2の
パルス幅検出回路の検出信号を受けて動作する第2のチ
ャージポンプ回路とを備え、前記第1のパルス幅検出回
路は、前記2つの位相誤差出力の一方と前記第2のチャ
ージポンプ回路に接続された第1の節点との間に接続さ
れた第1の抵抗素子と前記第1の節点と電源との間に接
続された第1の容量素子とによって構成され、前記第2
のパルス幅検出回路は、前記2つの位相誤差出力の他方
と前記第2のチャージポンプ回路に接続された第2の節
点との間に接続された第2の抵抗素子と前記第2の節点
と前記電源との間に接続された第2の容量素子とによっ
て構成されていることを特徴とする位相同期回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003061A JP2811969B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 位相同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3003061A JP2811969B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 位相同期回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04241520A JPH04241520A (ja) | 1992-08-28 |
JP2811969B2 true JP2811969B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=11546815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3003061A Expired - Fee Related JP2811969B2 (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 位相同期回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811969B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2933472B2 (ja) * | 1993-10-04 | 1999-08-16 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | 位相同期回路 |
JP3094977B2 (ja) * | 1997-11-28 | 2000-10-03 | 日本電気株式会社 | Pll回路 |
JP4066500B2 (ja) * | 1998-04-08 | 2008-03-26 | ソニー株式会社 | Pll回路 |
KR100499276B1 (ko) * | 2002-11-06 | 2005-07-01 | 학교법인 포항공과대학교 | 빠른 락시간을 가지는 디글리치 회로를 사용한 적응대역폭 위상 고정 루프 |
JP4081067B2 (ja) | 2004-11-08 | 2008-04-23 | 富士通株式会社 | 位相比較器及び位相比較器を有する半導体装置 |
JP5618936B2 (ja) * | 2011-07-27 | 2014-11-05 | 三菱電機株式会社 | 位相周波数比較回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0165527U (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-26 |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP3003061A patent/JP2811969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04241520A (ja) | 1992-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6188252B1 (en) | Horizontal oscillation circuit capable of changing frequency | |
EP1146642B1 (en) | Phase shifter for use in a quadrature clock generator | |
US5552748A (en) | Digitally-tuned oscillator including a self-calibrating RC oscillator circuit | |
US7084682B2 (en) | Delay-locked loop circuit and method thereof for generating a clock signal | |
US20070109030A1 (en) | Phase-Locked Loop Integrated Circuits Having Fast Phase Locking Characteristics | |
US7538591B2 (en) | Fast locking phase locked loop for synchronization with an input signal | |
US6496554B1 (en) | Phase lock detection circuit for phase-locked loop circuit | |
US6066988A (en) | Phase locked loop circuit with high stability having a reset signal generating circuit | |
US6498537B1 (en) | Phase comparison circuit having a controlled delay of an input signal | |
US8786315B2 (en) | Phase frequency detector | |
US6157691A (en) | Fully integrated phase-locked loop with resistor-less loop filer | |
US5585765A (en) | Low power RC oscillator using a low voltage bias circuit | |
US6566920B1 (en) | Phase locked loop using lock detecting circuit | |
JP2811969B2 (ja) | 位相同期回路 | |
JPH1127116A (ja) | 半導体集積回路、電圧コントロールディレイライン、ディレイロックドループ、自己同期パイプライン式デジタルシステム、電圧制御発振器、およびフェーズロックドループ | |
US6194929B1 (en) | Delay locking using multiple control signals | |
KR100510504B1 (ko) | 차동 전하펌프 및 이를 구비하는 위상 동기 루프 | |
US5923201A (en) | Clock signal generating circuit | |
JP3461036B2 (ja) | 周波数位相比較器 | |
KR19980019212A (ko) | 로크 상태 검출 기능을 가지는 위상 로크 루프 회로(Phase-locked loop circuit having a lock state detecting function) | |
EP0917292A2 (en) | Dual-loop phase-locked loop | |
JPWO2005008895A1 (ja) | チャージポンプ回路 | |
JP3343049B2 (ja) | 位相比較器及び位相同期回路 | |
JPH09200045A (ja) | Pll回路 | |
JPH11220388A (ja) | Pll回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |