JP2810997B2 - 中ぐり装置 - Google Patents
中ぐり装置Info
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- JP2810997B2 JP2810997B2 JP63176857A JP17685788A JP2810997B2 JP 2810997 B2 JP2810997 B2 JP 2810997B2 JP 63176857 A JP63176857 A JP 63176857A JP 17685788 A JP17685788 A JP 17685788A JP 2810997 B2 JP2810997 B2 JP 2810997B2
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- Japan
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- boring
- holding device
- boring head
- diameter
- head
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B29/00—Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
- B23B29/03—Boring heads
- B23B29/034—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings
- B23B29/03403—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable before starting manufacturing
- B23B29/03407—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable before starting manufacturing by means of screws and nuts
- B23B29/03414—Boring heads with tools moving radially, e.g. for making chamfers or undercuttings radially adjustable before starting manufacturing by means of screws and nuts adjustment of the tool placed in the hole being possible
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/44—Cutting by use of rotating axially moving tool with means to apply transient, fluent medium to work or product
- Y10T408/45—Cutting by use of rotating axially moving tool with means to apply transient, fluent medium to work or product including Tool with duct
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- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/83—Tool-support with means to move Tool relative to tool-support
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特許請求の範囲第1項の上位概念に記載の中
ぐり装置に関する。
ぐり装置に関する。
この種の中ぐり装置は、従来周知であり、ボール盤、
フライス盤、中央加工機、並びに旋盤及び自動機上で50
mm以下の直径の孔の精密加工に適用されて来ている。切
削工具としてこの場合、中ぐりヘッド内に同心に端面側
で緊締される円筒形の緊締軸を有する中ぐり工具を用い
ている。有効な切刃は、高速度鋼、超硬合金、他の切削
鋼からなるか、又は交換可能な付刃工具から形成されて
いる。この種の中ぐり工具の精密調整は、調整機構によ
り中ぐり工具を半径方向に摺動させることにより行なわ
れる。
フライス盤、中央加工機、並びに旋盤及び自動機上で50
mm以下の直径の孔の精密加工に適用されて来ている。切
削工具としてこの場合、中ぐりヘッド内に同心に端面側
で緊締される円筒形の緊締軸を有する中ぐり工具を用い
ている。有効な切刃は、高速度鋼、超硬合金、他の切削
鋼からなるか、又は交換可能な付刃工具から形成されて
いる。この種の中ぐり工具の精密調整は、調整機構によ
り中ぐり工具を半径方向に摺動させることにより行なわ
れる。
スイス特許第508,440号及びドイツ連邦共和国実用新
案第7,438,172号によりこの様な構造の中ぐり装置は周
知であるが、比較的低回転速度のときのみ実用できる。
近年、耐熱性の高い切刃材料が実用化されているので、
加工時間を決定的に少なくする程度の高速回転での加工
も可能となっている。この新切刃素材でも許容される高
回転では、工具を動かすと必ず発生するアンバランスの
結果として生じる振動が、高品質表面の精密中ぐりに悪
影響を与える。このアンバランス量を補正するために、
ドイツ連邦共和国第3,510,259号公開公報による中ぐり
装置では、バランス装置を設けていて、このバランス装
置は円弧状のセグメントとして形成した補正重量を有
し、この補正重量は引張り帯により共通の回転点周りに
回転変位可能としている。この様なバランス装置は必然
的に中ぐりヘッドの構造高さを大きくすると共に中ぐり
ヘッドの安定性を損う溝部を必要とする。又中ぐり工具
を半径方向に移動調節する度毎にバランス装置を調節し
なければならず、このことは経験的によく忘れるもので
あり、忘れたら被加工材に傷を付けることにもなるとい
う欠点となる。
案第7,438,172号によりこの様な構造の中ぐり装置は周
知であるが、比較的低回転速度のときのみ実用できる。
近年、耐熱性の高い切刃材料が実用化されているので、
加工時間を決定的に少なくする程度の高速回転での加工
も可能となっている。この新切刃素材でも許容される高
回転では、工具を動かすと必ず発生するアンバランスの
結果として生じる振動が、高品質表面の精密中ぐりに悪
影響を与える。このアンバランス量を補正するために、
ドイツ連邦共和国第3,510,259号公開公報による中ぐり
装置では、バランス装置を設けていて、このバランス装
置は円弧状のセグメントとして形成した補正重量を有
し、この補正重量は引張り帯により共通の回転点周りに
回転変位可能としている。この様なバランス装置は必然
的に中ぐりヘッドの構造高さを大きくすると共に中ぐり
ヘッドの安定性を損う溝部を必要とする。又中ぐり工具
を半径方向に移動調節する度毎にバランス装置を調節し
なければならず、このことは経験的によく忘れるもので
あり、忘れたら被加工材に傷を付けることにもなるとい
う欠点となる。
加工深さを変えるためには、この中ぐり装置では、長
さが異なり、これに対応して重さの異なる加工工具を用
いる必要があった。加工工具の重量が相異なるというこ
とは前述のバランス装置で補償することが条件となる。
従って加工工具の数を制限されたものとなり、このこと
は、この工具が実用上大抵の場合、長すぎたり、短かす
ぎたりするという結果を生じる。工具の長さが1mm毎に
振動条件及び振動に伴う加工に孔の表面とが悪化し、そ
の結果これを防ぐための回転数を下げると加工能率を低
下させ不経済となる。
さが異なり、これに対応して重さの異なる加工工具を用
いる必要があった。加工工具の重量が相異なるというこ
とは前述のバランス装置で補償することが条件となる。
従って加工工具の数を制限されたものとなり、このこと
は、この工具が実用上大抵の場合、長すぎたり、短かす
ぎたりするという結果を生じる。工具の長さが1mm毎に
振動条件及び振動に伴う加工に孔の表面とが悪化し、そ
の結果これを防ぐための回転数を下げると加工能率を低
下させ不経済となる。
本発明は、前述の従来の欠点を除去した中ぐり装置を
提供することを課題とする。この中ぐり装置は高速回転
でも使用でき、簡単な構造とこれに伴う簡単な調節操作
で高度に精密な表面を保証するものとする。
提供することを課題とする。この中ぐり装置は高速回転
でも使用でき、簡単な構造とこれに伴う簡単な調節操作
で高度に精密な表面を保証するものとする。
この課題は、本発明に伴い特許請求の範囲第1項に記
載の構成により解決する。
載の構成により解決する。
本発明による中ぐり装置では、切刃支持体用の係持装
置は深さ方向に調節操作できるので、中ぐりヘッドの支
持面と切刃との間の間隔がその時折最良に短く保持され
る。調節できるバランス装置を設ける必要はなくしてい
るが、その理由はアンバランス曲線が簡単な手段、例え
ば中ぐりヘッドの本体に孔を明けることによって補正さ
れ、この曲線を主な使用範囲で所望の位置を占めると共
に相異なった重量の切刃係持器を組合わせる必要をなく
しているからである。
置は深さ方向に調節操作できるので、中ぐりヘッドの支
持面と切刃との間の間隔がその時折最良に短く保持され
る。調節できるバランス装置を設ける必要はなくしてい
るが、その理由はアンバランス曲線が簡単な手段、例え
ば中ぐりヘッドの本体に孔を明けることによって補正さ
れ、この曲線を主な使用範囲で所望の位置を占めると共
に相異なった重量の切刃係持器を組合わせる必要をなく
しているからである。
中ぐりヘッドの構造高さが小さいことの他、切削工具
用の保持装置が軸方向に変位可能としていることは、安
定性と工具の振動性に関する本質的な要因になってい
る。
用の保持装置が軸方向に変位可能としていることは、安
定性と工具の振動性に関する本質的な要因になってい
る。
本発明による中ぐり装置では、保持装置がほとんど交
換される必要がなく、又バランス装置の調節も消除され
ているので、従来の技術に比べて作業が簡単になる。他
の有利な構成は特許請求の範囲の従属項に記載してい
る。
換される必要がなく、又バランス装置の調節も消除され
ているので、従来の技術に比べて作業が簡単になる。他
の有利な構成は特許請求の範囲の従属項に記載してい
る。
次に図示の実施例に従い本発明を詳細に説明する。
第1図に示している様に、中ぐり装置はその前端に交
換可能な切刃支持体1を有し、該切刃支持体1は円筒形
のシャンク2に固定されていて、このシャンク2は、同
様に円筒形のスリーブ3の孔5内にほとんど遊隙なく長
手方向に摺動可能であると共にスリーブ3に設けた2個
のネジ6により固定もできる。シャンク2は切刃に冷却
媒体を供給するために点線で示している様な溝孔29を設
けていてもよい。スリーブ3は中ぐりヘッド4の孔7に
ほとんど遊隙なく長手方向に摺動可能に設けられ、固定
装置23,24により長手方向の所望の位置に固定される。
スリーブ3は時に除外できるが、この時にはシャンク2
は、スリーブ3と保持装置と同じ重量を有するように形
成される。中ぐりヘッド4内の孔7は、スライダー18内
の貫通円筒孔7aと、接続軸10内の大口径孔7b,7cとから
なる。孔7は切刃支持体1用の保持装置が、少なくとも
貫通円筒孔7aの直径の2倍だけ長手方向に摺動可能であ
る用に構成されている必要がある。中ぐりヘッド(4)
の端面側にはカバープレート17が設けられていて、切屑
等からの損傷を受けるのを防いでいる。カバープレート
17はネジ19で固定され、保持装置を通すための切欠を有
している。中ぐりヘッド4は研磨した支持面11を有し、
この支持面11は図示していない引張りネジにより接続部
分13の端面12方向に引付けられる。接続軸10は接続部分
13の孔14内に係合している。
換可能な切刃支持体1を有し、該切刃支持体1は円筒形
のシャンク2に固定されていて、このシャンク2は、同
様に円筒形のスリーブ3の孔5内にほとんど遊隙なく長
手方向に摺動可能であると共にスリーブ3に設けた2個
のネジ6により固定もできる。シャンク2は切刃に冷却
媒体を供給するために点線で示している様な溝孔29を設
けていてもよい。スリーブ3は中ぐりヘッド4の孔7に
ほとんど遊隙なく長手方向に摺動可能に設けられ、固定
装置23,24により長手方向の所望の位置に固定される。
スリーブ3は時に除外できるが、この時にはシャンク2
は、スリーブ3と保持装置と同じ重量を有するように形
成される。中ぐりヘッド4内の孔7は、スライダー18内
の貫通円筒孔7aと、接続軸10内の大口径孔7b,7cとから
なる。孔7は切刃支持体1用の保持装置が、少なくとも
貫通円筒孔7aの直径の2倍だけ長手方向に摺動可能であ
る用に構成されている必要がある。中ぐりヘッド(4)
の端面側にはカバープレート17が設けられていて、切屑
等からの損傷を受けるのを防いでいる。カバープレート
17はネジ19で固定され、保持装置を通すための切欠を有
している。中ぐりヘッド4は研磨した支持面11を有し、
この支持面11は図示していない引張りネジにより接続部
分13の端面12方向に引付けられる。接続軸10は接続部分
13の孔14内に係合している。
第2a,3a図が示している様に、スライダ18は、ダイヤ
ル板8と遊びをなくすバネ21とを有する周知の調整機構
22を有している。調整機構22により、スライダ18乃至保
持装置は切刃支持体1と共に半径方向に摺動可能であ
る。スライダ18は中ぐり加工用に、すきまのない平行案
内16を介してクランプネジ9により所望位置に調整した
後固定される。ニップル20を通じて潤滑油を投入でき、
この潤滑油は調整機構の操作性を良くしていると共に、
中ぐりヘッド内や泥や冷却液が侵入するのを防いでい
る。
ル板8と遊びをなくすバネ21とを有する周知の調整機構
22を有している。調整機構22により、スライダ18乃至保
持装置は切刃支持体1と共に半径方向に摺動可能であ
る。スライダ18は中ぐり加工用に、すきまのない平行案
内16を介してクランプネジ9により所望位置に調整した
後固定される。ニップル20を通じて潤滑油を投入でき、
この潤滑油は調整機構の操作性を良くしていると共に、
中ぐりヘッド内や泥や冷却液が侵入するのを防いでい
る。
スライダー18内にはクランプ装置が設けられていて、
このクランプ装置でスリーブ3が所望の摺動装置に固定
できる。このクランプ装置は2個の2分割型のクランプ
ネジ24からなり、このネジ24の前方部分が貫通ピン23に
より回転しないように形成されている。第3b図に明示し
ている様に、各クランプネジの前端はV字型に形成され
ていて、相互に間隔を明けて設けた支持線25でスリーブ
3に接している。スライダー18とスリーブ3とが接する
ことにより、第3の支持線25が形成される。この3点支
持により、簡単な手段で非常に安定したスリーブ3の固
定が実施できる。
このクランプ装置でスリーブ3が所望の摺動装置に固定
できる。このクランプ装置は2個の2分割型のクランプ
ネジ24からなり、このネジ24の前方部分が貫通ピン23に
より回転しないように形成されている。第3b図に明示し
ている様に、各クランプネジの前端はV字型に形成され
ていて、相互に間隔を明けて設けた支持線25でスリーブ
3に接している。スライダー18とスリーブ3とが接する
ことにより、第3の支持線25が形成される。この3点支
持により、簡単な手段で非常に安定したスリーブ3の固
定が実施できる。
中ぐりヘッドは、ヘッド本体内に孔15を明けることに
より調心され、保持装置が明ぐりヘッド4の主使用範囲
内の半径方向摺動位置にあるときに、中ぐりヘッドのア
ンバランスが相当消除される。例えば主使用範囲で保持
装置が中心から約1.6mm程離れているときには、第6図
に示したアンバランス曲線によれば実質的にアンバラン
スはない。図示の座標系は横軸に中心からの移動量を、
縦軸にアンバランス量を示している。アンバランス曲線
26は切刃支持体及び切刃を含めた保持装置の重量が150g
のものである。保持装置がその長さが調節できるので、
全ての中ぐり深さそのものと対して、アンバランス曲線
26が適用できる。
より調心され、保持装置が明ぐりヘッド4の主使用範囲
内の半径方向摺動位置にあるときに、中ぐりヘッドのア
ンバランスが相当消除される。例えば主使用範囲で保持
装置が中心から約1.6mm程離れているときには、第6図
に示したアンバランス曲線によれば実質的にアンバラン
スはない。図示の座標系は横軸に中心からの移動量を、
縦軸にアンバランス量を示している。アンバランス曲線
26は切刃支持体及び切刃を含めた保持装置の重量が150g
のものである。保持装置がその長さが調節できるので、
全ての中ぐり深さそのものと対して、アンバランス曲線
26が適用できる。
従来の様に中ぐり深さを大きくするためには300gの重
く長い保持装置を利用しなければならないとき、アンバ
ランス曲線27が生じる。50g程度の重さの短い保持装置
は、アンバランス曲線28を生じる。本発明による中ぐり
装置では、アンバランス曲線は周知であり、主使用範囲
内で所望の位置を占めるので、中ぐりヘッド4が例えば
穴15により良く調心しているだけで充分である。
く長い保持装置を利用しなければならないとき、アンバ
ランス曲線27が生じる。50g程度の重さの短い保持装置
は、アンバランス曲線28を生じる。本発明による中ぐり
装置では、アンバランス曲線は周知であり、主使用範囲
内で所望の位置を占めるので、中ぐりヘッド4が例えば
穴15により良く調心しているだけで充分である。
第2図に示している様に、中ぐりヘッドの前面と支持
面11間の間隔B、即ち安定性に重要な構造高さが、中ぐ
りヘッドの直径よりも小さい。高さBを小さくすること
及び切刃支持体1の深さ調節性とは、相異った作業条件
の下で中ぐり装置の安定を最良にするということに共に
寄与する。第5図に略示している様に、図示の中ぐり装
置C,D,Eでは、支持面11と切刃間との間隔は最良に短
い。中ぐり装置C,Eでは、シャフトがスリーブ3により
出来るだけ幅広く支持されている。中ぐり装置Dでは、
保持装置はシャフト2からなり、このシャフトは、中ぐ
り装置C,Eの保持装置と同様の重量を有している。第5
図に示した全ての中ぐり装置は、従って同一のアンバラ
ンス曲線を有している。
面11間の間隔B、即ち安定性に重要な構造高さが、中ぐ
りヘッドの直径よりも小さい。高さBを小さくすること
及び切刃支持体1の深さ調節性とは、相異った作業条件
の下で中ぐり装置の安定を最良にするということに共に
寄与する。第5図に略示している様に、図示の中ぐり装
置C,D,Eでは、支持面11と切刃間との間隔は最良に短
い。中ぐり装置C,Eでは、シャフトがスリーブ3により
出来るだけ幅広く支持されている。中ぐり装置Dでは、
保持装置はシャフト2からなり、このシャフトは、中ぐ
り装置C,Eの保持装置と同様の重量を有している。第5
図に示した全ての中ぐり装置は、従って同一のアンバラ
ンス曲線を有している。
第1図は本発明による中ぐり装置の分解図であり、第2
図は中ぐりヘッドの部分破断図であり、第3a図は第2図
に示した中ぐりヘッドを90゜だけ回転して第2図と同様
に示した部分破断図であり、第3b図は中ぐりヘッド内に
設けた保持装置の固定ネジの詳細を示した側面図であ
り、第4図は中ぐりヘッドの横断面図であり、第5図は
加工条件に合せた切刃支持体用の保持装置の使用例を略
示したものであり、第6図は相異った重さの保持装置を
備えた3種の中ぐり装置のアンバランス曲線である。 図中参照番号の説明 1……切刃支持体、2,3……保持装置、 7……孔、10……接続軸、 11……支持面、13……接続部分、 18……スライダ、23,24……固着装置。
図は中ぐりヘッドの部分破断図であり、第3a図は第2図
に示した中ぐりヘッドを90゜だけ回転して第2図と同様
に示した部分破断図であり、第3b図は中ぐりヘッド内に
設けた保持装置の固定ネジの詳細を示した側面図であ
り、第4図は中ぐりヘッドの横断面図であり、第5図は
加工条件に合せた切刃支持体用の保持装置の使用例を略
示したものであり、第6図は相異った重さの保持装置を
備えた3種の中ぐり装置のアンバランス曲線である。 図中参照番号の説明 1……切刃支持体、2,3……保持装置、 7……孔、10……接続軸、 11……支持面、13……接続部分、 18……スライダ、23,24……固着装置。
Claims (5)
- 【請求項1】ボール盤、フライス盤、中央加工機並びに
旋盤及び自動機上で特に孔を精密加工するための、孔径
を調節できる中ぐり装置にして、加工ヘッドを有し、該
加工ヘッドが接続部分(13)に接する支持面(11)と、
前記接続部分内に軸方向に受け入れられる接続軸(10)
と、半径方向に摺動可能であり、切刃支持体用の保持装
置(2,3)を収容するためのスライダ(18)を備え、更
に保持装置(2,3)を固着するための固着装置(23,24)
とスライダ(18)内に設けられた保持装置(2,3)を収
容するために十分な直径の孔(7)とを有する中ぐり装
置において、 (イ)前記孔(7)が前記スライダ(18)全体に延在
し、前記保持装置(2,3)が少なくとも孔(7)の直径
の2倍だけ孔内を長手方向に摺動可能であり、 (ロ)保持装置(2,3)が、中ぐりヘッドの主使用範囲
にある半径方向の移動位置にあるときに、アンバランス
が良く消除されている様に、中ぐりヘッドが調心されて
いて、 (ハ)中ぐりヘッドの前面と支持面(11)との間の間隔
(B)が中ぐりヘッドの直径(A)と略々等しいか小さ
く、 (ニ)中ぐりヘッドに一つ又はそれ以上の孔(15)が形
成され、それによって調心されることを特徴とする中ぐ
り装置。 - 【請求項2】保持装置(2,3)が入れ子式でその長さが
調節可能であるスリーブによって孔(7)内に収容され
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の中ぐ
り装置。 - 【請求項3】スライド(18)と中ぐりヘッドの本体とが
軸方向に連続して中空であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の中ぐり装置。 - 【請求項4】前記中ぐりヘッドの中空本体の直径が前記
スライドの孔(7)の直径よりも大きく、それによって
前記保持装置が半径方向に移動できるようにしたことを
特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の中ぐり装置。 - 【請求項5】保持装置(2,3)を固着するための固着装
置が2個の固着ねじ(24)を有し、このねじ(24)が、
相互の間隔を明けて形成される軸平行の2個の線で保持
装置(3)に接していることを特徴とする特許請求の範
囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載の中ぐり
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH2736/87-3 | 1987-07-20 | ||
CH2736/87A CH672757A5 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6434603A JPS6434603A (en) | 1989-02-06 |
JP2810997B2 true JP2810997B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=4240454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63176857A Expired - Lifetime JP2810997B2 (ja) | 1987-07-20 | 1988-07-15 | 中ぐり装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4955767A (ja) |
JP (1) | JP2810997B2 (ja) |
CH (1) | CH672757A5 (ja) |
DE (1) | DE3819499A1 (ja) |
ES (1) | ES2009023A6 (ja) |
FR (1) | FR2618359B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2662103B1 (fr) * | 1990-05-15 | 1995-04-07 | Epb Emile Pfalzgraf Sa | Tete a aleser. |
DE4032876A1 (de) * | 1990-10-17 | 1992-04-23 | Teves Gmbh Alfred | Elektromotorisch angetriebene hydraulische pumpe |
SE512254C2 (sv) * | 1997-01-17 | 2000-02-21 | Sandvik Ab | Verktygsbärare |
US6913427B2 (en) * | 2002-01-16 | 2005-07-05 | Kennametal Inc. | Adjustment device for self-colleting drill motors |
DE502005005738D1 (de) * | 2004-07-15 | 2008-12-04 | Kaiser Heinz Ag | Ausdrehwerkzeug |
FR2874522B1 (fr) * | 2004-08-31 | 2006-11-10 | Epb Sa | Tete a aleser |
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