[go: up one dir, main page]

JP2810951B2 - 撹拌ミル - Google Patents

撹拌ミル

Info

Publication number
JP2810951B2
JP2810951B2 JP1145527A JP14552789A JP2810951B2 JP 2810951 B2 JP2810951 B2 JP 2810951B2 JP 1145527 A JP1145527 A JP 1145527A JP 14552789 A JP14552789 A JP 14552789A JP 2810951 B2 JP2810951 B2 JP 2810951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
section
stirring
mill according
grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1145527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0235943A (ja
Inventor
アルミン・ガイゲル
Original Assignee
ゲブリユーダー・ビユーラー・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゲブリユーダー・ビユーラー・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical ゲブリユーダー・ビユーラー・アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPH0235943A publication Critical patent/JPH0235943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2810951B2 publication Critical patent/JP2810951B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/16Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/18Details
    • B02C17/1815Cooling or heating devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、粉砕容器と、それに対して同心的にかつそ
の中に回転可能で設けられた撹拌ロータとを備え、この
撹拌ロータがロータ軸の下端に設けられ、撹拌ロータの
ロータ軸線が垂直であり、粉砕容器と撹拌ロータの間に
回転対称の粉砕室が設けられ、この粉砕室が粉砕容器内
を循環する粉砕体を含み、粉砕室が粉砕物質を通過させ
粉砕体を通過させない入口分離装置と出口分離装置を備
え、この入口分離装置を通って粉砕物質が粉砕室に入
り、出口分離装置から粉砕物質が排出され、粉砕室が少
なくとも一つのポンプ区間を有し、このポンプ区間内で
粉砕体がそれに作用する遠心力によって粉砕体循環方向
に駆動可能である、撹拌ミルに関する。
〔従来の技術〕
粉砕体が内側で循環するこのような撹拌ミルの場合に
は、粉砕体は粉砕容器内で循環案内され、粉砕容器から
出ない。粉砕物質は一般的に懸濁液の形をし、入口分離
装置から粉砕容器内に入れられ、撹拌過程または粉砕過
程の間粉砕容器をほぼ軸方向に流通し、粉砕容器の他端
で出口分離装置から出る。粉砕体のこの内部循環は、粉
砕容器内で粉砕体をできるだけ均一に分布させるために
役立つ。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2811899号公報によ
って知られている撹拌ミルの場合には、環状円錐体を有
する鐘形ロータが設けられている。周囲のステータ壁と
共に粉砕室を画成するロータの壁は、比較的に大きく傾
斜している。これにより、発生する遠心力によって粉砕
体に加えられる循環方向の運動エネルギーは全体として
きわめて小さい。半径方向内側に位置していて比較的に
狭い高い粉砕室区間により、粉砕体は遠心力の影響を受
けて、ロータ内壁に密着する傾向がある。更に、水平に
対して比較的に大きな角度で配置された遠心通路が設け
られている。この遠心通路内で、遠心力が粉砕体を循環
方向に駆動する。しかし、粉砕室が水平に対して非常に
急な角度で配置されているので、遠心力の作用は弱い。
従って、制動作用が比較的に大きく、ポンプ力は小さい
ままである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、粉砕体に作用する駆動力またはポン
プ力が大幅に高められ、特に粉砕体の軸方向の移動範囲
に発生する制動作用が最小限に抑えられる、冒頭に述べ
た種類の撹拌ミルを提供することである。
〔課題を解決するための手段と発明の効果〕
この課題は、撹拌ロータが円板状に形成され、粉砕容
器が中空円板状に形成され、撹拌ロータと粉砕容器がロ
ータ軸線に対して90゜の角度をなして配置され、その
際、撹拌ロータの上方に、半径方向内側から外側へ粉砕
体の循環方向に真っ直ぐに延びるポンプ区間が設けら
れ、撹拌ロータの回転時にこのポンプ区間内で粉砕体が
半径方向外側へ移動し、撹拌ロータの下方に鎮静区間が
設けられ、ポンプ区間によって半径方向外側へ加速され
た粉砕体が、円板状の撹拌ロータの外周の周りを案内さ
れる循環区間を通過した後で、鎮静区間を通って再び半
径方向内側へ案内され、粉砕体が更に、撹拌ロータの中
央でロータ軸線に対して同軸的に設けられた循環区間を
経て循環し、この循環区間内で、粉砕体が所定の軸方向
距離にわたって粉砕室の下側半部から上側半部に戻され
ることによって解決される。これにより、発生する遠心
力がほとんど粉砕体の循環方向にだけ作用し、それによ
って駆動力またはポンプ力として働く。撹拌ロータまた
は粉砕容器を円板状および中空円板状に形成したことに
より、ポンプ区間と鎮静区間を接続する循環区間の軸方
向の長さが短くなり、粉砕体に加わる制動作用が非常に
小さく、粉砕体の運動が実質的に重力に対して垂直方向
に行われるので、粉砕体の運動や分布に対する重力の作
用が小さい。
請求項2記載の構成に基づいて、粉砕体がポンプ区間
から軸方向の短い循環区間を経て鎮静区間を移動すると
きの抵抗が小さい。
請求項3と4の手段により、粉砕体の強制加速が達成
され、それによって生じる遠心力と関連して半径方向へ
の粉砕体の強制搬送が達成される。
請求項5の特徴により、粉砕体に付与される半径方向
加速力が完全に半径方向に行われる半径方向運動を生じ
る。
鎮静区間での半径方向内側への粉砕体の運動が、半径
方向外側から内側へ流れる粉砕物質成流れと、粉砕容器
の下側の壁と粉砕体の好ましい接触によって低下する遠
心力によって保証されるにもかかわらず、鎮静区間での
半径方向外側から内側への粉砕体の運動は、請求項6ま
たは7記載の手段によって補助される。
粉砕物質の粉砕は、請求項8記載のコブの配置によっ
て一層良好となる。
粉砕体の外周方向加速は請求項9に記載されたリブに
よって改善される。
請求項10または11記載の構造により、中空円板状の粉
砕容器と円板状の撹拌ロータを簡単に製作および組み立
てることができる。保守整備または修理のためにもこの
構造は合目的である。
ポンプ区間と鎮静区間の相対的な大きさは、請求項12
〜14に記載の調節装置によって最適に調節可能である。
本発明による撹拌ミルの場合、粉砕室容積、ひいては
粉砕室内での粉砕体密度を変更できるようにするため
に、請求項15記載の実施形が設けられている。これによ
り、特に、円板状の撹拌ミル構造体の両端面が調節装置
および粉砕室容積変更装置を配置するために利用され
る。
出口分離装置は好ましくは請求項16に従って配置され
ている。この場合、出口分離装置に接続された粉砕物質
排出管が圧力ピストンユニットの中央を通って延びてい
ると合目的である。
請求項17記載の実施形では、出口分離装置が撹拌ロー
タの下方に距離をおいて設けられた中央の出口分離篩で
あり、この出口分離篩の手前で、粉砕物質流れが、出口
分離篩を通って排出され、粉砕体から分離される部分流
と、粉砕体と共に内側の循環区間を通ってポンプ区間に
戻される部分流とに分離される。
〔実施例〕
次に、図に基づいて本発明を例示的に説明する。図は
本発明による撹拌ミルの縦断面を示している。この撹拌
ミルは軸方向に摺動可能な粉砕容器と、粉砕室の容積を
変えるための圧力ピストンユニットを備えている。粉砕
容器には、調節装置が付設されている。
図において、本発明による撹拌ミルは回転対称の中空
円板状の粉砕容器13を備えている。この粉砕容器は水平
に配置され、中心軸線AAが垂直である。中空円板状の粉
砕容器13は上側の半部と下側の半部からなっている。こ
の両半部は、中空円板状の粉砕容器13の水平中心平面内
にある分離継ぎ目53を形成しながら軸方向に組み立てら
れ、互いに固定されている。粉砕容器13内において、粉
砕容器と同心的に、円板状の撹拌ロータ12が設けられて
いる。この撹拌ロータはロータ円板37と、固定された回
転軸受17に回転可能に軸承されたロータ軸11を備えてい
る。この場合、回転軸線は中心軸線AAと一致している。
撹拌ロータ12と粉砕容器13は次のように相対的に採寸お
よび配置されている。すなわち、ロータ円板37と粉砕容
器の壁35の間に、半径方向に直線状に延び上側のポンプ
区間15aを形成する水平な中空室と、ロータ円板37の下
面の下方に、同様に半径方向に直線状に延び鎮静区間15
bを形成する水平な中空室が形成されるように、相対的
に採寸および配置されている。両中空室はロータ円板37
の外周で、循環区間15cを形成する中空室によって互い
に接続されている。区間15a,15b,15cは一緒に粉砕室15
を形成する。この粉砕室には略示した粉砕体18が収納さ
れている。
回転軸線AAに対して同心的に配置された中央の戻し通
路44によって形成された内側の循環区間22がロータ円板
37の半径方向内側に設けられている。この循環区間は垂
直な半径方向平面内に設けられた粉砕体循環軌道の半径
方向内側を閉鎖し、下側が撹拌ロータ12の下方に設けら
れた粉砕室15の鎮静区間15bに開口し、上側がポンプ区
間15aの高さ位置でロータ円板37に設けられた半径方向
の遠心通路21に接している。この遠心通路は半径方向外
側がポンプ区間15aの半径方向内側の端部に開口してい
る。循環区間は軸方向の長さが比較的に短い。なぜな
ら、循環区間が実質的にロータ37の厚さよりも幾分長い
距離にわたってのみ延びているからである。
粉砕容器13は粉砕室15の上方に、半径方向に延びる入
口通路14を備えている。この入口通路は半径方向内側
で、2個の分離リングからなる入口分離装置33に開口し
ている。更に、回転円板37の下方に距離をおいて、出口
分離篩20の形をした出口分離装置が設けられている。入
口通路14から供給された粉砕物質は、撹拌ロータ12の回
転時に、入口分離装置33から半径方向外側へポンプ区間
15aと循環区間15cに流れ、そして半径方向内側へ鎮静区
間15bを通って出口分離篩20に流れる。この出口分離篩
の下方には、粉砕物質排出管39の製品出口19が設けら
れ、この粉砕物質排出管には粉砕物質が入る。入口分離
装置33から出口分離篩20への途中で、粉砕物質は粉砕室
15内にある粉砕体18によって粉砕される。
円板の形をした撹拌ロータ12によって動かされる粉砕
体18は、粉砕室15と内側の循環区間22内で循環する。粉
砕体は撹拌ロータ12の回転に基づいて遠心通路21とこの
遠心通路の半径方向外側に接続するポンプ区間15a内で
発生する遠心力によって半径方向外側へ駆動され、循環
区間15cと鎮静区間15bを経て循環区間22に入り、この循
環区間22の上端で粉砕体は再び半径方向内側から遠心通
路21およびポンプ区間15aに達する。これにより、粉砕
体の循環が行われる。粉砕体の循環は入口分離装置33か
ら出口分離篩20まで粉砕物質の運動と同じ方向に行われ
る。出口分離篩20の手前で、半径方向外側から来る粉砕
物質と粉砕体の混合流れが分割される。すなわち粉砕物
質が出口分離篩20を通って下方へ粉砕物質排出管39内に
達し一方、粉砕体18が粉砕物質流れの他の部分と共に上
方に向けて循環区間22内に入る。
粉砕物質と粉砕体18の流入を良好にするために、循環
区間22を形成する同軸の戻し通路44は軸方向下側に拡が
った横断面を有している。
遠心通路21は特に、ロータ壁だけによって画成され、
半径方向内側が中央の戻し通路44に接続され、半径方向
外側がポンプ区間15aに接続されている。遠心通路21は
一種のセルホイール(星形フィーダ)を形成している。
このセルホイールの小室内で粉砕体が回転方向に連行さ
れ、続いてその際発生する遠心力によって半径方向外側
へ向けて粉砕室15のポンプ区間15a内に押し込まれる。
この遠心通路21はほぼ軸方向と半径方向に延びるセル
壁を備えている。このセル壁によって、中央の戻し通路
44から遠心通路へ入った粉砕体は、いかなる場合でも、
回転方向に連行される。この遠心通路21の横断面は丸く
てもよいし、長方形でもよい。
撹拌ロータ12が円板状に形成され、粉砕容器13が中空
円板状本体として形成されていることにより、粉砕室15
の上側のポンプ区間15aはロータ軸線AAに対して90゜の
角度をなし、垂直な半径方向区間で半径方向内側から外
側へ粉砕体の循環方向に直線状に延びている。このポン
プ区間15aで半径方向外側へ遠心加速された粉砕体18
は、粉砕室15のポンプ区間15aと循環区間15cに続く鎮静
区間15bを経て、粉砕物質流れによって再び半径方向内
側へ案内される。
撹拌ロータ12は粉砕容器13の内壁35と同様に、外周範
囲が丸められているので、ポンプ区間15aを鎮静区間15b
に接続する粉砕室15の循環区間15cの垂直な半径方向部
分は、湾曲して延びている。
撹拌ロータ12およびまたは粉砕容器13の内壁35には、
図示していないコブを設けることができる。更に、遠心
通路21の延長部において半径方向外向きのリブを撹拌ロ
ータ12に設けると有利である。このリブは遠心通路21を
延長するポンプ区間15aの部分を画成する。
撹拌ロータ12も粉砕容器13も二分割されて形成されて
いる。ロータ円板37は渦巻き状の上側の冷却通路36と渦
巻き状に配置された下側の冷却通路34を備えたコア円板
55からなっている。コア円板55はそれを収容するために
中空に形成された鞘56によって取り囲まれている。この
鞘は好ましくは、中心平面内で分割された二つの半部か
らなっている。この両半部は周方向に延びる分離継ぎ目
54に沿って互いに密封連結されている。
粉砕容器13はほぼ円板状のコア部分57と、渦巻き状の
冷却通路41を備えた鞘部分58とからなっている。この両
部分58,57はその水平な中心平面に沿って二つの半部に
分割され、この両半部は周方向に延びる分離継ぎ目53に
よって互いに組み立てられている。
特にセラミックスからなるロータ円板37または粉砕容
器13の両半部は、締めつけだけによって組み立てられて
いる。戻し通路44と一致する中央開口を有する締めつけ
円板59は、図示していない手段によって中央下側からロ
ータ円板37に押しつけられているので、ロータ円板37は
締付け円板と一緒に回転する。
中空のロータ軸11の内部には、冷却水管24が設けられ
ている。この冷却水管の外径は中空のロータ軸11の内径
よりも小さくなっている。従って、冷却水は冷却水管24
の中でおよびこの冷却水管とロータ軸11の内壁の間の環
状室25へ運ばれる。
本実施例の場合には、冷却水はロータ軸11と冷却水管
24の間に形成された環状室25から供給され、冷却水管24
を経て再び排出される。環状室25は半径方向に延びる横
孔26と、それに接続する縦孔27を介して、ロータ円板37
の内部の冷却通路36に接続されている。
冷却通路36はロータ円板37の一方の端面、本例の場合
には左側の端面で、内側から外側へ渦巻き状に延び、ロ
ータ円板37の外周範囲において接続室40に開口してい
る。この接続室はロータ円板37の下側の端面の、外側か
ら内側へ渦巻き状に延びる冷却通路34へ、冷却水を案内
する。冷却通路34は半径方向の通路42に開口し、そして
再び縦方向通路46と他の半径方向の横方向通路60を介し
て冷却水管24の内部に開口している。
これにより、長い冷却水通路がロータ円板37内を通過
している。この冷却水通路内で所定の流れ条件が生じ
る。
粉砕体18はポンプ区間15a、循環区間15c、鎮静区間15
b、循環区間22、および半径方向外側に案内された遠心
通路21を通過する。この場合、ポンプ区間15aまたは遠
心通路21は全行程のほぼ半分になる。そのため、粉砕体
18に伝わるポンプエネルギーは、ロータ円板37によって
形成されたロータ面がロータ軸線AAに対して90゜の角度
をなすことにより、更に大きくなる。更に、残りの区間
15b,15c,22では、ブレーキ作用が最小限に弱められる。
遠心通路21によってだけでなく、重力で粉砕体18がロー
タ円板37の上側の面に接触することによって、駆動成分
が発生する。これに対して、鎮静区間15bでは、駆動成
分が小さくなる。というのは、そこでは重力が粉砕容器
13の静止した内壁35に接触するよう粉砕体18を下側へ引
っ張るからである。
図では、ロータ軸11用の回転軸受17が上側に定置さ
れ、粉砕容器13が調節装置23によって軸方向に摺動可能
に設けられている。この調節装置は、回転軸受17と一体
である定置されたフランジ状の支持板29を備えている。
この支持板はそれに軸方向に摺動不可能に支承された調
節スピンドル30を備えている。この調節スピンドルはそ
れぞれ、粉砕容器13上に設けられた、めねじを有する湾
曲部材32に係合している。
定置されて支承された撹拌ロータ12に対して粉砕容器
13を軸方向に調節するために、調節スピンドル30は例え
ば、薄板プレスの突棒調節装置の場合に知られている方
法と類似の方法で、互いに連結可能である。
回転軸受17と反対側の粉砕容器13の下側の端面には、
粉砕室15内の粉砕体の密度を変えるための圧力ピストン
ユニット28が設けられている。
粉砕容器13はその下側の範囲がシリンダ47として形成
されている。このシリンダ内には、圧力ピストンユニッ
ト28を形成するために、中心軸線が垂直なシールされた
ピストン38が高さ方向に調節可能に配置されている。ピ
ストン38の下面は平らであり一方、上面48は特に側方へ
幾分上昇するように形成されている。シリンダ47は好ま
しくは、フランジ49を介して本来の粉砕容器13に固定連
結可能な特別な構造ユニットである。
ピストン38は中央に製品出口19の開口を備えている。
この開口は粉砕物質排出管39の内側横断面の上端部によ
って形成されている。粉砕物質排出管はピストンの対応
する孔50内に動かぬように取付けられ、ロータ軸線AAに
沿って撹拌ロータ12から離れる方向に延びている。
粉砕物質排出管39は他のシリンダ47の底43を通って滑
動可能にかつシールされて延びており、下側が補助ピス
トン51に開口している。この補助ピストンは底43に固定
された他のシリンダ45内で案内されている。ピストン3
8、管39および他の補助ピストン51は構造的なユニット
を形成する。管39内を通って、粉砕材料が外側へ排出さ
れる。粉砕材料は外側分離装置を形成する、ピストン38
の上側に設けられた出口分離篩20を通過している。
シリンダ47内の圧力の変化により、ピストン38は上下
運動することができる。それによって、粉砕室15の容積
を選択的に拡大縮小することができる。これは粉砕室15
内での粉砕体密度の所望の変更を可能にする。
ロータ円板37と粉砕容器壁35の外周範囲を丸めた形
は、応力フリー状態で特にセラミックス材料からこれら
の部品を製作することを可能にする。この場合更に、前
記部品のために、耐摩耗性の材料、例えば硬質金属を使
用することが望ましい。
本実施例の場合には、入口分離装置33が上側に設けら
れ、出口分離装置20が圧力ピストンユニット28の範囲に
おいて下側に設けられているが、基本的には、これらの
分離装置を逆に配置することができる。圧力ピストンユ
ニットは例えばS字形入口分離装置に連結して設けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による撹拌ミルの縦断面を示している。 11……ロータ軸、12……撹拌ロータ、13……粉砕容器、
15……粉砕室、15a……ポンプ区間、15b……鎮静区間、
15c……循環区間、18……粉砕体、20……出口分離装
置、21……遠心通路、22……循環区間、23……調節装
置、28……圧力ピストンユニット、29……支持板、30…
…調節スピンドル、31……調節ねじ、32……めねじ部
品、33……入口分離装置、55……ロータボス、AA……ロ
ータ軸線、

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉砕容器(13)と、それに対して同心的に
    かつその中に回転可能に設けられた撹拌ロータ(12)と
    を備え、この撹拌ロータがロータ軸(11)の下端に設け
    られ、撹拌ロータのロータ軸線(AA)が垂直であり、粉
    砕容器と撹拌ロータの間に回転対称の粉砕室(15)が設
    けられ、この粉砕室が粉砕容器(13)内を循環する粉砕
    体(18)を含み、 粉砕室が粉砕物質を通過させ粉砕体(18)を通過させな
    い入口分離装置(33)と出口分離装置(20)を備え、こ
    の入口分離装置を通って粉砕物質が粉砕室(15)に入
    り、出口分離装置から粉砕物質が排出され、 粉砕室が少なくとも一つのポンプ区間(15a)を有し、
    このポンプ区間内で粉砕体(18)がそれに作用する遠心
    力によって粉砕体循環方向に駆動可能である、撹拌ミル
    において、 撹拌ロータ(12)が円板状に形成され、 粉砕容器(13)が中空円板状に形成され、 撹拌ロータと粉砕容器がロータ軸線(AA)に対して90゜
    の角度をなして配置され、 その際、撹拌ロータ(12)の上方に、半径方向内側から
    外側へ粉砕体(18)の循環方向に真っ直ぐに延びるポン
    プ区間(15a)が設けられ、撹拌ロータ(12)の回転時
    にこのポンプ区間内で粉砕体が半径方向外側へ移動し、 撹拌ロータ(12)の下方に鎮静区間(15b)が設けら
    れ、ポンプ区間(15a)によって半径方向外側へ加速さ
    れた粉砕体(18)が、円板状の撹拌ロータ(12)の外周
    の周りを案内される循環区間(15c)を通過した後で、
    鎮静区間を通って再び半径方向内側へ案内され、 粉砕体が更に、撹拌ロータ(12)の中央でロータ軸線
    (AA)に対して同軸的に設けられた循環区間(22)を経
    て循環し、この循環区間(22)内で、粉砕体が所定の軸
    方向距離にわたって粉砕室(15)の下側半部(15b)か
    ら上側半部(15a)に戻されることを特徴とする撹拌ミ
    ル。
  2. 【請求項2】粉砕室(15)のポンプ区間(15a)と鎮静
    区間(15b)を接続する循環区間(15c)の半径方向断面
    が丸くなっていることを特徴とする請求項1記載の撹拌
    ミル。
  3. 【請求項3】半径方向内側の循環区間(22)とポンプ区
    間(15a)の間に、遠心通路(21)が設けられ、この遠
    心通路がほぼ軸方向と半径方向に延びるセル壁を備えて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の撹拌ミ
    ル。
  4. 【請求項4】遠心通路(21)の横断面が円形または長方
    形であることを特徴とする請求項3記載の撹拌ミル。
  5. 【請求項5】ロータボス(55)内にある少なくともほぼ
    半径方向の遠心通路(21)が、粉砕室(15)の隣接する
    ポンプ区間(15a)と一直線上に並んでいることを特徴
    とする請求項3または4記載の撹拌ミル。
  6. 【請求項6】粉砕室(15)を画成するロータ面とステー
    タ面が鎮静区間(15b)の範囲において、ポンプ区間(1
    5a)よりも大きな相互間隔を有することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の撹拌ミル。
  7. 【請求項7】鎮静区間(15b)寄りの撹拌ロータ(12)
    の側に、鎮静区間(15b)をロータ面に対して遮蔽する
    ステータ板が小さな距離をおいて設けられていることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の撹拌ミ
    ル。
  8. 【請求項8】撹拌ロータ(12)およびまたは粉砕容器
    (13)の内面に、コブが設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれか一つに記載の撹拌ミル。
  9. 【請求項9】遠心通路(21)の延長部において半径方向
    外側に向いたリブが撹拌ロータ(12)に設けられ、この
    リブがそれぞれ遠心通路(21)を延長するポンプ区間
    (15a)の部分を画成していることを特徴とする請求項
    4〜8のいずれか一つに記載の撹拌ミル。
  10. 【請求項10】撹拌ロータ(12)およびまたは粉砕容器
    (13)が二軸に形成されていることを特徴とする請求項
    1〜9のいずれか一つに記載の撹拌ミル。
  11. 【請求項11】粉砕容器(13)およびまたは撹拌ロータ
    (12)が中心平面内で分割された二つの半部からなって
    いることを特徴とする請求項10記載の撹拌ミル。
  12. 【請求項12】粉砕容器(13)の一方の端面に、粉砕容
    器(13)と撹拌ロータ(12)の軸方向の相対位置、ひい
    てはポンプ区間(15a)と鎮静区間(15b)の相対容積の
    ための調節装置(23)が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれか一つに記載の撹拌ミル。
  13. 【請求項13】粉砕容器(13)が軸方向に調節可能に配
    置され、撹拌ロータ(12)が軸方向に固定されて配置さ
    れていることを特徴とする請求項12記載の撹拌ミル。
  14. 【請求項14】調節装置(23)が定置されたフランジ状
    支持板(29)を備え、この支持板が軸方向に摺動不能に
    支持体に支承された調節スピンドル(30)を備え、支持
    板(29)がロータ軸(11)の固定された回転軸受(17)
    と一体であり、調節スピンドル(30)の端部に設けられ
    た調節ねじ(31)がそれぞれ、粉砕容器(13)に設けら
    れためねじ部品(32)に係合していることを特徴とする
    請求項13記載の撹拌ミル。
  15. 【請求項15】調節装置(23)と反対側の粉砕容器(1
    3)の端面に、粉砕室容積を変更するための圧力ピスト
    ンユニット(28)が設けられていることを特徴とする請
    求項12〜14のいずれか一つに記載の撹拌ミル。
  16. 【請求項16】出口分離装置(20)が圧力ピストンユニ
    ット(28)の範囲に設けられていることを特徴とする請
    求項15記載の撹拌ミル。
  17. 【請求項17】出口分離装置が撹拌ロータ(12)の下方
    に間隔をおいて中央に設けられた出口分離篩(20)であ
    ることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載
    の撹拌ミル。
JP1145527A 1988-06-09 1989-06-09 撹拌ミル Expired - Lifetime JP2810951B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3819642.5 1988-06-09
DE3819642 1988-06-09
DE3839526.6 1988-11-23
DE3839526 1988-11-23
DE3902493 1989-01-27
DE3902493.8 1989-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0235943A JPH0235943A (ja) 1990-02-06
JP2810951B2 true JP2810951B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=27197760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145527A Expired - Lifetime JP2810951B2 (ja) 1988-06-09 1989-06-09 撹拌ミル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2810951B2 (ja)
CH (1) CH682465A5 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102658230A (zh) * 2012-06-07 2012-09-12 王洪福 水冷式撞击磨粉机

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH074553B2 (ja) * 1990-05-25 1995-01-25 守一 宇佐美 原料の摩擦粉砕方法
ES2738664T5 (es) 2017-02-03 2023-02-13 Netzsch Feinmahltechnik Molino de bolas con mecanismo agitador con revestimiento cerámico
WO2021106135A1 (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 大平洋機工株式会社 熱媒体が供給されるピンミキサ
JP7256564B2 (ja) 2019-12-12 2023-04-12 株式会社 プラスコーポレイション 立体装飾片及びその製造方法
CN112841480B (zh) * 2021-01-29 2023-05-26 重庆品正食品有限公司 一种膳食纤维类苏打水及其生产工艺

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3444575A1 (de) * 1984-12-06 1986-06-12 Fryma-Maschinen Ag, Rheinfelden Kugelmuehle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102658230A (zh) * 2012-06-07 2012-09-12 王洪福 水冷式撞击磨粉机
CN102658230B (zh) * 2012-06-07 2014-04-30 王洪福 水冷式撞击磨粉机

Also Published As

Publication number Publication date
CH682465A5 (de) 1993-09-30
JPH0235943A (ja) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2576930B2 (ja) 攪拌式ボールミル及びその運転方法
CN102164676B (zh) 带有分离器的珠磨机
JP2889340B2 (ja) 高速乾式粉砕機
JPH0260380B2 (ja)
JP5473916B2 (ja) 粉砕ミル及び粉砕方法
US5544821A (en) Energy efficient centrifugal grinder
US2304264A (en) Apparatus for pulverizing and classifying materials
JPH0342052A (ja) 撹拌ミル
JP2810951B2 (ja) 撹拌ミル
US5769339A (en) Conical gyratory mill for fine or regrinding
US4733825A (en) Centrifugal grinding mills
US2552596A (en) Combined hammer mill crushing and oversize particle separating apparatus
CN1226191A (zh) 高效离心研磨机
JP6808212B2 (ja) メディア循環型粉砕機
KR100525305B1 (ko) 교반분쇄기
CA2261665C (en) Energy efficient centrifugal grinder
JP3454879B2 (ja) 攪拌ミル
JP4288650B2 (ja) 竪型粉砕機
US3817460A (en) Pulverizing apparatus
JP2553933B2 (ja) 遠心流動粉砕装置
JP3211420B2 (ja) 分級装置
JP2519538B2 (ja) 遠心流動粉砕装置
RU2163166C2 (ru) Дробилка
JPS62748Y2 (ja)
SU1183171A1 (ru) УСТРОЙСТВО ДЛЯ ИЗМЕЛЬЧЕНИЯ, преимущественно металлической стружки

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070807

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090807

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term