JP2807447B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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Description
物の形状を表示した建造物形状地図上において設定した
建造物の表示形態を変化させて、当該施設を識別できる
ようにした建造物形状地図による情報案内装置及びプロ
グラムを内蔵した記憶媒体に関する。
行う場合、従来では目的とする施設に対して旗印、丸印
等のマークを付して目的地点を表示して案内を行ってい
る。例えば、東京駅を出発地としてサンシャインビルま
で経路案内する場合、名称入力、電話入力等でサンシャ
インビルを目的地点として設定すると、その周辺の地図
が表示され、サンシャインビルの建物の位置に目的地点
であることを示す旗印や丸印が付加され、そこに至るま
での経路が探索されてこれに沿ってナビゲーションが行
われる。
丸印等の統一したマークで目的地点を表示したのでは、
その地点がどのような地点であるのか、目的の施設がど
のような施設であるのか一目で判別するのは容易ではな
く、利用者にとっては不便であった。
で、設定された建造物情報を判別し、判別結果に応じて
他の施設との表示形態を変化させることにより、目的と
する施設を容易に認識できる建造物形状地図による情報
案内装置を提供することを目的とする。
的地に基づいて走行案内を行うナビゲーション装置にお
いて、各建築物や施設その他各種建造物毎に形状の座標
列と当該建造物に属する情報とを有する建造物形状地図
情報、地点情報、表示形態変更データ、ナビゲーション
に必要な道路地図データを記憶する記憶手段と、目的地
や経路を算出するために必要な情報を入力する入力手段
と、上記記憶手段に記憶された建造物形状地図情報、道
路地図データに基づいて、建造物形状地図または道路地
図を描画し表示する表示制御手段と、上記入力手段によ
り入力された目的地点の建造物を検索案内する検索案内
処理手段と、上記検索案内処理手段により検索された目
的地点の建造物情報に応じて前記記憶手段の表示形態変
更データを読み出し、目的地点の表示形態を変更して表
示する表示形態変更制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る建造物形
状地図による情報案内装置の実施の1形態を示す図、図
2は本発明に係る建造物形状地図による情報案内装置に
よる形状地図の表示案内処理を説明するための図、図3
は建造物形状地図のデータ構造の例を示す図である。
(一般家屋、オフィスビル、マンション、消防署、デパ
ート、病院、駅等)、施設(塔、公園、遊園地、運動場
等)、橋、道路その他各種の所謂建造物の形状を描画し
表示するための建造物形状地図のデータ100a、目的
地点の表示形態を変化させて認識し易くするための表示
形態変更データ100bを記憶したものであり、さらに
道路地図のデータ、住宅地図のデータ等を記憶したもの
であってもよい。建造物形状地図のデータ100aは、
建造物の形状を描画し表示するための複数の座標値から
なる座標列、その建造物の名称、番地(住所)、その建
造物に属する各種情報、例えば種別、高さ、構成(入居
者)、さらにその電話番号等の情報を有する。表示形態
変更データ100bは、後述する住宅地図において地点
設定がされたときに、設定された建造物がマンション、
個人宅、施設等の種別、面積等に応じて表示形態を変更
するためのデータで、種別や面積に応じた異なるマー
ク、立体図形データ等からなる。
ら表示範囲の建造物形状地図のデータを読み出して建造
物の種別や高さ、その他の詳細情報(構成の規模等)か
ら、座標列に基づき建造物の形状地図を描画表示し、そ
の表示した建造物形状地図上で建造物が選択されると、
記憶装置100から表示形態変更データを読みだしてそ
の建造物の表示形態を変化させて強調表示したり、その
建造物に属する情報や周辺情報を検索し案内出力した
り、逆に建造物に属する情報から建造物を中心とする形
状地図を表示するものである。形状表示処理部200a
は、例えば建造物の種別や高さ、構成の規模に基づいて
住宅地図を描画し、また形状地図の上に、主要な形状物
の名称を描画し表示する処理を行うものである。表示形
態変更表示処理部200bは、建造物の種別、面積等に
応じて異なるマークを選択表示したり、立体表示処理等
を行って描画し表示するものである。検索案内処理部2
00cは、建造物に関する各種の情報、例えばビル内に
入居する会社や事務所、店舗等の名称のリスト、電話番
号、その建造物の周辺に存在する同様の情報(周辺情
報)を検索し案内したり、電話番号や名称から建造物を
検索し形状地図で案内したりするものである。出力装置
300は、中央処理装置200による建造物形状地図
や、案内情報出力を表示するディスプレイ、印刷出力す
るプリンタ等である。入力指示装置400は、建造物形
状地図の出力範囲(地域)、地図上の建造物のエリア、
建造物に関する情報案内、周辺情報の検索等の選択、指
示を入力するものであり、例えば出力装置300のディ
スプレイ画面に組み合わせたタッチパネル、ジョイステ
ィックやマウス等のポインティングデバイス、リモコン
が用いられる。
に例えば選択された縮尺の道路地図を表示している状態
で、建造物形状地図が選択されると(ステップS1)、
まず、形状地図の表示処理を実行し(ステップS2)、
その形状地図の上に建造物名称の表示処理を実行する
(ステップS3)。その後、建造物に属する情報、例え
ばビルであれば、そのビル内に入居している店舗や事務
所等、テナントの具体的な名称や業種、業務内容、電話
番号等の情報に関して建造物形状地図による検索案内処
理を実行する(ステップS5)。建造物の形状は、一般
家屋やビル、その他の建築物であれば、その平面形状に
なり、公園や道路であればその平面地形になる。
物形状地図のデータ構造は、例えば図3(A)に示すよ
うに建造物のデータ数Nの次にN個の各建造物のデータ
が記憶される。そして、各建造物のデータは、建造物の
名称、番地(住所)、種別、建造物の形状、高さ、詳細
の各情報からなる。名称は、ビルであればそのビル名、
個人の家屋であればその居住者名、施設であればその施
設名、道路であれば「中央通り」、「国道1号」のよう
に道路種別や通り名であり、番地(住所)は、その建造
物の番地である。建造物の形状は、形状を表す座標数n
とその座標値(x0 ,y0 )、(x1 ,y1 )、……
…、(xn-1 ,yn-1 )であり、種別は、一般の家屋、
マンション、オフィスビル、公共施設、道路、公園等の
情報である。高さは、階数や高さ(m)の情報である。
そして詳細は、例えばテナントビルであれば各入居者に
関する情報であり、名称数mと各テナントについて、名
称、電話番号、部屋番号、分類(レストラン、コンビ
ニ、……等の業種、事業内容)に関する情報である。し
たがって、図3(B)に示すように建造物の形状に関す
る情報として座標値を順に読み出して線で結び描画し表
示することによって、例えばビルや家屋の平面形状や公
園の地形を出力することができる。
いて図4により説明する。目的地点の表示形態の変更
は、建造物形状地図において、設定された目的地点に対
して行われる。建造物形状地図は、前述したように建造
物形状地図のデータに形状データとして記憶された座標
列を順に読み出して線で結ぶことにより描画し表示する
ものであり、例えば、図5(a)に示すような道路地図
に対して図5(b)に示すように建造物形状が表示され
る。
らゆる地域に対して準備されているとは限らない。そこ
で、目的地点を、座標や電話番号により入力すると、入
力したx,y座標を検索し、当該座標が建造物形状地図
のある範囲か否か検索する(ステップS11〜S1
3)。建造物形状地図のある範囲であれば、建造物形状
地図を表示し(S14)、建造物形状地図のある範囲で
なければ従来の道路地図を表示する(S15)。そし
て、画面上でカーソルを移動し、カーソルが停止した地
点の位置を検出し地点設定が行われる(S16〜S1
9)。建造物形状地図が表示されている場合は、入力し
た(x,y)座標に該当する建造物形状を検索し、検索
した建造物の形状の種別、面積を判断し(S20〜S2
1)、表示形態を決定する(S22)。従来の道路地図
を表示した場合には、地点設定後、表示形態を決定す
る。
場合の表示形態について、マーク表示を例にとって図
6、図7により説明する。図6はマーク選択条件テーブ
ルの1例を示し、例えば、階数が1階、2階、3〜5
階、6階以上という条件に対してマークNo.a〜dを
対応させ、また、個人名や電話番号等の名称数0〜1、
2、3〜10、11以上に対してマークNo.a〜dを
対応させ、面積(m2 )0〜150、151〜250、
251〜600、601〜1200、1201以上に対
してマークNo.a〜eを対応させる。
すようなマークテーブルでマークが登録されており、そ
れぞれ個人宅平屋、個人宅2階建、アパート、マンショ
ン、別荘を意味するものとして登録されている。
し、例えば階数が3〜5階であればマーク選択条件テー
ブルを参照してマークNo.cが分かり、これにより図
7のマークテーブルを参照してアパートを示すマークが
呼び出されて表示される。また、検索した建造物の名称
数が11以上であればマーク選択条件テーブルよりマー
クNo.dが分かり、マークテーブルを参照してマンシ
ョンを示すマークが表示される。また、検索した建造物
の面積が1201m2 以上であれば、マーク選択条件テ
ーブルよりマークNo.eが分かり、マークテーブルを
参照して別荘のマークが表示される。
他の建造物(ビル、家、工場等の建築物)の形状を形状
地図表示上から消去する構成をとることにより、道路、
川、線路等の土地に関する建造物と目的地点のみの表示
となり、目的地点が強調されて表示されるとともに、道
路、川、線路等は表示されているので目的地点の位置関
係が明瞭に把握可能となる。
定された時には、該当する建造物を検索して、建造物の
平面区画から中央処理装置により選択された立体形状の
マークを表示させることにより、あたかも、その地点に
建造物が建てられたかのように表示処理することによ
り、該当する建造物をより認識しやすくすることができ
る。
て示すように、該当する建造物を立体表示することによ
り認識し易くするようにしてもよい。
内について説明する。図9は建造物形状地図による検索
案内処理を説明するための図、図10は建造物形状地図
による建造物選択操作時の画面の例を示す図、図11は
情報表示画面の例を示す図、図12は建造物形状地図に
よる情報の案内画面の例を示す図、図13は建造物の周
辺情報検索のリスト表示画面の例を示す図、図14はジ
ャンル検索画面の例を示す図である。
図を利用すると、図3で説明したデータに基づきその建
造物だけでなく、その周辺の情報についても検索するこ
とができ、さらに、各建造物内の情報の案内を行うこと
ができる。例えば建造物形状地図では、その中央に図1
0に示すような○に十の字のカーソルが表示され、入力
指示手段から、建造物選択の指示を入力することによっ
て、その建造物が選択される。したがって、検索・案内
処理では、図9に示すようにこの建造物選択があるのを
待ち(ステップS31)、建造物選択があると、図10
に示すように目的地や通過点、メモリ、インフォメーシ
ョン、周辺情報検索の各モードの選択肢を表示する(ス
テップS32)。目的地や通過点、メモリは、後述する
車両用ナビゲーション装置に本発明を組み込んだ場合
に、経路探索のための地点設定に使うものであり、ここ
では説明を省略し、以下、インフォメーション、周辺情
報検索の各モードに限って説明する。
か、周辺情報検索かを調べ(ステップS33)、図10
に示すようにインフォメーションの欄が選択された場合
には、該当する建造物データの詳細情報の名称数と各名
称を読み込んで五十音順に名称のリストを作成し、それ
らの情報を図11に示すように表示する(ステップS3
4)。そして、その中の名称欄の1つ、例えば図11に
示すようにアイウエ株式会社が選択されると(ステップ
S35)、建造物データから番地(住所)、その選択さ
れた名称、電話番号、分類等を読み込んで図12に示す
ようにアイウエ株式会社の名称と電話番号と住所を表示
する(ステップS36)。なお、この画面に表示された
戻り、目的地、通過点、メモリは操作キーであり、この
ような他の操作キーが選択されると、割り込みによりそ
れぞれの処理を実行する。また、名称欄の選択以外の指
示の場合にも、同様にその指示に対応する他の処理を割
り込み実行する。
欄が選択された場合には、まず、図13に示すように周
辺情報の検索範囲を特定するために「繊維・織物の製
造、販売」、「繊維・織物の染色、デザイン」、……等
のジャンルリスト(分類のリスト)を表示する(ステッ
プS37)。そして、ある分類欄が選択されると(ステ
ップS48)、その選択された分類をデータの詳細情報
から検索し、選択されている建造物との距離を求め(ス
テップS39)、検索された所定距離以内の名称を距離
の短い順にソートし、図14に示すようにそのジャンル
名と件数、そして検索された各名称と検索地点からの距
離のリストを表示する(ステップS40)。この名称欄
の1つが選択されると(ステップS41)、図12の場
合と同様に建造物データから番地(住所)、その選択さ
れた名称、電話番号、分類等を読み込んでこれらを表示
する(ステップS42)。ここで、戻りのキーが入力さ
れると、この建造物を中心とする周辺の建造物形状地図
を表示する。勿論、図示しない他のキーを用いて建造物
形状地図を表示したり、道路地図等他の地図に切り換え
るようにしてもよい。ステップS38において分類欄の
選択以外の指示、ステップS41において名称欄の選択
以外の指示の場合には、その指示に対応する他の処理を
割り込み実行する。
置を利用すると、建造物形状地図から、その建造物の中
に入居する会社や事務所、店舗、各種機関等の情報、さ
らには、その個別の会社の電話番号等を調べることがで
き、また、その建造物から一定の範囲内にある様々な会
社や店舗、各種機関等を検索してリストアップし、その
建造物を調べることができる。逆に、電話番号や名称を
入力して、その名称、電話番号を図3に示した地図デー
タの名称、詳細情報の名称や電話番号から検索すること
によって、その建造物を中心とする建造物形状地図を表
示することも容易に行える。したがって、名称や分類に
関する情報と大体の地域は判るが、建造物が判らない場
合に、その建造物、例えば入居しているビルを検索する
ことができ、また、あるビルに入居しているテナントを
案内することもできるので、これを車両用ナビゲーショ
ン装置の地点設定等に利用すると、都市部での地点設定
が容易になるというメリットがある。さらに、建造物の
1つとして道路を対象とした場合、道路に関する情報と
してパーキングメータの有無を提供できるようにすれ
ば、車で行動する際の駐車に関する情報を提供すること
もできる。以下に、本発明に係る建造物形状地図による
情報案内装置を利用することのできる車両用ナビゲーシ
ョン装置の構成例を説明する。
る情報案内装置を組み込んだ車両用ナビゲーション装置
の1実施例構成を示す図である。
は、図15に示すように経路案内に関する情報を入出力
する入出力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検
出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲ
ーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内
データとプログラム(アプリケーション及び/又はO
S)等が記録されている情報記憶装置3、経路探索処理
や経路案内に必要な表示/音声案内処理を行うと共に、
システム全体の制御を行う中央処理装置4から構成され
ている。そして、入出力装置1に図1の入力指示装置4
00と出力装置300が組み込まれ、情報記憶装置3に
図1の記憶装置100が組み込まれ、中央処理装置4に
図1の中央処理装置200が組み込まれている。まず、
それぞれの構成について説明する。
転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面に
より出力できるように、運転者の意志によりナビゲーシ
ョン処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後の
データなどをプリント出力する機能を備えている。その
機能を実現するための手段として、入力部には、目的地
を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案
内をリクエストしたりするタッチスイッチ11や操作ス
イッチを有する。勿論、リモートコントローラ等の入力
装置でもよい。また、出力部には、入力データを画面表
示したり、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内
を画面で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で
処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータを
プリント出力するプリンタ13および経路案内を音声で
出力するスピーカ16などを備えている。
認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータ
を読み取るための記録カード読み取り装置を付加するこ
ともできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄
積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供す
る情報センターや、予め地図データや目的地データなど
の運転者固有のデータが記憶されている手帳型電子装置
などの情報源との間でデータのやりとりを行うためのデ
ータ通信装置を付加することもできる。
ー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が
処理する地図データや案内データに基づく経路設定画
面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必
要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面
に経路案内の設定および経路誘導中の案内や画面の切り
換え操作を行うためのボタンが表示される。特に、通過
交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面に
ポップアップでカラー表示される。
ンストルメントパネル内に設けられており、運転者は区
間図を見ることにより自車両の現在地を確認し、またこ
れからの経路についての情報を得ることができる。ま
た、ディスプレイ12には機能ボタンの表示に対応して
タッチスイッチ11が設けられており、ボタンをタッチ
することにより入力される信号に基づいて上記の操作が
実行されるように構成されている。このボタンとタッチ
スイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部
を構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省
略する。
星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するG
PS受信装置21と、FM多重放送、電波ビーコン、光
ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS情
報受信装置22と、携帯電話、パソコン等を利用するこ
とにより、情報センター(例えばATIS)や他車両と
情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置23
と、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することに
より絶対方位で検出する絶対方位センサ24と、車両の
進行方位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセン
サを利用することにより相対方位で検出する相対方位セ
ンサ25と、例えば車輪の回転数から車両の走行距離を
検出する距離センサ26とから構成され、車両の走行に
関する情報である例えば道路情報、交通情報を送受信し
たり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さら
に現在位置に関する情報を送受信したりする装置であ
る。
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROMからなっている。プログラムは、経路探索
などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載のフ
ローチャートに示される処理プログラムや経路案内に必
要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行
うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには
経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納さ
れている。また、データは、地図データ、探索データ、
案内データ、マップマッチングデータ、目的地データ、
登録地点データ、道路データ、ジャンル別データ、ラン
ドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション
装置に必要なすべてのデータが記憶されている。この地
図データに経路案内のための道路地図や市街地図ととも
に本発明の建造物形状地図のデータを含んでいる。な
お、本発明は、CD−ROMにはデータのみ格納し、プ
ログラムは中央処理装置に格納するタイプのものにも適
用可能である。
するCPU40、情報記憶装置3のCD−ROMからプ
ログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ41、
フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理
を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納し
たROM42、設定された目的地の地点座標、道路名コ
ードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中の
データを一時的に格納するRAM43、ディスプレイへ
の画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモ
リ44、CPU40からの表示出力制御信号に基づいて
画像メモリ44から画像データを取り出し、画像処理を
施してディスプレイに出力する画像プロセッサ45、C
PUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3
から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文
章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカ1
6に出力する音声プロセッサ46、通信による入出力デ
ータのやり取りを行う通信インタフェース47および現
在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ
入力インタフェース48、内部ダイアグ情報に日付や時
間を記入するための時計49などを備えている。ここ
で、経路案内は画面表示と音声出力で行い、音声出力の
有無は、運転者が選択できるように構成されている。
を外部記憶装置に格納しておいてもよい。本発明に係る
プログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプ
ログラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納
されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが
本体側のROM42に格納されていてもよい。
ログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中
央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種
々のナビゲーション機能が実現される。
のように外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを
読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ41、
CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み
込み手段)を格納した小容量のROM42を内蔵する。
フラッシュメモリ41は、電源が切断しても記憶情報が
保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そし
て、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手
段であるROM42のプログラムを起動してフラッシュ
メモリ41に格納したプログラムチェックを行い、情報
記憶装置3のCD−ROMのディスク管理情報等を読み
込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、
この情報とフラッシュメモリ41の状態から判断して行
われる。
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、建造物の名称として説明したが、これに
は町名その他の地区名も含めてもよい。全ての名称につ
いて処理するように説明したが、予め地図上に表示する
優先度や表示の有無の情報を設定し、或いは名称に付加
しておき、その情報に基づき名称を表示するように処理
してもよいし、名称数が所定数以上のもの、所定高さ以
上のものを対象として処理してもよい。また、xyの座
標列を建造物の形状を表すデータとしたが、高さ方向の
座標値(z)をも併せて3次元の座標データとして持
ち、平面図で表す場合にはxyの座標列のみを用い、例
えば斜め上から見た図やパースのような3次元形状図で
表す場合にはxyzの座標列を用いるようにしてもよ
い。さらに、本発明は、車両用ナビゲーション装置に組
み込むことにより、より親切な地点案内を行うことがで
きるものであるが、単に市街地や観光地等の案内のみに
用い、その情報をプリント出力してサービスを行うよう
にしてもよいことをいうまでもない。
によれば設定された施設を建造物情報に対応させて表示
の形態を変化させることにより、利用者は容易に施設を
認識することができる。また、建造物情報として、施設
の面積で表示形態を変化させると、どのくらいの大きさ
の施設であるか容易に認識することがで、存在感が強調
される。また、建造物の種別に対応させて表示の形態を
変更させることにより、該当施設がどのような施設であ
るか識別するのが容易になり、目的地点を確実に案内す
ることができる。また、表示形態としてあらかじめ数種
類のマークを設定しておき、建造物種別や面積に応じて
その中より選択表示させると表示形態変更の処理を簡単
化することができる。また、別の表示形態として、表示
形態決定の処理後に、該当する地点を浮き上がらせるよ
うに、立体表示処理を行うようにしてもよく、また、選
択されたもの以外を消去するなどしても効果的に識別す
ることが可能となる。
装置の実施の1形態を示す図である。
装置による形状地図の表示案内処理を説明するための図
である。
ある。
図である。
る。
る図である。
画面の例を示す図である。
を示す図である。
例を示す図である。
内装置を組み込んだ車両用ナビゲーション装置の1実施
例構成を示す図である。
力装置、400…入力装置。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力された目的地に基づいて走行案内を
行うナビゲーション装置において、 各建築物や施設その他各種建造物毎に形状の座標列と当
該建造物に属する情報とを有する建造物形状地図情報、
地点情報、表示形態変更データ、ナビゲーションに必要
な道路地図データを記憶する記憶手段と、目的地や経路を算出するために必要な情報を入力する入
力手段と、 上記記憶手段に記憶された建造物形状地図情報、道路地
図データに基づいて、建造物形状地図または道路地図を
描画し表示する表示制御手段と、上記入力手段により入力された 目的地点の建造物を検索
案内する検索案内処理手段と、 上記検索案内処理手段により検索された目的地点の建造
物情報に応じて前記記憶手段の表示形態変更データを読
み出し、目的地点の表示形態を変更して表示する表示形
態変更制御手段とを備えたナビゲーション装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、目的地点
の建造物の種別、面積に応じて表示形態を変更すること
を特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置において、目的地点
の建造物情報に応じて異なるマークを表示して表示形態
を変更することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の装置において、目的地点
の建造物を立体表示することにより、表示形態を変更す
ることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の装置において、目的地点
以外の建造物の表示を消去することにより表示形態を変
更することを特徴とするナビゲーション装置。
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