[go: up one dir, main page]

JP2806863B2 - ビット同期回路 - Google Patents

ビット同期回路

Info

Publication number
JP2806863B2
JP2806863B2 JP3932996A JP3932996A JP2806863B2 JP 2806863 B2 JP2806863 B2 JP 2806863B2 JP 3932996 A JP3932996 A JP 3932996A JP 3932996 A JP3932996 A JP 3932996A JP 2806863 B2 JP2806863 B2 JP 2806863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
clock
data
output
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3932996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09233061A (ja
Inventor
泰 青木
光男 馬場
富史 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3932996A priority Critical patent/JP2806863B2/ja
Priority to US08/806,480 priority patent/US5909473A/en
Publication of JPH09233061A publication Critical patent/JPH09233061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2806863B2 publication Critical patent/JP2806863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • H04L7/0338Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals the correction of the phase error being performed by a feed forward loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビット同期回路に関
し、特に受信データと多相クロックとの位相比較結果を
使用して位相同期をとるビット同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のディジタル伝送技術の進展には目
を見張るものがある。こうしたディジタル伝送におい
て、送信されたディジタル信号を受信側で抽出し再生す
る技術の一つにビット同期技術が有る。
【0003】宇宙通信分野のみならず特に広帯域ISD
N(Integrated Services DigitalNetwork )システム
の伝送装置等において、位相変動を有するディジタル信
号を誤り無く受信することが要求される。
【0004】一般に、同一クロック源から供給されるク
ロックで動作しているすなわち周波数同期がとれている
複数の装置間でディジタル信号を伝送する際に使用され
るビット同期回路として、多相クロックを使用したディ
ジタルフェイズロックドループ(DPLL)回路が知ら
れている。
【0005】このようなビット同期技術の一例として、
特開昭62−43919号公報記載の「多相クロックに
よるPLL回路」が知られている。
【0006】図7は従来のビット同期回路を示すブロッ
ク図である。
【0007】従来のビット同期回路は、受信データ11
を入力するデータ入力端子1と、受信データ11および
抽出クロック48の位相を比較する位相比較回路45
と、位相比較回路45が出力する位相比較信号をカウン
トするアップダウンカウンタ46と、n相クロック12
−1〜12−nを入力するクロック入力端子2−1〜2
−nと、n相クロック12−1〜12−nを選択するク
ロックセレクタ47と、クロックセレクタ47が選択し
た抽出クロック48を出力するクロック出力端子9とか
ら構成されている。
【0008】次に、図7を参照して動作を説明する。
【0009】クロックセレクタ47には受信データ11
と周波数が同一で位相が順次360゜/n(nは2以上
の整数)ずつずれたn相クロック12−1〜12−nが
入力されている。クロックセレクタ47はアップダウン
カウンタ46のカウント値に対応するクロックを、n相
クロック12−1〜12−nから選択し、抽出クロック
48としてクロック出力端子9に出力する。
【0010】位相比較回路45は受信データ11と抽出
クロック48との位相を比較し位相比較信号をアップダ
ウンカウンタ46に出力する。アップダウンカウンタ4
6は位相比較結果に基づいてカウント値のインクリメン
トおよびデクリメントを行ない、クロックセレクタ47
の選択制御を行なう。
【0011】この一連の動作を繰り返すことにより受信
データ11に対し位相同期した抽出クロック48を得る
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビット
同期回路は、抽出したクロックが位相比較回路にフィー
ドバックされているため、位相制御信号の伝播遅延時間
すなわち位相比較結果を示す位相比較信号がクロックセ
レクタまで伝播する時間が、位相比較を行なう1周期の
時間より大きい場合、位相同期動作が収束せず発振する
という欠点を有している。
【0013】また、ジッタ等の短周期位相変動を有する
受信データが入力された場合、受信データの位相変動に
対応して抽出クロックの位相が変動するので、位相制御
信号の伝播遅延時間の時間ずれにより、受信データと抽
出クロックとの位相同期性が失なわれるという欠点を有
している。
【0014】本発明の目的は、発振の原因となるフィー
ドバックループ構成を使用せずに位相同期を行ない、ジ
ッタ等の位相変動を有する受信データに対しても位相同
期した抽出クロックを得るとともに、リタイミング誤り
のない抽出データを得ることができるビット同期回路を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のビット同期回路
は、受信データをn種(nは2以上の整数)の多相クロ
ックで各々ラッチしn個のサンプリングデータを生成す
るサンプリング手段と、前記受信データおよび前記n種
の多相クロックによりこれらの位相差が180度近傍に
なる多相クロックを示すクロック相情報を求める位相比
較手段と、この位相比較手段が出力する前記クロック相
情報の平均値を算出する平均化手段と、この平均化手段
が出力する選択信号により前記n個のサンプリングデー
タから前記クロック相情報が示すサンプリングデータを
選択するデータ選択手段と、前記選択信号により前記ク
ロック相情報が示す多相クロックを選択するクロック選
択手段とを備えたことを特徴としている。
【0016】また、受信データと同一周波数で位相が順
次360度/n(nは2以上の整数)ずつ遅延したn種
の多相クロックにより、前記受信データを各々ラッチし
n個のサンプリングデータを生成するサンプリング手段
と;前記受信データおよび前記n種の多相クロックを入
力し、これら多相クロックのうち前記受信データの変化
点の位相に対し180度近傍の位相差を有する多相クロ
ックを示すクロック相情報を求める位相比較手段と;こ
の位相比較手段が出力した前記クロック相情報の時系列
的な平均値を算出する平均化手段と;この平均化手段が
出力する選択信号により前記n個のサンプリングデータ
から前記クロック相情報が示すサンプリングデータを選
択するデータ選択手段と;前記選択信号により前記n種
の多相クロックから前記クロック相情報が示す多相クロ
ックを選択するクロック選択手段と;を備えたことを特
徴としている。
【0017】前記位相比較手段が、前記受信データの立
ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジを使用して前記
n種の多相クロックを各々ラッチするn個のラッチ手段
と、これらラッチ手段が出力するn個のラッチ出力から
前記クロック相情報を出力する符号化器とを備えたこと
を特徴としている。
【0018】前記平均化手段が、前記クロック相情報お
よび記憶情報を減算する減算器と、この減算器が出力す
る減算結果に重み付けをする重み付け部と、この重み付
け部が出力する重み付け情報に前記記憶情報を加算する
加算器と、この加算器が出力する加算情報を前記受信デ
ータのタイミングで記憶する記憶部と、この記憶部が出
力する前記記憶情報を四捨五入する数値演算部とを備え
たことを特徴としている。
【0019】前記サンプリング手段がD型フリップフロ
ップで構成したことを特徴としている。
【0020】前記ラッチ手段がD型フリップフロップで
構成したことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明のビット同期回路の一つの実
施の形態を示すブロック図である。
【0023】図1に示す本実施の形態は、受信データ1
1を入力するデータ入力端子1と、n相クロック12−
1〜12−nを入力するクロック入力端子2−1〜2−
nと、受信データ11およびn相クロック12−1〜1
2−nの位相を比較する位相比較回路4と、受信データ
11および位相比較回路4が出力するクロック相情報1
4から平均値データ15を出力する平均化回路5と、n
相クロック12−1〜12−nの各々のクロックにより
受信データ11をラッチし保持するD型フリップフロッ
プ3−1〜3−nと、各々のD型フリップフロップ3−
1〜3−nが出力するサンプリングデータ13−1〜1
3−nから平均値データ15に対応するクロックでサン
プリングされたデータを選択するデータセレクタ6と、
データセレクタ6が選択した選択データ16を出力する
データ出力端子8と、n相クロック12−1〜12−n
から平均値データ15に対応するクロックを選択するク
ロックセレクタ7と、クロックセレクタ7が選択した抽
出クロック17を出力するクロック出力端子9とから構
成されている。
【0024】なお、図1において図7に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
【0025】次に、本実施の形態の動作を詳細に説明す
る。
【0026】データ入力端子1から入力される受信デー
タ11はD型フリップフロップ3−1〜3−n(nは2
以上の整数)のデータ入力(D)に入力される。D型フ
リップフロップ3−1〜3−nのクロック入力(C)に
はそれぞれに対応するn相クロック12−1〜12−n
が入力されており、これらのクロックにより受信データ
11のサンプリングを行ない、n個のサンプリングデー
タ13−1〜13−nをラッチし出力する。
【0027】ここでn相クロックとは、受信データ11
の周波数と同一周波数でかつ位相が互いに360゜/n
ずつ順次ずれた各々のクロックを意味する。
【0028】位相比較回路4は受信データ11の立ち上
がりエッジと各々のn相クロック12−1〜12−nの
立ち上がりエッジとの位相比較を行ない、n相クロック
12−1〜12−nの中から受信データ11の変化点の
位相に対してほぼ180゜の位相差を有する抽出用クロ
ックを求め、この抽出用クロック番号を示すクロック相
情報14を平均化回路5に出力する。
【0029】平均化回路5はクロック相情報14の過去
から現在までの平均値を算出し平均値データ15として
出力する。
【0030】データセレクタ6はn個のサンプリングデ
ータ13−1〜13−nの中から、クロック相情報14
の平均値データ15に対応する抽出用クロックでサンプ
リングしたサンプリングデータを選択し、選択データ1
6としてデータ出力端子8に出力する。
【0031】クロックセレクタ7はn相クロック12−
1〜12−nの中から、クロック相情報14の平均値デ
ータ15に対応する抽出用クロックを選択し、抽出クロ
ック17としてクロック出力端子9に出力する。
【0032】図2は図1の位相比較回路の一例を示す詳
細ブロック図である。
【0033】図2を参照すると、n個のD型フリップフ
ロップ41−1〜41−nのデータ入力(D)にはそれ
ぞれn相クロック12−1〜12−nが入力され、また
クロック入力(C)には共通に受信データ11が入力さ
れている。受信データ11の立ち上がりエッジに同期し
て、n相クロック12−1〜12−nが各々のD型フリ
ップフロップ41−1〜41−nにラッチされ、ラッチ
出力42−1〜42−nとして符号化器43に出力され
る。
【0034】符号化器43はラッチ出力42−1〜42
−nを用いて、受信データ11の変化点の位相に対しほ
ぼ180゜の位相差を有するn相クロック12−1〜1
2−nのクロック番号(″1″〜″n″)を、クロック
相情報14として符号化し出力する。
【0035】図3は図1の平均化回路の一例を示す詳細
ブロック図である。
【0036】図3を参照すると、位相比較回路4から出
力されたクロック相情報14は、減算器21に入力され
る。記憶部24は受信データ11を入力するとともに加
算器23が出力する加算結果の状態を維持し記憶出力2
8として数値演算部25に出力する。減算器21はクロ
ック相情報14から記憶出力28を減算した減算出力2
6を重み付け部22に出力する。重み付け部22はm分
の1(mは整数)の操作を減算出力26に行ない重み付
け出力27を加算器23に出力する。
【0037】加算器23は重み付け出力27と記憶出力
28との加算を行ない、記憶出力28を補正した平均値
を新たに記憶部24に記憶させる。
【0038】数値演算部25は記憶部24からの記憶出
力28を整数に四捨五入して、クロック相情報14の平
均値データ15として出力する。
【0039】次にタイムチャートを用いて、n相クロッ
クを8相クロック(n=8)とし、重み付け部22の重
み付け操作を1/4(m=4)とした場合を例に、動作
の詳細を説明する。
【0040】図4は図1の実施の形態の動作を示すタイ
ムチャートである。
【0041】図4を参照すると、受信データ11の変化
点の位相が8相クロック12−1〜12−8のうち8相
クロック12−2にほぼ同期している場合において、デ
ータセレクタ6とクロックセレクタ7とが8相クロック
12−6に対応してそれぞれが選択した選択データ16
および抽出クロック17の位相関係を示している。
【0042】また、位相比較回路4と平均化回路5とに
よって、受信データ11のリタイミングを行なう上で位
相マージンが最大にとれるクロックすなわち受信データ
11の変化点の位相とほぼ180゜の位相差を有するク
ロック番号(8相クロック12−6)を示すクロック相
情報14(″−3″)が導出される。
【0043】つまり、8相クロック12−6の立ち上が
りエッジが受信データ11のほぼ中間に位置しているの
で位相的にマージンがあり安定である。
【0044】選択データ16として、このクロック相情
報14(″−3″)が指定する8相クロック12−6に
よってリタイミングされラッチしたサンプリングデータ
13−6が、データセレクタ6により選択される。
【0045】また、抽出クロック17として、リタイミ
ングした8相クロック12−6がクロックセレクタ7に
より選択される。
【0046】図5は図2の位相比較回路の動作を示すタ
イムチャートである。
【0047】図2および図5を参照しながら、D型フリ
ップフロップ41−1〜41−8に入力する8相クロッ
ク12−1〜12−8を受信データ11の立ち上がりエ
ッジでラッチすることにより、ラッチ出力42−1〜4
2−8が得られる。これらのラッチ出力42−1〜42
−8は符号化器43により、受信データ11の変化点の
位相とほぼ180゜の位相差を有するクロック番号(8
相クロック12−6)を示すクロック相情報14(″−
3″)に符号化される。
【0048】この符号化器43の符号化論理を表1に示
す。
【0049】
【表1】
【0050】符号化器43から出力されるクロック相情
報14の値は、3ビット表示(″000″〜″11
1″)により、8種類の8相クロック12−1〜12−
8とそれぞれ1対1にその対応が予め設定されている。
【0051】図5に示すように、受信データ11の立ち
上がりエッジが8相クロック12−1の立ち上がりエッ
ジと8相クロック12−2の立ち上がりエッジとの間に
ある場合、ラッチ出力42−1〜42−8の値は、Hi
ghレベルを″1″,Lowレベルを″0″として、″
10000111″になることが容易に解る。
【0052】表1から、ラッチ出力″1000011
1″に対応するクロック相情報14の値は″−3″でこ
れは3ビット表示(101)から6番目の8相クロック
12−6を指定することになる。
【0053】また、受信データ11の立ち上がりエッジ
が8相クロック12−8の立ち上がりエッジと8相クロ
ック12−1の立ち上がりエッジとの間にある場合、ラ
ッチ出力42−1〜42−8の値は、″0000111
1″となり、表1から、ラッチ出力″0000111
1″に対応するクロック相情報14の値は″−4″でこ
れは3ビット表示(100)から5番目の8相クロック
12−5を指定することになる。
【0054】図6は図3の平均化回路の動作を示すタイ
ムチャートである。
【0055】図6を参照すると、受信データ11と位相
比較回路4から出力されるクロック相情報14が入力さ
れた場合の、平均化回路5の内部の状態を示している。
【0056】図3を参照しながら、入力されたクロック
相情報14は記憶部24が記憶維持している記憶出力2
8と差分がとられ減算出力26として出力される。
【0057】減算出力26は1/4の重み付けがなされ
重み付け出力27として加算器23に出力される。加算
器23では記憶部24が記憶維持している記憶出力28
の値に重み付け出力27を加算し、この加算した値を受
信データ11の立ち上がりエッジ毎に新規に記憶部24
に記憶させる。この操作結果により、クロック相情報1
4の過去から最新の値の平均値が求められ記憶部24に
記憶保持されることになる。記憶部24が出力する平均
化された記憶出力28は数値演算部25で四捨五入され
た後に平均値データ15として出力される。
【0058】例えば、クロック相情報14の値が″−
1″で、記憶出力28の値が″−3″の場合、減算出力
26の値は″−1−(−3)=2″となる。重み付け出
力27の値は、重み付けが1/4に設定されているの
で、″2/4=0.5″となる。
【0059】加算器23は重み付け出力27の値″0.
5″と記憶出力28の値″−3″を加算した値″0.5
+(−3)=−2.5″を記憶部24に新規に記憶す
る。
【0060】記憶部24が出力する平均化された記憶出
力28の値″−2.5″は数値演算部25で四捨五入さ
れ平均値データ15の値″−3″が出力される。
【0061】次にクロック相情報14の値が″−4″に
なると、記憶出力28の値は前述の動作で新規に″−
2.5″が記憶されているので、減算出力26の値は″
−4−(−2.5)=−1.5″となる。重み付け出力
27の値は、重み付けが1/4に設定されているの
で、″−1.5/4=−0.375″となる。
【0062】加算器23は重み付け出力27の値″−
0.375″と記憶出力28の値″−2.5″を加算し
た値″−0.375+(−2.5)=−2.875″を
記憶部24に新規に記憶する。
【0063】記憶部24が出力する平均化された記憶出
力28の値″−2.875″は数値演算部25で四捨五
入され平均値データ15の値″−3″が出力される。
【0064】上述の動作に続いて、クロック相情報14
の値が″−2″になると、記憶出力28の値は前述の動
作で新規に″−2.875″が記憶されているので、減
算出力26の値は″−2−(−2.875)=0.87
5″となる。重み付け出力27の値は、重み付けが1/
4に設定されているので、″0.875/4=0.21
875″となる。
【0065】加算器23は重み付け出力27の値″0.
21875″と記憶出力28の値″−2.875″を加
算した値″0.21875+(−2.875)=−2.
65625″を記憶部24に新規に記憶する。
【0066】記憶部24が出力する平均化された記憶出
力28の値″−2.65625″は数値演算部25で四
捨五入され平均値データ15の値″−3″が出力され
る。
【0067】なお、位相比較回路4および平均化回路5
の回路構成は上述の構成に限定されるものではなく、他
の回路構成あるいはマイクロプロセッサ、メモリおよび
周辺回路を備えたマイクロコンピュータを使用した回路
構成も適用される。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビット同
期回路は、受信データと多相クロックとの位相比較結果
を使用して位相同期をとることにより、抽出クロックの
フィードバックループを無くすことができるので、位相
同期過程での発振動作を除去できるという効果を有して
いる。
【0069】また、位相比較結果を示すクロック相情報
の過去から現在までの平均値を算出した平均値データを
使用することにより、多相クロックの中から選択した抽
出クロックおよび選択した受信データを出力することが
できるので、ジッタ等の位相変動を有する受信データ入
力時の場合でも位相同期のとれた抽出クロックを得ると
ともに、リタイミング誤りのない受信データが得られる
という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビット同期回路の一つの実施の形態を
示すブロック図である。
【図2】図1の位相比較回路の一例を示す詳細ブロック
図である。
【図3】図1の平均化回路の一例を示す詳細ブロック図
である。
【図4】図1の実施の形態の動作を示すタイムチャート
である。
【図5】図2の位相比較回路の動作を示すタイムチャー
トである。
【図6】図3の平均化回路の動作を示すタイムチャート
である。
【図7】従来のビット同期回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2−1〜2−n クロック入力端子 3−1〜3−n D型フリップフロップ 4 位相比較回路 5 平均化回路 6 データセレクタ 7 クロックセレクタ 8 データ出力端子 9 クロック出力端子 11 受信データ 12−1〜12−n n相クロック 13−1〜13−n サンプリングデータ 14 クロック相情報 15 平均値データ 16 選択データ 17 抽出クロック 21 減算器 22 重み付け部 23 加算器 24 記憶部 25 数値演算部 26 減算出力 27 重み付け出力 28 記憶出力 41−1〜41−n D型フリップフロップ 42−1〜42−n ラッチ出力 43 符号化器 45 位相比較回路 46 アップダウンカウンタ 47 クロックセレクタ 48 抽出クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 富史 東京都港区芝浦三丁目18番21号 日本電 気エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−63835(JP,A) 特開 平3−240336(JP,A) 特開 昭62−43919(JP,A) 特開 平3−255743(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 7/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データをn種(nは2以上の整数)
    の多相クロックで各々ラッチしn個のサンプリングデー
    タを生成するサンプリング手段と、前記受信データおよ
    び前記n種の多相クロックによりこれらの位相差が18
    0度近傍になる多相クロックを示すクロック相情報を求
    める位相比較手段と、この位相比較手段が出力する前記
    クロック相情報の平均値を算出する平均化手段と、この
    平均化手段が出力する選択信号により前記n個のサンプ
    リングデータから前記クロック相情報が示すサンプリン
    グデータを選択するデータ選択手段と、前記選択信号に
    より前記クロック相情報が示す多相クロックを選択する
    クロック選択手段とを備えたことを特徴とするビット同
    期回路。
  2. 【請求項2】 受信データと同一周波数で位相が順次3
    60度/n(nは2以上の整数)ずつ遅延したn種の多
    相クロックにより、前記受信データを各々ラッチしn個
    のサンプリングデータを生成するサンプリング手段と;
    前記受信データおよび前記n種の多相クロックを入力
    し、これら多相クロックのうち前記受信データの変化点
    の位相に対し180度近傍の位相差を有する多相クロッ
    クを示すクロック相情報を求める位相比較手段と;この
    位相比較手段が出力した前記クロック相情報の時系列的
    な平均値を算出する平均化手段と;この平均化手段が出
    力する選択信号により前記n個のサンプリングデータか
    ら前記クロック相情報が示すサンプリングデータを選択
    するデータ選択手段と;前記選択信号により前記n種の
    多相クロックから前記クロック相情報が示す多相クロッ
    クを選択するクロック選択手段と;を備えたことを特徴
    とするビット同期回路。
  3. 【請求項3】 前記位相比較手段が、前記受信データの
    立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジを使用して前
    記n種の多相クロックを各々ラッチするn個のラッチ手
    段と、これらラッチ手段が出力するn個のラッチ出力か
    ら前記クロック相情報を出力する符号化器とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のビット同
    期回路。
  4. 【請求項4】 前記平均化手段が、前記クロック相情報
    および記憶情報を減算する減算器と、この減算器が出力
    する減算結果に重み付けをする重み付け部と、この重み
    付け部が出力する重み付け情報に前記記憶情報を加算す
    る加算器と、この加算器が出力する加算情報を前記受信
    データのタイミングで記憶する記憶部と、この記憶部が
    出力する前記記憶情報を四捨五入する数値演算部とを備
    えたことを特徴とする請求項1,2または請求項3記載
    のビット同期回路。
  5. 【請求項5】 前記サンプリング手段がD型フリップフ
    ロップで構成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のビット同期回路。
  6. 【請求項6】 前記ラッチ手段がD型フリップフロップ
    で構成したことを特徴とする請求項3記載のビット同期
    回路。
JP3932996A 1996-02-27 1996-02-27 ビット同期回路 Expired - Fee Related JP2806863B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3932996A JP2806863B2 (ja) 1996-02-27 1996-02-27 ビット同期回路
US08/806,480 US5909473A (en) 1996-02-27 1997-02-27 Bit synchronizing circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3932996A JP2806863B2 (ja) 1996-02-27 1996-02-27 ビット同期回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09233061A JPH09233061A (ja) 1997-09-05
JP2806863B2 true JP2806863B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=12550068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3932996A Expired - Fee Related JP2806863B2 (ja) 1996-02-27 1996-02-27 ビット同期回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5909473A (ja)
JP (1) JP2806863B2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3125699B2 (ja) * 1996-12-25 2001-01-22 日本電気株式会社 データ同期回路
DE69811262T2 (de) * 1997-10-10 2003-11-27 Rambus Inc., Los Altos Verfahren und vorrichtung zur ausfallsicheren resynchronisation mit minimaler latenzzeit
JP3189774B2 (ja) 1998-01-28 2001-07-16 日本電気株式会社 ビット同期回路
JP3371831B2 (ja) 1998-12-07 2003-01-27 日本電気株式会社 ビット同期方法及びその装置
JP3376315B2 (ja) * 1999-05-18 2003-02-10 日本電気株式会社 ビット同期回路
KR100371300B1 (ko) * 1999-06-21 2003-02-06 샤프 가부시키가이샤 비트동기회로
JP3573661B2 (ja) * 1999-06-24 2004-10-06 Necエレクトロニクス株式会社 クロック信号制御方法及び回路とこれを用いたデータ伝送装置
US6304622B1 (en) * 1999-11-17 2001-10-16 Corning Incorporated Flexible bit rate clock recovery unit
US6647506B1 (en) 1999-11-30 2003-11-11 Integrated Memory Logic, Inc. Universal synchronization clock signal derived using single forward and reverse direction clock signals even when phase delay between both signals is greater than one cycle
JP4526194B2 (ja) 2001-01-11 2010-08-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 オーバーサンプリングクロックリカバリ方法及び回路
JP3573734B2 (ja) 2001-03-19 2004-10-06 Necエレクトロニクス株式会社 オーバーサンプリングクロックリカバリ回路
KR100594292B1 (ko) * 2004-09-09 2006-06-30 삼성전자주식회사 저 전력 무작위 비트 생성기 및 난수생성기
US7653092B2 (en) * 2005-09-28 2010-01-26 Electronics And Telecommunications Research Institute Time-division multiplexing/demultiplexing system and method
JPWO2011004580A1 (ja) * 2009-07-06 2012-12-20 パナソニック株式会社 クロックデータリカバリ回路
JP5537192B2 (ja) * 2010-03-04 2014-07-02 スパンション エルエルシー 受信装置及びゲイン設定方法
JP2012244598A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Fujitsu Ltd 同期化回路及び同期化方法
JP5929206B2 (ja) * 2012-01-11 2016-06-01 株式会社リコー 信号処理回路、画像処理装置及び信号処理方法
JP6092727B2 (ja) * 2012-08-30 2017-03-08 株式会社メガチップス 受信装置
US10944407B1 (en) * 2020-06-03 2021-03-09 Stmicroelectronics International N.V. Source synchronous interface with selectable delay on source and delay on destination control

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6243919A (ja) * 1985-08-22 1987-02-25 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 多相クロック発生用pll回路
US4841551A (en) * 1987-01-05 1989-06-20 Grumman Aerospace Corporation High speed data-clock synchronization processor
US5022057A (en) * 1988-03-11 1991-06-04 Hitachi, Ltd. Bit synchronization circuit
US5034967A (en) * 1988-11-14 1991-07-23 Datapoint Corporation Metastable-free digital synchronizer with low phase error
US5052026A (en) * 1989-02-07 1991-09-24 Harris Corporation Bit synchronizer for short duration burst communications
US5185768A (en) * 1990-10-09 1993-02-09 International Business Machines Corporation Digital integrating clock extractor
JPH04298116A (ja) * 1991-03-27 1992-10-21 Toshiba Corp サンプリング信号発生回路
US5638411A (en) * 1991-05-23 1997-06-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Stuff bit synchronization system
DE4390991T1 (de) * 1992-03-06 1995-02-23 Rambus Inc Verfahren und Schaltungsanordnung zum Minimieren der Takt-Daten-Schieflage in einem Bussystem
US5533072A (en) * 1993-11-12 1996-07-02 International Business Machines Corporation Digital phase alignment and integrated multichannel transceiver employing same
JP3311517B2 (ja) * 1994-10-20 2002-08-05 富士通株式会社 位相比較型ビット同期確立回路
JP3408652B2 (ja) * 1995-02-03 2003-05-19 沖電気工業株式会社 ビット位相同期回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09233061A (ja) 1997-09-05
US5909473A (en) 1999-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2806863B2 (ja) ビット同期回路
JP3376315B2 (ja) ビット同期回路
USRE41031E1 (en) Frequency control system that stabilizes an output through both a counter and voltage-controlled oscillator via sampling a generated clock into four states
US10211972B2 (en) Deserialized dual-loop clock radio and data recovery circuit
US20060181319A1 (en) Phase adjustment method and circuit for DLL-based serial data link transceivers
US8344769B2 (en) Jitter suppression circuit and jitter suppression method
US6937685B2 (en) Apparatus and method for counting high-speed early/late pulses from a high speed phase detector using a pulse accumulator
JP3125699B2 (ja) データ同期回路
US7173994B2 (en) Timing recovery circuit with multiple stages
JP5582140B2 (ja) 受信装置および復調方法
EP4125230A1 (en) Low latency network device and method for treating received serial data
EP0670635B1 (en) Phase-locked loop oscillator, and moving-average circuit, and division-ratio equalization circuit suitable for use in the same
CN113300799B (zh) 适用于jesd204b协议的时钟同步方法、电路及逻辑设备
US5040197A (en) Fractional frequency divider for providing a symmetrical output signal
US20020176527A1 (en) Oversampling clock recovery circuit applicable not only to high rate data but also to low rate data
JP3299219B2 (ja) ディジタルpll回路
US7965800B2 (en) Clock recovery apparatus
WO2002093792A1 (fr) Procede et circuit de reception synchrone de donnees grande vitesse a liaison montante dans un systeme de communication optique
KR20000036158A (ko) 직교 진폭 변조를 위한 구성 성분의 타이밍 회복 시스템
CN114675525B (zh) 一种时间数字转换器和时钟同步系统
US7035253B2 (en) Communication timing coordination techniques
JP3299906B2 (ja) デジタルデータ転送クロック変換回路
CN115441865A (zh) 一种相位插值器以及时钟信号的相位插值方法
KR100511364B1 (ko) 루프내 지연 보상 업/다운 발생기를 이용한 클럭 복원 회로
JPH10242978A (ja) Srts受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980623

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees